栗田 透 〜くりた とおる〜 CV:保志総一郎


後半



11月1日(土)
文化祭1日目です。
主人公たちのクラスの出し物は喫茶店で、かなり繁盛している模様。
栗田の妹の祥子と猪口が遊びに来てくれました。
祥子・・・高校1年生だったんだな・・・。








小学生だと思ってた








11月2日(日)
文化祭2日目。
昨日よりも客は多いけど、他のメンバーが仕事に慣れてきたこともあって
客回しがスムーズなので良かった良かったと安堵していたら、栗田がやってきました。



栗田「ここも順調だし、そろそろ休憩だろ?他のところ、見に行かないか」
ポチ「えっ!?う、うん、いいけど……このまま?」
栗田「―――ウエイトレスの格好のままか?止めはしないけどさ……」



この誘われてる様子でスチルが出てくるんですけど、
栗田が他の人に聞かれないように主人公に近づいて囁いてる感じなんですよ。
あまりに栗田が近いので主人公照れてるんですよ。
なんなの栗田、狙ってやってんの!?
それとも無自覚でやってんの!?
余計タチが悪いっちゅーの!
でもイケメンだから許す!(←おい)



ともかく2人で模擬店を回ろうということになって、何処に行くかを決める時に
主人公は、栗田が怖いものが苦手と知ってて「お化け屋敷?」と提案するので
「1人で行け!」と却下する栗田。



栗田「そんなこと言う奴は電脳部に放置してきてやるから、パソコンの海で溺れてこい」






なんだそのオシャレな言い回し






ちなみにサッカー部はフランクフルトの屋台を出しているらしいんですが
栗田は3年生で既に引退しているから店番をしなくていいそうです。



ともかく、ブラブラと文化祭を回る2人。
「おごりの食べ歩きは幸せだー!」と満足そうな主人公に
「なんで俺のおごりなんだよ」と納得いかない様子の栗田。



ポチ「ええっ!?頑張ったあたしへのご褒美じゃないのっ?」






なめてんのか






頑張り具合だったらお前より栗田の方が断然上だろ。





栗田も「なんでお前だけ褒美やる必要があるんだ」と文句を言うと
「じゃあ代わりに透にはあたしがご褒美あげる」と答える主人公。
しかし長年の幼馴染だからこそ主人公の考えてることはバレてるので
「お前のことだから碌でもない物よこす気だろ」と拒否されました。



ポチ「でも確かにそれだけ長いと、さすがに手の内も知れてるか……ちぇ」







やっぱり何か企んでたんだな







でも「今回は本当に真面目にあげる気だったんだよ」と反論する主人公。



ポチ「ただ、いざ透相手に真面目な行動しようとすると、ネタが思いつかなくて困ったちゃん」







ネタって言ってる時点でダメだろ







主人公が「せめてここは私が奢る!」と宣言するので
「もう満腹なんだけど、まぁいいか」と有り難く好意を受け取ることにした栗田。



ポチ「うん、たまにイイことすると気分いいねっ♪」
栗田「喜んでるみたいだしな」



ほんと、どんだけイイ奴なんだよ栗田・・・。
イイ奴すぎて泣けるよ。
お前みたいな奴、主人公とくっついちゃダメだよ・・・!!(←攻略放棄か)





11月6日(木)
学校を終えて店に行く前に、砂糖が少なくなっていることを思い出した主人公。
とりあえず一度店に行って、栗田を連れて買い出しへ。
結構な量を買い込んだのに、「まだ持てるぞ」と言う栗田。
さすがに主人公の荷物の倍以上持っているので、「これ以上は持たせられない」と主人公が遠慮すると



栗田「力仕事は男の役目だろ。どう考えたって、同い年なら男の方が力あるからな」









このイケメン野郎!!(←罵倒になってない)









その後、「お前はかなり力ある方だと思うけど」といつもの調子で栗田が茶化すので
てっきり主人公が怒ると思いきや、「まぁね、でも持久力ないんだよなぁ」と普通に答えてました。



ポチ「そのあたりは女のコらしいポイントってコトでひとつヨロシク」
栗田「女の子らしい……?」
ポチ「むか。何か言いたげ?」





察しろよ





11月8日(土)
メールチェックしたら栗田からメールがきてました。
文化祭お疲れってことと、
狩野から幻のケーキの事を聞いたそうで「一度食べてみたい」ということ。
大丈夫だよ、ハッピーエンドを目指すには幻のケーキを食べさせるのは必須だから
必ず食べさせてやるよ。
ついでに主人公も食べればい(以下自主規制)





11月9日(日)
急に紅葉狩りをしたくなったので、栗田を呼ぶことに。



栗田「お前も本当に唐突な奴だな」



そう言いつつちゃんと来てくれるあたり、お前も本当にいい奴だな。
しかも唐突に呼びつけられたのに「どうせなら頂上制覇するぞ!」なんてノリノリで付き合ってくれるし。
なんでこんないい奴が存在してるの。
伝説上の生き物じゃないの。



11月17日(月)
学校の廊下で、栗田と梨香が楽しそうに話しているのを目撃。
2人とも友達なんだし、4月に一緒に花見に行ったくらいの仲なんだから特に問題視することじゃないのに
何故か隠れてしまった主人公。



というのも、『栗田と梨香がつきあってる』みたいな噂を聞いたそうで
「あの噂は本当なのかな」とブツブツ呟いていると、そこに栗田の妹である祥子が登場。
祥子に呼ばれてるのに気付かず、1人の世界に入り込んで自問自答を続けていて
何度も呼ばれた後にようやく祥子の存在に気付きました。
慌てて「あたしに用事?」と尋ねると、「ただ通りがかっただけ」と答える祥子。



祥子「おねーちゃんがめっちゃめちゃ深刻そうな顔で、窓の外に向かってぶつぶつ言ってるんだもん」






立派な不審者ですね





そこで「透と梨香が付き合っている」という噂の事を祥子に尋ねてみると
「そんなのありえない」と即答されました。
でも祥子のコメントに納得することなく
「あの2人が付き合ってるならそれはそれでおめでたいけど、あたしに一言も教えてくれないのは水臭いよね」と言う主人公に
「おねーちゃんに報告ないんだったら違うんじゃない?」と、やはり栗田と梨香の恋人説を否定する祥子。
それを聞いて、「ただの噂かな」と半信半疑な主人公に
「そうだと思うよ」と言って祥子は去ってしまいました。



ポチ「……てゆーか、よ。なんであたしはこんなコトで悩んでるワケ?ウワサはウワサ、でいいのに」







好きってことさ








結局この場では、自分の本当の気持ちに気付かずに終了しました。



11月23日(日)
ショッピングに行こうとすると祥子に会って、期限が今日までの映画のタダ券を貰いました。
本当は祥子が行きたかったらしいけど行けなくなったから
「行けそうだったら使って」と、ほぼ強引に渡されました。



祥子「ゴミ箱決定よりは、ちょっとでも使ってくれそうな人に押し付け……じゃなくてあげた方がいいでしょ?」







やっぱり押し付けか







ちなみに映画のタイトルは『子猫の冒険』だそうです。
もう明らかに子猫を使って泣かせようとする魂胆が見え見えですね。
まぁ思い通りに踊らされるわけですが。
犬山さんは動物ものに弱いです。



せっかくタダ券を貰ったわけなので観に行くと、映画館に到着したところで栗田に遭遇。
祥子にタダ券を貰ったことを告げると



栗田「……あのバカ、何考えてるんだ?」(テレ顔)



なんということだ










全ては祥子の掌の上だったということか










しかし、そんなお膳立てをするってことは、祥子は確実に主人公と栗田をくっつけようとしてますよね。
そして栗田のこの反応を見るからに、確実に主人公に惚れてますよね。





・・・・・・







せっかく文武両道、眉目秀麗なのに・・・何故主人公みたいな女に惚れるんだ。









唯一の欠点、というかむしろ汚点じゃないですか。(←辛辣)









12月6日(土)
商店街を歩いていると、栗田と梨香が一緒にいるのを目撃して、またも思わず隠れてしまった主人公。



梨香「栗田くんたら、いやあね。そんなことを言っていいの?口が上手い人だったのね、覚えておいたほうがいいかしら」
栗田「心外だな。思ったことを素直に言っただけなのに」
梨香「それも問題がありそうね。時と場合と相手は考えた方がいいわ、ただでさえ誤解されやすいのだし」
栗田「杉本にしか言ったりしないよ、こんなこと」






よし、そのまま付き合っちゃえ。許す!(←いやダメだろ)






そのまま、とある店に入って行くのを見届けて
「ラブラブに見えなくもないよなぁ、もうすぐクリスマスだからデートかなぁ」とボヤいていると
さっき栗田と一緒に店に入ったはずの梨香がいつの間にか主人公の目の前に。







残像だ(←違)







主人公があまりにパニくっているので、その様子で全てを悟ったのかクスッと笑う梨香。



梨香「なんでもないわ。でも、そうね。きっと大丈夫よ、ポチちゃん」






なんとかなるよ、絶対大丈夫だよ!



ってことですね。(←どこの魔法少女)







何もかも知っているような梨香の口ぶりに戸惑う主人公だが
梨香に「こんなとこでのんびりして、店は大丈夫か」と指摘されて
モヤモヤした気持ちを抱えたまま店に出勤することになって、この日のイベントは終了。



12月9日(火)
あんだけモヤモヤしてた事をキレイサッパリ忘れて期末試験の勉強をまた栗田に頼むことに。



12月12日(金)
この日は主人公のバースデーです。
放課後、店に行こうとすると廊下で栗田に遭遇。
どうやら主人公に誕生日プレゼントを渡すために待っててくれた模様。
いい奴・・・!!



栗田「忘れてたら殴るだろ、お前」
ポチ「うん、殴るけど。殴られる前に思い出してくれるとは意外や意外……」



ほんと何でこんな女に惚れてんの栗田。
意味がわからん。



ウキウキと開けてみると、主人公が以前買おうとして目の前で売り切れたバレッタが入っていたので
「どこで見つけたの!?」と主人公ビックリ。
なんか主人公の為に色々な女性向けの雑貨店を巡っているところに梨香に遭遇したらしく
洗いざらい白状した代わりに一緒に探してもらえて、バレッタを売っている店も梨香に教えてもらったそうです。



この前、栗田と梨香が2人でいたのはこの為だったんだと気付いて安心しつつ
「探してくれてありがとう」とお礼を言う主人公。
そしてその夜は栗田家にお呼ばれして、夕飯をゴチになりました。



12月14日(日)
期末試験の勉強会の日。
主人公の眠気防止の為に、「暖房も入れず、おやつも禁止」と言い放つ栗田。
それを聞いて「昼から何も食べてないからお腹減った〜」と既にヘバってる主人公。



栗田「根性でがんばれ」
ポチ「スパルタだっ」
栗田「チョコレートならあるけど、お前好きじゃないだろ?食うならやるよ」
ポチ「……ご飯目指して頑張るよ……」





俺が喰う!!(←黙れチョコ中毒)





12月20日(土)
休日コマンドで喫茶店に行くを選んで、栗田に「今日も張り切っていくよ!」と主人公が話しかけると



栗田「それはこっちの台詞。火、ちゃんと見てないとやばいだろ。まったく、目が離せない奴だな……」






男と話したいが為にホールに出てこないで
キッチンに専念しろよ主人公








12月24日(水)
クリスマスイブなので、自宅でクリスマスツリーを飾る主人公。
ツリーの頂点に飾る星がつけられなくて格闘していると、見かねた栗田がつけてくれました。
いたのか。



クリスマスってことで喫茶店が繁盛するのはありがたいけども、
思春期真っ只中の主人公としてはクリスマスに働いているのが複雑になって
衝動的にクリスマスパーティをするために栗田を連行してきたらしいです。
というのは名目で、クリスマスというイベントの日に家族のいない家に連れてきたってことは・・・






わかるよな、栗田?(←何をさせる気だ)










大人の階段上る
きみはまるでシンデレラだよ栗田!
(←シンデレラ?)










そして次の場面では、クリスマスを祝って乾杯する幸せそうな2人のスチルでした。
こう見てると普通に恋人同士だぞお前ら。



「クリスマスより前日の方が盛り上がるって不思議だよね」と問う主人公に
「キリスト教は前夜祭が好きだからな」と笑って答える栗田。



ポチ「あ、そーなのか。てっきり、恋人同士が過ごす特別な日かと思ってたけど。クリスマスイブにカップルデートって、定番中の定番でしょ?」






ナイスパスだ主人公!





これで栗田も告白の雰囲気にもっていって・・・






栗田「本当の信者は、たぶんミサに出ててデートどころじゃないとは思うぞ」









ちがーーーう!!!









栗田「ただ、会ったこともない人のでもやっぱり誕生日の祝いだから、大切な人と一緒にいたいとかじゃないのか?」



お、自分で修正してきた。
そこで主人公も「でも今の自分たちって微妙な関係だよね」と核心を突いたコメントをしてきました。



栗田「微妙なままの方が、もしかしたら楽なのかもしれない。それでも、はっきりさせていいのか?」
ポチ「知らないよ、そんなの。いちいちあたしに聞かないでよ。ずっと一緒にいたくせに、そんなコトもわかんないの?」
栗田「腐れ縁って言っても、本当に腐ってぼろぼろになってるかもしれない。もしかしたら、少し刺激を与えただけで壊れるかもしれないだろ」





そんな微妙な関係の奴らはクリスマスを2人きりで過ごしません





やはりまだ勇気が出ない様子の栗田に
「そう聞かれたら今のままでいいって答えるかもしれないけど、本当にそう思ってるわけないでしょ」と答える主人公。
さらに「梨香の噂を聞いた時のモヤモヤの理由が今ならわかる」と主人公がようやく自覚しました。
ようやく自覚しました。(←2回言った)



栗田「―――ごめんな。もしかして、俺がもっとさっさと勇気出してれば良かったのか」
ポチ「そ……んなコトもないと、思う。ジレンマに陥ったのって、結構最近だから、うん」
栗田「いや、やっぱり馬鹿だな、俺。お前のことずっと見てたのに、気付かなかったんだからさ」
ポチ「あたしなんてそれ以前の問題だよ。だから、気にするのやめよう」
栗田「そうだな。―――俺、お前のこと好きだよ。幼馴染として以上に、異性として前からずっと」



いいぞ栗田、よく言った。











でも考え直せ!(←どうしたいの)











相思相愛だったことに喜びつつも
「一緒に過ごした時間が長すぎて壁になってたって気がするよ」と苦笑する主人公に
「やっぱり言わないと通じないことも多いんだな」と言う栗田。



ポチ「言わないとわかんないだけじゃなくて、たぶん言ってもらえることが嬉しいんじゃないかな、とか。そんなコト、ちょろっと思ってみたりして……なんだろ」
栗田「……ポチが女の子みたいなこと言ってるよ」
ポチ「正真正銘、女の子ですっ!あんなコト言った直後にそんなコトほざくのはこの口かあっ!」
栗田「うわっ、落ち着けっ」
ポチ「落ち着くなんて、ムチャに決まってるでしょ!誰のせいだと思ってんだ、ばかーっ!」
栗田「俺のせいか!?」
ポチ「そーに決まってるでしょ!」





ちゃんとオチがありました





さすがです。



12月28日(日)
メールチェックをしてみたら、14日に祥子からメールが来てました。



『やほやほー、祥子ですv
 ちょっと遅れちゃったけど、お誕生日おめでとーっvv
 おねーちゃんには祥子の愛をプレゼントしちゃいます。
 え、いらない?Σ(´□`;)
 そんなこといわないで、もらってって(/_;)』




いちいち可愛いなオイ



あと、栗田が「推薦取れたのに蹴った」とも教えてくれました。
え、何それ、超もったいない、どうしたの栗田。



それと栗田からもメールが来ていました。



『特に理由はないんだけど、なんとなくメールしてみた。
 何が変わったわけでもないけど、いや変わってるんだけど、
 ふっと顔が浮かんだから。

 ……何が言いたいのかわからなくなってきたな。
 実際に顔を見たら照れくさくて言えないようなことでも
 メールなら平気かと思ったけど、そんなことないみたいだ。
 同じ照れるなら、画面を前にしているより
 直接言ったほうがいくらかましだよな。
 とりあえず顔が見たいなって、たぶんそれだけ。

 それじゃあ、また。』











何この乙女チックモード











12月30日(火)
今年最後の営業日。
明日から1月4日まで休みってこと以外、特にイベントないので省略。



12月31日(水)
年末に栗田とデートというか買い出し。
商店街のくじ引きをやっているんだけど、参加賞ばっかりで悔しがる主人公。
ちなみに栗田は4等を当てた模様。
再挑戦してもやはり主人公は参加賞で、栗田は4等なので
「せめて2等の遊園地〜〜!」と嘆く主人公。



栗田「そのうち、休みの日にな。完全招待は無理だけど」



いやせめて「俺の受験が終わったらな」って言えよ。
いい奴すぎるよ。
もっと自分を優先しろよ。
ってか、どうして推薦蹴ったんだ。



と、そこで「そろそろ帰らないとお節が作れないって母さんに怒られる」と栗田に言われて、帰路につくことに。
やはりデートじゃなくて、ただの買い出しでした。
いやそれはいいんだけど、受験生を買い出しにやるなよ、栗田母。



1月1日(木)
栗田の母親に着物を着せてもらう主人公。
ようやく終わって、部屋の外で待機してた栗田に「似合ってる?」とお披露目すると



栗田「ああ……うん。キレイな着物だ……痛いだろ、殴るな」



まぁこういうお約束のやり取りをしていると、祥子が傍で「照れてるんだよ」とニヤニヤしてました。



祥子「てゆーか、おにーちゃんの目も素直だなー」
ポチ「口は素直じゃないけどね」





目は口ほどに物を言うって事ですね。





栗田と2人で初詣に出発し、
「足元気をつけろ」と栗田が忠告してるそばから主人公がこけそうになるので
呆れてる栗田に、「だって混んでるから足元が見えないの!」と主人公が反論すると



栗田「開き直るなよ。ほら、手。掴まれ」
ポチ「……迷子防止?」
栗田「そんなところ」




いい口実があって良かったね




なんとか本殿に辿り着いて、普通に「今年もいい年になりますように」とお願いする主人公。
2人ともお願いが終わってから、「何お願いしたの?」と主人公た聞いたけども
栗田は「秘密」と教えてくれませんでした。



栗田「願い事は他人に言うと叶わないって昔から言うだろ。秘密にしとけ、恥ずかしいから」
ポチ「恥ずかしいようなこと、お願いしたんだ」
栗田「ち、違うって」






それは尚更聞きださなきゃいかんな(←やめれ)







1月8日(木)
今日で冬休みが終わるという会話をしてたけど、特に面白味がなかったので省略〜。



1月10日(土)
夜の公園に栗田を呼び出し、「勉強の邪魔してごめん」と謝る主人公。



栗田「なんだ、お前らしくないな。そんなこと気にするな」





受験を目の前にしてこの余裕。





ポチ「なによ、それ。これでも一応、ナイーブかもしれない受験生に気を使ってるのにっ」







じゃあ呼ぶなよ







「ちょうど気分転換したかったから」と主人公を気遣う栗田に
「差し入れ持って来た」とアップルパイを差し出す主人公。
どうせなら好物のモンブラン作ってやればよかったのに。



そんな話をしていると、主人公の身体が冷えてきた模様。
「そんな薄着で来るから」と栗田が自分のコートを脱いで主人公に着せようとしたけども
さすがに受験生に風邪をひかせるわけにいかないので拒否。
しかし「少しくらい寒い方が目が覚める」と栗田も譲らないので
「もう帰るから!だから着てて!」と帰ろうとする主人公。



栗田「せっかくお前と会えたのに、もう帰るのもなあ」
ポチ「寝る間も惜しいハズの受験生が何言ってんのよ、顔なら年中見てるじゃないっ」



そうだそうだ。




週に4日もバイトも入ってるじゃない!(←減らしてやれよ)






主人公に説得されて、「仕方ないから帰る」と差し入れを持って帰ろうとする栗田。



ポチ「仕方ないってのはこっちのセリフ……じゃなくてっ!こらーっ、コート置いてくなーっ!!」
栗田「聞こえない、聞こえない」
ポチ「きーっ!家までついてっちゃうぞ、このっ」
栗田「あ、それもいいな」
ポチ「何がいいのよっ!いいから、止まりなさいよっ!!」
栗田「嫌だ」
ポチ「待てーっ!」



・・・・・・





栗田がカッコ良すぎて涙が出てくらぁ・・・!!





1月17日(土)
この日はセンター試験の日だそうで、栗田が心配でしょうがない主人公。
ちょうど来店していた祥子曰く「さすがに昨日はピリピリしてた」とのこと。
でも祥子も栗田が頭いいってことは知っているので、あまり落ちる心配はしていないようで
「とりあえず終わったらお疲れ様会してあげよう」と提案する主人公。



祥子「あ、いいなあ。あたしも便乗しよっと」






妹の立場フル活用ですね






そういう話をしているとセンター試験を終えた栗田が来店してきました。
まずは「お疲れ様」と労ってから、景気づけに何か奢ると言うと
栗田はその言葉に甘えてモンブランとコーヒーを注文。



祥子「あたしはねえー」
栗田「こら、祥子」








この店で一番高いのを(←オイ)









1月25日(日)
ショッピングに出かけた帰り道、栗田と猪口が聞こえてきました。



栗田「うわ、顔舐めるな、顔」







破廉恥でござる!!!(←何が)








続けて、「可愛いですねぇ」と楽しげな猪口の声に、「助けろよ!」と嘆く栗田の声。



ポチ「……なんかよく聞く声がする。しかも、顔、舐め……?」



やはり顔を舐められてるというワードが気になってしょうがない主人公。






それでこそ主人公だ!(←そうか?)






ポチ「顔、何に舐められてるんだろ?やっぱこれは見に行ってみないと。……ね?」









それでこそ主人公だ!









声のする方に行ってみると、栗田が子犬に顔を舐められてました。
ほのぼのした光景につい主人公も笑っていると
「日頃隙がないから、ほのぼのしてるとこって貴重なんですよ〜今日はラッキーです!」と
猪口が嬉しそうに話してくれました。



栗田「何がラッキーなんだよ。そんなの見たって何の役にも立たないじゃないか……」






目の前で第三者に話して恥をかかせられるじゃないか(←やめれ)







2月1日(日)
料理レベルがようやく10になったので、幻のケーキを味見させました。



栗田「これは……すごいな。こんなケーキ、食べたことないよ。美味いよ、どうやって作ったんだ?」










幻の生地に
幻のクリームと
幻の実を乗せて
幻の技で作りました
(←意味がわからん)










・・・だって本当にそうやって作ってたんだもん・・・。







2月3日(火)
節分なので、閉店後に豆を渡す主人公。
唐突に豆を渡されて「豆?」とキョトンとする栗田。



ポチ「そ、豆。バトルしよう








いや何か違う








わかりやすく説明を求める栗田に
「豆まきはしたいけど掃除はしたくないから、バトルして負けたほうが後始末をするのはどうだ」と言う主人公。
それを聞いて「豆まきは競技じゃないだろ」と呆れつつも
「成長してないと思ったら、なんか微笑ましくなってきた」などと栗田が言うもんだから
主人公はムカッときたようで、フライングで豆を投げつけてきました。



栗田「しかも袋ごと叩きつけるか?顔は反則だ、反則っ!」









それ、掃除ラクじゃね?
バトルする必要なくね?









まぁ、その後は結局豆合戦の火蓋が切って落され、
豆だらけになった店中を2人で掃除することになりました。
「節分の豆って年の数だけ食べるといいんだっけ?」と尋ねる主人公に
「今やったのは豆まきとは違うだろ」と呆れつつも答える栗田。



ポチ「うちには鬼なんていないもん。福を呼び込むだけでいいんだよ」




いるだろ。
とっておきの鬼(主人公)が。





栗田「まあ……それでもいいか。とりあえず、伝統的な行事に参加したのは事実だしな」







いやダメだろ








2月14日(土)
恋人たちの一大イベント、バレンタインです。
もちろん栗田にチョコをあげようと、閉店後に栗田の家の前まで来たけど
直前になって渡す勇気がなくなってしまい、「郵便受けに入れるのもなぁ」と独り言を呟いてると



栗田「なんだ。そのつもりだったのか?」



ふと窓の外を見たら主人公が家の前で挙動不審だったから出て来たそうです。
しょうがなく開き直って「一応手作りだよ、もらってくれる?」とバレンタインのチョコを贈呈。



栗田「当たり前だろ。お前が作ったものなら何でも美味しいさ」
ポチ「味のほうはあんまり心配してな……そうじゃなくってっ!」
栗田「わかってるって。ありがとう、嬉しいよ。お前が今日くれるなら、コンビニで売ってるチョコでも嬉しかったと思うんだ。
   この世でたったひとつしかない手作りなら言うことないよ。店のこともあったし、忙しかっただろうにな。本当に、嬉しい。ありがとう」






栗田・・・!!











愛のバクダン もっとたくさん
おっことしてくれ!!!












栗田の言葉に主人公も嬉しそうに笑って「生ケーキだから早めに食べてね」と言うと
「もちろん」とキッパリ答える栗田。



栗田「そんなことしてみろ。後でお前に何されるか、わかったもんじゃない」





そっちかい





せっかくいい雰囲気だったのに、主人公も「そーゆー理由か!」と怒ると
栗田は「冗談だって」と笑って宥めてました。



栗田「やっぱり、お前はその方がいいよ。その調子でいてくれよな」
ポチ「え?」
栗田「いつもの勢いがないとお前らしくないってこと。俺が好きなのは、いつもの鉄砲玉みたいなお前だし……な」
ポチ「誉められてるんだか、貶されてるんだか、ビミョーだなあ」
栗田「誉めてるんだよ、当然だろ。自信持ってくれ」





栗田くん女の子の趣味ワルーイ






3月1日(月)
さて、ようやく卒業式です。
式が終わってから梨香とお喋りしていると、梨香が「お迎えが来ているわよ」と言って去って行ったので
なんのこっちゃと後ろを振り返ってみると



栗田「ここにいたのか。卒業おめでとう、ポチ」



「行きたい所があるから少し歩こう」と栗田に誘われて、行き先も分からないままついて行くと、
以前も来た事のある神社にやってきました。
そこで色々と小さな頃の思い出を語り始める2人。



主人公は昔から勝気で無謀なところがあって
どう考えても勝てない相手なのに「理不尽なことを言われたから」と主人公がケンカを売ったのに
結果的に栗田が被害に遭って親に怒られたことがあったらしいです。
栗田が怪我をしたことに対して「すごいショックだった」と悲しそうに話す主人公に
「俺が入らなかったら、お前がああなってたんだぞ」と言う栗田。
主人公はかなり後悔したけど、なんだか嬉しかった気持ちもあった、と記憶があやふやな模様。



栗田「うーん、でも忘れてるならそれはそれでも……」
ポチ「よくないっ、全然よくないっ」
栗田「……どうせなら完全に忘れててくれ」
ポチ「そりゃあんまりでしょ。内容覚えてないあたしが言うコトじゃないけど」
栗田「その中途半端さ加減が、余計に居た堪れないんだよ……。『ぼくがまもってあげるから、だいじょうぶだよ』」



ここで幼少時代の回想シーンに突入。



ポチ「透ちゃん、透ちゃん、だいじょうぶ?ごめんね、ごめんね」



きっと栗田が主人公を庇って怪我をした時の回想シーンですね。
背景も、幼少時代の主人公と栗田のスチルで、主人公が泣きそうな声で一生懸命謝罪している声がするんですが
スチルの主人公は笑顔です。
どういうことだ。





「泣かないで」と宥める栗田に
「泣くのは透ちゃんだよ!」と答える主人公。



栗田「ぼくはなかないよ。パパとやくそくしたんだ、おとこはかなしいときしかないちゃだめだって」






悲しい時って結構頻繁じゃないか







栗田「ポチちゃんはぼくがまもってあげるから。だいじょうぶだよ、なかないで」
ポチ「……うん。あたし、なかない。透ちゃんがまもってくれるなら、あたしも透ちゃんをまもれるようにがんばる。つよくなるね








その結果が今の状態ですね









そこで回想シーンは終了して、全部思い出して「嬉しかった」と笑う主人公に
「最初は守ってやりたいだけだったけど、変わっていった」と話を続ける栗田。



栗田「守るだけじゃ足りなくなってくるのに、おまえは強くなっていって守る余地もなくなっていくだろ」






想像以上にな






栗田「独占欲って言うんだろうな。でも、幼馴染、腐れ縁って関係はものすごく居心地がいいんだ。
   だけど、これも難しくてさ。性別を意識しないから身近でいられる、でも代わりにそれ以上近づけない。
   近づくには壁を壊す必要があるけど、壊したら二度と元には戻せないだろ。本当に壊していいのか、それともこの気持ちは単なる錯覚なのか。
   ……結構長い間、悩んでたよ。だから、きっかけをくれたおじさん達には感謝してる」







錯覚だったら良かったのにな(←なんて事を)






主人公が店を任されることになって、真っ先に相談してくれただろ、と嬉しそうに聞く栗田に
他に相談する相手が思いつかなかったと返す主人公。
身も蓋もない。



栗田「好きな人に頼りにされると、男ってのは嬉しいんだよ。そのまま店を手伝うことにもなって、やっと壁を壊す決心がついたんだ」



10年前の約束で、栗田が主人公を守る代わりに、主人公も栗田を守るという約束をしたけども
それは叶えられたかわからないけど、「ずっと一緒にいるってことは叶えたよね」と嬉しそうに話す主人公。
実は、中学当時に栗田の志望校を聞いてから、主人公の第一志望も変えたそうです。
てっきり栗田が主人公を追っかけて来たのかと思ったけど、主人公が無意識に栗田を追っかけたんですね。



幼馴染・友達・同級生、と色々な関係を築いたけども、「今が一番近いところにいるよね」と笑う主人公。



栗田「ああ、もちろん。……ずっと好きだったよ、たぶんお前が気付いてない頃から」









あなただけ見つめてる
出会った日から今でもずっと











ってことですね。
いや、主人公と栗田の関係からして













あなたに会ったその日から
恋の奴隷になりました














の方が正しいかもしれない。
栗田は確実に主人公の奴隷と化してる。



まぁ、そんなこんなで画面暗転して『それから2年後……』の文字。



春うららかな天気の中、「寝てる場合なのー?レポートの締め切りじゃないのー?」と栗田に声をかける主人公。
2年後ってことは、栗田は大学生ですね。
続けて「出前持って来たから起きろー、足でつつくぞー」と主人公が言うので
「もうちょっとマシな起こし方はないのか?」とようやく起きた栗田。
そんな栗田に「おはようのキスでもしてあげたほうが良かった?」と冗談めいて聞くと



栗田「そういう問題じゃ……ああ、でもそれでもいいか」
ポチ「え。なに、ホントにやれって?どしたの、思考が乙女モードだね」



栗田の乙女思考は前からですよ



ポチ「暑さでやられた?それともレポートからの逃避?」
栗田「さりげにめちゃくちゃ言ってるよ」
ポチ「つっこんじゃダメ。てゆーか、ホントにやるの?やっちゃうよ」
栗田「なんだよ、乗り気だな。まあ……たまにはいいだろ」
ポチ「よくわかんない理屈だけど、まあいいか、うん。それじゃ。おはよー、もう昼だよ?お・き・て・ね」









バルス!!!(←滅ぼすな)








いやまぁコントロールをぶん投げたい衝動に駆られたところですが
寝っ転がってる栗田のホッペにチューする主人公のスチルは、すごい幸せそうで好きです。
このスチルの栗田すごいカッコイイ。



ということで、栗田ルートはこれにてエンディングですよ。
いや〜、やっぱり幼馴染キャラっていいですね。
文武両道、才色兼備なうえに小さい頃から一途に想ってくれてるってホント主人公恵まれすぎですよね。
主人公死ねばいいのに。(←待て待て待て)



なんつーか、もうちょっと主人公にはモヤモヤしてほしかったかな。
モヤモヤする相手も梨香じゃなくて、全然知らない女子生徒とかが良かった。
知らない女子に栗田が告白されてるシーンを目撃してしまって、栗田は断るけども女子生徒は食い下がって
主人公に向かって「あなたには負けません!」みたいな宣戦布告をしてほしかった。
そのくらいの障害が欲しかった。
というか主人公が悩み苦しむ様を見たかった。(←どんだけ主人公嫌いなの)



栗田もせっかくイケメンキャラなんだから、もっと「こんなに人気者なんだ!」みたいなイベント欲しかったなぁ。
設定が死んでますよ。



栗田自身はすごい好きです。
イケメン!イケメン!
声も保志さんで、すごいトキメキ度が高かったです♪



まぁこんな感じで栗田レポは終了です。





栗田レポ前半へ

きまぐれストロベリーカフェのページに戻ります