華原 雅紀




学園No.2の華原を攻略していきたいと思います〜。



声優は三宅淳一さんという方です。
他の作品でどんなキャラを担当しているのか調べてみたんですけど、
残念ながら、うちが知っているのはマージナルプリンス〜月桂樹の王子様〜シルヴァン・クラークしかありませんでした。



何故、うちがマジプリを知っているのかは聞かないでください。








人間、誰しもそっとしておいて欲しいことが
1つや2つあるものなんですよ。












さて、ゲームの序盤でマドレーヌを何処で食べるかを選択する場面で、『裏庭』を選択。
誰もいないのを見計らってマドレーヌを食べようとすると、どこからか犬の鳴き声がしたので
不思議に思って見回すと、華原と1匹の犬を発見。
と思ったら、次の瞬間には犬が主人公めがけて飛びかかってきました。
まぁ、飛びつき甲斐はありそうですよね。



華原「シュタイン、よせ!ゴメンね!って……あれ、犬山?なんでこんなところに……」



ちょっと1人になりたくて・・・(マドレーヌを食べる為に)



どうやらこの「シュタイン」と呼ばれた犬は、華原のペットらしくて
主人公のいるマンションに入居を希望したのも、ペットOKだったからだそうです。
そんな話をしているうちに、いつの間にかマドレーヌがなくなっていることに気付く主人公。



ポチ「あっ!も、もしかしてそれ!」
シュタイン「ヴォン♪」









拙者は今一度、犬斬りに戻るでござるよ(←犬斬り?)












慌てて謝る華原に対して
落ち込みつつも「ダイエットした方がいいと思ってたとこだから」とフォローする主人公。



華原「ふ〜ん、ダイエットするんだ」




なんだ、無駄だってか?無駄って言いたいのかオイ、どうなんだコラ。(←落ち着けよ)




「個性だから気にすることない」と言う華原に
「笑われた事のない人に、この気持ちは分からないよ」と答える主人公。



華原「そりゃあ……でも、そんなに気にする事ないんじゃない?
   人が思うほど、周りのヤツらは自分の事、そんなに見てないと思うな」







それはどういう意味だ。








なんか一瞬カチンときたけども、華原が言いたかったのは別に悪い意味ではなく
「自分は自分、他人は他人」ということらしいです。




華原「あ、ゴメン……オレ、無神経な事言ってる?」






結構ね。







しばらく会話して、「このまま犬を遊ばせて帰る」と告げて華原は行ってしまいました。
主人公はその場で華原との会話を反芻して
「ああ言ってくれたけど、やっぱり男は細い女の子の方がいいよなぁ」と、やっぱり少し落ち込み気味。



ポチ(今の今までそんなことにも気付かなかった自分が悔しい)






まったくだ。







で、結局その直後にショックと空腹で倒れてしまい、気付いたら家にいたということです。





本編が始ってからはしばらくバイトに明け暮れて、2週目の日曜にエアロビクスバイクを購入。
こんなものを買っても気にならないってほどに主人公の家は大きいというわけですか。
なんて羨ましい・・・!!



でも4月はほとんどバイトを頑張っていただけなので、4月末を迎えた時はまだ99kgでした。
そして初めてのお兄ちゃん作・月刊『俺の妹』を見てみると
わかってはいたけど評価は『無理』



お兄ちゃん「無理!相手はまったく振り向いていないぞ!」






わかってるよバカヤロウ。








5月に入って、2日の月曜日。
学校で華原に声をかけられたと思ったら『マンダリンジュース』とかいうのを貰いました。
どうやら主人公のダイエットの努力を認めているらしく、「俺にも協力させてくれよ」と言われました。
おお・・・いい人だ・・・!



華原「なんかさ、スゲー効きそうな感じしない?試してみてよ」




・・・・・・





「俺も使ったことがある」とか
「友達が使ってたらしいけど結構いいみたいだよ」とか
「雑誌にも取り上げられてたよ」とか
情報が一切ない未知の物体をオススメしてきやがりました。



・・・ホントに協力してくれる気あるんでしょうか。





5月14日に夜の散歩の為に公園へ行くと、華原がシュタインを探している声が聞こえてきました。
華原に会って何があったのか尋ねてみると、「シュタインが見当たらない」とのこと。
そこで主人公も手伝うことにして、二手に分かれてしばらく探していると
主人公が探してる方からシュタインの鳴き声が聞こえてきて
声を辿ってみると、溝に落ちていたシュタインを発見。
何してたんだお前。



しょうがなく腹ばいになってシュタインを引き上げようとしましたが
シュタインが暴れるから主人公もシュタインもボロボロに。
ようやく引き上げたところで華原がやってきて、しばらくは喜んだり主人公に謝罪してたりしましたけど
とにかくお風呂に入らなきゃってことでマンションに帰宅。



風呂嫌いのシュタインが暴れるので、主人公も華原の家の浴室までついていくことになり、
そしてようやく洗い始めた途端にシュタインが暴れて華原も水浸しに。







シャツが濡れて肌が透けて見える
エロチシズム!!!










・・・な〜んていうのは主人公は一切感じていませんでした。
残念です。





華原「……ああもういいや、こうなったらオレごと洗う!」




そう言って、制服を着たままシュタインを洗い自分もシャワーを浴びる華原。









何で全裸じゃないんだ!(←主人公がいるからです)










そして5月24日になって、また教室で華原に声をかけられて
今回は『極上ジェルクリーム』とかいうのをもらいまいた。
そしてまた「試してみてよ」と。
お前が実体験しろとは言わない。
せめて商品に対する世間の評判が分かってるものをくれないか。





そういえば、デートでスポーツセンターに行った時のことですが
器具を使って運動することについて、華原が
「犬の散歩とかサッカーの方が楽しい、だって機械相手に運動するって味気ないし」と言ったら



ポチ「そうだよね、どうせだったらその方が楽しいもん」



まぁ、確かにそうかもしれないけど
エアロビクスバイク使って運動してる奴が何言ってんだ。
充分機械相手の運動だぞ。





さて、5月末になって月刊『俺の妹』がやってきました。
この時の主人公の体重は92kg。
まだ評価は「無理」でした。うん、だよね。
でもラブラブ度は1段階上がってる感じ。





6月19日、珍しくマンション前で華原と遭遇。
「妹が『抹茶水ようかん』を置いてったから、良かったらもらってほしい」と華原が言うので
ダイエット中だけどありがたく頂戴することに。



華原「もらった時から君にお裾分けしようって思ってたんだ」




・・・・・・





ああ。







残飯処理は任せろって体型ですもんね。








で、そのもらった水ようかんをその日の夜寝る前に食べる主人公。
きみ本当にダイエッター?




その日の夢で、主人公は森の中にいました。
リンゴが実っている木を見つけたものの自力で取れそうになくて困っていると
突然「あのリンゴが欲しいの?」と華原の声が。
しかも弓矢持参。



驚く主人公を笑顔で制して、見事リンゴを射落とした華原。
それを拾って主人公に差し出してきたので、見惚れながら主人公が受け取ろうとしたけども
華原が自分の後ろにサッと隠してしまいました。



華原「ダメダメ、先にお礼のキスをくれなくちゃ」






どうしちゃったのお前。







突然の発言にパニくる主人公を差し置いて
「このリンゴの木は王子のだからホントは取っちゃいけないけど、キミが食べたそうだったから内緒で取った」と
話し続ける華原。



華原「どう?これでキスしてくれる気になった?」
ポチ「え、ええと……」
華原「しょうがないな、じゃあオレからもらいに行くよ」










噂のキッスをあげる イェイイェイ
情熱キッスを君に












・・・とはいかずに、そこで目が覚めてしまいました。チャンチャン。





次の日、ダイエットにはつきものの体重が落ちにくい時期に入ってしまった主人公が
イライラして無性に何か食べたくなって、夜中の1時にコンビニへ行こうとすると



華原「……あれ?何してんの?こんな時間に」
シュタイン「ヴォフ!」



いいタイミングで出会ってしまい、慌てて「ジョギングしようかな〜なんて」と嘘をつくと
「こんな時間になんて、女の子だから危ないよ」と注意されました。
でもせっかくだから本当にジョギングしようかと主人公が決意すると
華原がシュタインの散歩がてら一緒に行ってくれることに。



公園について元気いっぱい遊ぶ華原とシュタイン。
ついていけなくてヘバる主人公。



華原「あれ、もう休憩?」






デブの体力ゲージの短さナメんなよ。







しかしそこで自分のペースに付き合せてたことに気付いて、謝ってくる華原。
そして主人公と一緒に休憩してくれることに。
シュタインがやけに主人公に飛びついてジャレるものだから
「何か動物に好かれるオーラみたいのが出てるのかな」と主人公が冗談を言うと



華原「うーん……オーラじゃなくて、ふくよかで柔らかそうだから、安心するんじゃない?」








現実的な面からコメントされてしまいました。





そこはもう「そうかもね」とか言って笑っておけばいいじゃない・・・。






そして次の日学校で、華原に「最近よく話すね」と声をかけられました。
それに対して「そう?」とすっとぼける主人公。
毎週日曜に家に押しかけてデートにこぎつけてる奴が何言ってやがる。



華原「ああ、多分、君と話してると楽なのかもな」
ポチ「そ、そうかな……?」
華原「うん、あんまり女の子って感じがしないからかな?




ははははは。
女の子じゃなかったら何かな?
ってことかな?





そして6月末の月刊『俺の妹』がやってきました。
まだ評価は『無理』でした。
一応体重は90kgきったんですけど、1段階あげるのが難しいな。





7月に入って初日。
自宅で夏休みの旅行について考える主人公。
友人の荻野と柴崎も一緒に行く予定で、いつも保護者としてお兄ちゃんが同行していたんですが
どうやら今年は特別な用事が入ってしまい、同行出来なくなってしまったとのこと。
でもお兄ちゃんは「女の子だけでは絶対ダメだ」と言って譲らないので、試しに華原に声をかけてみると
意外にも「行ってもいいよ」とOKが出ました。
喜んだのも束の間、



華原「でも、どうせだったら大勢で行った方が楽しいよな?」
ポチ「え?あ、いや……」
華原「夏の予定が入ってないってヘコんでるヤツいたし、せっかくだから誘ってやろうぜ」
ポチ「そ、それって……?」
華原「おーい、オレ達と夏休み、旅行したいってヤツいるかぁ?








アホかお前はああああ!!!








男女共に人気のある学園No.2に呼びかけられちゃったら
そりゃもう女子を筆頭にクラスの人間がわらわらと集まってきてしまい、
最終的に団体旅行レベルになってしまいました。
あ、ちなみに行き先は友人sの提案により神戸に決定。



7月7日。
主人公の学校では七夕に女子から男子へプレゼントを渡すという伝統があるらしく
前日に買っておいた『ゲームソフト/RPG』を買って、華原にプレゼント。
これが意外にも好評でした。
あいつゲームもやるんだな、一応。



そして次の日の7月8日。
教室で華原に呼ばれたと思ったら、今度は『小顔宣言!ぷるぷる7』とかいうのを貰いました。
しかもまた「試してみてよ」とか言う華原。
いや、だから世間の評判だけでも・・・!!



しかし今回もらったやつ、『ぷるぷる7』なのか『ぶるぶる7』なのか
自分の視力が悪いのとテレビ画面が小さいのが重なって判断つきません。
うちとしては『ぷるぷる7』だと思って、てっきりパックみたいなものかと想像してたんですけど
実際使ってみたらバキュームみたいので顔を吸われてました。
『ぶるぶる7』なのかな・・・わからん。




ていうかフルボイスなんだから声で判断しろって話ですけどもね。
夜中にプレイしてたからさ・・・音量が小さくて・・・。



えーと、7月23日になってマンション前で華原と遭遇。
また妹が何かを置き土産をしていったらしく、今度は『ネギ味噌煎餅』をもらいました。
そしてまた寝る前に食べる主人公。



そしてその日の夢は、この前の夢の続きみたいな感じでした。
狩人スタイルの華原の周りに集まる動物たち。
華原としては動物は撃たないと誓っているようで、「狩人らしくない狩人だね」と苦笑する主人公。



あ、狩人って言っても
8時ちょうどのあずさ2号で旅立つほうの狩人じゃないですよ。(←当たり前だ)







華原「だろ?じゃあ、オレの腕前を見せるためにも、君の心を撃ち抜いてみようか?
   もうその必要はないかもしれないけどね?」











う、うぬぼれないでよね!
あんたなんか何とも思ってないんだから!
(←何故ツンデレ)














そして7月末になって、待ってましたの月刊『俺の妹』。
今回は評価が「無理」から「厳」に上がってました!ヤッタ!!



お兄ちゃん「少し気付いてもらえた感じだな。努力の成果が見えてきたぞ」



ありがとうお兄ちゃん!
頑張るよ!!





8月に入って、ほぼクラス全員との神戸旅行に出発。
「人数が多いから、ツアーにして良かったね」と話す荻野。



柴崎「添乗員さん頑張れって感じだよね」







すごい他人事ですね。







自由時間になって、皆それぞれグループになって色々と好きな場所に出発してるみたいだけど
何故か華原の姿が見当たらないことに気付いた主人公。
そこで、主人公も友人sに買い物とか誘われたけども断って1人でぶらぶらと街を歩く事に。



ぼんやり歩いていると、1つの教会を発見。
妙に惹かれて寄ってみると、教会の中で十字架を見上げて佇んでいる華原の姿を目撃。
しかも何か「話しかけんじゃねぇ」オーラを放っている模様。
そこで物音を立ててしまった主人公(お約束)に気付いて振り向く華原。
一応、話はしてくれるけども、華原の表情はいつもみたいな笑顔ではなくて無表情でした。



とりあえず「教会が好きなの?」と主人公が問いかけると
「幼い頃にアメリカにいた時、両親に連れて行かれた」と答える華原。
華原って帰国子女だったんですねぇ・・・。
しかしやっぱり主人公を視界に入れることなく、じっと十字架を見上げていたので
その様子が気になって「どうしたの?」と主人公が質問すると



華原「キリストって、『汝の隣人を愛せよ』とか言ってるけど、本気でそう思ってたのかな」
ポチ「……え?」
華原「あんな目に遭っても、本当に人を恨まなかったんだと思う?」
ポチ「…………」
華原「裏切られて、十字架背負わされて。普通だったら、絶対に許せないんじゃないかなって気がするんだけど」




それは・・・キリスト本人じゃないから何とも言えない事ですし・・・











今、立川のアパートでバカンスしてるみたいだから
ちょっと行って聞いてみたらいいんじゃないかな。
(←それは聖☆おにいさん)









華原「なあ、もしそんな目に遭ったのが自分だとしたら……どう思う?」













ナマイキデース!
逆さ磔、打ち首獄門ネ!!
(←ザビー様!!!)











華原の質問に、「許せないと思う」と答えて、さらに
「でも間違えない人間はいないし、大切なのはその後どう行動するかだよ」と主張する主人公。
それを黙って聞いていた華原だけども、突然
「キリストを処刑した民族は様々な時代で迫害を受けたんだ」と語りだしました。



華原「キリストが許しても、罪は消えない。……人間の感情なんて、そんなもんなんだろうな」



まぁね。
実際に被害のあった本人が「許す」とか言っても、周りの人間が許さない場合ってありますもんね。



それにしても、本当にいつもの華原とは考えられない態度と口調だなぁ。
とか思ってた途端に、いきなりいつもの華原の調子に戻って
「神聖な場所に来ると、いつも考えないような事考えちゃうのかな」と笑って誤魔化してました。



いや〜、これは絶対に過去にワケありだな、こいつ。
裏切りがどうのこうのって言ってたから、きっと過去に裏切られた経験があるんでしょうね。
マラソンで「一緒に走ろうね」と誓った友達がゴール直前でスピード上げたとかね。
そんなことを引きずってる男なんて御免こうむりますけどもね。





その日の夕食時、ホテルのバイキングで主人公がウハウハしながら料理を取っていると
突然、1人のクラスメイト(女子)に呼び出されました。
その子についていってロビーへ行くと、「どういうつもり?」と睨み付けられました。
何のことかと思ったら、自由時間に華原と一緒にいたことを責められている模様。



しかし主人公はその辺の肝っ玉は座っているので
「どうしてそんな事言われなきゃいけないの!?アンタ華原の何なのさ!?」と反論。
あわやケンカになるんじゃないかってところで、タイミング良く華原がやってきて
態度一変して「何でもないよ、ね?」と主人公に仲良しっぷりをアピールしてくる女子。
ある事ない事告げ口してやりたい。



まぁでも、他の女子を複数連れての呼び出しじゃなくて
敢えてタイマンを挑んできたその心意気に免じて、告げ口はやめておきました。
昨今の女子生徒にしては上出来だ。





まぁ、そんなこんなであっという間に神戸旅行は終了。





夏期講習の期間中の8月9日、
教室で華原に『特製まる秘リングノート』をもらい、
さらに次の日曜には華原からデートに誘われるまでになりました。
よーしよし、いい感じだ。



そして76kgまで体重を落とせたところで8月末の月刊『俺の妹』がきました。
前回評価が上がったばっかりだったから、今回もまだ評価は「厳」でした。



お兄ちゃん「相手もちょっと気になってきたみたいだぞ?このまま邁進だ!」



ありがとうお兄ちゃん!
このまま頑張って男をたぶらかすよ!!(←その言い方はどうなんだ)





夏休みも終わり、9月1日になると体育祭の競技を決めなくてはならない、とのこと。
調査によると華原は二人三脚に出るらしいので、主人公も二人三脚に立候補して、見事参加メンバーに選ばれました。



次の日、学校で華原と「英語と国語の宿題が多くてマジありえん」という話をしてました。
華原は帰国子女のためか英語は好きだが、国語が苦手なようで
「英語なら教えてあげるから」と言われて勉強を見てもらうことに。



これ、もしかしたら文系のパラメータに関係あるイベントなのかな。
「オレが教えなくても問題ないじゃん」て言われて、好感度の上がる音がしたし。
で、そのまま主人公が華原に国語を教えることに。



華原「ほら、早く授業始めて。あ、でも、あんま厳しい指導はナシでお願いします」



オーケー。
じゃあとりあえず授業料として福沢諭吉を3人用意しな。(←金をとるな)





9月中旬頃には、主人公が学校で落し物をして華原が拾うというイベントが起きました。
落し物は主人公のダイエットメモらしく、それを見て「いっぱい調べてるなぁ」と感心する華原。



華原「ホント君って頑張りやさんだよね」








ダイエットを始めた動機は不純ですけどもね。










9月23日、やってきました体育祭。
二人三脚は当然華原と組むことに。



レースが始まって、主人公が途中で足がもつれて転びそうになって目をつぶるが
まったく痛みがやってこないので不思議に思って目を開けると



ポチ(あ、華原君が支えてくれてたんだ。……すごい力)





ほんとにな。





ポチ(こんな力じゃ、抱きしめられたら逃げられないだろうな…………って、何考えてんのよ、私!)









ほんとにな。












そんな不埒なことを考えながら緊張しっぱなしの主人公を
相変わらず支えながら励ます華原。



華原「女の子の一人くらい、オレだって支えられる。
   何度転んでも、オレに寄りかかればいいんだから……な?」










か・・・華原きゅん・・・(←きゅん?)









くそー、カッコイイなぁ華原。
なんだよこの爽やかイケメン!ちくしょう!



あ、結果は1位になりました。
当然です。
だって主人公だから。(←全てそれでカタがつく)





9月末の月刊『俺の妹』では、まだまだ評価は「厳」でした。
う〜ん、体重69kgまできたけど、まだダメかぁ。



お兄ちゃん「ちょびっと上がった感じか!?頑張れ!応援してるぞッ」



うん、頑張るよお兄ちゃん!
でも願わくば評価が「無理」の時もそのくらいの励ましが欲しかったな。





10月に入ってしばらくは特に何もなかったのですが、後半あたりでマンションの前で華原と遭遇。
またしても妹が置いていったという『あんこ祭り大福神30個入り』というのをもらいました。
そしてやっぱり寝る前に食べる主人公。この子バカじゃないの。





そしていつものように甘々な夢が始まるわけですが
今回は森の中ではなくて小屋の中にいました。
相変わらず狩人の格好をした華原は、部屋の隅で一生懸命に何かを作っている模様。
作業をしたまま華原が森の中での生活のことを話してくれて、それを聞いて「素敵だね」と答える主人公。



華原「良かった、じゃあすぐに慣れそうだね。ここでの生活も」
ポチ「え?」
華原「はい、君の分の椅子はできたよ。他の家具は一緒に使えばいいよね」





唐突に同棲ですか!?






一生懸命作ってたのって椅子だったんですね・・・。
まぁテーブルはともかく、1つの椅子を2人で共有は難しいですもんね。
もともと2人掛けの椅子ならまだしも。



あれ、でも待てよ。そうなると・・・ベッドも共有ってことで・・・







・・・・・・










大人の階段のぼる
きみはまるでシンデレラさ













まさかのR指定展開かと思いきや、そこで目が覚めてしまいました。
まぁ、わかってましたけどもね。





次の日曜にスポーツセンターでデートしたら、なんと2人で水泳をしたそうです。
水着姿を披露した主人公の度胸が素晴らしい。
一緒にいてくれた華原の度胸も素晴らしい。





そして10月末の月刊『俺の妹』がやってきました。
頑張ってエステに通ったりして61kgまで絞ったおかげか、評価が「普通」にアップしてました。



お兄ちゃん「みーっつ!兜の緒をしめるべし!気抜いてちゃダメだぞ?」



激励ありがとうお兄ちゃん!
でもその前に1つ目と2つ目を聞いたことないよ。





11月に入って、20日に主人公の学園で文化祭が開催。
主人公の所属する演劇部も出し物があるけども、主人公は裏方でした。
まぁ全然部活に出てなかったしな。



演目が終わって喉が渇いたためにジュースを買いに行くと
華原の所属するサッカー部の模擬店がすごい行列なのを目撃。
で、店番で華原がいたから声をかけようと思ったら
ちょうど交代要員が来て、華原はグラウンドの方に走って行ってしまいました。



一体何があるのか気になって追いかけてみると、華原たちが他校の生徒たちとサッカーやっているのを目撃。
そうなると、この学校はもちろん他校の女子生徒まで騒ぎ出してしまい、
その騒ぎを聞きつけた先生がやってきて、サッカーの試合はそこで中断。
どうやらグラウンドの使用許可は取ってなかった模様。



その後、逃げた華原と2人で色々と話すシーンがあったんですけど
特筆するほどの胸キュントークや面白トークはかましてくれなかったので、省きます。
ていうか、華原との会話がどうのこうのよりも
主人公が「ジュース買ってくるから」と言って出て行ったまま、男を捜索して歩き回った挙句にしばらく話し込んでるのを
何も知らずにずっと待たされていた友人sが悲惨すぎる。





やはり主人公にとっては男>友人なんだな・・・。





数日後の11月末。
やってきました月刊『俺の妹』。
この時主人公の体重は58kgで、評価は「普通」でした。



お兄ちゃん「ま、まだお兄ちゃんが面倒見てやれるな」




巣立ちの日は近いですけどもね。




12月に入って、クリスマスの日。
華原が突然主人公宅にやってきて、「今日、時間ある?」と聞いてきました。
まさかデートのお誘いか!と思いきや
「明日、妹の誕生日なんだけど何を買ったらいいか分からない」とのこと。
あぁ、なるほどね。



とりあえず買い物に付き合うのをOKして
ついでに、前々から買っておいた華原へのクリスマスプレゼントも一緒に準備しておくことに。



ファンシーショップに行って主人公の見立てでプレゼントを買った後、
店を出るともうすっかり外は暗くなってました。
そのまま帰ろうとしたら、「付き合ってもらっちゃったから、行きたい所があったら言って?」と言い出す華原。
さすがにそれは悪いと遠慮する主人公。



華原「いいから!それくらいさせてくれないと、オレだって恥ずかしいし。
   一日中、女の子連れまわしちゃったんだからさ」




なんて律儀なんだ華原・・・!
主人公なんて下心があったというのに。




しかしいきなり行きたい所を聞かれても思いつかなくて主人公が悩んでいると
「じゃあついて来て」と華原に引っ張られ、高層ビルの並ぶ一角のビルの中へ。
エレベータで上がって屋上に出ると、そこは見上げれば星空、見下ろせばネオンの光。
その夜景を見て驚く主人公。



華原「この景色がオレからのクリスマスプレゼント。どう?気に入ってくれた?」










ビルの屋上からの夜景
プライスレス













・・・あ、いや!別にケチだとか思ってないよ!
お金をかければかけるだけ良いってわけじゃないもんね!
第一、主人公が用意したプレゼントなんて
七夕にあげたブツとまったく同じ物だしね!(←おい)
それを今から渡されるであろう華原がとても不憫。




ところで、どうしてここに連れて来てくれたのか聞いてみると
「なんとなく。シュタインも世話になったし」と答えられました。
シュタインの話題になって「シュタインと一緒にいる華原君は、見てて幸せになる」と主人公が言うと
「そんなのはじめて言われた」と驚く華原。



ポチ「サッカーしてる華原君も、お喋りしてる華原君もカッコイイけど
   やっぱり、シュタインと遊んでる時の華原君が、一番華原君らしいと思うから」




・・・これは、ほぼ告白じゃなかろうか。
もしかしてこれは主人公から告っちゃうパターンになるんですか?



しかし主人公の告白まがいのセリフを聞いて、華原は少し黙り込んでたんですが
いきなり「うちの親父、宝石商なんだ」と父親の話をされました。
これははぐらかされたと考えるべきでしょうか。




華原の父親の店は『ニュクス』というブランドらしくて
それが女なら誰でも知ってるであろう有名店らしく、驚きを隠せない主人公。



そして華原の父親は、いつか華原に後を継がせる気マンマンらしいのですが
華原自身は獣医を目指しているそうです。
その理由が「シュタインに恩返しをしたいから」とのこと。
どうやら昔、シュタインに命を救われたことがあったそうですが、その話については「また今度」と言われてしまいました。



「シュタインに返せるものは、与えられるものに及ばないけれども
シュタインに長生きしてもらいたいから獣医になりたいって単純だろ?」と笑う華原に
即否定して「100%じゃなくても1%だけでも、信頼がそこにあるだけで意味がある!」と主張する主人公。
それを聞いて「いつも一生懸命だから、そう考えられるのかな」と呟く華原。



華原「……なあ、ちょっと下見てみ?」




・・・・・・




下を見下ろした途端にどーん!!なんて事はないですよね?
まさかこんな学園ラブコメディーで死亡ENDなんてないですよね?
大丈夫ですよね?




言われたとおりにネオンの光を見下ろす主人公に
「この光の分だけ人間が存在して、みんな『人間が一番偉い』と思ってる」と語りだす華原。
主人公が黙って聞いていると、華原は
以前、夏休みの旅行中に教会で「キリストは人間のやり直す強さを信じたと思う」と主人公が話していたことをもちかけてきました。



華原「人間てさ、犯した罪を許されながらも存在するほど、価値があるのかな?
   そこまで必要な存在だとしたら、どんな理由があるんだろう?」




う〜む・・・
確かに生きてる価値なんてないと思える人間だっていますけど、
人間誰だって罪は犯してるものですしね。
罪を犯したら生きてちゃいけないのなら、人類なんて滅亡してますよ。
だって、赤ん坊の時点で死んじゃうじゃないですか!
あの無邪気で無防備な愛くるしさで誘惑してくるんですよ!?
罪意外の何だと言うんですか!!
(←お前の思考回路が犯罪なだけ)





まぁ、うちの変態っぷりはどうでもいいとして
また普段の華原とは違う雰囲気なので
一体どうしたのか主人公が問いかけると、「また変な話しちゃったね」と誤魔化されてしまいました。



そこでもう帰ることになったので
別れる前に華原へのクリスマスプレゼントを渡しておきました。
さっきも言いましたけど七夕の時にあげたのと同じブツです。
でも今回も気に入ってくれた様子。
きっと笑顔は引きつってたと思う。





12月末になり、今年最後の月刊『俺の妹』がやってきました。
体重は55kgになりましたけど、評価は「普通」のまま。



お兄ちゃん「いい感じじゃないか!相手もときめいてるかもしれないぞ?」



うん、ラブラブ度は最高値っぽいんだけどな・・・。





年が明けて1月2日。
年明け1発目のシュタインの体当たりをくらいました。
どうやらこれから散歩に行くらしく、
シュタインが一緒に行きたそうに主人公の服を引っ張るので、主人公も一緒に行くことに。



公園でボール遊びをする華原とシュタインを、主人公は微笑ましく見守っていたわけですが
ボールが転がっていってしまった公園の入り口の方を見ると、1人の男の子がボールを拾い上げてくれました。



???「……あ……」
シュタイン「……グルルルル……」



基本的に人懐っこいシュタインが突然うなりだしたので、ビックリする主人公。
そのボールを拾い上げてくれた男の子もまた、
華原とシュタインを知っているみたいですが、突然の出会いに驚きを隠せない様子でした。



気まずそうにしながら「久しぶり」と男の子が華原に挨拶したものの
返事をするわけでもなくシュタインを自分のもとに呼ぶ華原。
もう2人の間に何かあったのは確実なほどに重苦しい雰囲気。



男の子の方が、「いつこっちに?」「この辺りに住んでるの?」とめげずに話しかけてきてくれたけども
それを一切無視してシュタインを連れて去ろうとする華原。



???「俺、まだ向こうにいるんだけど、今は友達の所に遊びに来てたんだ。ホントに偶然……」
華原「……友達?へぇ、ユウキ、お前みたいなヤツにもまだいるんだな。ありがたいお友達ってヤツが」
???「雅紀……あ、あの時のことは……」
華原「オレ、話す事ないから。もういいだろ?じゃあな」



一方的に別れを告げて去ってしまった華原。
主人公は完全に置いてけぼりをくらったわけですが、同じくその場に残されたユウキと呼ばれた男の子も気になる主人公。
話しかけて華原の態度をフォローしようとしたら、「いいんだ、ああするのは当然」と苦笑されました。



ユウキ「……俺はあいつを……」




あ、大丈夫!大丈夫だよ!
言わなくていいから!
大丈夫だよ、うちは理解者だから。(←確実に間違った方向に理解してる)






実際、ユウキの方も事情は話してくれずに去ってしまったので
主人公は急いで華原の後を追いかけて、マンションの入り口でやっと追いつきました。
この時点ではいつもの態度に戻っていて「勝手に帰ってごめんね、お腹減らない?」と話してくる華原に
「知り合いなのに、理由も聞かずに無視するなんて可哀想だよ!」と少し怒る主人公。
察してやれよ・・・主人公・・・。(←お前は間違った方向の理解をやめれ)





「ちょっと色々あってケンカ中だから、今度会ったら謝るよ」と笑う華原。
しかし主人公としては、その華原の笑顔に何か冷たいものを感じた模様。
さっきシュタインがうなってた事もあるし
華原がユウキに対して敵意を持ってるんじゃないかと続けざまに主人公が指摘すると
少し黙り込む華原。



華原「…………はぁ、まったく……そろそろ終わりにしてくんない?
   いつまでそんな風に説教する気でいんの?」





おっと。
これはもしかして。




華原「まだわかんない?はっきり言って迷惑なんだよね。そうやって人の踏み入って欲しくない場所に、平気でズケズケと入って来られるのって」
ポチ「……か、華原……君……?」
華原「そんな風に無神経に話すことが、人と真剣に向き合ってる証拠だとか思ってるわけ?」
ポチ「……な、何それ……」
華原「オレ、別に全力で人と付き合うつもりなんてさらさらないんだよね。だから……あんまり人の事に首突っ込まないでくれるかな?」









柚木様現象だ!!(金色のコルダ)










うおおおおおお!!
まさかの二重人格・・・じゃないな、猫かぶり!!
そっかぁ、ただの爽やか良い人イケメンじゃなかったかぁ。
裏切りがどうのこうの言ってたから、ちょっとシリアスな過去を持ってるのは予想できたけど
猫かぶりは予想外だったなぁ。



それはともかく、いきなり豹変した華原の態度と口調に動揺が隠せない主人公に向かって
「アンタみたいな押し付けがましい親切はうっとうしいし」と話す華原。



華原「オレ、偽善ぶるヤツ一番嫌い。そういうヤツに限って口ばっかで、いざって時に裏切るんだ」



そんな風に冷たく言われてショックを受けて、「いつもは優しいのに・・・」と主人公が言うと
「そんなのがオレだと思ってんの」と華原は嘲笑。



華原「あんなんで勘違いしてくれるんだもんな、おめでたいよ、ホント。
   ま、それで結果的に全部丸くおさまってんだからいいけどね」




今まで接してきた華原は全て演技だと知って、「みんなを騙してるの?」と問いかける主人公に
華原は「みんなが勝手に押し付けてくるイメージに付き合ってやってるだけ」と悪びれることなく答えて
さらに「あんたもお節介やめろよ」と主人公を突き放してきました。



華原「どうせ他人だろ……いざって時は裏切るくせに、こんな時だけ友達ぶんなよ……。
   はっきり言っとくけど、オレ、自分以外の人間なんて、全く信用してないから。たとえ家族であってもね」




「そういうことだから」とシュタインを連れて帰っていく華原。
華原の発言が信じられず、呆然としたままその場に残された主人公。
華原の本心を知ってしまったからには、もう今までのように話すことは出来ないでしょう。
せっかく近づいたと思った2人の距離が、今まで以上に遠ざかってしまった。
そう思ってたのに・・・
そう思ってたのに・・・











次の日曜、何事もなかったかのようにデートに誘ってきた華原。














そして同じく何事もなかったように
「喜んで!」と受け入れる主人公。
















・・・・・・
















思考回路はショート寸前!!!(←プレイヤーの)














さらに1月17日に誕生日を迎える華原にバースデープレゼントを買いに行くことに。



ポチ(せっかくのお誕生日だし、普段のお礼もかねて、何か渡したいな)










完全に記憶障害です。















1月後半に修学旅行でスノボをすることになるのですが
その数日前の平日に教室で、主人公と木野村はスノボが出来ないから悩んでいました。
「華原君に教えてもらえばいいじゃない」と荻野の提案に
「いいよ・・・」と主人公が遠慮していると、そこに華原が登場。



「現地練習で良ければ教えるよ」とニッコリ笑顔で話しかけてくる華原。
それを気まずそうに遠慮しながら「これも演技なんだろうな」と考える主人公。
そんな主人公の心中なんてわかるわけもなく、「教えてもらいなよ〜」と言ってくる柴崎。



華原「そうそう、そんなに構える事ないって…………いつも通りでいいんだからさ?





確実に何かを含んでいる言い方。





とりあえず、話すチャンスを待とうと主人公は決心をした模様。





そして修学旅行当日。
元気のない主人公を不思議に思う友人s。



柴崎「あ、もしかして華原君にコーチしてもらうのにどっきどきとか!?」






確かにどっきどきですね。
意味は違うけども。







スキー場に到着して、華原とも合流し練習を始めようとしたけども、木野村の姿が一向に見当たりません。
どこに行ったのかな〜と思ってたら、荻野と柴崎がやってきて
「木野村君は具合悪いから休んでる」と言っていきました。
木野村あああああ!!!!




しょうがないので気まずいまま(主人公が)マンツーマンの練習で基礎を教えてもらった後、
実際に滑るために初級者コースに行くことになりました。
しかしリフトに向かおうとしたところで、華原が女子生徒に言い寄られてしまい
主人公は1人で先に行って待ってることに。



が、初級者コースに行くためのリフトが分からずにオロオロしていると



クラスメイト「犬山さん、何を探してるの?」



夏休みの旅行中に華原とのことでケンカ売ってきた女子生徒が話しかけてきました。
もしかして今度は華原にマンツーマンで教えてもらってる事で責められるのか。
上等じゃい。
ゲレンデをてめぇの血で赤く染めてやるぜ。





しかしプレイヤーの期待をよそに、画面内では
「リフトが分からない」「あのリフトに乗ればいいのよ」と
それはもう普通のやり取りが交わされてました。
あれー?おかしいなぁ。



で、指示されたリフトに素直に乗って到着したところを降りてみると
看板には『超上級者コース』の文字。





・・・・・・






これはもう・・・完璧に、あの女子生徒に・・・なぁ・・・?










ポチ(なんでこんな思いっきり間違ってんのよ!!)










いやいやいや違うから!
お前が間違ったわけじゃないから!
確実にあの女に騙されたせいだから!!











超上級者コースと言うだけあって、もうゲレンデというよりも森林の中を滑っていくようなコースなので
しょうがなくゆっくり降りていくことにした主人公。
しかし途中でコースを外れていることに気付いた模様。お約束です。
さっきまでは森林だけだったのに、岩場まで出てきちゃってオロオロしているところに
遠くから主人公を呼ぶ華原の声が。
なんとか合流して、「どうしてここに?」と尋ねる主人公。



華原「うちのクラスのヤツが、このリフトに乗るのを見たっていうから」






それ多分「見た」っていうか「騙した」だと思うよ。






「教えてもらったリフトを間違えて・・・」と迷惑をかけたことを謝罪する主人公。



華原「……間違えた……か」



おっと、これは華原的には主人公が騙された事に気付いてるっぽいな。
まぁその場では言わずに、とりあえず2人でゆっくり降りていくことにしたわけですが
途中で霧が出てきてしまい、周囲の様子が見えなくなって身動きがとれなくなってしまい
近くにあった監視小屋で霧が晴れるのを待つことに。
一応の暖房器具はあるみたいなので、少しは寒さをしのげられそう、と安心して
疲れの為に座り込む主人公。



華原「それにしても、今までの中じゃ最悪の嫌がらせだな」



やっぱり華原は、主人公にリフトを教えた子がわざと嘘をついた事に気付いてた模様。
そこで初めて騙された事に気付いてショックを受ける主人公。
この子本当にバカじゃないのかね。



救助を期待する主人公に対して、
「自分でどうにかする方法を考えたほうがいい」と言い放つ華原。
重い雰囲気のまま時間は経ち、とうとう日も沈んでしまいました。



さすがに夜になると冷えてくるし、さらに空腹でお腹がなってしまった主人公。
すると華原が持ってた食べ物をくれました。
なんだかんだで優しいんだよなぁと感じつつ、改めて「明日には救助がくるよね」と主人公が話しかけると
「結局頼りになるのは自分だけなんだから、期待しないほうがいい」とやっぱり冷たい口調の華原。



そこで、他人を信じられないことについて尋ねてみると
逆に「こんな事になったのは騙されたせいなのに、腹が立たないの?」と華原に聞かれたので
「でもきっと後悔してると思う」と答える主人公。
それを聞いて「後悔しても過去は変わらない」と言い放つ華原。



華原「……人がどれだけ信用できないものなのか、オレは知ってる」
ポチ「……え?」
華原「人が人を裏切るのって、簡単なんだ。あの時も……そうだった」



そして、そのまま『あの時』の話をしてくれることに。



この前、公園で会ったユウキという人物は
華原がアメリカにいた頃にいつも一緒に行動してた親友だったそうです。



で、ある日2人がいた店に強盗が来て、
友人を庇おうと華原がユウキの前に出たというのに
ユウキはまんまと華原を見捨てて逃げた、と。




絶体絶命になった華原。
その時、銃を持った犯人に飛び掛って華原を助けてくれたのがシュタインだそうです。
あー・・・「昔、救われた」って言ってたのはこの事だったんですね。



その後、ユウキは華原に
「怖かった、死にたくなかった」と必死に謝ってきたらしいけど
それ以来華原は他人を信じるのをやめたそうです。



華原「……自分の命を守るために人を見捨てる。それは別に、法律上では罪じゃない。
   だけど……見捨てられた方はどうなるんだ?死んでも仕方ないのか?」





違うな、華原。
見捨てた、見捨てられたは関係ないんだ。
強いか、弱いかが問題なんだ。






所詮この世は弱肉強食
強ければ生き、弱ければ死ぬ












「本能で死を悟るという貴重な経験をしたって点では感謝するべきかもな」と皮肉に笑う華原。
華原の過去を聞いて、今まで何も知らずに責め立てたことを謝る主人公。
そして、華原が今まで男女共に等しく優しくしていたのは、
多数を相手にすることで特定の人と深く接するのを避けていた為なんだと気付いて
もう主人公は何を言ったらいいのか分からなくなってしまったようです。





そうして次の日の朝、天気はすっかり回復したようで
また他人と接する用の表情で主人公と接する華原。
そんな華原を見てモヤモヤしたものを胸に感じながら、華原の後ろをついて雪道を降りていると
考え事をしていたせいで足を滑らして、崖から落ちそうになってしまいました。



が、間一髪、華原に引っ張り上げられて助かったのですが
主人公を引っ張り上げた勢いで、逆に華原が崖から落ちそうになるというピンチに。



「そんなに高くないから、落ちても死ぬことはない」と言う華原に
「そういう問題じゃない!」と一喝して、何とか助けようと手を伸ばす主人公。
しかしそれを「いいって言ってるだろ!」と突っぱねる華原。



でも主人公の説得の粘り勝ちで、華原は渋々主人公の手を掴んだが
やはり主人公に男一人を引っ張るのはちょっとツライらしく
それに気付いた華原が「手、離していい」と自らの手を開こうとするので、必死で掴む主人公。



ポチ「……い……やだ……!」
華原「いいから、手を離せって!」
ポチ「嫌だって、言ってるでしょっっ!ぐだぐだ言ってないで、もっと頑張ってよっっっ!!」



ば、バカ!主人公!
そういう時はそんなヤケクソ気味に怒鳴るんじゃなくて








あなたは死なないわ
私が守るもの











こう言うんだよ!!!(←そんな冷静でいれるわけがない)







主人公に怒鳴られて、少し驚いたような華原。
すると再度主人公の手を掴んできてくれて、お互い頑張ってようやく華原の引き上げに成功。
すぐさま華原の身を案じる主人公に、少し黙った後で「何とかなったから良かったけど、お前まで怪我するつもりか!」と華原が怒鳴ると
負けじと「離せるわけがないでしょ!!」と主人公も応戦。
続けて「他人を信用しないくせに私を助けてくれたから、私も絶対に離したくないと思った」と言う主人公。
その言葉を、黙って聞いていた華原。



しかし最後の最後には



華原「……ごめん……それから……ありがとう」










はい、いただきましたー!











もう完璧だね。
完璧こっちにオチてるね。
ガッツリきたね。
恐怖やスリルのドキドキは恋愛のドキドキにつながりやすいって言うしね。
・・・あれ、もしかしてこれ主人公の作戦・・・?





その後、なんとか無事に皆と合流できて、夜通し心配してくれてた友人sに謝っていると
そこへ主人公を騙したクラスメイトの女子がやってきて、必死に謝られました。



クラスメイト「ご、ごめんなさい、私……こんな事になるなんて思わなくて…………許してくれる……?」








マジ許さんぜよ!!










と言いたいところですが、主人公は「無事だったからいいよ」とヘラヘラ許してました。



華原「……ホント、お人好しなんだな」



いやそんな事はないと思いますよ。
友人sの扱いは結構酷いですから。





修学旅行から帰ってきて、次の日曜日。
色々と考え込んで気分転換に散歩に行くと、公園でユウキに遭遇。
どうやら華原に会いたがっているようで、あれから何度かここに足を運んでいたそうです。
「いきなりで失礼だけど、雅紀に会わせてほしい」と言われて
華原の気持ちも知ってる主人公としては迷ったけど、結局華原を呼びに行くことに。
てっきり華原は来てくれないと思ったけど、意外にすんなり呼び出しに応じてくれました。



冷たい視線のまま黙ってる華原に
「ずっと謝りたかった」「何でもいいから償わせてほしい」と必死に許しを請うユウキ。



華原「……許す、って言えば、楽になれるのか?」
ユウキ「……っ!」
華原「誰だってあんな目に遭えば、逃げ出すに決まってるとか、オレを見捨てた事でお前も苦しんだんだろうとか
   そんなふうに言えば満足するのか?」




相変わらず冷たい態度のまま「自分がラクになりたかっただけだろ」と指摘する華原に
「謝って何かしたかったんだ」と懸命に否定するユウキ。
しかし「そういうのはただの自己満足だ」と、動かざること山の如し構えの華原。



と思ったら、最後に
「あの日の事は忘れないし許せないけど、お前の気持ちは分かった」と
華原なりの精一杯の譲歩を見せてくれました。
おおおおお・・・華原・・・!!





で、1月末の月刊『俺の妹』がやってきて、評価はとうとう「優」に!ヤッター!!



お兄ちゃん「どんとこい!これでダメならお兄ちゃん嘘つきだ!」




巣立ちの日は近くなったな。





2月になると、やはりメインイベントはバレンタインですよね。
14日に主人公も華原にチョコをあげようとしていたけども
華原は女子から逃げ回っているようで、教室にはいない模様。
そこで柴崎が「裏庭にいたよ」と教えてくれたので早速行ってみたが、やはりもう既に女子に囲まれていました。



まぁここで焦って渡さなくても主人公の場合はマンションで充分渡せるんだし
ここは引き下がろうかと考えていると、華原が主人公に気付いて
「2人で先生のとこに資料取りに行くんだったよね〜メンゴメンゴ」と言ってきました。
完全に嘘なわけですが。



取り巻きから遠いところに逃げて「やっと解放されたー!」と伸びをする華原。
それを見て、だいぶ自分の前では地を出すようになってきたなぁと思う主人公。
そこでチャンスとばかりにチョコを渡すと



華原「…………サンキュ」






・・・・・・!









お返しはお前の身体で(←黙れ)












そしてあっという間に2月末。
これが最後の月刊『俺の妹』です。
もちろん評価は「優」で、体重は46kg。完璧です。



お兄ちゃん「この調子でいけば、ばっちりだ!もはや言う事なし!」



ありがとうお兄ちゃん!
もうお兄ちゃんは用済みだね!(←何てことを)




そして3月13日。
買い物に行こうとすると、華原に出会って
「卒業式が終わったら、教室で待ってて」と言われました。




そして迎えた3月14日。
ホワイトデー兼卒業式。



式が終わってから華原に言われた通りに教室へ行くと、華原に「渡したいものがある」と言われました。
なにやら高価そうなブレスレットを差し出され
「こんな高そうなのは受け取れない」と遠慮する主人公。



どうやらそのブレスレットは、華原の父の店(超有名宝石店)で、妹に見立ててもらったらしく
「ちゃんと自分でお金も払ったし、迷惑じゃなければ受け取って」とまで言われてしまい
ありがたく受け取ることに。
こんなにまでしてくれるのは、今までの侘びも兼ねてるそうです。



華原「オレ、出会った頃は、正直言って君の事全く相手にしてなかった」







でしょうね。








主人公と接してた時の華原は全部演技で、
真正面を向いて付き合うつもりはさらさらなかったけども
「今は違うんだ」と真剣な様子の華原。



華原「オレ、ユウキに対してもだけど、今でも他の人間を信じる事はまだ出来ない。
   でも、たった一人、犬山、君だけは信じられる……いや……信じたいんだ」






・・・・・!!!!




華原「オレ、もっと、君の事知りたい。犬山が好きなんだ」








ろ・・・








ろ・・・











ロマンスの神様どうもありがとう!!















華原からの突然の告白にしばらく呆けていたけども
我に返って「私も好き」と主人公からも告白。
信じられないといった感じで「ホント?」と聞き返してくる華原に
「もちろん」と頷く主人公。



華原「オレ、絶対裏切ったりしないから。だから、オレの事、信じてほしい。
   ……って、オレが言っても説得力ないかもしれないけど」




そんな風に少し弱気になる華原に「どんな事があっても信じるよ!」と主人公が返すと
もうここからが大変です。









華原「……ねえ、あのさ」
ポチ「何?」
華原「……キスしていい?」
ポチ「うん……え?……え!?な、ち、ちょっと今なんて!?」
華原「だから、キスしていい?って聞いたんだよ」
ポチ「あ、でも、ここ教室だしさ、も、もしかしたら誰か戻ってくるかもしれないし!そ、それに……」
華原「それに……イヤ?」
ポチ「え、えっと、そ、そういうんじゃ……」
華原「誰も来ないよ。だから……大丈夫だって……な?」
ポチ「……華原君……」
華原「ダメだよ……逃がさない」






そして次の瞬間











華原が主人公を壁に押し付けてチューしてるスチル。















ロマンスの神様
重ね重ねありがとう!!!
















しばらくの間チューをして、ようやく離れてから「心臓に悪い!」と軽く怒る主人公。



華原「そう?じゃあ、今度キスする時は、人が来る心配のないところにするよ。だったらいい?」
ポチ「…………馬鹿……」












ロマンスの神様あああああ!!!(←もういいから)















こうしてハッピーエンドを迎えてスタッフロールへ。
それが終わるとキーワード入力画面になるので、キーワードを3つ入れると
数年後の2人の様子が始まりました。





何年後かは分からないけど、その日は大晦日。
ニューヨークのホテルで新年を迎えようとしている主人公と華原。
うわ〜このスチルの華原、色っぽいなぁ。
肩口の広いセーターみたいのを着てるから鎖骨丸出しだよ。



ニューヨークに来た理由は、主人公が華原の過ごしてた場所が知りたかったからだそうで
「実際に来て、どう?」と尋ねてくる華原に
「なんか自分も一緒に過ごしてた気になっちゃった」と笑って答える主人公。
過去を捏造しようとしてました。




話が進むうちにわかった事は
どうやら華原は宣言通り獣医を目指して専門大学に入ったそうで、まだ学生のようです。
ってことは、2人とも20歳とかそこらへんかな?



そして話しているうちに、「いつまでこうして一緒にいられるかな」と、ふと心配になる主人公。



華原「……オレの予定では、無期限で一緒にいる事になってるんだけど。なんか間違ってる?」









プロポオオオオオズ!!!












そうこうしてると、カウントダウンが始まって年明け。
お互いに新年の挨拶をする主人公と華原。



華原「今年も……来年も、これからずっと」
ポチ「……うん」
華原「……あのさ、ポチが不安に思ってるなら、ハッキリ言っとく。
   大学が別々でも、オレにとっては関係ない。オレが信じて傍にいたいと思うのは一人だけ……ポチ、だけだからさ」






うむ。







胸キュンのはずなのに
主人公の名前が全てをブチ壊してる。













とりあえず華原ルートはこれにて終了です。
いやカッコ良かったです、華原。
途中の本性が出てくるシーンは本当に度肝を抜かれましたけど。
だってそういうのは深水だと信じて疑わなかったから。
まさか華原とはな・・・意外だった。



序盤と中盤の猫かぶりまくりの華原も、本性を現した華原も結構どっちも好きだけど
どちらとも良い意味でも悪い意味でもマジメというか良い人なので
ネタにしにくいというのが難点でした。
あんまり面白コメントがなかったなぁと思います。



しかし告白シーンはいい!!
あの押し付けチューのスチルはいい!!!
やっぱり乙女ゲーの男は、そのくらい強引な方がいいと思います。
草食男子なんざクソくらえじゃーー!
くらいの勢いでいいと思います。




ありがとう華原。
お前の告白シーンは素晴らしかった。





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