真咲 元春〜まさき もとはる〜



(肖像)

長身で体育系のルックス。

見るからにそんな感じですね。




言い換えれば勉強出来ない体力バカなルックスですね。(←言い換えるな)



なのに、なぜか花屋でバイトしている、主人公より3つ年上の大学生。

なぜか花屋でバイトしている』って
お前(KONAMI)がそういう設定にしたんでしょうが。



ってか、花屋って結構体力いるんだからいいじゃないですか。
体力バカでも大丈夫なバイトじゃないですか。
何がダメだと言うんだKONAMI。



面倒見がよく、まるで本当のお兄ちゃんのように優しく見守ってくれる。

ってことはアレですね。
「お前のことは妹みたいな存在だと思ってたのに」っていう展開になるってわけですね。
もう先が見えました。
やる気もなくなりました。(←早い早い早い)



う〜ん、どうもなぁ、好きになれないんだよなぁ。
黒髪短髪という個人的ストライクゾーンに見事はまっているはずなのに、何でこんなに心躍らないんだろう。
長身ってところもツボにはまってるし、体力バカも嫌いじゃないはずなのに(前作は鈴鹿が一番好きだった)
何がいけないんだ。髪型か?




声優はうえだ ゆうじさん。
初代ときメモの好雄。
妹を提供してくれるに違いない。(←提供されたところでどうするんだ)



入学式の自己紹介シートの好きなタイプのところで
『ちょっとキザで……』と『頼れる人がいいな』を選択して
しばらく適当に過ごしていて、早々に5月に突入。


平日の学校でのこと。
花壇の花がキレイだな〜と見ていると、なんだかブツブツ言ってる男を発見。
そこで「何かお困りですか?」と近づく主人公。
惜しい、ここは是非、不審者として通報してほしかった。(←やめれ)



???「うわっ」

チュッ

犬山「きゃっ!」







近づきすぎ。
見知らぬ男相手にどんだけ近づいてんだ主人公!!
どんだけパーソナルスペースが狭いんだよ!!








???「悪い、びっくりして思わず立ち上がっちまった……。大丈夫か?」
犬山「は、はい……」
???「あー、制服汚れちゃったな……。クリーニング代、出すから」
犬山「あ、大丈夫です!たいしたことないんで」
???「そうか?ならいいんだけど……」



よくねぇよ。
何で事故チューについて触れないんだよ。
触れろよ。


エプロン姿のその男はどうやら花屋の人だということが判明して
「花を届けにきたら昔の担任に見つかって、花壇の世話をやらされてた」という話を聞いていると
突然何かを思い出した様子の男。
そうだ!事故チューだ!切り出せ!!


???「…………お困りですか?って言ったよな、さっき……」
犬山「……はい」
???「もうほぼ終わってるから、仕上げを頼む」
犬山「ええっ!」
???「早く店に帰らないとまずいんだ。叱られる……!」


そして「マジヤベー!」と去っていく男。
呆然と見送る主人公。
最後まで触れられずにいた事故チュー。
請求できなかった慰謝料。





・・・・・・










何から伝えればいいのか
分からないまま時は流れて










あ、あ、そうか!
きっと次に会った時にドキドキの展開になるんだ!そうだ、そうに違いない!
こうなりゃ早速パラメータ上げて花屋のバイトに申し込むぜ!!


そんな感じで6月に入ったくらいに花屋のバイト開始。
バイト初日に店に入ろうとしたら人とぶつかってしまい、お互いに大丈夫かと気遣って
相手が落とした花を拾うのを手伝っていると、何かに気づいた様子の相手が「どこかで会ったような」と言いかけた瞬間


???「真咲君」
真咲「げ!!!有沢!!」







有沢さあああん!!!(←そっちかよ)








まさか前作の有沢さんに会えるなんて!!
高校時代から大人っぽかったけど、ますます大人っぽくなったね!
守村とはどうなったの?付き合ってんの?
あのポエムはまだ持ってるの?(←触れないであげて)



バラバラと花が落ちてる惨状を見ている有沢に、しどろもどろの男の苗字が『真咲』だと判明しつつ
とりあえず「私のせいです!」と助け舟を出す主人公。
すると、主人公が今日から新しくバイトをすると知って、「お花拾うの手伝ってあげて」と言って有沢は去ってしまいました。
相変わらずクールだなぁ。
そして手伝ってるうちに「こないだぶつかった子だ!」と思い出されて、ようやく自己紹介。
しかしまたもやキスについては一言も語られず。




なんなんでしょう。
キスの1つや2つでガタガタぬかすんじゃねぇということなんでしょうか。
そんなところで大人の男の余裕をアピールされたところで困るんですが。
こっちは大人の男であればあるほど
キスの1つや2つでガタガタ言う様を見たいというのに。
(←どんな楽しみ方だ)





でも実際そんな男がいたら願い下げだけどな。(←どっちなの)





なんとかちゃんと知り合えたから、早速次の休日に遊に情報を聞いたけれど
若王子同様、こっちからデートに誘うってことは出来ないんだよなぁ。
ってか、何で遊は真咲の情報まで仕入れてるんだ。
あいつ完璧主人公のストーカーじゃん。





しばらくして、バイト中に期末のことを考えて憂鬱な気分になっている主人公。


真咲「うわ、期末だって!懐かしい響きだなあ!」




あなた大学1年生ですよね?




え、あの、大学って期末ありますよね。
長期休み前には1週間くらいかけて試験期間ありますよね。
あんた実は大学行ってないんじゃないですか。



とりあえず真咲に教科書を見せてみると、少し悩んではいるものの意外にもスラスラと正解する真咲。
それを見て「教えてください!」と頼む主人公。


真咲「うーん……。………………ムリ」
犬山「え〜っ……」
真咲「オレ、直感型だから理屈を教えるの得意じゃなくてな……」






でしょうね。見れば分かる。






9月には「だいぶ仕事に慣れてきたな」と褒められたりして
12月に入った頃に学校から帰ろうとしたところで真咲に会うイベントが発生。
どうやら理事長室に花を届けに来たらしく、「送ってってやる」と言われたので教室で待つことに。
少しして教室にやってきた真咲が、自分が現役はね学生時代に使ってた机を見つけて大はしゃぎ。
今の使用者が可哀想。


真咲「ほれ、ここ。彫刻刀で穴掘って、消しゴムのカス埋めたりしてた」






器物破損です。






過去の罪を自白しやがった!
まだ時効じゃないのにバカな奴め。
せんせー!せんせーーい!!(←呼ぶな)




真咲「……おまえもちゃんと思い返したらあったかい気持ちになれる思い出、作れよ」





お前こんなんであったかい気持ちになれんのか。
おめでたすぎやしないか。




そんなことがあった2日後くらいの夜、突然真咲から電話が。


真咲「商店街をブラつこうと思ってんだ。お供でついて来ねぇ?」


おおおおデートの誘いじゃん!やっときたよ!!
しかし年上キャラともあろう者が初デートでショッピングなんて無難なチョイスだなぁとか思ってたら
デートの方も無難に終わりました。
期待はしてなかった・・・してなかったけどさ・・・期待を打ち破るような、こう、何かあるだろ・・・?



で、あっという間に年が明けてお正月。
真咲から電話があって初詣に誘われました。
晴れ着はちゃんと買ってあったので惜しげもなく披露することに。


真咲「おお、いいなぁ、晴れ着」


メロメロとまではいかないけれど喜んでくれました。


真咲「おい、しゃべるとボロが出るから今日はずっと黙ってろ。そうすればカンペキ、二重マル!」




その言葉、そっくりそのまま返すぜ。




神社まで来て、あまりの人混みに「気をつけろ」と注意を促す真咲。


真咲「人波にもまれて、流されて、気づいたら入り口に戻ってて……そういう現象を初詣ループと言います」
犬山「初詣ループ……!?」
真咲「ああ……それにハマってお参りができなかったヤツは、お祓いしないとその年は散々な目に遭う……!……って話、有名だぞ?はばたき市では。知らないのか?」
犬山「は、初めて聞きました……」
真咲「……ぷっ。ははははは!」
犬山「……真咲先輩。いまの話、ひょっとして……」
真咲「そうならないようにオレが見ててやるから安心しろって。な」



こういうやり取りは好きかも。
初めて真咲にプラス面が見えた。(←今までは!?)



お参りでは真咲との恋愛成就を願って、そのままおみくじへ突入。
末吉を引いた真咲は「微妙」と納得いかない顔。


真咲「書いてあることも微妙……。微妙に当たってる気がするから余計に微妙…………なんだったら取り替えるか?」






お、いいよ、ほらあげるよ大凶。












お前が言い出したんだから文句言うなよ。






その日はそんな感じで終わって、主人公のバースデーがやってくると
真咲からプレゼントを貰えました。
何をくれたかと言うと『どくろクマのヌイグルミ』です。
なんですかどくろクマって。
嫌がらせですよね。
正月の仕返しですか。
取り替えようって言ったのお前だろ。



設定上、主人公のバースデーの次の日が真咲のバースデーになってしまったので、
今度は主人公がプレゼントを献上する番です。
『サイレントヒルのサントラ』をあげたところ喜んでいたので、真咲はホラー系が好きなんでしょうな。


どうでもいいけど、今このレポは会社で打ってるんですけど
サイレントヒルで一発変換したところサイレンと昼とか出やがりました。戦時中か。






2月入ってからバイト中にミスをしてしまった主人公。 当然、真咲に怒られます。

真咲「重いもん運ぶときは遠慮せずに呼べよ。無理することはねーからさ」




これ見よがしに優しさをアピール。




チャンスはいつだってモノにする、という姿勢は素晴らしいですね。
いい教えをいただきました。
え?今の優しさに対するときめき?
微塵も感じてません。(←アピール効果皆無)




バレンタインにはもちろん手作りチョコを作成。
学校で渡せる相手ではないので、学校が終わってから花屋に行って渡してきました。


真咲「そっか……。……でも慌てて作ったんだろ?砂糖と塩、間違ってたりしてねーか?」
犬山「ええっ!?どうして慌てて作ったって分かるんですか?」
真咲「ウサギさんとクマさんが同居した目を見りゃ分かるって。……まったく、無理しやがって」



そんなカワイイ隠喩を使われてもお前が言っても可愛くないし困るんですが・・・。
せっかく花屋なんだからバラ入りチョコとかにすれば良かったですね。
あれって食べると口の中にバラの香りが広がってクソ不味いんですよね。(←嫌がらせ)




3月に入って、バイト中に「だいぶ慣れてきたな」と真咲に褒められたので
「ありがとうございます」と礼を返してたら


真咲「覚えも早いし大したモンだよ。オレとは大違い」










一緒にすんなよ。(←どこからそんな自信が)









まぁ突然そんなヨイショをしてきたからには裏があるんだろうと思ってたら
案の定、バラの手入れを頼まれました。
そこで早速やろうとしたところでバラのトゲが主人公に刺さってしまい、慌てた真咲に手当てをしてもらうことに。
どうやら真咲もバイトで入りたての頃に同じことをして、放置してたらバイ菌が入って大変なことになったらしい。
それを聞いて納得する主人公。


真咲「そ。おまえの手があんな風になるのはオレが耐えられねーからさ」



おっと、真咲の中の主人公の存在がでかくなってきてますな。
手のひらで転がすのも時間の問題だな。
年上でも大したこたぁねぇなゲハハハハハハ。(←女の笑いじゃない)



ホワイトデーには『どくろクマのアイピロー』を貰いました。
あんたどくろクマ好きだな・・・。



それからちょっとして、ドライブデートに誘われてもちろんOK。
ドライブ中、ちょっかい出す選択肢が出現。
よっしゃ、ここは一発見つめてみようじゃないか。


真咲「……あのですね。非っ常に気が散るんですが。そういうことは運転してないときにしてくれ」


ほーう、運転してない時に見つめたらどうなるってんだ。
「こいつオレに気があるんじゃねぇの」とか思うんだろ。
そんでそのまま流れに身を任せて主人公に手を出しちゃうんだろこのエロガッパ!!(←落ち着けよ)



さて、しばらくして、休日に1人で買い物に行った帰りに真咲と志波が何やら言い合いをしているのを目撃。
そこに「2人とも知り合いだったんですね」と割って入る主人公。相変わらず遠慮を知らない女である。


真咲「知り合いって言うか……幼馴染だ」



マジで?




そうか、なるほど、誤解してたよ。 好雄の生まれ変わり(違)だから、てっきり妹を提供してくれると思ったけど幼馴染を提供してくれるんだね。
ありがたくいただきます。(←違います)





真咲「ああ。コイツ、昔から正義感強くてさ。それが元でケンカになって、これまた意固地だから引かねーんだ、コイツが。そのたびに、オレが出ていってなんとか場を収めたりして……。なー、勝己」
志波「……昔の話だろ」


それを聞いて「今も変わらないだろ」と言い返す真咲に対して、だんまりを決め込む志波。
ヒートアップする2人。
それをただ見守る主人公。


真咲「出た、だんまり攻撃」
志波「男のおしゃべりよりはマシだ」
真咲「……そりゃオレのことか?」
志波「ほかに誰がいる」
真咲「……………」
志波「……………」
真咲「……ここじゃなんだから、べつの場所で話、つけようじゃねーか。場所はアナスタシア。新作も出てるらしいしな。どうだ」
志波「新作だと?……望むところだ。決着をつけてやる」








いや待てや。








アナスタシアってケーキ屋だろ?
ケーキ屋で何を決着つける気だ。ただ単にケーキ食べたいだけだろうが。新作も出てることだしじゃねぇよ真咲。
そんでそれを聞いてノリ気になってんじゃねぇよ志波ぁ!!
食べる気マンマンじゃないか!何お前、ケーキ好きなの!?甘いもの平気なのか!
だったらうちと一緒に(←黙れ)




結局その場は一言もつっこむ事も無く2人を見送ることになってしまいました。
数日後の平日、校内を歩いていて「そろそろ教室に戻ろうかな」と思っているところに聞き覚えのある2人の声が。
どうやら志波が真咲に手伝わされて花を運んでいる模様。
そこに出て、「手伝う?」と尋ねてみる主人公。


真咲「優しいねぇ。イヤイヤやってる誰かさんとは大違いだ」
志波「うるさい。……オレがやるからいい」
真咲「そう?ほんとに大丈夫?」
志波「……こんな重そうなの、おまえに運べるわけないだろ」





・・・・・・








・・・・・・・・・・・・












好きな人が、できました(←相手が違う)








あ〜〜〜〜クソ〜〜〜〜!!
いい男だよカッコイイよ志波ああああああ!!!
もうほんと今からでも志波に標準を向けたい。あいつを落としたい。
あぁでも真咲をあて馬にして志波に近づくってことも可能だもんな。
そうか!!
敵将(志波)を射んと欲すればまずは馬(真咲)からってことだね!








ママ!ママ!わかったわ!
A.T.フィールドの意味!!











7月に入って、真咲に遊園地デートに誘われて、ホラー仕様の迷路に入ることに。
かなりビクビクの主人公とは反対に、オラワクワクしてきたぞー!って感じの真咲。
そしていざ入ってみて


真咲「おおっ!こりゃ本格的だな!うんうん、雰囲気出てる!二重マル……いや、花マルだ!」



採点してる場合か。
生徒が提出した図工の作品見てる先生じゃないんだからよ。


「怖くないのか」と、さっきから悲鳴あげまくりの主人公が尋ねてみるが
「怖いから面白いんだよ」と、まったく怖がる様子も見せず楽しんでる真咲。



真咲「ほらそこ。目玉が落ちてる。誰のだ?」






知らねぇよ。







真咲「良くできてんなぁ……。持って帰って部屋に飾りてぇ……」





やめてくれ。
絶対行きたくない、そんな異色な部屋。




そして家まで送ってもらう帰りの車中で、異性の好みを聞いてみると「こだわりない」と言われました。
来るもの拒まずってことでしょうか。
女に飢えてるんでしょうか。



真咲「今は……年齢に関係なく、いろいろ話せるようなのがいいな」
犬山「上下問わず?」
真咲「……おう」
犬山「へえ。そうなんですか」
真咲「うわ……反応、薄っ……」
犬山「はい?」
真咲「まぁ……うん。おまえはそのままでいてくれ、な」





永遠にお前の気持ちに気付かないと思われるけどいいのか。




そして次のデートの帰りでは、どんな恋愛がしたいかと質問してみました。


真咲「恋愛!?おまえ、そんなこと聞いてどうすんの?」


そりゃぁ、役に立ちそうな情報は何だって聞きたいじゃないですか。
志波との恋愛のために。(←そっちか)



しかし、「時間と相手と状況で変わるものだから、そういうのは特にない」と答えられてしまいました。
でも理はかなってる。



真咲「……『あなたは恋愛したいですか?』って質問には答えられるぞ」
犬山「えっ?」
真咲「答えはイエス。それ以上は言えねーな」





聞きたくもねーしな。(←聞いてあげて!)





時は過ぎて夏休み明けの平日、下校しようとしたら校門のところに真咲がいたので
「配達ですか?」と聞いたら、「高校生気分を味わおうと思った」と真咲。


真咲「……帰ろうかなーと思ってな。おまえと」





高校生気分どころかストーカー気分も味わってますね。






しょうがないので一緒に帰ることにして、はね学七不思議の話をしてもらいました。


真咲「科学室の骨格標本のあばらに願いを書いた短冊をかざると、若王子が願いを叶えてくれるとか」



短冊て!!



ってか何やってんだ若王子!!



真咲「若王子のフラスコサイフォンで入れたコーヒーを飲むと、3日間だけ頭が良くなるとか」



3日間かよ!



ってか若王子!!!





数日後のデートの帰りの車中。
「女の子はおとぎ話みたいな恋愛に憧れるのか?」と突然聞いてきた真咲。
どうやらこの前のデートの帰りの恋愛についての質問での後、主人公はどうなのかと気になってたらしいです。


真咲「……もし、憧れてるんだとしたらオレには出る幕がねーんだよな……」





そうだね。(←否定してあげて!)





真咲「おまえも、そいつが現れるのを待ってるかもしれないけど、それを待ってやれる余裕はないんだ、正直」





なにやら、いつになく真剣な様子の真咲に、主人公もちょっとドキドキ。
いい雰囲気だ!このまま勢いに任せて言ってしまえ!いけ、真咲!!ゴーゴー真咲!!





真咲「ポチ。オレは…………!」
グ〜〜〜〜(主人公の腹の音)







やはりブチ壊すのは主人公。







真咲が頑張って作り上げたいい雰囲気を見事に打ち砕きました。
絶対わざとだ。
主人公ならやるって。
あいつは、やる女だって。



その次のデートの帰りの車中では、待ってましたのキスの話題。
これで事故チューのことを触れなかったら、こいつの攻略はここでストップする勢いですよ。
頼むぞ真咲。
いいリアクションを期待してるぞ。



真咲に向かって、「先輩にとってキスってなんですか」と問いかける主人公。



真咲「……なんですかって、なんですか?」


……文字では伝わらないんだけど、ここの言い方が妙にウケた。
真咲がどうこう言うよりもうえださんの演出に賛辞を送りたい。



真咲「あん時のこと、引っかかってんだろ。……ありゃ不可抗力だ、気にすんな。……オレにしてみりゃ、最高のハプニングだったんだけどな……」



うっとりと自分にとってのいい記憶を語る真咲だったけど、ここでも
主人公とっておきの技「何の話ですか?」発動。






真咲「…………おまえ〜…………気にすんなって言ったけどやっぱ取り消し。おまえはもうちょい気にしろ!」



無茶言うなよ。





嫌な記憶は早く忘れたいと思うのは人として当然だろ?(←オイ)





そして次のデートの帰りは、珍しく浜辺へ寄り道してました。
主人公が「キレイ〜」とか「魚が跳ねた!」とかはしゃいでいるのに、真咲はノーコメント。
それを不審に思った主人公に呼ばれて、大袈裟と言われんばかりにビックリする真咲。


真咲「あ〜……いや。なんか……キレイだなーって思ってさ。ついつい見とれて……」
犬山「そうですね!波も穏やかで、夕日がキラキラ反射して……」
真咲「……オレが言ってんのは、おまえの唇……」
犬山「えっ?」
真咲「こないだと逆で、オレのソレがおまえのほっぺに当たったら、オレはどうなっちまうんだろうな…………やばい、これ以上考えたら止まらなくなりそ。やめやめ」





やめるなよ。
ってかほっぺで満足しちゃうのかよ。








なんで変なところで消極的なんだお前は。
相手を目の前に妄想語ってる度胸はあるくせに。



月日は流れて文化祭。
主人公のクラスの出し物であるディスコに、突然真咲が来訪してきたので
「言ってくれれば良かったのにー」と言う主人公。


真咲「……いいだろ、急に会いたいと思って来たんだから」


ひゅう!大胆発言!!




でもディスコでそんな小声じゃ絶対聞こえないよ!






声出していこう!(←円陣組みながら)





さらに月日は流れてお正月。
今年も一緒に初詣へ行くことになって、晴れ着着用でお出迎え。
前回はまだちょっと親しいくらいだったけど、今ではかなり親愛度高いのでそれなりの反応を示してくれました。


真咲「いや……なんつーか……晴れ着で来るとは思ってなくて不意打ち食らったっつーか……。……やばい。顔、見れねぇ〜……。……コイツは後輩だ、後輩……」







去年も晴れ着だったのに何で不意打ち食らうんだよ。
お前の脳みそはスポンジか?あ?狂牛病か?





とりあえず今年も真咲との恋愛成就を願っておきました。念のため。
それとおみくじ。
主人公の運勢は今年も絶好調で大凶です。
よっしゃ、セオリー、セオリー。




そして真咲はというと



真咲「……半凶」









何それ。









真咲「なんだ?そんなにオレの微妙っぷりを自覚させたいのか、ここの神様は!」


いやそれより半凶ってなんだよ。
お前の微妙っぷりなんてどうでもいいんだとにかくその半凶ってなんなんだ!




なんだかスッキリしないままに主人公のバースデーがやってきて『ラインストーンのチェーンベルト』を貰いました。
そして翌日の真咲のバースデープレゼントに『レンゲ付きカフェ丼セット』を献上。
なんだカフェ丼て。



さらに2月のバレンタインデーに真咲に手作りチョコをあげて
3月のホワイトデーに『クリスタル・サンキャッチャー』を貰いました。
なんですかサンキャッチャーって。
サンショウウオの親戚みたいなもんですか?(←絶対違う)




主人公が3年生に進級したくらいの頃、もう何度目かのドライブデートで
真咲の声を聞いていると心地よくて眠いとか言い出す主人公に
複雑そうな顔をする真咲。


真咲「だから、そういうのはだなぁ、車の中で言うんじゃなくて、たとえばオレの部屋で……」
犬山「えっ?」
真咲「うぁーっと!な、なんでもない!……あっぶねぇ、なに口走ろうとしてんだ、オレは……。落ち着け、元春……」


まったくこのエロガッパめが!!
お前みたいな奴はチョップを食らわしてやる!とう!!



真咲「おまえ〜……車から降りたらチョップチョッパーチョッペストの刑。略して3倍返しの刑だからな」




何でだよ。




お前が煩悩まみれだからチョップを食らわしたというのに、何で逆襲されねばならんのだ。
納得いかん。




5月になって、真咲から誘ってもらえない休日に1人で買い物に出かけて、その帰り道で花椿に遭遇。
さらに真咲も登場してきたんだけど、花椿を見てビックリする真咲。


真咲「もしかして、姫子……先輩!?」



先輩だと!!?


えーと、待てよ。
真咲は主人公の3つ上だよな。
そんな真咲に「先輩」呼ばわりされるってことは、少なくとも花椿と主人公は4つ以上の年の差があるってわけだよな。
ってことは既に20歳を超えてるってわけだよな。



・・・・・・



いい加減、現実を認めましょうよ先輩。






夢見る少女じゃいられないんですよ花椿。






それはさておき。



花椿を見て驚く真咲に対して、「相変わらず元気そうね」と全く動じない花椿。


真咲「ハァ。姫子先輩も、変わらず……。あの、ひとつ聞いていいっすか?なんで、その制服……」
犬山「?」
花椿「おかしくて?わたくし、このドレス、とても気に入っていてよ」
真咲「いや、だって先輩、オレが入学したときにはもう――」
花椿「やめてっ!そのお話は聞きたくありませんっ!
真咲「うぉっ!」
花椿「やだっ、わたくしったら!大きな声で。クスッ、おかしいわね?」






夢見る少女じゃいられないんだぞ花椿!!






突然の花椿の雄叫びにビックリしつつも、気を取り直して
主人公と知り合いなのかと聞いてくる真咲。


花椿「ええ、わたくしとデイジーは大の仲良し。双子のお人形みたいにいつも一緒なの」





やめろ。





『大の仲良し』は甘んじて許そう。
『双子のお人形』は許さん。
こっちはお前と違って実際のピチピチもぎたてフレッシュのナウでヤングなティーンだっつーの。(←その表現は若くない)



そんなことを話していると、「そういえば急いでいるんだった!」と思い出したように去っていく花椿。
しかし去り際に真咲に向かって


花椿「“キジも鳴かずば撃たれまい。”……クスッ、チャオ!」



要約:余計な事言ったら明日の朝日拝めなくしてやるぜ気をつけな。






コココココワ〜〜〜〜。
いつものお嬢様スマイルで言い残してった花椿だけど
背後に不動明王が見えるよ。
コワイヨ〜コワイヨ〜。




しばらくして、真咲とのデートの為に商店街で待ちぼうけしていると
「やっと見つけたよ〜!」とロンゲのスーツ男が主人公に話しかけてきました。
まぁ言わずもがなセールスの男なんですが。



男「そう!キミが欲しいって言ってた商品のパンフレット持ってきたよ!」
犬山「ほしいなんて、わたし一言も……」
男「だ〜いじょうぶ、すぐに欲しくなるようなステキな枕だから!」


枕かよ。いらねぇよ。



状況が掴めない主人公を、男が喫茶店に誘い込もうとしたその時
やっと「待たせて悪い!」と真咲が登場。



真咲「誰だ?あれ……なんかどっかで……あ!あんた、斉藤君の兄貴だろ!」
男「ちっ、違う!人違いだ!」
真咲「いいや、お前はオレの同級生、斉藤君のお兄さんだ。接客のプロのオレが見間違えるはずがない」



やっぱり斉藤君だったんですね、この人。
前作で氷上の憧れの人ヒムロッチとのデートの時にこいつとクリソツな男が『斉藤君』だと判明して、
今回も同じような風貌だな〜と思ってたけど同一人物だったんですね。
活動拠点変えたんですね。
はばたき市では営業成績が悪かったのかな?



真咲「弟こないだ泣いてたぞ〜?怪しげなセールスの仕事から兄貴が足を洗わないって」
男「うっ……」
真咲「あんまり弟を泣かしてやるなよ。本気で心配してたから」
男「そんなにまでオレのことを……。弟よ、ダメな兄ちゃんを許してくれ〜!」


・・・心温まる話じゃないですか。
犬山さんの脳内ではサボテンの花が流れ始めましたよ。
斉藤くんが江口洋介に見えてきましたよ。
似てるじゃないですか。
一昔前の江口洋介に。髪型が。
枕なんて売ってないでクリーニング業でも営めばいいじゃないの。
そして弟は小雪のように、ダメな兄ちゃんを心配しながらも見守っていたわけですね。
いい話ですね。





真咲「……弟が同級生ってのはホント。本気で心配してたってのはウソ」





・・・・・・








心にダムはあるのかい!?









さて、時はドンドコ流れて文化祭。
真咲は今年も来ていて、激が終わってから一緒に校内を回ることに。
校内を2人で歩いていると、生徒たちが真咲の事を「誰だアイツ」とジロジロ見ているので、「はて一体?」と首をかしげる主人公。


真咲「……ま、見当はつくけど」
犬山「えっ?なんですか?」
真咲「私服の男と歩いてるからだろ?おまえが」
犬山「……それがどうして……?」
真咲「とりあえず目立たなくなる方法を考えっか……」


そう言うと、「ここで待ってろ」と言い残してどこかへ行ってしまう真咲。
しばらくすると、はね学の制服を着て登場しやがりました。
な、お、お前、どこで制服を手に入れたんだ!まさか志波か!志波のなのか!?そいつをよこせ!!
いや待てよ、お前が志波の制服を剥ぎ取ったっていうなら、志波は今、下着姿!!?ハレンチであるぞ!!
こうしちゃいられない、その場に行って拝みに・・・ゲフンゲフン、着る物持っていってあげないとな!
スマン真咲、ちょっと行ってくる。
もう戻らないと思うから1人で回ってくれ。(←オイ)





本当のところは、制服貸し出しの催しをやっているクラスがあったとのことです。ちぇ。





12月に入り、クリスマスパーティ&スキー合宿の用意の為に商店街に行くと真咲に遭遇。
時期が時期なので、かなり多忙で疲れている様子の真咲を見て
ちょっと店まで様子を見に行くと激混みしていて、有沢さんも手一杯みたいだったので
主人公も時間に余裕があるうちだけ手伝うことに。
しかし客足が落ち着くまでやっていると、既に合宿の集合時間には遅刻していて
配達から帰ってきた真咲に合宿所まで送ってもらいました。



しかし、渋滞とか雪での交通止めが重なって、結局パーティにすら間に合いませんでした。
そこで「どうせだから」と真咲が寄り道をして、一緒に夜景を楽しんでましたとさ。チャンチャン。




年が明けて、2人のバースデーも過ぎた頃、真咲とのドライブデートをしていると
途中で真咲の携帯が鳴ったので、主人公に断りを入れて車を止めて話す真咲。


真咲「あ〜……一緒……うん。……のんびりしすぎだって言うんだろ?分かってるって……」



わざわざ車を降りて話さないところを見ると
「オレの気持ちに気付きやがれ」という遠回しのアピールなんでしょうか。





真咲「……断る。どーせお前のことだから余計なことを言うに決まってる!」



何やら電話で攻防戦を繰り広げていたけども、渋々主人公に携帯を渡す真咲。
どうやら電話の相手である、櫻井君とやらが主人公に代わってほしいと言ってたらしい。
そしてわけも分からぬままに電話に出る主人公。



櫻井「もうね、大変なんだよ、真咲のヤツ。君のことで毎日毎日、あーでもない〜、こーでもない〜って」
犬山「……わたしのことで、ですか?」
真咲「…………」



気が気でない真咲をよそに話を続けていると、
「ちょっと電話を耳から遠ざけて」と櫻井が言い出すので、素直に電話を耳から離すと







櫻井「真咲がトロトロしてんだったら、代わりに俺が言っちゃおっかなーっ!!







爆笑。







いい・・・いいよ、櫻井君、あんた最高だよ・・・!!
「余計な事言うな!」と真咲は怒ってたけど、とんでもない。
お前も見ただろうが。
これだけ真咲の気持ちがバレバレなやり取りを聞いても気付かない主人公のアイアンハートを。
これで「コイツにはハッキリ言わなきゃダメなんだ」って分かっただろ。




そして、ようやく卒業式の日。
式を終えて伝説の灯台まで来ると、扉が開いていたので
中に入って上って夕日を見ていると真咲が登場。


「聞いて欲しいことがある」と言うので素直に聞いていると、主人公と出会った頃の事を語りだされました。
妹みたいで、ただ単に構いたいってだけだったのに、気付かないうちに恋心が芽生えてた、と。
よくある話ですね。




真咲「お前がいてくれないと、オレ、ダメみたいだ」






安心しろよ。
もともとダメだから。








まぁ告白されちゃったんでね、ここはOKしといたんですがね、
真咲のヤロウ、この期に及んで猜疑心抱きやがりましてね。
「キスのことも忘れたがってたみたいだし」とか言い出しよるんですわ。
キスした時も、その後出会った時も、全く無反応だったお前に言われたくはない。



しかし、そこはやっぱり主人公。
真咲に返したセリフは「あれ、キスだったんですか!?」と。
強ぇよ。
勝てねぇよ。
そりゃ真咲じゃなくても「アイタタタ」だよ。



そして「大事なこと言うの忘れてたから目を閉じろ」と言う真咲。



真咲「卒業おめでとう。……これからも、よろしく」



そして夕日をバックに2度目のキス・・・と見せかけて油断したところを足払いかけて海に突き落とす
・・・なーんてことは無かったですが(←本当の意味でジ・エンド)
これでクリアしました。



エンディングでは、主人公は一流大学へ進学。
真咲は二流大学だったんですね。4年生になりました。
食堂の人気レシピをゲットして、オリジナルメニューを開発したらしいです。



食べたいなぁって言ったら
“食わせてやるから、ウチに来い”って、
ちょっと照れたような返事が返ってきた。







・・・・・・・ね。









食べさせた後は
主人公をいただこうって寸法ですね。











でもまぁ主人公のことです。
雰囲気に流されてると見せかけて木っ端微塵にブチ壊す女です。
生半可な方法じゃモノに出来ないぞ。




とりあえず真咲ルートは終了しました。
氷上級にときめきませんでした。





チョイ役のはずの志波に心ときめいてしょうがなかった。(←えー)





そういえば、ナンパイベント見れなかったなぁ。
真咲の場合はナンパが出る場所での待ち合わせが少ないんだもんなぁ。
海デートにも誘ってくれないから水着の反応も見れやしない。
体育会系のくせにどうして海に誘わないんだ!誘えよ!
若王子もだけど、年上キャラは海にもプールにも自分の部屋にも誘ってくれないのが困る。



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