武蔵坊弁慶 CV:宮田幸季





弁慶から脱・源氏宣言をされたまま七章に入り、
平家の砦に攻め入ったと思いきや、実は背後から囲まれてしまいました。
なんとか全滅を避けるべく、撤退を指示する九郎。



弁慶「そうですか。源氏は撤退するんですね。では、僕はここでお別れです」







別れましょう私から 消えましょうあなたから







ってことですね。(違)



ただでさえ寝返り発言でビックリしてるのに、さらに弁慶が主人公を人質にとったもんだから
余計に動揺する八葉メンバー。
譲が「先輩は関係ない!」と説得しようにも、「手土産が必要だから」と冷酷に返す弁慶。
それを聞いて九郎が「それなら俺が……」と代わりに人質役を買って出ようとすると



弁慶「鎌倉殿ご自身ならともかく、その名代でしかない君では価値がない」



や、やめろ!








誰もが思ってたけど敢えて言わなかった
本当のことを言うのはやめろ!!









九郎「弁慶ぇっ!お前だけは、許さん!!」




ほらー怒っちゃったじゃーん。
「価値がない」とか言っちゃダメだってー。
断るにしても他にも色々言い方ってあるんだからさぁ。
「気持ちは嬉しいんだけど……その、お前のことそういう風に思えないんだ、ごめん」
とか言えばいいじゃん。(←告白か)




結局、ここでウダウダしてても平家に取り囲まれるだけなので、主人公を置き去りにして撤退して行った源氏軍。
そして主人公は平家に強制連行されました。






別れましょう弁慶から 消えましょう源氏から










マイナスだらけの未来はいらない!









八章に入り、ドナドナを心のBGMにして平清盛のもとへ船で連れられていく主人公。
少しは良心の呵責があるのか、「何を言っても信じてもらえませんよね」と呟く弁慶に
「できることなら信じたい」と主人公が返すと、弁慶は少し驚いて「じゃあ一つだけ」と話し始めてくれました。



弁慶「あの時、京で口にしたのは本当のことです。僕を信じるというなら、どうか、それを忘れないでください」







なるほど。








すでに忘れてしまった場合はどうすれば










いや、プレイヤーはトリ頭だから仕方ない。
でも主人公にとってはここまで親愛度を高めてイベントをこなしてきた男ですから
ここで回想シーンに突入して、自分が何を言われたのか思い出してくれるはず。





カビゴン(なんだっただろう)









お前も忘れてんのかい










主人公の素晴らしいボケが発動したところで終章に突入。
厳島に到着して武器を取り上げられ、投獄された主人公。
しかしその後は音沙汰ないので、体力のあるうちに出来ることをしようと思い立ち
生身で牢屋をぶち開けた主人公。
アリーナ姫かお前は。
もうこいつ武器いらねぇよ。



牢屋を出ると鈴の音が聞こえてきたので、出処を探って歩いていくと洞窟を発見。
中に入って奥まで行くと、祭壇と八咫鏡(やたのかがみ)の欠片を見つけました。
それをいそいそとネコババして洞窟を出たところで、弁慶と遭遇。
まんまと現場を抑えられてしまった主人公は、それをネタに弁慶に脅迫されて18禁ルートに突入。




……ということは一切なく、主人公の無事を確認して本当に安心した感じでした。
何だかとっても弱々しく「怨霊も平家の武士も皆いなくなった」と今の状況を説明し始める弁慶。
一体何があったのか尋ねると



弁慶「僕は、平家の……清盛殿が持っていた黒龍の逆鱗を壊したんです」




弁慶は、怨霊を量産してたのが黒龍の逆鱗だと知っていたから、
それを破壊するために平清盛の近しい者になろうと寝返った振りをしたそうです。
仲間を裏切り、主人公を巻き込んでしまったことへの後悔を語って
何かに耐えるようにフラフラと洞窟に入ろうとする弁慶。
どうやら八咫鏡が必要らしいので、さっき主人公が盗ん……じゃなくて拾った欠片を差し出しました。
ネコババすんなよ。(←お前が言うな)



弁慶「僕に、その鏡を…僕の身体には今、清盛殿がいます。清盛殿の魂が…憑いている」










憑依合体ですね。(←シャーマンキングじゃありません)












わざと清盛に憑依させることで、清盛を消滅させる方法を探ったそうです。
なんて男だ…!
弁慶に言われた通りに鏡の欠片を弁慶に向ける主人公。
すると、清盛だけでなく、清盛と同化してしまったせいで一緒に消えて行く弁慶の体。
何も出来ずに悲しむ主人公に、「これが僕の望んだことだから」と微笑む弁慶。



弁慶「今まで…多くの人を犠牲に…してきたんです。仕方ない…とね…。僕だけ…助かろうなんて…虫がいいことは…言えませんよ…」









それ九郎の兄ちゃんの前で言ってやれよ









弁慶「ああ…清盛殿の知識を得る前から…この鏡のありかを知っていれば…別の方法が…あったかもしれないな…」












それだ












早速、マイナスだらけの未来はいらない!と過去に遡って
七章まで戻ってきた主人公。
てっきり平家を裏切ることから防ぐんだと思ってたけど
弁慶の裏切りに驚く振りをして、弁慶と一緒に平家のもとに行くことになりました。



八章に入り、弁慶の目論見と結末ををズバリ言い当てる主人公。
さすがに全てを信じてもらうことは出来なかったけど、主人公の本気っぷりは信じてもらえた模様。
さらに奥の手で、過去からパク……じゃなくて持ってきた八咫鏡の欠片を見せると
「これがあれば違う方法がある」と何かを思いついた弁慶。
一体何を思いついたのか教えてはくれなかったけど、とりあえずさっきとは違うエンディングを迎えられそう。
選択肢を変えたからといってハッピーエンドになるとは限らんけどな。




そして問題の終章。
以前と同じく牢屋にぶち込まれたけども、今回は弁慶が迎えに来てくれて
面会するという面目で一緒に清盛に会うことになりました。
その道すがら、清盛退治の作戦を聞くことに。



清盛単体は呪詛で守られてるから、八咫鏡の欠片を向けても意味がないらしいです。
そこで、違う人物に取り憑こうとした瞬間に欠片を向けることで清盛を浄化してしまおうとのこと。
そしてその大役を主人公に任されました。
よし任せろ。
よそ見してたらメンゴ☆(←見てろよ)




清盛の騙し討ちを確実にするためにも、まずは弁慶を信頼させなければいけないので
主人公の白龍の逆鱗を弁慶に預けて、いざ清盛と面会。



弁慶は以前、薬師として平家に出入りしていたらしく、
清盛は「よく我らのもとに帰ってきた」と最初は喜んだものの、
すぐに平家を裏切って源氏側についたことを問い詰められてました。



「今日を守護する龍神を呪詛して、平家だけを繁栄させようとしたのが許せなかった」と話す弁慶に対し、
「京はバカ貴族のせいで朽ちていたから、新たにするべきだったんだ」と答える清盛。
劇的ビフォーアフターですね。




清盛「そなたが応龍さえ滅ぼさなんだら、大願はなったはず」




つまり、清盛が応龍を操ろうとしたのを邪魔するために、弁慶が応龍そのものを滅ぼしてしまったそうです。






なんということでしょう。







応龍を滅ぼすって、ちょっと待て、弁慶の野郎、ただもんじゃねぇよ。
なんだよアイツ。
最強じゃね?
あれ、でも待って、下手したら白龍も弁慶に滅ぼされてたってことでしょ。
ってことは弁慶、敵じゃね?
おいやっぱり白龍の逆鱗返せ。



と言う前に、平家に帰ってくる手土産として白龍の逆鱗を見せてしまった弁慶。
主人公が必死に取り返そうと抵抗したものだから、
弁慶が本気で源氏を裏切ってきたと信じてもらえた様子。
主人公の抵抗も本気ですけどね。



そして、主人公の体に狙いを定めた清盛。
エロい意味じゃなくてね。
主人公の体をいただこうとジリジリと距離を詰める清盛。
いや決してエロい意味じゃなくてね。(←いいから)



清盛が主人公に取り憑こうとした瞬間、すかさず八咫鏡の欠片を向けると
叫び声をあげて清盛は消滅していきました。
この一連の流れはショボさでお馴染みのアニメーションで見ることになります。



しかしこれで終わりではなく、黒龍の逆鱗を破壊しなければならないとのこと。
以前、弁慶が応龍を滅ぼしてしまったものの、
五行の力があれば再生されるはずだったのに、清盛のせいで黒龍は逆鱗に縛られてしまい、
京は応龍の加護を失ってしまって荒廃したそうです。
このことで京が荒廃したのは自分のせいだと弁慶はずっと悩んでいたらしく、
以前話してもらった「弁慶の罪」なんだと理解した主人公。



弁慶を罪の意識から解放させるために、協力して黒龍の逆鱗を砕いた主人公と弁慶ですが、
清盛が消滅する直前に逆鱗に呪詛を施したらしく
現れた黒龍がとても荒れていました。
主人公に白龍の逆鱗を返して「逃げてください!」と言う弁慶に
「そんなことできない!」とその場に留まる主人公。



弁慶「君は本当にいけない人ですね。いつも僕を困らせて」







この台詞、もはや3回目。








実は2人一緒に生き残れる方法として一つだけ手を打ってはいるらしいけど
間に合うかどうか、むしろ本当に来てくれるのか、と弱気な弁慶。
そこに









九郎「カビゴン!弁慶!!」










緊迫感、台無し。











あんなにプライドをズタズタに引き裂いたってのに、どうして九郎が助けに来てくれたんだと驚いたが、
弁慶は清盛浄化作戦の方法を弁慶の兄に話していたらしく、その人から聞いた模様。
駆けつけてくれた九郎に
「まずは黒龍を鎮めるために手を貸してくれますか」と弁慶が言うと



九郎「今更聞くな!何のために、俺たちが来たと思っているんだ!?」








てっきり仕返しかと。










そしていざ黒龍との戦いに突入するんですが、 この時の弁慶の「鎮まれ!」って台詞が無駄に甲高くて笑えます。
テンション上げたい気持ちは分かるけど落ち着け。



ラスボスとの戦いは、主人公と弁慶の協力技を数回繰り返してサックリ終わりました。
協力技を発動するたびに弁慶が主人公の頭を撫でるもんだから
戦い終わった時には主人公少しハゲたんじゃなかろうか。
大丈夫か。



ラストバトルを終えて黒龍が正気を取り戻し、白龍も力を取り戻して
見事に応龍が復活を遂げました。
「今度こそ終わったんだ」と主人公が安堵していると
弁慶が「これからは違う戦いをしなくちゃ」と言い出しました。



弁慶「君を元の世界に帰したくないんです。カビゴンさん、どうかこの世界に残ってくれませんか」







アウトー!
名前で雰囲気ぶち壊したからアウトーー!!
(←自業自得)








弁慶「そう、どんなことをしてでも……僕は、君を離したくない」









お前が言うとシャレにならん。
なんせ応龍を滅ぼしちゃう実力者だもんな。







弁慶「ーー僕は、君が好きです。どうか、僕とともにいてくれませんか」




最後の告白は名前を呼ばなかった。
空気を読んだらしい。







そうして迎えたエンディング。
弁慶の望み通り、京に残った主人公は
弁慶と2人で五条の片隅で薬師として生活していました。
ふと、「自分の身を危険に晒してまで時空を遡ってきたあなたが理解できなかった」と話し出す弁慶。



弁慶「僕はひどい人間です。純真な君を一度ならず騙してきた」








うん、知ってる。









弁慶が何を考えてるのか分からなくて、相当悩まされた主人公だけども
心のダメージは九郎の方が大きいと思うぞ。








弁慶「そんな僕に、なぜ君が命を預ける気になったのか本当にわからなかった」









それはプレイヤーも分かりません。










しかし今の弁慶にはその理由が分かるようになったようで、
「もう罪をおかすことは出来ない」と主人公のためにも強く決意した模様。



弁慶「君が僕に微笑むから。僕に大切なものがあるから。これからの僕は、君のためだけに生きていたいんです。僕の大切な、君と一緒に」









一生奴隷宣言ですね(←そういう意味じゃない)








と、まぁこんな感じで弁慶ルート終了!
いや長かった。
何が長かったって、レポ書いてる時間が長かった。
まさかレポのデータが一回ぶっ飛ぶとは思わなかった。
やっぱりいつでもバックアップを取っておくべきですね。
そう言いながらまだバックアップ取ってないので全く反省が活かされてませんけど。(←しろよ)



弁慶が死ぬシーンは、てっきり有名な『弁慶の立ち往生』を再現して
九郎かもしくは主人公を守ろうと多数の矢を体に受けて、それでも倒れず、立ったまま死ぬんだと思ってました。
まさか清盛と憑依合体してるとは。(←だから違う)



あいつ、そのうちオーバーソウルとか出来るんじゃねぇの?
主人公も逆鱗に白龍をオーバーソウル出来んじゃねぇの?
ってか、何よりあり得そうなのは、
主人公が死んだら譲が主人公を持ち霊にしそう。
エリザを持ち霊にしたファウストみたいになりそう。
譲はそれくらいやる。
あいつの執念ハンパねぇ。



あと、荒法師と呼ばれてた頃の、悪さをしてた頃の弁慶を見たかったな。
多分その頃の立ち絵とかスチルとか出たら絶対カッコいい。
「ヤンチャしてた時の弁慶、超カッコいい!」って弁慶ファン増えそう。
お約束じゃん。
続編のゲームに出てないのかなぁ。出てたらいいのに。



そうそう、弁慶、これだけは言っておく。







「いけない人ですね」より
「いけない子だね」の方が
M心をくすぐるってことを忘れるな
(←それはもういいから)








弁慶レポ、終わります。




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