道明寺 暁尚 CV:森久保祥太郎




無口で、必要以上に話をしない。無感情を装うが、実は感情を自分で殺すタイプ。





何故そんなキャラ作りに必死なんだ。





爆発すると突っ走るところがあり、自分でもどうしようもないらしい。








感情を自分で殺した結果→暴走








だからもっと普段から感情を出していけばいいじゃない!
そんな無理してキャラ作ってるからそんな事になるんだよ!
ってかそのキャラ作りは誰へのサービスなんだよ!!





弟 月夜が気になって仕方ない。






しかもブラコンときたもんだ。







大丈夫か、こいつちゃんと攻略できるのか。
今のところ期待が一切持てないんですが。





とりあえず経営初日の桜月一日。
オープンした時は上手くいってたけども、いつのまにやら店の前で乱闘騒ぎが起きていて、
思わず主人公がため息をついているところに、さくらが開店祝いにやってきてくれました。
店の前の乱闘騒ぎを見て、さくらが躊躇いなく止めに行こうとするので
主人公が慌ててさくらを制止すると



さくら「酔ってるようだから、一発殴れば正気に戻るかと思ったんだがな」





漢らしい・・・!!





そこへ



暁尚「このような道の真ん中で何をしている。道行く人の迷惑になっていることがわからないか?」
酔っ払い「うるせえ、ガキは引っ込んでろ!」
暁尚「わかっていないか。速やかにここから立ち去るがいい」
男「そりゃ、こいつは世間の迷惑だろうさ。けどな、俺まで一緒にされたかねえよ!」
暁尚「やっていることはそこの酔っ払いと変わらない」



要するに、酔っ払いが暴れているところに、男性が善意で止めようとしてくれたんだろうけども
結局は止めるどころか騒ぎを大きくしてしまっている、ということですね。



暁尚に諭されて男がたじろいでいると、
隣から「ゴチャゴチャぬかしてんじゃねー!」と酔っ払いが殴りかかって来たのですが
暁尚があっさり避けてしまったので、酔っ払い転倒。
そこで、避けると周りの迷惑になると気付いた暁尚が、酔っ払いに一撃喰らわせると
酔っ払いはアッサリとその場で気絶してしまいました。
その鮮やかな様子を見て、呆然とする男。


暁尚「おい」
男「は、はい」
暁尚「手を出せ」
男「え?……うわ、重っ」
暁尚「気絶しているだけだ。売られた因縁を買った以上、責任を持って番所へ届けてくれ」
男「あ、はい、どーも……」
暁尚「では失礼する」











あなたに会ったその日から
恋の奴隷になりました
(←早いなオイ)











いやー、いいね。
揉め事を見て見ぬ振りをせず、毅然とした態度でササッと片付けて去っていく。
なんていい男だ・・・カッコイイではないか。
ブラコンだけど。




一方、一連の出来事を見守っていた主人公とさくら。
同じ塾の同学年ということでさくらは暁尚の事を知っていて
しかも暁尚は、さくらが拳術を習いに行っている武術道場の剣術師範も務めているらしいです。
文武両道で主席だから塾では超有名人だ、とのこと。
さすがこのゲームでの王子ポジション。



ポチ「うそ。絶対年上だと思ったのに」
さくら「あいつ、老成してるからな」





本人がいないからと言いたい事を言う2人。





そこで揉め事を片付けてもらったお礼を言い忘れたことを気付いた主人公。
「あいつは助けたつもりはないと思うぞ」とさくらに言われたものの
結果的に助けてもらってるから、と今度お礼を告げようと考えていました。



その4日後の五日。
友人のさくらと庚が来店してきてくれて、塾について色々と話してくれました。
さくらと暁尚は同じ組になったらしく、
「道場ではよく顔を合わせるけど、同じ組になったのは初めてだ」と話すさくら。



庚「あら、そうでしたか?真面目すぎて面白い方ですよ」






庚の黒い部分が垣間見えた瞬間です








そして運命の九日。



暁尚「すまないが」













暁尚、襲来













突然の暁尚の来店に驚いたものの、この間の乱闘騒ぎを解決してくれたお礼をすると
さくらに言われたように「この店の為に手を出したわけじゃないから礼を言われることじゃない」と、言われてしまいました。
とりあえず感謝したかった事を伝えて、それから用件を聞くと



暁尚「甘い菓子はどれだろうか」






甘味屋に来て何言ってんだお前







ここが甘味処というのをよくわかってないらしい暁尚の為にメニュー説明する主人公。
暁尚、何を考えてこの店に来店してきたの。
一通り説明し終わって、甘味に慣れていない暁尚へのオススメ品とか紹介していたら



暁尚「ふむ……全部、頼む
ポチ「はい、ぜん……全部?あの、全部?ここにあるやつ、全部?」
暁尚「そうだ。ああ、2つずつお願いする」
ポチ「ほ、本気ですか?いやその、わたしは嬉しいですけ……ええっ、2つずつ!?」
暁尚「何か問題でもあるか?」






お前の頭が大問題だ






暁尚「痛む前に全部食せばいいのだろう?生菓子は日持ちがしないと聞いている」



平然と言う暁尚に呆れつつ、とりあえず菓子を包んで渡す主人公。
そして暁尚が去ってから



ポチ「……なんというか。さくらちゃんの知り合いだけあって、一筋縄じゃいかない人だったな」








遠回しにさくらも馬鹿にしてますね









その翌日の十日。
月夜という青年が来店してきました。
このレポには書いていませんが、先日、月夜が涙を流しているところを偶然主人公が通りかかっていたのですよ。
その時はお互い名乗ったりしてなかったけど、つい先日のことだし顔は覚えていたようで
「この前はお恥ずかしいところを」と謝る月夜に、「こちらこそすいません」と謝る主人公。



で、菓子を買いに来たのかと思ったら「兄がこちらに来ませんでしたか?」と質問されました。
はて?と思ったけど、「僕は道明寺月夜で、暁尚の弟です」と自己紹介してもらって、主人公は納得。
菓子を大量買いしていった件について「兄が御迷惑を…」と謝る月夜に
「驚いたけど、ありがたいお客様だったよ」と笑って答える主人公。



どうやら暁尚が昨日大量に菓子を買っていったのは、月夜の為だったらしく
熱を出した月夜が「甘いものを食べたい」と言ったおかげで、たまたま甘味処である主人公の店に寄って
菓子の説明を聞いたものの、月夜の好みが分からないから全種類網羅していった、とのこと。
せめて希望を聞いてから買いに出ろよ。



その話を聞いて、昨日の暁尚の行動に主人公が納得したところで
「兄をこれからも宜しくお願いします」と言い出す月夜。
どうやら、大量買いした菓子を暁尚も一緒に食べたらしくて
暁尚は今までに菓子をたべたことがなかったようで、主人公の菓子をかなり気にいった、とのこと。



月夜「たぶん、またこちらにお邪魔すると思うんです。だから、宜しくお願いします。また……突拍子もないことを言い出すかもしれませんけど」




こちらこそ宜しく、未来の義弟よ。(←気が早い)








二十五日。
来店してきた友人2人に、先日道明寺兄弟が来たことを話す主人公。
暁尚について、「知識はあるけど、経験片寄りすぎだからな」と語るさくらに
「箱入りなんだね」とコメントする主人公。



さくら「ポチも、結構さらっときついこと言うね」



え・・・箱入りって悪口なんですか・・・?
それとも「あまり常識を知らない」っていう>主人公なりの毒舌か?




月が変わって麗月十一日。
さくらの勇姿を少し覗こうと道明寺の道場を訪れると、剣道着姿の暁尚が登場。
せっかくなので月夜の事を少し話して、お邪魔しましたと立ち去ろうとすると



暁尚「気にするな。邪魔に思っていたら最初から声などかけていない」







つまりナンパしに来たということですね?(←違います)







しかしそう言われて気分良くなったのか、「文武両道って大変そう」と話を続ける主人公。
お前は社交辞令というものを知らんのか。
まぁ、暁尚も嫌な顔しないで相手してくれてるからいいけどさ。



暁尚「俺が目標とするのは剣を極めることだけだ。勉学はついでにすぎん」
ポチ「ついでで主席とれちゃうんだ……」
暁尚「やるからには頂点を目指さねば意味がない。そうではないのか」




いい心構えだと思うます。
でも、今までの人生において全て中途半端な結果を残してきた自分にとって
この暁尚の言葉は心を深く抉ってきます。
悪気がないのが余計にタチが悪い。





「俺から見れば店を切り盛りする方が難しそうだ」と話す暁尚に
「目標まではまだまだ遠いし、材料を探すにも一人では遠出しちゃいけないし」と愚痴る主人公。
さらに「お菓子の材料は問屋で仕入れるものと、自ら探しに行って収穫するものがある」と説明して
無月の末日に行われる銘菓決定戦で優勝するという目標を語っていると



暁尚「携わる分野が違おうと、努力を惜しまない者には敬意を払い助力をすることにしている。街の外に用がある時は、声をかけてくれれば付き合おう」



そうか。
じゃあ、もしも主人公が甘味処経営じゃなくて画家を目指していたら
ヌードモデルになる事も躊躇わないということだったんですね。
惜しい。
実に惜しい。




まぁ、せっかく同行してくれることになったので、次の休日に早速暁尚を連れて『静寂の森』という場所へ行ってきました。
目当ては、暁尚を攻略するにおいて必要不可欠な道明寺粉の種なんですけど
どうしても白玉粉の種ばっかりで、数回リロードするはめに。
くそー、このリロード面倒くさい…!!





そして二十一日。
この日は暁尚とさくらと庚が来店してました。
しかし、暁尚と主人公が口論していて、さくらが口論の原因を尋ねると



暁尚「明日の降水確率の話だ
さくら「阿呆か、おまえら






ほんとにな







そうこうしてると、店の外から強い視線を感じた主人公。
外に出て確認してみるけど誰もいないので、気のせいかと思っていると
一緒に出て来た暁尚が「悪意のある気配は感じなかったから、危険なことはないだろう」と言ってきました。
それを聞いて「じゃあ危険な事が起きたら責任を負ってね」と主人公が冗談で言うと、真顔で「それは構わない」と答える暁尚。
いいのか。
結婚してくれるのか。(←そっちの責任じゃない)



庚「それでは期待しておきましょう」







主人公が危険な目に遭う期待してるということか


恐ろしい・・・恐ろしい子だよ、庚・・・!!








そして何事もないまま月日は過ぎて木月四日。
最近よく来店してくれる暁尚。
売上に貢献してくれるのは嬉しいことだが、「そんなに無駄遣いしてて平気?」と主人公が尋ねると



暁尚「好きなことに金を遣うことは、決して無駄遣いではない」







・・・・・・!!!(←目から鱗的な顔で)










僕はその言葉を聞くために
生まれてきたのかもしれない



ありがとう
君に逢えて嬉しかったよ












七日。
月夜が木に登って降りれなくなった猫を助けようとして、月夜自身が滑って落ちてしまったところに出くわした主人公。
お約束のように月夜が足を怪我してしまい、慌てた主人公が暁尚を呼びに行こうとすると
「兄には言わないで」と月夜に止められてしまいました。
しかし、そんな場合じゃねぇ!っとバッサリ拒否して暁尚を呼んでくる主人公。



ごめんな月夜。






兄に迷惑をかけたくないというお前の気持ちを尊重したいところだが
主人公にとってお前は暁尚に会う口実でしかないんだ。(←酷)











利用出来るものは利用する。
それが俺流。
(←黙れ)











急いで駆け付けて来て、月夜の足首が腫れているのを見て背負おうとする暁尚。



月夜「で、でも」
暁尚「一人では歩けないだろう」
月夜「うん……。ごめんなさい、兄さん」



そして、主人公に「報告してくれてありがとう」と告げてさっさと帰っていく暁尚。





主人公、完全に蚊帳の外。








主人公なのに1人ぼっち。











淋しすぎて死んでしまうわ
早く暖めて欲しい











二十八日。
この日は暁尚の誕生日らしいので、いくつかの選択肢の中で刀袋をプレゼント。



暁尚「そうか……ありがとう」(照れ顔)






もう主人公にイチコロだな。(←早すぎるだろ)







陽月九日。
暁尚が来店してきて、次の休日は国王陛下の生誕記念祭があるって話を聞いていたら



暁尚「その日時間は空いてるか?」



おおおおお!デートのお誘いか!?かまわんよ!!空いてるよ!バリバリ空いてるよ!



暁尚「そうか。それなら、一緒に来てほしい場所がある。時間を貰えるか?」



いいよいいよ。
そこでプロポーズされるんですね?(←展開早すぎ)




そしてそのデート(違)の日である十二日。
どこかの室内にて、小声で「これはどういう事?」と責めるように質問する主人公に、同じく小声で「推薦しようとしただけだ」と答える暁尚。
その返答にまた小声で「誰に、何を、どういうつもりで?」と質問する主人公。
その問いに「両親に、お前の菓子を、外国からの来客のもてなし用として、だが」と答える暁尚。







まさかのご両親挨拶イベントでした









どうやら主人公たちがいるのは、暁尚の家らしいです。
主人公と暁尚がヒソヒソ声で口論を繰り広げているうちに
不審に思った暁尚の父親である朝康に「何こそこそしてるんだ」と怒られて
冷静に「失礼しました。改めて事情説明してました」と答える暁尚。



朝康「あらかじめの説明を怠っていたとでも言うのか?」



そうなんです。
暁尚が言葉巧みに連れ出したんです。(←違)
さすが暁尚の父親というか、ビジュアル的にも厳格そうだし、叱ってやってください。
マジやっちゃってくださいお父さん。
そして責任とって嫁に貰うよう言ってやってください。(←関係ない)





朝康「そうか。済んだことは仕方あるまい」









いいのかよ!!










そして唐突に主人公に話をふって
「失礼だが、我らが求めている菓子の格には達しておらぬ」とか言い放つ朝康。









きちんと説明されぬまま連れてこられた挙げ句、
初対面のオヤジに菓子のダメ出しを喰らうという、この仕打ち。













初めてですよ…!
ここまで私をコケにしたおバカさん達は…!















ダメ出しされて有無を言わさず追い出されるのかと思ったら、
「瑛王祭の日までに納得できる菓子を持ってこい」と朝康に言われたので
主人公は「わかりました」と力強く返答しました。



家の外に出てから一気に力が抜ける主人公の横で、仏頂面で黙り込む暁尚。
どうやら主人公に対する父の態度が気に食わなかったようで、「父がすまないことをした」と謝ってくる暁尚に
落ち込んでない事を示してから「絶対、期限までに美味しいお菓子を作ってやる!」と宣言した主人公。



暁尚「ああ。期待している」






もとはと言えばお前が巻き込んだのに、なんでそんなに余裕ぶっこいてんだテメェ






で、日付の指定は受けてなかったと思うんですけど、どうやら指定日だったらしい十八日。
約束通り、渾身の菓子を持って道明寺家にやってきた主人公。
暁尚に出迎えてもらって、朝康のもとへ。



朝康「……ふむ。これならいいだろう」



よっしゃあああああ!!!







嫁の座ゲットオオオオオ!!!!!(←違)







客人をもてなす菓子の依頼を受けたうえに、道明寺家に伝わる菓子の秘伝書も貰いました。



外に出て、「本当にありがとう」と喜ぶ主人公に、「お前が自らの力で得た成果だ」と微笑む暁尚。
それを聞いて、さらに「私を信じてくれてありがとう」とお礼を言う主人公。



ポチ「はっきり言うと、今まで何を考えてるんだか全然分からない変な人って思ってたんだけれど」
暁尚「……………」






滅多に見れない暁尚の微笑みを一瞬にして凍りつけた主人公。






暁尚の冷たい視線に気づいて、主人公が慌てて「悪い意味じゃなくて!」とフォローしたけど
『変な人』ってハッキリ発言したのは修正できないぞ。





空月十日。
相変わらず来店してくれている暁尚に
「もうすぐ武術大会があるって聞いたけど、呑気にお菓子食べてていいの?」と主人公が呆れたように質問すると



暁尚「今から妙に力んだり焦ったりしたところでどうにもなるまい」



見て下さいよ、この余裕。






初戦で敗退しちゃえばいいのに。(←なんてことを)







ちなみに、武術大会には今まで7回出場していて、今は5連勝中だそうです。



ポチ「……少しは緊張してみせるとか、可愛げのあるところを見せてみようとは思ったりはしない?」
暁尚「思わん」
ポチ「ごめん。一応口に出してはみたけれど、はじめっから期待もしてなかったわ」
暁尚「………………」





過度な期待をかけるのはやめてあげて下さい。






そして十六日。
店の前で水撒きをしながらボヘーっと新メニューについて考えていると
通りかかった暁尚に思いっきりぶっかけてしまいました。



暁尚「………冷たいな」





お前のリアクションの方がクールだぜ






暁尚は特に怒ってはいないようだけど、慌てて謝りつつ家にあげてお詫びをする主人公。
そこで暁尚の身体に刀傷のような古傷を見つけて、その傷のことを聞いてみると
最初は暁尚も何か答えようとしたくせに「ただの古傷だ」なんて誤魔化そうとするので
そこは主人公の押しの強さで自白させました。



観念して「昔、絡んできた浪人につけられたものだ」と話す暁尚に
斬られるような何かをしたの?と主人公が尋ねると



暁尚「何もしていない。今でこそあまり目立たなくなったが、あいつはそこにいるだけで人目を引いていたから」



ああ。






大好きな弟くんの事ですね、はいはい。








月夜は人目を引く容姿をしているせいで、歩いているだけでガラの悪い連中に絡まれていたらしく
そのたびに暁尚が割って入って、そして傷を負ってしまったそうです。



暁尚「……あいつはそんな事を望んでいなかったし俺の助けも本当は必要ないものだったがな」




それってつまり・・・








月夜は自ら絡まれに行くほどの
マゾだっていうことですね
(←どう解釈したらそうなるんだ)










二十六日。
暗くなってから暁尚が来店してきたものの、ちょうど主人公は届け物を渡しにいくところでした。
「一緒に行く?」と主人公が聞くと、行き先が花街(歓楽街)と知って暁尚が思わず赤面。



ポチ「あはは、赤くなってる。何を想像したのかなー?」
暁尚「足を踏み入れた事もない場所だ。想像のしようもない」
ポチ「想像のしようもないのに赤くなってるというのはどういうことなのか、問いただしてみたいんだけど、いい?」
暁尚「却下だ」



馬鹿だなぁ、主人公。
行った事がないのに赤くなってるってことは、とりあえずは知ってるってことですよ。
そして暁尚みたいな人間が知っているってことは
父親が花街に通っているってことですよ。(←違)





主人公がどうにかして連行しようとするので、何でそんなに一生懸命なんだと暁尚に聞かれて
「実は以前、届け物をした時に変なおじさんに絡まれて・・・」と白状した主人公。



ポチ「つい頼りにしちゃおうかなって乙女心、わからないでもないでしょう?」
暁尚「そういうことは初めに言ってくれ。責任を持って送り届けよう」



よかったね、行く口実ができて。






花街を歩きながら、「こっちが近道なの」と主人公が案内していくと



暁尚「近道はいいが……ここは」
ポチ「え?看板見ただけでどんなお店かわかっちゃったりするの?」
暁尚「い、いや、わからない。……精進が足りないな……」
ポチ「……ええと、店構えだけでどんなお店か判断するための精進?」
暁尚「そんなわけがないだろう。平静を保つための……いや、聞かなかったことにしてくれ」









天然を装って男を追い詰める。
これが乙女ゲー主人公クオリティ。











無事に届け物を終えて、主人公の家まで辿り着いた2人。
礼を言う主人公に対して「礼には及ばない」と答えつつも、どこか疲れた様子の暁尚。



暁尚「気にしないでくれ。精神的なものだ」
ポチ「そう?また行きましょうね
暁尚「…………」





主人公、お前・・・それで暁尚が夜の遊びに目覚めたりしたらどうするんだ!
暁尚の性格知らないのか!






爆発すると突っ走るところがあり、自分でもどうしようもないらしい。








爆発すると突っ走るところがあり、自分でもどうしようもないらしい。













理性が、今自らの力で解かれてゆく。
渡したちにはもう、暁尚を止める事はできないわ。














暁尚の覚醒と解放。
こいつは月夜が黙っちゃいませんな。














まぁそんなこんなでお使いイベントは終わったわけですが、
この空月の決算で、ようやく菓子屋ランキングで20位に入りました。
今までずっと圏外でしたからね…。





食月二日。
この日は以前から言っていた武術大会の日で、暁尚の応援に来ていました。
さくらと庚と合流してから、順調に勝ち進んでいく暁尚を見て
「優勝なんて当たり前って思えるけど、影で努力してるんだろうね」と話し合う女3人。



さくら「ようするに、馬鹿みたいに真面目ってことか」





褒めるならちゃんと褒めてやれよ。





翌日、暁尚が来店してきて、「優勝おめでとう!」と伝える主人公。



・・・あれ?
ってことは、昨日の武術大会で暁尚が優勝したのを見届けてから
本人いない所で噂するだけして、挨拶せずにさっさと帰ったのか女3人。
挨拶くらいして帰れよ。



それはさて置き、昨日の武術大会で優勝したことを暁尚はすっかり忘れていたようで
主人公はその反応を見て呆れている様子。



暁尚「俺は優勝を目指していたわけではない。それより……いや、いい」



なんだよ。
暁尚が発言を渋るなんて珍しい。
主人公の鼻毛でも出てたんでしょうか。






主人公も問い詰めたものの、結局「お前にはわからない話だ」とか言ってはぐらかされました。
まぁな。
女性の鼻毛が出てるのって指摘しにくいよな。(←それ以外の発想はないのか)





食月十五日。
この日は『食の祭典』というイベントがあるそうです。
この祭典で行われる人気投票が銘菓決定戦にも影響があるらしく、
主人公がナイーブになっているところに暁尚が来店してきました。



食の祭典の人気投票の話をして、「緊張しすぎて不審人物っぽい」と自分がいかに緊張しているか主人公が語ってると



暁尚「それは否定しないが」
ポチ「お願い、少しくらい否定して……」




それを暁尚に期待する事自体が間違っている。




しかし、そんな主人公を励ますように
最低でも自分とさくらと庚の3票は獲得しているはずだ、と話す暁尚。



暁尚「お前の店のことを認めている人間は確実に存在する。それでは不服か?」









不服です。(←えー)










こっちは1位取らなきゃいけねぇんだよ
オンリー1よりナンバー1なんだよ
1位を取らなきゃ意味がないんだよ
そんな安っぽい言葉で励ましてる暇があるなら道場の教え子どもに
浪漫秘孔に票を入れてこなきゃ指導料三割増しにするぞって脅して来いよ
なんの為に道場の師範と
仲良くなったと思ってんだよ!!
(←黙れ)








とりあえず、暁尚が自分の店に票を入れてくれたと知って「入れてくれたんだね」と喜ぶ主人公。



暁尚「甘味の店などここしか知らない。……それだけだが」





なんだその微妙なツンデレ。





そして翌日の十六日。



葵「納得いきませんわ!」



いきなり店にやってきてギャーギャーとやかましい葵。
店内にお客がいるのに構わずに主人公に向かって文句を言い続けるので
ドン引きした客が帰ってしまって、主人公が葵に「バカー!」と叫んだりして
女2人でギャイギャイ騒いでいるところに暁尚が来店。



葵「なんの用ですの?わたくし、貴方に用はございませんわ。さっさと出ておいきなさい」
暁尚「おまえになくても、俺はこの店に用がある」
葵「そんなの後回しに決まってますわ。今はわたくしがこの方とお話していますのよ」
暁尚「営業中の店の店主をつかまえて、さらに他の客を追い出してまで何をすると?」
葵「いちいちうるさいですわね。だって、わたくしの店より順位が上だったんですのよ!
暁尚「…………は?





暁尚、お前のリアクションは正しい





相変わらずギャイギャイ騒ぎながら説明する葵によると、
昨日の食の祭典での人気投票で、主人公の経営する浪漫秘孔が、葵の親の経営する吹月堂よりも順位が上だったそうで
それが葵がどうしても納得いかなくて「間違ってるに決まってる!」と文句を言いに来たそうです。
つまり負け犬の遠吠えですよ。



暁尚「おまえが間違っていると思うが、それが他人から見た評価だということだろう。違うか?」



その通りだ暁尚!
この人気投票の結果こそが全て!
お前は敗者なんだよ!!










所詮この世は弱肉強食
強ければ生き、弱ければ死ぬ
(←そんな殺伐とした菓子屋の争いは嫌だ)











葵「違ってるに決まってますわ」
暁尚「……話にならないな、これは」
葵「ですから最初から貴方などに話していませんわ。……って、なにするんですの!」
暁尚「ここにいると商売の邪魔だ。続きは外で願おう」
葵「ですから貴方には何の用もありませんのよーっ!」





宜しく頼んだ!!(←他力本願大好き)





しばらくして暁尚だけが店に入って来ました。
ってことは葵はなんとか帰らせたのかな?



暁尚「…………。彼女はだいぶ手強い相手だな」



いやーどうもどうもお疲れ様です。
今後もよろしく。





二十二日。この日は定休日。
暁尚を連れて壬方ヶ原という場所へ採取に行くと、とある1本の木を見て
「なんとなく見た覚えがあるような」と呟く主人公。



暁尚「木のぼりには良さそうだが」




そういうコメントが欲しいわけじゃない。




三十日。
この日は感謝祭だそうで、投げ売りしていた彩人参というものを暁尚が大量に持ってきてくれました。
彩人参は大きくて食用には不向きだけど、それを使って面を作るのが豊作を祝う証になるそうです。
2人で面を作って、「せっかくだから被ってみてよ」と主人公が勧めると





暁尚「……こうか?」





ためらいゼロかよ!!!







少しは「いや、俺はちょっと・・・」って遠慮してみろよ!
どんだけチャレンジ精神旺盛なんだよ!!



一方、暁尚が面を被った姿を見て大爆笑の主人公。



暁尚「犬山、お前も被っておけ。せっかくだ」
ポチ「や、やあよ」
暁尚「俺だけなぜお前にそこまで笑われなければならない。不公平だ」
ポチ「不公平って……あはははは!」
暁尚「……」



暁尚が明らかに不愉快そうなので、笑いをこらえつつ「ごめんごめん、私もかぶるから」と
主人公も観念して被ってみると







暁尚「…………すまん」
ポチ「え?」
暁尚「笑ってもいいか?」
ポチ「……どうぞ……」



そうそう、我慢はよくないよ。
暁尚はもっと感情をオープンにしていったほうがいいよ。
だからさっさと主人公を襲って下さい。(←オープンすぎ)




静月六日。
この日は定休日なのですが、自分で当日の予定を選ぶ前に、自動で暁尚と2人で壬方ヶ原に採取に来ました。
強制イベントかな?



先日2人で採取に来た時に、主人公が1本の木を見て「見た覚えがある」って言っていたけど
木というよりも、ここからの風景が見たことがあって懐かしい感じがする、とのこと。
で、よくよく考えると暁尚もどこかで見た覚えがあるそうです。



・・・と、まぁ特筆するような事なく、こんな感じで終わってしまったんですが
もう明らかに『過去に2人は会っていた』フラグですよね。




三十日。
この日も定休日なので、暁尚と採取という名のデート。
季節的に秋なので、そろそろ大会に向けてメニューを考えなくちゃと意気込む主人公が
道明寺に「どんなのがいい?」と意見を求めてみると



暁尚「……俺か?俺は……お前の作った菓子ならばなんでも好きかもしれない」
ポチ「そんなこと言ってもらえると舞い上がっちゃうじゃない。お世辞でも嬉しいわ」
暁尚「思ったままを言ったまでだ。お前はもう少し自身を持ったほうがいい」






お前はもう少し謙虚になったほうがいい






しかしとうとう普通に採取に出かけただけでラブラブし始めたな・・・。
かなり好感度が高くなった証拠か。



紅月一日。
突然、派手な美人が来店してきました。
芙蓉という名の花魁とか太夫とか、そんな感じの色っぽいお姉さんです。
「世話になった人に贈りたいから適当に菓子を包んでほしい」と芙蓉が注文してきたので
了承して菓子を包もうとしたところに、葵が来店。
明らかに嫌そうな顔の主人公。
客商売の人間がそんなに感情が顔に出やすくていいのか。




「お客様がいるから、そこで大人しく待ってて」と告げる主人公に
「何においても、わたくしを優先するのが当然よ」と聞く耳もたない葵。
あーまたこのやり取りが始まるのか、と思ったら、芙蓉が「そいつは聞き捨てならない」と横から口を挟んできました。



葵「なんですの、貴方は。そんな慎みのない派手な格好をなさってお呼びじゃありませんわ」
芙蓉「まァ、嬢ちゃんのその貧弱な胸じゃこんなカッコはできないだろね」
葵「ど・こ・が貧弱ですの!?貴方なんてただ単に芸もなく大きいだけじゃありませんの!」
芙蓉「えぐれてるよりマシだろ?
葵「えぐれてませんわ!」





いいぞ芙蓉、もっとやれ





こういう姉御みたいな女性って大好き。




同日、通りを歩いていると、さくらと暁尚がとても仲良さげに話しているのを目撃。
思わず「いいなぁ」と無意識に呟いていると、さくらが気付いてくれたので
せっかくだから会話に加わって何をしていたのか聞いてみると
2人とも主人公の店に行く途中だったそうで、そこでバッタリ出くわしたらしいです。
「やたらと甘いものが食いたくて」と、さくらが話していると



暁尚「ほどほどにしておかないと重量制限が……
ポチ「わ。痛そう」
さくら「道明寺やかましい(低音)





いいぞさくら、もっとやれ





四日。
月夜が来店してきたので、暁尚とさくらの仲の良さについて尋ねてみると、「仲良いと思います」とあっさり肯定されました。
さらに、暁尚について「あまり同年代で仲のいい女性はいない」と付け加える月夜。



月夜「特に円郷さんは……あの、ええと、あまり女性独特の雰囲気を持ってはいらっしゃらないので」




つまり、月夜が言いたいのは
さくらは女らしさの欠片もない武術バカ
ってことですね。(←そうは言ってない)





まぁ、さくらが女らしくないからこそ暁尚も気楽に接することが出来てると思われるけど
「篠宮さん(庚)とポチさんとも、気楽に接してると思う」と付け加える月夜。





それはフォローなのか、それとも主人公にも女らしさが欠けてると言いたいのかどっちだ。







そして八日の夜。
突然訪問してきて「外で話がしたい」と言い出すさくら。
ま、まさか、ときメモGSにあるライバル宣言・・・!!?



とりあえず、さくらと一緒に外に出て、一体どうしたのかと聞いてみると
「私に何か聞きたいことないか?」と逆に質問されてしまいました。
どう答えたものか迷いつつも、正直に暁尚との仲について尋ねる主人公。
男友達の中では一番仲がいいだろうし、暁尚と話している時のさくらはいつもと少し違う気がするから
もしかして恋愛感情として好きなのかと聞くと
さくらは「嫌いじゃないけど、よくわからない」と答えてきました。



さくら「まあ、そうだな。ポチと同じだよ。わからないとこまで、たぶん」



以前、さくらと暁尚が2人で話していた時に、主人公が複雑そうな顔をしていたのを見てから
主人公は暁尚のことが気になっているのがバレていた模様。



さくら「まあ、お互いよくわかってないんだ。なるようになるさ、きっとな」
ポチ「そうよね。道明寺くんが悪いってことにしておきましょう、とりあえず」









理不尽すぎるよ!!









なんだこの主人公、ムチャクチャすぎるじゃないか。
大人しいサラリーマンを狙って痴漢の冤罪を着せるタイプだよ。
暁尚、気をつけろ。
今、お前を攻略する為にゲームを進めてはいるけども
断ってくれてもそれはそれで納得するから大丈夫だぞ。






九日。
川辺にて主人公の作ってきた菓子と茶を飲んでまったりしている、さくらと暁尚と主人公の3人。
暁尚はよく分からずにこの場に誘い出されたようで、「今日は何かあるのか?」と質問してきたけども
「特にない」とはぐらかす主人公とさくら。
しかし暁尚は2人の様子を見て、「そうは思えない」と納得いっていない様子。



さくら「道明寺がそんな細かいところを気にするなんて珍しいな。明日は槍でも降るか?」
ポチ「槍は困るわね。道に穴開いちゃうじゃない。屋根や壁も危ないし……」
暁尚「……………」



そんな感じで誤魔化され続ける暁尚。
そこでさくらが「ポチが外で茶を飲みたいって言うから私も同意した。それだけじゃ不満か?」とフォローしたものの
「不満ではないが、落ち着かない」と暁尚が言うので
主人公が「両手に花で照れてるんだね!」と茶化してみると



暁尚「……」







熟考モードに入られてしまった








やめて!考え込まないで!
だったらいっそ、侮蔑の眼差しを喰らう方がマシだ!いや、やっぱりそれもいやだ!!(←どっちだ)





十日。
定休日なので暁尚と一緒に「茅の湖」という場所へ採取に来ました。
湖の水を飲む暁尚に「飲んでも平気なの?」と尋ねる主人公。



主人公、既に何度も茅の湖に来ています。




何度も湖の水を採取してます。





湖の水を使って菓子を創作して店に並べてます。











今更どのツラ下げて
「この水飲めるの?」って聞いてんだお前。












この後、湖の水を飲もうとした主人公が足を滑らせて落ちて
暁尚に上着を貸してもらうというベッタベタなお約束イベントがあったんですけど
主人公の「この水飲めるの?」発言が爆弾すぎて全然ときめかないよ!!
食べ物を扱う店の経営者としての認識が著しく低いんですけど、大丈夫ですかこの子。
銘菓決定戦で優勝を狙うどころの話じゃないですよ。
スタート地点に立ってる事すらおこがましい。
今なら葵とタッグを組んで主人公の店に乗り込んでいける。





十二日。
珍しく庚が1人で来店してきてため息をついているので、一体どうしたのかと聞いてみると



庚「こう、わかるからこそ口も出せず踏み込めもしない領域というものもございまして」



一体、庚が何を言いたいのかサッパリ分からない主人公。



庚「ポチちゃん」
ポチ「は、はい」
庚「最近、さくらちゃんとばかりご一緒でずるいのです」
ポチ「う」
庚「と、いきなりわたくしに言われても困ってしまうでしょう?」




なんせ、男を取り合ってますからね。 無意識にギラギラしてるオーラが出ていたんでしょうか。




「私のことは気にしないでいいから、落ち着いたらまた混ぜてくださいね」と穏やかに笑う庚に
やはり申し訳ない気持ちがあるのか、「ごめんね」と謝る主人公。



庚「うふふ。少々寂しいのは確かですが、もしかしたらこれが親の気持ちというものかもしれません」






本当の親は娘の恋模様に一切気付いてないですけどね。







十三日。
先日と同じように、主人公・暁尚・さくらの3人で集まるはずが、さくらが時間になっても来ないので心配していると
庚がやってきて、「さくらちゃんから『どうしても外せない用事が出来てしまった』と伝言を頼まれた」と言われました。
その伝言が終わったら庚はさっさと帰ってしまったので、2人で遊びに行くことに。



到着先・・・これは、白河かな?よく見る背景だ。
そこで主人公が必死に何かを探しているので、暁尚が何を探しているのか質問すると



ポチ「実は私にもよくわからないのよ」









バカかお前は









いや、一応分かってはいるけど特徴が曖昧らしく
「秋になると水底で七色に光る石」っていうのを探しているそうです。
かなりハッキリした特徴だと思うが。



そうこうしているうちに、川に落ちそうになる主人公。
この前の茅の湖の時といい、どんだけ足元不注意なんだ。
学習しろよ。



ここで暁尚に支えられるスチルが出るわけですが、ベッタベタなシチュエーションと言えども、やっぱりいいですね。
照れながら「ありがとう」と主人公が告げると



暁尚「水辺が濡れて滑りやすくなっているのは当然だ。もっと足元に気をつけろ」







もっと言ってやって







ポチ「……はい……ね、ねえ、道明寺くん?あのね、手、もういいわよ?一人でちゃんと立てるから」
暁尚「……ああ。………お前の手は思ったよりも小さかったんだな」
ポチ「え?そ……そう?」
暁尚「守ってやらねばならない頼りないものに見えた。すまない」






世の中の手の大きい女性に謝れ







ポチ「……手を握ってそんなこと口走るのは反則だと思うのよ。ええと。……ごめんね、さくらちゃん……」







謝るなよ主人公。
どうせ主人公が勝ち取ることになってるんだから。(←なんてことを)





翌日の十四日。
診療所にいる主人公とさくら。
どうやら、昨日のさくらの「はずせない用事」ってのが、
溺れた子供を助ける為にさくらが川に飛び込んで、そのせいで風邪をひいてしまったとのこと。
その事を教えてくれなかったさくらにひとしきり怒った後、
さくらが危なかったのに、自分は暁尚とデートして浮かれててごめんと主人公が謝ると



さくら「なにバカなこと言ってるんだか。それ本気で言ってたら、真剣に怒るぞ」



「川に飛び込んで遊びに行けなくなったのは私の勝手だ」と話してから、
さらに「最近になって、道明寺に対して抱いている気持ちのことが分かってきた」と言いだすさくら。
どういう事なのか聞こうと思ったけど、まだ完治していないさくらの顔が真っ青になってきたので
詳しい事は聞けずに終わってしまいました。



二十日。
菓子作りに集中できないので、気分転換に店の外を歩いていると暁尚に遭遇。
主人公に会いに店に行ったけど不在だったから帰ろうとしたところらしいです。
最近、主人公とさくらの様子がおかしいってのを暁尚も気付いていたようだけど
昨日さくらのお見舞いに行ったら、さくらの様子は元に戻っていたと暁尚が言うので
「ほんとに答え見つけちゃったんだ・・・」と呟く主人公。



暁尚「何がそんなに気にかかっている?差し支えがないようであれば、教えて欲しい」







差し支えしかないんだが







暁尚「お前が沈んでいると俺が困る。調子がおかしくなっていけない」








主人公は精神安定剤か









主人公の悩みを聞きたがる暁尚に
「私は沈んでいるわけじゃなくて、悩んでいるだけ」と主人公が答えると



暁尚「同じことだ。……お前が沈むのも悩むのもお前の自由ではあるのだがどうしても放っておくことができない。
   お前の意志を尊重しようとしても、どうしても手や口が出したくなる。今度はそれを抑えようとする努力が必要になる。だから……調子がおかしくなる」

ポチ「それって……ええと」
暁尚「すまない、余計な事を喋りすぎた。それらは俺の勝手な理由だ、お前に押しつけるつもりはない。
   だがもしお前の悩みが誰かに相談できることなのであれば、言ってくれないか」





誰かに相談出来る悩みではあるけどお前にだけは相談できない事は確かだ。




暁尚「……お前にはできることならいつでも笑っていてほしい。俺はそう思っている。もっとも、これも俺の勝手な願いに過ぎない。……言う必要などないことだったな」








じゃあ言うなよ(←えええええ)









もう暁尚からの告白としか受け取れない台詞を聞いて、
「嬉しいけど、自分で答えを出さないと意味がないからもうちょっとだけ待ってて」と主人公が伝えると
暁尚は笑って「頑張れ」とだけ言って、潔く去って行きました。
その後ろ姿をしばらく見送ってから



ポチ「……もう、道明寺くんのばか!真面目なのはいいけど、堅物のくせに鈍感すぎじゃない!?あんな一歩間違えなくても告白みたいなこと、こんな時に言わないでよ!」
瑣己「やあ、まったく。ホントにね〜。あのにーさん、罪作りだこと」







どっから沸いて出た








瑣己「もー、お嬢ったらかわいい。お嬢の悩みに気付かない道明寺の坊もかわいいけどな」






それは否定しないけどな






いきなり第三者に自分の気持ちがバレてしまって、「誰にも言わないでー!」と主人公が頼みこむと
瑣己は怪しい笑いを残して「まあ頑張ってね〜」と去っていってしまいました。
その姿を見て「絶対面白がってる・・・!」と悔しがる主人公。
面白がってる人間はここにもいますけどね。(←プレイヤー)





二十二日。
来店してきたさくらに、主人公が「私、やっぱり道明寺くんが好き」と自分の気持ちを伝えると



さくら「そうか。よかったな。……やっと安心できる」





さくら・・・







なんかそれ死に際の台詞みたいだぞ







本当に喜んでいる様子のさくらに、「さくらちゃんはどうだったの?」と主人公が質問すると
「好きという感情は恋愛に限ったものじゃない」と、あくまでも友愛だと強調してきました。



さくら「私にとっては、ポチも庚も道明寺も同じくらい大切な友人だ」






その大切な友人の庚はつい最近までハブられてたけどな







さくら「だから、お前と道明寺がうまくいけば私は多分それだけで嬉しい」





さくら・・・男前だな、本当に・・・!!



二十六日。
お店の定休日なので、暁尚と一緒に採取に来ていたら、またも見覚えのある木のことで主人公が悩んでいました。
木というより風景が懐かしいから、小さい頃に親と来たのかもしれないと呟く主人公。
そこで、2人の幼少時代の話になって
主人公はずっと彩都で過ごしてきたけど、暁尚は屋敷の建て替えの時に短期間だけ家を移っていたという話をしました。
道明寺の家を思い出して「大きいもんねぇ」と納得する主人公に
「掃除が大変だ」と話す暁尚。



ポチ「……。掃除、するの?」






それはどういう意味だ






この主人公の言葉が
「お前が掃除なんか出来るのか」って意味なのか、「お手伝いさんがいるから自分で掃除する必要ないんじゃないの?」っていう純粋な疑問なのか
判断が難しい、なんせ主人公の考えることだから。



すると、暁尚が「俺に何か話があったのでは?」と言ってきたので
覚悟を決めて、先日暁尚に「いつでも笑っていてほしい」と言われたことについて
「今でもそう思ってくれてる?」と主人公が尋ねると、「思っている」と暁尚が即答。
安心しつつ「私の悩みを解決できるのは道明寺くんだけだと思う」と話し始める主人公。



ポチ「私、道明寺くんのことが好きなの。友達としてでもないし、家族への好きでもないわよ。特別に、道明寺くんのことが好きなの。
   できれば、ずっと一緒にいたいの。この願い、叶えてくれる?」




・・・告白めいたものは暁尚の方が先だったけど、はっきりと「好き」って告白したのは主人公が先だったか。
うん、まぁ自分の気持ちに鈍感な暁尚だから、きっと主人公からの告白になるだろうなぁとは思ってた。
その予想を覆して暁尚から・・・!って思ってたけど、やっぱり主人公からだったか。
・・・・・・くそぅ。



主人公の必死の告白に「そんなことでいいのか?」と返してくる暁尚に
「切実なことなんだから、そんなことなんて言わないでよ」と軽くむくれる主人公。



暁尚「すまない、言葉が足りなかった。そんな簡単な事でいいのか?なら、異存があるわけがない。
   悩んでいる姿を見ているのが辛い程、いつでも笑っていてほしいくらいに、俺はお前の事が好きなんだ」

ポチ「うん。この間、気付いたわ。無口なくせにわかりやすいのよ、道明寺くんってば」
暁尚「お前を幸せにしてやれるのが俺であればどんなにいいかと思っていた。だから……本当にそれでいいのか?」
ポチ「それでいい、じゃなくて。道明寺くんじゃないと、嫌なのよ」
暁尚「よほどのことがない限り、俺からお前を放すことなどできない。覚悟しておいてくれ」
ポチ「放してくれなくてもいいもの。……ううん、放さないで」










監禁フラグが立ちました










だってさぁ、感情を押し殺してきた暁尚が本気出したら、タガが外れまくってヤンデレになっちゃいそうじゃない。
「もうお前を他の男の目にうつらせない」みたいな。
普通に話してただけなのに「テメェ、他の男に色目つかっただろ!」って殴られそうじゃない。
まぁ、個人的にヤンデレってあんまり好きじゃないので(恐いから)
突然ヤンデレになられても困るんですけど。





めでたく両想いになったところで、この月の決算でも、めでたく1位を取りました。



そして聖月六日。
定休日なので、いつもと同じように暁尚と採取という名のデートに来ていて
主人公が滑りそうな足場をなんとか渡って安堵していると



暁尚「落ちても受け止められるように身構えていたんだがな……少し残念だな」






そうして主人公の身体を触るつもりか
このエロガッパ!!








翌日、暁尚と両想いでご機嫌の主人公の様子を見て、「気色悪い」とストレートに言う葵。
慌てて顔を引き締める主人公が、「用があるんじゃないの?」と葵に尋ねると



葵「貴方のお店に、嫌がらせをしにきたんですけれど」





帰れアバズレ(←アバズレ!?)









さらにその翌日。
「茶屋なんだから酒を出せー!」と絡んでくる客の扱いに困って主人公がオロオロしながら
思わず「困ったなぁ」とポロッと零してしまうと、それが聞こえてしまったらしく「何が困ったってぇ?」と余計に危なくなったところで



暁尚「お前の存在に困っているのだと思うが、違うか?」




突然出て来た暁尚に「あ・・・」と気付いた主人公。
間違いなくときめいてる。
その横で「なんだテメー!」と暁尚に矛先を向けた客。



暁尚「この店に縁のある者だ。お前のような輩がいると、客に迷惑がかかる。
   これ以上営業を妨害するつもりであれば速やかに番所へとご一緒いただくがどうされる?」

客「しっ……失礼しましたっ!!」



暁尚に威圧された客がバタバタと去って行ってから
「見るからに迫力があっていいなぁ」と羨望の目を向ける主人公に
「やることが次から次へと増えていく」と、ため息をつく暁尚。
それを聞いて、主人公が「塾と鍛錬の他に何かあるの?」と質問すると



暁尚「一番大切なことを忘れるな。お前に会いに来ることが抜けている」





ありがとう暁尚。







主人公にとってお前は
ただの金ヅルだけどな。
(←おい)









十二日。
仕事中の主人公をじーーーーーーっと見つめてくる暁尚。
視姦プレイか・・・。
しかし見られている主人公は「落ち着かない!!」と暁尚に文句を言うと



暁尚「ポチの事を見ていたかっただけだ。いけなかったか?」
ポチ「……。そんなことをさらっと言うのは反則だと思うわ」
暁尚「そうか」
ポチ「そうよ。……好きなだけ、見てて……」
暁尚「そうさせてもらう」
ポチ「て、照れ死にそう……」








森久保コノヤローーーー!!!(←中の人を責めるな)








くっそー、やっぱり恥ずかしい事をさらっと言ってしまう男ってのは
聞いてるこっちも照れるな・・・くそー、くそー。





十五日。
この日は聖誕祭の雪祭りの日らしく、2人で並んで歩きながら
「雪を見ながら温泉とかいいよね〜」と主人公が話していると



暁尚「行くか?」
ポチ「えっ。……って、あの、その、本気?」
暁尚「俺は嘘はつかない」



知ってます。



暁尚「お前と一緒に行きたいと思うのはいけないことだろうか?」








自分に素直ってとてもいい事だと思います!










行きたいのは山々なんだけど、さすがに男と2人きりで旅行というのは親に言いにくいと渋る主人公。
特に暁尚の両親なんて、もっと言いにくいでしょうしね。
やっぱり旅行はもっと大人になってからってことで・・・



ポチ「ええと。ばれないように、頑張ろう?」
暁尚「ああ。楽しみだ」







・・・・・・










欲望に忠実って素敵ですね!











二十日。
主人公のバースデーです。
この日は好感度関係なく全キャラがプレゼント持ってきてくれるんですけど
暁尚以外の事は別のレポで書くので、暁尚のことだけ書きます。



プレゼントを持ってきてくれた暁尚に対して、主人公が驚いていると



暁尚「こんな大事な日を忘れたりはしない。誕生日おめでとう。祝いの贈り物として受け取ってくれ」



そのプレゼントを開けてみると、珊瑚のかんざしが入ってました。



暁尚「色が綺麗だったからな。……お前に似合うと思ったが、どうだろうか」







お前にしてはいいんじゃないか?(←何その上から目線)







で、この日は主人公のバースデーだったわけですが、主人公と暁尚が2人で温泉旅行に行く日でもありました。
雪も降ってるし、川も凍ってるから「すべれるかな」と主人公が呟いてると
「割れるからやめとけ」と暁尚に注意されてしまいました。
その返答に「私が重いってこと?」と主人公が言い返すと



暁尚「丈夫な氷が張られているわけではないから危険だというだけだ。……ポチ、重いのか?」







聞くなよ








そういえば、嘘も冗談もつけない暁尚が両親に何て言って旅行に来たのか気になって
「何て言ってきたの?」と尋ねてみると
「塾が主催している強化合宿に行くと嘘ついた」と答えてきました。







女と温泉来たいが為に嘘つきやがった・・・!










所詮、暁尚も年頃の男というわけか。









しかし大丈夫でしょうか。







女と温泉来たいが為に、信念を曲げてまで嘘をついて
しかも爆発すると突っ走る男ですよ。
そんな男と2人きりで温泉旅行ですよ。











R18指定ないんですけど
大丈夫なんでしょうか。













「塾の名前をだしておけば、大抵は疑われない」と話す暁尚に
「本当にいいの?」と心配そうに尋ねる主人公。



暁尚「気にするな。俺は自分が行きたいと思ったから、ここにいる。不服か?」







いいえ!まったく!!








宿に到着して、しばらく2人で窓の外の雪景色を見ながら話しているうちに
少し冷えてきた主人公が思わずくしゃみをしたら



暁尚「こうすれば暖かい」



ここで、暁尚が主人公を後ろから抱きしめるスチルが登場!
うわー!お約束ーー!でも萌えるーーー!!!



ポチ「ちょ、ちょちょちょ」
暁尚「なんだ」
ポチ「………か、覚悟してなかっただけ」
暁尚「そうか」
ポチ「でも……あったかい。しばらく、このままでも、いい……?」
暁尚「ああ。……当然だ」






ちょっと誰かここに暁尚の両親連れてきて(←呼ぶな)







2人きりの温泉旅行から帰って来て、二十五日。
瑣己が来店してきて、カマをかけられて主人公が怒っていると



瑣己「だって手近なおもちゃは存分に活用しないともったいねーじゃん。だろ?」




そのうちお前もおもちゃにされる側だけどな。





「人をおもちゃにしないで」と文句を言う主人公に
瑣己が「あっちの堅物兄ちゃんより、からかい甲斐がある」と笑っていると



瑣己「もしかしてそれは俺のことか?」






他に誰がいるんだ







瑣己もアッサリと認めて、しかも暁尚を「坊」呼ばわりしていると
その呼び方がツボに入ったらしく主人公が爆笑。
暁尚は「坊」呼ばわりが嫌いらしくて「勘弁してくれ・・・」とウンザリしている様子。



瑣己「そんな泣きそうな声で言われたら却下するだろ、フツー」
暁尚「…………」
瑣己「あー、そこ、刃物に頼るのは禁止。



そうだぞ、すぐに刃物に頼るのは良くないぞ。
どうせやるなら店の外に出てからやりなさい、店が汚れるから。(←そういう問題じゃない)



そこで、笑い転げてる主人公に呼びかけて
「もしかして2人って現在進行形でイイ関係?」と突然聞かれて、思わず主人公が驚いて笑いを止めて
照れながらも暁尚との関係を認めると



瑣己「ふーん?いやぁ、春だねぇ」





もういいから帰れよオッサン(←酷)





そして三十一日。




旅行の事が暁尚の親にバレました。





月夜は暁尚に教えてもらったらしくて、「バレたことをポチには言うな」と暁尚に口止めされたらしいけど、
月夜は主人公の為にも言った方がいいと判断して、教えに来てくれたらしいです。
そんな月夜に「ありがとう」とお礼を言う主人公。



暁尚の両親としては、暁尚が嘘をついて旅行に行った事を責めるわけではなく
主人公の家の格のことを問題視しているそうです。
金持ちの坊ちゃんと恋愛するうえで良くあるパターンですね。
そこで、月夜に頼み込んで暁尚の家まで様子を見に行くことに。



月夜に案内されて、見つからない場所から主人公が見守っている一方で
ピリピリした雰囲気の中、向かい合っている暁尚と両親。



「道明寺の後継ぎとして、家柄も良く教養に溢れた女性と結婚しなくてはならない」と説教する父親に
怯む様子もなく「私は父上の操り人形ではない」と暁尚が言い返すと、
父親が怒る隣で、母親のヒナノが笑い出しました。



ヒナノ「わたくしは暁尚さんに幸せになっていただきたいだけです。次代の事はわたくしに関係ありません。
    その方と共にあって必ず幸せになることが出来ると、そう誓うことが出来るのですか?」

暁尚「父上の仰るところの家柄の良く教養に溢れた女性を娶ったところで必ず幸せになれるとは限りません」
ヒナノ「ほほ……その通りです。暁尚さんも父上がおすすめになる方も、幸せが約束されるとは限りません」



もしかして母親は暁尚の味方してくれて「本人が幸せなら家柄なんて関係ない」とか言ってくれるのかと思いきや、そうではなくて
「父親がすすめた道の方が恵まれてるのは確かだし、母親として息子に危険の少ない道を歩いてほしい」との事だそうです。



暁尚「……それでも、……私は自分の意志で選んだ道を歩きます。父上の敷いた道へは行きません。
   道明寺の跡取りである以上に、私は暁尚という一人の人間です」




そうだ!暁尚だって1人の人間だ!







暁尚を解き放て!
あの子は人間だぞ!











まったく言う事を聞く様子のない暁尚を、父親が「黙れ小僧!」と一喝。いや、「黙れ小僧!」は言ってないんだけど。
暁尚に「親不孝者め!」と怒鳴る父親を、横から「貴方にそれを言う資格が?」と止める母親。
そう言われて黙り込んでしまう父親。



花街通いがバレたんですね。(←行ってません)



花街通いは冗談として、なんで父親は黙り込んじゃったんでしょうかね。
もしかして父親も、昔は家の言いなりにならずに好きな人と一緒になりたかったクチでしょうか。
そしてやっぱり親の反対にあって無理矢理引き離されて、親の選んだ家柄のいい女(母親)と一緒にさせられた、みたいな。
うーむ。









ま、いいか。親のことなんて。(←えー)








まぁ、この暁尚の父親の事は、月夜レポで後々明らかになります。



とりあえず母親から「とりあえず様子を見ましょう」と言われて、その場は終了しました。



そして三十二日。
銘菓決定戦の登録日なので、出品する菓子を選ばなければなりません。
なので、ここで暁尚を攻略する必須アイテムの『道明寺桜餅』を選択。



最終月の無月一日。
この日は月合祭というイベントがあるらしく、主人公と暁尚の2人で楽しんでいました。
月が完全に重なって光が消えるその瞬間、2人のチュースチルが登場。
さすが突っ走る男。
こうなったらもう大胆だな。
いっそ親の前でしちゃえば良かったのに。



ポチ「……誰か見てたらどうするの」
暁尚「誰も見ていない。月すらもな」
ポチ「そっか。そういえば、そうだったっけ。……なら、いいよね」








プレイヤーがめっちゃ凝視してますが









そして、とっとと進めて無月三十日の夜。
銘菓決定戦を控えて主人公がため息をついていると、ふと、暁尚の顔が見たくなったその時、
窓に何かが当たる音がしたから外を見てみると、暁尚がいました。
驚きつつ、「何かあったの?」と主人公が尋ねると



暁尚「何もない。……顔が見たくなっただけだ」






そうか。帰れ。(←えー)







まぁ、主人公も暁尚の顔を見たかったところだったので、こっそりと家の外に出て暁尚に会いに行きました。
「こんな時間にすまない」と謝る暁尚に、「私も顔が見たかった」と笑って言う主人公。



暁尚「悔いの残らないように頑張ってくれ。それだけ、言っておきたかった。……こんなことしかできないが」
ポチ「暁尚くん……」
暁尚「俺はお前が側にいるだけで何でも出来るような気分になれる。もちろん、自分の限界は知っている。
   だが限界に近い力をいつでも出せるような気がする。お前にも……そう思ってもらえるといいのだが」






人を薬物みたいに言うな。





そんな暁尚に「頼りにしてるから、ちゃんと見ててね」と言う主人公。



暁尚「もちろんだ。お前の夢が叶うように、いつまでも見守っている」








遺言だよ(←違います)








そして銘菓決定戦の三十三日。
結果発表で、見事に主人公が最優秀賞を獲得!よっしゃああああ!!!



友人たちから祝いの言葉を貰ってから暁尚に会いに行き、
小さい頃から自分の店を持つのが夢だったし、相手は忘れたけど約束もしたから「約束が守れて良かった」と安心したように笑ってから
「名実共に国一番だと認められて少し自信がついたから、これで少しは両親に認めてもらえるかな?」と、ちょっと心配そうに尋ねる主人公。
それを聞いて、道明寺家の後継ぎとして両親と口論していた件を知られていたことに少々驚きつつ
「道明寺の技を受け継いで、さらに幸せになるということで許してもらえた」と暁尚が話してくれました。
さらに主人公に対して「頼みがある」と言い出す暁尚。



暁尚「理由など聞かれても分からないし、どちらかと言えば俺こそが聞きたい。
   だが、ひとつだけはっきりしている事がある。俺が幸せになる為にはお前が不可欠だということだ。
   だからこの先もずっと俺の側にいてくれないか。今すぐとは言わない。俺が独り立ちできるようになったら結婚してほしい」

ポチ「……うん。もちろん、喜んで。そんなの、嬉しいに決まってるじゃない。私だって……暁尚くんがいなくちゃ、幸せになんてなれないもの」







その独り立ちする前に
別れる可能性もありますけどね。
(←なんて事を)








いやー、でもやっと終わったー!
・・・あ、終わってない、エンディングが残ってる。
エンディングというかエピローグか。



銘菓決定戦から5年後の道明寺家。



ポチ「水貴くん、藍ちゃーん?あら?」





既に二児の母だと!?





水貴「お菓子のせんせー?しーっ、しーっ!」
藍「いまねー、かくれんぼー。ちょっとまっててー?」



「お菓子のせんせー」って呼ばれてるくらいだから、主人公の子供じゃないのか・・・なんだ・・・。
この子供2人を見て、「いつの間にここに来たのやら」と思っていると、そこに暁尚が登場。



暁尚「道場では練習しないと怒られるからここで遊ぶと言っていたが」





つまりサボリか。





あ、なんか暁尚の髪の毛がちょっと短くなってる。
個人的にこっちの方が好きかもしれない。



稽古を終えてきた暁尚に「今日は、洗濯中に思いついた新作のお菓子を出しちゃうぞー」と主人公が意気込んだものの
自分が洗濯途中で菓子作りに没頭してしまった事を思い出して、大慌て。
しかし洗濯はお手伝いさんの妙さんという人がやってくれてた模様。



この妙さんは、道明寺家の道場で世話になっている子供のうちの1人の母親でもあるらしく、
主人公の菓子は道場に通う子供達の間でも大人気だそうです。
少しずつ毒を盛られているとも知らずに(←入れてません)



そして、思い出したように「妙さんが着物の袂に入ってたって言ってたよ」と、主人公が年季の入った御守りのようなものを差し出すと
暁尚が「願いは叶ったから後利益とか関係ないし、中身を見てみるか?」と言いだすので、お言葉に甘えて見てみると、1つの指輪が出てきました。
その指輪を見て、驚いたように「どこで手に入れたの?」と尋ねる主人公。



暁尚「これ……?ああ、昔だ。まだ子供の頃だな。誰かから貰った記憶がある。もうほとんど覚えていないが。……懐かしい話だ」
ポチ「……そう」
暁尚「…………どうした?顔がゆるんでいるぞ」
ポチ「ゆるんでなんて失礼ね。ご機嫌だって言ってちょうだい」
暁尚「すまない、口が滑った。なにか機嫌が良くなるようなことでもあったのか?」





謝罪になってない。






「ものすごく良い事があった」と言っても、その内容をまったく教えてくれない主人公に、ちょっと不満そうな暁尚。
そうこうしてると、先ほどの水貴という少年が暁尚の姿を見つけて寄って来ようとしたけど
藍という少女に「新婚さんの邪魔しちゃダメよ」に止められてました。
バレないようにコソコソしているつもりの子供2人だったけど、主人公たちにはバレバレの模様。
その姿を見て主人公は微笑ましく思っていたけど、その横で暁尚はまだ考え込んでました。
そんな暁尚に「秘密の答えはあなたも知ってるはず」と、ちょっとだけヒントを与える主人公。



ポチ「……ふふ。あなたがその指輪にかけた願いを叶えたように、ね。私もあの日にした約束、ちゃんと果たしたのよ」



この後、スタッフロールが流れて、今度こそエピローグ・・・いや、もしかしたらプロローグかもしれないな、これは。
幼少時の主人公と暁尚と思われるスチルが出てきました。



2人で小さな木を植えて、「大きな木になるといいね」と笑い合う2人。



ポチ「あ……そうだ。あきちゃん、て、だして」
暁尚「て?はい」
ポチ「このゆびわ、あげる。おひっこししても、やくそくわすれないようにって、おまじない」
暁尚「……いいの?」
ポチ「うん。そのかわり、やくそく、わすれないでね。わたしとやくそくしたってことはわすれてもいいの。
   でもね、だれよりもつよいけんしになるって、それはわすれないでね?」

暁尚「……うん、やくそく」
ポチ「わたしもわすれないから。いつかわたしだけのおかしのおみせ、ひらくからね。
   そのとき……もしまだ、わたしのことおぼえてたら、……そのおみせ、みつけてね……?」







全部平仮名で読みにくいっつーの






いくら2人が子供だからって、全部平仮名にしなくてもいいだろうがよ。
バカ丸出しじゃないか。



しかし、主人公が忘れてた約束の相手ってのはやっぱり暁尚だったんですね。
さすがこのゲームの王子ポジション。
まぁ予想はついてましたけどね。



暁尚のストーリーは、まぁキャラ的にも結構好きなタイプだし、声は森久保さんだし結構楽しめました。
その割にレポ内でボロクソ言ってますけど。
楽しかったですよ、ほんとに、あれです、照れ隠しですよ、ほんとほんと。



個人的に普段クールな奴が、自分の中の恋愛感情に気づいてからアタフタする様子ってのが見たかったんですけど
こうやってサラッと恥ずかしい台詞を言ってくるのもいいですね。
いやでも、もうちょっと暁尚が照れて慌てふためく様子も見たかったな・・・。
慌てふためくっていうか、葛藤と戦っている様子というか。
恋愛感情に気づいてからは堂々としてもらって構わないんですがね。
欲望のままに突っ走ってもらって構わないんですがね。(←それもどうなの)





とりあえず、暁尚ルートのレポはこれにて終了です。
お疲れ様でしたー。





浪漫茶房のページに戻りますよー