相馬 肇CV:松風雅也




花柳館の食客である浪士。



ふむ。
まぁ、現代風に言えば居候ですね。



あくまで言葉遣いは丁寧だが、心から誰かを信用することはなく、相馬と話していてもどこか壁のようなものを感じさせる。




リリンもわかっているんだろ?
A.T.フィールドは誰もが持っている心の壁だということを。





誰かと深く付き合うということは意識的に避けているふしがあるが、ある程度の協調性はあり、一度口にしたことは命にかえても守るような義理堅さもある。




怖いのかい?
人と触れ合うのが。





知識、判断力、剣術と、すべてに渡りひとかどのものだが、それを鼻にかけることはなく、ただ静かに自分が仕えるべき人物の出現を心待ちにしている。



ああ、なるほどね。
いつか素敵な王子様が白馬に乗って私を迎えに来てくれるのvみたいなことですよね。



賽を用いた占いが得意で、誰かの居場所や今後の展望などを占うことで庵に協力している。







武士になりたいのか
易者になりたいのか
ハッキリしろよ。








前作の主人公と新撰組メンバーのカップリングは、局長の近藤でいきます。
ぶっちゃけ不倫ですね。



前作で近藤狙いでプレイしてる時は、
近藤は妻帯者であるのが前提だったわけだし
こりゃもう



正妻からの執拗な嫌がらせ





健気に耐える主人公





別れる気配のない近藤と主人公に苛立つ正妻





勢い余って主人公を殺そうとする正妻





主人公をかばって怪我を負う近藤





打ち所(刺し所?)が悪くて近藤死亡





何故か主人公と正妻が仲直りして完









という、昼ドラお約束展開を希望してたんですけど
近藤の妻が、これまたとてもいい人でね。
分かってないにもほどがあるってもんですよ。
もう最初から主人公と近藤の仲を認めちゃってるんですよ。
武家の娘なんだから、もっとアグレッシブでいきましょうよ。
プレイヤーにトラウマの1つや2つ産み落とす残す勢いでいきましょうよ。(←お前は正妻に何を望んでいるの)






えーと、まずは第一章。
フリートークで相馬に好印象を与えたら、早速イベントが始まって
庵が相馬に占いをしてほしいと言ってました。






そんな、占いなんかに頼らずとも
こっちの受け入れ準備は常に万全ですよ。(←今の狙いは相馬だろ)






ちなみに相馬の占い方法は、サイコロを2つ振って出た目によって占うらしいけども
これがまた、リアリストである庵の太鼓判がつくくらいに非常によく当たるらしいです。



庵が占ってほしいことは『長州の今後』。
相馬がサイコロを振ると、2と3が出ました。



相馬「血の匂いがしますね……」







サイコロが臭いそうです。(←そういう意味じゃなくて)








「藩内で争いが起きるかもしれない」と言う相馬の言葉を聞いて、出て行ってしまった庵。
庵の行動を主人公が不思議に思っていても
「俺には関係ない」とクール且つドライな対応をする相馬。



犬山「肇さんって、他人と自分との間に壁を作る人ですよね」







A.T.フィールドですね。












リリンも分かっているのだろう?
A.T.フィールドは誰もが持っている
心の壁だという事を
(←2回目)













相馬が花柳館の人間に対して情が薄いのは
いつか自分の命を張って仕えたい人物に会えた時に
思い残すことなく旅立てる為らしいです。
なるほどね。
分かりやすく言い換えれば、本命が出来るまでの遊び相手ってことですね。(←いやそうじゃなくて)



そしてメインイベントの『富山弥兵衛』が開始。
中村が連れて来るはずの富山が途中ではぐれてしまった為に、花柳館メンバー+αで手分けして探すことに。
主人公は相馬と鹿取と一緒に探索に出発。
富山の居場所を占えないかと主人公が聞いてみると
「会った事ない人物だから、結果は保証できない」という返答をされました。



犬山「どんなに信頼性の低い情報であっても、ないよりはましです」





間違ってはいないけど、もっと違う言い方はなかったんでしょうか。





とりあえず占ってもらうと、「彼に危険が近づいている」という結果に。
ちょっとこりゃヤバイんでない!?と思ってたら、そこに無口そうな男(新撰組の斉藤)が登場。
うわぁ!斉藤さんだ!!
相変わらずカッコイイね!!
やっぱり並んで見ると、相馬よりも斉藤の方が暗そう無口そうですね。



鹿取をじっと見ているので、どうかしたのか聞いてみたら「別に」とだけ言って去ってしまいました。
なんだ・・・これだけか・・・。
もっと絡んできてほしかったなぁ。



凝視されてた本人である鹿取に「知り合い?」と主人公が聞くと
焦りながら「オレが美しいから見とれてたんじゃない?」と答える鹿取。



相馬「そんなわけないでしょう」








・・・・・・!!!














ツッコミが出来るんだね相馬・・・!!














いや〜、相馬って斉藤と同じニオイの人間だと思ったからさぁ。
斉藤はボケ倒しの人間だったしさぁ。
そうか、相馬はツッコミが出来る人間か。



その後、なんやかんやあったけども、無事に富山を発見して合流できて
一章は終わりました。めでたし、めでたし。




第二章に入って、フリートークで相馬に「洗濯物出して」って言ったら
「自分でやる」と言われてしまいました。









しまった!勘付かれたか!
















褌をパクろうとしたことを!!














第三章にて、メインイベント『良順来訪』に突入。
松本良順は慈照の旧友ということで、
道場にいる庵に、慈照が「大掃除するから指揮をよろしく」と頼んでました。
そこへ主人公が掃除の手伝いを買って出たけども、
これだけじゃメンバーが足りないから誰か連れてくる、と言って道場を出て行く慈照。



相馬を連れて来るのかなと考える主人公に
「相馬は大掃除は手伝わない」と庵が否定していると
そこへ慈照がお手伝いメンバーを1人連れて帰ってきました。



相馬「……半ば無理矢理ですがね」




・・・!
庵に「大掃除は手伝わない」と言わしめた相馬を・・・!!?




慈照、強ぇ・・・!!






さらにそこへやって来た中村も引きずり込んで、皆で大掃除開始。
しばらくして、主人公は自分の担当が終わったので相馬を手伝おうとすると
「もう必要ない」と言われてしまいました。
でも主人公の見た感じ、どこも掃除をした様子はなく、徳利とかが散乱しているので
本当に掃除をしたのか聞いてみると



相馬「いや、一通りの清掃を終わらせてから、元の位置に置きなおした





意味ないでしょうよ、それは。





相馬「他人には不要な物に見えても本人にとってはそうでないことは、多々あるからな」






うん、まぁね。
他人にはゴミだけど、それをコレクションと言う人も世の中にはいるよ、確かにいるよ。








でも飲み終えた徳利をコレクションする奴ぁいないだろ
さっさと片付けて下さい










やっぱり相馬は斉藤と通じるところがあるかもしれない・・・。














各自、持ち場が終わったので
最後に皆で道場の雑巾がけだー!!ってなったところで
乙乃が突然「この男をなんとかしておくれ!」と野村利三郎という男を連れて乱入してきました。



「飲み食いの代金を払う金もないくせに、ふらふらしてロクな奴じゃない」と乙乃がプリプリしてると
それまでヘラヘラしていたくせに突然
「好きでふらふらしてるんじゃない、仕えるべき人間さえ見つければ、命をかける!」と主張を始める野村。



自分と同じ思いを掲げている野村に何か思うことがあったのか、
「彼を花柳館において、賃仕事させて返させるのはどうか?」と庵に提案する相馬。
しかも自分の相部屋になることまで了承してました。
そんな相馬を見て、「こんな風に人をかばうのを初めて見た」とビックリする主人公。



野村「おおおっ……か、感動だ!京に上ってそうそう、一生の親友が出来るなんて!」
相馬「………は?」
野村「俺、死ぬ気で働くっすよ!親友相馬の顔を潰すわけにはいかねぇっすからね!」



突然「親友」の称号を得ることになって呆然とする相馬。
それでもなんとか自分を保って「野村くん」と呼びかけると



野村「野村君なんてよそよそしい。俺とお前の仲なんだ。野村でいいぜ、野村で」
相馬「じゃあ……の、野村」






・・・こいつ本当に野村ですか?









本名はアラシヤマじゃないの?(参考文献:南国少年パプワくん)








こんなに親友を連呼してくるあたり怪しいじゃない。
そのうち友情パワー!!とか言ってきませんか、大丈夫ですか。
友情バッチとか作ってプレゼントしてきたりしませんか。
おたべで攻撃してきませんか。




まぁ、それだったらそれで面白いんだけどさ。(←あり得ません)




そうこうしてると、松本良順もやってきて
その日は遅くまで宴会をして終了。




第四章は特に何もないから割愛。




第五章ではイベント発生。
今度の仕事の事で相談にのってほしいと相馬に頼んだらOKを貰えたので
相馬の部屋に行こうとしたところで、何やら悩み中のおこうと遭遇。
どうしたのか尋ねてみると、「今、天気がいいから布団を干したいんだけど、干してすぐ天気が崩れたらどうしよう」とのこと。
主婦の悩みですね。




悩んで悩んだ結果、閃いた案が「相馬に占ってもらおう!」と。
相馬はそんな便利要員でいいんですか。




そんなお天気占いを引き受けてくれるのかと思ったけど
相馬はちょっと考えて、OKしてくれました。
占いの結果は見事に晴れで、「さっそく布団干さなきゃ!」とやる気マンマンで去っていくおこう。
その姿を見送って「あんなくだらない占いでも、喜んでもらえればやった甲斐はある」と話す相馬。
それを聞いた主人公は「よくよく考えたら、お天気占いなんて頼んだのは失礼だったんじゃ・・・!?」と思って相馬に謝ったけども
「おこうには日頃から世話になってるから気にしなくていい」と言われました。





やはり日頃から恩はうっておくもんなんですね。





第六章と第七章は特に面白い事がないので省略。




第八章に入って、イベントが発生。
庵に「話したいことがある」と言われて、相馬と一緒に庵の部屋へ行く主人公。
庵が相馬に頼みたいというのは、どうやら占い絡みの依頼らしいです。
また占ってもらうのか。
庵も乙女チックな部分があるじゃねぇか。(←違)



で、相馬に占ってもらう詳細とは新撰組の近藤を襲撃するのに適した場所と時間。





・・・・・・








ちょっと待って プレイバックプレイバック
今の言葉 プレイバック プレイバック










ほ、ほほほほ本気で言っておるのでごじゃりますか庵はん?(←落ち着けよ)
しかも主人公には、相馬が占うのに必要な情報収集の役目を命じられました。
う、うそーん!!



相馬の部屋に戻って、野村に依頼の事を話すと
「新撰組に興味持ってたくせに、そんな依頼受けたのか?」と言われました。
それを聞いて、「新撰組に興味あったの?」とビックリする主人公。




野村「ああ、こいつムッツリなんで、皆の前じゃあまり口には出さないけどさ」







バ、バカヤロウ!!
ムッツリとか言うな!
相馬は寡黙で、思った事をすぐに口にしないだけで
腹の中では何考えてるか知れたものじゃないさ!(←それはもっとダメだろう)








とにかく、相馬としては近藤を試すつもりで依頼を引き受けたそうです。
「この襲撃を近藤が切り抜けたら、新撰組に入隊するのか?」と聞く野村に
「切り抜けるだけじゃなくて、上に立つ懐の深さを感じられたら考えなくもない」と答える相馬。
なんだその上から目線は。




次の日、占いの結果を依頼者に伝えると
「早速行って来る!」と去っていかれました。
しかしその日の夜に、なんだか焦っている野村に急かされて庵の部屋に行ってみると
依頼者が「聞いた話と違う!」と怒り心頭のご様子。



話を聞いてみると、相馬の占いの結果の時間と場所で、1人で来るはずの近藤を待ち構えていたら
近藤は大勢の女連れでやって来た、とのこと。
「女たちごと斬ろうとはしなかったのか?」と尋ねる相馬。なんて事言うんだお前。
でもその依頼者は「そんなことできるか!」と相馬の質問を一刀両断。意外と人間が出来てるな、こいつ。



「金を払ってるんだから、成功するまで付き合いやがれ」と言う依頼者に
あっさりと了承する相馬。



部屋に戻ってから、占いが外れたことについて主人公が相馬に聞いてみると
「これだけやり甲斐があるのは久しぶりだ」と嬉しそうに言われました。



相馬「次は必ず当ててみせよう。その上で……近藤勇という人物を俺なりに評価させてもらう」



まぁ、相馬が襲撃に絶好なポイントを当てたところで、襲撃が成功するとは思えませんけどね。
依頼者はどう見てもやられ役のツラだし。(←ツラで決めるな)




とにかく、やる気の相馬を手伝う為に主人公も情報収集を開始。
新撰組の屯所に忍び込んで、「明日は永井様の邸へ行く」と土方に話している近藤の声を聞いて
よっしゃよっしゃと花柳館へ戻る主人公。



土方「ふ……行ったか」
井上「歳三くん、どうかしたのかい?」
土方「いえ、別に。ねずみの足音を聞いていただけです」








ばれてーら。










盗聴がバレてると知らない主人公の情報を踏まえて、占いを始める相馬。





その結果。






志士「またもや間違った情報をつかませるとは、どういう了見だ!」









結局今回も失敗に終わったみたいです。
だよねー。
話を聞いてみると、今回はどうやら近藤と一緒に土方がいた模様。
主人公が聞いてたのバレてましたしね。



さすがに今回も結果がはずれるとは思わなかった為に驚きを隠せない相馬に
「近藤が無理なら土方の襲撃チャンスを教えろ!」と言ってくる志士。
ていうか占いに頼らないで実力でぶつかって来いよ。



一応、志士の言う通りに占ってやって結果を伝えると、早速志士は去って行ったが
「妙な違和感があるから俺も現場に行く」と出て行こうとする相馬に、主人公もついて行くことに。




現場に行く途中で、相馬の言っていた『違和感』について尋ねてみると
「何か大切なことを見落としている気がする」と話す相馬。



でもその違和感の正体が何か分からないまま現場に到着して、その場に潜んでいると
相馬の占いの通りに土方が一人で登場。
今度は当たったんだ、と安心していると



土方「おい、お前達……いつまで隠れてるつもりだ?」









ばれてーら。









土方の言葉で、隠れていた志士達がわらわらと登場。
おっとさすがに多勢に無勢で土方も危ないんじゃないの?と思ったところへ




近藤「大変そうだなぁ、トシ。俺も手伝おうか?」





思わぬ近藤の登場に驚く相馬。
さらに土方が「今回はわざわざ罠にはまってやった」と言うので、
ますます驚いて「一体どういうことだ?」と考えているその間に志士たちは呆気なく返り討ちにあってました。
やっぱり占い当たっても襲撃は無理だったんじゃないですかね。



主人公に「何があっても身を隠してろ」と言い残して
1人で近藤と土方の前に出て行く相馬。



相馬の登場に土方が全く驚かない様子を見て
「全てお見通しだったんだな」と悟る相馬。
どうやら、返り討ちにあった志士たちが花柳館に依頼しているという情報を入手済みだったらしい。
もう最初からダメだったってわけですね。
本来ならば相馬の占いの通りに、一人でいるはずの近藤に大勢の女をつきまとわせたのも土方の仕業だそうです。
それを聞いてショックを受ける近藤。
なんでお前がショック受けてんだ。



土方「当たり前だ。近藤さんがあそこまで急にモテるようになるわけないだろう






痛恨の一撃!!
近藤は精神的に大ダメージ!!







そして、近藤がダメなら土方が標的になるってことも既にお見通しだったということが判明して
「ようやく違和感の正体が分かった」と納得する相馬。



相馬「俺は必死に先を読んでいるつもりだったが実のところは……土方さん、あなたの思った通りの結果を読まされていたんだな」





つまり、相馬は土方の掌の上で転がされていたというわけですね。







土方はバルゴのシャカだったってわけですね?(←違います)












神に最も近い男というわけですね?(←違います)














相馬「完全に、俺の負けですね。さぁ……一思いに斬り捨ててください」













相馬編 終了!!?












相馬「俺はあなた達を自分が仕えるべき人間かどうか試していたつもりだったのに……逆に俺が試されていたなんて、余りにも滑稽だ」









そんなお前に付き合って
同様に土方に利用された主人公の立場は!?












土方「バカな事を言うな。俺はお前を新撰組に誘うため、わざわざ罠にかかってやったんだ」









!!?












突然新撰組に勧誘してくる土方に焦る相馬。
あわあわしながらも占いを始めようとする相馬を見て、土方は呆れ顔。



土方「大方、ピンゾロだけが入隊を受け入れる目で……残りの出目は全て入隊を断る言い訳だろう」
相馬「あ……」




おいおいおいおい何だよ土方、お前どこまで相馬の心を読む気だ。
相馬はサトラレだったのか。
っていうかカッコ良すぎやしないか土方。
そして局長のくせにすっかり空気になってるぞ近藤。






土方「相馬、ちっぽけな占いもどきでは推し量れない世界が見たければ、新撰組に来い」







そんな口説き文句を残して去って行った土方と近藤。
ちなみに相馬が占うために振っていたサイコロは、見事にピンゾロを示してました。



相馬「ふふ、こんなに心地よい敗北は、生まれて初めてだ……」







・・・・・・あれ?









相馬「近藤さん……そして土方さん……この相馬肇、あなた方に終生の忠誠を誓います」







なんでしょう、この時のスチルの相馬の顔。















胸がキュルルンしちゃってる顔ですよ。













え、あの、これ、相馬と主人公が結ばれるストーリーですよね?
あってますよね?







次の日の朝、本当に新撰組に入隊してしまった相馬。
しかも野村も一緒に入隊しやがりました。
さすが友情パワー。





そんな感じで第八章は終わり、第九章と第十章は特に書くようなことが起きなかったので省略。




第十一章に突入して、メインイベントの『黒頭巾』が発生。
紀州藩士であり、新撰組とも関係のあった三浦休太郎という人物が
坂本暗殺を手伝ったんじゃないかという噂が流れて
坂本支持派の一人である陸奥が三浦の泊まってる宿の前でウロウロしてると、三浦を護衛中の相馬と遭遇。



「バカなことは考えない方がいい」と言う相馬に
「バカなのは、才谷さんたちを殺した奴らだ!」と反論する陸奥。
とにかく相馬が新撰組の身の潔白を説得すると、納得いかない様子だけども陸奥は去っていきました。



しばらくして近藤と土方が様子見にやって来たので
「今のところ怪しい人物はいない」と報告する相馬。
さすがに陸奥の事は黙ってくれてた模様。



近藤たちが去ると、今度は咲彦が登場。
新撰組のメンバーでもない咲彦を見て、「どうしてここに?」と驚く相馬。



斉藤「彼に警護の手伝いをさせることになってしまった……近藤さんからの許可は得てある」
相馬「そうなんですか……」




うわ〜、ムッツリ寡黙同士の会話だ・・・。
でも2人とも内面は熱いから、気は合いそうだよなぁ。



そこに何故か主人公もやってきて、しばらく話をしていると
途中で相馬が斉藤に呼ばれ、密かに大石のことで話をしていました。
「大石が不審な動きをしたら、すぐ報告をしてくれ」と言う斉藤に、了解する相馬。



相馬が戻ってきて、ちょっと話したらお別れして、花柳館に戻ってきた主人公。
庵と辰巳の2人と、海援隊が三浦を襲う噂について話していると
どうやら今初めてその噂を知った辰巳が、突然顔色を変えて出て行ってしまいました。
何が何だか分からないけども、とりあえず辰巳を追いかけることに。




辰巳を追いかけて追いかけて追いかけて雪国、今まさに三浦を襲いに行こうとしていた陸奥を見つけて
2人がかりで説得して、目を覚ましてくれた陸奥も連れて今度は既に襲いに行ってる海援隊メンバーを止めに行くことに。
三浦の宿泊先に着くと、もうドンパチ始まっていて
そこで相馬と咲彦とご対面。



相馬「辰巳さんに……陽之助君……しかも……ポチさんまで。一体、何故……」



まぁ、そう思いますよね。
陸奥は分かるけど、まさか辰巳と主人公まで来るのは予想外だったでしょうに。



陸奥の剣として生きる事を決めた辰巳が「かかってきやがれ!」と威勢良く言い放つと
「任務である以上、覚悟!」と本当に斬りつけてくる相馬。
それを見て「ダメーー!!」と間に入って相馬の剣を防ぐ主人公。




いくら主人公が武術を身につけてると言っても、それでいいのか相馬。




相馬「やっぱり君まで……俺の敵に回るというのか……」






やっぱりってなんだ。







何ですか、その「さも予想していた」みたいな言葉は。
とりあえず落ち着いて話し合おうよ、な?相馬!









相馬「新撰組に敵対するつもりなら……君も切り捨てるしかない!」











だから落ち着けよ!!













「反抗するから殺す」「説教されたからムカついた」みたいな
平成のキレやすい若者の思考と一緒じゃないか。
そもそも敵対する気なんてこれっぽっちも無いし!
四の五の言わずに話を聞け!!




しかし相馬の「君も斬り捨てる」発言が相当ショックだった主人公。
相馬の第二撃目は、今度は辰巳に防いでもらいました。
「私はあなたの敵ですか?」という主人公の問いに、「そうだ」と答える相馬。








諦めて 恋心よ
青い期待は私を切り裂くだけ











度重なるショックを受け続けるうちに、海援隊士の撤退が完了したので
主人公たちもその場を去ることに。
そして主人公たちが去った後で



相馬「何故……何故、ポチさんが……」




だから落ち着いて話を聞けば良かったのに・・・。
寡黙キャラはいつでも冷静でいるように見えて、実は内面にすごい熱いものを持ってるってのはお約束だけど
キミちょっと取り乱しすぎですよ。





そんな相馬に、咲彦が「いつもの相馬さんらしくないよ」と声をかけると
「自分でもよく分からない」と答える相馬。



相馬「彼女が辰巳さん達と現れたのを見てから……感情の抑えがきかなくなって……」
咲彦「うーん……もしかして相馬さん……、ポチのこと、好きだとか?」
相馬「好き……?俺が……彼女を?」






咲彦、ナイス誘導訊問!







ちなみに咲彦が「誰か好きになったことがあるか」と聞いたら
相馬は「ない」と即答。




咲彦「だったら憶えておくといいよ。それが恋ってやつだからさ」
相馬「いや、相手が顔見知りだったから、動揺しただけのこと……。悪い冗談はやめてくれ







・・・・・・








青い期待は私を切り裂くだけ














第十一章はこれで終わって、第十二章はフリートークにすら相馬は出て来ず、
第十三章に入るとイベントが発生。



相馬に『敵』とみなされた日から、ショックのまま会いに行くことも出来ずに
元・相馬(と野村)の部屋で想いを馳せていると乙乃がやってきて、お使いを頼まれました。
わかってねぇな、まったく。



お使い内容は、「新撰組の島田に頼まれていた取り寄せ菓子を届けてほしい」とのこと。
『新撰組』というワードで反応を示した主人公は、了解して届けに行くことに。



乙乃「はぁ……世話が焼ける子だよ」





・・・・・・あ!!?











ナイスアシスト、乙乃!!











乙乃の企みを知らずに新撰組の屯所に到着した主人公。
出てきた島田に「それならもう昨日受け取ったよ」と言われて、乙乃の気遣いだと分かって
島田に相馬を呼んでもらって、ようやくご対面を果たしました。
しかしギクシャクしてしまって、会話が続かない2人。
もうこうなったら「私の事をキライになったの?」とかカマかけてみろ主人公!!
・・・まぁ、主人公がそんな事言えるわけがないけどさ・・・・・・



犬山「私の顔なんて……もう見たくはなかったですか?」





言ったよ、この子。





そんな主人公の自虐的な質問に、慌てて「そんなことはない」と答える相馬。
さらに





相馬「最近は君のことばかり……」






おおっとーーー!!
こいつぁちょっと急激な心の接近しちゃってるじゃねぇの!?
このまま告白シーンに突入か!?
いけいけ相馬!
おせおせ相馬!
かっせーかっせー相馬!!
かーっとばせーーー!そ・う・ま!!





土方「相馬!相馬はどこにいる!」









空気読めこのデコッパチ野郎!












土方のせいで、せっかくの逢瀬がおじゃんになりました。
結局、話らしい話も出来ずに相馬は行ってしまい、
「一体何をしに来たんだろう」と自分に情けなくなりながら帰ろうとすると、近藤と遭遇。
相馬の事は言わないで「島田さんにお菓子を届けに来ました」と言うと



近藤「おっ、マジで?そりゃ早速島田さんのところへ、たかりに行かなきゃな









局長が一隊士にたかるなよ。











「良かったら君もどう?」という局長の誘いをご丁寧に断ったけども
局長の誘いというのは、お菓子ではなくて新撰組入隊の勧誘でした。
さすがに唐突な誘いで主人公が驚いていると、局長は「考えといて」と去ってしまいました。




このイベントはここで終わって、今度は別のイベントが開始。
最近様子がおかしい相馬に、「何かあったか?」と野村が尋ねるけども
「別に」と素っ気無く返す相馬。



野村「今のお前見てっとさ、すっげーむかつくんだよ」



やっぱりさ、相馬×主人公のストーリーでは、野村がキーパーソンになるんですね。
前作の原田×主人公での永倉みたいなポジションでしょうか。
相馬と主人公の関係がもどかしいから、野村が何かと世話を焼いて
エンディングも3人でワイワイって感じだったらいいなぁ。




その頃の主人公も、未だに相馬に敵とみなされたショックから抜け出せずに悩んでいると
そこへやって来た咲彦が唐突に新撰組入隊宣言をかましてきました。
それを聞いて動揺しつつ、道場で一人稽古をする主人公。



犬山「本当は私だって……」
庵「私だって……何だ?」





頼むからもうちょっと物音立てて登場してくれないか。







突然の庵の登場に驚いていると
庵に「お前は自分の信じる道を行け」と言われました。
さらに「表に客がいるから早く行け」と急かされたので
何が何やらの状態で表に出てみると、相馬を発見。
相馬の提案で少し2人で歩くことにして気がつけば竹林へ。







・・・・・・









あれ・・・これは・・・











強引にチョメチョメされてから付き合うという
新條まゆの法則に則るつもりですか?














とりあえず何か話があるのかと切り出してみると、「あの時の事を謝りたい」と言い出す相馬。
「私も誤解を招く行動をとってすいません」と主人公も謝ると
相馬は「あの時は新撰組としての指令とか関係なかった」と語り始めました。



相馬「あれはただの……嫉妬だった」







ヒャッハーーー☆(←どうしたの)








相馬「何故君が俺ではなく、辰巳さん達の側にいるのか……」











そりゃ主人公は新撰組じゃないし。













とにかく、それでついムカッときちゃって、主人公にまで刀を向けてしまったそうです。
そんで、その気持ちについて咲彦に『恋』と指摘されたけど、自分の未熟のせいだと誤魔化したらしいです。
もしそれで主人公死んでたら、たまったもんじゃありませんよ。




しかし主人公は「それ以上、自分を責めないで」と相馬を宥めて
「あの事件があったからこそ、相馬さんが好きだと気付いた」と話し始め・・・え、いや、ちょ、ちょっと待って・・・!




犬山「肇さん、私はあなたを愛しています」









主人公から告っちゃうのかよ!!











っだ〜〜〜〜〜〜〜!!!もう!!!!
お前わかってない!わかってないよ!!




『天然』という最強武器を振りかざして
時にはその気がありそうな素振りで男心をくすぐり、その直後に余計な一言で奈落の底へ叩き落とし
相手からの下心の見えるアピールには知らぬ存ぜぬを突き通し

何が何でも相手から告白させる!!







それでこそネオロマの主人公だろ!?(←そうなの?)










しかし主人公の告白で、相馬は喜んでいる様子。
それと同時に「俺のような男でいいのか?」と不安にもなっている様子。



犬山「ここまではっきり宣言したからには、例え疎まれても、私は肇さんにつきまといます











告白直後の犯罪予告。













それでこそネオロマ主人公だ!!(←それでいいの!?)














まぁとにかく両想いになったってことで、
主人公も新撰組に入隊を決意して、新撰組屯所がある伏見へ。



土方「二匹目のネズミか……」




名誉毀損で訴えますよ。






なんだか不本意な発言をされましたけど、あっさり入隊OKしてもらえたので
めでたく主人公も新撰組隊士となりました。




そしてメインイベント『鳥羽伏見』に突入。




戊辰戦争が勃発して、新撰組が守っている伏見奉行所にも新政府軍が攻めて来て
どうやらその新政府軍の中に、中村や三樹もいる模様。
それを知って「出来ることなら剣を交えたくないな」と呟く主人公に
「それは相手に失礼だし、新撰組の隊士である以上は覚悟をもって当たるのみ」と叱咤する相馬。



犬山「私に対してもそうでしたね」




実は根に持ってましたね、主人公。





相馬「君は意外に意地悪な性格をしているようだな」
犬山「嫌いになりましたか?」
相馬「ふ、そんなわけないだろう」








はいはーい、今は戦闘真っ最中でーす!
バカップルは他所にいってくださーい!










新政府軍に果敢に挑んでみるけども、やはり押されてしまい、新撰組は退却せざるを得ない状況に。
しかし「このままやられてばかりでなるものか!」という土方の気持ちに従い
決死の覚悟で反撃をしつつ、とりあえず生き延びたものの、こっちの被害は甚大。



その後、大阪城にて作戦会議をしていると
「将軍・徳川慶喜が既に江戸に逃げ帰っちゃった」と聞いて、大ショックの新撰組一同。
とりあえず海軍に交渉して、江戸へ連れて帰ってもらいました。




そうして第十四章に入ったけども特筆することも無かったので省略。




次の第十五章にて、イベント。
とある夜に邸を抜け出た相馬を追いかける主人公。
心配して話しかけてみると、「不安を感じた」と相馬が話し始めました。
相馬の言う『不安』とは、甲州から江戸へ敗走を余儀なくされた時に、少しの間だけでも主人公を見失った事らしいです。
「あの時は運よく見つけられたけど、次はどうなるか分からない」と話す相馬に
「私を見捨ててください」とキッパリ言い放つ主人公。
あ、ちなみに選択肢による発言です。



さらに「私はあなたにつきまとうから、気にしないで」と
再度のストーキング宣言をかます主人公。






それを聞いて喜ぶ相馬。








・・・あんたらお似合いだよ、色んな意味で。











さて、今度はメインイベントの『流血なき開城』へ。



近藤に率いられて流山に転陣した新撰組一同。
銃砲の訓練をしていたら新政府軍の官軍にバレてしまい
一応偽名を名乗っていたものの、近藤がしょっぴかれてしまいました。
しかも付き添いとして、野村もついていってしまった模様。



近藤がしょっぴかれた時に訓練に行っていた相馬と主人公は、その事を聞いて大ショック。
近藤を助ける為に、土方について行く桜庭と相馬と主人公。
あ、そうか。
桜庭は近藤と恋人設定にしてあるんだっけ。



勝海舟と面会をして、近藤の助命嘆願書を書いてもらって
良かった良かったと帰ろうとしたら、「そうでもない」と土方に釘を刺されました。



土方「特に相馬には大変な思いをさせてしまう可能性がある」
相馬「そうですね……。ですが覚悟はしています」




・・・やめてくれませんか。
相馬が大変な思いをするってことは
間接的に主人公も精神ダメージを食らうってことじゃないですか。





一体何をさせる気だと思ったら、どうやら助命嘆願書を届けてもらう役目を担うらしいです。
ん?それでなんで大変な思いなんだ?





土方「嘆願が失敗した場合、近藤さんだけでなく相馬の命までもが危険にさらされる……」







野村の心配はしないんですか。









とにかく相馬はそのまま嘆願書を届けに板橋へ出発してしまいました。



しばらくして、既に正体のバレていた近藤に対して
板垣退助が「これで坂本くんの仇が討てる!」と燃え滾っていると
そこへ嘆願書を持ってきた相馬が登場。



嘆願書を一応読んで「これに間違いないか?」と板垣が尋ねると、相馬は「はい」と即答。
そこへ板垣の「そろそろいいぞ」の掛け声と共に、一気に不穏なBGM、そして抜刀した新政府軍の兵士の登場。
もう近藤の正体はバレていたんだと知った相馬も、牢屋に入れられてしまうことに。



相馬「抵抗はしません。好きにされるがいい」









ほ、ほんとに好きにしていいの!?(←変態は黙れ)











野村「で………お前まで、ここへ放り込まれたってわけか」




おー、野村生きてた!
誰も心配してなかったけど。




しばらくヘラヘラと会話していたけども、
「どちらかが脱出して、近藤の正体がバレてるってことを土方に伝えなきゃ!」と考える相馬と野村。



一方その頃、数日間ずっと相馬の帰りを待ち続ける主人公。
土方に「明日には出発して、今も戦場になっている場所に合流する」と言われてショックを受け
もうチャンスは今日しかない!と相馬たちを助けに板橋に向かうことに。




到着するや否や忍び込んでみるが、近藤のところは警戒が強すぎるので諦めて
相馬を探していると、無事発見。




犬山「肇さん……無事だったのですね」
相馬「な、何故、ここへ……」
野村「そりゃ愛があるからだろ」
犬山「今助けますから、待っていてください」









野村をスルーしないであげて!
今とてもいいこと言ったから!
さり気なくいいこと言ってくれてるから!












主人公が2人を助ける準備をしようとしていると、相馬にストップかけられました。
自分達が逃げることで近藤が非難されたら困るから、と
土方に「近藤さんの正体はバレて、嘆願書も無視された」と伝言を頼む相馬。
しかしハイそうですかと素直に引き返すわけにもいかず、渋る主人公。



相馬「君と再び離れるのは俺も辛い。だが、それでもなんとか伝えてほしい。俺は必ず君のところに戻る。だから……早く!」







ものすごい死亡フラグを感じさせる台詞ですね。








しかし主人公は相馬の言葉を信じて、土方のもとに戻る事にしました。



相馬「伝えることは伝えた。これで俺たちはもう……」
野村「ああ、ようやく肩の荷が下りたな。これでやっと死にたい時に死ねるってもんさ」





うわあああああやっぱりかあああああ!!!





野村「でも、俺はともかく、お前は生きろ」











生きろ
そなたは美しい
(←そうじゃない)













「生きてここを出ろ」と説得する野村に
「でも・・・」と踏ん切りのつかない相馬。




野村「あんないい子を一人にしちゃ、駄目だろ」











お前に主人公が救えるか!(←だからそうじゃない)














野村の言葉に考え込んで




相馬「こうして獄中でお前と再会したように……本当に俺があの子と縁があるなら、いつか再会することもあるだろう」











何その中途半端な前向き発言。











生きようとしてんのか人生諦めてんのかジャッジに困る。












一方、土方のもとに戻った主人公が相馬の伝言を伝えると
悔しそうに顔を歪ませながらも「明日出発する」と言う土方に、辛くとも了承する主人公。



桜庭「待ってください!もう少し……もう少しだけ、ここにいさせてください!」
土方「桜庭、お前の気持ちも分かるが……」
桜庭「お願いします!」
土方「…………わかった。桜庭はこのまま残れ」




しかも主人公に「桜庭の傍にいてやれ」と言う土方。
きっと本当は相馬を待っていたい主人公の気持ちも汲んだんだろうな・・・。
土方・・・漢だな・・・!!





土方だけが出発したけれども、数日後に様子見に戻ってきてくれました。
しかしその後に近藤の斬首刑が決定したという報告を受けて、とても悔しそうな土方。
そして「今から近藤さんの所へ行きます!」と言った桜庭は、土方が止める間もなく行ってしまいました。
これで桜庭とも永遠のお別れか・・・!くぅぅぅぅ、切ない・・・!!!!



主人公はと言うと、相馬の事が気がかりだけども、
土方と共に会津へ行くことを決意。




第十六章は特に何もなかったから省きます。
そして第十七章で、相馬が『相馬主計』と変名して登場。
ともかく相馬の無事な様子を見て、喜ぶ主人公。
一方、相馬は近藤を救えなかったことで、すごい落胆していました。



そこでイベントが発生。
自分の無能さに悔しがる相馬。



相馬「やっと見つけた終生仕えるべき主を助けることも出来ず、俺は……何故、のうのうと生きている!?」



まぁ、武士は使える主がいてナンボですもんねぇ。
相馬の気持ちも分からなくも無いけども、主人公は「落ち込んでる暇なんてない!」と叱咤。
すると今度は相馬に抱きついて、「やっぱり近藤さんはすごい」と言う主人公。



犬山「だって、私の愛する人を無事に私の元へと帰してくれました」









近藤自身と近藤の愛する人(桜庭)は
死んじゃいましたけどもね。
(←元も子もない)











近藤の意志を受け継ごうという主人公の説得で
ようやく相馬も笑って、主人公を抱きしめ返してくれました。



相馬「ありがとう……ポチさん。君がいてくれてよかったよ」







ありがとう
君に会えて嬉しかったよ














さあ、僕を消してくれ(←消しちゃダメだろ)















そして次にメインイベント『アボルダージュ』に突入。
えーと、アボルダージュっていうのは、簡単に言えば戦艦の乗っ取りです。
敵の戦艦に自軍の戦艦を横付けして、船に乗り込んでしまおうということです。
強盗ですね。






で、いざその作戦を決行してみたら、なんと敵戦艦にガトリング砲が積んであって
一気に不利な状況に陥ってしまい、撤退を余儀なくされてしまいました。
まずは主人公が自軍の戦艦に戻り、「次はお前が戻れ!」と野村に叫ぶ相馬。



野村「ばーか、次はお前だろ!あの子のお尻を眺めるのは俺じゃなく、お前の役目だろーが!」
相馬「お前、こんな時に何を言って……」





ほんとにな。







しょうがなく先に自軍の戦艦に上がっていく相馬の後方を守り続ける野村。
なんとか上りきって「早く上がって来い!」と相馬が野村に呼びかけると



野村「元気でな〜、二人とも〜!」








!!?









犬山「の、野村さん!?」
野村「二人の祝言にゃ必ず顔を出すから安心しなーっ!」










!!!??












野村「へへ……足はないかもしれねーけどな」













っっ!!!?????














そして響き渡るガトリング砲の轟音。















っっ野村あああああ!!!















これは・・・これは・・・ダメだってマジでダメだってうわああああああ野村ああああああ!!!
しまった、この展開は本当に予想外だった。
てっきり相馬と主人公の仲に茶々を入れて3人で笑って終わるエンディングだと思ったのに
こんなのってないよおおおおお・・・!!!
いかん、これはさすがに泣いた。
野村に泣かされた。
相馬編は結構ツライなぁ・・・!




野村を犠牲にして撤退してしまったことで悔しくてしょうがない相馬。
そんな相馬に「戻って仲間の前でその態度は見せるな」と言う土方。
無茶言うなよ!
いくら最初は一方的な親友呼ばわりだったとはいえ、なんだかんだでずっと一緒にいた仲だったんだからよぉ・・・!!



土方「相馬は、俺の跡を……新撰組を任せられる男だからな」







突然の跡取り宣告。










無理無理!と断って
「もしも新撰組を離れるなら、俺もついていきます!」と相馬が言うと
「お前の気持ち、マジ重い」と切り捨てる土方。



土方「忠誠心と言えば聞こえはいいが、度が過ぎれば、ただの依存でしかないんだぜ」




『土方依存症』か・・・。
それはちょっとイヤだ。






渋々ながら承諾して、土方がその場を去ってから
「副長が死を覚悟したなら、全員死を覚悟するべきだ」と話す相馬。



犬山「死ぬ時は……せめて肇さんのそばで死なせてくださいね」
相馬「ああ……もちろんだ」






自ら死亡フラグ立てる台詞はやめましょうよ。







第十八章に入って、メインイベント『終焉』へ。
とうとう新政府軍からの総攻撃を受けることになり
無茶を承知で、主人公が援軍要請に行くことに。


なんとか土方に援軍を頼みこむと、了承をもらえて
さらに土方が作戦指示書を書いてくれたので、それを持って急いで相馬達の待つ弁天台という所に走る主人公。



しかし主人公が戻ってから数日経っても援軍が来る様子が無し。
なんとなく、援軍要請した時の土方の態度が、野村の死に際と重なって
途端にイヤな予感に襲われる主人公。


土方に「本当にヤバイ時になったら相馬に渡せ」と言われていた作戦指示書を相馬に渡そうか迷っていると
「官軍から使者が来た」という報告が入ってきたので、とりあえず会ってみることに。
一体どんな奴だろうと思ったら



庵「久しぶりだな……二人とも」







お前かよ!!!








しかも洋装まで着こなしちゃってよぉ!!
あんだけ幕末の動乱に関して第三者ポジションでいたくせに、新政府軍に加担するとは・・・!!
そして予想通り、相馬たちに降伏勧告に来た模様。



庵「そちらが頼みにしていた土方さんが亡くなった今、もはや潮時だろう」









土方あああああああ!!!!












信じられないといった様子の相馬に、「二日前に討ち死にした」と言い放つ庵。
とりあえず庵にはこの場をお引取り願って、主人公は新撰組メンバーを集めて
皆の前で、相馬に土方からの作戦指示書を渡しました。


その作戦指示書には『俺を追って死ぬことは許さん。生きろ』と。


作戦指示書というよりも土方の遺言書を読んで、
「俺たちも決死の突撃をするべきだ!」と興奮する新撰組メンバーに
「副長の命に背く気か!!」と一喝する相馬。
そして、「一人で考えたい」と言って相馬は出て行ってしまいました。
それを主人公が追いかけていくと



相馬「終わったよ……。何もかも、終わったんだ」






真っ白に燃え尽きた某ボクサーのような台詞を吐いたかと思いきや、
さっきは兵に怒ったくせに、切腹しようとしている相馬。
それを見て「副長の命に背いた上に、局長が出来なかった切腹するつもり!?」と説教する主人公。



相馬「だったら……君と刺し違えて死のうか」







誰かこの人止めて!!!









もうこうなったら横っ面ひっぱたいて目を覚まさせてやるべきなんだろうけども
主人公は山の如し構えで「構わない」と返答。お、漢だ・・・!!
そんな主人公の返答を聞いて、黙り込む相馬。



相馬「出来るわけないだろう……愛する君を、この手にかけることなど……」
犬山「久しぶりに実感できました。私はまだ愛されていたのですね」





相変わらず毒素の強いお言葉。
さすが主人公だ・・・。






主人公の胸を借りて男泣きの相馬。
そんな相馬を黙って抱きしめる主人公。


「主を得たことで、本来の自分を失ったのだろうか」と話す相馬に
主人公は「今のあなたが本来の姿です」と答えて



犬山「私は花柳館にいた頃の一分の隙もない肇さんよりも……今の人間味をさらけ出した肇さんの方が好きです」
相馬「ずるいな、君も副長も……。簡単に俺を死なせてくれないなんて」




そりゃアンハッピーエンドは、見てるこっちも困りますし。
プレイヤーの都合も考えてください。(←そんな事言われても)





命をかけて仕える人物を二人も持てたのは生涯の誇りだ、と語る相馬。
そして主人公に「その誇りを胸に、生きましょう」と言われて、ようやく相馬は生きる決心をしてくれました。
まったく手のかかる奴だ。





そんで、結局新撰組率いる旧政府軍は、降伏して終了しました。





そしてエンディング。
戦いは全て終わったが、近藤と土方に対する忠誠は変わらない相馬。
主人公は「自分が誰かの主になるつもりは?」と聞いてみたけども
「あの2人ほどの器はないから」と言われてしまいました。



犬山「そうではなくて……主というか、その……」



・・・・・・




おいちょっと待て。
まさか告白も主人公だったのに、プロポーズまで主人公からじゃないだろうな。
いくら近藤や土方ほどの器は無いとは言っても、プロポーズくらいは自分からする度量は持ってるだろ!?
言ってくれ!相馬!
きっと今の主人公のゴニョゴニョ感から何か察したはずだ!
頼むから相馬から言ってくれ!!




才谷の暗殺についてまだ疑惑の晴れていない新撰組の隊長だから
厳しい刑を言われるかもしれないけど、それでもいいのかと問う相馬。
「構いません」と答える主人公。
よし!その勢いで言え!相馬!!




犬山「だから今度は、私の主となっていただけませんか」








お前が言っちゃうのかよ!!!










っだーーーー!チクショウ!!
やっぱりプロポーズも主人公からかよ!!
お前らつくづくだよ!!




相馬「もともと、俺は家庭向きの男じゃない。家のことは全て、君に任せてもいいかな」
犬山「も、もちろんです」
相馬「それなら……君を新たな主と思い、残りの人生をかけて君に仕えよう」




・・・・・・






なるほど。










従×主萌え狙いか!!(←そうじゃない)













とにかくこれで相馬編は終了です。
相馬・・・花柳剣士伝の攻略キャラの中では確かに無口キャラだけど
やっぱり新撰組の斉藤ほどじゃなかったなぁ。
もっと斉藤みたいに大胆で突飛な行動に出てほしかったな。
あぁでもそれだと本当に斉藤の二番煎じになっちゃうからダメか。



別にキャラ的には相馬も好きなんだけど
やっぱり個人的に告白が主人公からってのがなぁ・・・。
主人公もちゃんと自分の役どころを把握してくれなきゃ困りますよ。
ネオロマ主人公ってのはさぁ、(←もういいから)





花柳剣士伝のページに戻るでありんす