千頭 貴行 〜ちず たかゆき〜 CV:上田祐司


後半



11月1日(土)
えー、この日は主人公の通う高校の文化祭1日目だったんですけど
千頭はまったく登場しなかったので省略します。



11月2日(日)
昨日も今日も主人公のクラスの喫茶店は大繁盛。
梨香に「これを窓際の真ん中の席に」と言われて、オーダーを持っていくと



千頭「あ?……なんだ、よぉ。あんたかよ」






やあ、千頭くん。キミだね?(←どこの美の申し子)






千頭が来てたことに驚く主人公を見て
「文化祭あるから来いっつったのお前だろ」と突っ込む千頭。






ボクに会いたくてしょうがないんだね……(←だからどこの美の申し子)






それに関しては気にせず、「後少しで休憩だから案内してあげる!」と言うと



千頭「―――あんたが?」
ポチ「む、不満げ?」
千頭「いや……別にかまわねぇよ。ココで待ってりゃいいんだろ?まだケーキも食ってねぇし、しょーがねぇからのんびりしててやる」
ポチ「ん、しょーがないからのんびりしてて」









ボクはキミを待たせたりはしない。
ミューズが嫉妬しなければね……。
(←もういいから)









着替えとかにも時間かかるからってことでクッキーもおまけする主人公。



千頭「そりゃサンキュ……へぇ、よく見たらカワイイじゃねぇか」
ポチ「え?もしかしてあたしのコト?」
千頭「アホか、違うに決まってんだろ。そのカッコだっつーの」
ポチ「可愛いのは制服だけですか、おにーさん。そこまできっぱりはっきり否定しなくたっていいじゃないのよー。あ、もしかして照れてるだけとか?」
千頭「うるせぇな。ンなトコで油売ってねぇでちゃんと仕事しやがれ。まだ休憩時間じゃねぇんだろ」
ポチ「やーい、図星だ。んじゃお仕事してくるから、ちゃんと待っててね。
   やっぱヤメとか言って勝手にどっか行ったら、バイト料減らしてやるからねっ

千頭「脅迫かそりゃ……」






・・・・・・








今日も清々しいくらいの職権乱用ですね








主人公が休憩時間に入り、千頭もちゃんと待っててくれたので2人で学園祭を回ることに。
華道部、日舞研究会、書道部と回って抹茶を飲んでたりして
千頭が正座して抹茶を飲むのが慣れてる感じだとか、そういう話をしてました。



11月9日(日)
主人公が唐突に紅葉狩りに行きたい欲望に駆られたので、千頭を誘う事に。



千頭「つーか何考えてんだ、あんたは。それともなんも考えてねぇのか?そーなんだな?」









既に山に来てるお前も何も考えてねぇのか?
そーなんだな?











「ちゃんと来てくれるからいい人だよねぇ」と主人公がしみじみしていると、千頭が帰ろうとする素振りをするので
慌てて引きとめて紅葉狩りするためにロープウェイで頂上へ。
紅葉を眺めて「キレイ〜!」と感動する主人公の横で、「バイクで来たかったな」と呟く千頭。
それを聞いて「バイクで山道下ったら気持ち良さそうなのにー!」と主人公が悔しそうにしてると
「冗談じゃねぇよ、山道で後ろに乗せたら危ねぇだろ」と千頭は渋い顔。



ポチ「誰が?」
千頭「や、山は、なんつーかせいぜい歩いて下りるんでガマンしとけ」(照れ顔)



千頭が無意識に主人公を第一に心配している・・・だと・・・?
もしかして既に千頭は主人公に胸キュンですか。
過去の2人のやり取りを見ても、千頭が主人公に惚れるような要素がなかったぞ。
バイト料に対する脅迫が心を掴んだのか?
実はドMですか千頭。







11月13日(木)
買い物帰りに、今は店で勤務中のはずの千頭を発見。
とは言っても、いつもみたいなアウトローな格好じゃなくて
スーツに眼鏡のインテリイケメンみたいな格好でした。
思い切って声をかけてみると、主人公の方を向いたはずなのに無視して去ろうとするので追いかけてみたけど
結局見失ってしまったので、諦めて店に戻ると



千頭「おう、お帰り。今日はモンブランがよく出てるぜ、もう残り少ねぇ……」



普通に働いてる千頭を見て「なんでいるのーーー!!?」と叫び声をあげる主人公。










残像だ(←違います)











「バイトのシフト組んだのはアンタだろ」と平然と言う千頭に
「さっき駅前にいたじゃん!無視したじゃん!」と問い詰めてみたところ
「ずっと店にいた」と即答され、アリバイ証明の為に風音に確認してみると



風音「ええ、いらっしゃいましたわ。わたくし、ずっと貴行さんにお相手していただいておりましたもの。うふふ」






すいません、ここはそういう店じゃないんで。
主人公にとってはそういう店ですが。(←職権乱用)









結局その場は「人違い」ということで渋々納得して終了しました。



11月22日(土)
この日は千頭の誕生日なので、ライダーグローブをプレゼントすると
「いいなコレ、どこで見つけたんだよ」と喜んでる模様。
「地道に探したんだよ〜」と主人公が言うと



千頭「こないだ使ってたの破っちまって、新しいの買うかどうしよーか悩んでたトコなんだよな。コレは破らねーように使うぜ。ありがとな」



そうですね。
破ったら相当根に持って毎年の誕生日に言われると思うので気をつけてください。




11月24日(月)
イベント関係なく喫茶店で千頭に通常会話をしてみました。
「今日も張り切っていこう!」と主人公が声をかけると



千頭「なーに張り切ってやがんだ。やかましいヤツ……わかったよ。オレもがんばりゃいーんだろ」



台詞だけ見たらツンですけど、しっかり照れてます。
こ、このツンデレ野郎!萌えるんだよ!!(←どんなキレ方)




11月28日(金)
買い物帰り、またしても千頭のソックリさんを発見。
今回は声をかけることなく、「ホントに顔がソックリだなぁ」とマジマジと見つめるだけで終わらせて
店に帰ってから千頭に「またソックリさん見たよ!」と報告しました。
ついでに「顔はホント似てるけどあっちの方が知的だった」と余計な報告までしてました。
この前勉強教えてもらった恩を仇で返している。
さすがだ、主人公。





しかし、千頭が途端に黙り込んで「知的だったって?」と聞いてくるので、頷くと



千頭「…………な」
ポチ「え?なに?」
千頭「なんでもねぇよ」



そうして「さっさと仕事しろよ、店長」と、はぐらかす千頭。





そんな誤魔化しが主人公に通じると思ってるのか。





案の定、気になってしょうがない主人公。



ポチ「……ホラ、あたし、店長だしね。従業員のコトは、できるだけ知っておかなくっちゃっ」








ほらな。












主人公の辞書に
『プライバシー侵害』という文字はない

















12月4日(木)
帰宅中、千頭を発見。
しかもソックリさんもいて、2人で何か言い争っていました。
呆気に取られながら見守っているうちに千頭(本物)がどこかへ行ってしまう模様。



ポチ「とりあえず尾行開始、と。こ、好奇心だけじゃ、ないからね?」







好奇心以外の何物でもないだろ







そして尾行した結果










ポチ「むー、見失っちゃったような気がするなあ……。てゆーか、ここってどこ?」
千頭「……ったく。なに、ヘタな尾行してんだよ」











見失ってるし迷子になってるしバレてるし
どうしようもねぇよこの主人公











突然現れた千頭に驚きつつも、ソックリさんの事を聞いてみて
「アレのことは気にすんな」と千頭が誤魔化そうとしたところに



千頭?「アレ呼ばわりはあんまりじゃないか?」



まさかのソックリさんまで登場。
「なんでお前までいんだよ」とドン引きの千頭(本物)に、「話が終わってないから」とクールに答える千頭(ニセモノ)



千頭?「まさか、あのまま大人しくいなくなるとでも思ったのか?おまえも甘いな、貴行」
千頭「甘くて悪ぃかよ。お前ほど陰険じゃねぇからな」
千頭?「考えが足りないだけじゃないのか」
千頭「ぐっ……」



安心しろ。
考えの足りなさに関しては主人公の方が上だ。(←安心できない)





そこで、2人で言い争っているのを見て、主人公がおずおずと「どちら様?」と質問すると



千頭「コレ、オレの兄貴なんだよ。双子のな」








でしょうね



予想はついてた。










この千頭の双子の兄貴の名前は『雅行』だそうです。
礼儀正しく挨拶をしてくる雅行に、慌てて主人公も挨拶をすると、
千頭について「出奔したきり連絡ひとつしない薄情者」と言われました。



千頭「家出同然で飛び出した実家に、わざわざ律儀に連絡入れるヤツがどこにいるってんだ!」
雅行「別にいてもいいだろう?僕はお前のことなどどうでもいいが、父さんたちがずっと心配しているんだ。生きているか死んでいるかくらいはわかるようにしてもらいたいね。
   でないと、また僕が捜索にかりだされることになる。こちらとしても迷惑だ」




なるほど。




兄弟そろってツンデレか







「生きてるってわかったなら帰れ!ついてくんな!」と、一緒に主人公にも釘を刺して去っていく千頭。
雅行は千頭と話があったからここまで来たのだから、「追いかけなくていいんですか?」と聞いてみたら
「今日はもういいです」とのこと。



雅行「連絡先などは、本人から聞き出すよりあなたに聞いた方が早そうですからね









金次第だな(←おい)








雅行のじゃなくて、父親の名刺を渡して
「あなたから伺ったことは秘密にしますから、気が向いたら連絡ください」と言われたので
とりあえず千頭のじゃなくて、自分の連絡先を教える主人公。
そして雅行が去った後に名刺をよく見てみると



ポチ「てゆーかこれ……なになに、日本舞踏千月流……家元?……お父さんの名刺って言ってたよね」









好きな人は
面倒臭そうな家の息子でした
(←由緒正しい家って言え)












12月9日(火)
期末テストが近いので、また千頭に頼むことに。



12月12日(金)
この日は主人公の誕生日で、学校から店に戻ると



千頭「おー、お疲れ。……あー、そーいや」
ポチ「ん?」
千頭「今日であんたもひとつ、オバサンに近づいたんじゃねぇか。おめでとさん―――いてぇな!」





そりゃ殴られるわ





千頭を制裁して、「素直に喜べない」と文句を言いつつカウンターに入ろうとすると



千頭「あー、あと」
ポチ「今度はなに?」
千頭「裏に置いといたから、勝手に持ってけ」
ポチ「……なにを?」
千頭「今日、誕生日なんじゃねぇのか、あんたは?」
ポチ「……もしかして、誕生日のプレゼントとかいう?」
千頭「他になにがあんだよ」





普通に手渡せよ!!





でも主人公はバカだからそんな事よりプレゼントを用意されてることが嬉しくて嬉しくて
早速裏に行ってプレゼントを発見。



ポチ「中は、と…………。ええっ、ヘルメットじゃん!バイク用……だよね、これ。
   あたし専用でいいんだよね?また後ろ乗せてくれるってことかな。これはめちゃめちゃ嬉しいかも……」






・・・・・・






・・・わからない。






千頭って『気を許す相手の許容範囲が狭い』って設定だったよな。









一体何がお前の心を許すきっかけになったのか分からない。












教えておじいさん
教えてアルムの森の木よ!!














12月14日(日)
第二回 千頭との勉強会。
陣中見舞いとしてイチゴを買ってきてくれたけど
特に面白イベントがありませんでした。
部屋に2人っきりなのに。(←何が言いたい)




親もいないから、むしろ家に2人っきりなのに。(←何が言いたい)







千頭。
1つ忠告しておくぞ。














幸せは歩いて来ないんだぞ。(←だから何が言いたい)














12月24日(水)
誰かに電話をしている主人公。
電話を切った後の独り言の内容からして、千頭のことを実家に電話していた模様。
そこでタイミング良く千頭本人から電話がくるもんだから驚いたものの、電話に出てみると
「店を閉店し終わったら駅前まで出て来い」とのこと。
勝手に待ち合わせ場所まで指定してさっさと電話を切られてしまったので、
急いで閉店してから待ち合わせ場所に行くと



ポチ「はぁーっ……にしても、さむっ。貴行くん、早くこないかなあ」








あっちから場所指定してきたくせにいないのかよ!!








そこでようやく千頭が現れて、「出がけに面倒な事があった」と言うので
思い当たる節のある主人公(千頭の実家に本人に内緒で電話した)は「まさか・・・」と理由を聞こうとしたものの
「大したことじゃねぇから気にすんな」と話してもらえませんでした。



で、バレてないのを良い事に千頭の遅刻を責めるとこから始まり、双子を隠していたことも追究しようとすると
「まずは呼び出した用件を片付けさせてくれ」と言う千頭。
一体何かと思ったら、「コレ」と何か差し出してきたので
「もしかしてクリスマスプレゼント?」と聞くと、「半分」と言われました。
なんだ「半分」て。




「半分」に引っかかりつつ、「貰うんだったら私も何か用意しとけば良かった」と戸惑っていると



千頭「あー、勝手に自己完結してんじゃねぇ。少し黙ってろ」
ポチ「しょーがないなー」
千頭「あのな。オレ、あんたのことが好きなんだ。悪ぃか」








いやちょっと待て




悪いも何もまだ主人公何も答えてないし
お前も勝手に自己完結してんじゃねぇ










さすがに主人公も驚きを隠せず、「この展開でくるとは思わなかった」とオロオロしている様子。



千頭「ンな展開にしたの、あんたじゃねぇか。……ともかくだ。コオイツはオレの気持ちのかわりみたいなモンなんだよ。
   受け取る受け取らないはあんたの自由、好きにしろ」

ポチ「……返品不可だよ?冗談もナシだよ?あとでやっぱヤメとか言っても却下だよ、受け付けないよ?今が最後のチャンスだよ?」






そうだぞ千頭!考え直せ!今ならまだ間に合うって!(←何でお前が必死なんだ)






千頭「たりめーだろ。ンなコト、オレに確認すんじゃねぇ」







・・・・・・







絶好調 真冬の恋 スピードにのって
急上昇 熱いハート とけるほど恋したい!!













千頭が男らしすぎて逆に不憫です。
なんで主人公みたいな奴を好きになったんだ。
ていうか本当に何がきっかけで好きになったんだ。
マジで謎すぎる。




何度も嘘じゃないか確認して、改めて礼を言う主人公。
そしてうっかり「粘ればなんとかなるんだって思った」と言ってしまい
「粘る?」と不思議に思う千頭。



ポチ「き、気にしないで。あたしも貴行くんのこと好きだった、たぶんそーゆーコト」
千頭「たぶんってナンだそりゃ」
ポチ「早い話が片想いじゃないんだから問題ないってコトだよ!てゆーか半分くらい一目惚れだった、なんてそんなコト言えない……」






思いきり口に出してますけど






ちなみに千頭が照れながらプレゼントをくれるスチルが出るんですけど
どう見てもプレゼントの箱が小さいんですよ。
こう、掌サイズというか、掌よりも小さいというか、明らかに指輪サイズというか。



で、プレゼントの中身を開けてみるとやっぱり指輪なんですよ。










こりゃもうプロポーズじゃないですか















ブレイク寸前 幸せへのゴール
私だけに White Love Song 歌ってほしいの!!















12月30日(火)
今年最後の営業日だけど、まぁ特に面白いやり取りがなかったので省略します。



12月31日(水)
おせち料理を持って千頭の家に来た主人公。
さすがに全部は1人で作れないから手抜きの簡易バージョンらしいが
それでも千頭には充分嬉しいらしくて「手間かけさせて悪いな」と礼を言うと
「あたしも食べるから気にしない」と答える主人公。



千頭「……はァ?」
ポチ「だから、あたしも一緒におせち、食べるんだってば。年越しそばの材料も持参だよん」
千頭「……あんたな。なに考えてやがる」
ポチ「一人でおせちなんか食べたって、美味しくもなんともないでしょ?なら寂しい一人暮らし同士、お正月のご飯くらい一緒に食べたって
   バチはあたんないと思うのよね。年越しそばはそのオマケ。てゆ〜か、初日の出見たくない?新年おめでとうツーリング行きたいな






それが狙いか貴様






お前は初日の出見に行くよりも、除夜の鐘を突きに行って来い。
その煩悩まみれの頭をどうにかしてこい。






千頭「……ったく、しゃーねぇヤツ。わーったよ、初日の出な」
ポチ「とか言って〜、顔がほころんでるよぉ?」
千頭「途中で振り落とされてぇんだな?わかった、覚えといてやる」








山の中に置き去りENDになっても
プレイヤーとしても一向に構いませんよ
(←構え)









1月1日(木)
初日の出を見てから戻って来て寝についた千頭。
お昼過ぎになって着物姿で再訪した主人公に
「初詣に行こうって言ったでしょー!お昼過ぎてるよー!起きてーー!!」と起こされました。
眠そうな千頭を無理矢理叩き起こして、準備を急かす主人公。
お前のせいで初日の出の為にバイクを運転してくれたんだからもっと労ってやれよ。




ともかく神社に到着した2人。
さっさと参拝して別のとこに行きたがる千頭だが
「人混みで打たれ強くなるかもよ」と主人公がニヤニヤしながら言うと
「その辺はあんたのおかげで成長してる」と千頭が答えるので
主人公が「何かしたっけ?」と不思議に思っていると



千頭「………。んなこたいーから行くぜ」








しばしば理性と本能がバトルしているようです







1月5日(月)
この日は初営業日だけど、特になかったので省略。



1月10日(土)
また千頭の部屋に来ている主人公。
どうやら千頭が風邪をひいたと聞いて様子を見に来て、ついでにお粥を作っている模様。
「気を使わせて悪い」と謝る千頭に、「気にしないで」と笑う主人公。



ポチ「その代わり、今度は熱だして寝込んだりしないで、ちゃんとツーリング連れてってね。
   今日のツーリング予定キャンセルは、あとで穴埋めしてもらうんだから」

千頭「う。わかってるって」
ポチ「うんうん。あたしもライダージャケット、ほしいなー
千頭「……待てコラ





病人の世話をしに来たと思いきや、脅迫に始まり、物を強請りだす。












千頭が主人公のどこに惚れたのか
マジでわからん













しかしバイトをかけもちしている千頭の身体を前々から心配していたようで
その話を千頭の兄の雅行をしていたらしく、雅行と連絡を取っている事をうっかり口に出してしまって
「やっぱり何か吹き込んでたのか」と何かを納得したような千頭。



ポチ「あ、う、その、えっと」
千頭「あー、いいっていいって。どーせンなこったろーと思ってたぜ。あいつがあのまま大人しく引き下がるワケねぇからな」
ポチ「あう。ごめんなさい……」
千頭「あんたが謝るこたねぇよ。家出してんのも親に心配かけてんのも事実だしな」




・・・なんて心の器の広い男・・・。











本当にどうして・・・どうして・・・
主人公なんかに惚れたんだよ千頭・・・!












2月3日(火)
閉店後、豆の山を見て「豆ケーキでも作るのか?」と疑問に思う千頭に
「撒くの」と即答する主人公。
それを聞いて千頭は今日が節分だと思い出したようで
「やっぱり忘れてたんだ」と主人公が呆れていると



千頭「インパクトねぇんだよ」







年内行事をなんだと思ってるんだお前は







しかも







千頭「で?豆まいてどーすんだ?」







バカかお前は。












お前が這いつくばって豆を拾う姿を
高みの見物するんだよ
(←女王様か)












「一緒に豆まきしよう」と頼み込む主人公だけど、千頭はどうにも非協力的なので
最終的に「実力行使だ!」と千頭に豆をぶつけだす主人公。
これでスイッチが入った千頭も豆を手に取り、バトル開始。
散々熱い戦いを繰り広げて、最終的に「いい汗かいたー!」で幕を閉じました。






・・・・・・










豆まきはスポーツだったようです










2月14日(土)
恋人たちの一大イベント、バレンタインです。
もちろん本命チョコを千頭へプレゼント。



仕事を終えて帰ろうとする千頭を呼びとめて、「一応手作りなんだけど、もらってくれる?」と照れながら渡すと



千頭「んだよ。いちいち、そんなわかりきったコト聞くんじゃねぇよ」
ポチ「とゆーことは、つまりもらってくれる、と」
千頭「そーだよ、悪いか」






断ってもいいんですよ(←いやダメでしょ)







「店が忙しかったから期待してなかった」と照れる千頭に
「好きな人がいる女の子としては見逃せないもん」と答える主人公。



千頭「だから……その、ありがとよ。嬉しいっつーか、そーゆーコトだ」
ポチ「……えへへ。もう1回、言って?」
千頭「冗談じゃねぇっ。こんなん何度も言えっか」



ぶへへへへ。
素直じゃない奴が素直になる瞬間ってすごい萌えますよね♪



めげずに「もう1回」コールを続ける主人公だけども、
言う代わりに「いーからヘルメット持ってこい」と言われました。
それを聞いて「どっか連れてってくれるの?」と尋ねると



千頭「そのかわり、もう1回はナシだぜ?」
ポチ「ええー。うーん……えへへ。それでも、いいや」






安上がりな女だなオイ






でもイベントはここで終了してしまったので、どこに連れてってくれたのか分からずに終わりました。



3月1日(月)
ようやくやってきた卒業式。
式の後に梨香と話していたんだけど、突然梨香が「お迎えが来ているわよ」と言って去っていくので
一体何のことかと思って振り向くと



千頭「よー。卒業おめでとーさん」







軽ぅっ!








祝う気が本当にあるのかわからないほどの軽い祝辞を受けたあと、
「実は他に用事があって、一緒に来てほしい」と言い出す千頭。
しかし主人公は制服のままだし、いいのかと悩んでいると



千頭「んなモン気にすんな、どーせバイクで行くんだ」




余計ダメじゃないか







スカート捲くれまくりじゃないか











何が悲しゅうて
道行く人へサービスせにゃならんのですか












ちなみに、どこへ行くのか聞いてみると千頭の家とのことなので、
バイクに乗って行くほど遠くないんじゃないかと不思議に思っていると



千頭「あー、もー、めんどくせぇな。オレの、実家」











いきなりご両親挨拶イベントですか












っていうか、千頭って実家との確執があったんですよね。
雅行もあれっきり出てこないもんだからすっかり忘れていました。




そしてあっという間に千頭の実家へ到着。
千頭が両親と話している場に同席するのかと思いきや、
千頭が1人で両親と話をして、主人公は別室で待機していました。
なんで連れて来たの。





1人で待ちぼうけかと思ったけども、雅行が話相手になってくれました。
本当は雅行も話し合いの場にいたけども、「思ったより和やかだったから放置してきた」とのこと。
家にいた頃の千頭は跡目の問題とかで窮屈そうだったけど、
家を出たからこそ、親と和やかに話す余裕ができたと思う、と話す雅行。



雅行「恐らくあなたのおかげです、感謝していますよ」








家を出たおかげでこんな女に引っかかったんですけど
そこら辺は大丈夫なんでしょうか。









千頭「うちに連絡してきたのも昨日でしたよ。会って欲しい人がいるから連れて行く、明日家にいろ、それだけでしたがね」



あ、ちゃんと主人公を紹介するつもりで連れて来たんですね。



本当に短い電話だったけど、3年ぶりの電話に両親はそれだけで喜んでいたらしく
先約もキャンセルしたほどだとか。
そんな話をして「ぶっちゃけ親バカだと思う」と呆れる雅行。
でも雅行もちゃんと家にいて千頭が来ることを待っててくれたことを指摘すると



雅行「僕は……春休みですから。たまたま用事がなかっただけです」









このツンデレ兄弟め・・・!!!










そうこうしてると千頭が部屋に入って来ました。
久々にちゃんと会話が出来たと少し嬉しそうな千頭に
「あのことは報告した?」と質問する主人公。
なんだ、『あのこと』って。
まさか婚約か?



千頭「……ロードレースのチームに、メカニックとして参加すんだよ。オレがずっとやりたかったコトなんだ」










なんだつまらん(←なんて事を)









千頭はバイク好きだけども、レーサーとして走るよりも、バイクをいじる方が好きなんだそうです。
両親と話す気になったのも、その仕事が決まったのがきっかけかもしれない、とのこと。



千頭「でも、たぶん決定打はあんただよな。あんたがいなかったら、帰ってみようなんて思いもしなかっただろーし」
ポチ「え?あたし?」
千頭「他に誰がいんだよ。一人のが楽だけどつまんねぇって、それを教えてくれたのはあんただ。
   けっこー、感謝してんだぜ。これでもな」








お前の捜索に駆り出された兄の立場は・・・?








そして雅行がすっかり空気と化したところで終了。
画面が暗転して、『それから3年後……』の文字が。



千頭の仕事場に差し入れを持って来た主人公。
明日から予選があるらしく、メカニックの千頭も修羅場だそうで
「明日来た方が良かったかな」と思っていると



千頭「いや……んなこたねぇよ。煮詰まっててもしゃーねぇし、それに……なんてもねぇ」
ポチ「なんでそこでやめちゃうかなー。ちゃんと最後まで言ってよ。釣った魚にもちゃんとエサはあげなきゃダメなんだぞ」
千頭「あんた、魚かよ」
ポチ「ものの例えだよ」
千頭「ったく……。あんたの顔見れて良かったってだけだ」







他の人も修羅場でピリピリしてるってのに
目の前でイチャついて更に精神的苦痛を与えるという残虐行為









しかもその後、「ケーキ焼いて来たからみんなで食べて」と差し入れを出す主人公。
「自分で味見したのか?」と千頭に聞かれて、「母さんにしてもらった」と主人公が答えると



千頭「ま、味なんてどーでもいいんだけどな。あんたが作ってくれたモンなら、それだけで力になるぜ」










おい、失敗作食べさせようぜ!(←やめれ)












他人の目を気にせずに職場でイチャつくような奴なんて
腹の具合も修羅場になってしまえばいいんだよ。
お、なかなか上手い事言いましたね。(←そうか?






というわけで、これで千頭ルートは終了です。
なんていうか・・・千頭自体は個人的に好みなんですけど
攻略が終わって「やったぜ!」っていう達成感がないのはどうしてだろう。






エンディングまで見終わったのに、未だに
プレイヤーに気を遣わなくていいから別れろ
と思うのはどうしてだろう。






それはいいとして、千頭ルートのメインテーマはなんといっても『実家との確執』だと思ったんですよ。
由緒正しい家に生まれて、跡目問題に悩まされ、自由を求めて家を出た千頭だが
自分を探しに来た兄と衝突し、おせっかいにも実家に戻るように説得する主人公とも衝突し、
ようやく想いが通じ合ったはずの2人の間もギクシャクしてしまって
しかし「やっぱり親と仲直りしてほしい!」いう主人公の強い思いとおせっかいのおかげで
千頭の心が少しずつほだされて、ようやく千頭が実家に戻る決心をするという経緯を
半年以上かけてやっていくもんだと思ったら
雅行が初登場した時点で既に11月。
3回目の登場から姿を消したと思ったら4回目の登場がエンディング。



いや、この際雅行はいい。



クリスマスで両想いになって、1月に入ったあたりで主人公が心配して「実家に戻った方がいいよ」と言った事が発端で
「オレの実家のことなんて放っておけよ!お前に関係ないだろ!」と激しい喧嘩になって
仕事以外は口もきかない目も合わせないという事態になると思ったら
千頭の器がでかすぎるせいで喧嘩すら起きませんでした。




それが千頭のいいところなのかもしれないけどさぁ・・・けどさぁ・・・!












恋愛に障害はないほうがいいんでしょうけど、ゲームの中の恋愛には障害が起きてくれないと
リア充が更にリア充になっていくのを見ているだけという
非常に心を抉られる苦行を受ける羽目になるので、勘弁してほしい。












ともかく、千頭のキャラ自体には文句ないんですけどストーリーにちょっと不満・・・って感じでした。



そんな感じで千頭レポはこれにて終了です!





千頭レポ前半へ

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