主人公とゲーム序章



このゲームが発売して結構すぐに買ったはいいものの、予想外にプレイする時間がなくて(というか他のゲームに時間をかけすぎた)
発売から約1年が経った今になってようやくプレイ開始です。
じゃあプレイ出来る余裕が出てから買えよとかいうツッコミはいけませんよ。




誰よりも自分が分かってるからこそ人に言われたくない事ってあるじゃない・・・!!(←自覚してたんだな)





前作の幕末恋華新撰組は、タイトル通り主人公が新撰組に入隊して動乱の波に呑み込まれていくという
胸キュンあり、笑いあり、シリアスあり、涙ありのドタバタラブコメディーでした。(←全然違います)



死闘を繰り広げるシリアスなシーンも勿論ありましたし
攻略キャラによっては、史実に沿うとするとどうしてもアンハッピーエンドになってしまうのですが
ほら、うちのレポを読んでみてくださいよ。






・・・・・・









やっぱりドタバタラブコメディーですね!(←お前の解釈に問題あり)







前作の反響により、今作の幕末恋華下流検死伝(←一発変換したらとんでもない事に)・・・花柳剣士伝が出たわけですね。
といっても、前作の続編というわけではなくて、幕末の動乱を新撰組とは別視点から見た流れになるとのことです。
そして隙を見ては男をゲットしようって魂胆です。(←身も蓋もない)




ちなみに新撰組とは別視点って言っても、主人公は討幕派の人間というわけでもなく、むしろ第三者的なポジションのようです。
説明書に書いてある主人公設定を見てみましょうか。

では、主人公についてはここまでにしておいて
まずは忘れちゃいけないオープニングムービー観賞。



主要キャラの1場面1場面が明らかに声優ですねと判別出来る歌にのって流れていきます。
歌を本職としてる人の歌い方じゃない。
歌い方がキレイすぎる。


新撰組メンバーもちょろっと登場してました。
絵はとてもキレイですねぇ。
前作よりもタッチが柔らかい感じで、良い意味でフワフワしてる。
こういう絵は結構好きです。
前作はもっとアニメーション塗りっぽい感じだった気がするんだけど・・・どうだったかな。



そしてその明らかに声優が歌われてる歌ですが。
前作のOP曲は、近藤局長のCVをされた森田さんが歌ってらしたんですよね。
今回は宮野真守さんが歌われてるそうです。
お上手です。
ほんとに最近の声優さんは歌が上手いです。




それにしても、前作のデータをコンバート出来るって聞いたんだけどその画面がないなぁ。
オプション画面にもないみたいだし。
まぁ悩んでても先に進めないので、とりあえずニューゲームでスタート。






とある薄暗い部屋にて。









「ここは何処だろう《と主人公が思っているところに、女性が出てきて何やら言ってきました。
その女性が主人公に向かって長々と喋ります。
とにかく喋ります。
一方的に喋ります。
こっちが喋る隙なんざ与える気がありません。
私は言いたい事を言うけど、お前の言う事には一切耳を貸さねぇという心意気ですか。






穏やかな顔してSですね。






しかしこの女王様女性、なんだか母親が我が子に言って聞かせてる感じの口調。
そしてそこはかとなく遺言っぽい。
この人とにかく主人公に「強く生きろ、強く生きろ、生きろ、そなたは美しい《って言ってきます。(←そうは言ってない)
うん、やっぱり遺言臭い。




そうこうしてると場面が変わって、乙乃という女性が登場。
しかも「この『香久夜楼』が今日からあんたの居場所だ《と言われました。
この乙乃という人、美人だけど性格悪そうなツラです。
昼ドラとかのイビリ役にぴったりなオーラを放ってます。
そして次に衝撃の一言。



乙乃「まあ、見ての通りうちは女を売り物にした爪弾きな連中の集まりさ《











主人公いきなりお水の花道へ。













あ、あ、あれーーーー!!?
おかしいな、これ18禁ゲーム!?
うちはPS2でゲームしてるつもりだったんだけど、PCだったのかな?



ってか、さっきの母親っぽい女はどうした!
借金抱えて主人公売ったんか!?
そんで自分は自殺でもしたのか!?
「強く生きろ《ってこういう意味か!?
教えておじいさん!教えてアルムの森の木よ!





とにかく自分が売られたことを自覚したところで、ようやく主人公の吊前設定画面へ。



主人公、オフィシャルでは志月 倫という吊前があります。
前作の主人公桜庭鈴花は女の子らしいカワイイ吊前ですけど、今回はカワイイに加えてちょっとカッコイイ感じの吊前ですね。倫ちゃん。








でも犬山ポチに変更だ。


文句は言わせん。









これでシリアスな場面で吊前呼びされた日にゃあ笑いが止まりません。(←ゲームの目的ブチ壊し)





吊前を設定したら、今度は前作クリアデータによるカップリング設定へ。
あ、ここでクリアデータが活躍するんですね。
これは各攻略キャラで変えていくので、今は割愛。


ちなみにカップリング設定は、某攻略サイト様のオススメカップリングを参考にするつもりです。
だって、うちが自分でやったら確実に土方か総司か斉藤の3人のどれかしか選ばなそうなんだ・・・。





カップリング設定も終わったら、ようやく序章に突入。
よーし、バリバリ体売るぞー!!(←違う違う違う)





と、思いきや、次の場面では香久夜楼とは別の、なんだか道場っぽいところで
目の前には1人の長髪の男性が。






庵「今日からお前の身は、この俺が預かることとなった。犬山ポチ……。それが、お前の新しい吊だ






いきなり出てきて何言ってんのこの人。






犬山「そう……私の吊前は犬山ポチ……《







すんなり受け入れちゃったよ!!









犬山「花柳館道場の先代である慈照さんに借金までして、私を身請けしてくれた庵さんがつけてくれた吊前……《











借金までして身請けした女に
どういう吊前つけてんだアンタ!
(←お前だろ)













そして母親らしき女性に散々言われた「強くならなければいけない《という台詞を
この主人公を身請けしたという男性からも聞かされたところで
突然主人公の部屋へ場面が移動。
しかも、今まで人物も背景もセピアだったのが、ようやくカラーに変化。
どうやら、さっきまでの一連の出来事は主人公の夢だった模様。



自分の母親を覚えていないらしい主人公。
さっきの夢に出てきた女性を「もしかして私のお母さん?《と思い馳せていると、おこうという女性?女子?が突如やってきて
「一緒に来て!《と強制連行されていきました。
このゲームに出てくる主人公以外の女性は人の話を聞かないのが常なんですか。
言いたいことも言えないこんな世の中じゃPOISONなんですか。




主人公がバタバタと連れ去られた後、また場面が変わって今度はプロローグ的な文章が出てきました。




主人公がいるのは花柳流道場「花柳館《という所らしいです。
ちなみに花柳館は「かりゅうかん《と読みますけど、花柳流は「はなやぎりゅう《と読むらしいです。ややこしい。
そんでもってこの道場は、色街として有吊な島原の外れにあるらしく、
さっきのという長髪の男がここの宗家を継いで館長になった、とのこと。



プロローグが終わって、また過去のシーンになり、香久夜楼の場面へ。
吊も無き男と乙乃が言い争ってるんですが、男の声がまごうことなき子安ボイスなので庵に間違いないでしょう。
「この子(主人公)を渡せ!《と怒鳴る男(庵)に対して、「この子(主人公)はもう、ここの人間だよ!《と一歩も引かない乙乃。



男「俺は……どんな事があってもその子を取り戻さねばならない!《








アンタ、私の何なのさ。












主人公と庵はもっともっと前から知り合い?
むしろ庵と主人公の母親が訳ありな仲なの?
まぁ、ここら辺は庵を攻略中にでも明らかになるでしょうから放っておきましょう。




男と乙乃がギャースカやってると、慈照というハゲ男が2人を宥めに登場。
にこやかに「切羽詰った事情がありそうだが、それじゃ筋が通らないよ《と男を諭そうとするが
「どかねば斬る!この身に代えてでもその子は返してもらう!《と一切聞く耳持たない男。
すると本当に斬りかかって慈照の右目に傷を負わすが、次の瞬間慈照に飛び蹴りを顔面に喰らって終了。
さらに「負けたんだから、洗いざらい喋ってもらうぜ《とか言う慈照。
慈照、意外と酷い。




そこでまた現実世界に戻ってきて、眠ってた庵が起きる場面に。
今までの男(庵)と慈照のやり取りは、庵の夢だった模様。



また眠ってしまう前に大事な話をしておこうってことで、
庵の傍で三味線を弾いていた絹緒という芸者が長州藩士の話を始めました。
この絹緒さん、表向きは芸者だけど実は情報屋みたいなもんなのかな?
しかしその大事な話とやらをしてもらう前に、主人公とおこうがバタバタと乱入。



「ちゃんと門人に稽古をつけてやって下さい!《としばらく怒鳴り散らしてたけど、
庵が「もう戻るところだ《と言ったのを聞いて、安心して洗濯に戻って行ったおこう。
おこうが去ってから「心配しなくても経営を続けるくらいの金は稼いでるのに《と呟く庵に
「おこうさんは裏の仕事を知らないんですから《と返事をする主人公。




裏・・・?





あ、もしかして仕事が済んだら仕事だぜってやつですか。
必殺仕事人ですか。







つまり庵は藤田まことなわけですね。(←そうじゃない)












はぐれ刑事なわけですね。(←そうじゃない)













庵たちは道場経営の他に『何でも屋』をやっているそうです。
雨漏りの修理とかを請け負っているらしいですが、そういうのはおこうも既に知っている「表の仕事《で、
「裏の仕事《として要人の護衛とか潜入操作という危険な仕事もしているらしい。



ちなみに先ほどのおこうは、先代の慈照さんの娘らしいです。
あぁ、だからあんな風に庵に向かって怒鳴り散らすことが出来るんですな。



しばらくして庵と一緒に道場に戻り、稽古をつけてもらっていると



口の悪い男「エブリバディ!相変わらず、つまんねーことやってんな《



なんかいきなり男が馴れ馴れしく乱入してきました。
陸奥とかいう男らしいです。
英語を使ってるあたり、前作の梅さん(坂本竜馬)みたいなものかと思ったけど、うん、口が悪い。
「剣術の時代はもう終わったんだ!《とか言って人を馬鹿にするような事をポンポン言ってくる。
でも梅さんより難しい英単語を使ってる気がする。



陸奥「アンビリーバブル!こんなもんを真面目にやる人間の気が知れないね《








目の前にいるんですが。








陸奥も攻略キャラの1人なんだよなぁ。
ビジュアルだけなら黒髪短髪で好きなんだけど、この性格はいただけないかも・・・。



イラッときた主人公が「見苦しいなら来ないで下さい《と言うと
「ここで才谷さんと待ち合わせなんだ《と悪びれることなく答える陸奥。
梅さんに会えるのは嬉しいけども勝手に人ん家を待ち合わせ場所にすんなよ。




そこへ仕事から帰ってきた咲彦辰巳が登場。
帰ってきた早々、陸奥と辰巳のいがみ合いが勃発。
あ~、2人も態度でかいもんなぁ。
陸奥は人を見下すというか馬鹿にするタイプだけど、辰巳は俺様タイプって感じです。
実際一人称で「俺様《って言ってたし。



2人がギャイギャイやってる横で、咲彦と主人公がトーク。
咲彦・・・和むなぁ・・・カワイイなぁ。
前作の藤堂みたいに弟キャラって感じだけど、うちは藤堂より咲彦の方が好きかもしれない。
あ、ちなみに咲彦も慈照の子供らしいです。
おこうの兄なのか?弟なのか?・・・う~ん、弟っぽいなぁ。



そのまま話をしていると、また違う奴が訪問してきました。



細身の優男「こんにちは、みんな元気かい?《



ほんとに線が細くて顔も女性っぽくて、「実は病弱《って言われても紊得できるようなビジュアルです。
そしてその顔も姿も声も、前作に出てきた山崎にクリソツなんですけど、こいつ山崎なんじゃないの?
吊前は鹿取というらしく、情報屋だそうです。
しばらく和やかに世間話をしていたけども、しばらくして鹿取と咲彦で稽古をすることに。
そしてコテンパンにされる鹿取。
かと言って、別に鹿取が激弱なわけではないんだけども、とにかく咲彦が強いらしい。



鹿取「これならウチの総……あ、いや何でもない。とにかく天賦の才ってやつだね《





やっぱり山崎じゃん!






今「総司《って言おうとしたよね!
絶対言おうとしたよね!!
どうりで似てると思ったらやっぱり山崎かよ!
もしかして情報を得る為の変装?
前作みたいに堂々としたオカマキャラではないけど、やっぱりちょっと女っぽい感じがする。



「今度は面白い話があるのを期待してるよ《と言って鹿取が去って行った後、
「今度は俺が相手してやる《と前に出てきた庵。
鹿取との手合いに指吊された時は即OKだったからこの手合いも受けるかと思いきや、突然オドオドし始める咲彦。


その様子を見て呆れる辰巳曰く、咲彦は武術の才能はメチャメチャあるのに、相手の殺気を感じると途端にダメになるらしい。





ああ。







ヘタレってわけね。(←直球!!)









そうこうしてると、なんと新撰組の山南が花柳館を訪問してきました。
わぁ!山南さんだ!!まだ生きてる!!(←なんてことを)
どうやらいつも庵と発明の話で盛り上がってるらしいです。
が、今日は発明話ではなくて、紹介したい男がいるとか。



三木「み、みみみ、三木です!よろしくお願いします!《
おこう「初めまして、耳木(みみき)さん。こうと申します《



三木の緊張ぶりもすごいけど、おこうの「耳木《の解釈もすごいな。
直前に山南が「三木くん《って言ってたにも関わらずその解釈するってどうなのよ。



山南と三木、さらに先代の慈照も加わって大人数でワイワイやってると、今度は相馬という男が登場。
相馬も辰巳と同じで、花柳館の食客らしいです。
ほぼ無表情で淡々と喋るから、新撰組の斉藤と同じ感じっぽいけど、斉藤よりは口数は多いかな。



その後、慈照と辰巳で手合いをしたり、皆で香久夜楼の一室を借りてお茶を飲んでたりしてると
今度は中村が訪問してきました。
前作にも出てきた「人斬り半次郎《こと中村半次郎です。
今回は攻略キャラとして登場ですね。
前作にはチョロっとしか出てなかったから、人物像はなんとなくしか掴めないけど
人斬りと呼ばれてても「人斬りサイコー☆《とかいうキャラではなくて、ちゃんと理性がしっかりした人っぽい。



で、茶だけじゃなくて酒も飲みだす奴が出てきて、騒ぎに拍車がかかってるところへ



陽気な男「おおっ、まっこと賑やかじゃのう。これから宴会かぇ?《






梅さんだ!!
梅さんが来た!!
うわあああああ梅さんがまだ生きてる!!!(←なんてことを)






梅さんが来たからには、宴会のボリュームがさらにでかくならないわけがなく、
騒ぎすぎて乙乃に怒られるというオチで序章終了しました。




序章は終わっても攻略キャラが全員出たわけじゃなさそうだな。
なんてったって大石が出てない。
爆笑部門で期待のホープの大石が出てない。(←期待するところを間違ってる)
あともう1人くらい出てない・・・かな?



とりあえずこんな感じで序章は終了です。
これ以降は各キャラのレポでお楽しみをば。





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