主人公とゲーム序盤





「遙かなる時空の中で」のシリーズは、コルダシリーズと並ぶ、
むしろコルダ以上じゃねぇのってくらい有名なネオロマゲームですが
今までなんとなく手は出さなかったんですよね。
コメントでもすごいたくさん「是非プレイしてください!」ってオススメされてたんですけどね。
なんか、あまりにも有名だから逆にプレイするもんか、みたいな。
っていうか、三国無双シリーズとコルダシリーズをほぼ全作持っているので
これ以上KOEIに踊らされてたまるか、みたいな。



しかしKOEIさんも、なかなかオタクのツボを心得ているようでね。
遙かシリーズ、特に3は至るところで「アニメクオリティが残念」「アニメを入れた意味がわからない」と言われてはいるものの
アニメを除いてしまえば「シナリオ良し、スチル良し、声優は超豪華!!」という3本立てでしてね。






最低でも3はプレイしてもらうぜ
その財布の中身の破滅と共に!








って、KOEIがどこぞのチャームポイントは泣きボクロのテニス部部長のようだったんですが
個人的にキャラのビジュアル的に「こいつだ!」というのがなかったので
今まで手を出さずに済んでいたんですよ。



それなのに、何の因果か忘年会だかクリスマスパーティだか忘れたけど何かの催しの商品として
予想外の方法でゲットしてしまいまして。
無料で手に入れたんだったらプレイしてみるか、ということで今回レポ作成に至りました。



散々言ってますが、自分はゲームをプレイするうえで最初にオープニングムービーを楽しみにしてます。
オープニングムービーの出来次第で、ゲームに対するモチベーションも変わったりするくらいです。
乙女ゲーのオープニングムービーは、大体ゲーム中のスチルの使い回しが多いんですが
それでも一応楽しみにしてたんです。





意気揚々と電源をオン。







待つこと十数秒。









オープニングムービー 流れず











・・・・・・












裏切ったな!
僕の気持ちを裏切ったな!













そういえばコルダシリーズもオープニングってなかったような…。
あ、無印はあったか。
KOEIは中身に力を注ぎすぎて、OPはおざなりにする方向性なんでしょうか。



しょうがないから主人公の名前設定画面へ。
デフォルトでは春日望美という名前があります。
うん、あの、発売当初ならね、特に何も思わなかったんですけどね。
今となってはピンクのベストがトレードマークの某芸人が頭をよぎるよね。











白龍の神子のここ、空いてますよ










ということですね。




それはいいとして、名前ですよ。
ちょっと自分の名前を入力するのは飽きてきたので、プレイ前に別の名前を考えてたんですけど
文字数制限があるんですよね。
名字が3文字、名前が4文字。
この時点で命名フランシスコ・ザビエルの夢は潰えました。(←潰えて良かった)



しょうがないので、この文字制限に当てはまる名前を考えました。











命名:ゴンベ カビゴン











ね。











白龍の神子です。










1日に400kg食べる白龍の神子です。











ちなみに「カビゴン」という名前の方が定着してるけど
「ゴンベ」は「カビゴン」の進化前の名前ですよ。



全国の乙女達がドッキドキするようなシチュエーションで、
イケメン達がとても切ない表情で「カビゴン……」と囁くのかと思うと
もう今から楽しみで楽しみでしょうがないです。笑いの方向で。



名前が決まると次は誕生日の設定です。
この誕生日で主人公の属性が決まるそうです。
ここは管理人の誕生日を入力しておきます。
木属性です。



誕生日を設定し終えたらゲームスタートなんですが、
説明書に書いてある主人公の紹介も書いておきましょうか。



この物語の主人公。
白龍という神によって神子に選ばれ、源氏と平家が争う異世界に来た。
元の世界に帰るため、源氏に協力し、平家と戦うことになる。




こういうことです。
主人公が何故異世界に来てしまったのかという謎の答えは
白龍という神が「カビゴン!きみに決めた!」
いたずらにモンスターボールを投げてしまったからですよ。(←違)
何故よりによってという感じですけど。




さて今度こそゲームスタートですよ。
12月10日の現代の鎌倉。
学校の教室で、冬休みの予定とか、次の授業のこととか考えてる主人公。
ここで選択肢出てくるんですけど、これって後々の進行に影響与えるのかサッパリわからん。



すると突然シャランという鈴の音が聞こえてきて、第一章突入。
さらに「どうして入れたのか分からない」と酷評で有名なアニメーションが始まります。



青い髪のイケメンと話しながら廊下……というか渡り廊下?を歩いている主人公。
そこで緑色の髪のメガネ野郎とすれ違いそうになる、と思ったら
装束みたいのを着た子供が出現。
思わず声をかけた主人公。
すると、子供が主人公に向かって「あなたが私の神子」と答えた瞬間、
怒涛に呑み込まれて流される主人公たち。
イケメンとメガネは明らかに巻き添えです。




しばらくして気がついた主人公は、いつの間にかコスプレしていました。
なんだ、ここはイベント会場か。(←違)



現状を把握する間もなく、鎧を着たガイコツに襲われる主人公。
そこで、先程の子供がかばってくれたんですけど、力負けして飛ばされてしまいました。
いたいけな子供が化け物に暴力を受けるという現場を見て、怒りに打ち震える主人公。
さっきガイコツを見た時の恐怖なんて何処へやら。
咄嗟に、地面に刺さってた剣を躊躇なく引き抜いて応戦。







主人公にショタコンの片鱗が見えた。








しかし、やはり普通の女子高生として生きてきた主人公には
戦闘能力なんて備わっているわけもなく、
もうダメかも…と思ったところに、見知らぬ女性が助けてくれました。
というか、主人公と子供と女性の3人で戦闘に突入。
助けてくれたわけじゃなかった。




ここで初バトルが始まるわけですが主人公の剣の構えが素人じゃない。




いや、それよりヤバイぞ。







子供、浮いてるぞ。








どう見てもフヨフヨしてる。
どう見ても地に足がついてない。
主人公も女性も、どうしてこの状況をスルーできるんだ。
特に主人公。







女性曰く、ガイコツは怨霊だそうですが、戦闘に勝っても倒れないんですよ。
女性が「封印の力を持たない私では無理」と諦めそうになったところで
子供が主人公に向かって「神子!あなたの力で封じて!」とか言うんですよ。
そしたら女性が「あなたが私の対の白龍の神子なの?」とか言いやがるんですよ。
しかも「あなたなら封印できるわ!」とか言いやがるんですよ。
「何言ってんだお前ら」ですよ。
主人公、完全に置いてけぼりですよ。




と、思いきや








カビゴン(やるだけやってみるしかない!)















置いてけぼりはプレイヤーだけでした















???「めぐれ、天の声!」
カビゴン「――響け、地の声!」
???&カビゴン「かのものを封ぜよ!!」








打合せ一切なしで
このシンクロ率









無事に怨霊を封印して、落ち着いたところで女性が「私は梶原 朔と言うの」と自己紹介してくれました。
子供の方は名前という概念が分からないらしく、キョトンとされてしまったけど
白龍と呼ばれることもあった」とのこと。



つまり、この子供が主人公を異世界に呼んだ白龍という神様ってことですね。
ちなみに、朔は黒龍の神子だそうです。
恥ずかしげもなく言ってのけました。
決して厨二病を患ってるわけではないようです。



ここから、朔と白龍と一緒に行動して、
攻略対象となるメンズと会っていくわけです。
以降は各キャラのレポで紹介していきたいと思います。
まぁ、朔と白龍も攻略対象ではあるんですけどね。




ちなみに、ストーリーを進めていくうえでここの世界観を理解していくんですけど
宇治川とか橋姫神社とか、実際の日本にある名前が出てくるうえに
源氏とか平家とか出てくるんですけど、決して昔の日本にタイムスリップしたわけではなく
全く違う異世界なんだそうです。



そして主人公は後々に源氏側に加勢して、
八葉と呼ばれる『宝玉を身に付けた8人の男(※ただしイケメンに限る)に助けられながら
平家の操る怨霊を封印して、ついでにイケメンもゲットするというわけです。





乙女ゲーだけど戦闘もあるので、RPG好きな自分としては嬉しい。
でもキャラのレベルとかはなくて、
敵を倒して得た属性のポイントを使って、技とか能力のレベルを上げて強くなっていく、という仕様です。
しかもマップのどこに、どの属性の敵が出るか分かるという親切設計。



唯一残念なのは、フルボイスじゃないってことですかねぇ。
せっかく豪華声優陣なのに…。



プレイ前に「キャラを攻略できるのは2週目から」という情報を得たので
1週目はメモを取らずに、主に石田さんと井上さん……じゃなくて、
リズヴァーンと景時のケツを追っかけながら適当にプレイして終えました。
感想としては









…………………え、お、終わり?










という感じです。



1週目は必ずBADENDになると聞いていて
確かにBADっぽい話の流れではあったんだけど、
エンディングらしきものがなかったんだよな…。



エンディングって普通、エンディングテーマに乗せてスタッフロールが流れるものでしょうが
それがなかったんですよ。
いきなり2週目に突入なんですよ。
というか、やり直し?
運命上書きって言うんでしたっけか。
だから1週目が終わったって実感がなくて、
しばらくオロオロしてしまいましたわ。



まぁこれで2週目に突入できたので、これからイケメン達をゲットしていきます。
間違えた、京を救います。



















白龍の神子として!
















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