有川将臣 CV:三木眞一郎









主人公の幼馴染で同級生。
堂々としていて頼りになる青年である。
異世界に時空移動したときに行方不明になり、夢の中でしか会えない。
異世界を旅するうちに再会することができるが……。




主人公とゲーム序盤について書いた時に出てきた、青い髪のイケメンです。
立ち絵やスチルだと全く違和感ないんですけど
アニメーションに入ると髪の毛が鋭利な刃物にしか見えない。
よく隣で楽しそうに笑ってられたな主人公。



そして1週目で壮絶なネタバレされますけど、還内府です。
決してラスボスじゃないですけど、ラスボス一歩手前のボスです。
主人公とは敵同士なので、ロミオとジュリエットみたいなもんですね。
ってことは、将臣ルートではきっと全てを悟っているであろうリズ先生がロレンス役になって
リズ先生の立ち会いもと、二人でひっそりと結婚式を挙げるんでしょう。



そしてティボルトポジションとして譲が死にます。(←殺すな)



紹介文にも書いてあるように、序盤は夢の中でしか会えません。
1週目の時はずっと現実世界で会ってた時の姿(短髪で制服姿)だったのに、
2週目からは最初から異世界スタイルでした。
髪の毛も少し伸ばして、チャラくなってます。
高校デビューならぬ異世界デビューです。



夢の中で話をしつつ、異世界に来てしまった事について考え込む主人公に
「夢の中で深刻になっても損だぞ」と将臣に笑われました。
主人公も「目が覚めたら京に戻るしね」って同意したら
「お前も京にいるのか!?」と将臣ビックリ。



カビゴン「お前もってことは…将臣くんも?」








しらじらしい!!!








お、お前!
過去を遡って来てるから全て知ってるくせに!
この後起こる事とか、いつ頃将臣に再会できるとか知ってるくせに!
知ってるうえでこのリアクションだよ!






アンタちょっといい女だったよ その分ズルい女だね






さすがにお互い源氏にいるとか平家にいるとかまで言わなかったけど
将臣は現在、法住寺にいるということで、下鴨神社で会うことを約束した二人。



朝起きて下鴨神社に行ったら本当に会えました。









夢でお会いして以来ですね(←やめろ)









あ、間違えた。
主人公はデフォルト名じゃなかった。



八葉のメンバー達と挨拶を交わしていると、将臣の耳に宝玉を見つけた白龍。
八葉のことを全く知らない将臣の為に、弟の譲が懇切丁寧に説明しようとしたら



将臣「あぁ、なんか面倒くさそうだな。要はカビゴンを守ればいいんだろ」






やる気ねぇなオイ







お前ふざけんなよ。
こっちはなぁ、京の平和を取り戻す為に頑張ってんだよ!
一致団結して怨霊退治に闘志に満ち溢れてるんだよ!
見ろよこの神子と称えられた主人公のやる気に満ち溢れた姿……

















うん。








主人公が一番やる気なかった





しかし、少し進んだところで将臣が今お世話になっているという人達(尼僧と子供)が、
ガラの悪い奴らに囲まれてたので助けたら
「送らなきゃいけないから」ということで早々に将臣とお別れになってしまいました。
束の間の再会だったなぁ。



次に再会できたのは四章。
この時、三章で主人公たちの仲間になった平敦盛が将臣を見て「ヤバイ!」って思ってたようだけど
敦盛の心情を察してか、将臣は全く気にしてない様子でした。
ここら辺が出来る男って感じですよね。



で、熊野川の氾濫が何日経ってもおさまらないので、原因を探る為に上流までやってきた主人公たち。
そこで1人の女性と出会ったわけだが、「その人、怨霊だよ!」と見抜いた主人公。
っていうか既に知ってたんだけどな。
怨霊を倒して、「よく気付いたな」と主人公を褒める将臣。



将臣「これも神子の力か?ほら、なんとかアンテナとかいうやつ」





それ妖怪だよ






鬼太郎ってか。
主人公は鬼太郎ってか。
余りにも失礼じゃないか。
朔が砂かけババアだなんて失礼じゃないか。(←言ってません)





熊野での用事も終わって京に戻る途中、泊めてもらった村が野盗に襲われて
村に火を放たれて、ほとんどの家が焼け焦げてしまいました。
止められなかった悔しさに苛立ち、「こんな事を終わらせるには、戦を終わらせるしかない」と呟いて
主人公に別れを告げて一人で去ろうとする将臣。
すかさず主人公が「一緒に行っちゃいけないの?」と引き止めようとしたものの



将臣「これは俺が一人でやらなきゃいけない戦いだ」










そういう独り善がりな責任感が
余計に周りに迷惑かけるんですよ











こっち一緒に戦う気満々なんだから一緒に頑張ろうよ。
何で一人で背負おうとするんだよ。




結局将臣と別れて五章に突入。
還内府として、平家で活動する将臣。
しかし戦の準備ではなく、源氏と和議を結ぼうと頑張っている模様。
過激派の平知盛が「兵が足りなければ怨霊を使えばいいじゃない」
どこぞの女王みたいな事をのたまっているけども
穏健派の平経正が「源氏の神子に封印されるのがオチだよ」と反論。
この時、源氏の神子という言葉を聞いて反応する将臣。



将臣(カビゴンのはずはない。神子なんてのも、偶然だ……きっと)











哲学者に言わせると、物事に偶然はなく、
全ては必然によって成り立っているのだという。













一方、北条政子から「和議は破るためにある」みたいな勢いで騙し討ちを命じられた主人公たち。
この時は主人公もまだ将臣が還内府だとは知らないから、
「還内府を封印してこの戦で終わらせよう」と決意してました。



北条政子の合図で、まずは生田神社に奇襲をかけるものの、平知盛がいて苦戦。
それでも何とか勝って、平家が撤退するのを見送り、
還内府がいる一ノ谷に向かって突撃。



後ろを向いている還内府に主人公が剣を振りかぶったが、咄嗟に振り返って剣で受け止める還内府。
お互いの顔を見た主人公と将臣。



カビゴン「ーー将臣…くん…??どうしてこんな…とこに…」
将臣「カビゴン…??なぜ、お前が……」








なぜお前がと聞かれたら!
答えてあげるが世の情け!

京の破壊を防ぐため!
京の平和を守るため!

愛と平和の怨霊退治を貫く
ラブリーチャーミーな神子!












カビゴンです。












「なんでだよ…」と絶望に打ちひしがれてる将臣。
その気持ちはわかる。
何でこんな名前にしちゃったのか既に後悔してる。(←そういう意味の絶望じゃない) そこに、将臣だと知らずに撃ち放たれた譲の矢が飛んできて
咄嗟に将臣を庇って主人公負傷。
自分のせいで主人公が怪我を負ってしまい駆け寄りたかった将臣ですが、
平経正に連れられて行ってしまいました。



そして将臣が還内府ということを八葉全員が知って、動揺したまま突入した六章。



将臣に会いに行きたいと言うと、当然のように皆に反対されました。
しかしそれで諦められるわけもなく、夜中にこっそり旅立つ主人公。
外には平家だったり怨霊が蔓延っていたりするのに、たった一人で出ていくつもりです。
つい最近までごく普通の女子高生だったとは思えないポテンシャル。



しかし朔には主人公の考えがばれていたようで、出発直前に遭遇。



朔「わかったわ。後のことは、私に任せて行ってらっしゃい」




うん、頼むよ。
お前じゃ役不足だけどな。(←黙れ)






なんとなく思い立って、吉野の里に向かった主人公。
野党に焼き払われてしまって無残な状況だけど、以前お世話になった家の子供に再会。
「お兄ちゃんも帰って来てくれた」と聞いて、まさかと思って案内してもらうと案の定将臣に再会!
主人公もびっくりだけど、将臣も予想外の再会にビックリ。



将臣「カビゴン……






運命の再会ぶち壊し。






話を聞いてみると、主人公と戦いたくないから平家を出たとのこと。











ブルータス、お前もか










せっかくなので、将臣が時空の狭間ではぐれてからの話を聞くことに。



こっちの世界に来てから、一番最初に平家に発見されて
切り捨てられそうになったところを、生前の平清盛に「死んだ重盛に似てるから」という理由で気に入られて
そのままお世話になっていたから、恩のある平家を守ろうと決めたそうです。
しかし、将臣は戦う以外での方法も考えていたらしいですが



将臣「だが、俺が後白河院を通して持ちかけた和議を源氏は受けやしなかった」






その節は本当にすいませんでした。(土下座)







いや、うちらは和議を受ける気満々だったんだよ!
奇襲なんて反対したんだよ!
なのに、うちのボス(源頼朝)の野郎が……!!



話をしているうちにすっかり辺りが暗くなり、家に入ろうとすると平家の武士が出現。
将臣を迎えに来たと聞いて
「次に来る時は、裏切り者として俺を斬りに来いと言ったはずだ」と言い放つ将臣。



平家の武士「我ら、還内府殿に何度もお助けいただき申した。斬ることなどできませぬ」



平家の人間にとって将臣は途中でポンと入ってきた人間で、絆が薄いはずなのに
そんな簡単に斬り捨てるなんてできないくらい、平家に受け入れられてるんだなぁ…。



「なんとか見逃してほしい」と説得する将臣だけど 逆に「頼れるのは還内府だけです」と強く懇願されてしまい、
その必死ぶりに何があったのか尋ねると
「源頼朝が源氏の指揮をとるために鎌倉から動いたらしく、それに対抗する為に平家は怨霊を増やしてる」とのこと。
しかし主人公も将臣を平家に戻らせたくない一心で、必死に説得。
さあ!女と恩義、どっちを取る!?





将臣「…悪い。俺は平家を見捨てられない。平家に…戦に、戻る」







君が何を言っているのか分かんないよ!
カヲル君!










将臣「カビゴン…さよならだ。二度と……会わないといいな」











こんな場面でその名前を呼ぶな!











結局、説得には失敗してしまい、将臣は平家に戻って行ってしまいました。
主人公は男の為なら、自分の立場も仲間も簡単に切り捨てるいうのに。








男と女でこの人間性の差は何なのか。








ともかく、ここで白龍の逆鱗の力で過去に戻る主人公。
野党に焼き払われる前の吉野の里まで戻ります。



後半へ続く!





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