葛城 手良 〜かつらぎ しゅら〜 CV:風間勇刃


後半



10月8日(水)
営業中、中間のレジ締めをしていて、お金の計算が合わなくて困惑する主人公。
その様子を見ていて心配してくれた葛城に計算書とレシートを見せると
単なる主人公の計算間違いだと発覚。



本来なら電卓を使ってやればいいのに、主人公が神がかりの域の機械オンチなので
電卓を使うことに抵抗があるそうです。



ポチ「レジも自分じゃ使ってないってゆーか、未処理伝票って溜めといてみんなに打ってもらってるよーな……」








店長使えねえ









しかし葛城は「機械と思わずにおもちゃと思えば、気構えずに済むんじゃないですか?」と
優しく諭してました。
さすが先生。
うちだったらもう「テメェはたて穴住居にでも住んでろ」って突き放す。(←酷)





10月13日(月)
この日は中間試験に向けて臨時の家庭教師の日だったんですけど
特筆するような会話もなかったので省略。



10月27日(月)
通常の家庭教師の日。
いつものように勉強を始めたものの、しばらくすると



葛城「ポチちゃん、ポチちゃん?起きてくださ〜い」





主人公、寝てました











両親不在、密室、年頃の男性と2人きり。
この条件を全て満たしているうえで居眠りをする主人公。
これは葛城の試練ですか。









愛だ恋だとぬかしたって所詮は僕等アニマルなんですよ葛城!














人は悲しい性をもって破裂しそうな悩み抱えて
必死で猛ダッシュですよ葛城!!


















まぁ、さすがにR指定ゲームじゃないので間違いは起こりませんでしたが
勉強中に寝られて怒らない葛城は本当に懐が深い。
主人公の学校の文化祭準備が忙しいらしいけど、お店でも何かハロウィンイベントをしようかという話になり
「ジャックランタンを作ろう」ということになりました。
くり抜いたカボチャはお菓子に使えるとのことなので、色々とカボチャのお菓子の想像をする主人公。



葛城「とりあえず、その前にお勉強を終わらせてしまいましょうね。眠気も覚めたようですし












謀ったな!シャア!












11月1日(土)
この日は主人公の学校の文化祭1日目なんですけど、葛城は登場しないので省略。



11月2日(日)
文化祭2日目。
主人公のクラスの出し物に葛城が来てくれて、喜ぶ主人公。
しかも主人公の休憩時間に一緒に見て回ろうと誘ってくれたので、主人公さらに大喜び。



そして主人公の休憩時間に入り、2人で見て回っていると、体育館で演劇をやっているのを目撃して
「懐かしいなぁ、演じたことがあるんですよ」と葛城の発言にビックリする主人公。



葛城「そうです。この学校の演劇部は、文化祭で毎年ロミオとジュリエットをやりますからねえ」






葛城さん、この学校の卒業生でした






葛城は1、2年の頃は裏方をやっていたけど、3年になったらロミオをやったそうです。
まだ演劇をしているのか尋ねてみたら、「和唯くんから聞いてない?」と逆に質問されたので
「何も聞いてない」と答えたら



葛城「そうですか。ならいいんです、気にしないでください」







気になるわ!!

言えよ!!!







11月9日(日)
唐突に紅葉狩りに行きたくなったので、とりあえず葛城に電話してみました。



葛城「いやあ、驚きましたねえ。突然山登りのお誘いが来るとは思いませんでしたよ」







そう言いながら山に来てるお前に驚きだよ







ロープウェイで頂上まで登って紅葉を楽しむ2人。
ふと見つけた池の周りがとてもキレイで見惚れていると



葛城「ただ落ち場で足元が滑るので、気をつけてくださいね。落ちたら最後です







それは振りですね?(参考:上島竜兵)(←違)







浪漫茶房の主人公なら期待に応えてくれるだろうに・・・もったいない。
あの主人公は水場を見れば落ちる子だからな。(←どんな条件反射)



で、カメラを持って来てた葛城が、「せっかくだから」と言って主人公がキョトンとしてる間に撮ってしまいました。
葛城の趣味は写真らしいので、よく撮影するらしいです。
きっと葛城の部屋には主人公の盗撮写真が一面に貼り付けられているはず。(←ただのストーカーです)



そうこうしてると、無人販売所を発見。
キノコも売っているのを見て「この山で採れたのかな」と葛城が言うと



ポチ「でもこのキノコ、赤いんですけど……」













でっかくなれるかもよ










ちなみにその赤いキノコは、葛城曰く『タマゴタケ』というキノコだそうです。
ちゃんと実在するキノコです。
知りたい人はこちら(別窓開きます)
赤いっちゃー赤い。



11月12日(水)
自宅に電話がかかってきたので出てみると



和唯「よー、ポチ?生きてるかー?」




前々から名前だけ登場していた従兄の和唯からでした。
電話の内容は「今度の土曜に大学で学祭があるから見に来ないか」ということでした。



和唯「頼むよー。友達に頼まれたチケット、さばききれてないんだよー。1枚引き取ってくれっ」







都合のいい女なんてまっぴらゴメンよ!








まぁ、そのチケット代は和唯が出してくれるということだし、
なにより葛城も同じ大学なので、行く事に決定。



11月15日(土)
約束通り大学の学祭へ行き、まずは和唯と合流。







普通に爽やかイケメン兄ちゃんだと思う。
むしろ葛城より断然好み。
今ならまだシフトチェンジできるはず!(←できません)




ともかく約束していたチケットをゲット。



ポチ「ん、受け取った。……で、なんのチケットなの、コレ?」









聞いてから行くかどうか決めろよ









なんかよくわからないけど、普通のライブのチケットでした。
和唯の友人のバンドのライブだそうで、後で合流してきた葛城も買わされたようで、3人で見に行くことに。



次の場面では既にライブ終了後で、とても楽しんだ様子。
音楽バンドのはずなのに、最後の方はほぼコントみたいだったそうです。



葛城「ですねえ。演奏するよりもコントでステージに立った方が絶対に売れそうなバンドでした」





どんなバンドだよ。





しばらくして、葛城が席を外したので
和唯と葛城の仲の良さについてのトークになり、「丁寧語使ってない葛城さんを初めて見た」と話す主人公。



和唯「そーいやそーだなぁ。あいつ、遠慮がいらない相手以外にはいつでも丁寧語っつーか」
ポチ「つまり、和唯兄ちゃんは葛城さんに遠慮されてないんだね」
和唯「あれで遠慮してる、とか言われたら俺泣いちゃいますよ」
ポチ「な、泣いちゃうって」
和唯「ま、変な奴だからね」



お前もな。






そして主人公もだ。






次に葛城と和唯の入っているサークルについて「何のサークル入ってるの?」と尋ねたら
言葉に詰まりつつ「葛城から聞いてない?」と和唯が逆に質問するので
葛城からも同じようなことを言われたことを思い出していると



和唯「うん、まあ、その、な。世の中知らない方がいいこともあるんだよ」
ポチ「な、なにそれ。余計気になるよ」
和唯「言えない、俺の口からはとてもとても」
ポチ「な、何やってるのよう!?」
和唯「だからナイショ」
ポチ「きーっっ!」




察しろよ主人公。






和唯はともかく、葛城は眼鏡なんだぞ。(←だからどうした)












二次元の眼鏡キャラは
異常な性癖があるんだから。
(←どんな偏見)











そこへ葛城が戻って来て、主人公と和唯が口論しているのを見て不思議に思っているようだったので
「今、サークルの話をしてた」と言うと



葛城「秋空がきれいだねえ。はい、お土産をどうぞ」
和唯「お、コーヒーとは気が利くねっ」
ポチ「ごーまーかーしーてーるー!!」
葛城「あはは、冷めちゃいますよ?」
ポチ「うわあああん!」



諦めろ主人公。








触らぬ眼鏡に祟りなしですよ(←眼鏡?)








11月16日(日)
葛城からメールがきたので読んでみたら、学祭に行ったことに対するお礼メールでした。



『P.S. 質問したいことがある場合はぜひ和唯くんにお願いします。』






このなすりつけ合いはいつまで続くんだ






11月25日(火)
月1の家庭教師の日。
期末テストを控えて、「卒業にも関わるし、迂闊な点は取れないなぁ」と主人公がボヤいてると



葛城「出来ればいい意味で驚ける点数をたくさん取ってほしいですねえ」







過度な期待はプレッシャーにしかならないのでやめていただきたい。







そこで、思い出したようにMDを取りだした葛城。
先日行った大学の学祭で見たライブの録音したやつだそうです。



葛城「和唯くんがあのサークルから強奪してきたんですが、余ったので渡してくれと頼まれました」









ジャイアンかあいつは







渡す人数考えて貰ってこいよ!
そもそも強奪してる時点でどうかと思うけどな!







そこでめげずにもう一度「一体なんのサークル入ってるの?」と主人公が尋ねてみたけども
結局笑って「秘密です」と誤魔化されて終わりました。
これ、いつか明らかになるのかなぁ。
こんだけ引っ張ってるんだから言ってくれないと非常にモヤモヤするんですが。



11月29日(土)
料理レベルがMAXになって幻のケーキを作れるようになったので、早速葛城に味見をさせてみました。



葛城「これは……凄いですねえ。こんなに美味しいケーキ、今まで食べたことありませんよ」






素材は全て得体の知れないものですけどね。(←いいのかそれで)







12月4日(木)
店の閉店準備をしていると、葛城から電話がきました。
「少し出てこられませんか?」と急に言われたので驚いたけども了承して、急いで待ち合わせ場所へ。
到着した場所で、キレイな夜景を見て感動する主人公。
ここから見る夕焼けもキレイで、葛城はここに写真を撮りに来ることもあるらしく
久々に来てみたら主人公にも見せたくなった、とのこと。
いつか写真も見せてくれると聞いて喜びつつ
「写真の技術があるのに仕事にしないなんてもったいない」と主人公が話すと



葛城「そうですねえ、趣味止まりです。医者になって実家を継がないとならないですからねえ」



そういえば医学生だったんだよね、葛城。














これも医学生なんだよね











医者になることをずっと期待されていて、それに窮屈さを覚えているかと思えばそうでもなく
「期待に応えるために努力するのは楽しいし、医学自体も面白くてやりがいを感じてる」とのこと。
すごいな、葛城。
しかしそんな葛城も、小さい頃からの夢はなかなか捨てられない、とのこと。



葛城「将来の夢はひとつだけなんて決まりはありませんからねえ。いつか両立できるかもしれません」








諦めたらそこで試合終了だよ












安西先生・・・
盗撮がしたいです・・・
(←それはダメだ)












12月12日(金)
主人公の誕生日ということで、葛城に懐中時計を貰いました。
会話のやり取りとしては、特に面白いのがなかったので省略。



12月14日(日)
期末テスト目前ということで、臨時の勉強会開催。
勉強して鍋食って帰りました。
特に面白いことはありませんでした。
つまらん。(←何を求めてるの)



12月22日(月)
この日は通常の家庭教師の日。
しかし、いつもの時間になっても葛城が来ないので心配してると
携帯に電話がかかってきて「交通事故に遭った」と言われて
主人公は「だだだ大丈夫ですか!?怪我は!!?」とパニック。



が、実は葛城が被害に遭ったわけではなく、
「友人の事故現場にたまたま居合わせて、応急処置をして救急車に同行してまだ病院にいる」とのこと。
紛らわしいわ!!
最初の「交通事故に遭った」の報告にちゃんと主語を入れろよ!



ポチ「な……なんだ、そうだったんですか。びっくりした……。でもすごいです、応急処置なんてできちゃうんですか?」









事故に遭った友人の心配してやれよ










葛城「やっと親のためでなく自分のために医者になろうと思えました」



あぁ、実際に怪我した人の処置をしたことで快感を得たようですね。(←快感?)
ちなみに、事故に遭った友人は命に別状はない模様。
と、そこで「もしかしてその友人って和唯兄ちゃん?」とちょっと不安になった主人公だけども
和唯もさっきまでいたけど、事故に遭ったのはまた別の友人だそうです。



葛城「彼は五体満足ですから、どうぞ安心してください」





安心ではあるけど残念でもあります。(←何でだよ)





後、その事故に遭った友人というのが女性だとかいう話とかしてから
「ともかく今日は授業は無理ですねぇ」と主人公が言うと



葛城「ああ、そうでした。そのためにお電話をしたんでしたね」



そりゃあね。
意味もなく見知らぬ他人の事故の報告なんてされても
こっちとしては困るだけだしね。






で、葛城との話が終わって電話を切ったら、今度は家のインターフォンが鳴りました。



和唯「やほー、俺だよ俺。おみやげ配達してきたから入れて」








お前病院にいたんじゃねぇのかよ!








主人公も同じ事を思ったらしく、とりあえず和唯を家に入れてから
「病院じゃなかったの?」と聞くと
「運ばれた先は葛城の実家の病院だし、居ても邪魔になるだけだから」と言われました。
それよりも葛城の実家の病院が、救急車が行くような大きい病院だと知って驚く主人公。



和唯「あれ、知らんかった?救急病院だぜ、あそこんち。葛城総合病院つって、でっかいの」



マジですか。
えらいとこの後継ぎじゃないですか。
そんなとこの時期院長ですか。
葛城院長の総回診ですか。
後ろに医師やナースを何人も引き連れて廊下を歩くわけですか。



葛城本人は、今まで医師になる気はあっても実家の総合病院を継ぐ気はなかったようだけど
今日の事故で何か吹っ切れた顔というかなんか企んでる顔をしてた模様。
それを聞いて「企むなんて、まさかぁ」と苦笑する主人公。



和唯「……………そうか。おまえ騙されてたんだな」









ブルータス和唯、お前もか









どういう事だと問い詰めてもはぐらかされて、葛城から頼まれた届け物を渡されました。
見てみると写真のパネルで、以前夜景を見せてもらった時に約束したやつだと思い出した主人公。



和唯「ほお?ふーん……へえ」
ポチ「何が言いたいの、和唯兄ちゃん?」
和唯「いやぁ?勉強するフリしてデートでもしてたのかしら、と」
ポチ「蹴るよ。葛城さん、優しいけど勉強に関してはけっこースパルタなんだから」
和唯「そーだろ、そーだろ。俺もけっこーしごかれた……」
ポチ「……和唯兄ちゃんも、世話になってたんだね……」











ブルータス和唯、お前もか









とりあえず届け者はしたからと和唯が帰ろうとしたところを
「1つ聞きたい」と主人公が呼びとめました。



ポチ「今日事故に遭ったお友達って、女の人って聞いたけど……あの、えーっと」
和唯「うん?あ、俺の彼女じゃないですよ?」
ポチ「だあー!そんなの聞いてない」
和唯「でも、葛城の元彼女だけどね。それが聞きたかったんじゃない?」
ポチ「ぐ……っ。・・・・・って、元?」
和唯「元。すでに過去の話、確か2年前。とゆーわけで安心しなさい、わっはっは」







元カノとのバトルフラグが立ったそばから折られました








障害という障害がまったくない。
残念です。
ばあさんは用済みとか言い放ちたかったです。(←言うな)





12月24日(水)
和唯が来店してきて、クリスマスでの盛況っぷりに驚いてたので
「今日1日臨時のバイトしてくれるなら雇うよ」と主人公が言うと



和唯「いやん。やるならもっと空いてる時にやる」





いらねぇよ





一体何をしにきたのかと尋ねると、「葛城に頼まれて配達しに来た」とのこと。
最近葛城のパシリが定着してますね。
っていうか、葛城はこの日シフトに入っていて、さっきまでいたらしいので
「その時に渡せばいいのに」と主人公が不思議に思っていると
「俺の方こそ理由が知りたいけど、わからなくもない」とニヤニヤする和唯。



ともかく渡したってことで和唯が帰ってしまったので、早速手紙を開けてみると真っ白でした。
しかし何かいい香りがする模様。
ここで選択肢登場。



@間違えたのかな?
A葛城さんに直接聞いてみよう




・・・これはAしかないですよね。
@は自分からフラグ叩き折ってますもんね。
フラグを折ったら和唯兄ちゃんルートに入るとかいう裏設定があるのなら
是非とも叩き折りたい所存なんですが。(←折るなよ)





とりあえず葛城の携帯にかけてみて、和唯に会った事を伝えて
「この手紙って一体何ですか?」と質問してみると



葛城「ああ、すみません。和唯くんに言い忘れてましたねえ。それ、あぶり出しなんです」










昭和の小学生かよ!!









葛城「せっかくですから、今日中に内容を読んでみてくださいね。明日以降は無効なんです










だったらなおさら
ちゃんと伝えておけよこのダメガネ!
(←ダメガネ言うな)











「それじゃお待ちしてます」と一方的に電話を切られてしまったので
「よくこんなの思いつくよなぁ」と思いつつもあぶり出しをする主人公。



ポチ「推理小説じゃないんだから……え?あ……す………で……ええっ!?」



あぶり出しによって、一体何が浮かび上がったのかプレイヤーには全くわからないまま
場面は公園(この前夜景を見たところ)に移動。
「なんでもないようなフリしといて、全然なんでもなくなかったじゃない!」とブツブツ文句を言いながら頂上に行くと
カスミソウの花束を持って立っている葛城を発見。



「無事に読んでもらえて良かったです」と笑う葛城に
「なんであんな大切な事をあぶり出しにするんですか!」と怒る主人公。



葛城「先程も言いましたが、気付いてもらえなかったら話にもならないでしょう?ただ、それだけですよ。
   筆記用具は少し変わっていましたが、手紙の内容は比較的普通ではありませんでしたか?」






筆記用具も普通にしろよ







そして何よりも、クリスマスというイベントの日にパシリにした
和唯に少しは罪悪感を覚えろ









「さっきまで仕事で顔合わせてたのに」と言う主人公に
「だって複雑ですもん」と苦笑する葛城。



葛城「家庭教師とその生徒で、なおかつ雇い主とアルバイトですからねぇ。それに、僕は結構恥ずかしがり屋みたいですねえ。
   結局は面と向かって言う勇気が、少し足りなかっただけなのかもしれません」




照れながら話す葛城に対して、「立場なんて関係ありません!」と必死に応える主人公。
それに続けて「あと、これを言うと怒られそう」と話し始める葛城。



葛城「あぶり出しを使って告白というのを、やってみたかったのもあります」










ただの好奇心かよ!!










そんな葛城の発言に脱力しつつ、
「他の誰にもしないなら許します」と答える主人公。
いいのかそれで。



葛城「それはもう、あなたがずっと一緒にいてくださるのなら。
   あなたと共にいるのが、一番自然な感じなんです」





微妙にプロポーズみたいにも聞こえますね。




もう既にこれで告白になってると思うんですけど、
主人公が「あの手紙に書いてあった事を直接聞きたい」と言うと
「もちろんです」と笑って、まず花束を主人公に渡す葛城。



葛城「あなたのことが、好きです。ここに来てくださったということは、あなたも僕と同じ気持ちだと思っていいんですね?」
ポチ「もちろんです。だからここに、来たんです。ずっと、あたしの憧れだったから」





・・・・・・???






「憧れ」と「好き」って違うよな。
え、何これ。
主人公、遠回しに葛城さん振った?
「嫌いじゃないけど付き合うほど好きってわけじゃないし、でも好意を持たれてるのは嬉しいからとりあえずキープしよう」
みたいな、そんな感じですか。
さすが主人公。



12月30日(火)
今年最後の営業日なので、1年を振り返っていると葛城がやってきました。
「今年は忙しい連続だったから、来年は余裕を持ってやりたい」と主人公が話していると



葛城「ご立派な心がけです。ですがその前に先程のオーダー、お願いしますね」






来年もダメみたいです





12月31日(水)
この日は葛城とお買い物。
2人の会話からして、どうやら主人公が受験する決意をしたらしく、参考書を買っているっぽいです。
「決意するの遅すぎたかな」と不安になる主人公を、「まだ日はあります」と励ます葛城。



葛城「その為にも僕がいるんです。頑張りましょうね」







自ら都合のいい男発言。



考えなおせ葛城!まだ間に合うから!お願いだから!!







ついでに翌日の元旦は一緒に合格祈願しに初詣に行く約束しました。
喜んで賛成しながら、「受験前にお守り集めたりした?」と聞いてくる主人公に
「僕より母が熱心でした」と笑う葛城。



ポチ「そっかぁ。うちは……くそう、母さんのバカ」






お守り買うどころか
受験生置いて優雅に旅行だしな。







1月1日(木)
約束通り葛城と初詣に。
主人公も着物だけど、葛城も着物を着てました。
葛城さん、意外とガタイあるから似合うなー・・・。



主人公の受験祈願のために少し遠くの天満宮まで来たらしく
近所の神社と比べ物にならない人ごみに圧倒される主人公。
そんな主人公に「後利益あるとこに行きたいですからね」と微笑む葛城。



葛城「せっかくです、使えるものは使いましょう」






神様を『使えるもの』です。









何様のつもりだこの眼鏡










人ごみに揉まれながらもなんとか本殿に辿り着いてお賽銭を投げる2人。
願い事は、もちろん合格祈願。
ちなみに主人公が受験するのは、当然、葛城のいる大学です。






無謀







1月5日(月)
新年初開店の日。
色々と準備をしていると葛城がやってきました。
お互いに「今年もよろしく」と挨拶をしてから、2月のバレンタインに向けて話してました。
「昔はそういうのに踊らされなかったのに」とため息をつく主人公に
「物の見方が変わったんですね」と話す葛城。



ポチ「少しはオトナになれたかな……」
葛城「ええ、きっと。さて、では僕もお仕事を開始しましょうか」







見ろよ、この葛城の投げっぷり(笑)







「たかだかそんな事で大人になれねぇよ」っていうツッコミを敢えて放棄したんでしょうね。



1月10日(土)
夜、自室で勉強しているとインターホンが鳴ったので出てみたら葛城でした。
受験勉強を頑張っている主人公に差し入れを持ってきてくれたそうです。



ポチ「わーいっ、ありがたくいただきますっ!わ、コロッケだ。美味しそうっ」







どんなチョイスだよ






このコロッケは葛城の母親が作ったものだそうで、
葛城がさっさと帰ろうとすると



ポチ「ええっ!?もう帰っちゃうんですかっ?もう少しいいじゃないですかっ」









勉強しろよ









今は休憩中と言い張る主人公に、「じゃあ散歩に行きましょう」と葛城が誘ったので
2人で夜の散歩に行くことに。
冷たい空気を吸って「なんかスッキリする」と話す主人公。



ポチ「家にこもって勉強してると、なーんかすぐ眠くなるんですよね。なんでだろ」








暖房消せ








そのどうしようもない独り言に、「換気を忘れがちになりますから」と葛城が答えると



ポチ「あー、確かに忘れるなあ。だから気が付いたら寝てること、多いのかな……」









こいつ勉強してねぇよ!!!










しかし葛城は怒ることなく、「お店があるから疲れてるんでしょう」と労ってました。
なんてジェントルマン。
そんな葛城の優しさに、「平気です!」と主人公が答えると



葛城「だといいのですが……。流れ星でも現れてくださったら、お願いするんですけれどねえ」





それはつまり
主人公の実力には一切期待してない
ということですね。



さすがにここでタイミング良く流れ星が流れる奇跡なんて起きるわけはなかったけども
星はキレイに見えていたので、星の話が始まりました。
そして「いつか北極星が目印になるようなとこに旅行したい」と主人公が言うと
「砂漠とか?」と突拍子もない事を言い出す葛城。



ポチ「砂漠!いいですねっ。いつか葛城さんと一緒に、行けたらいいな」









あなたの傍で ああ暮らせるならば
つらくはないわ この東京砂漠










ってことですね。(←東京かよ)









1月17日(土)
センター試験初日。
家を出る前から緊張していると、葛城から電話がきました。
主人公が緊張してるんじゃないかと気遣ってかけてくれたそうです。
確かにガチガチだったけども、葛城と話しているうちに緊張がほぐれてきた模様。



葛城「なんでしたら会場までついていきましょうか?」









過保護すぎるわ!!










しかしこんな過保護っぷりを披露していたくせに
センター試験2日目にも励ましの電話をくれるというイベントはありませんでした。
どうしたいんだ葛城。



1月26日(月)
この日は家庭教師の日で、主人公の勉強の調子が良さそうで安心している様子の葛城。



葛城「あなたの力と努力の賜物ですよ。まだ始まったばかりです、この先も頑張りましょう」










俺達の戦いはまだまだ終わらない!

                    〜完〜















・・・まぁこんな中途半端で終わっても困るので続きますけど。





2月3日(火)
お店にて、葛城と節分の豆まきトーク。
葛城自身は、ここ数年は忘れていたようだけど、実家の病院では毎年イベントとしてやっているそうです。
そして節分に関する知識を披露する葛城。



葛城「そうそう、そういえば豆でなくて、チョコレートやキャンディをまくところもあるそうですよ」







そこに行きたい!!!(←おい)






何故にこんなに節分に関して詳しいのかと聞いたら
高校の時に節分に関するレポートを書いたことがあるそうです。
「こういう事ばかり覚えてるんですよね」と苦笑する葛城に、「あたしは勉強になりました!」と言う主人公。



葛城「フォローをありがとうございます。ところで、なぜ節分の話に?」








あれだけ語っといて今更かよ









「豆まきがやりたくなったけど一人じゃ寂しいから付き合ってほしい」と主人公が頼むと
すぐに了承してくれて、閉店後に2人で豆まきして平和に終わりました。



2月11日(水)
この日は葛城の誕生日なので、お昼寝大好きな葛城の為にハンモックをプレゼント。
すると「ひなたぼっこの素敵なパートナーですね」と葛城大喜び。



葛城「是非これを遣って、昼寝をしたいですねえ。公園に吊ったら怒られるでしょうか」





管理人に怒られると思います





ポチ「あんまり人が来ないとこにしてくださいね、物騒だから」







そういう問題じゃないと思うんだ








ポチ「あと、そのうちあたしにもちょっとだけ使わせてくれます……?」









そっちが狙いか









2月14日(土)
恋人たちのイベント、バレンタインデーです。
本命チョコをあげるのは和唯じゃなくて葛城です。(←当然です)



店を閉店後に公園に呼び出して、チョコレートを渡すことに。
「受け取ってくれます?」とドキドキの主人公に、「もちろん!」と喜ぶ葛城。
主人公の手作りチョコを受け取って、「バレンタインは今日だったんですねぇ」と葛城がしみじみ言うので
「もしかして忘れてた?」と主人公が呆気にとられていると



葛城「なにしろ、今までほとんど縁がなかったものですからねえ」




う、嘘だ!!
お前そんなはずはないだろう!
お得意の天然ボケでスルーしてただけだろ!!?
だって考えてみろよ!









大病院の跡取りって肩書きがあれば
玉の輿狙いのバカ女どもが群がるはずだろ!?
(←他に言いようがないのか)












さすがに主人公も「ウソだ!」と問い詰めたけど
「今年もあなたからしか貰ってない」と答える葛城。
しかし主人公が「それはバレンタインのチョコと気付かずに貰ってただけじゃ・・・?」と疑っていると



葛城「ですから、感動もひとしおですねえ。中を開けてみてもよろしいですか?」









スルーされました









2月23日(月)
主人公の受験の合格発表の日です。
葛城と一緒に合否確認に行ったけども、落ちていたらどうしようと不安に駆られまくりの主人公。



葛城「大丈夫です。僕がついてますから」






お前がいてもいなくても落ちる時は落ちるっての。
どうせなら大病院の跡取りの地位を利用して裏工作とか
そのくらいの心意気を見せてみろよ。
お前、主人公に惚れてんだろ?ん?(←最低な人間)



で、合否なんですけど、これはきっと勉強レベルによるんでしょうね。
まぁ勉強しまくってレベルMAXなので合格は確実でしたけど。
合格していた事がわかって大喜びの主人公に、「おめでとうございます」と祝う葛城。



葛城「ところで、ですね」
ポチ「はい?」
葛城「抱きついてくださるのは嬉しいんですが、注目を浴びていますよ?」
ポチ「うわわわっ。ご、ごめんなさいごめんなさいっ」
葛城「いえいえ、僕はかまわないんですけれどねえ」









不合格&非リア充の人間に
追い打ちをかける気ですか











ちなみに、主人公は医学部なんて受けるほどの知識があるわけはないので、心理学科です。
心理学科でも主人公が合格するなんて不思議なくらいなんですけど
まぁそこは葛城の裏工作のおかげと思っておきましょう。
主人公の実力とは認めない。(←何故)




3月1日(月)
卒業式の後で梨香と話していると、葛城がやってきて「卒業おめでとう」と祝ってくれました。
4月からは晴れて葛城と同じ大学に通うことになるし、
葛城は6年ある医学部の3年生だから、うまくいけば同じ年に卒業できるのかなと主人公が尋ねると



葛城「おや……そうなりますか。では残りの学生生活は、あなたとずっと一緒なんですねえ。
   それは気付きませんでした。素直に喜んでおきましょう」







その言葉、後悔しないことを祈る






その後、「今日は記念日だからお祝い」ということで2人で食事に行きました。
そして画面暗転して、『それから6年後……』の文字が。



医務室みたいなところで保険がどうこうとか、レセコンの使い方がどうこうとか
色々とブツブツ言いながら悩んでいる主人公。
そこへ「無理しなくていいよ」とやってきた葛城。



・・・6年経っただけあって、主人公は確かに大人っぽくなったんですけど
葛城は白衣を着ているくらいで全然変わってませんでした。
もうちょっと髪型とか、眼鏡がコンタクトになったとか、そういう違いをさぁ、違いをさぁ・・・。



しかし2人の会話からして、無事に個人院を開業できたってことでしょうね。
結局実家の総合病院を継がなかったんですね。



葛城「仕方がないねえ。なにしろ、村に診療所はここひとつしかないから」




・・・なるほど。



Dr.コトー改めDr.カツーですね。(←カツーってなんだ)






葛城自身、街の大きな病院は色々と煩わしくて合わないと思ったから、こういう場所に来たらしいけど
主人公まで連れてきてしまったことに罪悪感を抱いているそうです。
そんな葛城に「イヤだったらついてきないよ」と微笑む主人公。
一応主人公も養護教諭の免許取得したそうなので、カウンセラーは出来る模様。



そこで思い出したように「そういえば『夫婦仲良くていいね』って言われた♪」と話し始める主人公。



ポチ「そんなこと言われたの初めてだったから舞い上がっちゃった」
葛城「おやおや。そんな新婚さんみたいな……あれ?」
ポチ「新婚さんみたいじゃなくて、紛れもなく新婚なの!」
葛城「あはは、そうだったねえ。最近慌ただしくて、うっかりしていたなあ」
ポチ「そんな大事なコト、うっかり忘れないでください。まあ……手良さんらしいけどね」





いいのかそれで





葛城「納得されてしまうのも、少しばかり複雑だけれどねえ。反論できないなあ、まったく」





お前はもう少し反省しろ






で、その「仲良いね」と褒めてくれた『長谷川さん』というおばさんのお爺ちゃんが少し体調が良くないらしく
明日来院する、とかいう話をしてこの日は終了。
エンディングなのに、医者として人の死と向き合う覚悟とかの重い話なのかな・・・。


そして翌日、患者もみんな診察が終わって休憩する頃、



ポチ「長谷川のおじいちゃんも、ちょっと運動不足だっただけだったみたいだしね」








ジジイィィィィ!!!!!







ともかく、主人公の淹れたお茶を飲んで一息ついていると、葛城がとある写真を発見。
6年前に主人公と葛城で紅葉狩りに行った時の写真だそうです。



ポチ「ずっとね、あたしの宝物だったの。だから、受付に飾ってみました」






公私混同である



見せつけられる患者の身にもなってくれ。





ポチ「贅沢だよね。前を見れば写真の中に手良さんがいる。後ろを見れば、現実の手良さんがいる」








前門の手良、後門の手良ですね。(←それは違う)







そんな話をしていると、「お休みの日にまたどこか行って写真を撮ろう」と葛城を誘う主人公。



葛城「そうだねえ。ここではいくらでも新しい思い出が作れる……そんな気がするなあ」






良い思い出だけとは限らないけどね(←こら)






さて、これにて葛城ルートは終了です。
なんでしょうね・・・世の中の乙女ゲーでは、年上キャラというのは
年上の余裕で迫って、主人公をドキドキハラハラモヤモヤさせてくれるというのが萌えだと思うので
葛城にはそこまで萌えなかったなあ。
もっと腹黒さを見せてくれたら良かったのに。
貴様なんの為に眼鏡かけてんだ。恥を知れ。(←お前がな)





しかし、せっかく『元カノ』って言葉が出て来たんだから、それも活かしてほしかったな。
本当に障害という障害がまったくないです。
ハッピーエンド主義の自分ですけど、ゲーム途中は何か波乱がないとつまらないですよね。
自分が何か見落としてフラグを折ってしまったのなら話は別ですけど
攻略サイトを見ても何もなかったので、やっぱり何もないんでしょう。
物足りない。



そしてモヤモヤしているのがさらにもう1つ。









葛城と和唯が所属するサークルが
結局判明してねぇよ!!!










あれだけ引っ張っといて結局わからないのかよ!
これこそ本当に何かフラグ立てるの失敗したのかと思ったけど、どんだけ調べても出てこなかったよ!
ふざけんなよ!!!



・・・モヤモヤを抱えたまま葛城レポは終了です。
何この不完全燃焼感・・・!!





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