ファッションリーダー花椿先生の遠縁にあたる年齢不詳の美少女。
この『ファッションリーダー花椿先生』というのは、前作の出てきたキャラでして
まぁこのレポを読む人はその存在は知ってると思いますけども
知らない人の為に、ご紹介。
こんな人です。↓
IKKOじゃありませんよ。
わぁ、そっくり!!
花椿吾郎は立派にファッションリーダーなんです。あんなんだけど。
そして姫子も親戚とは言えども、その才能は受け継いでいるのです。こんなんだけど。
げに恐ろしき花椿一族。
一応、羽ヶ崎の制服を着てるんだけども生徒っぽくないんだよなぁ。
年齢不詳ってアンタ何年か留年してるってことですか?
声優は松崎史子さんです。
すいません・・・このお方、他の作品は全くわかりません・・・。
いや、出てることは出てるんだけど、うちが全く知らないものなんで。
なので他出演作品については省略。
羽ヶ崎学園に入学した主人公は、高校生活始まって最初の日曜に
手芸部マスターになるんだってばよ!と手芸部に入部。
しばらくは適当に過ごしてたんですが、6月に入ってすぐのこと。
登校していると予鈴が鳴っているのが聞こえたので急ごうとしたら、1人の少女とぶつかりました。
時代を間違えてますよお嬢さん。
???「まぁ、あなた1年生ね?女の子が無闇に走ってはダメ。はしたなくてよ?」
常識を逸したその髪型は、はしたなくないのでしょうかお嬢さん。
ぶつかったことを謝りつつ、「お前さんは誰なんだい?」と主人公が尋ねると
「花椿姫子」と名乗られました。
犬山「え!?花椿って、もしかして、世紀のファッションリーダー、あの花椿吾郎先生の・・・・」
花椿「そう。吾郎先生は姫子の叔父サマよ」
←世紀のファッションリーダー
世も末だな。
「ファッションのことはお任せよ〜」と言う花椿に
「はぁ」としか言えない主人公。
花椿「クスッv 可愛いお返事ね。じゃあ貴女のことは『デイジー』って呼んじゃおっかな」
何故だ。
犬山「え?でいじー?」
花椿「花言葉は希望、そして無邪気。貴女にピッタリじゃなくて?小悪魔のデイジーv」
だから何故だ。
小悪魔だったら『無邪気』は当てはまっても『希望』は見出せないぞ。
そんな花椿にどう対応したらいいのか困っていると
女生徒に呼ばれて花椿は行ってしまいました。
そして別れ際に名刺もらいました。
その名刺に花椿のHP『姫子の部屋』のアドレスが載っているので、これからは逐一チェックせねばなりません。
お前ファッションセンスよりもサイトのネーミングセンスどうにかしろよ。
それと同時期に、必須パラメータを満たしたのでセレクトショップでバイト開始。
火曜と木曜にお願いすると言われたので、早速火曜日に初バイトへ。
店長にちょっとした説明をしてもらった後、「オーナーを紹介します」と言われました。
へー、他のバイトとは違うなぁ、オーナーなんか紹介されたの初めてだ。
花椿「ごきげんよう、デイジー」
お ま え か よ。
本来のオーナーは変態花椿吾郎なんだけど、奴が外国に行っている間は
姫子がオーナーを任されているらしいです。
花椿「ビオレッタ。あとはよろしくね?」
店長「かしこまりました。プリンセス姫子」
店長ーーーーーー!!!!
なんてこった、店長は既に手遅れじゃないか!
なんだよビオレッタって!
なんだよプリンセス姫子って!!
8月に入って、手芸部の合宿へ。
主人公の食事当番の日、夕飯の準備をしようとしたところに花椿が登場。
あれ?花椿は手芸部にいないはずなのに、と思ってたら
どうやら花椿が率いる『カメリア倶楽部』も夏合宿中と判明。
花椿「真の乙女になるための、とても厳しい合宿……そう、食事を用意する暇も無いほどに」
犬山「はぁ、そうなんですか……」
花椿「そんなこんなで、今日のメニューはなにかしら?」
馬鹿めが!馬鹿めが!
料理もできぬ凡愚めが!!今に見よ!!
真の乙女になりたいなら料理くらいしろよコノヤロウ。
ムカついたのでチンするカレーでもお見舞いしてやろうかと思ったけども
しょうがないので犬山ポチこだわりのカレーを作ってあげました。
大人だから。
人間ができてるから。(←どこが)
花椿「素敵よ!デイジーテイストが姫子のお口いっぱいに広がって……ミラクルよ!」
デイジーテイスト、つまり主人公の味が口いっぱいに広がってるらしいです。
隠し味に自分の血液でも使ったのでしょうか。
鉄分が豊富なカレー。
ある意味、女性にはいいかもしれない。
合宿が終わって、休日に一人で買い物に繰り出した帰りのこと
花椿「お洒落なデイジー!」
すいません、ものっそい恥ずかしいので
街中でそんな風に呼ぶのやめてもらえませんか。
ちゃんと『ポチ』って呼んでもらえませんか。(←それもどうかと)
何の為に呼び止められたのかと思ったら、「流行に敏感なのね!」と褒められました。
花椿のHPに書いてある、花椿オススメの服とかアクセサリーを普段から身につけてさえいれば
こんな風に褒められるみたいです。
一人で買い物した帰りに定期的に登場するんだよなぁ、こいつ。
油断すると「デイジーの怠け者!」とか言われるんです。
なんとかしてくれませんか、この女。
2学期が始まり、早速また次のオシャレアイテムをチェックする為に『姫子の部屋』(←花椿のHP)を閲覧。
乙女にとって秋はとっても危険。
松茸、栗ご飯、焼き芋、秋刀魚……
ああっ!ああっ!!秋はなんて悩ましい季節なのかしらっ!!
でも太ってはダメ!ガマンガマンなのよ〜〜〜!!
あ〜わかるわかる。
秋ってほんと食べ物が美味しい季節だもんね。
特に焼き芋ね!
食物繊維が多いから便秘の人には強い味方だけど、カロリーも多いもんね。
炭水化物だし。太りやすいんですよ。
そして10月になって、また姫子の部屋をチェック。
みなさん、ごきげんよう。姫子です。5kg太りました。うぅ…秋のバカ……。
バカはお前だ。
10月中旬くらいに、「バイトに慣れてきたなぁ」と自分で実感していると
「調子良さそうね」と花椿が登場。
犬山「あ、プリンセス姫子!はい、がんばってます!」
立派に洗脳もされてます。
戻って来い!戻って来い主人公!!
今ならまだ間に合うから戻って来い!!
11月になって文化祭では体育館でファッションショーを成功させ、
2学期末テストでは見事1位の地位を獲得。
花椿狙いだと、休日にデート誘うのに時間割かれたりしないし
手芸部で気配り、流行、美術がアップしてくれるし、
休日に勉強アイコン実施しちゃえば結構ラクに1位取れちゃうなぁ。
しかし年が明けて3月のある日。
バイトでスランプに陥った主人公。
花椿「デイジー!どうしたっていうの!?そのもっさり具合は!」
もっさりて。(笑)
まさか花椿の口から「もっさり」なんてワードが出てくるとは思いませんでした。
さすがに主人公もショックだった模様。(色んな意味で)
7月下旬には汚名返上で頑張りました。
花椿「デ・イ・ジーv」
怖い。
主人公のおかげで店が華やいでるって褒められたけど、とりあえずその出現方法やめてくれないか。
2年目の夏合宿で、また花椿がちゃっかり食事当番を押し付けてきたので
せっかく気配りが148もあることだし、高級料理ピッ ガイ ヤット サイを作ってみました。
全く意味不明なんですが外国の料理で『たわしコロッケ』とかだったらいいのに。(←昼ドラか)
花椿「ブラボー!デイジー!スパイスと素材のハーモニーがなんだかとってもワンダホー!おかわりしちゃおっかなv」
おかわりしたいくらい美味いみたいです。
たわしコロッケが。(←違)
その後、特に大したイベントもなく時は流れて、気づけば翌年の3月。
今回のターゲットは花椿だから、男キャラの誰にも下校時に一緒に帰ろうって誘ってもいないし
デートに誘うなんてもっての他だし
なによりまだ誰のプロフィールも知らないというのに(←遊くんが不憫)
ある日突然、遊くんから爆弾予告が。
まぁ、言うまでもなく佐伯なんだけどさ。
そして次の日の下校中。
???「デイジー、恐ろしい娘……」
名前を?で伏せていても、デイジーって呼んでる時点で花椿とバレバレなんですが。
「早速やってるわね」と言う花椿に、はて?と意味が分からない主人公。
花椿「姫子にはお見通しです。見える……見えるわ、爆弾が……」
悲劇さをこれでもかと表現したポーズで嘆かれました。
しかも
こんな細かい表現つきで。
「爆弾!!?」と驚く主人公に、
「殿方は皆、心に爆弾を抱えています」と諭すように語る花椿。
花椿「あなたが誰かと仲良くなれば、その陰できっと誰かが傷つく……それがあなたの性だから……」
いやだから誰とも仲良くした覚えが無いんですが。
犬山「そんな……わたし、どうすればいいですか?」
まずは相談相手を見直すところから始めようか。
花椿が言うには、爆弾がついているのが誰なのか調べてさっさとデートに誘いやがれ、ということらしいです。
花椿「ところが、あんまり独りの殿方にかかずらわってると、別の爆弾がっ!あぁ!恋の爆弾地獄!」
アンタ実は面白がってません?
どうすればいいんですか!?と慌てる主人公。
落ち着け、慌てるな。
まずはクールなヘッドで良く考えて相談相手を変えよう。まずはそこからだ。
花椿「ほら……耳をすませば、トクトクと爆弾が脈打つ音が聞こえる……」
ほら!ほらね!?
幻聴まで聞こえちゃってるもの!!
危険危険!こんな人に相談しちゃダメ!!
花椿「ホホホホホ!じゃぁね、小悪魔のデイジー?」
ハッ、そうか!
小悪魔の異名はこの事を先読みしてのことなのか!!?
くっ・・・なかなかやるじゃないかプリンセス姫子・・・!!(←洗脳されかけてる)
そんなことがありつつ、またしばらくした後の平日。
次は化学の授業だー、と廊下を歩いていると花椿と若王子が話しているのを目撃。
花椿「カメリア倶楽部の専属になれば、お給料は今の倍……いいえ、3倍お支払いすると言っているのよ?」
若王子「はぁ、もうそのお話は何度も……」
おいおいおい何だその話。
っていうか一般生徒(には見えないけど)の花椿が、なんで先生の給料を交渉できるんだ。
とりあえず、次の授業が化学だということで「お話中すいません」と言いつつ若王子に話そうとすると
花椿「お話って?わたくしたち、何も話してなくてよ?ねぇ、若王子先生?」
若王子「はい、なにも」
犬山「え?でも今、お給料がどうのって……」
花椿「やだ、おかしな子!きっと夢を見ていたのね?乙女の白昼夢を」
人を夢遊病者みたいに言わないで頂きたい。
また時は流れて翌年の冬休み明けの平日。
先日と同じく、次の化学の授業の為に廊下を急いでいると、若王子と花椿が話しているのを目撃。
花椿「いい加減に、あんなボロアパート、引き払っておしまいなさいな」
若王子「はぁ、しかしあれでも住めば都というかですね……」
花椿「よくて?花椿財団を味方につければ、研究所の一つや二つ――」
その話を黙って聞いてりゃいいのに、わざわざ入り込む主人公。
花椿「デイジー……もしかして、また、何か聞こえたのかしら?」
犬山「いいえ!わたし、なにも!」
花椿「クスッvお利口さん」
・・・絶対、裏があるぞこいつ。
そんな言い知れぬ恐怖を感じているうちに予鈴が鳴って、花椿を慕う女生徒2人がやってきました。
女生徒B「お昼寝の準備が整いました」
保育園かここは。
2月になって、受験日には今までバイトしてたセレクトショップに就職を決意。
そしてあっと言う間に卒業式。
式の後に伝説の灯台まで足を運んではみたものの、扉が開いてないので帰ろうとすると
いつも花椿を呼びにきてた女生徒2人が待ち構えてて
「お待ちかねですよ」とか言われて、意味が分からないまま羽ヶ崎学園に強制送還されて、気づけば学校の屋上でした。
そして満を持して花椿が桜吹雪と共にご登場。
花椿「デイジー……いよいよその時がやってきました」
どの時だ。
何の前フリも無いままにそんな事言われても分からんっつーの。
しかし花椿はマイペースに「一目見たときからこの日が来ることが分かってた」とか
「立派な乙女に成長した」とか話し始めてしまい、主人公は「はぁ」くらいしか返事ができない状態。
花椿「わたくしの見込んだとおりの、デイジー。貴女に秘密を打ち明けましょう。今、万感の思いを込めて……」
犬山(秘密……じゃあ、ついに姫子先輩の歳が!?)
いや、分からんぞ。
秘密が1つだって限られてるわけじゃないんだから。
年齢以外に秘密があるかもしれないじゃないか。
例えば、実は変装した花椿吾郎だったとか・・・。
これで変態の名を欲しいがままだ。
一体どんなビックリ情報が打ち明けられるのか。
オラわくわくしてきたぞ!!
花椿「わたくしがこの学園に来てから、いくつの春が過ぎたでしょう……今ではもう思い出せません」
何回留年してるんですか。
さすがに主人公も驚いて
「いくつなんですか?」とストレートに質問してしまう始末。
とにかく年齢が気になってしょうがないんでしょうね。
花椿「姫子に年齢はありません。姫子は乙女の心にだけ映る幻影……」
犬山「あの、お話がよくわからないんですけど……」
花椿「学園の乙女を守り、慈しむため、永遠に学園をさまよう、時の旅人。真の乙女を継ぐ者が現れる日まで……」
・・・・・・
地縛霊!!?
ウッギャアアアアアアやっぱりホラーなのか!
ホラーなのかよ!!
きっとこのまま「私と共に永遠の乙女になりましょう」とか言って、あっちの世界に連れてかれちゃうんだ!
悪霊退散!
エロイムエッサイム!!
エコエコアザラク!!
テクマクマヤコン!!!
花椿「貴女に鍵をたくしましょう、乙女の秘密のソサイエティ『カメリア倶楽部』の部屋の鍵を」
あ、あれ?連れて行かれはしないの?
しかもなんか託されちゃったよ?鍵なんて受け取っちゃったよ?
うちはてっきりときめきメモリアルGS2というゲームをやっているつもりだったんだけど
犬山ポチと秘密の部屋というタイトルだったのかな?
次回作はきっと犬山ポチとカメリア倶楽部の囚人ってタイトルだと思います。
最終的には『例のあの人』と戦わなきゃいけないんです。
←例のあの人
手ごわいな〜、これは手ごわいよ。
こいつと戦うのは相当な覚悟がいるね。
こいつと戦うのも相当な覚悟がいるね。
因縁の対決で倒した後、迷惑防止条例違反で警察にしょっぴくというラストを飾ります。
お楽しみにね!(←出ません)
・・・話の脱線はさておき、鍵を渡されると聞いたところで
「今日で卒業だから困る」と主人公は拒否。
いやお前もっと拒否するべきところがあるだろうがよ。
花椿「今日から貴女がこの鍵を受け継ぎ、学園の乙女達を守るのです。とこしえに……デイジー……いいえ……姫子」
犬山「そんな……姫子って……わたし、姫子……」
花椿「はじめまして、新しいわたくし。そして……アデュー!」
そして桜吹雪と共に消える花椿。
・・・・・・
立派にホラーじゃないか!!!!
花椿から打ち明けられた衝撃の事実。
もはや年齢云々の問題どころじゃない。
そしてさらに衝撃のエンディング。
『カメリア倶楽部』の部屋の鍵を受け継ぎ、わたしは“姫子”になった。
……ああ……わたくしには聞こえてよ?
新たに羽ヶ崎学園の門をくぐる、
真の乙女の素質を持つ生徒たちの軽やかな足音が。
……いけない、姫子のうっかり!
乙女たちを迎えに行かなくちゃ。
それじゃまたね、チャオ!
……クスッv
戻ってこい!!
主人公戻ってこい!!
なんてこった・・・とうとう主人公があっちの世界の住人に・・・。
っていうか姫子って改名しちゃって・・・役所への申請はどうしたんでしょうか。(←問題はそこじゃない)
まぁ、つまり、アレだ。
花椿姫子という人間は存在しなかったと、つまりこういう事なんだね?
真の乙女になった者が、代々その名前を(強制的に)受け継いできたというわけなんだね?
しかし、ここで問題が発生するのだよワトソン君。
もしも『花椿姫子』という存在が彼女の言うとおり、
乙女の心にだけ映る幻影だとしたらだね、ワトソン君。
彼女と普通に対話していた若王子先生は
一体何だと言うのかね、ワトソン君!
というわけで
次回作『犬山ポチとカメリア倶楽部の囚人』のキーパーソンとなる伝説の賢者は
若王子先生ということで決定です。
お楽しみにね!(←だから出ません)
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