藤堂 竜子〜とうどう たつこ〜





義理人情に高い、姉御肌の女の子。
男子より度胸が据わっていて、ケンカも強いらしい。


あー、見える見える。そんな感じ。
舎弟とかいそうだよね。
っていうか、いるよね。
確実にいるよね。
確実に属してるよね。
確実に何らかの族に属してるよね。




・・・・・・






とまぁ、こんな感じでダジャレで楽しい気持ちになったところで(←目を泳がせながら)
声優さんは進藤尚美さんだそうです。


ぶっちゃけ名前は全然知らないんですが
調べてみたら戦国無双森蘭丸でした。
おお!これなら知ってる!!


あと、世間で有名どころなのはガンダムSEEDカガリ・ユラ・アスハですね。
知ってはいるんですけど、ガンダムSEEDはあんまり見たことないんですよ。
まだリアルタイムで放映してた時に、アスランから指輪を渡されてて
「おいおい、こんな所でときめきメモリアルかい?」とか思ってたんだけど
しばらく見ないで久々に見た時にはアスランとラクスが許婚関係になってるとかになってて
びっくりしたものです。
やるな、石田彰とか思ったものです。(←石田氏は関係ない)


つまりカガリはラクスにアスランを取られたと思ってたんですけど違うんでしょうか。




主人公に志波を取られるって点では似てるかなって思ったんですけど違うんでしょうか。





さ、気を取り直して主人公の設定で部屋の様子を決める時に畳張りの和室を選択。
4つある候補の中で、この和室が一番好きです。
ダニの発生率が高いというハイリスクを伴うので定期的にバルサンの日でも設けるべきですね。



さて、入学式が終わってから教室へ戻る主人公。
よくある事ですが、ここの校長もなかなか自分に酔ってるとしか思えない長い演説だった為、
廊下で大きなアクビをかましてしまいました。


???「フッ。豪快なあくびだね」


そんな女子高生とは思えないニヒルな言葉で主人公の前に現れたのは、




第一印象から決めてました!
お姉様と呼ばせてください!!





みたいな感じの女子生徒でした。
その女子生徒が自己紹介して藤堂竜子という名前だと判明。
主人公も自己紹介をして、このゲームの王子ポジションである佐伯について何か聞いてみると
夜中に黒服で徘徊しているって噂がある」と言われました。
怖ぇぞ佐伯。
「リュニオン……」とか呟きながらモゾモゾ動いてたらどうしよう。
ねぇ藤堂さん?



藤堂「アタシは自分の目で見たものしか信じないけど」






クールビューティとはこういうことさ。





どうして女子高に行かなかったんでしょうね。
そうすれば今頃はバラ色の高校生活だったはずなのに。
方向性は確実に間違うけど。(←それはイカンだろ)



で、早速、藤堂からメールがきました。
内容はともかく、





アイコンの表情すら凛々しい。
さすが姉御、細かいこだわり。


そして藤堂との友情を深めるのに精を出す日々が始まるんですが、
この藤堂との交友アイコンを実行すると
藤堂の指導のもと、主人公が階段でうさぎ跳びを始めます。
女同士の友情の築き方として、どうなんでしょうか。


確実に舎弟の道を突っ走ってると思うんですけど、どうなんでしょうか。



なんだか胸中複雑のまま交友アイコンを実行しまくって
運動と気配りがほどよく上がった頃にガソリンスタンドのバイト募集のメールがきて
待ってましたとばかりに即行応募。
遊くん情報で藤堂がそこでバイトしてるってチェック済だぜ!
藤堂にストーカー容疑で訴えられるのも時間の問題だぜ!


そしてウキウキと行ったバイト初日。

藤堂「一応、アタシがチーフだから分からないことがあったらすぐ聞きな」


高校1年生の分際でもうチーフ昇格か。
藤堂ならば裏工作こそが実力って感じですよね。



さらに、とある日は藤堂が男子生徒に
「気合を入れてくれ」と頼まれてました。
すげぇなぁ、姉御肌。

加えて、藤堂と帰りに喫茶店へ寄り道した時のこと。







さすがは姉御。
上から目線でトークをかます。




主人公、友達は選んだ方がいいぞ。
まだ序盤だから遅くはないぞ。




さて、女子キャラとのエンディングはVSモードを経験して迎えると決めたので
嫌が応にも出さなければなりません。
志波を・・・。



・・・・・・




違う。
会いたくないわけじゃない。
むしろ会いたい。
ていうか恋に落ちたい。
志波とゲレンデが溶けるほど恋したい。







VSモードの為に志波と仲良くして後は放置プレイだなんて
そんな志波を弄ぶようなことはしたくないんだ・・・!!!








しかしそんな事は言ってられないので、
恋なんて言わばエゴとエゴのシーソーゲームと自分に言い聞かせて
運動コマンドを実行して志波と対面。
ああ・・・カッコイイな・・・vv(←既に骨抜き)



と思ってたら藤堂が早速遊園地へのダブルデートに誘ってきました。
なんか世話になった人にチケットを貰ったから
無駄にしたら悪いらしいです。
藤堂らしい義理堅さですね。
そして当日。

藤堂「ま、後は適当に、楽しんでよ。アタシはアタシで、好きにやらせてもらうから」


お前、そんな事言って全部志波と乗ったら好感度下げるくせに・・・!!




志波と乗りたい欲望を必死に抑えて、ずっと佐伯と乗ってました。
藤堂ってば、志波と2人で乗れるのに全然嬉しさが表に出ないなぁ。
さすがはクールビューティ。
こっちはこっちで始終、自分との戦いで憤怒の表情だと言うのに。(←志波と乗りたい欲望を抑えるのに必死)
これはアレか?
ダブルデートという名の荒行か?



でも別れ際には

藤堂「アンタのお陰で、アタシも楽しかったよ。いろいろと、な……」
犬山(藤堂さんったら、なんか赤くなってたみたい。どうしちゃったのかな?)





好きってことさ。





しばらくして、5月末くらいに藤堂からメールが来て、
バイト先での出来事が書いてました。


Title:今日バイト先で
内容:休憩の時にたこ焼き食べさせてもらってさ。

〜中略〜

スタリオン石油で前にバイトしてた人の差し入れだから分からないって言われた。
なんでも地元が関西の方で、あっちで美味しいって言われてるもんを(以下略)








姫条かよ!!!





お、お前!
何をちゃっかりそんな所で出演してんだよ!
いい先輩ぶってんじゃねぇよ!!(←嫌いなの?)
ていうか主人公がバイトの日に来いよ、どうせなら!
そしてあの迷台詞「女みたいな名前やけど、実は女やねん」を言って
主人公に切ない表情をさせるがいいよ。(←ねぇ嫌いなの?)



体育祭は藤堂と二人三脚を組む気マンマンだったのに
何故か佐伯と組んでました。
本当に何故だ。
事故チューの相手にしちゃったからか。


そして1学期末テスト。
主人公164位。
藤堂は192位。




・・・・・・






藤堂さん意外と頭悪いんだね!(←無邪気に辛辣)







夏休みもまた藤堂にシゴかれたりバイトしたりして
適当に志波ともデートしたりして、9月に入ったある日曜日。
突然藤堂から電話があって「映画の試写会のチケットが手に入ったから観に行かないか」と言われて
ホイホイと出かけました。


それにしても、どうして女子キャラとのデートには
着替えることが出来ないんでしょうね。
藤堂相手にスポーティな格好で行ったら
「いいと思うぜ」とか言ってくれそうじゃないですか。(←鈴鹿くん!?)



とにかく2人で映画を観終わって、
「楽しかったー」と満足した主人公。

藤堂「アタシ、映画はいつも1人で観に来る主義なんだけど、アンタとこんな風に映画の感想を話すのも悪くないなと思って」


さすがに何度も何度も藤堂と遊んでるから
主人公に心を許し始めてるみたいですね。
しかも藤堂からモノトーンポストカードをもらいました。



また適当に過ごしていながら、
下校時に藤堂と喫茶店に誘い込んで、好きな食べ物を聞いてみました。


藤堂「するめ、ナッツ、さきいか……」




こいつ絶対家で飲んでる。





2学期末テストを経て、やってきたクリスマスパーティ。
主人公もドレスを着て、いざ会場へ。


藤堂「メリーだね、犬山」







なんだその挨拶。







正月は佐伯と一緒に初詣に行って、学業成就を祈願して
しばらくして藤堂の誕生日がやってきたので
映画のポストカードをあげたら、喜んでもらえました。


そして主人公の誕生日にはおしゃれなバッグをくれました。
おしゃれなバッグて・・・どんなんだよ・・・。


バレンタイン前に藤堂と一緒に下校して、
バレンタインの話を始めたので「藤堂さんも気にするんだ?」と好奇心旺盛の主人公。

藤堂「バカ。そういうんじゃねえよ。毎年、貰うんだよね」


・・・デスヨネー。



そんでもって数日後にまた藤堂と一緒に下校して
また喫茶店でお喋りしていて、今度は趣味について聞いてみると
ネイルアートとピラティスだと答える藤堂。
ネイルアートはともかく、ピラティスについては「運動不足だといざという時に困る」と話す藤堂。

藤堂「困るだろ?なにかと」
犬山(どんな時なんだろう〜!)


そりゃあね、色々ありますよね。
組同士の抗争に巻き込まれた時とかね。


3学期末テストでは、ちょっと勉強頑張ったおかげか105位まで浮上しました。
藤堂は相変わらずで197位でした。



春休みに入って日曜日になると、藤堂からまた映画に誘われました。
行く行くー!と2つ返事でいそいそと出かけて、藤堂と映画鑑賞へ。

藤堂「どうだ、面白かっただろ?『任侠はぐれ雲』。昭和の日本映画なんだけどさ」


なんかタイトルからして極道スメルがプンプンします。


主人公には興味なかったかな、と心配する藤堂に
そんなことないよ!とフォローする主人公。


藤堂「アンタ……いい子だね」




当たり前だろう?(←何だお前)





主人公の協調性に感動した藤堂に映画鑑賞必需品セットを貰いました。
ハンカチ、ティッシュ、膝掛けが入ったポーチです。
バカヤロウ!!
映画鑑賞必需品と言えばポップコーンとコーラだろ!?




さて、日にちはドンドコ経過して2年目の体育祭。
藤堂と遊びまくったおかげで運動値は群を抜いて高いので
100m走に出場してダントツ1位を取りました。


さーて次は応援合戦だな、と思っているところに女子の黄色い声援が飛び交ってきて
何事じゃーと、その方向を見てみると













ステキーーー!!!
お姉さまステキーーー!!!
あなたにときめきメモリアルーーー!!
(←何)






藤堂「……アンタたち!準備はいいかい!?」
男生徒「ウッス、団長!」
藤堂「声が小さい!」
男生徒「ウッス、団長!!」





シビレルーーー!!
お姉様シビレルーーー!!
あなたにときめきトゥナイトーーー!!
(←タイトル違う)





藤堂が大活躍した応援合戦も終わり、
主人公と藤堂とで話していると志波が登場。
無言で頬を染める藤堂に気付かずに、志波に「藤堂さんすごかったよね!」と同意を促す主人公。

志波「……ああ。気合入ってたな」
藤堂「……見てんなよ、あんなの」
志波「ああも堂々とやられたら見ないほうが難しいだろ」
藤堂「…………」
志波「お前らの応援が一番しっくりきてた。……優勝じゃないか?じゃあな」


そう言って志波が去っていってからも
「優勝確実だよー」と藤堂を褒めちぎる主人公。


藤堂「見てねえと思ったのに……」
犬山「えっ?」
藤堂「ったく、余計なもんばっか見やがって……」



複雑な乙女心ですな・・・。



そんで、しばらくしてまた藤堂に遊園地へダブルデートに誘われました。
もちろんメンバーは主人公・藤堂・志波・佐伯。

今回は試しにジェットコースターとメリーゴーランドは藤堂と乗ってみたんですが
思い切り「お前頭おかしいんじゃねぇの?」みたいな顔されました。
メリーゴーランドに乗る時なんか

藤堂「アンタって、案外、気が利かないね……」

とまで言われました。失礼な!





しかもこの明らかなウンザリフェイス。




もうちょっと自分を隠すってことをして欲しい。



しょうがないのでゴーカートは志波と2人で乗せてあげようと気を遣ってやると

藤堂「それじゃ、アタシは志波と一緒に乗らせてもらうよ。悪いね、犬山



なんか〜ちょっと〜ムカツクって〜かんずぃ〜?




さて、夏休みに入ってからすぐの日曜日に
佐伯と一緒に花火大会に行くための浴衣を買いに出かけたその帰りに
藤堂と花椿に遭遇。


花椿「クスッ、嘘。本当は倶楽部に入りたくてしょうがないクセに!」
藤堂「ハァ!?」
花椿「でも内心、私には無理無理!って、そう思ってる。ちがくて?」
藤堂「どこをどうすりゃ、そんな妄想が沸いてくんだよ……」

全く話を聞かない花椿に呆れていると、主人公を発見して
明らかに「助かった!」という顔をした藤堂。
しかも「こいつの方が向いてるよ!」と主人公を花椿に押し付けるが
「デイジーにはまだ早いかな」と花椿からダメ出しをくらいました。


藤堂「プッ!なに、オマエ、デイジーって呼ばれてんの?アハハッ!」






笑うなよ、兵たちが見ている。





花椿「あら、なにを笑うの?ペラドンナ
藤堂「誰がペラドンナだ!とにかく、アタシぁ興味無し!」


まぁ落ち着けよ、ペラドンナ。(←殴られます)



その後も相変わらず藤堂と遊んだりだとか
2度目の『任侠はぐれ雲』に誘われたりだとか
佐伯とデートしたりとかして、夏休みは終わり、
9月に入って待ってましたの修学旅行へ。


2日目の自由行動にて、志波に誘われたのを涙を飲んで断り
断られるのは確実な若王子を誘って、見事に断られ、
そしたら藤堂に誘ってもらえました。
頼むから最初から来てくれないか。
どう考えても志波よりもお前の方が評価高いんだからさぁ!!
志波を断るのは心が痛いんだ!!(号泣)



最初に訪れた金閣寺で興奮する主人公に対して
「制服で来た自分を呪う」とため息をつく藤堂。

藤堂「どうせ京都を巡るなら、粋な着物でも着こなしたいじゃないか」


決して「舞妓の格好がしたい」とか言わないところが藤堂らしいですね。
主人公も「きっとカッコイイよ!」と賛同。


藤堂「和服の似合う、小股の切れ上がったイイ女か。アタシの理想だね」



いや充分アンタはいい女さ・・・。



その後は縁結びの神社とかも巡ってホテルに戻って
2日後の自由行動も一緒に行くのを約束して、その日は終了。

2日後の朝になって、ホテルのロビーでテンション激低の藤堂と合流。
どうやら朝は苦手らしく「別に怒ってるわけじゃないから」と事前にフォロー入れてくれてました。
そしてその日は土産屋へゴー。


藤堂「アイツらに、買っていってやるか」




舎弟か?




なんか意味深な発言するからそう思っちゃったじゃないか。
バイトの後輩なら最初からそう言ってくれ。



そしてその日の夜、待ってましたの枕投げイベント。
主人公&佐伯チームVS藤堂&志波チームでの戦いだったけども見事惨敗。
・・・うちはこのゲームだけは苦手なんだよなぁ。

別にこのゲームがしたくて枕投げイベントまでこぎつけたわけじゃないんだ!
問題は次なんだ!!


見回りの先生が来て、さて何処に隠れるかな!
最初は押入れに隠れてみたんですが、一緒にいたのは佐伯でした。
ちっ、失敗か。
リロードして修学旅行の前日からやり直して、もう一度押し入れに。
またもや佐伯。
ぬう!負けるか!
またリロードして修学旅行やり直し、次は布団をかぶってみた。
またしても佐伯だった。
おのれ佐伯!
何度出てくれば気が済むんだ!
いやお前のことは嫌いじゃないよ!むしろ好きだよ!
テレながらそんなセリフ(詳しくは佐伯レポで)なんて萌えちゃうよ!たまらんセリフだよ!思わず真田副部長だって頷いちゃうよ!(←ありえない)
でも今求めてるのはお前じゃないんだ・・・!!



そして4度目の正直で、なんとか藤堂と一緒に隠れることに成功。
暗闇で一緒に隠れた相手が主人公だと分かった瞬間の藤堂。

藤堂「なんだ、アンタか。アタシはまたてっきり……」
犬山「え?……てっきり?」
藤堂「いや、何でもねえよ……忘れてくれ」




何でもないこたぁないだろ、お前の考えてることは分かってるんだぞこのスケベ!






だって俺も同じこと考えてたからな!!(←お前もスケベ)





さて、枕投げイベントも見れたことだし、そろそろ三角関係にもつれこもうかなっと
早速休日に志波を誘い出してデートすると、平日に入ったとたんに藤堂に呼び出しをくらいました。

藤堂「アタシ、志波のことが、好きになっちまった」


衝撃の告白。いや、分かってたけど。
しかし藤堂、せっかく誰かを好きになったってのに「やっちまった」的な言い方するんじゃないよ。
とにかく「どうして私に?」と聞く主人公。

藤堂「さぁ……なんでだろうね。とりあえず、仁義切らせてもらったよ


女子生徒のライバル宣言とは思えない。


しかも帰って早々、遊くんに

遊「藤堂さんとなんかあった?『アンタも気をつけるんだね……』って言われた」




無関係の小学生脅すなよ。




隣に住んでいるだけでこの扱い。
主人公の家族はもっと危険にさらされるんじゃないのか。



それからはもう、とにかく藤堂に許しを請う日々。
まだ仲直りできぬまま迎えたクリスマス。


藤堂「ああ……。メリークリスマス」

露骨にイヤそうな顔されました。

藤堂「アンタ、どうしたの?ドレスなんか着ちゃって」
犬山「え?」
藤堂「ま、せいぜいがんばりなよ」







そのセリフ、
そっくりそのまま貴様に返すぜ。








なんせ志波は主人公に骨抜きだからな。





そして年が明けて、新学期が始まり、
やっぱりまだ仲直り出来てない状態だけど、めげずに藤堂の誕生日に
演歌のCDをプレゼントしました。

藤堂「あ……」
犬山「藤堂さん、そういうの好きかと思って」
藤堂「……ありがとう」


一般女子なら演歌のCDをプレゼントされた挙句、「そういうのが似合う」なんて言われたら
完璧な嫌がらせとしか思えないけどもな。



さらにバレンタインデー。
さすがに手作りチョコをあげたら志波の野郎はつけあがるので(←嫌いなのか)
高級チョコをプレゼント……と思ったら、その前にバッタリ遭遇した藤堂。

藤堂「また今年も、渡す気?」
犬山「藤堂さん……」
藤堂「いい度胸してるねアンタ。後で、泣くなよ




もう泣きそうです。(←怖くて)




雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ 嫌味ニモ負ケズ
とにかくひたすら藤堂との友情アイコンを実行していると
3月の半ばに入ったあたりで、少しアンニュイな様子の藤堂に呼び出しをくらいました。

藤堂「恋愛ってさ、疲れるよね」


いやそんな生活に疲れた主婦みたいな事言われても。


しかし主人公も恋愛の辛さを知っているため「うん」と頷くと、
突然笑い出す藤堂。どうした、気が狂ったか。


藤堂「ダメだね。……もう、終わりにしようか」




・・・・・・



終わりにしよう



全てを終わりにしよう



毒入りスープで一緒にいこう






部屋とYシャツと私!!?(←古)






藤堂「気合入れて、恋してさ、アンタとも張り合ってみたけど、結局、アタシの一人相撲。アンタはいつも笑顔で、余裕でさ……全然、かなわなかったよ」
犬山「そんなことないよ……」
藤堂「アタシの負けだね」
犬山「藤堂さん……!」
藤堂「いいか、犬山。アタシが好きになった相手だ。しっかり捕まえとくんだよ?」
犬山「……うん」
藤堂「ちゃんと、幸せにな。約束だからね?」
犬山「ありがとう……、藤堂さん」




うん、絶対幸せになるよ。お前と。(←藤堂の努力は皆無)




とりあえず仲直りできたと思ったら、早速藤堂からメールが来ました。




「昨日の敵は今日の友」なんて、良く言ったもんだ。
そういうわけでこれからもよろしく、親友。






勝手に敵対意識を持たれ、
勝手に負けを認められ、
そして勝手に親友ポジションに位置づけられました。








主人公に選択の自由は無いのだろうか。







そして、次の休日に3度目の『任侠はぐれ雲』に誘われました。
え、まだ嫌がらせは続行!?






それから下校時に一緒に帰る機会があったので
また喫茶店で寄り道して、好きなスポーツの話題で
「最近は見る方が好き」と答える藤堂に「何を?」とさらにつっこむ主人公。


藤堂「……最近は、野球……とか」



いやそりゃ野球を見てるんじゃなくて志波を見てるんだろ。



3年生になってからはもう特にイベントも無かったのですっ飛ばします。



2月になって受験日には二流大学を受験。
卒業間近になって、藤堂からメールが。





今まで、つるんでくれてありがとね。
まあ、これっきりにするつもりはないから
これからもよろしく。




そして卒業式の日。
式が終わってから伝説の灯台の前まで来たけど
扉が開いてないので諦めて帰ろうとしたところに藤堂が登場。
お礼参りか?



藤堂「アタシさ……今まで、女友達っていなかったんだよ」




でしょうね。




藤堂「口の悪いうえに、言いたい放題のアタシと3年間もよくつきあってくれたね」



ほんとにな。



藤堂「アンタくらいだよ、ホント。めげずにバカみたいにアタシに付きまとったのは」



まったくだ。



藤堂「……アイツのこともいろいろ、あったしね……」




まぁ俺の完全勝利だけどな。





そして、主人公のおかげで退屈しないで済んだ、と語る藤堂。


藤堂「……りがとね」
犬山「えっ?いま、なんて……」
藤堂「……そうやってとぼけるのもいい加減にしなよ、ホント」
犬山「わ、わたし、とぼけてなんて……!でも、ごめん……」
藤堂「……そういう、お人好しなとこもさ。……あーあ!」
犬山「!?」
藤堂「心配だよ、アンタは!……いいかい。何かイヤな目に合ったらすぐ呼びな。アンタがアタシを必要だと思ったとき、すぐに駆けつけてやるから」


カッコイイイ!!!


藤堂「アンタとアタシって……親友……なのかな……」



「当たり前だよ!」と答える主人公。



藤堂「行こうか、親友!最後は派手に決めるよ」



よーし、じゃあまずは
高校の教員達にお礼参りからかな!





・・・とまぁ、そんな感じの藤堂との友情エンディングでした。
キャラとしては嫌いじゃないけど、実際にいたら確実に友達にはなれないでしょうな。
そんな彼女と親友になってしまった主人公。
友達は選べと親に教わらなかったのでしょうか。



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