クリス編第2章



第1章が終わった場所でもある、ビネ・デル・ゼクセにあるクリスの実家を出発するところからスタート。
・・・したはいいが何処に行って何をすりゃいいのか分からない。
とりあえず街をブラついてみると、ヒューゴ編で絡んだ聖ロア騎士団を名乗るチビッコ3人組を発見。


ちょうどアラニスが別れを告げているシーンでした。
あぁそういえばアラニスの父ちゃんって商人だから、色んな土地に行かなきゃいけないんだっけか。
「絶対忘れないよ!」と今にも泣きそうな顔でサヨナラを言うエリオットとは対照的に
ただ黙ってうつむいているメルヴィル。


メルヴィル「アラニス、聖ロア騎士団は僕ら3人がいる限りいつまでもあるんだ。だから、君は・・・・・・・・」
アラニス「私は?」
メルヴィル「・・・・・・・・・・・・・」














メルヴィルは











世界中の誰よりも













アラニスを












愛してます

















タッちゃん・・・!!(←タッちゃん違う)











いいよ!
告っちゃえばいいよ!!
甲子園に連れてっちゃえばいいよ!!(←ありません)
だってどう考えてもメルヴィルとアラニスって、くっつきそうじゃん!
どう考えてもエリオットは余りもんじゃん!!(←余りもん言うな)
っていうか男2人に女1人って、もうタッチじゃん。
不本意にもエリオットが出来のいい奴の役になってしまったが
そこはしょうがない、敢えて目をつぶろう。
奴を待っているのは夢半ばの死だ。







メルヴィル「聖ロア騎士団、第二騎士“銀の乙女”アラニス、君に任務を授ける。君は、お父さんと一緒について行って、そして・・・そして、また戻って来るんだ。いつか、必ず、約束だ!」







・・・・・・










落ちた涙も見ないふり







・・・所詮メルヴィルもガキだったってことだな。
期待した自分がバカだった。(←ほんとにな)
しかしただ行って戻って来る事は任務と言えまいというのは、子供の言うことだし別にいいとして
最後にまたいつもの決めポーズをやっているのを、傍から見ていたクリスのセリフ、




クリス「ふふふ、烈火の剣士はボルスで、疾風の剣士はパーシヴァルか?レオがスネないといいけど」





それ以前に自分の異名を名乗るのがあんなん(エリオット)って知ったら
パーシヴァルも素直には喜べんだろうよ。






それに、アラニスもアラニスだ!
どうせなら別れ際にほっぺにチューとかしろよ!
何考えてんだよ!(←お前がな)
どいつもこいつも分かっちゃいねぇな!!
お前らつくづくだよ!!!



しかしまたやるべき事が分からなくなり、仕方なく再度街をブラついていると
街の入り口の所でボルスとルイスと合流。
あ、これで次のフラグが立つわけね。
クリスも「ブラス城に行くぞ」って言ってるしね。


外に出た途端、ビュッケヒュッデ城に行く道も出てきたので、ブラス城に行く前にビュッケヒュッデ城を訪問。
「ここは一体何だ」というクリスの質問は一切無視されて
知らぬ間に館の中に案内され、城主のトーマスの挨拶が始まり、
「ここは共有地だから、経済の自由地にするのを許してください!」と許しを請われました。
とりあえず落ち着け。
そしてこっちの話を聞け。



ようやく状況を把握して、トーマス達がゼクセンの評議会に怯えているのだと分かり、「あまり目立たぬようにするといい」と言うクリス。


クリス「ここのところ、評議会には煮え湯を飲まされているしね。報告する義理もないだろう」




クリスも相当キてますね。
その気持ちも分からなくないですけども。




商売をしたいという者がいたら教えておくよ、と約束して、ブラス城に向けて再出発。
ルイスは同行者になってしまってるので、戦闘メンバーはクリスとボルスの2人だけなんだけど
そんなに戦闘も苦戦することなく到着して、夕食まで一休みすることに。


ルイス「なんだか、夕食はサロメさんとパーシヴァルさんで作るみたいですよ」




マジか。




クリス「二人のエプロン姿は想像つかないな」


あー・・・でもパーシヴァルは料理出来そうですよね。
パスタ系とかちょっと一工夫して作りそう。
あと赤ワインを使った煮込み料理とかオシャレな料理を作りそうだ。
サロメはアレだな。
和の煮物とか得意っぽいですね。
得意料理はサバの煮込ですとか言われても納得できそう。
確かにエプロン姿は想像出来ないが割烹着は誰よりも似合いそうだ。




夕食と少しの談笑の後、評議会からリザードクラン討伐の命令が出ちゃったよ、と皆に告げて
「誰かトカゲの穴に入って行きたいのはいるか?」と言うクリスに
「御免こうむりたい」と答えるロラン。


パーシヴァル「自慢のドレスが汚れますからね」
ロラン「パーシヴァル殿、私は、人間のジョークにあまり慣れてないゆえ、少々、手加減願いたい」



怒ってる。
多分ロランめっさ怒ってる。
「臆病者のアンタには女物のドレスがお似合いだぜ」って言ってるようなもんじゃん。
ってか、それって諸葛亮じゃん。ってことはロランは司馬懿か!?
なんてこった!
ロラン!お前セリフを間違えてる!!
正しくはこうだ!!





パーシヴァル「自慢のドレスが汚れますからね」
ロラン「馬鹿めが!馬鹿めが!兵法を知らぬ凡愚めが!!今に見よ!!





・・・言わねぇなぁ、うん言わねぇわ。





誰もがイヤイヤ文句言うので、とりあえず大空洞の前まで行って適当なとこで戻ってこようぜ、と決定。
お開きにしようとしたところで、「正式に騎士団長になったことは言わないでいいんですか?」と言ってきたルイスに
「騎士団長は評議会の承認で決まるもんじゃないんだ」と笑うレオ。


ボルス「そういうことさ、ルイス。俺たち騎士が命を預けられる相手が騎士団長だ。それ以外にはないのさ」



お前の場合はそれ以外の煩悩も込みだろうけどな。



しかし他の騎士メンバーも思いは同じのようで、「新たな団長に乾杯しようぜ!」と。



サロメ「いいですね。用意しましょう。ルイス、君には・・・・・ミルクでいいですか?」


この世界でも未成年の飲酒は禁じられてるんでしょうか。
まぁルイスくらいの少年だったら、いくらなんでもダメでしょうけども。
でもミルクはどうなんだ。
「ガキは母ちゃんのおっぱいでも吸って寝ちまいな」という遠回しの嫌味でしょうか。
せめてグレープジュースにしてやれ。


そして翌日、部屋に迎えに来たルイスの表情がおかしいので、クリスが心配していると


ルイス「え・・・いえ・・・昨日のワインで・・・・」
クリス「ルイスにはきつすぎたか。パーシヴァルも面白がって飲ませるから・・・」


飲んだんかい。



ってか、その口ぶりからしてお前も共犯か、クリス。




サロメ以外のメンバーを引き連れてレベル上げをして、買い物がてらビネ・デル・ゼクセの街に入ると
小さい子供を追い回すいかにも性犯罪者ヅラのオッサンが通り過ぎるのを目撃。
あれ、確かヒューゴ編の聖ロア騎士団を名乗るメルヴィルのお父さんがうんたらかんたらで
汚い方法で金もうけしてた奴じゃなかったっけか。


気になって追いかけてみたんだけど見失ってしまいました。
が、追いかけられてた子供が、確かいつも街の中で演奏してた3人組の1人だった気がするので
いつも演奏してた場所に行ってみると、残り2人がポツンと立ってて、「小さい子見ませんでした?」と困ってるご様子。
あぁやっぱり貴方達の仲間だったんですね。
なんか今にも児童ポルノ法の被害に遭いそうでしたよ。



さらに評議会の前ぐらいまで来ると



ギョーム「ほほほーーい。楽しいですねーーー」






いたよ、児童ポルノ犯。






ああ、そうそう、確かギョームって名前だったな。
まぁいいや、興味ないし。
とにかく、ギョームに向かって「嫌がってるんだから離してやれ」と言ってやったら
「失礼な奴にはお仕置き!」と戦闘態勢に入られました。
失礼とはどういうことだ。
今にも変態行為をしようとしているというのは、こっちの勘違いだとでも言うのか。
どのツラぶら下げてそんな事が言えるんだ五体不満足にしてやろうかコラ


ギョーム「カモン、ボーイ!!お仕置きです!!!!!」
クリス「誰がボーイだ!!!」



おお、クリスが突っこんだ。
ていうか、こういう時に無駄に過敏に反応して
殺気丸出しになるはずのボルスはどうした。

おかしいな、一緒にいるはずなのに。



しかしギョーム、容易いな。
必殺技を使う時に「必殺!!」とか言うからモロバレだ。
カウンターを1、2撃くらわせたら、あっという間に勝ちました。
一騎打ちが終わって、「負けたあああ!!」と絶叫しながら遠くへ行くギョーム。



ギョーム「覚えてて!!!!!!覚えててよ!!!!!!」






激ダサだぜ









あまりにもアホらしくて、さすがのクリスも無言で見送ってました。
いや〜・・・もう、ほんとこいつ108星なのか・・・?
幻水2のホイ(主人公の名を語って各地でタダ飯を食いまくってた奴)以上に仲間にしたくないんですが・・・。



その後、被害者だったチャイナ風の女の子に礼を言われて、
さらに他の音楽隊メンバー2人にも礼を言われて
「新しい公演地を探してる」っつーのでビュッケヒュッデ城を紹介しておきました。
よっしゃ、これで仲間3人ゲット。全く戦闘に関わらなそうですけど。



それから評議会内のちょっと質のいい防具屋や鍛冶屋で装備を整えてから、ブラス城に戻ってきて
リザードクラン討伐の件でサロメにゴーサインを出して、いざ出陣。


まずは戦争イベントに突入。
クリス隊がザコ兵を倒して勢いをつけたところで、レオ隊がシバ隊を撃破。



・・・・・・







レオって強かったんだ・・・!!(←どう思ってたんだ)




だってレオって見たからにパワーしか能の無い鈍足巨体だからさぁ
普段の戦闘でも、大抵レオに順番が回る前にカタついてたりしちゃって
レオの強さが如何ほどか分からなかったんだよね。
そうか・・・レオって強いんだ・・・。


そんな事を考えてたら、カラヤクランがリザードクランの加勢に駆けつけちゃってさぁ大変。


ルシア「小娘が何用だ。生きて帰れると思うなよ!」


ああもうほら怖い人来ちゃったよ!
駆けつけた傍から殺る気マンマンじゃないですか。
あんた本当に一児の母ですか。



バズバ隊がロラン隊に攻撃仕掛けてきた時は、正直ダメだなと思ったけど
かなりいいとこまでいったよ。
ってか、あと一撃あればバズバ倒せたのに!惜しい!!!



そうこうしてると、敵を挟み撃ちにするように横からボルス隊とパーシヴァル隊が出現。
難なくバズバ隊を倒して、さらに3方向からの囲み撃ちでビッチャム隊撃破。ひゅう!ラクショー!!
あと、レオ隊がギリギリでデュパ隊を撃破。
おおおお負傷者いたのに!痛みに耐えてよく頑張った!感動した!!



見事に圧勝して戦利品もゲットしたところで



ボルス「よし!トカゲ狩りだ!穴に落っこちるなよ!!」




こういうのって言いだしっぺが見事落ちたりするんだよなぁ・・・落ちてくんないかなぁ・・・(←期待すんなよ)




2回くらいリザード兵と戦闘をして、もうヒートアップしまくりのボルス。


ボルス「ゼクセン騎士団の六騎士に戦いを挑む勇気がリザードクランにあるか!!!!!!」







だからどうしてそのパッションを
ギョームの時に見せてくれなかったんだ。









ああもうほら、お前がそんな事言うからシバが殺る気マンマンで出てきちゃったじゃないか。
「前の長の仇を取らせてもらう!」とか言ってるじゃないか。
濡れ衣なのに。


でもボルスはクリティカルいっぱい出してくれたし
パーシヴァルはカウンターしてくれるし、
育てるとほんと強いなぁ、こいつら。
今のところ育て甲斐が無いのはロランだな。



「さすがに分が悪いずぇー!」と逃げ帰るシバ達。
「とどめだー!」といきり立つレオに、「意を知らしめればそれでいい」と宥めるクリス。



ルシア「意を知らしめるにしては、随分と大掛かりだな」



ほ〜ら怖い人来ちゃったよ〜・・・ってか、この場面ヒューゴ編第2章で見たぞ。
やはり1回も剣を交えることもなく、伝令がきて
「ハルモニア神聖国様がグラスランドに侵攻しにいらっしゃったので、お前らは帰れクズどもが!」
っつーことらしいので潔く退却。



ブラス城に帰ってきてから、サロメが「少し休んだ方がいいですよ」と気を遣ってくれたけれど
「全兵が帰城してないのに休むわけにはいかない」と、キッパリ断るクリス。
責任感が強いというか、強すぎるというか。


でも気付くと翌日になっていて、城内をグルグル歩き回っていると、サロメが兵士と何やらこそこそ話しているのを目撃。
おいおい何か企んでるんじゃなかろうな。
もしかして、実はサロメはグラスランドのスパイでクリスを暗殺しようとしてるとか・・・(←1の最後の最後でマッシュが刺されたトラウマ)



サロメ「本当なのか?」
ゼクセン歩兵「い、いえ・・・・・確証は持てませんが・・・」



なんかこの会話だけ聞いてると
この度めでたくパパになりましたにも聞こえますが(←そうか?)まぁそいうわけでもなく
話を聞いてみると、ハルモニアによるグラスランド侵攻は、評議会はもっと前から知っていたらしく
今回のクリス達のリザードクラン侵攻は、ただの囮だったということが判明。
それを聞いて一気に怒りが湧き上がるクリス。
サロメが止めるのも聞かず「評議会に問いただしてやる!!」と、ルイスを連れて勇み足で出発。




相変わらずクリス→馬、ルイス→徒歩というスタイルでゼクセンの森を歩いていると
何やら暑さを訴えるクリス。
どちらかと言うと体力使ってるはずのルイスの方は「そうですか?」と涼しい顔。
これはもしや、と思っているところに突然クリスの視界が歪み、馬上から落ちてしまいました。


慌てるルイスの声が遠くなっていく中、幼少時代の夢を見るクリス。
「お父さんが帰ってこない」と訴えるクリスを、執事が「グラスランドで用事があるんですよ」と宥めてる場面でした。



しばらくして、ルイスが自分を呼ぶ声がしたのをきっかけにクリスが目を覚ますと
いつの間にかブラス城の自室のベッドで寝ていた模様。
ベッドの周りには、ルイスの他にムサイ顔の数々。
起き上がるとルイスに「少し身体を休めてください!」と怒られてしまい、クリスもそこは素直に謝罪。



クリス「それで、お前たちは・・・・・・・?」
レオ「あ、いえ、その・・・」
ボルス「お、俺はクリス様に急用があって・・・・」
ロラン「わ、私は、丁度様子を見に来たところでして・・・」



普段冷静なロランがうろたえている!
なんて愉快なんだ!!



サッパリ分からないと言いたげなクリスに、
「ひっきりなしにやってきては、ゴツイ顔を寄せ合って顔を覗き込んでましたよ」とバラすパーシヴァル。



パーシヴァル「その上、この朴念仁どもは少しでも楽かと思い鎧をはずそうとすると怒り出す始末だし」
レオ「そんなことは言っておらん。俺は、パーシヴァルがそれをするのには反対だと言っただけだ」
ロラン「わ、私もです!」
パーシヴァル「ね?」



まぁその気持ちも分からなくもないが。



その様子を見て笑いつつも「心配してくれてありがとう」と皆に言うクリス。
ちなみにサロメは、クリスの代わりに評議会に乗り込んで行ったとのこと。




体調も良くなってブラス城を徘徊していると、ビネ・デル・ゼクセ側の城下町でパーシヴァルを発見。
いつもは嫌味なほどに数人の女性に囲まれて「モテる男はつらいよ」とでも言いそうな光景だったのに
今回は珍しく1人で、しかも馬付き。


話しかけてみると「イクセの村に行きませんか?」と誘われました。
デ、デートだ!!パーシヴァルの奴、抜け駆けしてクリスをデートに誘いやがった!!
パーシヴァルの話によると、そのイクセの村とやらで、そろそろ豊穣祭という収穫祭みたいなイベントがある、というので一緒に行く事に。


しかしパーシヴァルと2人だなんて、こいつぁ誰かに見られたらスキャンダルだぜ。
お、いい所にロランが!
おーい、今からちょっとパーシヴァルとアバンチュールしてくるぜ!!




ロラン「我が愛しの故郷・・・皆は平穏無事に過ごしているだろうか・・・」






眼中にないようです。






残念です。(←何が)





イクセの村に到着すると、既にたくさんの料理やら酒やらがあって、たくさんの人で賑わっていました。
パーシヴァルはどうやらこの村の出身らしく、豊穣祭のことを説明してくれたりしていると
そこへ1人のオバさんが登場。



村人「あらぁ、どこのお偉いさんかと思ったら中通りのパーシィちゃんじゃないか」
パーシヴァル「!お、おばちゃん!元気だったかい?」
村人「いやぁ、ほんとに、ほんとに、パーシィちゃんも立派になっちゃって・・・お連れさんは、まさかパーシィちゃんの?でも、どこかで見た・・・・」
パーシヴァル「あ・・・・あぁ・・・・・・」


ロランに引き続きパーシヴァルのうろたえる姿は面白いですね!
こいつらに限らず、普段余裕をかましてる奴がうろたえるほど愉快です。
だから恋愛シミュレーションはやめられませんね。(←これはRPGです)




っていうかパーシヴァル。
オバちゃんに「彼女かい?」みたいに言われた時に否定しなかった事についてちょっと話し合おうか。




そうこうしてると、この場を見られたくないのか
クリスに「挨拶回りをしてくるので、色々見学しててください」と、まるで遠ざけるように言ってくるパーシヴァル。



クリス「そうさせてもらうわ、パーシィちゃん
パーシヴァル「ク、クリス様」





た、楽しい・・・!!!





お言葉に甘えて村の中をウロウロして(と言えるほど広くないし、ほぼ一本道しかないんだけど)
パーシヴァルおすすめスポットでもある、村の一番奥のでかい風車のある丘でしばらく景色を眺めていることに。
辺り一面黄金色の稲穂?麦畑?でとてもキレイなんだけども、それを見ながらため息をつくクリス。
すると背後から


ナッシュ「景色を眺めてため息なんて、若いお嬢さんには、似合いませんよ」


振り返ってみると1人の男性がこっちにやってきました。
なんだろう、若いというわけでもないけど、オジさんとまではいかない感じ。
雰囲気的にパーシヴァルっぽい。ナンパくさい顔と言い回しが。



クリスの横まで来て「この歳になってもおせっかい気質は直らない」と言って、何を考えていたのか聞かれたものの
「話す義務はない」と一刀両断するクリス。
それに対して「話す権利はある」と意味不明な事を抜かすナッシュに
「口先だけの話より、今は夕日を眺めていたい」と、やっぱり話す気ゼロのクリス。



ナッシュ「たしかに。カミさんにも良く言われるんですよ。あんたは口先だけの男だってね」



つまりヘタレだというわけですね。



っていうかナッシュ!?ナッシュってあのナッシュ!!???久しぶり!!!
外伝1、2の主人公だったナッシュも3に登場なんだね!!!
あの頃は髪が長かったけど、切ったんだねぇ。
でもウェービーなのは変わらないね。天パですか?
しかし外伝の時も確かにいい男だけどここまでタラシ顔じゃなかった気がするぞ。
ってか結婚してたのかよお前!!!



ナッシュ「ええ、こう見えても私37でしてね。だから、これだけは保障しましょう。ナンパじゃないです」






37ぁぁぁ!!!???








・・・・・・









そうか・・・そうだよなぁ。
外伝1の時は、本編の2と同舞台だったから、あれから15年経ってるもんなぁ。



ナッシュのセリフに豪快なハハハ笑いをするクリス。
あの、お前、とりあえず女だからさ・・・もうちょっとさ・・・ねぇ。
そんなクリスを見て「そんなに可笑しい?」と尋ねてくるナッシュに
「ゼクセン騎士団団長をナンパするバカはいないだろ」と言い放つクリス。


どうやらナッシュは、クリスがゼクセン騎士団団長と最初から分かって声をかけていたらしく
クリスもそれを見抜いていた模様。



「見抜かれたからには正直に話そう」と、とある人物に頼まれてグラスランドとゼクセンの争いの調査をしている事を自白して
「よく私と分かったな」と感心するクリスに、「新団長は美貌の女騎士って聞いた」と答えるナッシュ。
それを聞いて呆れるクリス。



クリス「うちの男どもが、そんなセリフを言おうものなら、顔を真っ赤にしているところだ。パーシヴァル以外はな




さすが騎士団長。よく分かっていらっしゃる。






っていうか、そもそも騎士団に女はクリスくらいしかいないんだから即バレなんじゃないのかね?
登場していないだけで、実は女騎士もいたりするのかな。
クリスが騎士団に入れたんだから、女子禁制ってわけでもなさそうだけど。





そんな会話をしていて、ナッシュが「君に頼みがある」と言おうとした瞬間
村の入り口の方から爆撃音のような音と共に、大量のリザード兵が襲撃してくる様子を目撃。
ナッシュと共に急いで村の方へ戻ってみると、既に火が放たれて村人が逃げ惑っていて
カラヤ兵とリザード兵が、武器を手に村の中を駆け回っていました。
そこでまずリザード兵と戦闘に。



ナッシュ、外伝の時と武器が違うなぁ。
外伝の時は不思議な力を持つ2刀流だったのになんか暗器みたいなのになってる。
あの武器すごかったのになぁ、もったいない。



攻撃方法はコナンが毛利のおっちゃんに麻酔針を飛ばす感じと言えば分かりやすいかと。
1回で2度攻撃してくれるのは嬉しいが、飛び道具ってことで完璧に遠距離型なので
当然のように接近型のクリスが狙い撃ちにあってます。
ナッシュ貴様!!フェミニストっぽいくせに!!盾にならんかコノヤロウ!!!
クリスよりレベル2つ上のくせに!!(クリスLv.33、ナッシュLv.35)
だからお前はヘタレなんだ!


リザード兵を倒すとパーシヴァルが駆けつけてきてくれたので
クリスとパーシヴァルをバディに組ませて、パーシヴァルを前衛にして(当然)
次に襲い掛かってきたリザード兵&カラヤ兵を倒しました。
パーシヴァルが既に村人に避難指示を済ませていたようで、クリス達も時間をかせぎながら退却すると
後ろからリザードクランのシバ達が追撃。


もうシバったら、クリスの顔見て大興奮しちゃってねぇ。
こっちも騎士団長として「かかってくるが良い」って言ってやりたいんだけど戦闘になると面倒なので(←オイ)
時間稼ぎをする方を選択すると、「それなら任せろ」とナッシュが一歩前へ。
ナッシュの巧みな話術により、シバの意識を逸らせて、その間にすたこら逃走。



なんとか逃げ切って、ナッシュがやれやれと一息ついていると


パーシヴァル「クリス様。さっきから気になっていたんですが、こいつは誰ですか?」



結構呑気だなお前。



まぁ確かにさっきまでは質問する時間があれば逃げろっつー事態だったけどさ。
しかしナッシュが自己紹介をしようとした時、リザードのデュパやカラヤのジンバ、その他諸々が追いついて来てしまいました。
「白き乙女」と呼んでくるデュパに対して、「私の名は『クリス』だ!」と怒鳴るクリス。
するとそれを聞いて「クリス・ライトフェローか?」と気にかかる反応を返すジンバ。


クリスに歩み寄って「ワイアット・ライトフェローの名を知る者だ」と言うジンバの言葉を聞いて
カラヤの村にあった父親の鎧と、ペンタグラムが家に届けられた件を思い出して
『ジンバが自分の父を殺したのか』と疑い始めるクリス。
否定すればいいのに、「そうだと言ったら?」とジンバが挑発をかますので
ますます怒りのボルテージが上がってしまい、剣を抜いてジンバとの一騎打ちに突入。





楽勝でした。





ジンバ「ふぅ、まいった、まいった。さすがに、ゼクセンの騎士団長様だ。父上殿も、お喜びだぞ」
クリス「だ、黙れ!これ以上、侮辱するか!!」



カッとなったクリスの隙を突いて、突然襲い掛かってくると見せかけて
他の誰にもバレないようにクリスの耳元でこそっと囁くジンバ。











ジンバ「お姉さん何色のパンツはいてるの?」













って言ったら面白いのに。(←お前の願望かい)













ジンバ「ワイアットのことを知りたければ“炎の英雄”を追え」









思いもよらない事を言われて咄嗟にジンバを弾くが、動揺を隠せないクリス。
当のジンバはデュパに悟られないように「隙を突いたつもりなのに失敗した」と悔しがってましたが
クリスが問いただす前に、「騎士団がやって来た!」とリザード兵の合図で、退却されてしまいました。


確かに騎士団はやって来てました。
サロメは不在でしたが、馬に乗って駆けて来る他の六騎士メンバーと自力で走ってくるルイスが。





・・・このままいくと、誰よりも体力バカになるんじゃないのか、ルイス。





冷静にクリス達の無事を確認するロランとは対照的に
パーシヴァルに向かって怒り爆発のボルス。
ふと、ナッシュがいないことに気付いて「そういえばさっきの男は?」と言うパーシヴァルの問いに
「あのナンパ男のことか?」と答えるクリス。



レオ「ナ、ナンパ・・・???????」
ボルス「ナ、ナ、ナンパってどういうことだ!!パーシヴァル!!!」
パーシヴァル「し、知らんよ・・・・・」



ボルス面白いなぁ。
本当にいい反応だ。
からかうには申し分ない。(←やめてやれ)



ブラス城に戻ってきて自室で休むと思いきや、サロンのソファに座ってジンバに言われた事を思い返しているクリス。
そこへサロメがやってきて、「評議会の中に、ハルモニアと手を結ぶ一派と、それを阻もうとする一派がある」と教えてくれました。
その報告を終えても部屋を出て行く気配が無いので、まだ何か話があるのかと尋ねてみると
どうやらイクセの村での事をパーシヴァルから聞いた模様。


「父上は今も生きていると信じているのでしょう?」と言ってくるサロメに
「騎士団長の務めを放置するわけにいかない」と答えるクリス。
そんなクリスの本当の気持ちを察してか、「グラスランドとの間に何かがあるのは確かです」と話し始めるサロメ。



サロメ「我が騎士団長はその何かを探りに、グラスランドに潜入した。あなたが、朝食のテーブルに現れなかった時は、私は、そのように皆に説明しましょう」




分かってるじゃないかキノコ頭。




サロメが部屋を出て行った後、しばらく自問自答を繰り返して
何かを思い立って自室に戻ると、本棚の前で何やら異変を感じたクリス。
警戒していると本棚の後ろからナッシュ登場。
いつからここはからくり屋敷になったんだ。




ナッシュ「いや、実際困っていたんですよ。レディの部屋に断りなく入るのもどうかと思いましてね。ノックしてみても、返事はないし・・・・」




その心遣いがあるのに、どうしてそこから
突然本棚の後ろから出るという選択肢が生まれたんだ。
どちらにしろ不法侵入には変わりないと思うんだが。




それはともかく『何故ここにいるんだ』という根本的疑問を問いただすクリス。



ナッシュ「それにね、塔に捕われたお姫様を助け出すナイトって役を一度やってみたいと思ってたのさ」
クリス「お姫様?まさか、私が???」
ナッシュ「あぁ、そうか。そうなると、あんたはお姫様でナイトになっちまうな。俺の役どころがなくなる」



お姫様でナイト・・・




ははぁ、なるほど






少女革命ウテナクリスってわけですね。








あ、いや、あれはお姫様が王子様になってしまうんだっけか。





とにかく、マイペースに話を進めるナッシュを怒ろうとしたけども
「グラスランドを案内する」と言われて、言葉を詰まらせるクリス。
どうやらナッシュは、クリスとサロメの会話を読唇術で解読したらしいです。
つまりサロンにいた時から覗かれてたわけですね。
ナッシュ、あんた立派な変態だ。




クリス「誰が行くと言った?私には、騎士団としての務めが・・・」
ナッシュ「また、そんなことを言ってる。嘘をついても、おじさんには分かるんだぞ」



自分で自分をオジさんと言うようになったらオシマイだぞナッシュ。



「自分が戦っていたグラスランドという相手を、自分の目で見てみるのもいい事だ」とナッシュの説得に
少しずつ心揺れ動くクリス。
なんだろう、ナッシュってどうしてこんなに一生懸命クリスにおせっかい焼いてくれるんだろう。
まぁ多分、裏があるんだろうけどもな。



クリス「でも、やはり・・・・・・・」
ナッシュ「ふぅむ、困ったなぁ・・・こっちにも事情ってものが・・・・・




ほらな。





所詮自称おせっかい焼きだよな!
結局は自分の為なんだ!あぁそうさ!なんだよチクショウ!大人って汚いよ!!(←何でそんなに怒ってんの)




まぁ行く決心をしないことには話が進みそうもないので、承諾して着替えを始めるクリス。
いつもの鎧を着ていったら、一発でクリスだってバレちゃいますしね。
出入り口以外に扉というものがないのに、ナッシュを部屋の外に追い出したら多分見回りに見つかってしまうので
ナッシュに後ろを向かせて「絶対こっちを向くなよ」と注意するクリス。


ナッシュ「はいはい、分かっております。こう見えても妻のいる身。無粋はしませんよ」
クリス「本当だな。その言葉を裏切ったら、剣のサビにするからな」



さすが騎士団長。
言葉の本気度と重みが違う。




しばらくして支度を終えたクリス。
普段の鎧姿から一変、動きやすさを重視した旅人風のスタイルです。
いつもは結い上げてる髪の毛も下ろしててカワイイよ!
ってか、この姿を見てOPで稲穂の波の中で1人佇んでる髪の長い女性がクリスだって判りました。
絶対最初はアレがクリスだって分からないよね。
ってか最初なんて誰が誰やら全員分からないよな。




まずはチシャの村に向かうことに。
グラスランドのシックスクランの1つであるチシャクランは、カラヤやリザードとは違って穏健派らしいです。
そんでもってナッシュの情報によると、そこには炎の英雄の縁の者がいるらしいです。
さて、堂々と正面から出て行くわけにいかないので、ナッシュの通ってきた抜け道から出ることに。


へー・・・ブラス城にこんな地下道があったんだねー・・・・・・












地下道にはモンスター出るんだねー・・・・・・

















言えよバカナッシュ!!








お前そんな事一言も言わなかったじゃないか!!
どうせなら満身創痍で登場しろよ!!
ああもう、こんなことならおくすり補充しとくんだった!!



せめてもの救いは、モンスターがそこまで強くなかったってことくらいか。
2人だけの戦闘ってツライんだよ・・・。



なんとか城の外に出て、一度城を振り返って思いを馳せるクリス。
きっと他の六騎士メンバーに何も言わずに出てきたのが心苦しいのかもしれませんね。
サロメは分かってたようですけど。
特にボルスなんて大騒ぎだろうなぁ・・・。
しばらく城を見つめていると「永遠の別れではないよ」とナッシュに言われて、改めて意を決して出発。




そしてそれを上から見送る六騎士メンバー。





バレバレじゃん!!
こっそり抜けた意味ないじゃん!!
あんなモンスターと戦ってまで地下道抜けた意味ないじゃん!!



ボルス「サ、サロメ殿・・・本当にあんな奴に任せて大丈夫なんですか?」
サロメ「あぁ、腕は確かだ」
ボルス「そうじゃなくて、クリス様が・・・・」
パーシヴァル「お前も心配性なことだ。なんなら、ついていくか?」
ボルス「出来るのなら、俺だってそうしたいさ!」



ついて行きたかったんだな。
お前は本当に期待を裏切らないよな。
大好きだ。




「今は戻るのを待ちましょう」と冷静に言うロランに、レオも賛同。
サロメ以外はナッシュの事を信用していないわけじゃないって感じだなぁ。
ボルスは疑惑丸出しだけど。




ルイス「ところでサロメさん。あの男の人が結婚してるって本当なんですか?」
サロメ「え・・・・・・・・・・」





ルイス・・・お前、それはただの興味本位による質問か?





それともボルスと同じでクリスの身を案じているのか?
道中2人で連れ立っちゃったらどうしようとか思ってるのか?







それともナッシュを狙っているのか?








一体どれなんだ!!(←最後のではないのは間違いない)









そんな感じでクリス第2章は終了。

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