クリストファー・ウェザーフィールド





いつもニコニコ、そしてちょっとエッチなみつ編みがポイントの謎な外国人。

第一印象から決めてました。







こいつは無い。







いやだって!あり得ない!あり得ないよ!何この髪型!!
ただでさえ長髪キャラはあまり好きになれないのに(好きなキャラもいるけど)
部分的にみつ編みとかムリムリムリムリ!(ダパンプ)
黒髪でストレートなら、まだいいんだけどなぁ。
本当はこのキャラ落とすの辞めようかと思ったんだけど、
攻略キャラ人数が学プリみたいに多すぎるわけでもないし、
とある人に薦められたりしたので、とりあえずプレイします。



温厚な性格で彼の周りには自然と人が集まる。
たまにスゴイものを繊細な指先で生み出すらしい……。


スゴイものを生み出すっていうのは、やっぱり芸術作品のことなのかな?
美術重視キャラだしなぁこいつ。
っていうか、どうして芸術関連の男は揃いも揃って
ゆるやかウェービーなロングヘアスタイルが多いんでしょうかね。
芸術界の暗黙の了解でもあるのか。




声優は神原大地さん。
基本的に大御所声優しか知らない犬山さんにとっては、まだまだ無知な方です。
でも、うちが知らないだけで実は意外にも有名どころのキャラをやっているだけかもしれない、
そんな思いでネット検索。



アニメ『SHUFFLE!』生徒達役
アニメ『セイント・ビースト』妖樹天使役 もしくは 下位天使役








・・・・・・









今後の活躍に期待。





入学式の日のHRで書かされる自己紹介シートの異性のタイプの欄に
『やさしくて……』『面白い人がいいな』と回答。

それから日曜になって、美術部の入部。
その日から早速絵を描いていると、突然「コンニチハ」と声をかけられて
驚きつつも挨拶を返す主人公。

???「……あれっ、ポチちゃん。こんなところで何してるん?」





何してるん?と聞かれたら!
答えてあげるが世の情け!








絵を描いてるんです。(←そのままやん)




ところでどうして名前知ってるんだお前さん?と尋ねてみると

???「学校中のオンナノコの名前を覚えとくんは、男としての礼儀やろ?」




妹之山 残かお前は。




そいつに自己紹介してもらって「クリストファー・ウェザーフィールド」という名前だと分かったところで
突然「モデルやってみない?」と主人公に提案するクリス。
そんな唐突の申し出に驚く主人公。

クリス「うん。キミのこと、めっちゃカワイく描く自信あんねん。ど?」
犬山「……はぁ」
クリス「やった、イエスや。ありがとう」
犬山「えっ、あの、その、イエスって意味じゃなくて……!」
クリス「描くの、楽しみやわ……。めっちゃキレイなんやろなぁ、キミのヌード






破廉恥である!!!






出会い頭でヌードモデルを頼んでくるとは、こいつ只者じゃねぇよ。



次の日、校庭でクリスに遭遇。




クリス「ポチちゃん。なあなあ、これええと思わん?タイトルは、二宮金次郎feat.クリス」




うわああああ














うわあああああ
二宮さーーーーん!!!








な、なんで二宮さんがレインボーカラーに・・・どうしてこんなことに・・・。


さすがに先生に怒られたらしく、「これじゃ威厳がないしね」と主人公も苦笑い。



クリス「せやったら〜……。うん、決めた。金ピカにしたろ








逃げてーーーーー!!!
二宮さん逃げてーーーー!!!
(←動けません)








それからしばらくは大人しくしていたクリスだけども
またしても何か行動を起こそうとしているようで、下駄箱の前で悩むクリス。


クリス「下駄箱が地味やから、色とかつけてキレイにしよー思てんけどな?」





クリス・・・







日本には『小さな親切 大きなお世話』という言葉があると覚えておきたまえ。




数が多くて大変だからいい方法が思いつかない、と悩むクリスに
その前に学校の許可はどうしたんだ、と正論をぶつける主人公。


クリス「もろてへんで」


さも「当たり前だろ?」とでも言わんばかりですよ。
どうしようこの人。
まさに前作の美の申し子の「大丈夫、僕は気にしない」ですよ。
着実に彼の意思を受け継いでますよ。
ああもう、美術系の人間はこれだから・・・!!



とりあえずこの場は、自分の下駄箱だけ色を塗って、好評だったら他のもやろう
ということで落ち着きました。



そんなことがあってから数日が経った後、
購買が混んでたせいで次の授業に遅れちゃうー!と主人公が廊下を走っていると
突然目の前にクリスが出現して、事故チューイベント発生。


犬山(…………いま、おでこに柔らかいものが当たったような……)



なんだ、おでこかよ。
てっきり唇かと思ったのに。
まぁ2人の身長差を考えれば当然だよな。


クリスに身の安全を心配されて、「大丈夫だよ」と答える主人公。


クリス「そか、よかった……。打ったんはキミはデコ、ボクは唇だけやな」
犬山「く……くちびる!?」
クリス「あっ、ポチちゃん。ラッキー。キミもラッキーやね。ステキな思い出の1ページになんねんもん」



・・・そうか?



クリス「次に会うたら、今度はボクから挨拶のちゅーするわ。それまで待っとってな〜」
犬山「……なんだったんだろう。それに、最後になんて……?」




主人公とっておきの技『重要部分をスルー』




それにしても、おかしいですよね。
だって、主人公は急に止まれないくらいに急いでたってわけでしょ?
ってことはクリスに思い切り頭突きかましたってことでしょ?
当然、クリスも身構えてなかったわけだから
良くて少々の流血沙汰、悪くて前歯欠損くらいなってもおかしくないんだけど。


クリス・・・あいつ実はサイボーグなんじゃなかろうか。




6月に入って、天気が雨の日の放課後。
主人公が図書室で勉強をしているところに、本を返しに来たクリスがやって来ました。
「こんな所で2人きりになれるなんて、トクしたー」とご満悦のクリスに
「一緒に勉強しようや」と、幸せから地獄に突き落とす提案を出す主人公。
とりあえず承諾したものの、ちょっと考えただけで「もう無理」と放棄したクリス。


クリス「雨が降ったらお休みってどこかの大王さんも言うてはったし。な?」





その通りだ!!





いい事言った!!
キミはいい事言った!!
むしろハメハメハ大王がいい事言った!!!
あれ?ハメハメハ大王だっけ?カメハメハ大王だっけ?どっちでもいいや。いい事言った!!



というわけで、うちも雨の日は会社休み(←爆ぜるがいい)




体育祭では、まだ二人三脚で組めなさそうだったからパン食い競走で1位になって
パンを半分あげて、そしてフォークダンスに突入。


クリス「まず初めに、挨拶のちゅー…………ダメ?ほんなら、手ぇだけきゅっとさしてv」




なんというか・・・文面だけだと分かりにくいんだけど
クリスの喋り方ってゆ〜〜〜っくりなんだよね。
下手したらこのセリフ話してる間に次のパートナーに行かなきゃいけないんじゃないかと思うんだが。


1学期末テストで102位でした。

クリス「その顔から察するに〜、まあまあっちゅーとこ?……でも気ぃ抜いたらあかんよ」



美術以外赤点のお前に言われたくない。



クリス「ボクがネコみたいに、下のほうで手招きをして待ってるで〜。おいでおいで!」



待つよりもお前が上がってきたらどうだ。
動かざること山の如し構えじゃないか。



夏休みには花火大会があるので、こりゃはずすわけにはいくめぇと
ようやく初デートに誘ってみました。


クリス「キミのカワイイ声、聞きたいと思てたとこやねんvどないしたん?」



あの・・・何でこいつこんな序盤からアクセル全快なんですかね・・・。
普通でこれだと、ときめきモードになった時はどうなるんだ。



そして花火大会はもちろん浴衣で行きましたよ。
すると開口一番、「あかん」とクリス。
それを聞いて「似合ってない!?」とショックを受ける主人公。


クリス「目が離せへん……。まばたきもでけへん……。めっちゃカワイイ……」



そのままドライアイになってしまえ。



2週間後くらいから夏合宿に突入。
合宿所について、クリスと「頑張ろうね」と意気込みを確認。

クリス「うん。一週間一緒やねんな。ラブラブになってしまったらどないしょ〜」
犬山「うん、そうだね。がんばろうね、合宿」
クリス「わ〜、なんやあっけなく流されてしもうた……」


相変わらず見事なスルーだ主人公!!(爆笑)


そんな感じで合宿スタートなんですが、うちはこの時点で気配りが55くらいだったんですよ。
これで食事当番でまともなもの作れるのかなぁと心配しながら、とりあえず犬山ポチこだわりのカレーを作ってみました。
大丈夫、クリスだったら何も言わずに食べてくれるよ。
だってあんなに優しい彼だもの。



クリス「カレーには、その人ん家の味が出る、言うけど……スパイスやなくて、薬草とかを入れるんがキミんトコ流なん?」





遠回しに不味いと言われました。






外国人のくせに日本の美徳をわきまえた言い方しやがってチクショウ。





合宿から帰ってきて、クリスと海へデートに行きました。
やっぱり夏は海だね!そして水着で悩殺だね!

クリス「不意打ちやわ……。わ、どーしよ。めっちゃ恥ずかしくなってきた。なんでや……もっとキミを見てたいのに〜!」




セクシーな水着ならまだしも、スポーティな水着でここまで悶絶できるクリスはある意味すごいと思う。




9月に入って、ようやく花屋でバイト開始。
中旬くらいに初めて下校にクリスを誘うチャンスが巡ってきたので、もちろん誘ってみました。

クリス「あれ?今日はないん?デコにゴツン」


え?いいの?
じゃあその前に歯医者の予約取ったほうがいいよ。(←前歯を折る気か)



ある日の平日の帰り道、公園の前を通りかかったくらいに
何故かスーツをビシッと着こなしたクリスが、同じくスーツ姿の男達と話しているのを目撃。

















東仙 要?





クリスに話しかけて何をしてたのか聞いてみると、「仕事を片付けてきた」とのこと。
アルバイトとかではなくて、父親の仕事を手伝ってたらしいです。
そこで「興味がある?」とクリスに聞かれたので肯定してみたら
クリスの1日秘書に誘われました。


クリス「バイト代、はずむで〜。キミやったら、おやつも出すわ。ど?」





のった!(←軽っ)





そして1日秘書をする日の朝、クリスが家まで迎えに来てくれて
さらに「これに着替えて」とスーツを出してきました。

犬山「スーツ……?えーっと、サイズは……」
クリス「ああ、気にしぃな。ぴったんこや」



何故分かるんだ!目測か!?このエロガッパ!!



しょうがないのでスーツに着替えて、いざ出発。
主人公の仕事というのは、スケジュール帳を見ながら予定確認と
ファイルの中からクリスが指示した資料を出す、ということらしいです。

クリス「納期の件、突っ込まれたらやばいなぁ……」

・・・なんかすごい仕事任されてないか、クリス。


仕事が終わって夕方、主人公の家まで送ってもらって
「全然役に立てなくてごめん」と謝る主人公に、「すごい助かった!」と答えるクリス。


クリス「……これで、耐性ついてくれるとボクとしてはバンバンザイなんやけどなぁ……」


もう既に将来を見越してますね。
でもまぁ、これでクリスのストーリーは大体つかめてきたぞ。
きっと、本当は美術関連をやりたいのに強制的に仕事を継がされるとかそんなんだろう。



数日後のある日の下校時、クリスに呼び止められたので
「今、帰り?」と主人公が尋ねたのに、クリスは急に黙り込んでしまいました。


クリス「デコにゴツンのタイミング、計ってたんやけど……やっぱり突然やないとあかんね」
犬山「えっ?」
クリス「なぁここで会うたが百年目。一緒に帰らへん?」



オレは親の仇か?




文化祭では、美術部は油彩展示をすることに。
準備に行こうとしたところで、廊下でクリスを発見。


クリス「ハーイ、ニッポン、ハジメテデース。ダカラ、ゼヒ、キテクダサ〜イ。ゴショーデスカラ〜!こんな感じでええの?」
男生徒「大丈夫だ!頼んだぞ、クリス!」
女生徒「私たち、ここで待ってるから!」
クリス「ほんなら、お客サマGETの旅に行って来ます!」


呼び込みをやらされてるようです。
っていうか何が大丈夫なんだ?
日本が初めてだから是非来てくださいはおかしいだろうよ。



そして、美術部の展示ショーが始まり、いざ主人公の絵を公開!








漫研に入った方がいいんじゃないのか。


絵のモデルは花椿姫子らしいです。
お、お前、よりによって・・・!!!
でもある意味、特徴は捉えている。



11月中旬のある日、廊下でクリスと話してて
「下駄箱のパワーアップ依頼があったから、今から塗りに行く」と話すクリスに
「一体誰が!?」と驚きを隠せない主人公。


クリス「若ちゃんセンセーや。めっちゃステキにしたるねん」




若王子いいいいい!!!!





数日後の休日に1人で買い物に行った帰りのこと、
夜の公園でスーツ姿でうなだれてるクリスを発見。
リストラ勧告されたサラリーマンかお前は。


話を伺ってみると、どうやら仕事でポカをしたらしい。
下手をすれば他の社員が積み上げてきたプロジェクトが全てパーになるとこだったのに
父親には怒られるどころか、「いい勉強になったな」と笑って終わられたらしく
それが余計に落ち込む、とのこと。


なんかヘラヘラしてても、結構責任感のある男なのかなぁクリス。
このイベントで、ほんのちょっと見直したかも。
出会い頭でヌードモデルを頼んできたとはとても思えない。




クリスマスパーティで、クリスと軽くトークを交わして
プレゼント交換でクリスの用意したやつをゲット。
中身は『トナカイのマスコット人形』でした。
まともすぎて逆に驚いた。



年が明けて年賀状を眺めていると、クリスから電話が。

クリス「あけましておめでとう!ボクや、ボクv」



ボクボク詐欺か。



年明け早々、新手の詐欺に狙われるとは。(←違)


クリス「なぁなぁ、初詣行かへん?一緒に行って、お参りして、ふたりでしゃーわせになろv」


言い方がカワイイなぁ。
これでヴィジュアルが好みだったら、余計に萌えられるんだけど。
惜しいなぁ。



神社に到着して、とりあえずクリスとの恋愛成就を願って、おみくじでは大凶を引きました。
さて、クリスは何を引いたのか?



クリス「こきちやった」



こ、こきち?




こきち → 小吉





あ、なるほど。




主人公の誕生日には、クリスが家に来て『ポストカードセット』をくれて、
バレンタインに手作りチョコをあげて喜んでもらって
そんな風に過ごしてたらある日、部活でクリスを中心に騒いでて話を聞いてみると
他の生徒が遊びに誘ってたのをクリスが断ってる様子だった。
その生徒たちが去ったあとで「モテモテだったね」と言う主人公に、「断るのは気が重いんだけどね」と答えるクリス。

クリス「しゃーない。今はこの子にメロメロやしv」
主人公「この子?」



あ、も、もしかして、これがトキメキモードになったって合図のイベントかな?
主人公の「この子?」の問いに、素直に「キミだ」と言うのか、それとも笑って誤魔化すのか!
さあ、どっちだ!?



クリス「うん、水墨画。手強いねんで、これ」





迷うなぁ〜 私なの 水墨画なの どっちが好きなの?





色んなことにチャレンジをするクリスに素直に感心していると
「今のうちだけだから」と寂しそうに言うクリス。
あ〜やっぱり高校卒業と共に家業を継がされるってやつかな。



2月に入ってクリスのバースデーに『自分で作るスタンプセット』を用意しました。
自分で作るスタンプ・・・




・・・・・・








芋版?(←バカな)






クリス「キミ、ボクに隠しとる力があるやろ」
犬山「うーん……なにもないと思うよ」
クリス「そしたら、気づいてないだけやわ」





そんなに欲しかったのか芋版・・・!!(←違)





そして3学期末テストにて、主人公は76位とまぁまぁの位置に落ち着きました。
するとそれを見たクリスが開口一番に「意外だ」と言い出しました。

クリス「もうちょい、上なんかなーて思うててんけどな」


余計なお世話だ。
お前が上に来いや。



そしてテストも終わったことだし、とクリスをデートに誘ってみると

クリス「電話もろただけでもうれしいのに、これ以上よろこばしてキミはボクをどうしたいん?」


掌の上で転がしたい。


そのまま待ち合わせの場所も決めて、じゃあね、と主人公。


クリス「うん。えーと……キミから切ってや」
犬山「ん。それじゃね」






ためらいゼロ。






きっとクリスは「えー、クリスから切ってよ〜」みたいな反応を期待してたんじゃないだろうか。
なのにこの対応。即切りですよ。
なんだこの2人の温度差。



そんな冷たい対応なんてなんのその、ホワイトデーには
手作りシュークリームなんぞをくれたクリス。
芸術だけでなくて菓子作りの才能なんてあるのか。うらやましい。



で、こんな状態のクリスとの初デートの帰りの寄り道で、趣味について聞いてみました。
基本的にイラスト関係かと思いきや、インターネットもやるみたいです。
「見出すと止まらないんだ」と話すクリスに、主人公の鋭すぎるコメント。


犬山「カワイイお姉さんがいるサイト、いっぱいあるもんね」
クリス「そうそ……〜んなことはないで?」



主人公、ナイス切り替えし!!(爆笑)



クリス「そらいっぱいあるかもしれへんけど、時間忘れるほど見てるなんてことあらへんもん」
犬山(時間忘れちゃうんだ……)



墓穴。



ゴールデンウィークにはお決まりのデート三昧です。
そのうちの1日に、バス停でクリスを待っているとセールス男にからまれました。


男「君、ちょっといい?あ、大丈夫だから!怪しい者じゃないから!」
犬山「ちょ、ちょっと」
男「インク入れ替え不要、ストップウォッチと辞書もついてる万能万年筆のご案内だから!お話するだけだから!ね?」


万能のようで万能じゃないぞ、それは。


辞書はまだしも、何故ストップウォッチ機能なんてつけたんだ。
意外と使い道ないぞ、そんな機能。
ていうか辞書機能なんてついてたら無駄にでかくないか、万年筆が。


そんなゴーイングマイウェイなセールス男に手を焼いていると
横から「それ、めっちゃ欲しい」という声が。
まぁ言うまでもなくクリスなんですが。


クリス「なあなあ、ステキ万年筆の話、ほんまなん?」


すごい興味津々だよ!!!
いいのか!?ストップウォッチだぞ!何に使うんだ!
カップラーメン以外に使い道あるのか!?
でもまぁクリスだもんな。
カッコいい追い払い方を期待するのが野暮ってもんか。


男「は?ま、まあ、一応……」
クリス「そっかぁ。……………ほんなら、それ作ってる会社ごと買わせていただくわ
男「はい?」
クリス「まずは社員教育を一からやり直しやな。人が嫌がるセールスしてたら、せっかくの商品の価値が台無しや」
男「えっ!?あ、あの……」
クリス「……名刺、もろてもええかな」
男「す、すみませんでした〜!」





カッコイイじゃないか・・・!!





やべぇ、今ちょっとときめいた。
なんつーか、出来る男の追い払い方じゃないか。
これでビジュアルが好みだったら完璧落ちているぞ私は!!
クリス、髪の毛を黒く染めろなんて言わないから短髪にする気はないかね、私のために。(←無い)


クリス「遅れてごめんな?イヤな目に合わせてもうて……」
犬山「ううん、大丈夫。どうしたの?」
クリス「万年筆、見たかったなぁ……」



それが念頭にあったのは、「さすがクリス」と言うべきか「やはりクリス」と言うべきか。



その何回か後のデートの寄り道で、異性の好みの質問で「どんな女の子がタイプ?」と主人公が聞くと

クリス「キミv」
犬山「……理想のタイプはどんな人?」
クリス「……。女の子はみんなスキ」



そのお前の中の『女の子』の定義にジャイ子は入れるのかね?



そして次のデートの寄り道では恋愛についての質問で「どんな恋愛がしたい?」と主人公が聞くと

クリス「ラブラブなんがしたいv」
犬山「……具体的には?」
クリス「そんなんよう言わんわ〜。恥ずかし〜〜〜!」
犬山「……………」
クリス「……ゴメンナサイ。そーやなぁ、愛の逃避行とかしたいなぁ」




クリスのおちゃらけた答えに対する主人公の視線は
もはや絶対零度(摂氏−273.15℃)だったんだろうなぁ。
ごめんな、冗談の通じない主人公で。



で、次のデートの寄り道にて。
砂浜を歩きながら綺麗な夕焼けを見て「どこかに行っちゃいたくなるね」と何気なく言う主人公。


クリス「……行こか」
犬山「ん?なんか言った?」
クリス「なんもかんも置いて、ふたりでどっか……遠くへ、行かへん?」
犬山「え……?」
クリス「キミが、うんって言うてくれれば、このまま――」



そこでお約束通りに鳴り出すクリスの携帯。
絶対誰かに見張られてる。



クリス「……そうカンタンには行かへんかぁ。いまやないやろー……って言うてはるのかな、カミサマが」





っつーか、コナミの陰謀だ。







所詮は我も…駒の一つ…フフ、フ…






さらに次のデートの寄り道で、キスについて質問。
「キスってどんなイメージ?」という主人公の問いにクリスの回答。


クリス「キス、言うたら……。どーん、きゃー、ちゅっ」
犬山「それって、もしかして……」
クリス「いまはそんな感じやな。あん時のオデコの……」
犬山「も、もういいや……。ありがとう」
クリス「えー。これからが本番やのに……」



意外だ。
クリスのことだから「挨拶」という軽いイメージなのかな、と思ってたんだけど。
渡来人(←間違ってないけど何か違う)のくせに、どうして1回のキスにこだわるんだ。



1週間後、ボウリングデートで主人公が気合でピンを倒すという荒技を披露した帰りの寄り道で
「砂浜で何か光ったから見てくる!」とクリスが颯爽と行ってしまいました。
しばらく待ってたら、クリスに驚かされて、その主人公のビックリ具合がとんでもなかったので、それにビックリするクリス。
「あの時の再現みたいだ」とクリスが言うので、「あの時?」と首をかしげる主人公。


クリス「おでこにチュー」
犬山「あっ!」
クリス「あ、覚えててくれたん?うれしい」


1週間前に話題に出たばかりだしね。


クリス「……今日、二度目があればもっとうれしかってんけどなぁ」
犬山「えっ?」
クリス「……ナイショ。さて、そろそろ帰るか」










そんなに頭突きくらって前歯折りたいのかお前。









ハードマゾかお前は。






そして体育祭にて二人三脚に参加しようとすると
「一緒に組もう」とクリスに誘われて、「ちょうどパートナー探してたんだ」と主人公もOK。


クリス「……途中で、意識飛んでおでこにちゅーしてもうたらごめんな?」


なんで競技中に意識飛ばす必要があるんだ。貧血か?もしかして女の子の日なのか?



結果は当然1位で、もう最後のフォークダンスに突入。
そしてパートナーはクリスの番に。


クリス「……もっと近づいてもええやろか。……あかん〜、これ以上はボクが無理や。ボクのあかんたれ〜……」





絶対この葛藤中にパートナー変更してると思うんですけど。





フォークダンスってパートナー変わるまでって結構短いんですよね。
小学校・中学校と踊らされたのでよく知ってますよ。



体育祭が終わり、1学期末テストも無事に乗り越え、
8月の合宿に入って主人公の食事当番の日。
犬山ポチ特製親子丼を作ってお披露目。
今回は去年のようなヘマはやりませんよ。気配りパラメータ上げましたから。

クリス「はぁ〜、食べたなぁ。3杯目は余計やったかも〜」



食べすぎです。




文科系とは思えない食いっぷり。
いくら成長期であり思春期であり発情期(!?)であっても、それは食べすぎだろ。
親子丼3杯て。




夏休みが明けて、流行アイコンを実行して針谷を登場させて、いざ修学旅行へ!!
自由行動の日はもちろんクリスに誘われて一緒に行動することに。


クリス「あ、そや。相談やねんけどな?一升に一合のお願いがあんねん」


どんな願いだ。
兄弟杯でも交わすつもりか。



主人公に「一生に一度ね」と修正されつつも、「どうしても行きたいところがあるから付き合ってほしい」とのこと。
ついて行った場所は、なんか竹林でした。
どうやらクリスが初めて見た日本の写真がこの場所だったらしくて、どうしても来て見たかったらしいです。

その先に、『神様に仕え続けた女性が、仕える前に3年間ずっと心と体を清めた神社』があるらしく
境遇は全然違うけども、その女性が他人事とは思えなかったというのも理由だそうです。

どうせだから誰か来たら2人の写真を撮ってもらおう、と提案するクリス。


クリス「記念になんで?……めっちゃ、大事な思い出に」







遺言だよ。








次の日の夜、クリス曰く『日本の伝統文化』の枕投げに参加。
主人公&クリスVS西本&針谷の戦いで、辛くも勝利。
しかし、あのクリスの技・・・バイリンガルなんたらっつー技・・・関西のヤクザじゃないか。


見回りの先生がやってきて、布団に隠れたら一発でクリスが出てきました。ヤッタ!
一緒に布団に入ってた相手を確認して、最初はお互いにビックリ。

クリス「なんや、キミやったんや。それやったらもっとゆっくりしたかったなぁ」


駄目だそれは。
もしも主人公だと分かっていた日には部分的に15禁になってしまうじゃないか。(←クリスの人間性はそれしかないのか)



次の日は、クリスと共にお土産屋へ。
すごいはしゃぎっぷりを見せるクリスとは一旦別行動して、しばらくして集合。


クリス「新鮮組・門藤イサミセット、買うてきた。家族全員分」





なんじゃそら。






新鮮組って何だ、新鮮て。
しかも門藤イサミて。



クリス「これで、ぷち新鮮組を結成すんねん。in ウェザーフィールド家」






家族全員、門藤イサミ!?






いやいやいやいや!無理だよ!
ぷちどころか、一生結成できないよ!!1人しかいないのに!!
もしもウェザーフィールド家が両親+クリスの核家族構成だとしても、
門藤イサミが3人じゃん。
1人3役の逆バージョンじゃん。三位一体じゃん。



それと、主人公に白い馬のついたストラップを買ってきたクリス。
どうやらその馬が、クリスの実家で飼ってる馬に似ているらしいです。
もちろんクリスはお揃いで、こっちは黒い馬のストラップを購入してました。
ストラップを貰って「大事にするね!」とお礼を言う主人公。


クリス「うん。……いつか、本物に会いに来たってや」



そうだね。
その時は馬刺しで美味しく頂きたい所存です。(←食うな)




修学旅行から帰って、数日後の平日のある日。
クリスが進路指導室から出てくるのを目撃。
おやおや?何か叱られたのかね?


クリス「下駄箱の件で、教頭センセーに叱られててん。若ちゃんセンセーとふたりで」



若王子・・・。



まぁな、クリスの蛮行と止めるどころか依頼しちゃったくらいだしな。
怒られるわな。


しかしそれ以上に驚くべきは、
教頭に怒られて反省したのかと思いきや
「教頭は自分のも塗って欲しがっている」と見当違いな答えを見出したクリス。
さすがに主人公も驚きを隠せません。


クリス「だって、最後まで『私のはやるんじゃないぞ?いいな、絶対やるなよ?』って言うてはったんやんか」


そりゃな、それくらい念を押さないとお前は止まらないだろうからな。
実際止まってなかったしな。


クリス「これって、ニッポンのお笑い芸人さんがして欲しい時に使う手段やろ?」




うん、それは前フリだね。





でも教頭はお笑い芸人じゃない。




クリス「せやから、これから行って来る。めっちゃかわいくしたるねん」









ちょっと待って プレイバックプレイバック









ぼうや一体何を教わってきたの










そしてやってきた文化祭。
伝説と関係するオブジェ展示を共同制作した美術部一同だけども、
どうにもお客が少ないので呼び込みをしよう、とクリスが提案。


クリス「ボクとキミで爆笑夫婦コントやったら、きっとぎょうさん集まるで、人」
犬山「美術部と関係ないからダメ」


的確なツッコミをする主人公。既にここでコントが出来ている。
しかしクリスとしては「ツッコミどころはそこじゃない」とガッカリしてました。



文化祭は無事に終わって、数日後に臨海公園にてデート。
2人で散歩するデートはこれで3回目です。
歩きながら「青い空に何を描く?」とクリスに聞かれて「雷」と答える主人公。


クリス「…………めっちゃ三振」



さ、三振!!?



これはまた物凄いコメントを頂いてしまった。
しかもこれでもかと野球とかけ離れた人間から、野球に例えられたコメントを頂いてしまった。
これは彼なりのトップクラスのダメ出し?
とか思ってたんですが、「斬新」の間違いでした。


さらに主人公といると色々刺激がある、と話すクリス。


クリス「シゲキングやな、キミは」



ありがとう。
でもあまり嬉しくないよ、その称号。




11月下旬になって、クリスと一緒に下校する機会があって
「もうすぐ期末試験だね〜」とかいう会話をしてたら


クリス「試験勉強て、なんぼやっても不安なんや……。早よ終わってくれんかなぁ」




・・・・・・






やってたのか・・・試験勉強・・・。


あの成績で・・・。





そしてクリスマスの時期になり、クリスマスパーティにてクリスとトーク。
「ステキな場所に立ってる」とか言ってくるクリス。
どうやら主人公の頭の上にあった飾り(ミスルトー)が原因らしくて、なんだか意味ありげなんだけども
その意味については「ナイショ」と言われてしまいました。
あと、ドレスのことを褒められました。

クリス「……誰のことを想うてそれ、選んだん?」
犬山「えっ?」
クリス「あんまりカワイすぎて、なんや妬けるわ」


誰を想うとかそんなの全ては自分の為に決まってるじゃないか。



プレゼント交換はもちろんクリスのをチョイス。
ポインセチアのオーナメントでした。
ほんと、プレゼントのセンスだけはいいんだよなぁ、クリス。(←そこだけ!?)


お正月はクリスからの電話で、一緒に初詣に。
晴れ着姿を披露して、「おかしくない?」と主人公。

クリス「おかしいなんてことあれへん!そんなこと言うキミがおかしいわ!」


いや、この場で一番おかしいのは確実にお前だぞクリス。




しかしそんな事を言われて「ごめんなさい」って謝ってるあたり、
やはり一番おかしいのは主人公か・・・?
はたまたプレイヤーである自分か。(←大当たり!)


もうクリスは自分にベタ惚れなので、無難に健康成就を願って
おみくじでは吉を引きました。
お、いつもに比べたらいい結果だ。(←8割の確率で大凶)

クリスは大吉を引いたらしいけど、なんだかガッカリした様子。


クリス「こきちがよかった」


小吉な。


なんかちょっとカワイイじゃないか。響きが。

クリス「大吉はなんや、偉そうやんか。ボクはこきちのツツマシイとこが好きや」


慎ましさを望むなら吉でいいんじゃないのか?


そんな感じで初詣は終わって、時は過ぎ、主人公のバースデーには“七宝焼のブレスレット”をもらいました。
「次のデートでしていこう!」と意気込んでみるも、もうベタ惚れ野郎をわざわざこっちから誘う気にもなれず
あっちから誘ってもらう頃には、プレゼントを着用することなんぞすっかり忘れてました。(←バカじゃないの)


で、そんなデートの待ち合わせ中にナンパ男出現。

男「ねえねえ彼女〜、ひとりなんでしょ?一緒にご飯食べない?」
犬山「遠慮します……」
男「いーじゃん、いーじゃん。ご馳走するから早く行こうぜ!」
犬山「やめてください……!」



ナンパのお約束をこれでもかと表した場面ですね。
しかしこの男、パーカーにジーンズという普段着丸出しの女をよくナンパする気になれるな。
もっとお洒落な女はそこらにいっぱいいると思うぞ。


そんなやり取りをしていると、突然「難儀なお人やなぁ」と、のほほんとクリス登場。


クリス「こちらのお嬢はん、困ってるじゃおまへんか〜。食事がしたいようどしたら、ええお店をご紹介しますえ?」
男「そ、それはどうもごていねいに……ていうか、誰だおまえは!じゃますんな!」
クリス「そないに冷たいこと言わんかて、よろしやおへんかいな〜。えらいおかんむりどすなぁ。時間はあるんでっしゃろ?なんやったらご一緒に、ぶぶ漬けなんかどないですか」
男「ぶぶなんとかってなんだよ!お前となんか食べたくないやーい!」



ぶぶ漬けって京言葉で『お茶漬け』ってことらしいですね。
さらに『ぶぶ漬け食べて行きます?』というのは『早く帰れ』という意味らしいですね。
「何故に京言葉?」と聞いてくる主人公に、「使ってみたかった」とサラリと返答したクリスだけども
そういう意味があったんだな、なるほど、こいつ絶対腹黒い。



さて、バレンタインには手作りチョコをクリスにプレゼント。

クリス「……感激やわ……。食べるのもったいない……」
犬山「じゃあ、これは没収だね」
クリス「そ、それはあきまへん!ゴメンナサイ、食べます。せやから補習だけは……」


ほ、補習!?



明らかに『没収』の間違いなんですがね。
面白いなぁ、クリスの単語間違い。
これぞ外国人相手にする醍醐味だよね。(←そうか?)



とりあえず手作りチョコに満足してもらったみたいで、次はクリスのバースデー。
“デコトラの世界”とかいうのをあげて、また満足してもらえたみたいで
その次はホワイトデーで“クレイアートフラワー”を貰いました。



春休みも終わって3年生に進級して、自分の進路を決めねばならんということで
クリスは一体どうするのかね?と聞いてみたら
家業を継ぐために帰国するらしいです。なぬーー!!?
これって主人公がついて行くとか言うエンディングとかになるってこと?


その場は一応進学ってことで落ち着かせておいて、
数日経ったある日の平日、下駄箱でクリスと針谷が話しているのを目撃。
まさか針谷まで下駄箱のバージョンアップを依頼してるんじゃあるまいな、と思ったら
主人公が声をかける前に「次からはちゃんと呼べ」と針谷が言い残して去っていきました。


そこで「何話してたの?」と、取り残されたクリスに聞いてみると
「ハリークン」と呼ばずに「ハリー」と呼べ、と言われたらしい。


クリス「ニュアンスが違うらしいねんけど、よう分からへん……とりあえず、練習せな。ハリー、ハリー、ハリー……」



頑張れよ。



6月の体育祭はクリスと二人三脚を組んで1位を獲得し、
夏休みに入ったところで早速海でデートしたら、ナンパ野郎に捕まりました。


男「ハァイ、カノジョ!オレと恋の波に乗らない?」




波に飲まれて溺れ死んでしまえ。




こっちは待ち合わせだっつってんのに強引な男に困っていると


???「ヒトリデイッテクーダサーイ」
犬山「クリスくん!」
男「あぁ?……うおっ、なんだおまえ!」
クリス「Oh〜、オマエナンテヒドイデース。クリスデース」
男「分かった分かった。邪魔だからあっち行け。げっとあうと!」
クリス「……………はぁ?誰に向かって口聞いとんじゃ、ボケェ!」
男「えっ!?」
クリス「これ以上、なんか言うようやったら、耳……鼻やったっけ?……そこから手ぇ突っこんで、奥歯ガタガタいわしたるぞ!!」






鼻から手は突っ込められない。

どんだけ鼻の穴広いんだ、ナンパ男。





それから最後の夏合宿もチンジャオロース作って喜んでもらえて無事に終わって
次のデートで初めてクリスから貰ったプレゼントを身に着けて行ってみました。(←忘れてた)


クリス「うわ〜、思った以上や。めっちゃ似合う!それに……」
犬山「それに?」
クリス「めっちゃカワイイ。つけてくれてありがとう」


・・・こういうストレートなのが一番テレますよね・・・。
あ、いや、うちはテレてないけどな!(←誰に対する弁明だ)



夏休み明けの平日、たまたま会ったクリスに「ハリーって呼べるようになった?」と聞いてみると
「本人目の前にすると大変なことになる」と言われました。
どないこっちゃ、と思ってるとタイミング良くハリー登場。
妙な緊張が走るクリス。


クリス「ハッ……ハリーク……ハリー……ハリー!」
針谷「お、おう」
クリス「お……お元気ですか?これからどこに行くんだい?」
針谷「……は?」
クリス「ボクはこれから、散歩をするんだ。それじゃっ、しっ……失敬。ハリーク……ハ……ハ、リ〜」



ハリーと呼ぶのに何故関西弁までなくなってるんだ。



事前に「大変なことになる」とは聞いていたものの、
まさかアイデンティティの欠損まで至るとは思わなかったぞ。
クリスに残されたアイデンティティは破廉恥だけじゃないか!!(←美術関連は!?)




しばらくして、空中庭園で3回目のデート。
夜空も見たいと言う主人公に「一緒に来ようか」と誘っておきながら
いざOKが出るとビックリするクリス。


クリス「ここ、夜はラブラブな人らだらけやねんで?」
犬山「そうだろうなぁ。きっとロマンチックだもん」
クリス「……セツナイ気がしてしまうのはボクだけやろか……」
犬山「えっ?」
クリス「……うん、ボクだけやわ。がんばって言うたんやけどなぁ……」
犬山(……?変なクリスくん)



頑張れワカゾー。



文化祭では美術部の出し物をキャンセルして学園演劇へ参加。
もれなくクリスも学園演劇参加したのは、主人公のケツを追っかけてのことでしょうね。
で、本番直前なんですが






どこぞの伯爵様だと思いきや、ドラキュラ伯爵の役らしいです。ニアピン賞!!
話を進めているうちに、もうラストなのか別れのシーンになり
出て行くことを躊躇う主人公に、「同情で吸血鬼になれば後悔するし、お前は優しすぎるから向いてない」と言い放つクリス。


クリス「……一族として名を与えることでキミの輝きが失われるんやったら、そんなもん、必要ない」
犬山(あれっ……)
クリス「「キミがキミでいられへんかったら、そんなん意味ないねん……」







初号機クリス、暴走。







言い回しは違うけれどもセリフ的には、まぁ何とかストーリーに沿っているので
とりあえず劇は成功で終わりました。
しかし、さすがは主人公。


口調が戻るほどに感情込めたクリスの言った意味についてはノータッチです。



その後、遊園地デートで3回目のジェットコースターに。
アメリカには7回転するコースターがあるというクリスの話に「ウソだー!」と信じる様子のない主人公。
自分の目で見るまで信じないと主人公が言い張るので、
クリスも調子に乗って「じゃあアメリカまで来る?」と言うと、主人公まさかのYES。
120%何も考えずの返答でしょうけど。


クリス「えっ。ボ、ボクはべつに構へんけど……日帰りできへんで?」
犬山「うん」
クリス「あの……写真でええんとちゃうの?」
犬山「実物で見たい」
クリス「……………なんや……どうしたらいいのか分からんくなってもーた……えーと……実物で?アメリカを?ボクと?ジェットコースターで?」



落ち着けクリス。
とりあえず言えるのは






お前と行くとは
一言も言ってない。








とりあえず場所だけ聞いて、他の男と行くかもしれないぞ。
現実は常に残酷なのだよ。




12月になって、またクリスとハリーが丁度会ったところを目撃。


クリス「ハッ……ハリリ……」
針谷「待て!」
クリス「ハイッ!」
針谷「……今日からクン付けOKだ。だから、力抜け」


一体どういう風の吹き回しだ、と思ったけど、さすがに先日のあの挙動不審っぷりはカンベンらしい。


クリス「ありがとう、ハリークン……めっちゃオトコマエや!
針谷「まぁな!もっと言え!
クリス「ハリークン、カッコイイ!」
針谷「おう、まかせろ!つーか、当然だろ!」



ハリー・・・。
お前の単純さが、とても眩しい反面すごく切ないぞ。
おめでたい奴め。



クリスマスパーティでは、またミスルトー云々の話をされたけど結局教えてもらえず
プレゼント交換でクリスのプレゼント和紙のランプシェードをゲット。


その後、外の空気を吸いに行ったクリスがなかなか戻ってこないので探しに行って発見すると
「色々考えてて時間忘れてた」と言うクリス。
話を聞いてみると、このスキー合宿を兼ねたクリスマスパーティをやる前に家でもパーティをやってきたらしく
その時に「大学入ったら本格的に父ちゃんの仕事手伝うぜ!」と宣言したのに
「最近のお前の絵は面白くない」やら「無理してるように見える」やら
決心を鈍らせるようなことを言われたらしい。
ってか、面白い絵ってどんなんだ。
自分の息子の絵をなんだと思ってるんだ。



そんな話をしてスキー合宿も終わり、年が明けてクリスと初詣へ。
参拝とおみくじをして、帰ろうとした時に「3年間が早すぎて決心が揺らぐ」と困ったように話すクリス。
家まで送ってもらって、「来年も一緒に行きたい」とクリスが言うので、「誘ってくれる?」と返す主人公。
自分から誘う気はさらさら無い様子。


クリス「……そんなん言われたら、もっとぐらぐらや……」



そりゃ揺らぎもするさ。
こんなに長くいるのに、主人公が自分に気があるかもしれないっていう可能性が欠片も見えないもんな。
高ければ高い壁の方が上った時気持ちいいもんなってミスチルも歌ってたけど
この壁は上ってる最中ですら高さ上昇というか、まだまだ成長期というか、天井知らずだもんな。




そんな感じで元旦は終わり、主人公のバースデーにはクリス自作のデザイントランプを貰い、
バレンタインには当然手作りチョコをあげて
クリスのバースデーにはウォールアート作品集をプレゼント。



そしてあっという間に卒業式へ。



式が終わって伝説の灯台にてクリスに遭遇。
最初は「とうとう卒業だねー」とか「入学した時は目標あった?」とか話してました。
クリスはもともと大学入ったら父親の仕事を手伝うから、高校3年間は自由に過ごすっていう目標だったみたいだけど
今、思い返すと焦って無理をしていたっぽいと語られて
そして、それが本当の自由でないことを気づかせたのは主人公だ、と言われました。


クリス「今度は、本当の自由を心の底から楽しみたい。……キミと」





一緒に二宮金次郎像をレインボーカラーに染め上げる気は無いぞ。






まぁとりあえず返事はOK。
「私も一緒にいたい」と言う主人公に対して


クリス「あ。うっそんぷー、はナシやで?」






うっそんぷー!?






いや、あの「なーんちゃって☆」とか「うそぴょーん♪」とかなら分かるけど。
まぁそれもどうかと思うけど。
でも、うっそんぷーて!何それ!



それはさておき、事故チューの時に何を言ったか覚えてる?とクリスからの質問。
当然主人公は覚えてるわけが無く。


クリス「今度はボクからするって言うたんや。挨拶のちゅー」
犬山「あ……」
クリス「もう、挨拶やないけど……守らせてや、約束。好きや。……もう、離さへん」



そしてエピローグでの2人のその後は
主人公はバイトしてた花屋に就職。
クリスはイギリスの大学へ。






お前「もう離さへん」とか
言ってなかったか?








言った傍から手放してるじゃんよ!なんだその自由奔放ぶりは!!
離さないって言ったんだったら一緒にイギリス連れてくぐらいのことしろよ!





いや〜・・・でもとにかく終わりましたクリス編。
第一印象ではビジュアル面からして全く興味無かったけど
プレイしてるうちにカワイイ一面とかもあり、最終的には結構好感触でした。罵倒しまくってるけど。
短髪だったらもっと高感度アップなのになぁ。惜しい。



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