水嶋 新 CV:岸尾だいすけ








至誠館高等学校
1年 吹奏楽部

楽器:トロンボーン

楽しいことが大好きな至誠館高校吹奏楽部の部員。
星奏学院の水嶋悠人のいとこ。
ブラジルからの帰国子女で、1年生だがまったく物怖じしない明るく奔放な性格。
初対面のときから主人公に気軽に人懐っこく接してくる。




明るくて無邪気でいつも笑顔で、もう人懐っこい大型犬みたいです。
可愛いです。
ただ、ブラジルからの帰国子女だか何だか知りませんが
言葉の端々に「VIVA!」とか「AI!」とか「Bonita!」とか入ってくるのは
正直ウゼェと思いました。
現実にいたら絶対いじめに遭ってる。



性格の明るさと気さくさから、前作までの火原と同じタイプかなと思ってたんですが
火原よりずっと女子との付き合いに慣れてます。
「女の子とケーキ食べるのがロマン」とか可愛い事は言いません。
火原だったら主人公と手と手が触れ合うだけでも赤面だろうけど、新は平気で抱きついてきますし。



もう普段からアプローチが激しくて、
そもそも出会いの時点から「そこの可愛い彼女!」って軟派バカ全開だったんですが
花火大会の日なんてデコチューまでされたんですが、その後の新の衝撃発言。



新「今はまだ「友達」だから、おでこで勘弁してあげるよ」












普通は友達にデコチューなんてしない













うちだって異性の友達はいますが、デコチューなんて絶対にしたくないし
例えされようもんなら鼻フックですよ。
デコチューしてる時点で友達の範囲超えてるだろ。
そりゃ新は主人公にメロメロかもしれんが、主人公の本命が別にいたらどうするんだ。
誰にでもいい顔してこそ乙女ゲーの主人公だということを肝に銘じておけ。





しかし新は軟派キャラではあるものの、
「来るもの拒まず去るもの追わず、可愛い女の子なら誰でもウェルカム☆」という某海賊団のエロコックとは違って
結構主人公に一途な感じなので、そこはとても好感が持てたんですけど、肝試しイベントの時に
「心霊写真が撮れたらすごくない?」と上機嫌で墓地の写メを撮りまくるのは
正直いかがなものかと思うぞ、新。






好感度を上げるためにノッてあげたけど
プレイヤーとしてはドン引きしたぞ。









そして記念に撮ったツーショットに限って見事に心霊写真になったしな。








そりゃ呪われるっちゅーねん。







こんな感じでドン引きしつつも親密度を順調に上げていくうちに
「マイラバー!」と呼ばれて抱き締められたり、「イイ匂い〜♪」とセクハラされたり、
「去年の七夕祭りの写真見せてあげるから」と部屋に連れ込まれそうになったり
あの手この手でアプローチされるわけですが
そのたびに火積の教育的指導が入ります。
よく調子こいて火積に殴られてはメソメソしてました。



一回、「そんなに殴って頭が悪くなったらどうするんですかー!」と新が抗議してたんですけど
「それ以上悪くなるのか?」と真顔で火積に言われてるあたり
成績は既に底辺だと判明。
まぁそうじゃないかと思ってはいたけども。



あと、火積だけじゃなくて、従兄弟である悠人にも冷たくあしらわれてます。
もしかしたら火積より酷いかもしれない。
悠人の家に一緒に行かないかと新に誘われて行った時なんか



新「ヒャッホウ!ハルちゃん、遊びに来たよ。開〜け〜て〜」
ガラッ
新「やあ!」
悠人「帰れ!」
ピシャッ



という風に門前払いされてましたしね。
主人公も一緒ってことで再度ドアを開けてくれましたけども
「新は友達だ」と言う主人公に悠人は「友達はよく選んでください!」と叱咤したり
「ハルちゃん冷たい、泣きそう」とションボリする新に向かって「暑苦しい!」と一蹴。
容赦ねぇ。



新が主人公を狙ってると分かってからは、
新と主人公を2人きりにさせないよう、懸命に妨害してくる悠人が面白くてしょうがなかったです。
2人でカラオケに行こうとした時なんか、天音学園の七海まで巻き込んでついて来ましたからね。
気持ちは分かる、分かるけども、悠人と七海が真面目で変なことは絶対しない奴ってことも重々承知してるけども、
男3人女1人でカラオケという密室に行くことの方が危なくないか。



で、新に制裁を加えるのは火積や悠人の2人かと思いきや
気弱キャラだと信じていた七海にもされていました。
新が主人公に近づきすぎるからって無意識に新の首を絞めてるあたり
実は七海が一番ヤバイかもしれない。



力関係としては





火積>悠人>七海>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>新





という感じですね。
成績も力関係も底辺でした。




セミファイナルが終わってから・・・あれ、セミファイナル前だっけ、忘れたけど(←曖昧)
新が「じいちゃんたちに貰った!」とスイカを持ってきたので、皆でスイカ割りをするイベントがあるんですが



東金「如月、話は聞いたぜ。スイカ割なんざガキの遊びだが――お前がやるなら話は別だ。この勝負、受けて立つぜ
律「…わかった。いい勝負をしよう







お前らちょっと落ち着け








そして新がトップバッターでスイカ割りを開始するわけですが
スイカと間違えて撲殺未遂をする(被害者:如月響也)というお約束を見せたうえに
割ったスイカを皆で食べてる時は



新「そうだ!ポチちゃん、見てみて。秘技、種飛ば――」
響也「――すな!しかも、オレを狙ってんじゃねぇ」






・・・・・・










響也・・・お前さっきから新からの攻撃対象になるなんて・・・






底辺に位置する新と同レベル、もしくはそれ以下なのか・・・?













びしゃもんてんよ・・・
きょうやに、じひを・・・














エンディングも近くなってきた辺りで、ちょっとしたイベントが発生。
新と主人公が喋ってるところに、新の携帯に叔母(多分、悠人の母)からメールがきて
荷物持ちに駆り出されることになったので新は行ってしまうのですよ。
で、その途中にある自販機で変なジュースを発見するんですよ。



新「マスカットしるこ――グリーンとパープルの甘いときめき??すっげー!!ありえない、変すぎ」










開発者ちょっと出て来い













マスカットは美味しいよ。
お汁粉も美味しいよ。
でも何故それをミックスした。
何事もチャレンジする勇気って必要だとは思うけど
思いとどまる勇気も時には必要だぞ。








で、そんなミラクルなジュースを発見してしまった新は
「これ見たら笑ってくれるかも!」と即買いして主人公のもとに戻ってくるんです。
いや笑うかもしれないけど、いらないよ?
決してプレゼントとかするなよ?
責任もってお前飲めよ?



ともかく、ジュースを持って走って戻って来た新が見たのは





涙を流しながら目をこする主人公の姿。





その様子を見て、「オレが行っちゃうから寂しくて泣いてる・・・!?」とショックを受ける新。
自意識過剰にもほどがある。
どうして真っ先にそういう結論に達しちゃうんだ。
もっと他に理由があるかもしれないじゃないか。






まぁ実際は風で目にゴミが入っただけという単純明快な理由なんですけど。







泣いてた理由が判明して、新も安心したようなしてないような微妙な反応でした。
ごめん、ここまでの一連のやり取りですごい爆笑したわ。
そして主人公が新の持ってるジュースに気付くと



新「これはプレゼントだよ。ポチちゃんに。ほら、変でしょ。「マスカットしるこ」!妙な味するよ、きっと」











だからいらねぇって
言っただろうがよおおおおおお!!!














そうこうしてるうちに、自分がいずれ仙台に帰ることに今更気付いた新。



新「いずれ仙台に帰るってのに横浜に彼女作ってどうするつもりだったんだか……こんな本気になる前に気付けば良かったよ」



そう言って、「好きになったら、会えないのは淋しい」と落ち込んでしまうわけですよ。
まぁ・・・確かに気持ちは分かりますよ。
今は電話もメールもあるし、気楽に写真を送りあえるけども
やはり好きな人とは実際に会いたいですもんね。



そんな新の珍しく悲痛な呟きを聞いた後の主人公の選択肢に
「自分は淋しくないと思う」があるのがとても恐ろしい。
クールすぎる。



で、このゲームは告白はEDでするもんだと思ってたんですけど
新はファイナル前に「オレ、君のことが好きだよ」とキッパリ告白してきました。
焦りすぎです。
本当は言うのをやめようと悩んだらしいんですけど、
「言わないでいたら自分は仙台に帰って本当にサヨナラになっちゃうから」とのこと。



新「いつも傍にいるなんて約束はできないけどオレは、君が好きだ。仙台に帰った後も毎日電話する、メールもする。
  月に1回とかなら横浜に来る。オレにできることなら何でもするよ。――だから、お願いします。オレの彼女になってください」




・・・なんか普段が結構チャライ・・・いやチャラくはないか、軽・・・くもないけど
テンション高いやり取りが多かったから、告白もそんなノリで来るかと思ってたんですよね。
「彼女になってください」じゃなくて「彼女になって?ダメ?」みたいな。
そうか・・・決めるところはちゃんとビシッとする子なんだな、新・・・。









期待外れだったな・・・(←そうなのか)









そしてファイナル前日の夜。
決勝を1stヴァイオリンとして出る主人公としては、優勝できるか否かで緊張しまくりの夜ですよ。
大事な夜ですよ。
でも決勝で最善を尽くすにはちゃんと寝なきゃいけないんですよ。
わかってはいるけど眠れないんですよ。
そんな時に主人公の携帯に非通知で着信が。



?????「もしも〜し…オレ、オレ〜」
















こっちは決勝を控えてナイーブなんだよ
オレオレ詐欺に付き合ってられるか
死ねボケコラハゲカスがあああ!!!















と主人公は思って、電話を切ろうとしました。





・・・いや、さすがに「こっちは決勝を控えて〜」の罵声はしてませんけど
電話を切ろうとしたのは事実です。





しかしゲーム中もだったけど、EDでも主人公のことをカワイイカワイイと
とにかく可愛がりまくりでした。
主人公の方が年上なんだけどな。
これで新の方が年上っぽくてしっかりしてるなら分かるけど
性格的にも新の方が甘え上手で子供っぽいもんな。
やはり最初から最後まで、でっかいワンコでした。
「好き好き好き〜〜〜!」って全身で表現しているような。
こういうキャラは結構好きです。









でもやっぱり墓地を写メるのは
ドン引きだぜ











あと、この時点ではまだ全員攻略してないんだけど
一番「同じ学校じゃない」という現実に淋しがっている反応をしてくれたキャラかもしれない。
ただでさえ横浜と仙台だもんなぁ・・・そりゃ遠いよな。



まぁ、新はメール大好きっ子だから毎日のように写メ送り合えばいいよ。
墓地とか墓地とか墓地とか(←やめれ)



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