クリス編第3章



サブタイトル:父をたずねて三千里





そんな感じで、ナッシュとお忍び2人旅ってのは覚えてるんだけど、どこ目指してるんだっけ。
なんか背景とBGMからして、明らかにダックの村にいるんですけど、ここが目的地だったのかな。



クリス「それで?チシャ村に行くんじゃなかったの?」





・・・・・・







チシャ村に行くんだそうです。(←他人事か)





チシャ村に行くはずなのに何故ダック村にいるんだナメてんのか、とクリスが詰め寄ると
「チシャ方面は初めて行くから道案内を頼もうとしてる」と、なんとも頼りにならない返答をするナッシュ。
そんなナッシュに呆れつつもダックの村の中心部へ行こうとすると




フレッド「遅いぞ、リコ!」








またお前らかよ。










静かに見守って通り過ぎるのを待とうと思ったら、気付かれました。
さすがにクリスだってことは分からないみたいだけど、「どこかで見た顔だ」とジロジロ見てくるフレッド。
うーん、これで自分がゼクセン騎士団のクリスだって知ったら、騎士団の名前に食いついて一緒に来てくれるかなぁ。
道中ナッシュと2人だと、戦闘が厳しいんだよね。色んな意味で危険だしね。
でもお忍びの旅だし、素性をバラすのはマズイよなぁ。
何しろここは敵陣真っ只中。
バレたら最後、ダックによる集団リンチにあってしまう。



しょうがないので「人違いだ」と答えて終わろうと思ったのに
続けて「ここで何してるんだ」とフレッド。
逆にお前に聞きたいよ。



目的くらいは話しても大丈夫だろうと、「炎の英雄の手がかりを探してる」と答えると
「オレと同じだ!」と目を輝かせるフレッド。
さらに「同じ目的なら一緒に行動しよう!」と。





・・・・・・





チョロイな!













もう、なんだかんだ言ってクリスと一緒にいたかっただけじゃないのかこのエロガッパ!!





パーティメンバーが増えたところでダックの村を再び彷徨っていると、レットワイルダーを発見。
こいつら見たことあるな。
確かヒューゴ編の時にチラッと出てた。
そしてチシャ村までの道案内を頼むと「村長の許可があればいいよ」とのこと。



ちなみにダックの皆様はとても似ていらっしゃる。
当然どれが村長なのか区別できないクリスとナッシュ。
そこで2人(2羽?)から「尾羽が一番立派なのが村長だよ」とヒントをもらいました。
マサイ族の村で「肌が一番黒いのが村長だよ」ってのと同じくらい役に立たないヒントですね。




でもなんとか村長を発見!
許可ももらえた!!
おーい、ワイルダー!レット!許可もらえたよ!チシャ村まで連れてけーー!!





ワイルダー「契約金さえ、払ってくれたらね」












焼きと煮こみ、
消去法で選ばせてやるよ
(←食う気か)












・・・・・・しょうがないから払ったよ、クリスが。
何故、ほぼ強制連行された身で軍資金を払わせられるんだろう。
世の中って理不尽だ。




ちなみにレットとワイルダー。
道案内、兼、護衛というだけあってレベルは高いです。
それぞれのレベルが、クリス=34、ナッシュ=35ときて、フレッドとリコなんて30にも満たないっつーのに
レットとワイルダーは40以上ありやがる。
アヒルのくせに・・・アヒルのくせに・・・!!




とりあえず、戦闘員が6人と充実したメンバーになったところで
クプトの森を抜けてチシャ村へ到着。
村の中心部へと行こうとすると、2人の女の子が立ってるのを目撃。



まぁどこの村にも女の子はいるものですけど
なんというか、チシャ村も独特な服装だけど、それ以上に独特な服装で明らかに村に溶け込んでないので、とても目立っていらっしゃる。





ユン「いらっしゃい。お待ちしてましたよ。お名前を教えてもらえますか?」





いやいやいやいや待て待て待て待て。






待っててって言った覚えなんてないし
第一、お前が誰か知らないし
名前を知らないくせに待ってたって意味わかんないし
「いらっしゃい」て、ここお前の村じゃねぇだろ。
出会い頭でどんだけツッコませる気だお前。








ちょっと色々と問い詰めたいところなんですが
言いたい事も言えないこんな世の中じゃPOISONなのでグッと我慢の子です。



とりあえず「待ってた」ってどういう意味なのか質問したら
父親を探してる事を言い当てられてしまいました。
しかも「それが自分の役目だ」と。
なんだそれは。意味がわからない。
よし、お姉さんと今すぐ病院へ行こう。



そこへ、もう1人の女の子(年齢的に女性と言うべきか)が出てきて
「自分達はユミィユンという名前で、ユンは“口寄せの子”なの」と教えてもらいました。
それを聞いて反応したのが、アヒル2匹。



さらに「自分達はアルマ・キナンの娘だ」とユミィが言って
シンジラレナーイ!と言わんばかりのレットに、
「有名人か?」とフレッドが素朴な質問をぶつけると



レット「何を言ってやがる、まったく何も知らないヤツだな!!」












・・・・・・












とりあえずレットは後で煮込むとして、ワイルダーの説明によると
グラスランドのシックスクランというのは
●ダック
●リザード
●カラヤ
●セフィ
●チシャ
●アルマ・キナン
以上6つから成り立っているんだけども
アルマ・キナンの部族は滅多に外に出てこないらしく、
護衛の仕事で色んなクランに行くワイルダー達ですら、初めて見るほどらしい。
ぶっちゃけ、一族揃って引きこもりってことですね。





まぁでも、そういうことは思ってても言わないのが優しさ・・・





フレッド「そんなに、村にひきこもって何をしてるんだ?」










ダイレクト!!!













とりあえずフレッドも後で煮込むとして、ユンとユミィの2人を同行者にして
村の奥で待ってるチシャ村の村長・サラの元へ。
で、何故かユンが仲介者となってサラに挨拶をしようとすると
突然、村人が「来たあああああああ!!」と駆けてきました。




なんだなんだと思ったら、空からルビークの虫兵たちが登場。
あー・・・やっぱりフランツもいるわー・・・。



急いでその虫兵のところに言って話を聞くと、「炎の運び手の一味の捜索を行っている」とのこと。
あ、別に侵略しに来たわけじゃないんですね。
でも「捜索が終わるまではチシャ村はハルモニアの支配下にある」と無茶なこと言われて「無理」と一刀両断するサナ。
な、なんて物怖じしないバアさんなんだ・・・!強ぇ・・・!!



しかしその返答に「先のセフィクランの二の舞になりたいのか?」と脅しをかけるフランツ。




サナ「では、私たちもハルモニアの下に使える奴隷になれと言うのですか、貴方達のように?」







挑発まで!!???







なんてバアさんだ!!ちょ、ほんと黙ってサナ!!頼むから!!
お前が村長としての威厳を持ってるってのは分かったから!!
でも戦うのはうちらだから!!それちゃんと理解してる!?してねぇだろ絶対!!
あああもうほらフランツめっちゃ怒ってはる!!
サナの眼前に武器を向けちゃってる!!



さすがに何の武器も持たないお婆さんが武器を突きつけられてるのを見て
騎士道を揺り動かされたクリスが剣を抜いて立ちはだかるわけですがね。
ああ、ほら、戦闘になっちゃった・・・。
当然サナは傍観者ですよ。はいはい、分かりましたよ。うちらが戦えばいいんでしょ、はいはい。



あ、でもユミィが戦闘に参加出来る!
ユンは・・・まぁ非戦闘員だよな、見るからに。
じゃあユミィには参加してもらおう。じゃあな、リコ。(←即決)





しかもユミィってば土の紋章宿してる!ラッキー!
虫兵相手だから苦戦するの覚悟で挑んだんだけど、結構簡単に倒せました。拍子抜け。





フランツ率いる虫軍団が退却していくと、サナに礼を言われて
ユン、ユミィ、ワイルダー、レットがパーティから外れました。


少し時が経ってから、村の入り口のところで
「カラヤの村を焼き払って、自分はグラスランドの人に憎まれるべき人間なのに、一体何をしてるんだろう」と
さきほど虫兵と戦ったことについて悩むクリス。
それを聞いて「むしろ、これでグラスランドの力が減れば好都合のはずだろ」と腹黒い意見を述べるナッシュに
「そんなのはダメだ!!」とクリスは反論。



ナッシュの言いたいのは「考え方1つで見方は変わるんだ」ということらしいです。
うん、なんていうか考え方が飄々としてるというか大人というか
考え方変えないとやってられないくらい今まで苦労したんだなというか。



そんな話をして、再度村の奥の方へ戻ってユンと会話。
初対面の時にユンが「お待ちしてました」って言ってたことに対して、
「自分を待ってたってどういう意味?」とクリスが聞くと
「2つの事を成す為にここに来た」と答えるユン。


その1つ目はチシャ村を守ることで、
2つ目は、1つ目が果たされた後じゃないと話してくれない模様。


え、でもさっきルビーク兵を追い出したからチシャ村は助かったんじゃないの?
まだ2つ目を教えてもらえないってことは、これからまだやってくるってことか。



そこで、「もしかしてキミが炎の英雄?」とユンに尋ねるナッシュ。




ユン「ふふ、ナッシュさんて面白い人」







確実にバカにしてますね。








炎の英雄のような力はないけど、精霊の声を聞いて、この先に起こる事が少し分かるらしいです。
クリスたちがチシャ村へ来て虫兵と戦ったことも、偶然だけど巡り合わせなんだ、と。
なんか怪しい宗教への勧誘みたいです。
しかし次の戦いは辛くなるから、是非ともお願いを聞いて欲しいと言い出すユン。
そのお願いを聞いたら、クリスを待っていた理由を教えてくれるそうです。
大丈夫でしょうか。
「この霊験あらたかなツボを買ってください」とか言われませんか。
無垢な笑顔が余計に怖い。




まぁ聞くだけはタダなので、そのお願い事とやらを聞いてみると
「ダッククランの村で、ある人たちを連れて来て欲しい」とのこと。





・・・・・・





え、あの・・・人でいいんですよね?
アヒルじゃなくていいんですよね?
ちゃんと人間ですよね?




とりあえず、そういうことなら早々に出発するべ、と村を出ようとすると



フレッド「じゃあ、俺とリコはここに残ろう。お前たちが戻って来る前に、あいつらがやってくるかもしれないからな」





うん、いいよ。(←あっさり!!)





ということで、フレッドとリコを残してユンとユミィを連れてダックの村へ。
村に着くや否や、レットとワイルダーは村長へ報告しにパーティから外れてしまったので
クリス達はユンの探し人とやらを捜索開始。


しかし村を見渡す限りアヒル、アヒル、アヒルしかいない。
その探し人とやらが本当に探しならば、すぐに分かるんだけどな。
しょうがないので村の中の店とか入って調べてみたりして
宿屋に入ろうとしたところで、2名の男女と遭遇。



シーザー「だからぁ、あいつがこのグラスランドのどこかで何かを企んでるのは、確かなんだって」
アップル「“どこかで、何かを”なんて、確かな話とは言えませんよ」



・・・あ、この2人ね!
そうか、確かにヒューゴ編でチシャ村に来てたもんね!
で、どっちに霊験あらたかなツボを売ればいいんですかね?(←売りません)




アップルがシーザーの主張に全く聞く耳を持とうとしないので
諦めてシーザーがご飯を食べに行こうと方向転換すると、突然目の前にユンの姿が。
ビビるシーザー。
さらに詰め寄るユン。
え、何これ。ユン×シーザーですか。




ユン「“あいつ”が“どこ”にいるか、教えてあげましょうか?」




それを聞いて、さらにギョッとするシーザー。
もうほんと、彼女に浮気の容疑をかけられてる彼氏みたいだよシーザー。




落ち着いて話をする為に、一同、宿の中へ移動。
自分をチシャ村に連行しに来たと聞いて悩むシーザーの横から
「あなたはアルマ・キナンの娘で、さらに“口寄せの子”ですね」とユン達の素性を言い当てるアップルさん。
それを聞いて「グラスランドの人に見えないのに、よく知ってますね」と感心するユミィ。



アップル「出身はなごや共和国です。でも、少しは勉強しました」






やめろ!
過去の恥をほじくるな!!
(←自業自得)








「アルマ・キナンが村の外に出るなんて、よっぽどのことね」と言うアップルを肯定するように
「大きな災いが起きます」と話すユン。
ユンの先読みの力を信じない現実主義なシーザーは疑いの眼差しを向けるけども
「“あいつ”が“どこ”にいるのかは気になる」とのこと。
「その“あいつ”に会わせる為にここまで来て、それがチシャ村を救うことにもなる。お前が来れば全て丸く収まるんだグダグダ言わずについて来いや」と話すユン。
それを聞いて、シーザーの意見も聞かずに、チシャ村へ行くことを決定するアップル。



アップル「それに、ゼクセン騎士団のお墨付きなのだから、何かあるのでしょう」









敵陣真っ只中で正体バラされました。












て、てめぇ!アップル!!
いくらなんでも口が軽いじゃねぇか!!
TPOをわきまえろ!!
せめてワールドマップに出てから言え!!





とにかく同行OKということになったので、またチシャ村に戻ることに。
「帰りもお願いします」と無駄に詰め寄りながら言うユンに
腰が引きつつ「は、はい」と答えるクリス。



ユミィ「あら、ユンのお気に入りみたいね」
ユン「ふふ」







ごめん、そっちの気はないんで・・・。








アップルはどこかに伝令に行くっつーので、シーザーだけ同行者に加入。
よって戦闘メンバーはクリス・ナッシュ・ユミィの3人。
やべぇ、超不安、こりゃおくすりを袋いっぱい持っていった方がいいだろうか。


とか思ってたら、村の入り口まで来たところで
ワイルダーとレットが「俺たちも連れてけー!」と追いかけてくれました。
良かった!!
これで道中の食糧危機も免れた!!(←食うな)




再度クプトの森を抜けてチシャ村に到着。
シーザーとサナの挨拶の後、広場に集まってシーザーの作戦発表。
兎にも角にも『援軍が来るまで持ちこたえろ』というお前が来た意味はあるのかという作戦ですが
部隊編成をして早速戦争イベントへ突入。



ハルモニア軍がわらわらとやってきて、最初にフレッド隊が攻撃を受けてリコがやられました。どうでもいい。(←えー)
その後、戦いを続けるうちにワイルダーもやられてしまい、しばらくしてハルモニア軍にはササライ隊が出現。
さらに次のターンでルビークの虫兵まで参戦。
ギャース!無理!もう無理!!



とか思ってたら、突然ルビークの虫兵が退散。え?出オチ?
なんかシーザーの案により用意しておいた、虫のキライな匂いの煙をまいたらしいです。
蚊取り線香みたいなものかね。



これで虫兵はいなくなってくれたわけだけど、こっちの不利には変わりない。さてどうしよう。
と、次のターンでヒューゴ隊が到着。




ハレック「ウォォォォォオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!










うるせええええ!!!










バッカ野郎!!!
そうじゃないだろ!!
嫌な奴を追い返す時は













か・え・れ!か・え・れ!
さっさとか・え・れ!しばくど!!
















だろうが!!(←そうか?)
もちろん布団叩きながら言えよ。









しかしそんなハレックの雄叫びが功を奏してか、ハルモニア軍は撤退。
良かった良かったとサナ達と話していると、アップルと共にやってきたヒューゴがクリスに気付いた模様。
あ、これはヒューゴ編で見た場面と一緒ですな。
あわや斬り合いになるかと思ったところで、ナッシュとジョー軍曹により止められてその場は終了。



少し時間が経ったところで、ヒューゴとの関係をナッシュに聞かれたので
「カラヤを攻撃した時に、彼の友達を殺した」と隠すことなく自らの行動を話すクリス。
それを聞いて、さきほどの怒りに満ちたヒューゴの行動にナッシュも納得。



そこへジョー軍曹とユンが一緒に登場。
ユンは分かるけど・・・何故にジョー軍曹???とか思ったら
ヒューゴの攻撃的な態度について代理で謝罪と、さらに「リザードクランの族長を殺したか?」と聞かれました。
何のことやらサッパリですわーとクリス。
その答えを聞いて、聞きたいことは聞いたからもういいっスわ、と去っていくジョー軍曹。
え?終わり?
敵なんだから、もっと疑ってかかりましょうよ。(←お前どうしたいの)


次に、「一緒にアルマ・キナンの村に来て欲しい」と言ってくるユン。
どうやらクリスを村に誘う事が、ユン達がチシャ村に来たもう1つの目的らしいです。
それを聞いて「目的って何だ」と問うクリス。



ユン「だって・・・クリスさん、それが私の最後から2番目の役目だから」








遺言だよ










なんかとてつもない死亡フラグを立てるユンのセリフにとまどっていると、シーザーがやって来て、
「サナはともかく、他の村人にゼクセンのクリス・ライトフェローだってバレたら厄介だから、今のうちに村を出た方がいい」とのこと。
お言葉に甘えて、サナに挨拶をしてコソコソと出発するクリスたち。
そして何故かついてくるフレッドとリコ。
「まだ戦いが起こるのに残らなくていいんですか?」と問うリコに
「もっと大きな事が起きそうな気がする」と答えるフレッド。



リコ「本当に???クリスさんが美人だからじゃないですよね?」
フレッド「当たり前だ!バカなこと言ってないで、行くぞ!」








美人ならばついて行くのでしょう。
それが男の性なのですから。











クプトの森にて、いつもダックの村方面からチシャ村に行く時に別れ道があって
進むうちにいきなり霧が濃くなってるうえに、延々ループしていて進めないから変だとは思っていたんだけど
どうやらそこがアルマ・キナンへと続く道だったそうです。
結界のせいで延々ループしてたわけねー、なるほどねー。



ユン達がいるおかげで結界に惑わされることなく進めて行くうちに、
アルマ・キナンの娘たちがお出迎えしてくれました。
その代表者らしき娘がユイリとかいう、キリリとした目のクールっぽい女性。
ユンが「ユイリ姉さん」と言ってたから、姉妹なのかな?あんまり似てないな。



ユイリと挨拶しつつも、まだ事情が飲み込みきれないクリスに
「今は儀式の準備が忙しいから夜に話しましょう」と言うユイリ。
すると突然ナッシュが何かに気付いて「誰だ!」と後ろを振り向くと




ユーバー「勘の良いのが混じってましたか」






ギャース!なんか来たーーー!!!




咄嗟に武器を構えるクリス達に、特に気にせず近づいて
「ここにも真の水の紋章があるのはどういうことだ」と言ってくるユーバー。
まぁ、情報をこっちが握っている限り殺されることは無・・・


ユーバー「安心してください。死んだ人間から話を聞きだす術も持ってますから」






な〜んだ、じゃあ安心って、出来るかああ!!










いやいやいやいやいや!!ノリツッコミしてる場合じゃない!!
相手はユーバー1人と言えども、戦っているうちに気付けばナッシュがやられて、リコもやられちゃったしな!
フレッドの攻撃は悉くかわされてるしな!!こ・・・んの役立たず!!!


でもクリスが奮闘してくれたおかげで、ギリギリ勝利。
うわあああああ!ありがとうクリス!!パリングスキルめちゃくちゃ上げといて良かったあああああ!!!
ユーバーは基本的に物理攻撃だからパリングは超有効だ!!




「次はこうはいかない」と負け犬の遠吠えを残してユーバーが退散した後、
ヨレヨレの体を引きずってアルマ・キナンの村にご到着。
村の中をちょろっと探索して、大ばば様の家とやらに入って色々と話を聞くことに。
家主と思われる大ばば様はいないんですけど。
いいのかー!?お前らいいのかー!!?
これ不法侵入じゃないのかー!?
我が物顔で椅子に座って話進めてるけど、途中で大ばば様出てきて怒られたりしないのかー!?



まぁ本人達は涼しい顔で話してるので良しとしよう。



なんかすごい長々と話をされたんだけども、要約するとこんな感じ。


・ユンは“口寄せの子”で未来が見える
・しかも生まれた時から見えていたことがある
・それが“真の紋章の破壊と炎の英雄の復活”
・さっき戦ったユーバーも、紋章の破壊者のうちの1人
・真の紋章が破壊されると、全世界が消えてしまう可能性あり




そんな話を聞いてさらに混乱してしまったクリス。
少し1人になって考えようと家の外に出たと思ったら真後ろにナッシュが立ってました。ストーカーかお前は。
しかし立っているだけで別について来るわけでもなく
その場で動かず、ただクリスが行動するのをじっと目で追ってました。
余計怖い。





その視線から逃げるように、村の奥(アルマ・キナン族の人曰く“神聖な地”)へ入っていくと
案の定ナッシュがやってきました。
しかもクリスに話がある、と。
やべぇ!こんな人気の無い所で2人きりなんて!!
身の危険!身の危険!



ナッシュ「君を口説く・・・・・」











ボルスーーー!!
ボルスーーー!!!
(←ナッシュが瞬時に血に染まります)















ナッシュ「と言いたいところだけど、どうも俺の行動はカミさんに筒抜けみたいなんでね。今日はやめとくよ」






今日“は”?







今日だろうと後日だろうと、妻帯者の身分で女口説いたらダメだろ。
それとも幻水の世界は一夫多妻制度が用いられてるとでもいうのか。
お前も「不倫は文化だ」とか言うクチか。素足で靴はけよ。





そんな軽いトークをかますナッシュに構うことなく、「何故私をここまで連れ出した?」と質問すると
「ハルモニアのササライに頼まれてグラスランドに潜入した」とあっさり暴露するナッシュ。
それを聞いて、ハルモニアのスパイかと疑いの目を向けて距離を取るクリス。
スパイ容疑はなくとも距離は置いた方がいいぞ。
『スパイ』呼ばわりされるのは潔く認めて、
「今回のハルモニアの侵攻は“炎の運び手”の残党狩りという名目で、でもその裏で何かを企んでいる奴がいるんじゃないか、それを調べに来た」と話してくれました。



そんな話をしていると、ユンがやってきてクリスの父の消息について話してくれる、とのこと。
ユンが言うには、クリスの父は今も生きていて
炎の英雄の親友でもあり部下でもあった2人のうち1人が、クリスの父らしい。


その話に「炎の英雄は50年も前の話なのに、生きてたら今は何歳だ、マジありえない」と抗議しようとしたところで
何かに気付いたナッシュ。
そのナッシュの考えを肯定するように、「クリスのお父さんは真なる水の紋章を宿していました」と話すユン。
だからジンバは『炎の英雄の後を追え』と言ったのか、と思い返してクリスも納得。




クリスの父の話を終えてユンが去っていくと、
クリスとナッシュも大ばば様の家に戻ることに。2人きりだと色々と危険ですしね。



なんか宿をとってもらえたみたいなんでお言葉に甘えて宿で休んでいると、外から物音が聞こえてきたらしい。
不思議に思って宿の外に出ると、アルマ・キナンの人たちが勢ぞろいしてました。
忠臣蔵か!?クリスは吉良上野介か!?とか思ってたら、先程から言ってた「儀式の準備」らしいです。
で、その儀式っていうのが正式名称『魂送りの儀式』というらしいです。
魂送りっていうと、あれですかね。
日本のお盆みたいなもんですかね。
これから皆揃って灯篭流しですか?



ユイリ「精霊達に、魂を捧げグラスランドへの加護を願う儀式だ」





・・・・・・








人柱ですか!!?











なんてこった!!
まさに原住民ならではの思想じゃないか!!
こんなの先進国(この世界では)に住む現代っ子なクリスにとっちゃトラウマにしかならんじゃないか!!




そういえばチシャ村でユンが「最後から2番目の願い」とか言ってたのを思い出して
人柱になるのがユンだと気付いたクリス。
「ユンはこの日の為に生まれてきた子だ」と淡々と話すユイリに
「人を生け贄にするのか!?」と食いかかるクリス、そしてそれを必死に止めるナッシュ。



「迷信で人の命をもてあそぶなんて!」「馬鹿馬鹿しい!」「野蛮人の世迷言だ」と暴言吐きまくりのクリスに
さすがにユイリもカッチーン☆ときて「神聖な儀式を馬鹿にするな!!」とヒートアップ。



そこへ当の本人であるユンがやってきて、クリスに「一緒に来て欲しい」と言ってきました。
魂送りの前に、1人だけ近しい人と語らいをする時間があるらしく、
それをクリスの為に使いたい、と願うユン。
ユイリ、お姉ちゃんの立場台無し。



渋々とユンの後について行って、魂送りの儀式について討論開始。
「多くの人が自分の役目さえ知らずに死んでいくのに比べたら、私は幸せ」とか
「アルマ・キナンでは魂送りをされた子は精霊になる」とか
「精霊になれば私の魂は永遠になる」とか
もしも自分の友達がこんな事言い出したら「目を覚ませ!」と横っ面を引っぱたいて終了なセリフの数々を吐くユンですが
さすがにユン相手にそれを言えないクリスは、「納得いかない」と顔をしかめるばかり。


でも、そんなクリスに
「知り合ったばかりなのに、私のことを思ってくれてありがとう」とお礼を言うユン。



他にも色々と話をして
「儀式が終われば水の紋章の力が解放されて、炎の英雄の居場所も分かる」と話してもらった頃に
とうとうアルマ・キナンの娘達のお迎えが登場。
クリスたちに別れを告げるユン。



ユン「ユイリ姉さん、ユミィ姉さん。私・・・もう行きますね」





あ、ユミィも姉妹だったんですね。
全然気付かなかった。
まぁそう言えば、ユミィとユンは似てるかもしれない。
ユイリはどっちにも似てない。
複雑な家庭なんでしょうか。(←お前は何を心配してるんだ)




じゃあこれから儀式が始まる・・・と思いきや、突然後方から爆発音が。
何事かと振り向くと、仮面の男率いる破壊者御一行が登場。
もちろんユーバーもいるよ☆
「水の紋章をいただきに来た」と言う破壊者たちと問答無用で戦いになり、2ターンで全滅しました。




ありえないんスけどー。
仮面の男の紋章発動が早すぎるんスけどー。
マジ無理なんスけどー。




ボロボロのクリス達はもはや視界になく、ユンを殺そうとするユーバー。
しかし間一髪で儀式が終わった模様。



・・・・・・





2ターンのうちに・・・儀式終了・・・・・・・・・?












儀式ってそんなインスタント感覚でいいんですか・・・?












儀式が終わったおかげで、ここに封印されてた水の紋章はどこかに行ってしまった模様。
しかし「もう1つの封印を手に入れる」と言って破壊者一行は去ってしまいました。



翌日の朝、何故かリコがクリスを迎えに来ました。
何故リコなんだ。本気で不思議だ。
ランダムかな〜、幻水2でも仲間の誰かがランダムで朝起こしに来るってのがあったもんなぁ。
そのまま問答無用でパーティに入ってきたリコと共に、ユンが儀式をした場所まで行くとナッシュを発見。
炎の英雄に会いに行く決意をしたことを話すと、ナッシュもパーティに入ってきました。



村の出入り口まで行くと、アルマ・キナン一族が勢ぞろいしてました。
多分見送りに来てくれたんでしょうけど、「もう用はねぇんだから早く出てけ」とも言われてる気がしてならない。


炎の英雄の居場所を記した地図をユイリに貰うと
「儀式を野蛮だのと罵って悪かった」と謝罪するクリス。
その言葉に対して気にしてないと言うように首をふるユイリ。
それから「旅人に送るまじない」とやらを受けることに。




その途中で、後方から走ってくるフレッド。












あ、そういえばいなかった!(←忘れてた)










ていうか、リコが何も言わないってどういうことだ。
内心、ウザがってんじゃなかろうな。
可愛いツラして腹黒か?



アルマ・キナンの村を出た直後、おくすり調達の為に再度村に戻る4人。
盛大な見送りが台無しです。



ついでに指南所でスキルアップもして、改めて炎の英雄の待つ地へ出発。
やっぱり手ごわいなぁ、ここの敵は。
せめてこっちが6人フルメンバー揃ってないと、敵が3体以上いるとツライ。
特にあの4ターン目くらいで自爆する奴がツライ。
あいつら無駄に体力高いんだよ・・・!!




とりあえず進んでいくと、ヒューゴ編と同じようにちょっと違和感のある行き止まりに到達。
変な印が刻まれている窪地にクリスが行くと、青い光に包まれてクリスは消えてしまいました。
驚くナッシュ達を残して、1人だけ違う場所へ出てきてしまったクリス。
1本道を進んでいったところにある扉を開けると、チシャ村の村長・サナが待ち構えていました。



「炎の英雄の伴侶としてお迎えしています」と言うサナの言葉に驚きつつも
案内してくれるというので、素直に後をついていくクリス。



クリス「こ、これは・・・・・・・・・・」
サナ「えぇ・・・・・・彼が・・・・炎の英雄、ひでお・・・・・私の愛した人です・・・・」








クリス編第2章終了。












ここでもこのオチかよ!!







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