最終決戦前日 〜 エンディング




最終決戦に向けて演説をした日の夜、甲板に行くとケネス、タル、ジュエル、ポーラの4人がいて
特筆するような事はなかったんですが、「生き残って一緒にラズリル帰ろうね」とかそういう話でした。



甲板の別の場所では、シグルドとハーヴェイが2人で話をしていました。
シグルドが元々はミドルポートの人間と知って
「この戦いが終わったらミドルポートに戻るのか?」と聞くハーヴェイに
「ミドルポートでは俺はとっくに死んだことになってる」と答えるシグルド。



シグルド「俺は、このまま海賊稼業のつもりだ。キカ様に拾われた恩は、一生かかって返す」






武士かお前は。






そして、今度はシグルドが「お前こそ独立しないのか?」とハーヴェイに尋ねると



ハーヴェイ「・・・そんな気分じゃねえなぁ。俺もこのままキカ様の片腕として好きにやらせてもらうさ」



そうか。






今後ずっとダリオに飯をたかられ続けるわけですね。



健闘を祈る。





で、また違う場所にキカがいて、話しかけると「その紋章を持つのは、やはりツライか?」と質問されました。
前の前の紋章の持ち主である海賊ブランドに思いを馳せて
「友を誰も近寄らせることなく死ぬなんて、哀れな男だ・・・」と悲しそうに呟いた後
ブランドが何か言っていなかったかと尋ねられました。



キカ「・・・・・・いや・・・・・・何でもない。すまない。忘れてくれ・・・」



キカさん・・・ブランドの事・・・!?と思ったけど
確かキカはエドガーとかいう人物と恋人じゃなかったっけ?→参照
でもブランドとも親しかったみたいだし、何があったか知らんけど、心配してたんだろうなぁ。



キカとの会話を終えた後、別の場所にてミズキとアカギが話しているのを目撃。
2人はラマダの事を話していました。
ラマダは昔、ミズキとアカギが人身売買されそうになっていたところを助けてくれた恩人なんだそうです。



アカギ「なのに、俺はその人に何ひとつ恩を返すことができなかった・・・。くそっ・・・!!」






まだ死んだって確定してねぇよ。


なんで死んだ事前提で話してるんだ。
せめて生きてることを祈れよ。
ミズキも一緒になって深刻そうな顔してるなよ。





甲板ではこのくらいで、次に軍師の部屋に行くと
決戦前日だというのに酒を飲むエレノアと、それを控えるように注意するアグネスがいました。
話しかけると、エレノアがグレアム・クレイについて「あいつは昔、あたしの部下だったのさ」と話してくれました。
ほほー・・・何か因縁があるというのはチラチラと見せてたけど、部下だったのかぁ・・・。



エレノアもグレアム・クレイも共に赤月帝国の軍師として仕えていたのに
グレアム・クレイは突然、赤月の貴族たちを襲撃したそうです。



エレノア「あの頃、確かにクレイの身に何かがあった。左手を、急に『鉄の手』に変えた・・・。
     子供さえも、クレイの道具になって死んだと聞く」




結局、謀反の理由を尋問してもグレアム・クレイは黙秘し続けて
最終的にエレノアも上司としての責任を取らされて軍師をクビになり
グレアム・クレイを破門して、それからあの島で隠居生活を始めたそうです。



確かにグレイは左手が義手だったけど、赤月帝国の頃からなんですね。
で、なんで義手になったのかはエレノアさえも知らない、と。



幻想水滸伝ってラスボスは当然悪者ってわけじゃなくて、
確実に何らかの理由があって、それがまた同情を誘う涙なくては語れない理由ばっかりなので
グレアム・クレイも絶対そういう理由があるんだろうなぁ・・・。
左手が義手になったのも、その理由があってこそかな。



エレノアとの話が終わって、次はリノの部屋を訪問。
最初は武器の手入れをしていたリノだけど、罰の紋章について語ってくれました。



15年前、リノの妻であるオベル王妃が遺跡から紋章を呼び出してしまったが
力を使わないように平和に暮らしてきたというのに、ある時、海賊に襲われて
船に同乗していた小さいフレアと、さらに生まれたばかりの息子(フレアの弟)を守ろうとして
やむを得ず罰の紋章の力を使い、死んでしまったそうです。



ちょっと待て。



フレアはいいとして、どうしてその弟の名前を教えてくれないんだ。
なんなんだ、その「主人公は実はオベル王家の人間でした」フラグ。




リノ「海賊たちはやっつけたが、こっちも、船は大破したし下の子も・・・行方不明になった。
   ・・・生きてりゃお前くらいだったがな・・・。もうちょっとすりゃ、一緒に酒が飲めるくらいの・・・」









なんだその「実は親子でした」フラグ









だって主人公の身元だって不明でしょ?
ラズリルにいたのだって、スノウの父親に拾われたからでしょ?
拾われる前は不明なんでしょ?
もう確定じゃん、親子じゃん、主人公はリノの息子じゃん。
ってことは散々侮辱してくれたセツを見下せるというわけですね。
それは素晴らしい。
あのジジイに目のもの見せてくれる。





とりあえずリノとの会話はここで終わり、次はサロンに行くと
リタ、ルネ、ノアの女の子3人衆がいきなり寄って来て「私達からプレゼントですー!」と
木彫りの御守りをくれました。
なんかもう学校で人気の男子に群がる女子生徒みたいな光景だった。



この後、突然ムービーが始まって、チープー&ナルクル&チャンポの3人(匹?)が
既にムニャムニャ眠りについてる映像が流れ、ちょっと和んだ後、
さらに続いてダリオとナレオ親子のムービー開始。












遺伝子組み換え技術ってすごいですね。(←この世界にそんな技術ありません)






「俺が死んだら母ちゃんのところへ帰れ」と話すダリオに
「僕のお母さん見つかったんですか?」と驚きつつ質問するナレオ。



ダリオ「い・・・いや・・・その・・・。えーい、やめだやめだこんな辛気くせえ話!寝るぞ!!」



ダリオ・・・妻に逃げられたんだろうな・・・。
まぁ逃げるわな、うちは逃げる。



それからまた主人公を動かせるようになるので、図書室に行くとフレデリカを発見。
自分の復讐の相手であるグレアム・クレイについて
赤月帝国の貴族たちを襲った時に罰の紋章を使ったことは分かってるらしいけど
その時誰が罰の紋章を所持していたかまでは知らない模様。



で、フレデリカの推理としては
「グレアム・クレイは罰の紋章の力を欲してポチを狙ってる」
ということらしいです。



フレデリカ「そしてまたどこかの人々をその紋章の力で殺すのだろうよ。私の故郷を滅ぼした時のように・・・」








ジルを殺したように(←風の谷じゃありません)









フレデリカとの会話の後、廊下でゴーに会ったので話しかけてみたら



ゴー「あんた強い!負けない!ぜったい負けない!」





かわいい・・・
カタコト喋り大好き。



さらに船の中を徘徊していると、ヘルムートが、牢屋に監禁しているコルトンと話しているのを見つけてしまい
咄嗟の判断で隠れて聞き耳をたてる主人公。
まさか、こっそり逃がそうとしてるとか・・・?



ヘルムート「もうすぐ決着がつくでしょう・・・しかし、どうか・・・・・・」
コルトン「・・・心配するな・・・まだ死んだりはせぬ」
ヘルムート「私も、こちらの勢力に手を貸した以上・・・自らの処分は覚悟しております」
コルトン「お前が決めたことだろう。生きたいように生きるがいい。クールークだけが世界ではない・・・」
ヘルムート「・・・父上・・・・・・」










なにいいいいいい!!????











 コルトンと


 ヘルムートが







親子だとおおお!!!???













科学の力ってすごいですね。(←遺伝子組み換えでない)












コルトン「生きていなければ、何も始まらぬぞ」
ヘルムート「・・・・・・はい」



そうだぞヘルムート。










生きろ、そなたは美しい











ヘルムート達の会話が終わった後、紋章砲制御室に訪れると
そこでは「忙しい忙しい」と歩きまわるパブロと、のんびりとくつろいでいるトーブがいました。
「準備が終わったなら手伝ってくださいよ〜」とパブロが頼んではいるものの
「紋章砲は専門外だから」とノータッチのトーブ。
紋章砲創始者のウォーロックも傍観してるけど、そっちはいいのか。
まぁ、さすがにパブロにとって偉大すぎて文句言えないんだろうな。



これで船の中でのイベントは全部なので、ようやく自室に戻ろうとしたところ



スノウ「ポチ・・・・・・いよいよだね」




いきなり背後から来るなよ。
恐いよ。特にお前は何するかわからん。




スノウ「僕の力の全ては、君に預ける。好きに使ってくれ・・・。まあ、僕じゃあんまり力になれないかな」






うん、そうだね(←即答)








まぁ覚悟を決めてるところで悪いけど
出番ないから別に気張らなくていいんじゃないかな。











ところで腕は大丈夫?(←傷を抉るな)











スノウとの会話が終了して、ようやく自室に入って寝ていると
今度はレックナートがやってきました。
やっぱり寝込みに来たな変質者。



レックナート「紋章の試練が終わります。あがないの時は過ぎ、それは許しへと変節していきます。
       それはあなたと、あなたの周りに集まった108の意志の力・・・」




いいえ違います。







トロイへの愛の力です










レックナート「・・・紋章の意志、確かに見届けました。もし、あなたがそれを手放す事があればきっとその紋章は、
       また人の命を刈り取ってこの世界をさまよってゆくのでしょう」









何の脅しだ










「お前が紋章を手放したら、今度は他の人に乗り移って殺されるぞ、それがイヤなら・・・わかってるな?
ってことですか。
主人公の自由権はないのか。
基本的人権の侵害で訴えるぞ。



結局また励ましなのか良く分からないメッセージを残して去っていきました。
そんなんだから3でルックが非行に走ったんだよ!





翌朝、目を覚ました主人公が部屋を出ようとしたところドアが開かない事件発生。
おいおいどうした、と思ったら向こう側でエレノアが抑えてる模様。



エレノア「悪いね・・・。わがままを通させてもらうよ。用を済ませたらすぐ戻る」



なんだよそれ!
トイレなら自由に行けよ!(←違います)



エレノア「死にに行くつもりはない。ただ、どうしてもケリをつけたいのさ・・・、色々とね。皆、私怨と言うだろう・・・軍師失格と。
     でも、これはあたしなりに考えて出した最善の策なのさ。あんたには感謝してる。あんたは、あたしを墓から掘り返してくれた恩人だ・・・」




墓から・・・?
え、もしかして、エレノア・・・












オベルの遺跡の最奥にあったアレ・・・(←違います)










とにかくエレノアはどうしてもグレアム・クレイと直接会って話したいそうです。
どっちにしろエレノアは別働隊に同行するってことですね。



甲板に出るとクールークの敵艦隊が続々とやってきました。



セツ「ポチ殿・・・何もエレノア様や、その上我らの王まで敵地に送らなくとも・・・」



久々に会ったと思ったらまた早速説教かい。
と思ったら今回は「そが最善の策とわかってます」と珍しくセツが折れてくれた。
え、何これ、BAD ENDの前触れ?




セツ「それに私・・・いや、皆があなたのことを信頼しておりますからね」








嘘だ!
お前に関しては絶対嘘だ!!











セツとの会話イベントの後、別働隊がエルイール要塞に上陸。
今まで主人公のキャラを動かして移動してたのに、この時はエレノアを動かすことになります。
おお、なんか新鮮だ・・・。



で、ちょっと進んだらモビーディック号に場面転換して
本当に霧は晴れるのかと質問するルイーズ(←酒場を切り盛りする女性)に
「エレノア様が言うのだから当たり前!」と自信満々に答えるアグネスと
「今度是非、空の読み方を教わりたいわ」とエレノアに想いを馳せるターニャ。



アグネス「・・・先に教えてもらうのは私ですよ」
ターニャ「どうしてです?素質のある人間でないと教えてもらっても無駄になるじゃない」
アグネス「な、な・・・何が言いたいのかしら・・・?」



何故か女の戦いが勃発してました。
取り合ってるのは男じゃなくて推定50歳以上のオバハンですけど。




そしてデスモンドから「偽艦隊をエルイールに向けて出航させました!」と報告が入りました。
偽艦隊には人間は誰も乗っておらず、リーリンたち5人の人魚姉妹が操作していたようで、頃合を見て海へ逃亡。
完全に無人となった偽艦隊がエルイール要塞へ・・・。



一方その頃のクールーク陣。
「第二艦隊(コルトンの艦隊)からの連絡が途絶えた」とトロイに報告が入りました。



トロイ「了解。・・・・・・・・・ご苦労だった」







部下をちゃんと労うトロイ様、素敵です。
上司にしたい人No.1です。









ほんとにさー、うちが働く勤務地って大体上司がダメな人でさぁ、頑張って毎日残業して無理な注文に対応したってのに「ありがとう」とか「お疲れ」とかそういう言葉が1つも(以下長くなるので自重)





そこに新たに「前方に敵艦が接近してる」と報告が入り
「紋章砲の射程に気をつけて引きつけろ、後、その艦隊を確認しろ」と
冷静に的確な指示をするトロイ。
かっけぇ・・・出来る上司かっけぇ・・・



同時刻、エルイール要塞の紋章砲が発射準備を開始していたわけですが
その紋章砲の砲手が射程内に不審な艦隊を発見して慌てている模様。
でもまだ艦隊の確認が終わってないので・・・とクールーク兵が発言すると



砲術隊長「こちらの艦隊ではない。一瞬の判断が命取りになるぞ!責任は俺がとる!撃て!!!」



そして本当に発射されてしまった紋章砲。
無人の偽艦隊は見事に粉砕され、「撃つのが早すぎだ・・・!」と怒るトロイ。








テメェ本当に責任取れよ








予想外の事になってしまったが、早々に切り替えて指示を出すトロイ。
一方、主人公たちのモビーディック号では今がチャンスとばかりに
第一艦隊(トロイの艦隊)と戦闘態勢に。






第一艦隊(トロイの艦隊)と戦闘態勢に。











やめてよ!!!
父さんやめてよ、こんなのやめてよ!!
クッソォ!止まれよ、
止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ!
やめろーーーーーーーーーー!!!!!











なんかもうトウジと戦わされるシンジの心境です。
戦いたくない、戦いたくないよ!





しかし無情にも海戦「最後の決戦」は開始。






残酷な天使のテーゼ
悲しみがそして始まる









いや〜・・・トロイの船、すごい。
雷以外の属性の紋章砲全部持ってやがる。
トロイ様の船以外の2隻は、2種類の紋章砲しかないからザコなんだけど、さすがトロイ様、最強だ。




3回ほど敗北しましたけど、最終的に百兵戦に持ち込んでなんとか勝ちました。
トロイの船相手に紋章砲だけで勝負つけようなんて甘かった。
モビーディック号の戦闘員は精鋭メンバーだから、最初から百兵戦に持ち込むべきだった。



と、ここでいきなり場面展開。
エレノアたちのところに戻ってきました。
エルイール要塞に侵入することに成功し、この時までに別働隊メンバーをある程度鍛えたおかげか
要塞の敵はザコなので、本当なら紋章砲を破壊しに階段を上って行かなきゃいけないのに
調子こいて地下に行ってみたら途端に敵が強くなって唐突にリノ瀕死。
マジごめん。




要塞内の捜索はベストメンバーに任せることにして、紋章砲制御室まで行くと
とうとうグレアム・クレイと対峙することに。
まさかエレノアが来ているとは思わなかったようでグレアム・クレイびっくり。
「あんたの噂を聞いて、じっとしてられなくなったのさ」と話すエレノアに
「赤月帝国が北の国境を突破してきたと情報を流したのはあなたですね?」と苦々しく尋ねるグレアム・クレイ。



つまり、エレノアがガセネタをクールーク側に流したおかげで
クールーク兵が出払ってしまい、それでエルイール要塞内にはあまり人がいない、とのこと。
しかしエレノアの情報は決してガセネタではなく、赤月にいるエレノアの実家・シルバーバーグ家による情報だそうです。
それを聞いて「衰えてませんな」と左手(義手)を構えるクレイ。
そこにエレノアを庇うように飛び出してきたラマダ!
やっぱり生きてた!ラマダ生きてた!
でもアカギとミズキの中では既に過去の人になってたよ!





ラマダ「・・・奴の左手・・・毒・・・気をつけてくだ・・・さ・・・い・・・」





そう言って倒れるラマダ。
生きてたけどもう死にそうだ。





クレイ「・・・やれやれ。生まれついての小悪党が善人ぶるなど・・・。つまらぬ見世物はやめてもらおうか」



ここでグレアム・クレイとの戦闘開始。
リノは土の紋章で防御専門、攻撃はキカの隼の紋章と、シグルド&ハーヴェイの海賊攻撃で
結構簡単に勝てました。
グレアム・クレイはよろけながらも逃走していき
リノたちに「合流地点へ戻れ、ここの細工は私1人で大丈夫」と指示するエレノア。



エレノア「・・・さあ、ラマダも連れていってやりな」



いや、とりあえずラマダの生死を問いたいんだが・・・まぁとりあえず生きてる、のかな。
エレノアが1人残ることに対してリノとかが文句言うんじゃないかと思ったけど
すんなりと「わかった」と了承。



そこで場面転換して主人公を移動可能に。



フレデリカ「ここにグレアム・クレイが・・・・・・私たちの村を消した、あの男が・・・!」



気持ちはわかるがお前はお留守番だ。
ごめんな。





まずはエレノア達の行った4階の紋章砲制御室の奥にある執務室に行き、階段室のカギをゲット。
それから2回に戻って階段室を開けて、螺旋階段をひたすらのぼっていくわけですが
エレノア・・・どこ行った?制御室にもどこにもいないんだが・・・。



ようやく最上広間に辿り着いて、入室するとそこにはグレアム・クレイの姿が。



グレアム・クレイ「・・・戻ってきたか。罰の紋章よ・・・」



「戻ってきた」ってどういうことだと聞き返したら
「紋章の記憶の中に子供の姿が見えたか?」とグレアム・クレイが質問返ししてきたので
「パンが食べたいって言ってた」と答えると(→参照
少し黙りこむグレアム・クレイ。



グレアム・クレイ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふはははは・・・・・・
         ・・・ははははは、素晴らしい!私も・・・罰の紋章を再び我が手に抱き、その甘い記憶と戯れたいものです」




えーと、つまり、紋章の記憶にいたのはグレアム・クレイで
てっきりパン職人だと思っていた父親はグレアム・クレイだったんですね。




ってことはですよ。
先にグレアム・クレイが罰の紋章を宿してしまって、
紋章から逃れるためにグレアム・クレイが腕をなくして(そして義手へ)
いやぁ安心安心と思ったところが、紋章は息子に宿ってしまったわけか。
で、子供が「お父さんの村を焼いたあいつらを放っておけなかった」と紋章の力を使ってしまったんですよね。
あれ、じゃあフレデリカの故郷である村を焼いたのは、グレアム・クレイの子供ってこと・・・か・・・?
だからエレノアが理由追求しても、グレアム・クレイは黙秘を通したんだ!
謎は全て解けた!!



「この国が強くなるために群島に住むお前達と、紋章が必要なんだ」と話すグレアム・クレイ。



グレアム・クレイ「思いの強さでは、私は、あなたたちに決して負けないでしょう・・・!」



そう言うとグレアム・クレイの右手(義手じゃない方)が光りだして、
グレアム・クレイの後方にあった巨大な樹が動き出しました。
動きながらも葉の色がオレンジやら青やら緑やら白やら、カラフルに変化して
さらに顔みたいのが出てきて、とうとう戦闘に突入。
うおー!今回のラスボスは樹かー!!



ラスボスは光の種A、巨大樹、光の種Bと3つあるわけですが
ひたすら巨大樹に集中攻撃。
1ターンか数ターンごとに葉っぱの色が変化して、その葉の色によって属性まで変化するので色々と超面倒です。
でも光の種は眠りの風が効くからいいですね。
風の紋章を宿しているヘルムートが大活躍です。
さすが美青年。(←関係ない)



それに、全員レベルが60以上ってこともあったので、そんなに苦戦することもなく倒せました。
誰一人として死ぬこともなかったしな。



爆発する巨大樹を背後に



グレアム・クレイ「・・・私を受け入れぬか・・・罰の紋章よ・・・。かつて切り落とされたこの身には・・・二度と・・・戻って来たくはないと・・・?」



やっぱり自分に罰の紋章が宿ってしまった時に、紋章の力を恐れて自分で手を切り落としたんですね。



爆発でエルイール要塞が徐々に崩れ落ちてきて、瓦礫に埋もれていくグレアム・クレイ。
そこへ何処からか「死にたくなきゃ早く逃げな!」とエレノアの声が聞こえてきて
一体どこにいるのか分からないけど、とにかく逃げることに。



主人公を動かせるようになる時には既に2階まで下りてきていて、あとは出入り口まで行くだけなんですけど
普通にクールーク兵とエンカウントします。
お前ら今の状況把握しろよ!!
お前らだって逃げなきゃ死ぬんだぞおおおおお!!!




無事に要塞の外に出ると、いつも入り口前で待機していたアグネス(メンバーチェンジとかの為)は
とっくに船の中へ避難していました。
主人公はともかく、お前の大好きなエレノアもまだ要塞の中にいるんだから待ってろよ。



いつも船着き場にいるラクジー君はちゃんと待っててくれたというのに・・・!
ありがとう、ラクジー君ありがとう。
アグネスより、よっぽど素晴らしい。



モビーディック号へ戻り、エルイール要塞から離れて行こうとすると、突然一隻の船がぶつかってきました。
もしかしてグレアム・クレイが追って来たのかと思って見に行くと























あなただけ見つめてる
出会った日から今でもずっと!!!
(←ケネスはどうした)











無言で剣を抜き、構えるトロイ。
その行動に全てを悟ったのか、受けて立つと言わんばかりに1人で船に飛び移る主人公。





そうして2人で逃避行へ・・・





行くわけもなく、一騎討ちへ突入。



トロイ「お前には・・・・・・私の手の内は読めぬ・・・」








バッチリ読ませてもらいました。












丸見えですよ、きみの弱点












3ターンほどで勝負がついてしまいました。
しまった、トロイ相手だからもうちょっと長引かせれば良かった。
せっかくのトロイとの触れ合いのチャンスが・・・。



何故かチープーとリノに出迎えられて主人公がモビーディック号に戻った後
トロイとしばし見つめ合い、そこに選択肢登場。



@「・・・一緒に行かないか?」
A「決着はついた」








当然@だろうよ。







トロイ「私を憐れんでいるのか?ならばそれは間違っている。全て、自らが望んだこと。何の後悔があろうか・・・決着はついた。
    ・・・私の中に流れるは、この母なる海の潮。私にも、還る時が訪れたにすぎぬ」













私に還りなさい 記憶をたどり
優しさと夢の水源へ













トロイ「いずれまた・・・この海で会おう・・・」












奇跡は起こるよ何度でも
魂のルフラン!!!













するとここで、トロイとの初対面の頃の回想シーンへ。
主人公を斬ろうとしていたはずなのに、無言で「行け」と顎をクイッとするトロイの・・・カッコイイ・・・。



あの時逃がした奴が、今一騎打ちした主人公だと気付いて



トロイ「・・・そうか・・・・・・あの時の・・・」



そうだよ!
実は以前会ってるんだよ!!
1万年と2千年前からあ・い・し・て・るーーー!!!(←そんな前に会ってない)






意味深に主人公を見つめるトロイ。
トロイ視点で映っている主人公。
さりげなく主人公の背後に寄って来てトロイの視界に入るリノ。
邪魔だテメェ!!!



海流に流されて離れて行くトロイ・・・。
こうやってトロイが水平線の彼方まで流されていく様を無言で見詰め続けて、お別れになってしま・・・




・・・・・・




・・・・・・
















沈んどるううううう!!!









うわあああああ!!
まさか!まさか!!イヤだイヤだ!
トロイ死ぬの!?まさかそんな!ふざけんなよ!うわあああああ!!!




しかも










チープーのこの顔










愛するトロイが沈んでいくのを
なんつー顔で見てんだ!
お前も海にブチこむぞ!













そこで場面転換。
崩れゆくエルイール要塞の中。
まだ佇んでいるグレアム・クレイが「終わりか・・・」と呟いていると、そこへエレノアが登場。
「聞きたいことがある」と話すエレノアに
「質問の想像はつくが、答えたくない」と答えるグレアム・クレイ。
まぁ、エレノアが聞きたいのは多分赤月帝国にいる時に起こした事件についてなんだろうけど
さすがに子供の事は意地でも話すつもりはないんだろうな・・・。



グレアム・クレイ「勝手に想像しろ、そして、その勝手な想像でせいぜい自らを傷つけるがいい。
         人間とは、愚かな生き物なのだ。あんたも・・・この私もな」

エレノア「・・・やれやれ・・・それがあんたの結論かい・・・。こりゃ、また一から教え直さなきゃねぇ・・・」
グレアム・クレイ「・・・ふん・・・・・・」



エレノアはグレアム・クレイのせいで赤月帝国を追い出された身だけど
決して憎んでいたわけではなく、ただ純粋にグレアム・クレイに何が起きたのか心配というか気になっていたんですね。
エレノアのことだから、事情によっては力になってあげたかったんでしょう。
人間が出来ている・・・さすがだよ・・・。



しかし崩れていく要塞から逃げる様子は見れないまま場面転換。
モビーディック号にて、エレノアを心配しながらエルイールの方向を見ている主人公たち。
するとエルイール要塞大爆発。
ええええええ!!?
エ、エレノアは!!?グレアム・クレイは!!???



ものすごい爆風でモビーディック号にも危険が及んだため、
意を決して罰の紋章の力を使う主人公。
そして光に包まれて、また久しぶりに紋章の記憶の中を彷徨うことに。



闇の中、いつものように前方にある赤い光に触れると、1人の女性が現れました。
あ、これオベル王妃ですね。
リノの奥さん。
そして主人公の実の母かもしれない人。
いつもなら罰の紋章に関する記憶を聞けたのに、今回は何も会話なく消えてしまいました。
何もないのが更に怪しい。
やっぱり主人公はオベル王国の実子じゃないの・・・?




エルイールの爆発も落ち着いて、それからしばらく後、
フレアが何やら服を取りだしつつ、「セツさんに頼まれたことがある」とリノに話しながら
いそいそと部屋を出て行きました。



オベル王国にて、島民だけでなく他の島民や白ひげ軍の人たちが王宮の前に集まっていて
そこへまたお遊戯会みたいな礼装でリノが登場。
あぁ、さっきフレアが「セツに頼まれた」って持ち出してたのはこの礼装か。



民の前でオベル王国の再建を宣言して
さらに「今回の事を機に、群島諸国連合の発足を提案したい」と演説するリノ。
ナ・ナル島長、ネイ村長、ミドルポート領主(ラインバッハ父)も異議なしとのことで
沸き上がる群島の人たち。
いかにもハッピーエンドな風景。














でもこの場に主人公の姿は見えず。















ちょっと待てちょっと待てちょっと待てええええええ!!
なんでこの場に主人公いないのよ、おかしいでしょ、おかしいでしょ!
あれか、1の主人公みたいに人知れず去っていったとかそういう終わり方ですか!



結局主人公が出てこないままエンディング(108星のその後)へ突入。
主人公を見てみると



ポチ:罰の紋章を使った後・・・










書いてねえええええ!!!












ちなみに主人公以外で気になったキャラのその後。



エレノア:エレノアのいた場所には、いつもうまい酒が置かれている






明らかに死者への手向けですね



エレノアさん・・・嘘だろ、嘘だろ、まさかグレアム・クレイと一緒に・・・?






テッド:彼が心からの親友と出会うのは、このあと150年先の話となる



これは幻想水滸伝1の主人公のことですね。
1の主人公とテッドのペアを好きな人にはもう涙ものですよね、これ。



アルド:テッドを心配し、そのあとを追うが、のちに「不慮の事故」で死亡したと伝えられる



レポ内では特に書かなかったんですけど、アルドは結構テッドの事を慕ってたんですよね。
同じ弓を扱う者同士ってのもあるんでしょうけど、
アルドからの目安箱への投函の内容もテッドに関するものがあるし
懺悔室でもテッドについて話してたし。
で、テッドを追いかけて行って不慮の事故って・・・ソウルイーターに喰われたか・・・?




キカ:海賊として生き抜き、海の上でその一生を終えた



キカ姐さん・・・カッコイイ、なんてカッコイイ生き様だ・・・。
シグルドとハーヴェイのその後については割愛しますが、2人ともキカの片腕として生きていたようです。
それでこそあの2人だよ。



ケネス:ガイエンから独立したラズリルで騎士団の副団長となる。



ケネス大出世だな・・・さすが仕事のできるイケメンは違う。
あ、もちろん団長はカタリナさんですよ。



ラマダ:一命をとりとめ、回復後はオベル王国に残り、交易商をはじめる










チッ、生きてたか(←おい)













スノウ:許されたスノウは、ラズリルで一市民としての生涯をすごす



許されたんだ・・・










許されちゃったんだ・・・(←何を期待してたんだ)










ヘルムート:逃亡したコルトンと共に姿を消す。その後、この二人を見た者はない



親子で逃げたか・・・。
くそー、ヘルムート・・・せっかくの美青年・・・。



ウォーロック:「紋章砲を世界に広めた罪をつぐなえ」と主張する一派に捕らえられ、命を落とす



いや、確かに紋章砲のせいでイルヤ島も滅んじゃったけどさぁ!
紋章砲を使ったからクールークに勝てたのも事実よ!?
うーわ・・・これはちょっとショックだわ・・・。



アグネス:エレノアの庵を片付けたあと、留学の手続きをし、赤月帝国へと向かった



そうか・・・エレノアはいなくなったけど、彼女なりにエレノアの後継ぎになろうと努力しようとしてるんでしょうね・・・。




こんなところですかねぇ、気になるキャラは。
一番気になるのはトロイですけどもね、108星じゃないからその後が出てないんだよクソオオオオ!!!





「108星のその後」が終わった後、スタッフロールも終わってからエピローグムービーが開始。
海の上にゆらゆらと浮かぶ一艘の小舟。
まさかトロイ・・・と思ったら主人公でした。
ちょっとガッカリしたけど、小舟に横たわったまま目を閉じて動かない主人公にちょっとハラハラしてしまう。
死体じゃない・・・よな・・・?



そのまま波にまかせて、ゆらゆらと流されてカメラから遠ざかっていく小舟。
そして暗転。
と思ったら、またカメラが主人公に近づいて、主人公が身じろぎしてようやく目を覚ましました。
ゆっくり起き上がると、大きな船が見えました。
これは、モビーディック号だな。



その船に向かって手を振る主人公。





段々と遠ざかっていくカメラ。







終了












ええええええええええ












えーと、えーと、やっぱり主人公は1の主人公と同じように
自らの意志で離れて行ったってことでしょうかね。
まぁ、1の主人公は夜な夜な逃げるように出て行ったけど
4の主人公は皆に話したうえで了解を得て1人で出て行ったのかな。





・・・と、まぁこんな感じで幻想水滸伝4は終了です。
ストーリーとしては終了ですが、レポ内では書かなかったんですけどプレイ中にミニゲームとかイベントとかで遊んでるんですよ。
特に目安箱はちょくちょく目を通してましたし、懺悔室にはしょっちゅう人を呼んでましたし。
なので、その中で人間関係的にちょっと気になるものをご紹介。



まずは懺悔室にて、カタリナさんを呼んだ時のこと。
「皆に謝りたい事や感謝したいことはあるか」という問いに対して



カタリナ「ガイエンの海上騎士団で団長をしていたグレンというのは、私の・・・実の父にあたります









な ん で す と










カタリナ「いつか折を見て、団長にこのことを話そうと思っていました。・・・叶いませんでしたけど・・・」









うわああああゴメン!
色々とゴメン!!













うちはてっきりカタリナさんがグレン団長に桃色片想いだと思ってました。
だからあんなにグレン団長にご執心で、主人公に罰の紋章が宿ったと知った時も
「なんであなたは生きててグレン団長は死んでしまったの」なんて無茶苦茶な八つ当たりをしたんだと思ってました。
そうか・・・実の父親だったんだね・・・。



カタリナさんの話によると、グレン団長と奥さんはカタリナが生まれる前に離婚したらしいんですが
離婚した時には既に奥さんはカタリナを身籠ってたそうで、グレン団長はその事を知らなかったそうです。
まるで田村由美先生の龍三郎シリーズに出てくる主人公の両親みたいですね。
あのシリーズではハリまぐろが一番好きです。(←どうでもいいです)




カタリナさんはグレン団長の事を特に憎んでるわけじゃないし、離婚理由も悪い理由じゃなかったっぽいな。
「危険がつきまとうから別れた方がいい」みたいな。
だからこそカタリナさんはグレン団長のいるガイエン海上騎士団に入り、
グレン団長の補佐が出来るように副団長の地位までのぼってきたんでしょうね。
そっかぁ・・・ほんとゴメンなカタリナさん・・・。



しかし



 グレン団長と


 カタリナさんが親子か・・・。


グレン団長が若いうちにパパになってたのか、カタリナさんが大人っぽすぎるのか。




それから、目安箱に


 ナレオから投函されてきたものですが



ナレオ『僕の夢は、おとうさんみたいなかっこいい海賊になることです!』






それだけはやめとけ







って、すごく言いたいわけですが、それはさておき、


 その「おとうさん」であるダリオからの投函。



ダリオ『ルイーズのやつ、ちっちゃいナレオを俺にあずけて、消えちまいやがったんだ。何が「わけは聞くな」だ!』



待て、と。
ルイーズって



 このルイーズさん(酒場の女性)ですか・・・!?



待て待て待て待て。
ちょっと待て待て、ほんとに待て。














元夫婦だと!!?





でもまぁ、






この2人が親子ってのはまぁ納得できる。
でもやっぱり似てない気がするけど。
かと言ってダリオにはもっと似てないしな。



え〜・・・しかしダリオとルイーズが夫婦・・・?
そこで、ルイーズを懺悔室で質問してみると



ルイーズ「まさか、ナレオにこんなとこで会うなんてねぇ・・・」



あぁ、ナレオはルイーズが自分の母親だと気付いてないけど
ルイーズの方はナレオが自分の息子って事に気付いてたんですね。



で、その後に「ダリオに預けたのは間違ったかもと思ったけど、ちゃんと育ってて安心した」って言ってたんですよ。
『預けた』ってことは・・・つまり、元夫婦でもなくて、ただの知り合いみたいな感じ?
ってことは、ナレオとダリオは本当に実の親子じゃなかったってことか。
ナレオは本当の父親だと思ってるかもしれないけど、単に育ての親でしかなかったってことだ。
あーよかった!!



エンディングの108星のその後を見る限り、結局ルイーズさんはナレオに名乗り出る事もなく去ってしまったそうですが
ナレオのその後



ナレオ:ダリオによく似た海賊になった。と、伝えられる










BAD END












ナレオ・・・せっかく美青年候補な顔立ちなのに目標とする人物を間違えている・・・。
キカとかシグルドとかハーヴェイでいいじゃない。
どうしてダリオ・・・。





とにもかくにも、これにて幻想水滸伝4レポ終了です!
幻想水滸伝4はクリアデータを引き継いで2週目をプレイ出来るんですが
エンディングが変わるとか、2週目ならトロイを仲間に出来るとかいうわけじゃないので、特にプレイしません。



総評としては


トロイがカッコ良すぎる


の一言に尽きます。
まったくさぁ、幻想水滸伝シリーズは敵キャラと、ストーリー上死ぬキャラに素敵キャラが多いから困っちゃうよね!
殺したいくらいどうでもいい奴が108星にいるってのに・・・!!
そいつらとトロイをトレードしてほしい。
ジャンゴとブレックが敵のボスだったら、ただ単純に殺意だけで戦えるのに。
まぁ、それが幻想水滸伝というゲームの特徴の1つですね。



以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました〜。





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