海賊ブランド襲撃 〜 ラズリル追放




怪しいハゲメガネ商人ラマダの依頼により、イルヤ島まで護衛兼案内をすることになった主人公たち。
主人公とスノウの他にもガイエン海上騎士団員は多数乗っているはずなんですが
通常戦闘は主人公とスノウの2人きりです。
つまり、戦闘シーンになると主人公とスノウ以外は甲板にいない、と。





・・・・・・







スノウ・・・
海上騎士団なんて命を張る職務に就いた身なら
殉職って本望だと思わないか・・・?(←何をする気だ)










とりあえず、何度か戦闘をこなしてイルヤ島に向かって進んでいくと
途中で主人公とスノウの会話ムービーが始まりました。
まぁスノウが一方的に喋ってるだけなんですけどね。



ラズリルを出発する前、主人公が出発の準備をしてる間に
スノウはラマダの商船の荷物を調べたらしく
「あれは香辛料じゃなくて、すごい大きい紋章弾用の器だった」と言ってました。



スノウ曰く、自分達が使っている弾の5倍や10倍じゃ済まないほどのサイズらしく
かなり大きな不安に駆られている模様。
商船だって嘘ついて、実際は武器を密輸してるようなもんでしょうか。
おいおいおいそれはちょっとヤバイんじゃないのか!?
積荷を・・・積荷を燃やして!!でも燃やして暴発したらもっと困る!






ムービーはそこで終わり、今度は団長とカタリナが会話してるムービーが始まりました。
今回の任務の艦長がスノウであることの件について
団長はスノウの腕を見込んで艦長に任命したわけではなく、
スノウ父が海兵学校のオーナーだから、仕方なく任命したらしいです。
所詮、スポンサーには頭が上がらないものですよ。



グレン「だが、万一を考えてポチをつけたのは正解だったようだな・・・」



お、これってグレンは主人公の腕は見込んでるってことか?
そういえば卒業試験の時も、主人公だけ一騎打ちしてたもんなぁ。



そして、主人公たちが危険に陥るのを想定して
他数名を引き連れて高速船で追いかけることにしたグレン団長。
なんだそれは。
どんだけ主人公に関して過保護なんだ。主人公大好きか。
他数名って、それは海上騎士団員なのか?それともファンクラブ会員か?
お前は団長なのか、それとも『会長』なのか。
どっちなんだグレン!!





そうこうしてると、主人公たちの場面に戻ってきました。
主人公がスノウに話しかけると、遠方に6本マストの船を発見。
ちなみにこの『6本マストの船』というのは、巷で恐れられている海賊ブランドの船だそうです。









奴だ!奴が来たんだ!










オロオロしているうちに、その海賊ブランドの船が突然砲撃してきて、衝撃で吹っ飛ぶ主人公とスノウ。
主人公は特に怪我はないみたいだが、スノウは今ので左腕を怪我した様子。
すると団員がやってきて、艦長であるスノウに「右舷に被弾!指示を!」と報告してきました。
おー、また海戦の始まりかな?とか思ったら



スノウ「う、腕・・・腕が痛くて動かないよ・・・」





・・・・・・










はい?













思わずポカーンですよ。
同じく団員もポカーンですよ。
「お前何言っちゃってんの」ですよ。



そうこうしてると、もう1発砲弾をぶっ放す海賊ブランドの船。
またもくらって、再度吹っ飛ぶ主人公たち。
なんとかスノウが立ち上がろうとすると、
今の砲弾をまともにくらってしまったのか、動かなくなった団員が隣に倒れているのに気付いて
思わず「ひぃっ!」と叫んで後ずさるスノウ。



スノウ「・・・と、取り舵!!!全速離脱!!!!急げ!!!!」
ガイエン海上騎士団員「し、しかし艦長!それではオラーク海運の船が見殺しになります!!」
スノウ「お願いだから、取り舵をきってくれ!!もう、もういやだァーーー!!!」









キミのアホづらには、心底ウンザリさせられる














あまりにもスノウが頼りにならないので、
スノウに代わって「戦うぞ!!」と号令をかける主人公。
それを聞いて、待ってましたとばかりに「接近します!」と準備を始める団員。
護廷十三隊の十一番隊クラスの戦闘意欲の高さです。
ストレスでも溜まってるんでしょうか。





「艦長はボクだ!勝手なことするな!」と吼えるスノウ。
そんなスノウを冷ややかに一瞥して準備を始める団員。
何この図・・・面白すぎる・・・!!!




スノウ「何のつもりだ・・・ポチ・・・!!」








言葉を慎みたまえ
君はラピュタ王の前にいるのだよ
(←違います)













てっきり胸倉捕まれて怒鳴られると思ったけど
そこにまた海賊ブランドからの砲撃をくらう音がして、スノウはヒィヒィ言いながら逃げていきました。
しかも勝手に「この船は沈む」と断言した挙句、スノウの視線の先には緊急避難用の船。
おいおい、まさか逃げるの?1人で?艦長なのに!?





とりあえず役立たずのスノウは放置して、主人公たちは海賊ブランドとの海戦に突入。
敵船は2隻で、それぞれ雷と火の紋章砲装備していたので、こっちは土と水の紋章砲を装備して挑みます。
ちなみに、艦長であるスノウが逃げたので、主人公が艦長になって海戦開始。






見せてもらおうか
海賊ブランドの性能とやらを
(←性能?)









結果的にノーダメージで勝利しました。大したことねぇな!!
歓声をあげたいところだけど、敵兵が乗り込んで来たとのこと。
まさにその報告をしてくれた兵が、突然背後から飛び道具をくらって倒れてしまいました。
その犯人がこいつ↓









妖怪の類にしか見えません。








しかも、海賊ブランドご本人もいらっしゃいました。










大物の貫禄というか、覇気があるとか、それ以前に
日々の生活に疲れた顔をしていらっしゃる。








ちなみに、海賊ブランドの声優さんは藤原啓治さん。
地を這うように低くて如何にも悪役的な声だったから、他作品でも渋いオッサン系キャラをやってるのかと思いきや
『クレヨンしんちゃん』の野原ひろしだったり、『鋼の錬金術師』のヒューズ中佐の声やってる人でした。
オッサンはオッサンでもイメージ的に間逆です。



結構この方、有名どころやってますね。
個人的に他作品で馴染みがあるのは
『ヒカルの碁』の緒方精次とか、『十二国記』の驍宗様とかでしょうか。
あ、『戦国BASARA英雄外伝』の松永久秀もやってますね!
渋みのある声のキャラとしては、同類かも。
あと、『銀魂』の服部全蔵とか、『FF7』のレノもやってるみたいです。



暗器使いの声は誰なんだろう。
キャストで調べてみると、『暗殺者』とは表示されてても『暗器使い』はないんですよ。
表示間違いなのか、それとも今後『暗殺者』とやらが出てくるのかわからない。
まぁどうせ、どうでもいい脇役キャラなので放置します。





で、ここで妖怪・・・じゃなくて暗器使いと海賊ブランドとの戦いになります。
本来ならスノウと2人で戦闘だったんでしょうけど
あのアホは逃げてしまったので、その場にいたガイエン海上騎士団員と急遽タッグを組んで戦闘です。



なんせ相手が巷で有名な海賊ブランドですから
てっきり負けても問題なくストーリーは進むと思ってたんですが
あっさりゲームオーバーになりました。アホな!!!



ここでコンティニューすると戦闘からやり直せるシステムなので、ありがたかったです。
またセーブしたとこからやり直しだったら、もう放棄してた。



その後3回くらいやられましたけど、なんとか勝利。
ガイエン海上騎士団員に取り囲まれ、ピンチに陥った海賊ブランドと暗器使い。
すると海賊ブランドが急に左手を高く掲げて、何かの紋章を発動。
逃げようとした暗器使いも、その場にいた団員たちも
みるみるうちに炭というか灰になって、次々と消されていきました。



が、何故か主人公だけ謎の光の壁が出来て守られてました。
こ、これは・・・A.T.フィールド!?










私を守ってくれてる!
私を見てくれてる!
ずっとずっと一緒だったのね!ママ!!














その頃のスノウ。









本当に1人だけ緊急用の小船で逃げ出してました。














「腕が痛くて動かない」とか言ってたくせに
元気一杯にオールで船漕いでました。














そこへ、主人公たちを追いかけて来たグレン団長率いる高速船の姿が現れ
必死に救助を求めるスノウ。




スノウ「だ、団長!?た、大変です、船が、船が・・・!!」










腕が痛いとほざいてたくせに
めちゃくちゃ両手を振ってました。














願わくばそのままスノウを
轢き殺して欲しかったよグレン団長。















小船から引き上げたスノウに事情を聞いて
「お前は船を置いて逃げてきたのか!」とグレン団長お怒りモード。そりゃそうだ。



スノウ「そ、それは……でも、腕が!!腕が動かなかったから!!」



艦長にあるまじき見苦しい言い訳を聞いて
スノウの左頬に拳をくらわすグレン団長。
いいぞーー!!もっとやれーー!!



グレン「馬鹿もの!部下を置き去りに、艦長が逃げてどうする!!!艦長は最後まで退艦してはならん!!!」
スノウ「けど・・・腕が!!腕が動かなかったんです!!ほら!!」







「ほら!!」とか言われても。








めっちゃ船漕いで、めっちゃ手振ってたじゃん。









そんなスノウに「話にならん」と吐き捨ててから
遠くを見詰めて「死ぬな・・・!」と祈るように呟くグレン団長。
きっと主人公の安否を祈ってるんでしょうね。
ていうか、団長がそこまで主人公に思い入れる理由が分からない。
何?もしかしてそっちのご趣味の方ですか?





一方、主人公たち。
紋章を発動させたせいか何やら苦しんでいたブランドだけど、生きている主人公の姿を見て驚いている模様。



海賊ブランド「・・・お前・・・・・・・・・・・・なのか・・・?次・・・・・・」



次ってどういうことだろう、と思ってたら
突然海賊ブランドとの一騎打ちに突入。
苦しんでたわりに結構余力あるじゃないですか。
でも結構簡単に倒せました。
必殺とかカウンターが決まると楽勝っスね。



そこへ、グレン団長がようやく到着。
命乞いじゃなくて、むしろ「とどめを刺してくれ・・・」と懇願してくるブランド。
そのブランドの左手で怪しく光る紋章を見て、グレン団長が不審に思って近づいた途端に
突然紋章が海賊ブランドから離れて宙に浮かび上がりました。
そして不気味な笑みを浮かべるブランド。



海賊ブランド「・・・お前の番・・・だ・・・な・・・」








紋章よりもお前が怖いよ。











で、てっきり主人公のところに怪しい紋章が来ると思いきや
グレン団長の左手に宿りました。あれーー???



海賊ブランド「・・・これで・・・おれは・・・・・・楽に・・・・・・なれ・・・る・・・」



その言葉を最期に消え去ってしまった海賊ブランド。
団長は突然宿った紋章のせいで苦しみだして、その場に倒れてしまいました。
しゅ、主人公1人でどうしろと?





その様子を遠方からずっと見ていたラマダ、アカギ、ミズキ。
あぁ、やっぱりお前ら3人は仲間だったのね。
「海賊ブランドは死んだから、もうつけ狙われることはない」とか言ってるあたり
ラマダは本当に怪しいです。
敵・・・なのかなぁ。





そして別場面では救助されたはずなのに、また緊急用の船に乗ってるスノウ。(爆笑)
何お前!!グレン団長に「お前みたいな奴は1人で帰れ!」って追い出されたの!?
やべーー!お腹イタイ!!!



そして、ラズリルに帰還する船の上からスノウを見つける主人公。
居た堪れないというか悔しいというか、そんな微妙な表情のスノウを
救助する素振りを全く見せることなく無表情で見下ろす主人公。
面白すぎる・・・!!!





ラズリルに帰ってきて自室で休み、部屋の外に出たところで
まるで何事も無かったかのように「買い物に付き合ってくれ」と言って来るスノウ。
おい、お前それより何か主人公に言うことないのか?あん?
ごめんの一言もないのか?あ?コラ。



でも主人公はいい奴なので、快く引き受けて一緒に港町の方へ行こうとすると
海賊ブランドとの戦いの事を聞いた騎士団員たちがやってきて
主人公を褒め称えてきました。
おうおう、もっと褒めてくれて構わないぞ。
その様子に嫉妬したのか、「騒ぎすぎじゃないか?」と間に入るスノウ。



ガイエン海上騎士団員「おやおや、そういえば腕に大怪我をした元艦長さんは安静にしてなくていいのかい?」
スノウ「くっ・・・・・・!!行こう」



いいぞーー!
もっと言えーーー!!!




スノウ「・・・なに、僕は大丈夫さ。次はちゃんとやる」









お前のことなんざ誰も心配してねぇよ











その後、店の並ぶ通りに出てくると、道具屋の前でストップ。
どうやらスノウが用があるのは道具屋らしいです。



スノウ「行こうポチ。特効薬を売ってると聞いたんだ。団長にと思って・・・ね」





あぁ。








そういう媚びの売り方で来たか。










ちなみに、港町の方でも主人公の武勇伝の噂が飛び交ってて
スノウ的にはそれはもう不愉快そうで
プレイヤー的にはそれはもう愉快でした。





特効薬を団長に渡しに行く途中で、料理長さんから団長の食事を受け取ると
スノウが「食事の時に一緒に薬を渡してくれ」と、特効薬を主人公に渡して去っていきました。
あれ?媚びは?売らないの?



しかし、去り際に



スノウ「あの時、僕の腕が動かなくなったのは本当なんだ。・・・きみだけは信じてくれ」













あんなに元気いっぱいに
船を漕いでたのにねぇ・・・













団長の食事と特効薬を持って部屋を訪問すると、副団長のカタリナさんがいました。
食事のトレイの上にある薬を見て「これは?」とカタリナに尋ねられると
主人公の返答の選択肢が出現。



@スノウからあずかった薬です
A薬を買ってきました






・・・・・・








・・・・・・・・・・・・ハッ!












そうか、そういうことかリリン!












自ら媚びを売るよりも
他人の口から伝えられた方が
説得力があると分かって・・・!?






















主人公なら素直に言いそうだもんなぁ、「スノウからです」って。
それを見越してのことだったんだな、スノウ・・・あの野郎、策士だな。





もう敢えてスノウの事は告げずにいてやろうかと思ったけど
主人公はピュアのハートの持ち主でいさせてやりたいので
ちゃんと@を選びました。



その後、グレンが海賊ブランドの話をしてくれると思いきや
突然グレンの左手の紋章が輝きだしてグレンが苦しみだしたので
カタリナと共に部屋を追い出されてしまいました。




しょうがなく外に出ると、いきなり船がやってくるムービーが始まり、砲弾の音までする始末。
どうやら海賊たちが攻めてきた模様。
とりあえず指示を聞こうと団長の部屋に戻ってくると
部屋の前で見張りをしていたカタリナが「団長の指示です。応戦しなさい」と言うので
主人公も外に出て船に乗り『海賊討伐戦』へ突入。
なんだか今回は集団戦闘が多いなぁ。
4の海戦は楽しいからいいんだけど。





どうやら主人公が艦長を務める船の他に、スノウが艦長を務める船も出陣してました。懲りないね、お前。
敵船はまたもや2隻で、1隻は風と火の紋章砲で、もう1隻は火のみでした。
だからこっちは水と火の紋章砲でいけばノーダメージでいけそうなんだけど
生憎こっちには火の紋章砲を扱える人間がいないので、水と雷で挑むことに。
ちょっと不安でしたけど、スノウの船を囮にして勝ちました。(←酷)





勝利後、場面は海賊船の方に。
メインで喋ってるのはダリオナレオという2人の人物でした。




     

左がダリオで、右がナレオです。
ナレオ・・・これは男なのか女なのか判別できん。
ちなみにナレオは、ダリオのことを『パパ』と呼んでました。
DNAを全く感じない親子です。
母親似であっても、これはちょっと他人すぎる顔立ちじゃないですか。
ほんとに親子かい?
血は繋がってないだけじゃなくて?
それともお金と身体でギブアンドテイクの『パパ』ですか?





まぁ、他人の家庭に首を突っ込むのも野暮なので放置しますが
ダリオたちの目的は主人公たちを倒すことじゃなかったみたいなので
早々に引き上げて行ってしまいました。



去っていくのを見て、追撃を命じるスノウ。
しかし「他は待機してるのに単独で行くなんて無茶です」と抗議する団員。



スノウ「何を!ここで怖気づくなどと、ガイエン海上騎士団の恥だ!いいから行け!」







お前がそれを言うか。








スノウの船が追撃してくるのを見て、
逃走していたダリオたちは「あの船だけ潰しておくか」と方向転換。
その様子を見た主人公たちが「スノウたちが危険じゃね?」と判断して、しょうがないから助けに行く事に。



で、主人公たちの船が援護に来るのを見て
ダリオたちは「数が増えたら無理だ」と結局また逃げていきました。



そうしてラズリルに戻ると、港にいたカタリナが「グレン団長が呼んでます」と
主人公とスノウを呼びに来たので、なんだろうとグレン団長の部屋に行ってみることに。



主人公に対しては、「お前の判断は的確だった、よくやった」と褒めてくれたグレン団長。
スノウに対しては、熱い拳を1発顔面に食らわして「チームワークを考えろ」と叱り飛ばしたグレン団長。
望んだ通りの対応で、こちらとしては嬉しい限りです。



しかし、その後がまずかったですね。
スノウを殴り飛ばしてから「各自、部屋へ戻れ」と言われて部屋を追い出すなんて
スノウと2人きりでとても気まずいと分かっての事でしょうか。



しかも、スノウってば





スノウ「・・・今度は船を捨てなかったのに、・・・なんできみばかり・・・」










根本的な部分で間違ってるんだって
誰か教えてやってくれないか。














てっきりそのまま敵対視されて別れるんだと思ったら
すぐに「少し混乱しちゃって・・・」と謝られました。
よく考えたらスノウもツライんだろうなぁ。
なんせあの父親のもとで育てられてるんだし。
この前の失態では、散々責められたんだろうな。
まぁ自業自得だけどな。




そして自室に戻って休む主人公、何やら夢を見ている様子。



???「さよなら・・・あなた・・・そして・・・子供たち・・・」



これは、もしかして主人公の母親の記憶とかかな?
主人公、拾われっ子だもんなぁ。
幻水2みたいに(あれは育ての親・・・というかじいちゃんだったけど)
かつては親が持ってた紋章を受け継ぐことになるのかな。



そんな意味深な夢を見ていたけれども
料理長の「食事を団長に届けてくれー!」の声で起こされて
素直に起きて団長に食事を届けることに。



団長の部屋に行くと、またカタリナがいました。
副団長の仕事って暇なんでしょうか。
何か2人で話していたみたいだけど、団長の許可が出たので主人公も部屋の中に入ることに。




その様子を陰から見ていたスノウ。






「・・・・・・何を話してるんだ・・・?・・・なんでポチだけ・・・」










どうやらスノウは追い出されたクチのようですね。









なんかヤバイです。
さっきはちょっと「育った環境のせいで・・・」って同情しかけた部分もあったけど
明らかに嫉妬の権化になってきてます。
昼ドラの世界になりつつある。





この前の海賊襲撃(←ダリオたちの1件)の事を報告するカタリナ。
どうやらダリオたちは、この近海を荒らしている奴らとは別の海賊のようで、
しかも誰かに雇われてラズリルを襲撃してきた模様。



そして報告後、グレンの体調を心配するカタリナに
「実践には自分が出ないとダメだから、早く治す」と笑って答えるグレン。



グレン「ポチ、こんな調子でな。この副団長がムリヤリ寝かすんで困る。どっちが団長だかわからんよ」
カタリナ「そんな・・・。私はただ、団長のお体を・・・」






もうお前ら結婚しちゃえば。







ていうか、グレンはどうか分からないけど
カタリナは明らかにグレンが好きだろ、どうなんだコラ。




と、そこへ突如、砲撃の音が。
慌てて外を見てみると、何隻もの船がラズリルに向かって来てました。
出撃を命じられて部屋を出る主人公。
続いてカタリナも出ようとしたところを呼び止めて
「これからしばらく、誰も館に近づかせるな」と告げるグレン。
カタリナは少し迷ったけども了解して、今度こそ部屋を出ると思いきや振り返って



カタリナ「団長・・・私・・・」
グレン「馬鹿もの、早く行け!!」





自分の用件は伝えても、相手の用件は聞く耳持たず。
Sだなぁ、団長。





そしてその頃、主人公が部屋を出たところでは



スノウ「な・・・なんだか外が大変みたいだよ!僕、団長に報告をと思って・・・」









なんてわざとらしい。










とりあえず、カタリナの号令で皆で応戦することに。
しかも、いつも無駄に一緒にいたスノウの代わりにカタリナが主人公のチームメンバーになりました。
ちなみにこの時点で主人公はレベル10。
ケネスとジュエルはレベル9。
カタリナはレベル11。






副団長のくせに団員と大差ないよ!!









HPも攻撃力も防御力もチーム内で1番低いよ副団長!!












他のステータスも結構低いよ副団長!!













何を認められて副団長に任命されたのか不思議でならない。







ちなみにカタリナさん、外見からして戦士っぽくはないよなぁとは常々思ってましたが
武器も杖タイプだし、戦士というか魔法使いタイプでした。



ステータスとか確認して外へ出ると、早速戦闘になり、しかも連戦。
回復する間も与えられません。
3回戦った後、突然場面はグレン団長のもとに。
この前海賊ブランドからのり移ってきた紋章が怪しく光ってました。



で、そこでまた場面は主人公たちのもとに。
ムービーではないけど、ボイス付きでキャラが喋ってました。


ちなみにケネスの声優さんは梯篤司さんで、
ジュエルの声優さんは石松千恵美さんという方らしいです。
どちらも色んな番組に出演されてるけど、脇役だらけっぽいですねぇ。
でもケネスの声はなかなか良いです。



敵船がこっちに向けて砲弾を撃とうとしてて大ピンチ!と思ったら
いつの間にか館の屋上に来ていたグレン団長が
紋章の宿った左手を高く掲げると、紋章が怪しい光を放ちながら発動。



その怪しい光に皆が気付いて「なんじゃありゃー」と騒いでいたら
その紋章が巨神兵の如きビームみたいな攻撃を繰り出して、船が次々と炎上していきました。








どうした!
それでも世界で最も邪悪な
一族の末裔か!!
(←違います)












ダリオ「まずい!早く逃げろ!」







またお前だったんかい。









紋章の力のおかげで海賊たちが引き上げていった後、
「あの光は何だったんだろう」と不思議に思いながらも
カタリナの指示で負傷者の処置にあたることに。



そこで、みんながパーティから外れて主人公1人に。
カタリナに何度も「館に入らないように」と念を押されたけども
特にやることもないし、館に入ってグレン団長のいた屋上へ。
そして、ちゃっかり主人公を尾行してきているスノウ。
お前、いないと思ったらストーキングかよ。




屋上に辿り着くと、今にも力尽きそうなグレン団長を発見。
すると突然グレンの左手の紋章がまた光りだして、そして何故か主人公の左手まで光りだしました。
なんじゃこりゃーと思ってたら、後ろから尾行してきたスノウが主人公を押しのけてグレンのもとへ駆けつけていきました。
自分の株を上げようと必死だなぁ、スノウ・・・。



主人公もグレンの元に駆け寄ろうとするけども
1歩近づくたびに、更に紋章の光と主人公の左手の光が強くなる模様。



苦しそうに「馬鹿もの・・・俺のような目にあうぞ・・・」と呟くグレン。
グレンの紋章の光が極端に大きくなり、思わず後退して尻餅をつくスノウ。



グレン「・・・・・・馬鹿も・・・の・・・・・・ポチ・・・・・・・・・・・・すま・・・ん・・・・・・」






その頃、「ポチが館に入って行った」と報告を受けるカタリナ。
いやいやいやいや!
スノウも館に入ってるから!!
主人公だけじゃないから!!
誰だ報告した奴ぁ!!






光がおさまって我に返ったスノウが、慌ててまたグレンを抱き起こそうとしたけども
みるみるうちにグレンの体が灰のようになって消えてしまい、オロオロするスノウ。
そしてその後方で、突然意識を失って倒れる主人公。



スノウ「ポチ・・・?き、きみが・・・?きみが何かやったのか?う・・・うわああああ!!!」








今の一連の流れを見て
どう解釈したらそういう考えにいきつくんだい?







と、そこへポチを連れ戻すように指示された団員が数名登場。
事態を把握できない団員に、腰を抜かしながら「団長が死んで消えてしまった!」と話すスノウ。



スノウ「だ、団長を・・・ポチが・・・!!」









てめぇスノウこらボケェエエエエ!!!












一方、気を失った主人公の夢の中。
辺りは暗闇なんだけども、前方に怪しくて小さな赤い光があるので
とにかくその光を目指してひたすら進んでいると、そのうち光に触れることが出来ました。
すると、



???「ラクジー、お母さんを頼む」
ラクジーと呼ばれた少年「うん」
女「いってらっしゃい。気をつけてね」
???「今日は大物が釣れそうだ。期待して待っててくれよ」




・・・・・・???
何でこんな、ほのぼの家庭のやり取りを聞かされにゃならんのだ。
孤児の主人公へのあてつけか。



しかしそこで赤い光は消えてしまい、また前方に同じような赤い光が出現。
で、同じようにその光に向かって進み、触れてみると



???「ラクジー・・・リキエ・・。お父さんは・・・帰れないみたいだ・・・。
    ・・・これは・・・いったい何なんだ・・・!?」






こちらとしてはあんたが一体何なんだといった感じだけど
なんかお父さんに異変があったらしきところで、また光が消滅。
で、新しい光が出現。
また進んで触れてみると



???「・・・俺を・・・俺を殺してくれ・・・。俺を・・・解放してくれ・・・」



そして突然戦闘に突入。
敵なのか分からないけど、弱ってる男性の姿の『謎の影』とやらに
1撃くらわしただけで、あっさり戦闘終了。



???「ありがとよ・・・・・・ラクジー・・・お母さんを頼む・・・。・・・いつかまた・・・三人で・・・」






いやいやいやいや待ってくれ成仏する前に自己紹介してくれよ!
誰なんだよアンタ!!!
見ず知らずの家庭のほのぼのっぷりを見せられたと思ったら
最終的に「殺してくれ」とか言われても困るんですけど!
それを躊躇なく主人公もどうかと思うけどな!!






そんな風に主人公が夢の中で戦っている間、
現実世界では主人公がグレン団長を殺したということをスノウがチクってました。
ああああんの野郎おおおおお!!!



一体何を見たのかとスノウに問いただすカタリナ。



フィンガーフート伯「スノウ。お前は賢い子だ。何を言えばいいか分かってるな?さあ、言いなさい」







明らかに主人公に罪をかぶせる気だよスノウ父!!







主人公の事を気に入ってないってのは態度で薄々と気付いていたけど
無実の罪を着せられるほどに憎いですか!
主人公がお前に何をしたっていうんだ!



で、スノウが「団長が倒れたらポチも倒れた」と話しているのを
カタリナは主人公が団長を殺したとすっかり信じてしまった模様。



そして、自室のベッドでようやく目を覚ました主人公。
左手を見ると、海賊ブランドとグレン団長の左手にあった紋章と同じ紋章が宿っていました。
そこにやってきて、「あなたの処遇が決まりました」と沈痛な面持ちで話し始めるカタリナ。



カタリナ「国外追放です。再びガイエンに戻らぬよう海から送り出します」








島流しかよ!!!











自分は無実だと説得しても、聞き入れてくれる様子はまったくありません。
せめて弁解するチャンスくらい与えてくれませんか。



カタリナ「ポチ・・・、・・・首を落とされなかっただけでも感謝してちょうだい・・・」








スノウの証言を信じる根拠は何なんだよ!!









結局、何も聞き入れてくれないまま翌日の朝。
学校を卒業する前から来ていた隊服?を脱いで、私服になった主人公。
そこへ、チームメンバー候補であったタルとポーラがやってきました。



タル「ポチ・・・俺は信じてるからな」
ポーラ「・・・・・・」





すっかり主人公に殺人罪が定着してるかと思ってたけど
無実を信じてくれてる奴もいるんだなぁ・・・タル、いい奴だなぁ・・・ポーラが無言なのが気になるけど。



別れを惜しむ間もなくカタリナに呼ばれて、タルとポーラに連れられて外に出る主人公。
その後、陸なんて見えなくなるほどの沖まで連れられて、
そこから小船に乗り換えさせられました。
てっきり主人公の身1つだと思ったら、小船に一応色々な荷物も乗せられてる様子。



カタリナ「運が良ければ、どこかの船に拾われることもあるでしょう。
     今更言うのは変かもしれないけど、あなたはグレン団長に信頼されていたのよ。
     なのに、どうしてこんなことに・・・」








団長が信頼してた相手の弁明も聞かずに
島流しにさせられてる事の方が
こちらとしては「どうしてこんな事に」って感じなんですけど。









カタリナ「ポチ。罪をつぐなうのです」




つぐなうような罪なんて1つも犯しちゃいないんですがね。




カタリナ「こんな形であなたを失うとは・・・・・・では、船を出してください」










迷っているようで
躊躇ない指示ですね。














主人公を置き去りにしてラズリルに戻る船の上でのカタリナと海上騎士団員の会話で
新しい団長はスノウに決定したと判明。
しかもスノウ父の提案だそうです。







確実にスノウ父の策略じゃん。








そんな話をしていると
カタリナが「昔、『領主には逆らえない』とグレン団長が愚痴ってたのを思い出した」と
ポツリと呟きました。



ガイエン海上騎士団員「・・・お察しします・・・」



なんか、スノウって本当に誰からも支持されてないんですね。
まぁ、艦長をやってたのも、団長になったのも
明らかに親のコネだしな。
そこら辺は、みんなも感じてたんでしょうか。



そして団員が去った後、



カタリナ「・・・『お察しする』ですって?・・・・・・ふふ・・・。誰が・・・私の気持ちをわかるというの・・・?」




・・・・・・







もう団長に恋心抱いてたのは明らかですよね。








信頼とか尊敬とかで収まる感情じゃないだろこれは。
いくらスノウ父がバックにいるからとはいっても、スノウの証言を鵜呑みにしてる時点で
正常な判断出来てないよカタリナさん。
グレン団長を慕っていたなら、是非ともその志を引き継いで
スノウの顔面に熱い拳を叩き込んでほしかった。
そんな熱血な貴女も素敵だと思うよカタリナさん・・・。





兎にも角にもラズリルを追放されてしまった主人公。
主人公の運命はいかに!?
このまま海の藻屑となってしまうのか!
それとも海賊王になってワンピースを手に入れるのか!



乞うご期待。





幻想水滸伝4に戻るよ