榊 大地 CV:内田夕夜








星奏学院高等学校
普通科3年 オーケストラ部 副部長

楽器:ヴィオラ

よく言えば鷹揚、悪く言えばいい加減なオーケストラ部の副部長。
ナンパな性格で女子に優しく、主人公にも気軽に甘い言葉をかける。
上級生らしい大人びた雰囲気で頼りになる。




主人公の名前決定画面であだ名を作成したのは、榊だけの為でした。
だって本当に榊しかあだ名で呼んでくれない。
せっかく作ったのに。
主人公の幼馴染であるはずの響也も律も、人懐っこいキャラの新でさえ名前呼びなんだもの。



で、榊だけがあだ名呼びって言うのはまだいいとして、
もう初対面からあだ名呼びなんですよ。



榊「メス猫ちゃん。聞いてたよりももっと可愛いね」










黙れ小僧!











初対面からあだ名呼びって普通しないだろ!
名前は既に律から聞いてたから知ってるのかもしれないけど
最初は普通に「犬山さん」か「ポチちゃん」って呼んで、
それから「メス猫ちゃんって呼んでいい?」って本人に許可取るもんじゃねぇの?
許可したくないけどな。





まぁ、主人公のオフィシャル設定の名前が『小日向かなで』で、あだ名が『ひな』だから
オフィシャルのままでいけば出会い頭で「ひなちゃん」って呼ばれても
それは全然違和感なしなんですよね。







・・・・・・











結論:自業自得













しかし榊は最初から主人公の味方になってくれて、
主人公がアンサンブルの校内選抜に出るために一緒に組んでくれたりして、とってもいい人です。
台風の日に、主人公が心細くないかと電話もしてきてくれたし。



まぁキャラ紹介文にもあったように、基本がナンパな性格なんですよね。
主人公に協力してくれるのも「可愛いから」って即答してたしな。
一緒に校内選抜に出る響也には



榊「もちろん、お前はなんの可愛げもないから別勘定だ。ヴァイオリンだけでしか評価しないからきりきり練習しろよ」



ってバッサリ切り捨ててたし。
清々しいほどの態度の違い。
まぁとにかく明らかに女の子の扱いに慣れてるし、キザな台詞をバンバン飛ばしてきてくれます。



2人練習の時に、「夏日には海で泳ぎたい」という話をしていると



榊「もちろん、君とのこんな逢瀬以上に魅力的なことなんてないんだけどね」



とか言ったり、他には



榊「朝から君を独り占めか。いい1日になること請け合いだ。君はどうかな?」



とか言ったり、好感度が上がってくると



榊「メス猫ちゃん、練習?無理だけは駄目だよ。……俺のためにもね」












お前の自己満足かよ。












それはアレか。
「僕と付き合ったら世界一の幸せになれるよ………僕がね
っていう口説き文句でお馴染のモト冬樹リスペクトですか。









そんなキザ台詞ばっかり吐いてくるもんだから、オケ部の校内選抜の日なんて一般生徒に



重原「なんか、榊が2年女子をナンパして一緒に合奏してるとかって噂だぜ」



とか言われてました。
榊の軟派な性格は校内中の常識のようです。





あと、たまに「やれやれ困ったな」みたいな時にやるポーズがあるんですけど












あれ、なんだかとってもデジャヴ。








































  




ああ、似てるわ。






ちなみに、花輪君はフルネームで花輪和彦です。(←どうでもいい)





榊ルートで面白いのは、神南メンバーが出てきてからだと思います。
神南メンバーというか、土岐が出てきてからですね。
土岐が何故か榊を挑発してくるんですよ。
狙ってたのかな?



星奏の弱点は榊だと指摘して、「普通科なのにヴィオラで出てるのが理解できない」とキッパリと言ってくる土岐に対して
笑顔を崩さず「他に適任者がいれば代わってもいいし、俺は最善を尽くすだけ」と答える榊。
それを聞いて土岐が、いかにも小馬鹿にしてる感じで「榊くんも青い春真っ盛りなんやねー」と言うもんだから
さすがに榊もカチンときた模様。



榊「………そりゃ、悪かったな。俺もまだまだ未熟でね。君のように老成してないんだ」



それは土岐への反撃なのかもしれないけど
回り回って律へのダメージになっている気がするぞ。
この場にいなくて良かったね。



で、榊が普通科なのにどうしてオケ部に入ったのか、という理由を聞けるイベントはもちろんあります。
もともと星奏は本命受験じゃなかったそうなんですが
午前の受験を終えて、弁当を食べる為に森の広場に来た時に、ヴァイオリンを弾いてる律と会ったことが全ての始まりだったそうです。



「実技試験でやる曲?」と話しかける榊に、「曲想が浮かんだから弾いただけ」とドライに答える律。



榊(芸術家には変人が多いって聞くけどこりゃ、本物だ







どういう意味だ








で、「ここでライバルを見つけて全国一になる」と真剣に語る律を見て
榊は自分がちっぽけに思えたそうです。



榊「こいつは本当の馬鹿だ。羨ましいくらいだ。――ああ。俺も、馬鹿になってみたい







ある意味では既に馬鹿だから安心してくれ







そしてそこで「俺もオケ部に入ろうかな」と思わず口走った後、
「昔から音楽やってる奴からしたら笑われるかも」と我に返った榊。
しかし律は全くバカにすることもなく「君の演奏を聴いてないから判断できない」と真剣に答えてくれたものだから
それで星奏に入学する決意をして、普通科なのにオケ部に入ったそうです。
つまりは律のおかげですね。



・・・あれ?
これ、榊×律ルートに入ってない?
どっかでフラグ立て間違えた?
大丈夫?





残念ながら腐女子ではないので、ノーマルカップリングに戻すべく主人公とのフラグを立たせていただく。



榊がパイナップルを丸々1個持ってきてくれた時があって、榊が自ら切り分けてくれたイベントがあるんですが
手慣れた包丁さばきを見て女子部員が惚れぼれしながら「料理得意なんですか?」と聞くと



榊「いや?俺は刃物の扱いに慣れてるだけだよ。外科医志望だからさ





・・・・・・






みなさん、榊が入学前に律と出会った時の言葉を思い出してください。






榊「こいつは本当の馬鹿だ。羨ましいくらいだ。――ああ。俺も、馬鹿になってみたい









見事、目標達成されましたね!










一方、主人公の反応。





ポチ(なるほど……)







ここから「いや関係ねぇし!」とノリツッコミをするわけでもなく
爆笑するわけでもなく
完全なるボケ殺し。





パイナップルを切り終えて、部員がハイエナの如く群がっていくのを主人公が見守っていると
榊がわざわざ一番甘い部分を主人公のために持ってきてくれました。
美味しそうに食べる主人公を見て、満足そうに主人公の頭を撫でる榊。



榊「本当に可愛いなあ、メス猫ちゃんは」





その呼び方なんとかならんか(←お前がつけたんだろ)





頭を撫でられて主人公が照れてると、その様子を見て慌てて
「君がモモに似てるから、ついいつもの癖で」と謝る榊。
それを聞いてた男子部員が「モモって彼女ですか?」と尋ねると



榊「うちの………豆柴」






・・・なんてこった。












あだ名はメス猫じゃなくて
メス犬にするべきだった・・・!
(←そこかよ)












セミファイナルが終わって、なんやかんやで榊と2人で花火大会を見ることになって
主人公が一生懸命花火を写メしようとするけど、どうも上手に撮れなくて苦戦している一方で
榊は結構キレイに撮れている様子。
「何枚か撮ったから好きに見ていいよ」と言われたので、遠慮なく写真を見ていくと
花火を写メろうとしてる主人公の写真を発見。




榊「一生懸命、花火を撮るメス猫ちゃんの姿。我ながらお気に入りの1枚だ」








イケメンじゃなかったら
許されない一言ですね










イケメンってだけで全てが許される。
イケメン恐るべし。




順調に仲良くなって、明らかに「ただの後輩」からランクアップした頃に2人で練習したら
疲れてる主人公を気遣って、緑の多い公園に連れてきてくれたりしたんですが



榊「やっぱり、メス猫ちゃんは自然な笑顔でいるのがいいよ。――見てるほうも安心するからさ」





あだ名が不自然すぎて全然安心できない





しかしせっかく榊がナンパキャラなんだから、その特徴を存分に活かすべく
女子が榊に告白してるのを見るとか、主人公のライバル出現とか、そういうイベントを期待してたんですが
まさかの主人公が告られるイベントが発生。



榊の友人?同級生?の『岡本』という人物に屋上に呼び出され、
まさに「俺と付き合ってほしい」と告白されそうになった瞬間に榊が乱入。
「ファイナル直前で大事な時期なんだから、彼女の心を乱すようなことはやめてくれ」と
もっともらしい事を言う榊に
「副部長は部員の恋愛まで口を出すのかよー」と嫌味を言いつつも
主人公の為を想って渋々と納得してくれて、「また今度」と岡本くんは去って行きました。
岡本くん、なかなか話の分かるナイスガイです。
残念ながらビジュアルは分からないけど。



岡本くんが去った後、「あいつも痛いトコ突くなぁ」と呟く榊。



榊「参ったな…君のことは可愛い後輩とだけ思ってたつもりだったのに。君が他の男に取られてしまうかもしれないと思ったら……」







可愛い後輩とだけ思っている相手にあんだけアピールできるんだから
アンタ立派なタラシだよ。







榊「さっきのはただの綺麗事だ。俺は…――俺は、君を」







 「ああ、まずいな、こんなんじゃ。今が大事な時だってのは変わらない。ごめん、メス猫ちゃん。今のは忘れてくれ」












いや無理だろ











というか、お前こそ、あだ名を今すぐ忘れてくれ。










あれだけ意味深なことを言われたくせに忘れられるわけないだろ。
主人公ならあり得そうなところが怖いけど。





夏祭りイベントでは、榊も神社のお手伝いをしていました。
夏祭り会場は瑞島神社という所なんですけど、榊の家は氏子なんだそうです。
氏子というのは、まぁ、各々調べてください。(←放棄した!)



主人公もバイトとして巫女姿になって、榊と一緒にお守り販売をしていると
近所の奥さん、同級生(♀)、後輩(♀)などと、色んな女が榊に声をかけていくので
主人公が胸の内でモヤモヤしていると、以前主人公に告ってきた岡本がやってきました。
岡本が主人公の巫女姿にデレデレしながら話しかけているのを相手していると、そこに割って入って来た榊。



「お前は別の女の子と話してろよ」と、明らかに不満そうな岡本に
「なんのことだ?それよりこれ」と交通安全のお守りを渡す(売りつける)榊。



榊「夜道に気をつけろよ
岡本「…………笑顔で言うな。ちっ、ここは引き下がるか」








お前ももうちょっと粘れよ岡本






お前本当に主人公のこと好きなのか?
どう考えてもときメモGSのデートの待ち合わせに出てくるナンパ男と同じ扱いになってるぞ。





そしてファイナル前日の榊からの電話で、
「明日は遅刻しちゃダメだよ」と言われたので「起こしてほしい」と頼むと



榊「それじゃあ、明日の朝、君の枕元でそっとささやいてあげるよ。「おはよう」…ってね」





不法侵入ですね





榊「けど、明日の決勝が終わったら…夜明けまで語り合ってみようか」









寝させてくれよ








ずっと練習練習で疲れてるんだから、決勝終わった日くらいゆっくり寝させろよ。








エンディングでは、もうとにかく砂を吐きそうになるくらい甘い告白を吐いてくれるのかと思いきや



榊「君はとびきり可愛くて優秀なヴァイオリニストで、最高の恋人だ









既に拒否権はなかったようです










別に告白シーンを聞き逃したわけじゃないです。
むしろどんな甘い台詞で告白してくれるのかと楽しみにしてたんですから、聞き逃すわけないじゃないですか。
なのにいきなり恋人になってましたよ。
さすが榊。



でもちゃんと告白的な言葉も言ってくれましたよ。



榊「好きだよ、誰よりも。君のことが」






倒置法で。







と、榊ルートはこんな感じでエンディングを迎えたわけですが、
唯一の障害は岡本くんでしたね。
全く障害になりませんでしたが。



どうせなら、主人公が岡本くん(主人公に告ってきた人)を振る場面も見たかったなぁ。
絶対榊もその場にいますよ。
むしろ「俺が彼氏だから」とか言いますよ。
それはもう笑顔で。
そして岡本くんに「だから俺の邪魔ばっかりしてたのかあああ!!!」って怒られてますよ。
それをまた榊が宥めるわけですよ。それはもうムカつくくらい爽やかな笑顔で。
そして岡本くんは泣き寝入りですよ。





頑張れ岡本くん。








勝敗は常に顔で決まるのだよ(←フォローになってない)









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