西本 はるひ〜にしもと はるひ〜





関西弁が心地よいアップテンポな女の子。

各作品に必ず1人はいるであろう関西弁キャラですね。
とはいえ、GS2はクリスも含めて関西弁が2人になってしまうんですけどいいんでしょうか。
キャラがかぶってるじゃないですか。
これはいけない。
この解決策として、方言は方言でも西本をバリバリの沖縄弁キャラにしたらいかがだろうか。







意思疎通は確実に出来ませんが。(←ダメだろ)














なんくるないさー















彼女の周りはいつも笑いがたえない。

ほうほう。
そんなことなら、うちだって負けませんよ。
うちの周りだって、いつも笑いがたえませんよ。
例えその7割が嘲笑だとしても笑いは笑いですよ。(←哀れだな)





声優さんは前田愛さん。
ええと・・・ええと・・・。
ただでさえ女性声優さんには疎い犬山なので、一生懸命ファンサイトで出演された作品を見たんですけど
やっぱり自分の知っているのがない。


あ、戦国無双シリーズお市は分かりました。
そうか、お市ね、なるほど。
じゃあきっとアレですね。




ライバルになった暁にはけん玉で殴打してきますよ。





ダメですよ。
けん玉は遊具であって、武器ではないですよ。







入学式を終えて、教室に戻ろうとして迷子になる主人公。
もはやGPS機能付き携帯を持つことをオススメしたい。
するとそこに


???「ひょっとして迷子なん?」









ストレートど真ん中!!










馬鹿めが!馬鹿めが!
そんな直球で聞くやつがあるか!
高校生にもなって、しかも校内で迷子なんて恥ずかしいんだから
もっとこう遠回しに「何か困ってるの?」とか聞いて来い!
思いやりを知らぬ凡愚めが!今に見よ!!





突然現れた女子生徒に
「新入生だよねー制服きれいだもんねーでも入学式で会ってないよねー何してんのー?」
と、マシンガントークをかまされて、思わずキョドる主人公。
オロオロした主人公を見て「またやっちゃった〜」と反省しているその子に
とりあえず自己紹介して「最近引っ越してきたんだ」と話すと



???「そうやったんや!初めまして。あたし、西本はるひ!うれしいわ、新しい友達できた!」









まだ友達になった覚えはねぇぜ。









そんな事を話していると、西本は新たに迷子を見つけて
「ちょっと声かけてくるわー」と颯爽と行ってしまいました。



犬山(……会話のテンポについていけるようにがんばろう……)










それよりも成績が下がらないように頑張ってほしい。










前作のなっちんといい、こういうキャラとの友情コマンドって流行がバリバリ上がる一方で
学力の数値がどんどこ下がっていくんだもんなぁ。




西本との友情コマンドを主に、たまに流行コマンドを実行して
5月中旬にしてようやく針谷を登場させられました。
そこでやっと遊から、佐伯と西本と針谷の3人分の個人情報を聞き出してみたら
西本のバースデーは既に過ぎてました。



・・・・・・





まぁいいや。
まだそんな親しくない奴にプレゼントをやる義理はねぇ。





体育祭はてっきり西本がパートナー候補で来てくれると信じていたのに
事故チューイベントを起こした佐伯が来てくれちゃいました。
大体、ここまで1回もデートしてないくせに自分からパートナーに立候補しといて
「変なとこぶつかんなよな」とか言う神経はいかがなものか。 だったら立候補するなよ。




6月中旬に、ようやく洋菓子屋アナスタシアのバイト募集メールが来て即応募。
そして初バイトの日。



西本「おっ……来たなぁ?」






フッ、お前のバイト先を調べ上げるなんて造作もないことだ。









実行犯は隣の家の小学生だけどな。











しばらくして1学期末テストがやってきて
主人公は127位と、まぁそれなりの位置にいて、
西本は225位と、まぁそうだよなという位置にいました。
そして主人公の成績を見て「いい位置やなぁ〜」と羨ましがる西本。



西本「怒られへんし、場合によっちゃ“頑張れば次は上位や”、なんて励まされるんやで?あたしも次のテスト、そこ目指そ!











君は無謀という言葉を知っているかな?











夏休みに入って、普段は出来ない勉強やら美術やら運動やらをチマチマ実行していると
西本からダブルデートに誘われました。
それを快諾して、いざダブルデートの日。
もちろんメンバーは主人公・西本・佐伯・針谷の4人。


まずはジェットコースターで一緒に乗る相手に西本を選択。



西本「えっ、あたしぃ?はは……あんたらしいなぁ!ほな、そうさせてもらお」



こうやって文章で見れば全然落ち込んでなさそうだけど、顔は確実に泣いてました。
さらに



西本「はぁぁ……。いろいろ、難しいもんやな」






頑張れよ。







次、観覧車でまたも一緒に乗る相手に西本を選択。



西本「はぁ、あたしと……?なんか、ちゃうような気が。ま、いっか。はぁぁ……。いろいろ、難しいもんやな」



さらに最後のメリーゴーランドも西本選択。



西本「はは……あたしら、ラブラブ、やもんなぁ。あはは……。はぁぁ……。いろいろ、難しいもんやな」



こんな風に毎度毎度、盛大なため息をつかれてはいましたが
メリーゴーランドはとても楽しんでた様子でしたよ? ほら↓






































彼女は遠い世界の住人になってしまいました。












なんとか現実世界に引き戻して、解散する時に
今日の事に大いに不満だった西本が主人公に
「こういう時は色んな人と乗った方が」と説得しかけたけども、何かに気付いた様子で



西本「あんた……まさか、今日は初めからあたし狙い……!?」








その通りさ。










主人公の真の目的に気付いてしまった西本。
そのまま「それはアカン、アカンでぇ〜!」と逃げるように去ってしまいました。
面白いなぁ、西本。




そして夏休み明けの平日のこと。
学校の中庭みたいな広場で泣いている西本を発見。
どうやら小説を読んでいて感動していたようで、「ヒロインの思いが分かりすぎて切ない」と語る西本。


その小説の内容を聞いてみると
夢を追いかける彼の背中に“あんたなら絶対トップミュージシャンになれる”とヒロインが呟くと
彼は振り向かないで“俺の夢にはお前が必要なんだ!”って叫ぶのーーー!!と大興奮で教えてくれました。



西本「くーっ!メチャクチャ自分とかぶるっちゅーねん!そんなん言われたい……」
犬山「自分って、西本さん?」
西本「そ……いやいやいや、ちゃうって!」







丸見えですよ
きみの本音が










それから文化祭も終わって、とある11月の日曜日に突然西本から電話が。
「有名パディシエの限定ケーキの発売日だから一緒に並ぼう!」と誘われて、快くOK。


次の場面では、既に無事にゲットできた後で、大喜びの西本の姿が。


西本「ホンマええお買い物したわ〜。今日はこれで、ご飯3杯軽くいけるな、あたし!」
犬山「えっ?」
西本「どんぶりやで。そらもうデッカイどんぶりや。体重なんて気にしてられへん」





ケーキをおかずに米を食うのかお前。





お好み焼きとご飯とか、ラーメンとご飯とかは犬山さんも食べますよ。
炭水化物オンパレードじゃねぇか、と以前誰かに指摘されましたけど
世間的に大人気の焼きそばパンだって、炭水化物in炭水化物だからモウマンタイじゃないですか。
でもケーキとご飯は・・・・・・ないなぁ、うん、ないわ。




そんで、ケーキを買うのに付き合ってくれた礼として、
西本が雑誌から切り抜いてスクラップしたスイーツカタログをもらいました。
おお、これは甘党にはたまらないかもしれん。





時は過ぎて12月に入って、クリスマスパーティにて。



西本「ポチ〜!メリクリッ!!」



うん、まぁ、お前はそう言うと思ったよ。
確実に正月とかは「あけおめ!ことよろ!」とか言うクチだよな。



西本「どうしたん、急に色気づいちゃって、もー!このっ、このォ〜!」



まぁね。






意中の相手がいるんですよ、目の前に。








そんな事は露知らず、「そういうドレスが欲しいな〜」とキャイキャイする西本。
ちなみに西本のパーティドレス↓















これからライブですか?











クリスマスパーティを終えて、年が明けて
着物を着てまで佐伯と初詣に行ったくせに針谷との恋愛成就を願うという
正月早々悪女っぷりを発揮。



そして1月の下旬の主人公のバースデーには
「サプライズ〜!!」と賑やかにバースデープレゼントをくれた西本。



西本「大好きな友達の誕生日やもん、これくらい当たり前やって!」







果たして来年もその台詞が聞けるんだろうか。







ちなみにプレゼントはコンパクトミラーでした。
実用的でいい感じですね。




その後、2回目のダブルデートに誘われて
今度は常に佐伯と一緒に乗ってました。
針谷と一緒に乗れることで、大興奮の西本。
メリーゴーランドの時なんて



西本「ほんならっ、ハリーがアホ面さらしてるとこ写真に撮ったろ!うん!」









他人の事言えませんよ。






でもこういうの見てると、西本は本当に可愛いです。
解散する時に「夢みたいな1日やった〜」とか「今日はありがとう!」とか
西本のキャラは誰よりも恋する乙女っぷりが出てて、とても可愛いと思います。
純粋に恋の応援したくなるような子ですね、西本は。



バレンタインも近くなった2月のある日。
珍しく元気が無い様子の西本に声をかけてみたら、すごく驚かれました。



西本「いや、別に……何でもないで!チョコとか、そういうんちゃうよ?全ッ然、考えてへんからっ!!」




考えてたんだな。




自分の事はわざとかと思わせるくらい鈍いのに、他人のことには鬼太郎の妖怪アンテナ張りに鋭くなる主人公。
すかさず「渡したい人がいるの?」と聞いてみると
最初は「チョコとか渡すタイプじゃないし!」とかはぐらかしていた西本だけど



西本「……なんでバレたん……?」




いやバレるだろ。




そのまま特に何もなく春休みを迎えて2年生に進級して
西本のバースデーに『キテレツスイーツ大百科』をプレゼントして
体育祭も過ぎた頃、また日曜に突然西本からお誘いの電話がありました。



西本「フランス有名店のショコラティエがこっちに来とってな。先着10人だけに、特別バージョンのチョコトリュフを食べさせてくれるらしいねん」








なんてケチなショコラティエ!!
10人て。
せめて30人分くらい頑張れよ。
ってか、そんな事当日に言ってる時点で既に出遅れてんじゃないか。




とりあえずOKすると、「良かった〜1人じゃ寂しかった〜」と安心する西本。



西本「ほら、あたしって、マグロと一緒で、喋り続けな生きてられへんタイプやん?」




それ、マグロと一緒っつーかサンマと一緒ですよね。
あ、もちろん吉本興業のあの人ですよ、さんま。





場面が変わって、商店街へ。
残念ながらというか、やっぱりというか、2人の目の前で売り切れてしまったらしく、
西本はすごく悔しがっていたものの、突然「今はこっちに集中!」と意気込み始めました。



西本「売り切れの、お詫びにもろた福引券!試写会のチケット当てたる!」



ポジティブって素晴らしいですね。



ちなみに主人公に、付き合わせたお侘びとして『西本はるひ特別編集、実際食べた物を評価したスゥイーツランキング』を貰いました。






スゥイーツて。








普通にスイーツじゃダメなのか。
なんだそのスゥイーツって。
なんのこだわりなんだ。




夏休みが過ぎて2学期が始まり、修学旅行へ向かう主人公たち。
枕投げ要員としてチマチマと親密度を上げておいた佐伯の誘いを断り、
若王子に声をかけて予想通り断ってもらい
ようやく西本に誘ってもらえました。



西本「な、良かったらあたしと一緒に“京都・修学旅行ミステリーツアー”に参加せえへん?」




なんだそれは。




相変わらず西本の思考は良く分からないけど、とりあえずOK。



西本「よっしゃ、ええ感じ!ほんなら事件現場に向かうで!」
犬山「ええっ?」
西本「2時間ドラマやったら絶対に、殺人事件が起こるやろ?雰囲気や、雰囲気!」
犬山(ベタなの好きだよね。西本さんって)




人間性がベタですからね。(←酷)




金閣寺を見てはしゃぐ主人公の横で、「もう見飽きた」と西本はウンザリした様子。
どうやらおばあちゃん家がこの近くなのと、中学の修学旅行も京都だったからだそうです。
そりゃ確かに何度も来た場所なら新鮮味は無いかも。
しかし唐突に「それよりあそこ見て!」と、興奮しながらどこかを示す西本。



西本「ドラマやったら、絶対、あの辺で第一の殺人が起こるで!間違いないわ。ほんで、女子高生探偵がズバッと事件を解決すんねんな。もちろん、コンビで!」



じゃあ西本はアレだな。




無駄に好奇心旺盛なせいで必要以上に首を突っこみすぎて
独断で犯人と接触しちゃって人質に取られる足引っ張り役だな。





金閣寺を後にして、2人は縁結び神社へ到着。
「ものは試しでやってみよう」と言う西本に、「誰とのことをお願いするの?」と核を突く主人公。



西本「ええっ!?あ、あたしはそういうのは無いからっ。あんたの為に、チョイスしてんねんもん、ここ!」



そうかい。







だったらハリーとの恋を願っちゃおうっかな〜







とか言ったら絶対慌てるんだろうなぁ西本。
純粋に応援してやりたいけど、本人が素直じゃないとからかいたくなりますよね。




そんな感じでその日はホテルに帰ってきて、2日後の自由行動の約束もして解散。
次の日の夜は恒例の枕投げ大会。
チーム分けはもちろん主人公&佐伯チームvs西本&針谷チーム。
最初はきちんと戦って勝ったり負けたりしてたんですけど
暗転した後のドキドキハプニングに西本が出てきてくれなくてリロードすること12回。
後半6回戦くらいはボーッと立ち尽くして惨敗を続けました。だってめんどくさいんだ。



まぁなんとか西本とハプニングを起こす事ができた!
さぁ面白おかしいことを言え!(←期待する方向を間違えている)



西本「ポチ!ダッシュで帰るで!」
犬山「えっ?」
西本「あの調子やったらあたしらの部屋にも来るやろ、見回り!」
犬山「う、うん。そうかも」



・・・・・・





清々しいほどに普通でした。
つまらん。





次の日、2回目の自由行動。
待ち合わせ場所のロビーで会った途端に、頼んでもいないのに今回のタイトル発表をかます西本。



西本「“女ふたり旅・グルメ三昧京都の味覚を丸かじりツアー!”やでぇっ!」




ミステリーはどこいったミステリーは。





とりあえず出発して、西本オススメの和菓子屋とかお土産屋めぐりをする2人。
和菓子を買いまくって大満足な様子の西本。



西本「“京都・女二人旅修学旅行、食い倒れスペシャル”ここに完結……ってな?」








タイトル変わってまんがな。









11月に入って文化祭が始まり、
「あそこのお好み焼きは絶品だよ!」とオススメしている西本を発見。
きっと中学の友達かなんかを案内してるんでしょうね。交友関係広そうだし。





西本「で、あんたはどこの学校のなんてお名前のお人なん?








初対面かよ!!








西本と行動することで確実にツッコミのレベルを上げていく主人公
文化祭の後に2、3回ハリーとバッチリ好印象デートをしていると
とある平日に西本が登場。
お、とうとうライバル宣言か?とか思ったけども西本は普段と変わらない明るい態度で
ライバル宣言をかます雰囲気なんて微塵もない様子で、寄り道に誘われました。



・・・おかしいな、他のキャラだったら
明らかにちょっと意味深な態度で屋上とかに呼び出して、もしくはその場で宣戦布告をしてくるっていうのに。
これはライバル宣言じゃないのか?
いやでも時期的にライバル宣言されてもおかしくないんだよなぁ。



西本に誘われるまま喫茶店へ寄り道。
しばらく他愛ない話で盛り上がってたら、西本が主人公の唇が荒れてることに気付いて
「カバンからリップ勝手に取っていいよ」と言ってくれました。
そのまま西本が家に電話しに外へ行ってしまったので
お言葉に甘えて主人公が西本のカバンを勝手に探っているとハリーの写真を発見。




そこにタイミング良く帰ってきた西本。









しゃれになんないよ なんないよ 悪い夢ならば
早めに覚めてと 呪文のように叫んでる










あまりにも気まずい雰囲気。
顔を赤くして何も言えない西本。
慌てて「偶然なの!ごめん!」と謝る主人公。



西本「別に、好きとかちゃうから!ホンマやからっ……!」






さすがに無理があるだろうそれは。






好きじゃない奴の写真をどうして持ち歩いてるんだ。呪うのか?




結局、お互いに複雑な心境のままでいたら西本は去って行ってしまいました。










ドサクサに紛れて
飲み逃げされました。












だってここ喫茶店だろ!?
スター●ックスとかド●ールみたいな店じゃないだろ?
確実に料金後払いだろ?
そのまま主人公が出て行こうとしたら「お客様、お勘定」って呼び止められちゃうだろ?
ってことは主人公が西本の分も払ったってことだろ?
おのれ西本。確信犯か。




さらに家に帰るや否や、隣の家の遊くんから



遊「西本さんとなんかあった?この間、ケーキ買いに行ったらケーキやけ食いしてた」



この間だと・・・!?






ケーキ買いに行ったなら俺によこせよ!!(←そっちかい)






そうじゃなくてだな。
いやいや、おかしくね?ありえなくね?
だって気まずい雰囲気になったの今日よ?
なんで「この間」の時点でやさぐれてんのよ。
あっちはもっと前からこっちの気持ちを知ってたってこと?
主人公はサトラレだったってこと?




2学期末テストも終えて、クリスマスパーティに参加。
西本の口から一体どんな嫌味・妬み・僻み・蔑み・非難・呪詛・滅びのおまじない(バルス!)が聞けるかと
ウキウキワクワクしていたというのに、2番目に仲の良かった水島が出てきてしまった。ガッデム。



年が明けて、主人公のバースデーを迎えてもモチロン西本からは何も貰えずバレンタインに突入。
前日に作った手作りチョコを持って針谷の所へ行こうとすると、西本にバッタリ遭遇。



西本「それ……誰にあげるん?」
犬山「そ、それは……」
西本「……負けへんで!」
犬山「えっ?」
西本「……負けへんもん!」



可愛いなぁ西本。
やっぱり純粋に一番可愛いのは西本だなぁ。
小野田みたいな嫌味も言わないし
藤堂みたいな寿命が縮みそうな威圧感もないし。




結構西本との友情コマンドを実行してはいるものの、仲直り出来ないままに西本の誕生日へ。
とりあえず西本の好きそうな『恋愛小説全集』をプレゼント。



西本「……こ、こんなんであたしの心が動くと思たら大間違いやで!」



そうだよねぇ、好きな人を取り合う相手からプレゼントなんか受け取れないよねぇ。



西本「………………。…………。一応、もらっといたるわ」




受け取るのかよ。
立派に心動いてんじゃないか。





それからもしつこく友情コマンドを繰り返し繰り返し
平日も休日もとにかく西本との友情を育んでいると
6月の下旬の平日に、廊下で突然西本に呼び止められました。
そして「最近、気付いたことがある」と話しだす西本。



西本「ハリー、な……。ちゃうねん、あんたの前やと。そのことに……。……あーあ、なんで気付いてしもたんやろ!!あたしのあかんところや!」
犬山「西本さん……」
西本「ホントはずっと分かっててん。あたしも、あんたのこと大好きやねんもん……」



西本・・・(じーん)



西本「ちょっとすっとぼけてて、いけずなところがあって……」








それは故意だよ










西本「……でも優しいあんたが、大好きなんや。……だから、ええねん」
犬山「西本さん、あのね……」
西本「ストーップ!それ以上、言うのなしにしよ?……アホやなぁ!言うたやろ、あたしはそういう、恋愛とかは似合わへんって!この話はこれで終わりっ!しょうもないこと言うたらあかんで。……ええなっ?」
犬山「うん……分かった」
西本「ええ返事や。ほんなら、仲直りの印にパフェおごってや!」




きーみーに むーねキュン!(キュン☆)(←犬山さん古いです)




いい子だなぁ、いい子だよ西本・・・なんていい子なんだ・・・。
でも今さら「ハリーは別にどうでもいい」とは言えない。





本命は志波だなんて絶対言えない。





確実に友情にヒビが入る。




それから後はもう適当に過ごして、年も明けて、
主人公のバースデーには『天使のポストカード』を貰っちゃったりして
ようやく卒業式を迎えました。



卒業式の後、伝説の灯台までやって来た主人公。
扉はもちろん固く閉ざされたままなので帰ろうとすると、西本に遭遇。
別に主人公を追って来たわけではなく
しめっぽく終わるのが苦手だから、ここで一人で笑って卒業式にしようと思って来たらしいです。
それ、普通逆じゃないか?
卒業式で笑ってお別れして、後でこっそり一人で泣くのが普通なんじゃないのか?



西本「……アホォ、なんでここに来るかなぁ!我慢しよ思うてたのに……!」





そんな事言ったって仕方ないじゃないか。(←えなりかずき口調)





好きな男がいようといなかろうと、卒業式を終えたら伝説の場所まで来るのが主人公の宿命なんだよ。





本当はすごく寂しいと言いながらも
「こんなん自分らしくない!」と自分に喝を入れて
そのまま、「2人でハリーを好きになったことも、いい思い出」と話しだす西本。



西本「でも……あんたもなんで、わざわざハリー?あーんな我侭で自分勝手なヤツ、あたしの他には誰も見てへんと思うてたのに」





ほんとだよな。





西本「……今日なんて、見た?頼まれてもないのにサインしとってんで!あいつ、アホやわホンマ……」
犬山「西本さん……」
西本「……あ〜んなあほポンに惚れてもうたあたしらもアホってことなんかな」




お前だけだよ




西本「あたしホンマにあんたと会えて良かった!友達になれて、よかった……。大好きや!これからもよろしゅうな」






君に逢えて嬉しかったよ











さあ、僕を消してくれ(←死んでどうする)










2人の進路としては、主人公は二流大学に進学して、西本は専門学校にいったらしいです。
どうやら調理師目指してるらしいですよ、西本。
そんでもってケーキ屋になりたいらしいですよ、西本。
そんでもって味見と称して主人公を太らせようって魂胆らしいですよ、西本。(←それは書いてない)




しかし西本はプレイしているうちに、好きな女キャラの第一位に上りつめました。
いや可愛い。
ほんと可愛い。
ハリーに恋する乙女っぷりを発揮している姿は本当に可愛いです。
楽しかったです。



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