天地 翔太〜あまち しょうた〜





主人公より1つ年下で、甘いものが大好きな中性的な男の子。

攻略キャラには必ず1人はいる後輩キャラですね。
年下キャラとなると、どうしても可愛いイメージをつけてしまうものなのでしょうか。
たまには年下とは思えない大人っぽい後輩キャラでもいいんじゃないでしょうか。
鳳長太郎のような。


いいじゃん。
同じコナミじゃん。
長太郎出しちゃえばいいじゃん。(←無茶言うな)




天使のような柔らかい微笑をたたえ、丁寧な言葉で語りかける姿は、
なんともけなげでかわいらしい。






長太郎の微笑みだって
それはもう天使のような微笑ですよ。
(←いいから)






声優は成瀬誠さん。
あんまり聞いたこと無い名前なんですよね、この人。
一体今までどんな役をやってるんだろうと思って調べてみたら
学園アリス安藤翼とか、フルハウスキス一宮瀬伊とかいうキャラの人でした。








ごめん、全く知らない。







学園アリスはタイトルだけ知ってます。
きっと新人の声優さんだと勝手に納得して今後に期待しましょうということで(←審査員か)
天地攻略スタートです。



始業式の日に記入する自己紹介シートの「好きな異性のタイプ」のところで
『ちょっとキザで……』『面白い人がいいな』を選択。
キザなのに面白い人間っていうのは、なかなか難しいですよ。
だって本人はいくら「決まった」と思ってても、周りから見れば 体を張った一発ギャグってことでしょ?(←違)
そんなん出来るのは某氷帝学園テニス部部 長くらいのもんでしょ!?
天地にそんなパフォーマンスが出来るとは到底思えないんだが。




期待のような不安を抱きつつ、最初の日曜日にチアリーディング部に入部。
オープニングで天地が思い切り応援団衣装を着ていたので
奴が応援団に入部するのを見越してのことです。
天地と出会うその日まで全身の毛穴をブチ開けつつ踊り狂いま す。




そうして部活に励む毎日を過ごしていると、ある日、帰り道に1人の少年とぶつかりまし た。

???「ごめんなさい。大丈夫ですか?」

ほほぅ、なかなか物腰の柔らかい礼儀の正しい少年じゃないか。(舌なめずり)
主人公も少年に謝罪してその時はそれで別れたんだけども
その直後に少年が落としたらしき本を発見して「届けなきゃ!」と追いかける主人公。

少年と別れてから本を発見したのはすぐなのに、既にもう姿は見えず。
な、なんだ?神隠しか!?
お前は今日から千だ!分かったらさっさと返事をおし!


それでもなんとか追いかけてると、少年との再度コンタクトに成功。

犬山「あのっ!」
???「え……あっ!」


チュッ



ドタッ







勢い余りすぎ。








気をつけろ
主人公は急に 止まれない








唇に何かが当たったことは自覚しているのにも関わらず何事も無かったの如く本を渡す主 人公に対し
頬を赤く染める少年。

???「……あの、さっき、僕のほっぺに……」
犬山「えっ?
???「いえ、やっぱりいいです。それじゃ」



さらにシラをきる主人公。
自覚してるくせにとぼけるとは卑怯な。
これじゃ女子高生に痴漢をはたらいたオッサンと変わらないよ。
でも今回の事故チューは、ほっぺなんですね。つまらん。(←?)



それからは適当に過ごして5月に洋菓子屋のバイトを始め、
1学期末テスト、2学期末テスト、3学期末テスト、全てにおいて語学0点という素晴らしき成績を叩き出し
ようやくやってきた2年生の春。


入学式の日、天気は生憎の雨。
学校から帰ろうとしたら昇降口のところに1人の少年を発見。
わかりきったことだけども、去年街中で事故チューした少年でした。
どうやら雨が小降りになるのを待っていたらしく、「駅まで一緒にどうよ?」と相合傘に 誘い込む主人公。

???「……でも、気になりませんか?あんまり近づくと、その… …」
犬山「近づくと?」
???「……いえ、なんでもないです。お願いしてもいいですか?」


絶対分かって言ってるだろう主人公。
気をつけろ少年!
これはもう相合傘という名の主人公のテリトリーだ!
50音の1字ずつ使用不可になっていくぞ!! (←幽白か)



駅まで一緒に帰って、別れ際でようやくお互いの自己紹介をして、
被害者の少年(加害者:主人公 容疑:猥褻行為 犯人は反抗を否定 中)の名前が天地翔太だと発覚。
そんでもって次の日、予測どおり天地が応援団に入部してきました。


っつーことで早速デートを申し込むことに。
なんてったって5月はゴールデンウィークが待ち受けてます。
ここぞとばかりにデートラッシュに持ち込む気マンマンです。

天地「あ……先輩!こんにちは。で、ございますっ!」


日本語ムズカシイノ?


その後、「いいからあっち行けよ!」という礼儀正しい天地からは想像できない言葉が聞 けたりと
少々アクシデントが起きましたが、とにかくデートに持ち込むことは成功。
無難にボーリングやらカラオケやらショッピングやら行ってました。


そして体育祭の日。
出場種目に二人三脚を選んだら、上手い具合に天地がパートナーに決定。
学年が違うんですけどいいんでしょうか。
組み分け方法が理解出来ないよこの学校。

天地「…………。ぶつからないで下さいね」


まだ事故チューのことをひきずっているんでしょうか。
いい加減忘れたらどうだ、天地。
主人公なんてどんなに際どいヒントを与えてもシラをきるというのに。


で、2年生の1学期末テスト。
天地にいいとこ見せようとあがいてみましたが、
所詮1年次の語学は3回とも0点で揃えた強者。
奇跡を起こすこともならず、天地に非常に残念な顔をされました。
ていうか、わざわざ他学年のテスト結果を見に来るなよ。




そんなしょっぱい思い出はさっさと忘れることにして、
夏休みになって、まずは海デートへ行くことに。
カキ氷連続3杯などの天地の食い道楽ショーが始まったかと思うと、
そのまま「満腹で眠い」とか言って昼寝されてしまいました。
いくらまだ仲が進展してないとはいえ、こんなにも放置プレイなのも珍しい。


そしてお約束のように寝言を言う天地。


天地「先輩は、おまぬけさん。……それとも、おとぼけさん?」
犬山「ええっ!?」
天地「……どっちもだな……ふふふ」




・・・・・・





まぁ、どちらかと言えば「おとぼけさん」ですよね。






小悪魔のデイジーは伊達じゃねぇ、You see?






そんな感じで、天地の本性らしきものがチラリズムしたわけですが
その日はそのまま何事も無く終わり、
夏休みの合宿では特製親子丼で天地の味覚を剥奪したりして(←何をしたんだ)
楽しかった夏休みはあっという間に終了。


夏休み明けのある日の夕方、応援団の練習で声を枯らした天地に遭遇。
思わず「大丈夫?」と主人公が心配すると、天地は「これくらい平気」と笑顔で応えてき ました。

天地「……ちょっと疲れ飛んだ。不思議」
犬山「えっ?」
天地「いえ。それじゃ、失礼します」
犬山(今、一瞬天地くんの雰囲気が変わった感じがしたけど……気 のせいかな?)




君の悪い癖だ。



どうしてそうやって重要なことを全部「気のせい」で終わらせるんだ主人公!
疑問に思ったことについて、もっと貪欲になれよ!
なぁ周喩!!(←汗を撒き散らしながら)




しかしやっぱり特に気にすることなく学校を過ごす日々を送ってました。
が、とある日、主人公のクラスで調理実習があったらしく
自作のカップケーキを手にした主人公を見て、天地が「いいな〜」と言うと
主人公が手渡すよりも先に、主人公の近くにいた女子生徒がこぞって「食べて食べて!私を食べて!(違)」と差し出して
天地は大量のカップケーキを笑顔で受け取って去っていきました。


そんなお菓子大好きな一面を見ただけで終わるかと思いきや、まだまだ続くイベント。
どうやら主人公がペンケースをどこかに落としたらしく、学校中を探し回っていると
どこかの部屋から「27点」やら「14点」の声が。
声からして天地の声なんだけど、いつもの礼儀正しい口調と全く違う為に
不思議に思って部屋をのぞく主人公。


天地「うわ、にっがーい!なんだよこれ、3点!」
犬山(えええ!?天地くん……だよね?ほ、本当に……?)
天地「……ふぅ。これで全部かな?しっかしみんな、料理ヘタだ なー」


明らかに天地らしからぬ発言ばかりに動揺してしまい、
お約束どおり物音を立ててしまって、気付かれてしまいました。



慌てる主人公。





ビビる天地。





・・・・・・







何でお前がビビってんだ。




とにかくその場を何とか乗り切るために「見るつもりは無かったんだー!」と弁解する主人公。


天地「……ってことは……見たんだね」
犬山「う……」
天地「…………。あっ!あんなところに!」
犬山「な、なに!?」
天地「バイバーイ!先輩、後片付けよろしく〜!」


小悪魔降臨です。
でもどうせ性格豹変するんだったら某フルート貴公子の如く
「うざいんだよ、お前」くらい言って欲し かったです。
そしたらこっちだって心置きなく
「うざいって言われるほど声かけてねぇよ自惚れてんなよこのエロボクロが」と言えるのに。(←嫌いなのか)



まぁでもこれで友好状態になったってことでしょう。
このイベントの後に、陸上部の練習試合で応援に向かうと
今まで同じ部でありながら全然絡むこと無かったのに、声かけてもらえるようになりまし た。

天地「僕たち応援団も頑張るから、チアの方も頑張ってよ!……ヘマ すんなよなっ?」


・・・・・・



う〜ん、やっぱり豹変て感じじゃないなぁ。
ちょっと物足りない。
こう、もっと主人公を見下して辛辣な言葉を浴びせてほしいものです。(←何を望んでる んだ)
「役立たずのブタ!」くらいの言葉は浴びせて もらいたいものです。(←ほんとに何を望んでるんだ)


その後の修学旅行は、天地がいないので割愛。



10月になって、天地と何気なくボーリングへ誘ったら、イベントが起きました。
天地とボーリング勝負をすることになって、天地があと1回ストライクを出したら凄い事になると。



・・・うん、ごめん、どうなるのかメモ取るの忘れました・・・。


天地「これでストライク出したら、ご褒美くれる?」


なーるほど!
こういうパターンね!
ご褒美と称して主人公に破廉恥なことしてもらおうってわけね!
頬を赤らめて黙ってるのが何よりもの証拠だこのエロガッパ!


しかし天地にそれを口に出す100%勇気は無かったらしく
結局ケーキ10個にとどまりました。
ちっ、ヘタレめ。


それでも主人公にいいとこ見せたいという下心は健在なので
ストライクを出す為に集中する天地。

天地「この一球に全てをかける!」






一・球・入・魂!!





ものすごいです。
ものすごい気合の入り方です。
その気合の凄さは、天地の表情が物語ってます。












まるで親の仇に出会ったかのような鬼気迫る表情。





険しすぎです。
気合どころか呪詛とか入っているようで怖いです。
そして、そんな様々な邪念を込めて放たれたボールは











見事ガーターへ。






・・・・・・







まぁね、そんなオチになると思ったよ。
天地はやってくれると思ったよ。
お前はやれば出来る子だと知ってたよ。



11月になって、文化祭が開催されました。
主人公のクラスの出し物であるディスコに天地が遊びにきたので
飲み物にアイス大盛りのサービスしておきました。
獲物は餌で釣るのが一番です。



そしてやってきた2学期末テストの順位は179位でした。


天地「……悲惨だねー」




ほっといてくれないか。
ていうか他学年の結果を見に来るなアホー!!



そしてクリスマスには、天地から陶器のティースプーンを貰いました。
意外と洒落てるプレゼントくれるんだなぁ、天地。



お正月には天地から誘ってもらえたので、快く了承して一緒に初詣へ。
神社に着いて、あまりの人混みに思わずよろけてしまう主人公。

天地「……ねぇ、先輩。背中に手……当てといてもいいかな?」



公共の場で痴漢とはな。(←違)




天地のハートはほぼ全部ゲットしたようなもんなので
学業成就を願っておきました。
悲惨呼ばわりされたことだし・・・な・・・。(遠い目)



そんでもって、おみくじ引いたら2人して中吉でした。
なんて面白味の無い2人・・・。



3学期が始まってしばらくすると、ある平日に美術室から唸り声が。
なんでこんな真昼間からホラー現象が・・・!
とか思ったら天地でした。
どうやら天地が絵を描いているようで、不思議に思って天地の背後から忍び寄り絵を覗き 込む主人公。


































犬山「……なに?それ」






オイラと主人公、心はひとつ。







なんか、みんなには『マルチな才能を持った奴』とかいうイメージを持たれているようだ けども
実際は美術だけはどうにもダメで、こうやってこっそりやっているらしい。
しかし、一番見られたくないであろう主人公に見つかってしまって
「チョーかっこわるー」と落ち込む天地。


そんなのは聞いちゃったら、普通なら

「え、何で私に見られてそんな落ち込むんだろう・・・もしかして 天地くんてば私にキャントストップフォーリンラブ!?

とか思ってもいいはずなのに、主人公は
「色々大変なんだなぁ」としみじみして終わりました。
大物すぎる。
そして天地は報われなさすぎる。



主人公のお誕生日には、「色々お世話になってるし」という名目で
銀のデザイナーズブローチを貰いました。
シルバー好きだなぁ、天地。



そしてやってきたバレンタイン。
パーフェクトでマーベラスな手作りチョコを天地に献上。

天地「へぇ、手作りなんだ!見た目はキレイだけど、どうかなぁ?先 輩の作るモノだしねー」
犬山「えー」
天地「あははっ、冗談!先輩の作るものなら、美味しいに決まってる よ」



その油断が死に繋がるということをゆめゆめ忘れるなよ小 僧。(←何を混ぜたんだ)



その後のデートの帰りの寄り道で、異性の好みを聞いてみると
最初は「そうだなぁ」と考え込む天地。

天地「先輩」
犬山「えっ、ええっ!?」
天地「そう、それ!すぐ真に受けるトコなんかものすごく好み」


からかわれてました。
でもなぁ、こう、今1つ押しが足りないんだよなぁ天地。
いっそお前もフルート習ったら何か分かるんじゃないのか?(←何のアドバイスだそれは)



3学期末テストでは、190位。
天地の感想は言うまでもない。


テスト明けのデートの帰りで、今度は恋愛について聞いてみて
「どんな恋愛がしたい?」と尋ねたら病気扱いされました。おのれ・・・!!



そして、ホワイトデーがやってくると
天地にガラス細工の小物入れを貰いました。
結構いいセンスしてるんだなぁ、天地。



4月になってお花見に誘って、その帰りの寄り道で
突然ため息をついて「今日ももう終わりかぁ」と呟く天地に
「明日イヤなことでもあるの?」と尋ねる主人公。


天地「今日もまた、先輩に大事な話……できなかったなぁって、思っ ただけで……」
犬山「大事な話?それなら聞くよ?今」
天地「えっ!……えっと、その……。い、一応、僕にも考えてるシ チュエーションとかあるし!心の準備もあるし!」
犬山「準備が必要なんだ」
天地「う………………。あ〜!もう!今日は絶対言わない!この話は 終わり!もう〜、先輩!おとぼけにも程があるよ!」


それが唯一の取り柄なんだ。(←イヤな取り柄 だな)



そんなことがありつつも、3回目のダーツデートに来た時
今まさにダーツを投げようと集中している天地に向かって
「私のハートも射止めてv」とか言い出す主人公。
普段なら絶対「てめぇふざけてんなよ」と最悪の印象を与えるであろうセリフです。
しかし今やもう天地は主人公の虜。恋の奴隷。
何かこうキュンとくる返しをしてくれるはず。




天地「……じゃ、正面に立ってもらおうかな」







殺 ら れ る !?






そんな命の危機に直面しながらも、デートの帰りに寄り道してキスの話題を振ってみまし た。
途端に「何を突然今更!」と慌てだす天地。
しかしそれに対して「は?」とクールな主人公。

天地「……まさかとは思うけど先輩。あの時のあれ……キスだと思っ てないとか……」
犬山「あの時のあれって……」
天地「……やっぱり……ドラマみたいですごいなって思ってたのに」
犬山「えっ?」



相手が悪かったな。(←合っているけど何かが間違った フレーズ)





結局その場は「忘れてるならいい」と諦められてしまいました。
なんだよ、もっと押せよ天地。
応援団のくせして根性ねぇな。
そんなんじゃ恋愛まで応援サイドに回っちゃうぞ!
お、上手い事言いましたね。(←そうか?)




その次のデートの帰りの寄り道で
突然天地に呼ばれて返事をするが、「何でもない」と言われてしまい
また呼ばれてまた返事をすると、今度は何か言いたげにモジモジしてなんだかキモイので
思わず「どうしたの?」と尋ねる主人公。


天地「わっ!あの……ち、近づかないでくれる?」


そんなにも主人公の体臭が・・・?




とか思ったけども、天地の言い分によると「あの時のこと思い出しちゃう」とのこと。


天地「感触とか、顔の近さとか…………ちょっと待って。もしかして先輩……分かってない……?」
犬山「あ、うん。なんのことかな?」
天地「へぇ〜……本当にわかってないみたいだね……思い出させてあげようか……?」


やれー天地!
今こそ猫かぶりの本性を見せる時だ!!


犬山「え、遠慮しとこうかな……」
天地「……分かった。けど、最終的にはそんなこと言えないようにしてやるから」






なんでそこでアッサリ身を引くんだよ
このヘタレ!!







まぁそんな事ありつつ、次のデートでカラオケに行く為に駅前広場で待ち合わせてると


男「鉛筆1年分が貰えるメガ簡単アンケート実施中!お嬢さん、答え てもらえるよね?」


そんなもん答えたくないし、鉛筆1年分もいらないし、
何よりお前の顔が気にくわない。


主人公も「困る」とNOの姿勢を示したのに、
「消しゴムだってつけちゃう!」と余計なものをつけつつ、強引に連れて行こうとする 男。
と、そこへ


天地「お断りします」


極上の接客スマイルで天地登場。
まぁ相手が女なら、これでコロッといっちゃうだろうけど
相手は男だからあんまり意味は無いものの、とりあえず怯んだ様子で「何だお前」と男。
途端にガラリと態度が変わる天地。


天地「お前こそ、何?……その人に用があるなら、僕を通してからに してくれる?」
男「は!?なんでそんな面倒なことを……」
天地「僕は別にいいんだけどね。……一時の手間を面倒臭がって後悔するのはお兄さんの方だし
男「な……なんだそれ!どういう意味だ!……そ、そんな目で俺を見るなぁっ!



去っていきました。
キューティフェイスで黒いオーラを放たれたら、そりゃ怖いよな。



しばらくして、体育祭。
天地と二人三脚に出ようと思ってたけども、パン食い競争に出て
堂々の1位を獲得して、天地にパン半分あげました。
相変わらず食べ物で釣る主人公。

そしてフォークダンス。

天地「犬山先輩。その……よろしくっ!」



・・・・・・




ちっ、普通だな。(←何を期待したんだ)





体育祭意の次の日の日曜日に、天地と3回目のプールデートへ。
しっかし天地、主人公に水着姿に普通なんだよなぁ。いや、褒めてくれてるけど。
もっとこう、恥じらいとか無いのか。
それでも年頃の青少年かよ。



プールでプロの水泳選手が泳いでいるらしく、「すごいねー!」と言う天地に
「見とれてるの?」と主人公。

天地「そんな目で見るわけないじゃん。……先輩が隣りにいるのに」
犬山「えっ?」
天地「もういい加減、先輩もその辺、わかってくれると思ってたんだ けどな……」



それは永遠に無理だと思う。




さて、2学期末テストは194位といつもと変わらぬ悲惨な結果で
いつもと変わらぬ悲惨なリアクションを天地に取られて 楽しい夏休みに突入。

花火大会の日に待ちぼうけをくらっていると、チャラ男が「お茶しない?」と声かけてき ました。
特に怯むことなく「待ち合わせ中ですから」と断る主人公。

男「はい、それウソ!ずっと1人だったじゃない。ね、ね、お茶しよ うよ〜」

バシャッ

男「うわ、冷てぇ!……げえっ!誰だよ、ジュースぶっかけたや つ!?」
天地「あ、今すごい勢いで走っていった人がいましたよ。その人じゃ ないですか?」


明らかに犯人はお前だろうよ。


しかしさすがチャラ男。
頭の中もおめでたいので、天地の言うことを信じて、
天地の示す方向に「待てー!」と言いつつ走って行ってしまいました。



天地「……単純」



確かにな。



さて、8月になってやってきた陸上部のインターハイ出場。
主人公たち応援団も、もちろん駆けつけました。
しかし結果は準優勝。
自分のことのように落ち込む主人公をなぐさめる天地。

天地「でも、その……。泣きたいなら……胸、貸すよ?」

なぐさめるふりしてちゃっかり美味しい思いをしようとする。







ちっとは成長したじゃねぇか・・・。



夏休み最後のデートで海に行くと、
これまた海限定で出現するナンパ男に遭遇。
主人公も負けずに拒否。

男「つれないなぁ〜。夏の海で泳がずに何するの?あ、なんなら俺と 恋をする!?」



悪・即・斬!





天地「お姉ちゃん!」
犬山「え……?」
天地「もう、お姉ちゃんったら、急にいなくなっちゃうんだもん! 僕、探しちゃったよ!」


な、なんだこの唐突な姉弟プレイは・・・!




天地の外見を上手く生かした技とも言えなくもないが(実際ナンパ男去ってったし)
しかしそれは男としてどうなんだ天地!!!



3年目の文化祭は、学園演劇に参加。
何で天地と共演できるんだろうとか思ったけど
学年演劇じゃなくて、学園演劇だから全学年が合同ってことなのかな?


そんでもって、衣装から見るに源氏物語っぽい。
天地が光GENJIかぁ・・・。(←それはジャニーズ)
そして主人公が藤壷の君の役らしい。
源氏の死んだ母親にクリソツで、さらに初恋の相手だっけか?


劇の本番を迎えて
「私と共に来てください!」と言う天地の演じる源氏と
「若い貴方とは住む世界が違う」と言う主人公演じる藤壷の君。


天地「年なんて関係ない!そんなのずるいよ!」




天地 暴走



何とか場を持ち直して、袖に隠れてから
「おいおいどないしたんじゃい」と天地に尋ねてみたが


天地「……ちょっと、役に入りすぎただけ。なんでもないから」


役に入りすぎたのならなおさら
光源氏はあんな口調じゃないだろうよ。
思い切りお前の私情が入っちゃったんだろうよ。


とにかく、一応無事に劇が終わって
その次の日曜にケーキ屋のバイトを辞めました。
そろそろ勉強に力入れないと、ずっと悲惨なことになる。
せめて普通クラスにのぼりたい。



そんな事を思いつつ迎えた2学期末テスト。
187位。


天地「あのさぁ……。先輩、ちょっと遊びすぎ!」



そう思うんならテスト前日の日曜にカラオケに誘うんじゃね え!!




でもまぁその後は楽しい楽しいスキー合宿&クリスマスパーティ!
最初はクリスマスパーティで天地と楽しくおしゃべり。

天地「ホントはもっと一緒にいたいけど、そろそろ解放してあげる。……じゃあね!」



・・・・・・




やべぇ、キュンときた。





いいよいいよ!
こういう素直じゃない言い回し、嫌いじゃないよ!



そんでプレゼント交換の時に、
天地からのプレゼントで銀のデザートフォークを貰いました。



どうでもいいけど、天地のクリスマスパーティの衣装。












ボーイさんですか?







しばらくたって、ふと窓の方を見ると
1人で窓の外の雪を見ている天地を発見して、話しかける主人公。

天地「……先輩って、雪みたいだ」
犬山「え?」
天地「見てて飽きないって意味で、だよ?」


素直じゃないんだからもう!!



犬山「あ、なるほど……」




お前もあっさり納得してんなよ!!




スキー合宿は天地と楽しく滑って
特筆すべきことはない感じで終わって帰宅。
そしてやってきたお正月。
去年と同じく天地に誘ってもらい、
去年と同じく天地に痴漢行為を受け
そして去年と同じく2人とも中吉・・・面白くない。



初詣から家に送ってもらっている時に
特に深い意味は無く「3年間思い出いっぱい出来て楽しかったなぁ」と言う主人公。
しかし、そこに過敏に反応した天地。

天地「……何でそんなこと言うんだよ」
犬山「えっ?」
天地「卒業まで、まだ時間あるじゃん。なのに、自分はもうはね学 じゃやることないみたいな事…………お願いだから、言わないでよ……」




・・・・・・





やべぇ、ドキュンときた。




いいよいいよ!
そういういじらしいの嫌いじゃないよ! じゃあ今度は恥らった感じで1枚ずつ脱いでいこうか。(←エロカメラマンか)



数日経って、主人公の誕生日は去年と同じく主人公の家まで押しかけてきて
ケーキ皿と銀食器のセットを貰い、
バレンタインにはパーフェクトな手作りチョコをあげて
試験日には洋菓子アナスタシアへの就職を希望しました。
バイトを途中で辞めた身だけど、店長に「就職考えてみてくれ」って言われたしね。
大学なんて絶対無理だしね。



そしてとうとう卒業の日。
卒業式が終わって、伝説の灯台の扉が開いていたので中に入り、
上に行って夕日を眺めていると、突然目の前が真っ暗に。

天地「……だーれだ?」

うん、まぁ、声でモロバレだけどな。
でもここで違う人物の名前を挙げたら天地はどうするんだろう。
主人公ならやりかねない。



で、何でここに天地がいるのかというと
主人公と話がしたくて学校からストーキング行為を働いてた 、と。
そんな感じで最初は他愛ない話をしていたというのに
突然天地が「どうして同い年じゃないんだ!どうして先に卒業しちゃうんだ!」と
理不尽なことで責められました。どうしろと。


天地「だから、これ以上……遠くになんか、行かせない」



なんかグッとくる言葉のようですが
捉え方によってはこれから拉致監禁みたいに聞こえま す。


そのまま天地に「付き合ってください!」と言われて、主人公が了解すると
天地は嬉し泣きしてしまいました。
ほんといじらしいなぁ、天地。




そのまま夕日をバックにチューしてエンディングへ。
天地は3年生になってから応援部の部長になったようですが
主人公はちゃんとケーキ屋で就職出来たようです。
良かった良かった。



このゲームの王子である佐伯も猫かぶりだけど
天地もまたちょっと違う猫かぶりでしたね。
主人公だけに本当の自分を見せるっていうのは、なかなかいいけども
やっぱりもっと豹変してほしかったなぁ。


あるいはやっぱり鳳長太郎のような(←もう諦めろ)



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