如月 響也 CV:福山潤








星奏学院高等学校
音楽科2年 オーケストラ部

楽器:ヴァイオリン

主人公の幼馴染。主人公に巻き込まれて星奏学院に編入してくる。
反抗的で面倒くさがりだが、負けず嫌いな性格のため成り行きでオーケストラ部に入部する。
部長である兄・律に反発しているようだ。




響也ルートを説明するとですね、
優等生の兄と、着実に実力をつけていく主人公と共に過ごすうちに
響也だけがスランプに陥って自分の奏でたい音が分からなくなり
悩んで足掻いてもがいて、最終的に自分の音を見つけるという
響也の成長を描いたドキュメントです。





主人公との恋愛?







二の次ですよ。








初期の響也はただの面倒くさがりです。
もともとヴァイオリンの道を目指してるわけではなかったのかな。
いつも練習を面倒くさがってるし、
オケ部に入ったのも、なんやかんやで主人公に巻き込まれた形だし、
2人練習の時の台詞は「早く終わらせよう」とか「エスケープしたい」とか「疲れた」とか
お前どんだけやる気ねぇんだよ。



ある日、音楽科の同級生2人が「練習室が満室だから代われ」と1年生を脅しているのを目撃した主人公。
さすがに無視できず、「だったら外で弾けばいい」と主人公が1年生を庇うと



今村真澄「それは無理な話だ。こんな暑い日に外で弾くなんて繊細なボクには耐えられない
加田怜「真澄ちゃん、暑いのも寒いのも苦手だもんな。外で練習できない体質なんだよ」
今村真澄「ふぅ…しょせん、そんな安っぽいヴァイオリンで満足しているキミだ。わからないのも仕方ないのかな」









君が何を言っているのか
分かんないよカヲル君!











そこに響也がやって来て、「アホくせ」と一蹴。
さらに「弾き手の実力が伴ってない」と追い打ち。
いいぞ、もっと言え。



響也の言葉にプライドが傷ついた今村が演奏勝負を持ちかけてきたけども
マエストロフィールドを披露した響也が圧勝。
さらに今村が散々自慢してきたガダニーニ(ヴァイオリンの名称)を偽物だと見抜いたことで
とどめを刺された今村は悔しそうに去って行きました。



響也「ポチ。カフェテリアに行ってなんか飲もうぜ。お前も喉渇いただろ」



この何事もなかったみたいな余裕!
そこにシビれる憧れるぅ!!




しかも、主人公をかばってケンカを売ってくれた理由が
「主人公の祖父が作ったヴァイオリンを悪く言われたのが気にくわなかったから」ですってよ!
やべぇよカッコイイよ響也・・・!



東日本大会では自由曲で1stを任された響也ですが
セミファイナルでは1stの座を主人公に奪われて、ショックというか納得いかない様子。
ヴァイオリンに執着ないうえに面倒くさがりのくせに、演奏の腕だけは妙に自信家な響也なので
てっきり態度が冷たくなるかと思いきや
「わざわざ星奏に転校してきたくらいだもんな、お前がやるっていうなら付き合ってやるよ」と
すんなり理解してくれるという度量の広さ。










あんたに惚れちまったよ(←早いなオイ)










しかしいつも余裕たっぷりの響也ですけど、
その余裕がガッツリ叩き折られるイベントが起きるわけですよ。



ある日、主人公と響也が買い物帰りに天音の冥加と出会って一触即発になりそうになったが
演奏家らしく演奏で勝負ということに。
暴力でモノを言わせるツラをしながらなんという平和的解決。



で、冥加のマエストロフィールドを見せつけられたのですが
それで圧倒的な実力の差を見せつけられ、響也は言葉を失うくらいにショックを受けた模様。









…汚された…私の心が…加持さん!
…汚されちゃった…どうしよう…
汚されちゃったよぉ……!!











ってことですね。















全然平和的解決じゃなかった。













この翌日の朝、強制イベントというか、誰を攻略してても起こるイベント的なもので
至誠館の火積の実家(肉屋)から、肉5kgの差し入れが届いてたんですが
響也は大喜びしとるんですよ。
育ち盛りですからね、肉は大好きですよね。
これで響也の機嫌も回復したでしょう。



しかし昼間に主人公がどんなに話しかけてみても素っ気ない態度を取るし、
夕方頃には貸しスタジオで練習しても納得いかない演奏しかできなくて
思わずヴァイオリンを投げようとするくらい苦悩してるし、
やっぱりそんな簡単には回復しないよな〜と思いきや
夜のバーベキューでは超エキサイティングしてました。





・・・・・・








肉>>>>>見えない壁>>>>>主人公










案の定、翌日にはまた落ち込んでる響也。
主人公が着実に実力をつけていって、みんなに認められているのを目の当たりにして
「俺もこいつみたいにやればいいのか?」と主人公のマネをして、色んな人の意見を取り入れようとしたものの、
人によっては意見が違うし、自分のやり方を否定されて、さらに自分の思うように弾けなくなって
とうとうヴァイオリンを弾くことが辛いと弱音を吐くほどまでに落ち込んでました。






















完全に薬物中毒者の目です













薬物ダメ、ゼッタイ!!












主人公に諭されて少し落ち着いた模様。
今までは「人の意見なんて聞いたって無駄無駄無駄無駄ァ!!」と
言ってたくせに、これをきっかけに、素直に榊に意見を聞くようになった響也。



この変化にビックリしたものの、正直にガンガン言う榊。
逆ギレするかと思いきや「よく見てんだな」と響也が思わず感心していると



榊「そんなわけないだろ。今のは全部、律の受け売りだよ



素直に白状してしまう榊も榊だけど
弟の演奏について榊にどんだけ語ってんだ律。
弟大好きすぎるだろ。



響也も響也で
「アンタの意見聞いたのに律の意見かよフザケンなー!」と去って行ってしまうし。



榊「しくじったな。俺としたことがあいつの地雷を踏むとは…」











困った様子が一切伝わらないポーズ








それは困っているんじゃなくて自分に酔っているポーズだよ榊。



これで響也はまた自暴自棄になってしまったんじゃないかと思ったけど
神南メンバーを相手に強気で出る主人公を見て
「本当にカッコ悪いのは、プライドにしがみついて人に頭を下げないより、ステージの上でちゃんと弾けないことなんだ!
ママ!ママ!わかったわ!A.T.フィールドの意味!!」と
ようやく立ち直ってくれました。(←A.T.フィールドは関係ない)




その後は律からのアドバイスも聞くようになったし、他のモブの3年生の意見も聞くようになったし、
冥加の挑発にも乗らずに「俺は俺の演奏をつかむんだ!」と自分の信じた道を進み
そうしてファイナルでようやく響也の音を見つけてめでたしめでたし、響也ルート完となるわけです。





いや恋愛もするけどね。
肉以下の烙印を押されたままでいてたまるか。






基本的に最初から主人公のこと大好きなんですよコイツ。
「マヌケ」とか言いつつもなにかと主人公を心配してくれるし。
学内選抜に参加することになった時も、軽いキャラの榊が主人公に接する様子を見て超慌ててるし。



響也「ま、待て待て待て!なんだ、その手!なれなれしいっつうか、セクハラだろ!」



ただの幼馴染だったらここまで反応しませんよ。



あと、響也の方からわざわざ「2人で練習した方が効率よくね?」と誘ってきてくれて
主人公が喜んでいると



響也「べ、別にお前のためってわけじゃねぇよ!練習室取るのも一人より二人の方が効率いいってわけだ」






典型的ツンデレを見せてくれたりね。






しかし、そうかと思ったら必要以上のデレを見せてくれたりもするんですよ。



まだまだ序盤で親密度も全然上がってない校内選抜の時点で
ステージに立って緊張する主人公に対して



響也「しょうがねぇな。怖いっつーなら……客席見ねぇでオレだけ見てろ。そんなら練習と変わんねぇだろ」



って優しく囁いたり、
選抜後にジュースを買いに行ったら雨に降られてビショ濡れで帰って来た主人公にむかって
「やっぱりどっか抜けてるよな」とひとしきり笑った後に



響也「そういうとこが可愛いっつーか……ほっとけねぇんだよな」



とか言ってくるんですよ。
全て主人公の計算だと知らずに。
そこで「ほっとけないってどういうこと?」と聞き返すと



響也「ぽやーっとしてるからさ。やっぱオレがついててやんなきゃって………待った、今のナシ。今のは忘れろよ、いいな?











忘れてたまるか
こんな美味しいセリフ













至誠館メンバーが残ることになってからは更に面白いです。
新が「これから一緒にいられるなんて超ラッキー♪」と喜びながら
主人公にメアド交換を持ちかけていると



響也「ちょ、ちょっと待て!お前、何気安くポチにくっついてんだよ!」



って大慌てですもん。
「幼馴染だから」とか「兄弟みたいに育ったから」とか、そんな言い訳通用しないくらいの感情持ってますよ。
第一、榊や新が主人公にモーションかけたところで律はノーリアクションである。
まぁ内心ギリギリしてたら、それはそれで面白いんだけど。




そんなある日、主人公が響也に話しかけようとしたら新がやってきて、主人公に抱きつくわけですよ。
慌てる主人公を見て、「顔真っ赤だよ〜」と笑いかける新。
それを鬼の形相で見守る響也。



響也「………おい」
新「やっぱ、夏は暑いんだから適度に休まないとダメだよね」
響也「………おい」
新「ってなわけでオレと喫茶店でお茶しよう〜!」
響也「人の話を聞け!!」



「邪魔しないでよ」と明らかに不満げな顔の新に、「先に邪魔したのはそっちだろ」と正論を言う響也。
すると新は、そんな響也と主人公をジト目で見て



新「じゃあ、聞くけど響也さんってポチちゃんに慣れ慣れしいけど、どういう関係?」





そうだな・・・まぁ、例えるなら
狩人と獲物の関係です。







・・・・・・







あながち間違いではないと思うんだ。









もちろん主人公が狩る側ですよ。






新のつっこんだ質問にオドオドしながらも「ただの幼馴染だ」と答える響也。
すかさず「彼氏じゃないなら幼馴染の恋路に口出しする権利ないよね?」と畳みかける新。
いいぞ新、もっと言え。
ここで響也が告白まがいな台詞を吐いてくれれば・・・!!



響也「なんでって…それは――」
狩野航(至誠館メンバー)「なに、修羅場?










空気読めよテメェ!!











せっかく響也の本音を聞けそうだったのに、
新は買い出し当番だったとかで連れて行かれました。おのれ狩野。





花火大会イベントでは、響也と一緒にいるとカップルに間違われるんですが
この時の主人公がどうリアクションするか選択肢が出ます。
これは是非クイックセーブして全部選択してほしい。
どれも萌える。



「手をつないでいるから」と主人公が答えると
「ガキの頃の習性って怖いよな」と言いつつも照れながら手を離そうとしない響也に萌え。



「いつも一緒だから」と主人公が答えると
最初は「幼馴染だからな」と返すけども、すぐに「オレはお人好しじゃねぇ、お前だからだ
照れながらサラッと言っちゃう響也にも萌え。



カップル扱いされたことに主人公が照れてると
「オレまで照れるだろうが!」と慌てつつも「今更動揺してどうする、平常心、平常心……」と
明らかに主人公を意識する響也にも萌え。



皆さんも是非全部選んで存分に萌えるといい。





ファイナル前になると、2人練習をしてる時の響也は
序盤の面倒くさがりが嘘のように活き活きしてます。



「1人より2人の方がやる気出るよな、お前が相手だし」とか
「お前との練習が1日の締めならサイコーだな」とか言ってくれるんですよ、あの響也が。
かと思えば「最近早くに目が覚めるんだ、別にお前との練習じゃないぞ!」と言われます。
ツンデレはまだまだ健在のようです。





ファイナル前日には響也から電話がきて、最初は雑談をしていたけども
突然「話したいのはそんなことじゃない」と真剣な雰囲気に。



響也「ポチ。オレ、お前のことが――お前の……こと…が……………つまり……………………その……















……………………はぁ…ダメか」

















クララのバカ!
いくじなし!!
(←響也です)

















まぁそんな意気地なしの響也も、エンディングではちゃんと告白してくれるんですけど





響也「オレ、どうもお前のこと好きみたいだ」











曖昧だなオイ












そんな言い方するもんだから、主人公も「家族みたいな?」なんて
面白くもないボケかましちゃうんじゃないですか。



でも



響也「誰かに取られると癪にさわる」



の台詞はちょっと萌えた。
独占欲剥き出しっていいですね!
ヤンデレは怖いから苦手だけど、こういうのは好きです。
っていうか誰かってあれだろ?
『誰か』なんて濁してるけど榊と新だろ?





は〜、とりあえずこれで響也ルートは無事にエンディングを迎えました。
幼馴染・ぶっきらぼう・世話焼きという
自分にはなかなか高ポイント揃いの設定なので、かなり楽しみましたよ。
その割にレポはボロクソに書いてますけど。



照れ隠しだよ、言わせんなよ恥ずかしい。





まぁでも












このスチルは爆笑しましたけどね。






憔悴しきった響也の心情に戸惑うどころか
この目の死に具合に爆笑ですよ。
ダメだよこれ、完全にドラッグか酒に溺れてるよ。





律とは衝突してたけど、なんだかんだで律の怪我を心配してるし
兄さん想いの良い子なんだよね。
そういう所も好きです。



律たちが引退したら響也が部長やるんだろうな。
最初は「めんどくせぇ」とか言いながらも「しょうがねぇな」って超やる気なんですよ。
で、主人公が副部長ですよ。
部活を指揮するのは響也だけど、その部長は副部長の掌で転がされるわけですよ。





よし、これにて響也ルートのレポは終了でっす!



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