ソルファレナ出発 〜 闘神祭開始




カイルに見送られて船に乗ってソルファレナを出発し、ストームフィストへ向かう主人公たち。
船が進むムービーの時、船の周りに水しぶきみたいに青いのがキラキラしてるのがすごくキレイです。



ちなみに、船は使ってはいるものの海ではないです。
ファレナ女王国は内陸の国らしく、国中に巡るフェイタス河を使って行くそうです。
まぁ、電車みたいな公共機関はないですし、車すらなさそうだから
遠出する時は徒歩か船しか手段がないのでしょうね。



しばらく進んでいると、突然何かに気付いて戦闘態勢に入るゲオルグ。
リオンも何かに気付いたようで戦闘態勢に。
すると船に何か衝撃を受けて、水の中から何かが出てきました。












・・・あれ?


















ウーパールーパー・・・?










生息地では食用とされたこともあった。(wikipediaより抜粋)











「ぼくの顔を食べなよ!」










いただけねぇなぁ・・・









ともかくここで強制戦闘に入るわけですが、相変わらずゲオルグが無駄に強いのでアッサリ終わりました。
しかしこの1匹を倒したところで次から次へと水の中から出てきて
トカゲの苦手なサイアリーズが「もうヤだよーー!」と悲鳴をあげてると
突然矢?ヤリ?モリ?が一斉に飛んできて、船にへばりついてきたトカゲたちを一掃してくれました。
攻撃をしてきた方向を見てみると、一隻の船が。



サイアリーズ「ゴドウィン家の船だよ・・・」



そのゴドウィン家の船の上に立っている、明らかに貴族みたいな井出達の男が1人。







サイアリーズ「あれは・・・ギゼル!?」



ってことは、こいつが闘神祭に参加しているゴドウィン家の息子ですね。
確かに外見的にもユーラムよりはまともだな。
ちなみにアップはこんな感じ↓






うん、やっぱりユーラムより全然まし。



この近辺でザドム(←さっきのトカゲみたいなモンスター)が暴れているという情報を聞きつけて
主人公たちを心配して駆け付けたとのことです。
ついでに、ストームフィストまで先導してくれるというので、大人しくついていくことに。



先導されて行く間、「全部仕組んでたとしか思えない」と零すサイアリーズ。
ザドムを怒らせて、主人公たちの船を襲わせるように仕向けることは決して不可能ではないそうなので
それを聞いて「どう思う?」と主人公に質問するゲオルグ。
そこで「怪しい」とサイアリーズに賛同すると、



サイアリーズ「あいつはね、あたしらに揺さぶりをかけて楽しんでるんだ」








ドSキャラじゃないですか
眼鏡かけてないのに(←眼鏡を何だと思ってるんだ)









そうこうしてるうちにストームフィストに到着。
ゴドウィン家(というか城)を見て「イヤな城だ」と呟くゲオルグ。



ゲオルグ「攻めにくそうだ」





未来予知ですか





船を降りるとハゲた貴族が出迎えてくれました。







このハゲがゴドウィン家の当主、マルスカール・ゴドウィンだそうです。
マルスカールと話しているうちにギゼルもやってきて、主人公を案内してくれるというので闘技場へ。
闘技場では、普段は貴族が闘技奴隷同士を戦わせて賭けて遊んでいるそうです。



ギゼル「ファレナの王侯貴族の間ではこれが最も人気のある娯楽なのですよ」



いつの世の中も金持ちってこういう胸くそ悪い娯楽が好きですよねぇ・・・。
しかしアルシュタートは気に入らないそうで、闘神祭以来一回も来たことはないそうです。
そりゃそうだ。



今は賭け試合はしていないそうですが、闘神祭にむけての練習試合は見れる、とギゼルが説明していると
今まで王族らしい言葉づかいをしていたサイアリーズが「地に戻っていいかい?」と言い出しました。



ギゼル「もちろんです。お望みのままになさって下さい。私としてもその方が嬉しいですよ。・・・あなたはそうしている時が一番魅力的です」
サイアリーズ「あはははは!あんたも言うようになったね!」
リオン「なんか・・・恐いですね。二人とも目が笑ってないって言うか・・・」
ゲオルグ「色々あったんだろうさ」




そうそう、リオンもそのうち汚れていくんだよ。(←なんてことを)




闘技場の廊下を歩いていると、イベントムービー開始。
竜馬を見つけて興奮するリオン。
それを聞いて一緒になって外を見る主人公たち。







ギゼルが言うにはフェイタス竜馬騎兵団だそうです。
フェイタス竜馬騎兵団は、いかなる貴族にも従わず、フェイタス河とファレナの大地にのみ忠誠を誓っているとのこと。
まぁ、完全なる中立の立場ってことですね。
その代わり政治には一切関われないので闘神祭に参加することはないけど
開会式で見せ場があるので、その段取り合わせに来てるそうです。



見事な演出に思わず拍手をするリオン。
ゲオルグも「河と大地の守護者と呼ばれるのもわかるな」と感心していました。
自然保護団体みたいですね。




フェイタス竜馬騎兵団にちょっと会ってみたかったけども、下に降りてみたらもう移動した後らしく会えませんでした。
改めて闘技場の案内を続けてもらって、次に観客席に出てみると



???「行けーーーっ!!そこだ!ゼガイ!やれーーーっ!!」



大声で声援を送っているのを聞いて、「聞き覚えのある声だ」と呟くサイアリーズ。



ユーラム「よぉーーし!いいぞいいぞぉーーっ!!」








なんでいるんだお前







「やっぱり・・・」とウンザリ顔のサイアリーズに
「昨日から滞在してるんです」と告げるギゼル。
そして自動的にユーラムのもとへ移動。



ユーラム「光栄だなあ!ボクの応援に来て下さったんですね?兄さん!」





誰が兄さんだ、誰が。



あんちゃんと呼べ(←そっち!?)







「もう勝ったも当然です!」と息巻くユーラムの代理人はゼガイという名前の
ファレナ女王国最強の闘技奴隷だそうです。






リオンもゲオルグも、ゼガイが構えている姿だけで強さを感じている模様。



そしてゼガイの練習相手はキルデリクという男。
こっちはギゼルの代理人だそうで、ゲオルグは「こっちも強い」と感じている様子。







大丈夫かな、闘いの途中で「美しい!」とか言い出さないかな。
技を繰り出したら蝶が舞ったりしないかな。












似てるなぁ。








ここでゼガイとキルデリクの練習試合の模様のムービーが開始。
ゼガイが勝利したのを見て「姫様の婿は僕だ!」と大喜びのユーラムだけど
ギゼルは「これは練習試合だからね」と余裕綽々。
その態度を笑い飛ばして「恥かく前に棄権した方がいいよ」とユーラムが言っても
ギゼルは鼻で笑うだけなので、「何がおかしい!」と怒るユーラム。
あぁもうどっちもどっちだなぁ、どっちも勝ってほしくない。
やっぱりフェリドみたいな大番狂わせが来てくれないと困る。
いっそ主人公がリムスレーアを娶ればいい。(←無理)




大丈夫だよ、だってリムスレーアは主人公のこと大好きだもん。
主人公もリムスレーアのこと大好きだもん。






恋なんていわばエゴとエゴのシーソーゲームなんだよ。(←そういう問題じゃない)






悔しそうなユーラムを後にして、闘技場の案内を続行。
地下は闘技奴隷たちが寝泊まりする区画らしく
ギゼルに「王族が入るような場所ではない」と言われたけども、構わず行くことに。



いざ地下に入ってみると、「寝泊まりする区画」なんて言えない、むしろ牢獄みたいな場所で
その光景を見てショックを受けるリオン。



ギゼル「奴隷ですよ。当然でしょう」






心にダムはあるのかい!?







この物言いに主人公が「ひどいな」と言うと
「フェリド様と同じようなことを仰る」とギゼルに言われました。



ギゼル「これでもこいつらは幸せな方ですよ。闘技奴隷の虐待や商品としての売買は数年前に禁じられましたから。
    アルシュタート陛下とフェリド閣下のたってのお望みに元老院も折れたわけです」






ほんっとに主人公の両親は人間として尊敬できるなぁ・・・!!
本当は闘技奴隷制度そのものを廃止したかったらしいのだけど
賭け試合は古来からの貴族の最大の娯楽らしいから
長年の伝統を簡単には変えることが出来なかったそうです。



ゲオルグ「伝統ね・・・」
ギゼル「ええ。伝統です」



そんなに大切な伝統ある娯楽だったら
てめぇら自身で戦ってろよって感じですけどね。
他人に戦わせて自分は高みの見物だなんて、ほんと根性が汚いですよ。



とりあえずこの牢獄を見て回っていると、誰かが呻く声が聞こえてきました。
声が聞こえた方を見て、リオンが「あの人、怪我をしてます!」と見つけても
ギゼルは「闘技奴隷だから日常茶飯事だし、手当もしてるから心配ない」と全然気にしていない様子。
「でも怪我人を放置するなんて!」とリオンが反論しても
「あれはバロウズ卿の奴隷だから手出しできない」と無感情に答えるギゼル。



そんなギゼルの態度にショックを受けるリオンだが
横から「あの男は助かるから手当てをしてあるんだ」と言うゲオルグ。



ギゼル「これは心外だ。助かる見込みの薄い者は死ぬにまかせているとでも?」
ゲオルグ「そう聞こえたのなら失礼」
ギゼル「いえ」



もっと言って!
もっと言ってやってゲオルグ!!



ゲオルグの言葉を否定するように
「奴隷も財産の一部だから傷つけば医者を手配します」とギゼルは話していたけども
後から「強い闘技奴隷ならば」と付け足したのを聞いて、「それじゃ・・・」とまた切ない表情になるリオン。



ギゼル「戦いを生業とする者にとって弱さは死に値する罪だ。違いますか?」







所詮この世は弱肉強食
強ければ生き、弱ければ死ぬ










とにかく貴族にとって闘技奴隷に情なんか一切ないってことですね。
ここにいると絶対まともな感性の大人には育たないよな。



牢獄を出て、他にも色々と見回った後、誰かが怒鳴っている声が聞こえてきました。
なにやら男性が闘神祭に参加したいらしいけども出場させてもらえず
「フェリドも余所者なのに、なんで俺はダメなんだー!」と叫んでいました。
フェリドの知り合いなのかな?



謎の男「くそぉ・・・リムちゃんが俺のモノになるはずだったのによぉ・・・」



ちょっと待て、ほんとにフェリドとどういう関係なんだ。



男が追い返されて行く様子を見ながら、「最近ああいう男が増えて困ってます」と呆れるギゼル。
そこでゲオルグが「何で出れないんだ?」と質問すると
「アーメス新王国の者ですから出場を認めるわけにいきません」とのこと。
ってことは、さっきの男は8年前にソルファレナを責めて来たアーメスの国の人間なんですね。
じゃあフェリドと全く関係ないんだな。
だったら追い返して良し!



闘技場内の案内を終えて、次は市街へ行ってみないかとギゼルに誘われたので
行ってみたいと思って賛成すると、サイアリーズが「あんたたちだけ行っておいで」と言い出しました。



サイアリーズ「あたしはちょいとこの男に話があるんだ」
ギゼル「おや。それは光栄ですね」






いやもう市街はどうでもいいので
その会話を聞かせてください
(←気を遣え)






主人公たちの案内として代理の者を呼ぼうとしたギゼルだけど
「街なら来たことがあるから分かります」とリオンが申し出たので
リオンが案内役として、主人公・リオン・ゲオルグの3人で街に行くことに。



街へ出た途端に歓声が聞こえたので、そっちの方へ行ってみると女の子と豹が見世物をやっていました。



  



この豹はエルンストという名前だそうで、計算問題ができるとのこと。
女の子の出した計算問題の回答を示す紙を迷うことなく当てるエルンスト。
が、エルンストが間違えたようで女の子困惑。
そこで「いや、豹が合ってるよ」と指摘する街の人。



女の子「エっちゃん、すご〜〜〜い・・・」
街の男「おいおい!お嬢ちゃんが感心してどうするんだよ!」




ほんとにな。




街の子供「おねーちゃんよりアタマいいんだねっ!!」
女の子「え、えへへへ・・・」





笑ってる場合じゃねぇだろおおお!!!





見世物が終わってちょっと歩いていると、先ほど闘技場を追い出された男がいました。
話しかけてみると、リオンを見て「おおっ!!」と驚く男。



謎の男「お嬢ちゃん!!俺と結婚してくれ!!








ざっけんなああああああ!!!









出会って早々のプロポーズに「はあ?」と驚くリオンに
「リムちゃんと結婚したかったのに出場させてくれないんだよ」とヘラヘラと言う男。



謎の男「けど、お嬢ちゃんでもいいや!結婚しようぜ!!な!な!?」






動機が希薄すぎるわ!!






そんな一途とは無縁の愛を語る男のもとにリオンを嫁に出せるかボケ!
そもそもリオンは既にお手付きだ!!(←嘘つけ)




リオン「え・・・と・・・よくわかりませんがお断りします」
謎の男「・・・・・・・・・・・・そっか・・・けど、よくわからねえから断るってことは、よくわかったら気が変わるかもしれねえってことだよな!?
    俺の名はガヴァヤ!!気が変わったらいつでも来てくれ!待ってるぜ!!」

リオン「・・・・・・・・・・・・・・・・はあ」



意外とアッサリ身を引いてくれたなガヴァヤ。
カイルとはまた別のタイプのチャラい男だなぁ。
カイルはオープンスケベなだけで、結婚とかそういう発言はしないもんな。そしてイケメン。
ガヴァヤもイケメンならまだ少しは許せるんだけど














マジ許さん










勝敗は常に顔で決まるのだよ









何もなかったことにしてまた街を散策しているとムービー開始。
リオンが急に「王子!」と馴れ馴れしく腕にしがみついてきたと思ったら
小声で「次の角を曲がります」と言ってきました。
きっと何かに気付いたんだと思って大人しく従ってみると、本当に後ろからコソコソとつけてきている人間がいました。



角を曲がった主人公たちを追いかけて曲がろうとしたところに立ちはだかるゲオルグに気付いて
瞬時に後ろへ下がる怪しい人物。



ゲオルグ「身のこなしは悪くないが尾行の技術は話にならんな」





全く気づかなかった主人公に対する皮肉ですか。





怪しい者じゃありません!と、慌てて顔を隠していたフードを取る怪しい人物。






怪しい人物「お、オレ、シュンって言います」



シュンの左腕に白いイレズミを見つけたゲオルグに指摘されて
「見ての通り闘技奴隷です」とカミングアウトして、「尾行してごめんなさい!」と深々と謝るシュン。
しかしどうしても主人公に伝えたい事があるとのことなので、場所を変えて落ち着いて話をすることに。



そこで場面展開。
ギゼルの部屋で話をするギゼルとサイアリーズ。



「どういうつもりで闘神祭に参加したんだい?」と質問するサイアリーズに
「元婚約者が、姪に求婚するのは不道徳だと?」と聞き返すギゼル。
サイアリーズは昔の事なんて気にしてないけど、先ほどのゼガイ(ユーラムの代理人)とキルデリク(ギゼルの代理人)の練習試合を見て
「珍しく分の悪い賭けをするなと思って」と話すサイアリーズの言葉を聞いて
「勝負は時の運ですよ」とギゼルは笑い飛ばしました。



サイアリーズ「・・・やっぱりそうやって本音を隠して笑うんだね・・・あんた、ほんとに変わったよ。昔は素直ないい子だったのに・・・」
ギゼル「素直ないい子でも欲しい物は手に入らないと学んだんですよ」
サイアリーズ「ギゼル・・・」
ギゼル「あの頃の私にとってあなたは憧れそのものでした。先代の女王陛下と私の父の利害関係だけで決まった婚約でしたが
    私は純粋に喜んでいたんですよ。今の陛下が即位されて婚約破棄を言い渡された時どれほど落胆したか・・・」




ああ、やっぱりギゼルは昔は普通の好青年だったんだな。
何かのきっかけでこんなに嫌味な奴になってしまったんだ・・・こういうのが幻水だよね・・・。



先代(サイアリーズの母)が女王になるまでの継承権の争いがとても酷かったから
それを見ていたアルシュタートとサイアリーズは、どうしてもそんな不毛な争いを避けたかったとのこと。
そこでゴドウィン家の息子であるギゼルとサイアリーズが婚約していると
また継承権争いの火種になりそうだから、やむなく婚約解消させられたそうです。
なるほどなー・・・。



サイアリーズ「あんただって母親を・・・」



え?ってことは、先代の継承権争いでゴドウィンの奥さんは巻き込まれて死んだの?
ここら辺の詳細は語ってくれなかったけど、そのうち語ってくれるのかな。



「あの争いでファレナとゴドウィン家は強くなったから、母は本望だと思う」と言うギゼル。
それを聞いて「本気で言ってるの?」と尋ねるサイアリーズに
動揺することなく「もちろん」とギゼルは言い放ってました。
あ〜、やばいなぁ、今はギゼルあんまり好きじゃないけど
過去の話聞いたら同情して好きになりそう・・・。



そして再び主人公たちのところに場面転換。
シュンと落ち着いて話をする為に宿へ。



シュンの話によると、闘技奴隷たちが寝泊まりする地下で変な声が聞こえる、とのこと。



そういう得体の知れない系は勘弁してください。
主にプレイヤーのために。(←ヘタレ)



声が何を言っているかまでは聞こえないけど、アーメスの訛りがあるそうです。
それを聞いて「アーメスが送りこんだ暗殺者だったら一大事!」と驚くリオン。
しかし何故それを自分の主人じゃなくて主人公に言うのか理由を尋ねると
「せっかく女王とフェリド閣下のおかげで闘技奴隷の虐待が禁じられたのに、もしも闘技奴隷絡みで何かあったら、
それをネタにして『やっぱり闘技奴隷は厳しく扱え』って言い出すに決まってる!」と
怯えながら主張されました。



シュン「新しい決まりが出来る前・・・オレの後輩の闘技奴隷が強すぎるって理由で目を潰されて・・・
    それでもまだ強かったからこれは高く売れるって話になって、よその国につれて行かれました・・・
    まるで荷物みたいに船に乗せられてったそうですけど・・・それからどうなったのかわかりません」




そ・・・それは・・・






モーガンさんじゃないですか・・・!!(←幻水T)







いたよ、そんなキャラいたよ!
盲目の格闘家がいたよ!!
そうか、モーガンさんはファレナの闘技奴隷だったんだね・・・!
ドナドナされて赤月帝国まで来たんだね!
大丈夫だよ、シュンくん。
確かに今は辛いことになってるかもしれないけど、数年後にはクロン寺ってところに流れ着いて
解放軍のリーダーに惹かれて、解放軍で活躍するから・・・!!
うちがプレイした時は一切使わなかったけど。(←おい)




「仲間があんな目に遭うのはもう見たくない!」と悲痛な叫びをあげるシュン。
さすがにそう言われたら放っておけないので、シュンの頼みは承諾するよ!



シュン「さっき、闘技場の地下に来られた時オレたちの為に怒って下さいましたよね。
    あれを見た時からこの人は味方になってくれるって信じてました・・・」








やったね!バッチリ好印象!(←ゲームが違います)







しかしゴドウィン卿にバレないように調べるのは難しいな、と唸るゲオルグに
「オレが抜け出した道があります!」と提案するシュン。
とりあえずシュンが見つからないように、この宿で匿ってもらって、準備ができてからまた来よう、と言うゲオルグに
「準備って?」とリオンが尋ねると



ゲオルグ「一人いるだろう?仲間はずれにするとうるさそうなのが」
リオン「あ、そうですね!」








 ←こいつですね。








闘技場に向かうと、タイミング良くサイアリーズに会えました。
事の顛末を話したら予想通り「私も付き合う」と言ってくれたので、サイアリーズも連れてシュンのいる宿屋へ。
シュンと合流してから、案内されて地下通路へ入る主人公一行。
「こんな抜け道があるなら逃げれば良かったのに」とリオンが思わず呟くと



シュン「・・・そんなことしたら家族がどんな目に遭わされるか・・・」
リオン「・・・家族が?」
シュン「オレ、親や弟たちに楽をさせてやりたくて闘技奴隷になったんですよ。ウチってすごく貧乏だったから。
    もしオレが逃げたらオレの主人はきっとオレの家族に酷いことします。だからオレは・・・逃げ道があったって逃げられないんです。
    オレだけじゃなくて他の闘技奴隷もそんなヤツばっかりですよ」




もうほんと貴族みんなやっつけてしまいたいところだけど
それは奴隷が解放されたと同時に、お金を稼ぐ術をも奪ってしまうわけだし
難しいよなぁ・・・そういうところ。



地下通路を少し進んだところで、1人の男が近づいてきました。







主人公たちが王族と気付いて、礼儀正しく「光栄に存じます」と話す男。



謎の男「我が名はエグバート・エセルバルド。ストームフィストの本来の領主であるエセルバルド家の当主にございます」



エグバートの話によると、都がソルファレナに移された時、当時の女王陛下から
エセルバルド家がストームフィストを領地として預かったそうです。





エグバート「あのドぐされ外道のゴドウィンめが!!卑怯卑劣な謀りごとを仕掛けやがりまして!!
      我がエセルバルド家をだまくらかしペテンにかけっ!全てを奪い去りくさったのですっ!!」






顔面崩壊した(笑)





エグバートの話を聞いて、冷静に「そうなのか?」と尋ねるゲオルグに
「ゴドウィンがエセルバルドにとって代わったのは100年以上も前のはず」と答えるサイアリーズ。
ちょっと待て、じゃあこのおっさんは何歳だ。



エグバート「ゴドウィンは蝿です!!もさもさです!!ナメナメゾンビです!!ドぐされ外道ですっっ!!
      いずれ必ず太陽の天罰がくだりやがれコンチクショーーーっ!!!」




・・・なかなか濃いキャラだなぁ。
でも顔グラがあるってことは後々仲間になるんだろうな。
とりあえず覚えておこう。



先を急いで地下通路の突き当たりっぽい壁をシュンが押すと、そこは回転扉でした。
忍者屋敷か。
扉の先は闘技場の地下(闘技奴隷の寝泊まりする区画)で、
主人公たちが来たことに奴隷たちは大喜びして、本当に嬉しそうにお礼を言われました。
やっぱり奴隷たちは皆、主人公の両親に救われてるようなもんなんだな・・・。
それほど今までの貴族からの虐待がひどかったのか・・・。



例の声の事を聞くと、「さっきから聞こえてる」と奴隷たちが言うので
示された方向に行くと、本当に誰かが話をしている声が聞こえてきました。
「確かにアーメスの訛りだ」と言うサイアリーズ。
それと、主人公たちが立ち聞きしている所の壁も、隠し扉になっている模様。



???「・・・おまえだけ・・・頼り・・・」
ゲオルグ「人数は?」
リオン「・・・ふたり・・・いえ、3人はいるようですが・・・」
???「・・・女王・・・殺せ!」
シュン「何だって!?」
???「誰だっ!?」
ゲオルグ「ちぃっ!!」



ああっ!シュン君のバカ!
相手に気付かれたので、やむなく隠し扉を蹴り開けるゲオルグ。



ちょっと待て。
さっき地下通路から闘技奴隷の寝泊まり場所に入ってくる時は
シュンくんが気合入れて頑張って押し開けてたのよ?
それをお前は蹴り一発か。






ゲオルグとシュンで何が違うのか教えてやろうか・・・格だ






隠し扉の先には、アーメスの兵と思われる男が2人と、ユーラムの代理人のゼガイがいました。







主人公たちの登場にゼガイは無反応だったけども、男2人は逃げて行きました。
ゼガイがいたことにショックを受けるシュン。



ゼガイ「行け。俺は逃げも隠れもせん」



本当に抵抗する様子もなく堂々と言うし、他の奴隷たちが「ここは俺たちが!」と言うので
とりあえず主人公たちは逃げた男たちを追跡。
追いかけて行くと林に出て、さっき逃げ出した男に加えてその仲間たちがいて、強制戦闘開始。
サックリ倒しました、ゲオルグが。





失せろ。
ゲオルグの剣は貴様のごとき羽虫を潰すためにない。






闘技場に戻ると、ゼガイは大人しく拘束されていて、ギゼルとユーラムもいました。
主人公たちが倒した男たちの荷物の中に「アーメス南岳兵団の刻印入りの短剣があった」とギゼルが言うと
やはりアーメスと繋がっていたんだと知ってショックを受けるシュン。
それとは別の意味で大ショックのユーラム。
「なんでアーメスの奴と!」とユーラムが殴りながら問い詰めるけども
ゼガイはビクともしないで無言のままでした。



闘神祭で優勝すれば、代理人でも女王たちから直接言葉をかけられるから
そのチャンスに女王と姫を殺害しようとしたのでは?と推理するギゼル。
しかも、捕まえたアーメス兵の1人によると、ゼガイもアーメス出身だ、とのこと。



それを聞いて泣きそうになりながら
「知らなかったんです!本当です!」と主人公たちに縋りついてくるユーラム。
別にユーラムをフォローするわけじゃないけども
「バロウズ卿が黒幕なら、こんなとこでアーメスと接触する必要はないしな」とゲオルグが話すと
ユーラムは自分を信じてもらえたことで一安心。



ユーラム「それじゃあボクは関係ないわけですからこれで失礼しますよっ!!
     あ、そいつは打ち首でも何でも好きにしちゃって下さい!」









どちらかと言えばお前を打ち首にしたい








ゼガイが打ち首にされると聞いて、さらにショックを受けるシュン。
さすがにフォロー出来ずに、「女王暗殺の企みが本当ならそうなるだろうね」と苦い顔で言い放つサイアリーズ。
ひとまずゼガイはこのまま監禁することに決定。



主人公の部屋に戻って、「本当にこれで良かったんでしょうか」と呟くリオン。
良かったかどうかは分からないけども、
「放っておくわけにいかなかったのは確かだ」とクールに答えるゲオルグ。
ともかく、今から代理人を手配する事は無理だから、ユーラムは棄権するだろうと話すサイアリーズ。



サイアリーズ「そうすると・・・優勝の一番近くにいるのは・・・・・・ギゼル」



いや、大丈夫!
主人公が出ればいいんだ!(←無理)
近親相姦がナンボのもんじゃい!!





愛があれば常識なんて!(←いや無理だから)






いいじゃん、主人公が出場して、主人公が優勝した場合はまた数年後に改めて闘神祭を行うってことでいいじゃん。
生涯独身を貫いてもらう可能性もありますが。(←それもダメだろ)





その後、場面転換してゴドウィン親子の会話が始まりました。
「満足か?」と尋ねるマルスカールに、「まあまあ」と答えるギゼル。
そんなギゼルに「策に走りすぎだ」と忠告するマルスカール。



ギゼル「私はただ、この街の地下通路とゼガイの出身についての情報を裏に流してやっただけですよ。
    アーメスが食いついたのもバロウズを巻き込んで自滅したのも成り行きです」







お前かああああ!!!







「王子が絡んでくれたおかげで愉快な見世物になった」と薄く笑うギゼル。
「必要ならばいかなる策も用いなければならないが、過ぎた策は時として目的を誤る」と言うマルスカールに
ギゼルは「わかっています」と頷いて



ギゼル「父さんは見ているだけでいい。この闘神祭で我等の大義を示す準備は必ず整えます」



あーもう、これは決定だ。
このゲームのラスボスはゴドウィン親子だ。



幻水シリーズのラスボスは必ずしも悪い奴じゃないし
むしろ本当にカスみたいに悪い奴はザコか中ボスあたりだから
このゴドウィン親子も悪だくみを考えるきっかけになった切ない事件があったはずなんだよな。
は〜・・・今後の展開から目が離せないぜ・・・!!



今回はここまでにします。
次回はとうとう闘神祭が開始です。





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