氷上 格〜ひかみ いたる〜





見た目どおり正義感いっぱいの優等生。(※説明書より)




・・・・・・





そうか?





確かに優等生には見える。
メガネかけてるし。(←そこだけかよ)


でも正義感いっぱいかどうかは判断しかねる。
どちらかと言えば俺の常識が世界の常識と思ってる勘違い野郎に見えなくもない。



他人に厳しく自分にも厳しい、しっかり者。
少しでもドジを踏んだら喝を入れられそう……。
(※説明書より)



グランド20周!!とかですかね。



でも接していくうちに彼のかわいい一面が見られるかも!?(※説明書より)




実はキティちゃんグッズを集めてるとかいう可愛さだったら
確実に引くと思いますがね。



声優は鈴木千尋さん。
テニスの王子様神尾アキラです。



氷上「校則違反者発見!リズムをあげるぜ!!
教師「そこ!廊下を走るな!」
氷上「ハッ!すいません!!」



ってことですね?



それととっとこハム太郎めがねくんもやってます。


メガネキャラが大好きなんですね。(←声優さんの意図じゃない)


あと、彼氏彼女の事情有馬総一郎もやっております。



将来、息子がキラになってしまうんですよね。(←それは夜神総一郎)



あと、テイルズ・オブ・ジ・アビスルーク・フォン・ファブレという役もやっているようですね。
うちはテイルズシリーズ全然手をつけてないのでよく分からないんですけど。
結構有名・・・なのかな?




さて、入学式の後の自己紹介シートの『好きな異性のタイプ』という質問で
『クールで……』『面白い人がいいな』という無茶極まりない回答をしてみました。
だって「クール」と「面白い」って正反対もいいとこだろう。
どんなんだよ。
ギャグマンが日和の曽良くんみたいなもんか?
断罪チョップとか繰り出されたらたまったもんじゃないぞ。



第一週目は勉強して過ごして、最初の日曜日に生徒会執行部に入ることを決意。





僕は羽ヶ崎学園の神となる。




そんな欲望渦巻く主人公が、天使のような悪魔の笑顔で生徒会室に入室。


???「こんにち……。ん?見ない顔だな」


おっと出たな、今回のターゲット氷上。
「新入りでおます」と主人公が告げると、聞いてもいないのに自己紹介を始めてくれて、
さらに生徒会にかける情熱を語ってくれました。
主人公の入る隙をも与えません。


ひとしきり聞き流した後(←聞いてあげて!)
やっと主人公の自己紹介を促してくれました。


犬山「……わたし、犬山ポチ」
氷上「それは知ってる。君のノートに書いてある。……そして?」



・・・・・・




お前のように暑苦しく語れと?





犬山「そ、そして……頑張ります!」
氷上「うん、頑張ろう。……終わりかい?」
犬山「……はい」


いいじゃないか。
「頑張ります」の一言にも、色んな意味が込められてるんだから。
うちは頑張りますよ。




内申の為に。






どんなお綺麗事をのたまってても、所詮はみんな成績が全てなんだよ。



この生徒会に入ったことで、氷上をめぐってライバルとなる
小野田とも強制的に知り合うはめに。
ライバル宣言は避けたいから小野田と遊ぶコマンドは使う気は無いんだけど
クラブ活動のコマンドで普通に小野田がいるところを見ると、
生徒会活動をするだけで自動的に小野田とも仲良くなっちゃうんだろうなぁ。
くそー、ライバル宣言は避けられないか・・・。



そして数日後。













お前はどこの田舎の学生だ。












ふざけすぎ






そのスタイ・ル!







GEKIDASADAZE!!







朝の挨拶をしつつ「いつもそんな格好で来てんのか」と主人公が真っ向勝負で聞いてみたら
「校則にあるだろう」と清々しく答えられてしまいました。




お前の髪の色が
そもそも校則違反じゃないのか。







世の中は不思議でいっぱい。





生徒会に毎日明け暮れて数日経った頃、
移動教室の授業の為に急いでいたら、何かにつまづいてしまい階段を落ちそうになる主人公!
そんな主人公を身を呈して助けようとする氷上!




チュッ



犬山「えっ!?」





ドタバタン





最初はお互いにお互いの体を労わっていたけれど
「何かがぶつかったような・・・」としばらく考え込んで、
チュッの事に気付いて慌てだす氷上。

氷上「ほっ……本当に、どこも、ぶ……ぶつかてないか!?」
犬山「どこ……って言うよりも全身だったから……。ご、ごめんなさい」
氷上「いや、それはしょうがない、そういう意味じゃなくて、キッ、君は……何か、……だ、大事な物を、今ここで失った、ということは無いだろうか!?」







爆  笑








しかし主人公、全く分かっておらず
「持ち物は全部持ってる」と天然ぶりを炸裂。


氷上「君、気にしないで!僕も、気にしないようにする。そういうことで、手を打とう」


勝手に終止符を打たれて去られました。
まさに迅きことは風の如し。
1人取り残された主人公は「大事なものを失ったってどういう意味だろう」と考え込んでました。


犬山(まさか、さっきの感触!…………。深く考えないようにしよう……)





嫌な思い出は即消去という考えらしいです。
切り換えの早さが素晴らしいですね。





そして次の日曜日。
氷上を初デートに誘うべく、電話してみました。
「僕は気にしない」とか言ってたしな、普通に対応してくれるだろう。


氷上「えっ?……あ、ああ、君か。何か用でも?」



明らかに動揺してるじゃないか。




なんとか初デートをこじつけました。
デートの日までに生徒会やら勉強やらやって、ついでに花屋のバイトも始めて
やってきました初デート。森林公園です。

会話でいい印象を与えて、いい雰囲気になったので、意味深に見つめてみました。

氷上「何か言いたいことがあるのかい?遠慮なく喋っていいんだぞ」




そんな事言って、主人公が
キスの責任とってくださいとか言ったらどうするんだ。




そんな感じで終わった初デート。
そして翌週の帰り際に、氷上と遭遇。

氷上「や、やぁ、これは犬山君……」
犬山「……なんだかカクカクしてるね
氷上「……コホン、そんな事は無い。気のせいだよ、僕は、ごく普通だ。そうとも、僕は何も気にしてないし、君と僕とは、ただの友人だ。……ところで、何か用でも?」


自分に言い聞かせてるのが見え見えで痛々しい。



まぁいいや。
気にしないって言ってるし、じゃあ一緒に帰りましょうや、と誘う主人公。


氷上「一緒にって、……ふ、二人っきりでか?それはダメだ!


なんだこの絶対的な拒絶は。





結局、「今日は用事があるんだ!」と苦しい言い訳で断られました。



1年目の体育祭は、運動値26という能力で参加したんですが
佐伯と二人三脚で見事1位を獲得しました。
あの競技、能力値全然関係ないよね。


競技が終わって、お楽しみフォークダンス。

氷上「きっ……君か!…………なんてことだ」
犬山「あの、氷上くん……?」
氷上「い、いや、何でもないよ。これはフォークダンス、ただの学校行事だ……」

おいおい、また自分に言い聞かせちゃってるよ。
どうでもいいけど早く手を出しやがれ。


氷上「……仕方がない。君、指先だけ貸してくれ。僕は、紳士的な距離を保つよ」


上手くオブラートに包んだつもりでも、結局はばい菌扱い、と。
覚えてろよ。




そしてやってきた1学期末テストは77位という結果に終わりました。
まぁいいや。最初だし。



その後の夏休みのデートラッシュに向けて、日曜になる度に氷上に電話しまくったんですが
どうにもこうにも海だけは応じてくれませんでした。
花火大会や遊園地はホイホイOKしやがったくせに・・・!
さてはあいつ・・・カナヅチだな!!(←満面の笑み)


しかし8月限定の遊園地のナイトパレードを見て
電気代について考えるカップルなんていないぞ。
なんてシビアな2人。



そしてやってきた夏合宿。
主人公の料理当番の日には『犬山ポチこだわりのカレー』を作成。

氷上「……何の香りだろう。早速いただこうか」






カレーの匂いを知らないという
衝撃の事実が発覚。







いや、だって、カレーだよ!?
日本人の子供なら誰だって大好きなカレーだよ!?
小学校や中学校では給食で必ず出るであろうカレーだよ!?


氷上の嗅覚を疑うべきか
主人公の味付けを疑うべきか。




・・・いやでも、例え主人公が料理の才能が殺人的にダメだとしても
カレー粉の匂いはしつこく残るから、結構分かるもんだよなぁ。
やっぱり氷上の嗅覚がおかしいんだ。



とりあえず無事に合宿が終わって、家に帰る際に
何かを拾った主人公。


犬山ポチは、生徒会伝統のアイテム“書記の速記玉”を手に入れた!



い、いらねー・・・。



しばらくして、氷上の誕生日が近づいてきたのでプレゼントを用意することに。
個人的に「ともだちの作り方」をプレゼントした方が本人の為だとは思うんだが
ここは敢えて土星型マウスパッドをプレゼント。
いやでも、土星型って・・・使いにくいんじゃないのか?



まぁでもこれでポイントはかなりアップしただろう。
っつーことで、紅葉狩りに誘っていい印象を与えたところで、
氷上に寄り添ってみました。

氷上「君、ふらついてるぞ。まっすぐ前を見て歩きたまえ」



酔っ払い扱いされました。



1年目の文化祭の日。
主人公は生徒会のお仕事で、お茶くみ係りだそうです。
しかし遊びに来ていた、隣の家の遊くんにコピー取りのプロの称号を頂きました。
お茶くみなのかコピー取りなのか、どっちなんだ主人公!
でもどっちにしろ雑用係だ!



結局氷上と一緒に文化祭を回るとか、そんな事は無いままに文化祭終了。
そして1ヶ月後の2学期末テストでは6位に入りました。すげぇ主人公。
氷上にも褒められたよ!


12月23日のバーゲンで、来るクリスマスパーティの為にドレスを買ったら
正月用の晴れ着が買えませんでした。
まさかあと20リッチで泣きを見るとは・・・!!


そしてやってきたクリスマスパーティ!!
氷上って結構スーツ似合うなぁ。
そんでもってプレゼントはコルク瓶入り星の砂を貰いました。
土星型マウスパッドをあげた時も思ったけど、星関連のやつが好きなのかな?



徐々に主人公に心を開きかけている氷上と、今年最後のデートで植物園へ行くことになったけども
当日、主人公がちょっと遅刻。


氷上「ああ、僕はいつも5分前行動だから、君が遅れた時間+5分、待ったことになる」





嫌味か。






主人公への評価が上がっているとはとても思えない刺々しさだなオイ。
くそー諦めてたまるか。
印象はバッチリだ!いい雰囲気にもっていった!よし、手を伸ばしてみよう!握れ!


氷上「どうしたんだ、つまづいたのかい」




これは人生という道につまづいている
プレイヤーへの警告でしょうか。





でも、ようやくデートが終わってから家まで送ってもらえるようになりました。
やっぱり徐々に進歩はしているらしい。



年が明けて元旦。
てっきり自分から電話しないと初詣に誘えないと思ってたのに
氷上から誘ってきてくれました。嬉しい誤算。

氷上「分かった。支度に10分余裕を持たせるとして、今から40分後にチャイムを鳴らすよ」


その言い方はなんだかストーカーっぽくて気持ち悪い。



神社に着いて、参拝客の多さに呆然としつつ
とりあえず祈願。
健康成就にしておきました。
恋愛成就でもいいんですけど、早くときめかれても後々つまんないので。

そして忘れちゃいけないおみくじ。

氷上「それじゃ、僕の分も引いてきてくれ。いい運勢を頼む」


人任せかよ!!

「おかしい、それはおかしい、お前おかしい、マジおかしい」と
主人公の説得のもと、氷上も自分で引くことになり
結果、主人公は大吉、氷上は中吉。
勝った・・・!!(←勝ち負けじゃない)



冬休み明け、学校にて主人公のクラスの担任の若王子先生と氷上が、廊下で話しているのを目撃。
どうやら化学の質問をしたいらしい氷上に、若王子先生も快くOKを出すものの
氷上が「じゃあ今から自習室へ」と言い出すと、「今は購買に行きたいからダメ」と若王子先生が却下。

若王子「だってほら、今話題の超熟カレーパン……早く並ばないと、今日も買えないんです」
氷上「……は?」
若王子「ごめんなさい!」
氷上「あ、若王子先生!」


その場に取り残された氷上に、
「残念だったね」と労いの言葉をかけてあげる主人公。


氷上「勉強不足だったよ……。でも、こんなことで諦めるもんか!」


くれぐれも闘志を燃やす方向性を間違えないようにしてほしいものです。


年明け初デートには遊園地に行ってきました。
観覧車に乗って、2人いい感じになったところで、じっと見つめる主人公。

氷上「……これはいつものメガネだけれど?」

うん、わかってる。わかってるよ。
もうお前にこっちの気持ちを察しろとは言わない。
せっかくメガネの話題が出たことだし、ここらでハッキリさせようじゃないか。




お前は極度のSなのか極度のMなのか。












二次元のメガネキャラは
極端な性癖を持っていると
相場が決まっているんだ。







お前だって例外じゃないはずだ。
さぁどっちだ。吐け。吐いて楽になれ。



ちなみにお前によく似たはばたき学園の数学教師兼吹奏楽顧問
天地が引っくり返っても揺らがない不屈のSと睨んでます。





まぁ氷上の性癖については、おいおいハッキリさせるとして
主人公の誕生日、学校で小野田にプレゼントを貰ってそのまま帰宅。
氷上からは何も無しかよ!と思ったら、わざわざ家に届けに来ました。
何でわざわざそんな面倒な・・・。


氷上「誕生日、おめでとう。そして、生まれてくれてありがとう」





くっさ!!!






どうした氷上!
どうしちゃったの氷上!!
熱があるなら家で寝てろよ!!!


どこのネジが緩んでしまったのかと思ったら
どうやら氷上家では、誕生日にこういうのは当たり前らしいです。
でも他の人にとってはちょっと変だってことも、自覚してるみたいです。
「やっぱり変だろうか」って言ってたし。だったら言うなよ。


そして誕生日に何をくれたんだろうと思いきや




バースデーケーキ(7号ホール)





意外にもオーソドックスな手法できたな。
しかし「食べきれるかな」と心配してるあたり
1人で食べる気マンマンですね、主人公。



このまま何事もなくバレンタインに突入かと思ってたら、
きた、きたよ、きましたよー。



小野田からのライバル宣言。



うわー、やっぱり生徒会してるだけでも小野田との友情はアップしちゃってるんですね。
面倒だなぁ。
どうせなら修学旅行後にしてほしかった。
枕投げが出来ないじゃないか。


一方的にライバル宣言をされた後、家に帰ると隣の家の遊くんが
「小野田さんと何かあった?変なリボンつけてた」と言われました。
何故小野田がいつもと違うリボンをつけたら主人公との間に異変があったと分かるんだ。
どんな能力持ってんだお前。
女の勘以上に鋭すぎる。



そしてやってきたバレンタインデー。
完璧な手作りチョコを氷上に渡そうとしたら、小野田と遭遇。
「校則違反だから渡しても無駄」と釘を刺されました。





何も言われなかったし
超喜んでましたよ?
(←勝ち誇った顔で)






この手作りチョコレートで氷上は手中に収めたも当然。
3月に入って、氷上からデートに誘ってくれるようになりました。
しかも遊園地です。
まさか氷上が遊園地に誘うとは・・・。

今回は誘われた身分なので調子ぶっこいてメリーゴーランドに乗せてやりました。
ざまぁみろ。(←何か恨みでもあるのか)


そして迎えた3学期末テストは9位。
あれ・・・下がった・・・。
他キャラ出したくないから美術さぼってたんだよなぁ。そのせいだな。


そんでもって、ホワイトデーにはマシュマロ詰め合わせを氷上に貰いました。
誕生日のホールケーキといい、マシュマロ詰め合わせといい、
お前主人公を太らせようって魂胆か?
ぽっちゃりフェチか?


それから何度かデートして、何度目かの寄り道で
好きな異性のタイプを聞いてみました。
なんか今まで考えたことなかったみたいで、「これを機会に」とそれはもう深く考えてました。

氷上「料理が上手い……子供が好き……いや、結婚の条件じゃないし。頭の回転の良さ……聞き上手……」



深く考えすぎです。



さて、相手はもうときめき状態。
今誘わずにいつ誘う、と粘りに粘って温水プールでデートすることに成功。
そして当日。
























































・・・ごめんなさい。こういう時
どんな顔すればいいのか、わからないの




















笑えばいいと思うよ







ああ笑ったさ!爆笑さ!
思わずコントローラー落とすほどに笑ったさ!!
おいお前!氷上!それは素か!?素なのか!?素だよな!!
狙ってやれるような奴じゃないよ!恐ろしい子!ほんと恐ろしい子!何考えてんだよコナミ!!



そんな氷上くん、主人公の水着姿を見て一言。



氷上「みょ、妙に……似合うじゃないか。……いや、そんなことはどうでもいいから!」



ああ、どうでもいいよ。
今、提議すべき問題は目の前の受け入れがたい現実だ。






























救いようがない。







氷上の水着姿の威力はテポドンより恐ろしいという教訓を学び
デートの帰りの寄り道で、キスの話題をしてみました。
途端に慌てながら、「一般的には愛情表現だけども、そうでない場合もある!」と。


氷上「…………。その時は、た、ただの接触事故!そう考えるべきじゃないかな?」
犬山「事故はキスじゃないの?」
氷上「ああ、違う!はっきりと!」
犬山「ふぅん、そうなんだ……」
氷上「えっ……君は、キスにカウントするのか?それはそれで……照れるなぁ」
犬山「……氷上くん?どうして照れるの?」
氷上「え?あの時の話をしてるんじゃないのか、犬山君」
犬山「あの時?」
氷上「……あー、そうか、僕の早とちりか。犬山君、気にしないで。この話題は、もうやめよう」


ごめんな氷上。
今日のプールでの衝撃が強すぎてあの時のことが思い出せないんだよ、主人公は。



しばらくして、氷上から「城主の気分を味わいたい」という野望丸出しの言葉で城デートに誘われました。
帰り道に、またいつもの如く質問してやろうと思ったら
今回は氷上の方から口を開きました。
しかも主人公のことを「不思議な人だ」と言ってきました。
お前に言われたくはない。


で、話しを聞いていると、氷上が主人公にこうやって付き合うのは
この前の階段での接触事故での後ろめたさからだったらしい。
同情なんてまっぴらゴメンだぜ!

でも、それは氷上の勘違いで、主人公を知る為のきっかけに過ぎなかった、と話してました。



そして次のデートの寄り道で、恋愛について質問してみたら
今度は恋愛の一般論について深く深く考えてました。お前、もういいや。


と思ったら、次のデートの寄り道には「答えが出た」と。早いなオイ!!
この前は一般論として考えていたけれども、個人として考えてみたところ
「自分が変わるような恋愛がしたい」ということらしいです。

氷上「だから、ね……僕は、影響されたがっているんだ。この恋で、変わりたいんだ……」
犬山「……氷上くん、今、好きな人がいるの?」
氷上「えっ……!?……そんなこと、君に言われるとは思わなかったな……」
犬山「ご、ごめんなさい」
氷上「……いや、いいんだ。この話は、もうやめよう」


この話をふったのはお前だぞ。
ふり逃げとは卑怯なり。




そんなこんなで、2回目の体育祭がやってきました。
もちろん今年も運動値が1ケタでも1位を狙える二人三脚に出場です。


氷上「犬山君、探したぞ。ぼ、僕と……紳士的な二人三脚をしてみないか?」



どんなんだよ。




ちょっと今回はコケる回数が多くて、2位になってしまいました。
まぁ氷上が喜んでたので良しとしよう。
そんな上位になったことなさそうだもんな。


そしてフォークダンス。


氷上「犬山君、精一杯、リードさせてもらうよ。その、手!……手を、取りましょう」


なんだよもう、メロメロだなぁ俺に。
しかも数日後なんて


氷上「よ、……よかったら、その……。僕の……部屋……もとい!僕のうちにっ!……来て、みないか?」


家デートだ!
家デートがきた!
こりゃ行くっきゃねぇ!!
氷上はストーカー要素があるからなぁ、下手したら部屋中に主人公の写真が貼ってあるかもしれん。


そして当日、氷上家へ到着。


氷上「た……大したお構いも出来ないけれど、まぁ、その、くつろいでくれ。きっ、緊張すること、ないぞ!」
犬山「うん、おじゃましまーす」



むしろお前が落ち着け氷上。
主人公は全くもって緊張してないぞ。



しかし残念ながら、部屋には1枚も主人公の写真はありませんでした。
おかしいなぁ。
ベッドの下か?ベッドの下だろ!?
やましい物はベッドの下って相場が決まってるんだ!!




残念ながらガサ入れは出来ませんでした。




で、2年生の1学期末テストの結果。

54位。


見事なまでの右肩下がりです。
美術が・・美術が足をひっぱる・・・。



夏休みは合宿中以外は美術とバイトに精を出していたら
バイト中に氷上が登場。
なんか「尊敬する従兄に会いに行くから花束を作って欲しい」とのこと。
しっかりメッセージカードもつける模様。

氷上「“敬愛する0・1・2・3へ 格”でよろしく」



0・1・2・3・・・?




ぜろいちにいさん・・・




零一兄さん・・・










氷室零一!!!??






うわああああどうりで似てるわけだよ!
従兄かよ!親戚かよ!ガッデムシット!!



しかしそんなふざけたメッセージカードつけて怒られないのか?
昔、はばたき学園を謳歌していた頃に彼のことをゼロワンって呼んだら
こっぴどく怒られたぞ。(←そら怒られる)



衝撃の事実が発覚して、夏合宿へ。
今回の合宿で料理当番の日は、特性親子丼を披露しました。
そして帰り際に『副会長のサポート玉』とかいうのを拾いました。
主人公のこの拾い癖、何とかしたほうがいい。



まぁそれはいいとして、この夏休み、ようやく氷上を海に連行することに成功!
温水プールで文字通り体を張った一発芸をかました彼ですが、
海でもやってくれました。
氷室先生、あなたの従弟はクレイジーです。
一族から確実に恥さらしが生まれてますよ。



さて!学園生活の一大イベントとも言える修学旅行!!
2日目の自由行動で「さてどうしようか」と思っていると
「考えたプランが素晴らしすぎて、1人で回るのがもったいない」と語る氷上に誘われました。
素直に「一緒に行きたい」と言え。

氷上「いいぞ、君と二人の修学旅行……!」



下心、思わずポロリ。




まず最初に金閣寺へ。
そこで氷上にネットで知り合ったチェス友達がいるとかいう話を聞きました。
それから清水寺に行って、「弁慶の錫杖のところで写真を撮って欲しい」と言い出す氷上。
その錫杖には何やら言われがあるらしく、90kgあるその錫杖を持ち上げると立身出世するらしいです。
なので、持ち上げた瞬間に写真を撮って欲しいらしい。
持ち上がればの話ですがね。


非力な氷上のことだ。
シャッターチャンスを逃してしまったら、もう持ち上げられないかもしれない。
まさにシャッターチャンスは一度だけです。
不二先輩はいい歌を歌ってますね。


踏ん張って踏ん張って何とか持ち上がったのを、見事写真に収めることが出来た主人公。
その後、主人公も持ち上げる気マンマンだったんだけども氷上にストップされました。
どうやら女性は別の言い伝えがあるらしく、「女性が錫杖を持ち上げるとカカア天下になる」とのこと。
それを聞いてちょっと迷いが出る主人公。

氷上「いや、君と一緒ならそれもまた楽しいかもしれないな」



既に脳内で『楽しい家族計画』が繰り広げられてる模様。



現実に帰って来いよ、氷上。
とりあえず今日はこれでホテルに戻ってきて、2日後の自由行動も一緒に行く約束をしておきました。


そしてあっという間にやってきた2度目の自由行動の日。
この日はお土産屋をしばらく個人個人で見て回って、少しして合流。
誰に何を買ったとかそんな話をしていると、
氷上が主人公へのプレゼントとして金平糖のストラップをくれました。
しかも自分用のも購入済み。

氷上「僕が持つと、ゴツゴツした星に見えるかもしれない……。でも、実は二人のおそろい……」





変態がいるぞ。





そんな感じで修学旅行は終了。
あー、やっぱり小野田と仲が悪くなってるから枕投げが出来なかった!くそー!!


しかしだね、ときめき状態になってからというもの、
デート中に出すちょっかいの反応がもうどうしたらいいのか分かりません。
例えば、寄り添ってみた時。


氷上「…………。こっ、心なしか、暖かい気がするな……」
犬山(わたしも、あったかいなv)






蹴飛ばしたい。






2年目の文化祭も氷上と生徒会活動でドタバタして終わって、
その後のデートの帰りに氷上の家に寄ることになって、
天体望遠鏡を見せてもらいました。
嬉しそうに話す氷上に、「どんな星を見てるの?」と尋ねる主人公。

氷上「ハハッ、ただの星じゃないよ……。星々の集う銀河だ。……アンドロメダ座大星雲さ」





アンドロメダ瞬!!(←それは違う)






そして「私も見たい!」と興味津々の主人公。



氷上「……ハハ……そうだね。どうぞ、アンドロメダ姫」




・・・・・・



ああ、そうか。
なるほどね、分かったよ。
どうりでお前さっきから顔が赤いわけだ。



熱があるんだろう?




だったら氷上がこんな発言するのもおかしくないよね。
オーケーオーケー。
だから寝てくれ。頼むから。



2学期末テストは56位でした。
ぬー、いかんなぁ。


その数日後、またしても若王子先生に質問を試みる氷上を目撃。
今日も「急いでるから」と言う若王子に、「超熟カレーパンなら確保済みです!」と自信満々の氷上。

若王子「氷上君、遅いですよ。今はみんな“夜店の焼きそばパン”に夢中です」





氷上、2度目の敗北。





2年目のクリスマスパーティでは小野田にチクチクと嫌味を言われましたが
氷上から絶賛の言葉を頂いたので良しとしよう。
ちなみにプレゼントは『3Dクリスタルアート』を貰いました。


お正月には、また氷上から初詣に誘ってもらいました。
去年は20リッチの泣きで手が届かなかった晴れ着も、今年は用意済みです。
普段とは違う主人公にメロメロにさせながら、いざ神社へ。
相変わらず人が多いので、はぐれるんじゃないかと心配になる2人。


氷上「いや、それは……でも!とはいえ…………し、仕方がない!」
犬山「氷上くん、どうしたの?」
氷上「……この提案は、その、はぐれないための、基本的な手段だ。決して、下心から出たものじゃない



御託はいいからさっさと「手をつなごう」って言えよ。
どうせ10割が下心なんだから。




今年は学業成就を願って、おみくじは凶でした。
凶かぁ、ついてないなぁ。
とか思ったら隣で氷上が大凶を引いてました。


年明け一発目のデートでスキーに行ったんですが、
そこで「止まってる時間が長いと底冷えするねー」と話してたら
「名案がある!」と氷上が急に思い立ってどっか行ってしまいました。ドップラー効果付きで。
しばらくして帰ってきたと思ったら、その手には肉まんが。
「温まるには腹の中から」という氷上の説得に、美味しく頂きました。

しかし、7号ホールケーキ、マシュマロ詰め合わせときて今度は肉まんか。
どうして氷上はこんなにも食べ物ネタが多いんだ。



そして主人公の誕生日には、『電波調整式腕時計』をくれたうえに、
次の休みには2度目の家デートに誘ってもらえました。
なんだこの怒涛のラッシュ。


バレンタインも無事にパーフェクトな手作りチョコを渡せたけども
3学期末テストは健闘むなしく57位。

小野田「なんですか、この成績は?」

ぐはっ!


小野田「もう少し、私のライバルとしての自覚をもってください。張り合いがありません」

張り合いたかったのか。
なんだかんだ言って、主人公と関わり持とうとしてるな。



ホワイトデーには流れ星ストラップをもらいました。
お前、修学旅行でもストラップくれなかったっけ?
携帯にジャラジャラつける子が好みなのか、氷上。
お前と仲良くなればなるほど、お前と言う人間が分からない。



3年生になって、体育祭では氷上と二人三脚にリベンジして見事1位を獲得。
1学期末テストでは8位になって、能力的にも順調です。


夏休み最初のデートはやっぱり海へ。
いつもの如く、着替えてまた待ち合わせ・・・と思ったら、待ち合わせ場所で見知らぬ男にナンパされました。
「彼女ぉ〜1人ぃ〜?」といかにも軽い口調で聞かれて、「違います」とキッパリ否定。

男「えー?誰もいないじゃないの。ね、あなたは今、ひ・と・り。一緒に泳いであげるよ」
犬山「ちょ、ちょっと待ってください、私は……」
男「泳ぎたくない?OK、OK!だったら海の家で……」
氷上「誰だ、君は」






出オチ男、登場。






氷上「……彼女は僕と約束がある。僕は二人で過ごすつもりだし、彼女も、君に付き合ういわれはない。つまり、君はお呼びじゃない。むしろ、迷惑だ。……君、反論できるかい」


お得意の論で相手を押しているのはカッコイイかもしれないが
その姿で言われても全くときめかない。



まぁ結局、ナンパ男は去って行ってくれたわけですが。
しかも去り際の言葉が「面倒くせぇ」でした。
そりゃあな、こんな核弾級にふざけた格好の男が論で説き伏せるとかされたら、
相手にするのが面倒だわ。


そして3回目になる花火大会に行って、
いつもは花火を見てすぐ帰るのに、「寄りたいところがある」と言い出す氷上。
どうやら縁日にあった射的の店に行きたいらしい。
射的の店の前まで来て、「この景品の並びは『取ってくれ』と言わんばかりだ」と氷上。

氷上「……ある意味、僕は景品に呼ばれてここに戻ってきたのかもしれない」




とうとう幻聴まで。





本格的にヤバイ人になってきたぞ氷上。



射的は初めてのくせに、「外れる気がしない、俺様の美技に酔いな」と得意気に始めてみたが
結果、ブタの貯金箱しか撃ち落とすことが出来ず、氷上ションボリ。
所詮そんなもんだ。



そして最後の夏合宿も無事に終わって、
帰り際に『会長のカリスマ玉』とかいう、また変な物を拾って、
最後の文化祭では、学園演劇に参加するかクラブ出展に専念するかの選択を迫られました。
クラブ出展っていっても、また文化祭の裏方でドタバタやってるだけだもんなぁ。
っつーことで、学園演劇に参加。


文化祭の準備コマンドは全パラメータが上がる素晴らしきコマンドだというのに、
氷上が3回目の家デートに誘ってくれちゃうもんだから1日犠牲にして行ってきました。

何故かにらめっこをすることになり、しばらく沈黙が続くが、氷上が降参してきました。


氷上「その……長いまつ毛とか、柔らかそうな頬とか……雑念が次々と沸いてくる!!」





煩悩の間違いだろ。





氷上「……これは高校生男女の行う遊びじゃないな。非常に危険だ」



いや、どちらかと言えば危険を感じるべきなのは主人公の方なんじゃ・・・?




そんな事があったっていうのに、次の日に小野田から謝罪と仲直りされました。
ここで主人公が「昨日氷上くんの家に遊びに行っちゃってー、ってかもう3回目なんだけど」とか言ったら
再度ケンカ勃発とかにならないのかな。



文化祭当日。
学園演劇でヒロインを演じることになって緊張しまくりの主人公。
そしてそんなヒロインを落ち着かせようとやってきた氷上。



























パターン青!
使途です!!







何故に氷上がこんな変態ルックをしているのか、まぁ劇になれば分かるだろうと思いきや
全くわからない。主人公も何の役なのかサッパリ分からない。
しかし、そんなことを考えている間に、氷上がセリフを忘れるというポカをやらかしました。
劇が終わって、舞台袖でションボリの氷上。

氷上「そう、失敗したんだよ、僕は……。大事な場面なのに、大勢の前で!あぁ、みっともない……」

そんな落ち込むなって。
セリフを忘れるなんて、どうってことないよ。衣装が既にみっともないんだから。(←フォローにならない)


氷上の言い訳によると、主人公の演技があまりにも素敵すぎて、思わず魅入ってしまったらしいです。


氷上「王妃から妖精王へのセリフじゃなく、君が僕に、言ってくれたように思って……」


そういえば劇の中で氷上が主人公のことを「王妃」って呼んでたなぁ。
へー、妖精王ね。









・・・・・・


























妖精王!?




























妖精王!?









なんだか納得いかないままに文化祭は終わり、そして2学期末テストへ。
今回はなるべく美術やら流行やらを頑張ったので、2位まで上り詰めました。
小野田を倒した・・・!!



3年目のクリスマスパーティは、1泊2日のスキー合宿先で行うことに。
氷上からのプレゼントは「シルクスクリーン『夜空』」でした。
しかし氷上の奴、主人公が用意したプレゼントを上手い事3年間受け取っては 「これはいいプレゼントだ」って喜んでるけど
それ3年間同じ物だって知って言ってんのか。




パーティを楽しんでいると、氷上が「一緒に外に出ないか」と誘ってきました。
どうやら冬の夜空を主人公に見せたかったみたいです。
確かに普段住んでる所より、こういう人里離れたスキー場だと、星が綺麗に見えるでしょうね。

氷上「シリウスから時計回りに、ブロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバラン、リゲル」


あ、知ってる知ってる!
全部は知らないけど、アルデバランは知ってるよ!
身長が2mもあって、得意技はグレートホーンなんだよね!?(←それは聖闘士星矢です)



そんで、さっきの6つの星をつなげて出来る六角形を
「冬のダイヤモンド」と呼ぶらしいです。


氷上「これが、僕からのクリスマスプレゼント。今夜は、君のものだよ」






素晴らしい節約術ですね。





彼女へのプレゼント代にお金がかかって仕方ないという男性諸君には有難い技です。





お正月はいつもと同じように氷上から誘ってもらって
晴れ着でメロメロにさせて、神社へゴー。
今年も学業成就を願って、おみくじは去年と同じで主人公が凶、氷上が大凶を引いてました。
大丈夫なのか、このカップル。



そして誕生日には『チタニウムの万年筆』を貰いました。
高校生で万年筆って使う人いるのか・・・?
まぁ世の中にはいるんだろうけども。



2月に入ったある日のこと、またしても若王子へのリベンジに燃える氷上を目撃。


若王子「や、氷上君。先生、今日も急いでまして。……やや、それは!!」
氷上「やはり、ご存知でしたね?そう、今噂の“極まろメロンパン”です」
若王子「そんな……だって、購買では明日入荷予定って!」
氷上「もちろん、生徒会執行部の権限を悪用しました







職権乱用だ!!!







しかも「もちろん」とか言ってるよ!自慢気に言うことじゃないよ!
さらに「これた食べたければ、同時に僕をこれ以上悪の道へ踏み込ませたくなければ・・・」って脅しまで入ったよ!?
誰かはばたき学園の数学教師に電話してくれ!!
お前の従弟が職権乱用してるぞ!!



そんな氷上の新たな一面を知ったところで、バレンタインがやってきて
今年もパーフェクトな手作りチョコを手渡し、
そして受験日には一流大学を受験。



で、迎えた卒業式。



式が終わってから、伝説の灯台へ行ってみると扉が開いているので
中に入って上まで行くと、氷上に出会いました。
告白の前振りの中でこんな顔↓されたんですけど










主人公が臭かったのかな?







まぁ無事に告白されて、主人公もOKを出して
今度は事故じゃなくてちゃんとしたキスをしてハッピーエンドを迎えました。


しかしこのキスする時の氷上の言葉。




氷上「……『友達』の卒業証書、もらってもいいかな」









ヒムロッチーー!!
ヒムロッチーーー!!
(←呼ぶなよ)








これ聞いた途端、テレビの前で1人震えておりました。
怖い。こいつ怖い。
どうしてこんなにも1人爆笑オンパレードなの。
ネタが豊富すぎるよ。引き出しが多すぎるよ。お前どうしたいんだよ。
しかもなんかちょっと上手い事言ってるじゃないか。
「友達の卒業証書」て!


いや〜もう、氷上っていいキャラだなぁ。
恋愛対象とは違った意味で。
楽しかったです。ほんとに。



でもまぁ、1つ言いたい事があるとすれば

とりあえず学校の外では風紀の腕章は外した方がいい

ということです。
一緒に下校するのはいいけど、喫茶店に寄りたくない。絶対、周りからの視線が痛い。



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