主人公とゲーム序章




以前、和菓子を経営しつつ男もゲットするゲームをしたのですが
今回は喫茶店を経営しつつ男をゲットするゲームをします。
二次元だけでも勝ち組でいたいのです。





・・・・・・










はっ…これが…涙…?
泣いているのは、私?












OP映像は、「まぁ乙女ゲーにはよくある感じだよね」っていうものです。
ぶっちゃけコメントのしようがない。
だって本当によくある感じなんだもの・・・。
テーマソングを流してゲーム中のスチルをパラパラ〜っと流す感じ。



OPを見終わって、NEW GAME。
まずは主人公の名前を入力します。
デフォルトは『水原 苺』です。可愛いですね。
でもそんな可愛さは一切捨てる!!(←漢らしい!)
というわけで、主人公の名前はいつもと同じ『犬山 ポチ』でいきます。



主人公の名前を設定したら、さっさとゲームスタート。
ちなみにこのゲーム、主人公もフルボイスです。
設定で主人公のボイスを消すことも出来るけど、うちは特に気にしてないのでつけっぱなしでいきます。



桜並木を歩く主人公↓





そして、友人である杉本梨香





主人公はリアクションの大きい元気系少女で、
梨香はおっとりとはちょっと違うけど穏やかなしっかりしたお姉さんタイプ?かな?



2人で他愛ない話をしながら歩いていると、自分達の通う学校のグラウンドに人がいるのを発見。
「部活やってるんじゃない?」と言う梨香。



梨香「春に早速、大会があるクラブもあったはずよね、確か。栗田くんもそう言ってなかったかしら」
ポチ「……透が?あれ?そーだっけ?」



今の会話に出て来た「栗田 透」が、このゲームでの王子ポジションだと思います。



主人公の反応を見て
「春休みがほとんどないって言ってたし、それを聞いて付き合いが悪いって文句つけてたのはどこの誰?」と呆れる梨香。



ポチ「だって……ほら、透は腐れ縁続きの幼馴染なんだし。それくらい要求してもバチは当たらないかなーって……」






栗田が普段どんな扱いを受けているか分かりました。






梨香「栗田くんが成績優秀、スポーツ万能の人気者ってこと、ポチちゃん、知ってたわよね?」



やっぱり王子ポジションですね、栗田。
梨香の言葉に、「ラブレターの配達頼まれたこともあるよ」とウンザリしながら記憶を蘇らせつつ
「どこがいいのかサッパリわからない」と呟く主人公。



梨香「……なんていうのかしら。慣れって必要だけれど、慣れすぎは意志の疎通を妨げると思うわ、私」



いいんです。
妨げてもらわないと他キャラ攻略中に支障が出て困るので。




で、話しているうちに学校に到着して、サッカー部が活動しているのを目撃。
例の栗田もいました。



ポチ「ほえ?……あ、ホントだ。へー、ちゃんと走ってるー。





幼馴染を手作りおもちゃみたいに言うな。






主人公がアホなコメントをしていると、栗田の方が主人公たちを見つけて、こっちに近づいてきました。



ポチ「やほー、透!なによー、まるで先輩みたいなことやっちゃって」
栗田「あのな、アホかおまえ。先輩みたいじゃなくて、正真正銘高学年で先輩なんだよ」
ポチ「口開くなりアホとは何様よ。挨拶のひとことくらいしてみろー!」
栗田「へいへい、ご機嫌うるわしゅう。杉本も大変だな、こんなののお守りして」






これがこのゲームの王子ポジション、栗田透です。
ビジュアル的にカッコイイです。
爽やかイケメン。



栗田の言葉に笑いながら「別に大変じゃないわよ」と梨香が答えると
「お守りってとこ否定してよ・・・」と拗ねる主人公。



梨香「あら、そうね。忘れてたわ」
ポチ「ひ、ひどい…!ええい、これも全部、透が悪いー!」



そう言って、フェンスを蹴る主人公。






責任転嫁にもほどがある。








そして栗田、お前部活はいいのか。











3人でギャイギャイやってると、主人公の携帯が鳴りました。
相手は主人公の母親で、「話があるから急いで帰って来て」とのこと。
しょうがないので、梨香と栗田に別れを告げて早々に帰宅。



帰宅すると、両親が揃って家にいるので一体何事かと恐る恐る尋ねてみると
「2人で旅行に行きたいから、その間留守番しててほしい」と言われました。
特に大した事じゃなかったので拍子抜けしつつ、「いいよ」と主人公が了承すると、大喜びの両親。
と、そこで一番大事な『旅行期間と場所』を質問すると



父「ふっふっふ。よくぞ聞いてくれました!来月の1日から3月の中頃まで、場所はヨーロッパ一周」








連れてけよ!!!








何その豪華旅行!
てっきり1週間くらいの温泉旅行とかかと思ってたよ!
そんな豪華な旅行なら娘も連れてけよ!!
っていうか長ぇよ!!!





母「そう、3月。大丈夫よ、来年の4月までには帰ってくるから」







大丈夫の意味がわかんねぇよ!!








受験を控えた娘を1年間放置するなんてズルイ!却下!と、当然の文句を言うと



父「さっき、賛成してくれたのに……」
母「前言撤回するなんて、そんな子に育てた覚えはありませんよ」







娘を置いて1年豪遊する親に
教育云々言われたくねぇよ









それを聞いて「あたしはどうなるのー!?」と反論すると



母「受験を控えた愛娘を遊びに連れ回すなんて、父さんも母さんもそんな極悪非道なことできないわ」
父「学校を1年も休むわけにもいかないだろう?」







お前らの道徳観はどうなってるんだ








もう何を言っても無駄だとわかって、投げやりになってきた主人公。



ポチ「……ああ、もういいよ、いっといでよ。1年でも2年でも」
母「ホント?ホントにホント?もう、前言撤回しない?」
ポチ「1年だけならねっ!ただし、帰ってきたときに我が家がどーかなってても責任取らないよ」




ついさっき「1年でも2年でも」って言わなかったか主人公




で、留守番だけじゃなくてもう1つお願いがあると言いだす父。
「まだ何かあるの?」とウンザリ顔の主人公。



母「あるんです、これが。私たちがいない間、お店のこと頼みたいのよ





・・・・・・








こういう時、どんな顔すればいいのかわからないの











笑えばいいと思うよ












笑えるかああああ!!!











ポチ「……はい?」
父「おお、頼まれてくれるか。木原くんにも頼んであるから、あとは彼とよく相談しておくれ」



いや、まだ何も答えてないし。







っていうか、娘より先にバイトに旅行のこと話したのかよ。


そこはまず娘に言うべきだろうがよ!!





ちなみに、両親の経営する店は『手作りケーキが売りの喫茶店』らしいのだが
そのケーキを誰が作るの!?と誰もが思う抗議をしたら
当然のように主人公が指名されました。
しかし主人公、ケーキは作れるけど甘いものが嫌いらしいです。
なんてもったいない人生送ってんだ主人公。



父「覚えているよ、もちろん?でも甘いものも食べられるようになってくれたら、父さん幸せだなあ」










お前の幸せなんざ
知ったこっちゃねえええ!!!











そもそも、飲食店の経営について全然わからないけども
調理師免許とか無い状態でケーキ売っていいんでしょうか。





結局、超マイペースな両親に言いくるめられた主人公。
そこで幼馴染の栗田に電話して、事の顛末を話して、「なんとかしてよー!」と泣きつくと



栗田「店任せてって……おいおい。おじさんたちも怖いもの知らず……っていうか、何考えてんだ?」





それ本人たちに直接言ってやってくれ、頼むから。





さらに、従業員が主人公を入れても2人だけという点を話して
「何か知恵出してよー!いっそウエイターやってよー!」と無茶苦茶なことを言うと



栗田「……わかったよ。ったく、人使いの荒い」





・・・まさか





ポチ「え、え、え?ほ、ほんとに店手伝ってくれる?」
栗田「嫌だ、つってもやらせるんだろーが。いいか、今から店の方に来いよ」











びしゃもんてんのかごは
われにありいいいい!!!











「バイトさんも呼んでおいて」と栗田に言われて、
本当に栗田が手伝ってくれるとわかって、思わず「透ちゃん大好きー!」と叫ぶ主人公。



栗田「透『ちゃん』はやめてくれ……。とにかく、すぐ出て来いよ。それじゃな」



『大好き』の部分には拒否反応を示さないんですね。
既に主人公にホの字なんですね。
まぁ、惚れてなきゃいくら幼馴染でもここまで面倒みないよな・・・。
「俺、部活あるんだから無理だよ」の一言で終わるっつーの。



しかし主人公。












何故友人には一切声をかけないんだ









そりゃあ栗田は幼馴染だから声はかけやすいでしょうよ。
でも友達だよ?
もしかしたら「週1日だけでもいいなら」って考えてくれるかもしれないじゃん。
梨香自身が無理でも、バイト探してる友達紹介してくれるかもしれないじゃん。
いい知恵出してくれるかもしれないじゃん。
この時点で既にハーレム狙いか。
やるな主人公。



栗田に言われたように木原に連絡した後、店までやってきた主人公。
既に栗田はいたわけですが、もう1人いました。






猪口「はじめましてっ、こんにちはっ」



知らない人物に驚いて「どちら様?」と主人公が尋ねると
「栗田先輩の後輩の猪口祐介です!部活でお世話になってます」と自己紹介されました。
そこで主人公も挨拶して自己紹介すると



猪口「はいっ、お名前は先輩から何度かお伺いしてましたっ!」
ポチ「……へ?」
栗田「うわ、猪口ストーップ!!それは言わなくていい、いい」



部活の後輩に主人公の話してるのか・・・。
もう主人公に気があるの確定じゃないか・・・。



ポチ「…………透く〜ん?」
栗田「くんだのちゃんだのつけるな、気色悪い」
ポチ「だまらっしゃい。まさか、ある事ない事この子に吹き込んでるんじゃないでしょーね?」
猪口「ああっ、それは大丈夫ですよっ!ある事ない事なんてそんな……むぐ」
栗田「い、言ってないって。気のせいだ、気のせい」
猪口「むぐむぐむぐっっ」
栗田「猪口、お前しばらく黙ってろ」



ともかく中に入ろうと促すと、既にバイトの木原さんがいました。







見た目的に20代半ばから後半って感じかな。
その年齢でアルバイト・・・か・・・。
正社員とかじゃないんだ・・・。
へぇ・・・。





・・・・・・






不況の煽り・・・かな・・・。(←余計なお世話だ)





ちなみにこの木原さんは攻略キャラではないです。




両親の旅行はやっぱり既に聞いているようで
「やることが豪快だよねぇ」と笑う木原さん。
ともかくやる気をアピールして、「透も手伝ってくれますから!」と主人公が言うと
「猪口も手伝うぞ」と加える栗田。



ポチ「え?」
猪口「はいっ!ぼく、そのために来たんですよっ」
ポチ「え、えええええ!?う、嘘」








じゃあ何で一緒に店に入ってきたと思ったんだ主人公



普通の通りすがりが一緒に店に入って来るわけないだろうが。





「人手が足りないんだろ?」と呆れる栗田の言葉に続けて
「僕にもお手伝いさせてくださいっ!」と笑顔で言う猪口。
本当にいいのかと尋ねてみたら
「小遣い稼ぎのバイトを探してたので」とのこと。
そう言ってもらえたので、素直にお言葉に甘えることに。



これで従業員は4人になったから、なんとか店は開けられるかなと栗田が言うと
「一応平気かな」と頷く木原。



木原「休日とかお茶の時間でも、列が出来たりするほどは混んだりはしないんだ」







つまり、売れてないんですね






木原「知る人ぞ知る、な店だからね」










ものは言いようですね









しかし問題は、主人公たちが学校始まってからのこと。
店は普通に午前中からオープンですから、平日は夕方からなんてことは無理。



ポチ「木原さんがいるから、店は開けられるよ。でも1人で大丈夫かな……?」






いや無理だろ






木原「正直、ちょっとつらいなあ……」







ちょっとで済む問題じゃないだろ








ともかくなるげく早く午前中も平気なバイトを見つけるってことにして
とりあえずの1週間のシフトを作成。
その後、どんなバイトが欲しいかを話し合った後、



ポチ「せっかくだから、お店の名前も自分たちで考えよ。一年の間は、ここ、あたしたちのお店なんだしね」









何言ってんのお前








「それはまずくない!?」と驚く木原に、「なんとか説得する」と言う主人公。



ポチ「父さん、母さんも文句言わないでしょ。てゆーか、言われたら殴る」







エゴだよ!それは!







そして、有無を言わさず店名を決める画面へ突入。
デフォルトはストロベリーカフェだけど、まぁ確実に消しますよ。



喫茶店ですしね、最近はメイド喫茶とか執事喫茶とかが流行ってるじゃないですか。
で、店長である主人公の名前が犬山ポチですから





『駄犬喫茶』に決定。(←えええええ)





これなら両親も許可しないだろう。



店名設定の画面の後、既に自室に帰って来ていました。
両親が旅行に行く前に確認するべきことを考える主人公。



ポチ「店の名前の件も許可もらったし、あとは、もうスタートしてみないとわからないしね」








許可したのかよ!!








あの両親・・・何を考えているんだ・・・。





そして時は過ぎて、すぐにオープン初日。
開店準備は木原を中心に任せて、主人公はケーキ作りに専念していました。
なんとか準備は終わって、掃除用具を置く場所を教えるために木原と猪口が去った後、
「そういえば前にサッカー部練習見に行った時に、猪口君いなかった?まだ入学前だよね?」と主人公が尋ねると
「あいつサッカーのスポーツ特待生だから」と言われました。
結構有名人らしいです。
っていうか、1年下だと思ったら2年下だったのか。



特待生だったらバイトしてる暇ないんじゃ・・・と悩む主人公に
「本人にも色々事情あるだろうし、とりあえず甘えてみれば?」と告げる栗田。



そんな話をしているうちに猪口と木原が帰って来て、ようやくオープン。






そして閉店。



早いなオイ。






ちなみに仕事モードの主人公↓





こっちの方が可愛くていいな。



なんとか1日目を乗り切ったものの、クタクタの3人。(木原は途中で終了)
これからも頑張ろうと気合を入れて、栗田と猪口が先に帰宅。



ここまでがオープニング・・・かな?
しかし










やはり友人には一切声をかけませんでした。








やっぱりハーレム狙いか主人公・・・恐ろしい女だ。
「早くバイト募集しなきゃ」とか言ってるけど、絶対女は採用しないんだぜ。
丸見えですよ、きみの魂胆。




この後は主人公の1週間の予定を立てる画面に入って、本格的にゲーム開始です。





攻略できるキャラは、既にオープニングで出てきていた栗田と猪口に加えて
ストーリーを進めて行くうちに3人出てきます。
よって、攻略キャラは5人です。



 栗田 透



猪口 祐介



町谷 一至



千頭 貴行



葛木 手良



以上5人です。



全ルートのサブキャラとして風音という女性も出てきます↓





美人なお姉さんで、この店の常連さんです。
それと、主人公の作るケーキについて色々とアドバイスをくれたりする狩野というナイスミドルもいます↓





まぁ、風音も狩野も基本的に攻略に関係してきたりはしません。
本当にただの常連としての脇役です。



あと、ネタバレになりますが
木原さん、途中で店を辞めます。
「親の具合が悪いから看病するために実家に帰る」ということですが、多分それは表向きの理由で
着々とイケメンばかり集められている現状に
ハラワタ煮えくりかえってたんだと思います。






町谷、千頭、葛城の出会いに関しては各々のレポで書いていきます。
キャラが少ないからなるべく早く終わらせたいとは思うのですが
気ままにプレイしていきますので、長い目で見守っててください。





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