針谷 幸之進〜はりや こうのしん〜





明るく自信家で、目立ちたがりな男の子。

へー。(←興味無いのかよ)




アマチュアバンドのボーカルを務める彼の夢は、
世界が認めるミュージシャンになること。


なるほどね。





頑張ればいいんじゃない?(←何だその投げやり感)




「幸之進」という名前にコンプレックスがあるのか、みんなには「ハリー」と呼ばせている。







逆に恥ずかしくないのかその呼び名。






声優は鈴村健一さん。
知らねぇなぁ、新人さんかい?と思ったら学園ヘブン滝俊介でした。
メチャメチャ知ってんじゃん!
食指の動かないキャラランキングで海野と堂々のワンツーフィニッシュを飾ったあいつでしょ!?(←嫌な覚え方)


しかし滝か、よりによって滝か、じゃあ針谷も萌えねぇな(←決定かよ)と高を括っていたら
十二国記楽俊とかヒカルの碁の伊角慎一郎だと判明。





超萌えどころじゃん!!!(←何だこの変わり身)




やだぁ、もう!伊角さん!そうか!伊角さんなのか!伊角さ〜〜ん!!(←呼んでも現れません)
てっきり音楽業界のプロを目指してるんだと思ってたけど、実は囲碁業界のプロを目指してるんだね!
オーライオーライ、皆まで言うな。
「あいつ囲碁なんてやってるんだぜ」「うわっ、ジジくせぇ!!」とか、いじめられるから泣く泣く黙ってるんだ。
ギターはカモフラージュなんだ。
本当の自分を曝け出せないだけなんだ。
言いたい事も言えないこんな世の中じゃ POISONなんだ。


しかも楽俊でもあるんじゃん!そっかそっか。
じゃあ針谷も実は半獣だな。(←バカな)





さて、プレイスタートして、始業式の日に書かされる自己紹介シートの「好きな異性のタイプ」で
『ちょっとキザで……』『もちろんカッコイイ人』を選択。
つまり「俺様の美技に酔いな」とか言っちゃう人が好きってわけですね。(←そうじゃない)









いねぇよ・・・こんな奴はなかなかいねぇよ・・・。




次の日から怒涛の勢いで流行アイコンを押しまくっていると、
数日後、主人公が廊下を歩いているところに、どこかからギターの音が・・・。
何だろうと思い、音が聞こえてくる教室の扉を開けると、そこには誰もおらずシンと静まり返っていた。
「おかしいな、確かにここから音が聞こえたのに・・・」
主人公がそう呟いた瞬間、突然背後から恐ろしく低い声で







「きみの後ろにいるよ」









・・・とかいうホラーが始まるわけじゃなくて(←当たり前だ)
ギターの音が聴こえてくる音楽室の扉をこそっと開けてみると、
そこにはギターを弾く男子の姿が。
見てください、この







自分に酔いしれた顔を。



まさに陶酔です。
酔いしれてます。自分に。
こんな奴ぁなかなかいない・・・


















いたよ。






つながった!
ハリーと跡部が今、無理矢理つながった!!






それはさておき、その曲に聞き惚れてしまい、一通り終わったところで拍手をする主人公。


???「かっ……勝手に聞いてんじゃねえよ!……けど、マジで良かった?」
犬山「うん、すごくステキな曲だった」
???「はは、そっか……サンキュ……じゃねーよ、違う!




出会い頭で一人ボケツッコミ。




こいつ・・・なかなかやるな・・・。(←何を)





???「オレが作った曲だから、ステキなのは当たり前。だろ?うん、そのはずだ」





さらに一人問答。





色々と問題のある子のようです。頭に。




とりあえず主人公が自己紹介をして「名前教えて!」と言うと、なんだか口ごもってしまった男子生徒。


???「……針谷……のしん」
犬山「……のしん?」
針谷「針谷!幸之進!通称ハリーだ!じゃあな!!」
犬山「あっ!行っちゃった……。ハリーか……ハリーって……」
針谷「ハリーだからな!」



分かったよ、ポッター。(←そのハリーじゃない)





5月に入った頃、主人公が「次の授業に遅れるー!」と廊下を猛ダッシュしているところに
突如針谷が出現して、お約束通りに見事ぶつかる2人。


チュッ

犬山(いま……唇がなにかに触れたような……もしかして……)
針谷「イッテェ……」
犬山「あっ、ハリー!ごめんね、わたし急いでて……」
針谷「……オマエ……今、オレのほっぺに……」
犬山「えっ?」
針谷「キ……キス……しただろ……」
犬山「ええっ!キ……キスなんて!」
針谷「……オレにそんなコトできるなんて、そうそうねぇんだかんな!特にこの先!ラッキーだったな。将来、絶対自慢できるぞ!じゃあな!」




お前以外が相手でも、後にも先にもそうそうねぇよこんな事。




しかしながら、主人公。





犬山(今の、本当に……?自慢なんてできないよ〜!)




事故とはいえ、針谷とキスしてしまったことを慌てふためく主人公のように見えますが
油断するべからず、相手はこの主人公だ。
主人公の真の気持ちを理解するには、高度なテクニックが必要なのだ。




犬山(今の、本当に……?自慢なんてできないよ〜!)

要約:針谷如きが相手なんて自慢にならねぇんだよボケが。






主人公の毒っぷりは今日も絶好調です。





5月中旬あたりになって、楽器屋ネイでアルバイト開始。
もちろん針谷と同じバイト先です。
これでますますストーキングに熱が入ります。(←犯罪)



しかしなかなか針谷と一緒に帰ることが出来ずに悶々とする日々。
このストーカーの名折れめ!と罵ろうと思ったところへ
ようやく針谷と校門前で遭遇!
こりゃ誘わねば!


針谷「オッス。……なんだ?またチャンス狙ってんのか?」
犬山「チャンス……?よくわからないけど一緒に帰らないかなぁって思って」
針谷「悪ィが、これ以上、アレを許すワケにはいかねぇんだ。だから今日は諦めろ。じゃあな!」

その言い方だとじゃあ明日ならいいのかってツッコミを入れたくなるんだけどダメでしょうか。


6月に入ったところで体育祭へ。
パン食い競争でぶっちぎりの1位を獲得し、針谷にパンを半分あげて
お楽しみのフォークダンスへ。
さて針谷はどんな反応を見せてくれるのかな。

針谷「おっ、オマエか。よーし、これも自慢項目に入れとけ!な!」




そうだね。
後々の笑い話になるだろうしね。(←それは過去の恥)




さて、1学期末テストにて主人公が121位を取ったのは、まぁ頑張ればいいとして
針谷が281位で3教科赤点という期待を裏切らない素質の持ち主だったと分かったところで
テスト後に初めて針谷に電話をしてみました。
フォークダンスでは余裕綽々だったけど、電話なら、それなりのオモシロ照れ隠し発言をしてくれるかな!?


針谷「……おっ、おお。なんだ?」



リアクションの1つも取れずに将来テレビの世界でやっていけると思うなよ。



とりあえず花火大会のデートを誘ってみたらOK貰えました。



針谷「遅れんなよ。遅れたらクビだかんな」





何を?





しかし、その次、そのまた次と日曜になるたびに夏休みデートにこぎつけたんですが
どう頑張っても海デートにはOK貰えませんでした。
まさかこいつもカナヅチなのか?



花火大会の日に浴衣で行っても、他の奴みたいに期待できないかなーとか思ったけど


針谷「……他の奴に見せるの、スッゲェもったいねぇ」




やるじゃない!
言えるじゃない!!
お前もやれば出来る子だったんじゃない!!









これを伊角さんが言ってると思えば
嬉しさ倍率ドン!!!
(←誰か目を覚まさせてあげて)







文化祭がやって来て、音楽室で発声練習をしてる針谷を発見して
出番を楽しみにしつつ、自分のクラスの出し物の喫茶店で遊を適当にあしらって
「ハリーのライブに行かなきゃ!」と急いでいると、通りかかった部屋からガシャーンという音が。
気になって戸を開けて覗いてみると










青レンジャー発見。






なんだよもー、ライブってヒーローショーだったんだね!
見たかったなー。
しかもハリーったら青レンジャーじゃん。じゃあ普段は常に海パンなんだね!
でもなんか悔しがってるみたいだから、失敗したみたいですね。
そりゃそうだ、高校生相手にヒーローショーは大間違いですよ。(←お前の解釈が間違ってる)



そして12月に入ったところで、学校の帰りに針谷に声かけられました。







何だそのナイスポージング。





なんかこれからライブ用の衣装を買いに行くらしいので、ついて行くことに。
一度別れて自由行動して、適当に時間を潰したところで待ち合わせ場所に戻ってくると
何やら男と戯れている針谷を目撃。
「ともだち?」と尋ねてみると

針谷「勝手に見てんじゃねぇよ」


ああ、なるほど。




ホモだちだったみたいですね。(違)






ごめんごめん、そりゃ見られちゃ恥ずかしいよね。
空気読めなくてごめんね。
でも大丈夫、差別なんてしないよ、うちは理解者だから。(←慈愛に満ちた微笑で)


そして2学期末テストで主人公が78位の位置を獲得。
前回より結構頑張ったなぁとか思ってたところに針谷登場。


針谷「ポチ。ふぅん……無難な位置だな。中途半端っつーか」






275位で数学9点の
お前に言われたくはない。







テストも終わって、針谷の誕生日に伝説のロックライブDVDをプレゼントし、
クリスマスプレゼントにシルバーピンズを用意。
チャイナドレスで針谷を悩殺だずぇー!とか思ってたのに、会場で針谷に会えませんでした。な、何故!!?
でもプレゼント交換では針谷のが当たりました。
中身はサイン入りピックセット。もちろん針谷のサインです。
い、いらね・・・。



年が明けてお正月。
針谷に初詣に誘われたので、晴れ着で待ち構えてやりました。
まずは年始の挨拶。

針谷「ポチ、おめでとさーん」

なんつー挨拶だよ。
年始の挨拶くらいちゃんとしろよ。
とりあえず俺の晴れ着姿を誉めてもらおうか。(←何様だ)

針谷「お。こう見ると、ちゃんと女の子だ」
犬山「えっ?」
針谷「雨降ってきたりしてな!」
犬山「ひどーい!」
針谷「ハハハッ、ホントに降ったらどうにか守ってやるよ。安心しろ!」





今年の正月は血の雨が降りそうだぜ・・・。(←何する気だ)





いそいそと出かけて神社に到着するや否や、参拝客の多さにゲンナリして
「みんな行くとこねぇのかよ」と愚痴るハリー。


針谷「ま、そういうオレらも同じ穴の……ウジナ?ウナジ?ってやつだけどな」


バカだなぁ、これだから赤点野郎は。
それを言うなら同じ穴のムナゲだ。(←それもっと違う)



↑かつて犬山さんのパパンが吐き出した名言です。(←どうでもいい)



おみくじ引いたら末吉でした。
チッ、今年はいいことねぇな。
そして隣でだんまりのハリー。


針谷「……もう1回引いてくる。すぐ戻ってくるから待ってろ」



いやその前にお前が待て。



1月23日の主人公の誕生日には十字架プリント化粧ポーチを貰いました。
主人公が犬山のようなノーメイク人間だったらどうするつもりなんでしょう。
まぁその時は生理用品入れになるだけでしょうな。



誕生日プレゼントをくれたってことは親密度も高くなってる証拠だし
そろそろデートの待ち合わせで違うリアクションをくれるだろうなぁと思っていると
次のデートで主人公が遅刻。

針谷「このオレを待たせたなぁ?……さぁて、帰るか」

・・・まぁ、うん、この頃は友達って感じだもんね。
甘々なセリフはもっと親密度が高くなってからに期待しよう。

どうでもいいけど、今『甘々』って一発変換しようと思ったら
『尼尼』って出やがった。
どういうことだ、出家しろってか。
そんなに煩悩まみれだと言いたいのか。
よく分かってるじゃないか。



バレンタインに手作りチョコを渡して、ハリーの心をもっと鷲掴みして
3学期末テストでは86位の地位を獲得。
おお、よく頑張ったじゃん主人公。これなら褒めてもらえるだろう!


針谷「へー、いい位置だな」
犬山「そう?」
針谷「オレだったら親に自慢しまくる。けど、おまえの場合はどうなんだ?ダメなんじゃねぇの?」


え!?ダメなの!?
この位置でもダメなの!!?
くっそー、手厳しいなぁ。



ホワイトデーにはハリー厳選・超スッキリのど飴セットを貰いました。
まぁ『ハリー厳選』とか言ったところで所詮は市販で売ってる飴なんだろ?



春休みに入ったくらいで、初めて針谷からデートのお誘いがありました。

針谷「おまえ今度の日曜日ってヒマか……?ヒマだよな?」



決定事項かよ。



くっそー、このオレ様っぷり、やはりどこぞの誰かさんを彷彿とさせやがるぜ・・・!!





(←どこぞの誰かさん)





針谷に誘われるんだから、てっきりライブハウスかと思ったら遊園地に誘われました。
快くOKする主人公。
それを聞いて「良かったー」と言いかける針谷。


針谷「……あ、悪ィ!ちょっと安心……じゃなくて!あ、いや、何でもねぇ!」



落ち着けよ。
針谷が不甲斐ないので、「バス停で待ち合わせでいい?」と話をリードする主人公。



針谷「おうっ。楽しみにしてる……じゃなくて、楽しみにしてろ!じゃあなっ!!」



・・・こういうとこは愛い奴だよなぁ針谷。



ところがどっこい、日曜日のデートに遅刻してきやがった針谷。
おかげでセールス男に目をつけられた主人公。


男「女の子はメガかわいく!男の子はギガ格好よくなれる、そんな魔法を知りたくない?」
犬山「えっ!?いえ、別に……知りたくないです」
男「今なら、特別超高級価格でご案内!さぁ、今すぐお電話を!」





聞けよてめぇ。





どうしてくれようこの変体ロン毛、とか思ってるところに
「電話番号教えろ!」という声が割り込んできました。
まぁ言わずもがな針谷ですが。


針谷「オレはハリー……誰もが認める未来のスーパースターだ」




誰かどうにかしてくれ、この夢見がちボーイ。




針谷「充分カッコいいオレが、何で電話番号を?と思ったか?思っただろ?」
男「はぁ……はい……」
針谷「そこがオレのスゲェとこ!現状に甘んじることなく努力する、それが針谷幸之進!」
男「……幸之進?」
針谷「……テメェ……どこでその名前を知った……」



バカだこいつ。
いや、前々から分かってたけどあえて言わせてもらうバカだこいつ。



男「へっ?い、今あんた自分で……」
針谷「ふざけるな。何でオレが名乗る必要がある!つーか、さっさと電話番号教えろ!



・・・・・・



うちは勘違いしてました。
いくらまだ親密度最高じゃないとはいえ、主人公が見知らぬ男にからまれてたら
彼氏の振りしてみたり、そうじゃなくても、なんだかんだと芝居打って助けたりするじゃないですか。
針谷もそうだと思ったんです。
自分が商品に異様なほどに執着した振りをして、逆に男を怯えさせて退散させる、そんな作戦だと思ったんです。




奴は本気だった。






主人公の危機<自分の美的向上心






ナルシストを相手にするのはツライ。




微妙な助け方だったけど、ひとまずセールス男は去っていったので
何事もなかったかのように遊園地で遊びまくり、気づけば夕方。
「まだ時間はあるか」と聞いてくる針谷に、「うん」と答える主人公。


針谷「じゃ、それオレにくれ。ギリギリまでいようぜ、一緒に」






最高じゃねーの!!





こいつよぉ!なんでこんなよぉ!油断したところによぉ!
そんな言い回し卑怯なんじゃねーの!?



2年生に進級してしばらくした日の帰り道、針谷に遭遇。
どうやらイメージトレーニングをしていたらしい。


針谷「……目の前にはオレを待つ数万人のオーディエンス!オレのシャウトでライブがスタート、熱狂のうちに幕が下りる……」




・・・以上、針谷のイメージトレーニング妄想でした。



ついでに針谷の歌を聞いていくことになりました。
こちとら早く帰ってドラマの再放送が見たいんですが。とかいう選択肢は無いんでしょうか。



針谷「じゃ、聴いてくれ。……『only you』」






オンリーユー
き〜みが〜(きみが〜)きみが熱い恋をする〜なら〜♪
(←TOKIOかよ)






ゴールデンウィークに入った頃には針谷も主人公にメロメロになってきたので
あれだけイヤがってたプールにも、1回でOK貰えました。
満を持してセクスィーな水着でご登場する主人公。


針谷「なんつーか……目のやり場に困るっつーか…………イイ。かなり





ざまぁみやがれ!!(←何が)





ここで針谷から「泳げるか?」って質問がくるんですが
ぶっちゃけ今、運動値が20弱なので(←逆にこれだけキープ出来てるのが不思議)
正直に「泳げない」と言う主人公。


針谷「オマエもダメなのか!早く言えよな〜。よーし、今日は帰るか!」




何しに来たんだお前ら。





っていうかな。




針谷「オマエもダメなのか!」





オマエダメなのか!











やっぱりカナヅチだったのかお前。







しかし攻略キャラのうち2人もカナヅチなんて、そんなの前代未聞だぜコナミ。
いいのかそれで。例え1部でもキャラがかぶるなんて事あっていいのか。





6月に入って、体育祭で二人三脚に出場すると針谷からお誘いが来ました。


針谷「……あんま、近づきたくねぇってんなら他のヤツ探すけど……」
犬山「どうして?そんなの全然気にならないよ?」
針谷「……そうかよ。行くぞ」


針谷よ、主人公に気遣いなんぞ無用だ。
下手したら主人公に「ハリーってもしかして……ワキガ?とか思われかねないぞ。



とりあえず針谷とコンビを組んで二人三脚で1位獲得。
そして競技はフォークダンスへうつり、踊るペアの相手も針谷に。


針谷「あ。……まぁ、その、なんだ。あーもう、早く手!よこせ!」


相変わらず何て分かりやすいテレ隠しなんだろう。
よーし、これも自慢項目に入れとけ、な!(←どこぞで聞いたセリフ)



体育祭が終わって次の週の日曜に、夏の公園でデートしたらイベント発生。
噴水に願掛けで小銭を投げる針谷に、「何をお願いしたの?」と尋ねる主人公。

針谷「……将来のことだ。ビッグになるっていう誓いと、あと、オマエとずっと……」



え、も、もうプロポーズ!?
そんなの早いよ、主人公はともかくお前はまだ結婚できる年齢じゃないし
第一、うちは志波が好きだから(←全てが台無し)



そんで、デートの帰りの寄り道で今回は異性の好みを聞いてみると
意外にも答えを渋るハリー。

針谷「う………………どうしようもなく鈍感でぼけぼけなヤツだけど」


ふむふむ。


針谷「話を、茶化さないで真剣に聞いてくれるヤツ」


ほうほう。


針谷「あと、オレにちょっかい出しに来るようなカワリモノ」



・・・前半部分は分かるけど、最後のやつは、え、あの、誰のことですか?
私の記憶が正しければ針谷にちょっかいを出しに行った覚えは無いぞ。


針谷の回答にも疑問が残るが、そこはさすがに主人公、
それを更に上回る不思議回路で「ハリーは変わり者じゃないよ!」と言い出す始末。
お・・・・まえ、バカじゃないの!!?
オレにちょっかい出しに来るカワリモノ」って針谷が言ってたのに、なんで針谷が変わり者扱いなんだよ!
自分で自分にちょっかい出すってどんなんだよ!!
そりゃ変わり者じゃなくて危ないヤツだよ!!



あまりのトンデモ発言に「今のはオレのことじゃねー!」とつっこむ針谷。



針谷「……これだもんな。タチ悪ぃ……」



ごめん。ほんとごめん。
うちが悪いわけじゃないけど、ほんとごめん。



さて、こんな珍事件にもめげず、次のデートの帰りには恋愛について聞いてみました。
なんか音楽関係の人間って、こういう事になると無駄に抽象的に語るのが多いからなぁ。
比喩表現とか使われても困るなぁ。


針谷「……よく、わかんねぇ感情」



・・・・・・




あぁ、忘れてた。
針谷に限ってそれは無かった。
頭の悪いアイツに比喩表現とか難しい事はムリだった。



続けて「何かぐちゃぐちゃだー、最近」と愚痴をこぼす針谷に、「最近?」と見事につっこみどころを逃さなかった主人公。

犬山「最近、そんなかんじなんだ」
針谷「な、なんの話だ!ちげぇよ、一般論だろ今のは!」
犬山「そ、そっか」
針谷「……これだよ。ハァ……マジで疲れる……」


いや、だったらお前も誤魔化さずにストレートに言えばいいんじゃなかろうか。



さて、次のデートの帰りに今度は針谷に「お前は恋愛ってどうなんだ」と聞かれました。
おのれ、仕返しか?

針谷「……ハァ。何か、病気だよな」
犬山「えっ?」
針谷「1日に何回も感情の波が来て、スッゲェ疲れて……寝てても勝手に夢に出てくるし。こういうのって……全部、吐き出したら楽になるんかな……」


そうそう。
吐いて楽になれ。
自首した方が刑も軽くなる。(←刑?)



針谷「…………」
犬山「ハリー?」
針谷「……やめた。まだそういう時期じゃねぇような気がするし……それに、たぶんこれって……吐き出したからって楽になるようなもんでもねぇだろうし」






諦めたらそこで終了だよ。






1学期末テストも終えて、夏休みに入って針谷と海へ出掛けると
一旦着替えの為に解散してからまた同じ場所に戻ってきて針谷を待っていたところに、いつものナンパ男登場。
いつ見てもヤラレ役顔ですね。

男「ねぇねぇ彼女ぉ、かわいいねぇvはばたき泳KINGの俺と、波乗りしようよぉ!」
犬山「遠慮しておきます」
男「イライラ注意報発令中ぅ?じゃ、海の家で甘いものでもぉ……」
???「泳KINGってことは、泳ぎが得意……ってことだよな?」
男「もちろん得意だよぉ〜……へっ?」
針谷「じゃ、オレにクロールと平泳ぎ、教えてくれ





お前が教わっちゃうのかよ!!





男「……あのね、お兄さん今チョ〜忙しいの。見れば分かるでしょぉ?ボクゥ」
針谷「……分かんない!ずるいよお兄ちゃん!なんで教えてくれないの!?」
男「な……なんだなんだ!?」
針谷「ボク、泳げるようになりたいのに……ひどいやひどいや、泳KING!!
男「おっ、おいっ、やめろ!おまえ声でかすぎ!はずかしー!」


お前自分で泳KINGって名乗ってなかったか。



しっかし針谷・・・なんて演技派・・・!!(爆笑)
まさか針谷がこんな追い返し方をするとは思わなかったよブハハハハハ!!
っていうかもっと男らしい追い返し方は出来ないのか針谷・・・?



海で適当に遊んだ後、帰りの寄り道でとうとうキスについての質問にこぎつけました。

針谷「……あん時は、将来自慢しろとかって軽く言っちまったけど…………実は自慢してぇの、オレのほうだったり……」








ほらな?(←鬼の首を取ったかの如く顔で)









もう針谷は主人公にメロンメロンのデレンデレンだぜ!
その証拠に、次の週の花火大会のデートで服ひっぱってみたら

針谷「……悪くねぇな、それ。ツンツン……ってヤツ。じゃねぇ、何でもねぇ!」


悪くねぇな、そのテレ隠し。



次の週は針谷からデートに誘ってもらったのでボーリング場へ。
その帰り道にて

針谷「オイ。ちゃんと自慢、してっか?」
犬山「えっ?なんの?」
針谷「……キスの」


なんでだよ。


主人公も「そんなのしてないよ」と即否定してしまったため
「そんなのだとぉう!?」とカチンときちゃった針谷。


針谷「はーん……オマエにとっちゃ、“そんなの”扱いか、あれは」
犬山「そ、そういう意味じゃ……」
針谷「……じゃ、どういう意味だよ」
犬山「えーっと、その……」
針谷「……少しは意識しろっつーの」
犬山「えっ?」
針谷「あーあ……マジでオレ、バッカみてぇ!なんなんだ、オマエはよ。あーあ……あーあ!」


えええええ。
何だその不貞腐れ方は。
オマエはどこの我が儘ボーイだ。
っていうか、わざわざキスしたことを自慢する女って、それはそれでイヤじゃないか?
針谷はいいかもしれんが主人公は確実に友達をなくすぞ。



8月最後の日曜日に遊園地デートに行ってきました。
観覧車に乗って、その後いい雰囲気になったから寄り添ってみると

針谷「近づきすぎだっつーの!あと1cmくらい離れろ。……それ以上は離れるな」


・・・どうしろと?



さーてやってきました修学旅行!!
針谷に誘われて一緒に自由行動に行って、清水寺を訪れる2人。
清水寺のスケールのでかさに感動して思わず叫ぶ針谷。

針谷「いつか……こんなデッ……ケエ舞台に、立ってやるからなーっ!」



そしてそのまま飛び降りるといいよ。(←死ぬ)



ホテルに戻ってから明後日の自由行動の予定を聞いてくる針谷に
「全く予定はナシ」と答える主人公。

針谷「んじゃ、予約する。……空けとけよ」






最高じゃねーの!!






だ、だから、不意打ちはダメだってば・・・!!
ナンパ男撃退であんなに腑抜けた感じだったのに、どうしてこの子はこういうところで
こんな言い回しをサラリとやっちゃうのかしら。
いやだわ、もう。


次の日の夜は待ってましたの枕投げです。
主人公&針谷チームと小野田&氷上チームの対決です。
ギリギリで勝ちました。
ほんとギリギリでした。
このミニゲームほんと苦手・・・。


見回りの先生がやってきて、咄嗟に押入れに隠れる主人公。
なんと今回1発でハリーと鉢合わせしたよ!ヤッタ!!

針谷「わ、悪ィ!枕投げで汗かいてるし、まさか、誰かが入ってくるとは思ってなかったし……!つーか、なに言ってんだオレ……とにかく、今のことは忘れろ!今すぐだ、ここでだ!分かったか!」




オレは誰の指図も受けねぇ。(←何このニヒル)





次の日、2回目の自由行動なので針谷とロビーで待ち合わせをして
お土産屋さんへ行ってきました。
どくろクマストラップ京都・鎧バージョンという奇抜なセンスを全面に押し出したものをお揃いで貰ってしまいました。
あ、ありがとう?(←思わず疑問系)

針谷「ただ……おそろいっつーのも悪くねぇなぁって思っただけで…………じゃなくて!とにかく、気軽に使えよ、なっ!」

だったらもっとこう・・・さぁ・・・
よりによってどくろクマってさぁ・・・
それ、お揃いってどうなのよ、ねぇ。
未来のスーパースターはセンスも人よりもズバ抜けていないとダメみたいですね。
方向性はどこでもいいみたいですけど。

10月に遊園地にデートに行って3回目の観覧車に乗車。
そこで「閉じ込められたらどうする?」と針谷が聞いてくるので「テレビに出られるかも!」と回答してみました。
予想はしてたけど「そんなんでテレビに出ても嬉しくねぇ」と一蹴する針谷。

針谷「それに、オマエの映像を全国に流されるのもよろしくねぇし……」







オレのヴィジュアルは
放送コードに引っかかるってのか?









だったらモザイクかければいいだろうが。(←そういう問題ではない)




ついでに、なんかちょっかい出せそうだったので針谷を見つめてみました。

針谷「その目は反則だって。……だから、見るなって」


どの目だ。
主人公が一体どんな目で見てたってんだ。哀れみの目か?
それならわかる。(←えー)



それからとある日のこと。
学校に針谷に呼び止められて「天地って知ってる?」と聞かれたので
ちょうど視界にいたらしい天地を指して「あれがそうだよ」と教えてあげる主人公。

針谷「……女に囲まれてるヤツ?ナマイキな……おい、天地!」

明らかに理不尽な嫉妬心丸出しの針谷が
「こないだ音楽室で…」ってイチャモンをつけようとするのを、笑顔で先手をうつ天地。

天地「あ、針谷先輩」
針谷「おまえ……オレのこと、知ってんのか?」
天地「もちろん。はね学の有名人ですもん」
針谷「……マジで?なんだよ〜、そういうことは早く言えよ!」





チョロイなオイ。






文化祭では、「ゲリラライブやるんだ!」と言ってたくせに主人公のクラスの出し物(ディスコ)には
ちゃっかり遊びに来てる針谷。
お前、ライブはどうした。

針谷「……オイ、ヘンなヤツら、来てねぇだろうな?」




目の前にいるよ。





文化祭が終わってしばらくして、針谷から遊園地に誘われたので
誘われた身分の権利でメリーゴーランドへ乗せてやりました。
メリーゴーランドに乗るのは男メンバーは嫌がるのが多いけども
針谷としては「小さい頃、酔ったからイヤだ」とのこと。
え、そんな理由・・・?



12月に入って2学期末テストを終えて針谷にデートに誘われたので
いざ行かん!と思ったら針谷からドタキャンされました。な、なにをををを!!?

しかも風邪引いたらいいです。な、なにををををを!!??




バカが引いていいのは夏風邪だけなんだぞ!!




お前が風邪なんて認めない!認めないぞ!
お父さん絶対認めないからな!(←お父さん?)
お前の病気はガンだ!!(←無茶な)





しかし、こうしちゃいられねぇと針谷の家を調べて訪問する主人公。
相変わらず行動派ですね。
そして予想だにしなかった来客に驚きを隠せない針谷。















いいと思うぜ。(←鈴鹿!?)







いいじゃない!すごいじゃない!いいじゃない!最高じゃない!!
バカは風邪を引かない法則は完全に無視してくれたけど
普段髪を上げてる奴が髪をおろすと非常にカッコ良く見える法則は成り立ててくれたな!
ありがとう!ハリーありがとう!!



髪の毛をセットしてない状態の針谷を見て「雰囲気違う〜」と言う主人公に
照れてしまって思わず「帰れー!」と言ってしまう針谷。
すると予想に反して「わかった」と素直に帰ろうとしてしまう主人公。
慌てる針谷。こいつバカだ。

針谷「げ……マジで?」
犬山「お大事にね」
針谷「……ちょっと待った」
犬山「えっ?」
針谷「あったかい飲み物出してやる。……時間あるならあがってけよ」


まったくもー、素直に最初からそう言えばいいのにぃ♪



その後、針谷の誕生日にウォレットチェーンを渡しました。

針谷「あーっくそっ!……ニヤつくな、オレの口!」



代わりにうちがニヤついてやるから安心しろよ。(←何でお前がニヤついてんだよ)



クリスマスはハリーの選んだロックなクリスマスソングCDを貰いました。
いや、別にロックじゃなくて普通のクリスマスソングでいいと思うんだけど・・・。


その次の週の日曜日、スケートデートの為に公園で待ってるところにナンパ男登場。

男「ねぇねぇ、彼女ぉ、ひとり?俺とお茶しなぁい?」
犬山「いえ、わたし待ち合わせしてるんで……」
男「でもさぁ、さっきから見てたけどだ〜れも来ないじゃん。ね、ね、行こうよ〜」
針谷「おい、オマエ。そろそろ、その中途半端なツラ引っさげて退散したほうがよくねぇ?」


お、今回はちょっと男っぷりを見せるのか?
いやでも針谷じゃ外見的に威圧は出来ないもんなぁ。


男「はぁ……?なにが中途半端なツラだ!ざけんなよッ!」
針谷「かーっ、これだから自覚のないヤツは!いいか、これからの時代…………」
男「こ……これからの時代、何だよ。気になるだろ!」
針谷「おぉし、耳貸せ……いいかたとっとと失せろーっ!
男「うわぁぁぁっ!みっ、耳がぁぁぁぁあっ!お、覚えてろぉぉぉ!」



あ、なーる・・・。
ボーカルの得意技を最大限に活かした技だ。


そしてお正月、針谷に誘われて初詣へ出発。
もちろん着物ですよ。メロメロですよ。
神社に到着して、やっぱり人の多さにウンザリする2人。

針谷「……つかまってもいいぞ」


わぁ、ありがとう!じゃあ遠慮なく首に(←何故)



参拝もおみくじも済ませて帰り際、
「去年の願い事が叶ってる気がしないから、ここの神は力が弱い」と愚痴りだす針谷。
そんな針谷に「どんなの頼んだの?」と素朴な疑問を投げかける主人公。

針谷「それはアレだ、オマエと……じゃねぇよ!ゆっ……誘導尋問なんて、卑怯なオトナがすることだぞ!」


・・・まぁ、プレイヤーが大人なもんで。
すいませんね、卑怯で卑屈な大人で。(←卑屈とは言ってない)


その後、家まで送ってもらって別れようとした時に
「二度と誘導尋問はするな」と主人公に念を押す針谷。

針谷「いつか本当のことをポロッと言う自信がある。だからやるな」



どんな自信だよ!
ってかもう、ほとんど言ってるよ!
ポロッどころじゃないよ、ボロボロだよ!溢れんばかりだよ!!




しばらくしてから主人公の誕生日に、音符型のシルバーイヤリングを貰いました。
あ、これはなかなかいいかもしれない。
これがピアスだったらしばき倒してますよ。


バレンタインには毎年のように手作りチョコをプレゼントフォーハリーです。
よーし、どんな反応してくれるのかな?

針谷「うオッス!……なんだ?オレに何の用だ?何か用だろ?」

思い切り期待してるなぁ・・・。
これ、期待を裏切るようなマネしたらかなり落ち込むんだろうなぁ。
・・・絶対いつかやろう。



3学期末テストはもうどうでもよくて(←オイ)
ホワイトデーにはシルバークロス付きブックマーカーを貰いました。



そういえば主人公の誕生日から数回デートをしてるんだけど
貰ったイヤリングのことをすっかり忘れておりました。
思い出したところで早速デートにつけていってみました。
目ざとく主人公の耳を見て、自分のあげたプレゼントだと気付く針谷に
「気に入ってるよー」と言う主人公。
今日初めて着けたんだがな。


針谷「……よかった……じゃなくて!オレが選んだんだから当たり前だっつーの!」


こいつも1人ボケツッコミが好きだなぁ。
もう特技だよな、これ。



3年生になって、まずは自分の進路を決めねばならないっつーことで
参考までに針谷のを聞いてみると『音楽活動のためにフリーター』だそうです。
そして就職を選択する主人公。



・・・・・・




なんつーか・・・





いつかビッグになると言って定職につかずに夢を追い続ける男に
「私が支えてあげなきゃ!」と母性をくすぐられた女が働いて、
自分と男の生活費諸々を負担していたのに実は二股をかけられていて捨てられる




という未来予想図が見えるのは自分だけでしょうか。
その手のテレビやら何やらを見すぎでしょうか。





それから何ヶ月かは針谷とデートしたり、他の男の爆弾処理をしたりを繰り返して
気付けばもう11月の文化祭に突入。
学園演劇の準備の前に針谷に会って、ライブのことを聞いてみると
「今回は許可も取ったし、強力な助っ人がいる」とのこと。
誰やねんと不思議に思ってたら佐伯が登場。
佐伯は佐伯で今年もファンの子に追いかけられてると思ってたら「今年は作戦がある」と不適な笑み。
しかも針谷と佐伯で話しこんでるから「2人で何かやるの?」と主人公が問うと

佐伯「ああ、バンドの裏方手伝ってるんだ。なんかに参加してると、みんな遠慮してくれるし」

あ、なーる・・・。
しかも佐伯が関わってるとなれば、女子の呼び込みも兼ねるもんな。
利害の一致か。


そして学園演劇直前。



(劇)


あれ、普通・・・?
劇の中でギターがどうのこうの、子供たちがどうのこうの言ってるところから
演劇の内容はサウンドオブミュージックだと判明。


劇の中のセリフで主人公が、針谷が演じる大佐に
「何を怯えていらっしゃるのですか?」とか「音楽は楽しむもの」とか説得していると
そこで「黙れ!」と怒るはずのシーンなのに「そうだよな」と納得しだす針谷。
突然の展開に目が点の主人公。


針谷「まず自分が心の底から楽しめなかったら……音楽やってる意味、ねぇんだよ」





大佐の言葉遣いはそうじゃないだろ!!(←そこかよ)





しかも


針谷「……おまえに言われなくっても分かってるっつーの!」
犬山「え……」
針谷「このオレを誰だと思ってる!世界を取る男・ハリーだ!行くぞ!」
犬山「大佐、名前も話も違います〜!」




さすが、世界を笑いで取る男・ハリー。




2学期末テストが終わって針谷の誕生日には
日本の城大全集をプレゼントしました。
あいつ・・・城が好きだったのか・・・へぇ。(←プレゼントして初めて知った)


スキー合宿と合同のクリスマスパーティで、とりあえず仲の良い人と一言二言交わして
プレゼント交換で針谷のクリスマスソング・オルゴールを当てて
しばらくして「ハリーはどこ行きやがった」と会場内を徘徊していると
階段のとこに座り込んでいる針谷に呼び止められた。
何だお前、座敷わらしみたいになってるぞ。


なんかこの後、針谷がクリスマスソングを歌うことになっているらしく、緊張していたから1人になっていたらしい。
今までは1人になった方が上手くいくと思ってたけど、
支えてくれる人もいるってことを主人公を見て気付いたんだ、と語る針谷。


針谷「……一番前で見てろ、オレのこと。今日の歌は、オマエのもんだ。クリスマスだし、特別」





歌はいらねぇ、お前をくれ。(←ストレート!)






お正月は毎年の如く針谷と初詣に行って
大凶を引いて幸先の悪さを痛感してみたり
主人公の誕生日に針谷からオールディーズCDを貰ったり
バレンタインも毎年のように手作りチョコを送ったりして
3年間バイトしていた楽器店ネイに就職することを決めて
あっという間に卒業式へ。



卒業式が終わってフラリと灯台を訪れると針谷と遭遇。



針谷「…………ようこそ。オレの高校生活、最後のステージへ」



灯台の管理者にちゃんと会場費用払ったのか。(←どうでもいい)



そして「今まで、いざステージに立つとダメだったのに、主人公の前だと平気だった」と話し始める針谷。
君はいつも僕の薬箱さってことでしょうか。
君を守るため その為に生まれてきたんだってことでしょうか。



針谷「どんな場所にいても、オレの中には微笑むオマエがいる」



瞳を閉じて 君を描くよ それだけでいいってことですね。




・・・・・・








主人公、死ぬの?







針谷に「一緒にいてくれ」と告られて、「一緒にいたい」と答える主人公。


針谷「あと……やり直しを、要求する」


何をだ、告白か?
まったく音楽関係のヤツは演出にこだわるからめんどくさいんだよな。(←何てことを)


針谷「あーっもういい!後悔すんなよ?」



そう言って主人公にキスする針谷。
あ、やり直しってキスのことか・・・なるほどね。



エピローグにて、針谷も結局、主人公が就職した楽器店ネイで働いてることが判明しました。
しかも主人公は針谷のマネージャーになってました。い、いつの間に!!?



全体的に針谷はツンデレっぷりが面白かったなぁ。
1人ボケツッコミはもう彼のキャラの1部、むしろ全てになってしまった気がする。
しかしやっぱりカナヅチキャラが重複してるのはイカンよな。
あれはもうガリ勉キャラの専売特許じゃん。
流行重視のキャラがカナヅチってのはちょっと・・・。



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