ようやく第4章突入です。
第1章〜第3章までは、ヒューゴ・クリス・ゲドの3人の視点別でお送りしてましたけども
第4章からは1まとめになります。
つまり真の炎の紋章を継承した人物こそが、真の主人公となってストーリーを進めるわけですね。
まぁ、継承者とは別任務を任された時もあるので、その時は他のキャラを動かすことになるんでしょうけど。
チシャ村の村長サナに連れられて、辺りを見回すヒューゴ・クリス・ゲドの3人。
自分たち以外に誰もいない、静かで薄暗い場所。
本当にこんな所に炎の英雄がいるのかと思っていると、回想シーンで炎の英雄が着ていた服と同じものが椅子にかけられてるのを発見。
同じく、炎の英雄が持っていた武器みたいのも机の上にありました。
じゃあやっぱり炎の英雄はここにいるってことかな?
サナ「えぇ・・・・・炎の英雄・・・ひでお、私の愛した人は・・・・既にこの世界にはおりません・・・・」
この世界にはいない・・・?
ああ、はいはい。
オーケーオーケー。
確かにこんな娯楽も何もないとこにいたら性格上に問題が出てもしょうがないよね。
現実逃避して違う世界の住人になりたくなるのも道理ってもんさ。(←そうじゃなくて)
もちろん、炎の英雄がどこかの一室に引き篭もって「萌え〜v」とか言ってるわけではなくて
単刀直入に言えば「奴は死んだ」ってことですよ。
そこで「真の紋章を宿せば不老になるはずでは?」と質問するクリス。
サナ「あの人は・・・・・・・・・・永遠の生よりも、私と共に老いることを選んだのです・・・・・」
・・・・・・
さり気無くノロケましたか?
そこで、ひでおとサナのめくるめく過去の回想シーンが開始。
「英雄の恋人って言われるのはどう思う?」と尋ねてくるひでおに
「英雄なんて得体の知れないものの恋人になったつもりはありません」とキッパリ答えるサナ。
ノロケ話の次はイチャイチャシーンですか。
プレイヤー個人に対する嫌がらせですかこれは。
ただ自分の生まれ育ったグラスランドを守るべく戦っただけで、別に英雄を気取るつもりじゃなかったひでおにとって
「夢や理想を押し付けられるのは迷惑」とのこと。
そして、ハルモニアと50年の休戦協定を結べたことについて
「それだけあれば、自分の大事な人が奪われるのを見ずに済む」と話すひでお。
炎の英雄「英雄の名よりも・・・・・・君と共にいられる時間だけが・・・・・・」
はいは〜い
ちょっと真ん中通りますよ〜(←通るな)
とにかく、英雄としてよりも、サナのダーリンとして生きる事を選んだ炎の英雄は
自分でシンダルの秘法を用いて、真なる火の紋章を封じたらしいです。
そんで、炎の英雄の名声と力と悲しみと愛しさと切なさと心強さとを受け継ぐ気があるのなら、その封印してる場所のカギを開けてやるよ
と、ヒューゴ達に向かって話すサナ。
ここで3人のうち誰が受け継ぐかを決める画面へ。
このゲームを買って初プレイした時は、ヒューゴを炎の英雄にしたんだよなぁ。
レポを書くにあたって、せっかくだからクリスかゲドを炎の英雄にしようかと思ったけど
クリスはどう見ても『火』ってイメージじゃないし
ゲドも、真なる雷の紋章を持ってたくせにここで火に変えるのもなぁ・・・って感じだし
やっぱり3人のうちで「火」のイメージが強いのはヒューゴだし、やっぱりヒューゴにしました。
クリスがもっとルシア並みに燃え滾るスピリットを持ってたらクリスでも良かったんだけどなー。
確かにクリスも滾る時は滾るけど、クールな中に燃える熱さなんだよな。
「燃え尽きるほどヒート!」とか言わないもんな。
ルシアも言わないけどな。ってか、誰も言わないけどな。
炎の英雄の遺留品の前に立ち、炎の英雄を受け継ぐ覚悟を語り出すヒューゴ。
ヒューゴ「俺は・・・・・初めての戦いの中で・・・友達を失い・・・・・・・」
背後に当事者(クリス)がいると知ってて
過去をほじくり返しますか。
でも、あんなことを2度と起こしたくないから、力を与えて欲しい、と言うヒューゴ。
サナ「ひでおの名は、あなたに引き継がれました。炎の英雄、ヒューゴ」
え?もう?
そんなインスタント感覚でいいの?
すると「扉を開けるから、そこでの試練を越えて受け継ぐ資格を示してください」とサナ。
聞いてませんよそんなこと。
試練て何だ!試練て!!
お前そんな事、ひとっっっっことも言わなかったじゃないか!!
受け継ぐって言ったらピロ〜ンと紋章をくれるもんじゃないのか!?(←ピロ〜ン?)
っていうかさっきお前「ひでおの名は、あなたに受け継がれました」とか言わなかったか!?
さっきの言葉はなんだ!ガセか!
名前だけ受け継がれたってか!?
『ひでお』なんてダッセェ名前いらねぇよ!!(←全国のひでおさんに謝れ)
でも1人で試練を受けるわけじゃなくて、クリスとゲドもパーティに入ってくれるらしい。
た、助かった・・・。
サナに案内された先へ進むと、広い場所へ出てきました。
辺りを見回していると目の前が赤く光って、炎をまとったバカでかい竜が出現。
なんかこいつ、オープニングのアニメーションに出てたな。
え、こいつと戦えと?無茶な。
ヒューゴ「これが・・・・・試練か・・・・・」
軽くヤバくない?
このバカでかい竜は、火の紋章の化身だったようです。
とにかく頼れるのはゲドの真の雷の紋章。
クリスはもう回復専門になってもらいました。
ヒューゴはスイングスキル上げまくって3連続攻撃が可能だから、ひたすら通常攻撃。
ここにフーバーがいてくれさえすれば・・・!!!
なんとか倒せましたけどね。ほんとにね、ギリギリだったけどね・・・。
火の紋章の化身を倒した後、ヒューゴが右手をかざすと真なる火の紋章が宿りました。
そこへサナもやって来て、さぁ戻ろうかってところで破壊者一行が登場。
どうやらサナが封印を解いたのを見届けて、隙を見つけて入ってきたらしいです。
悪役のお約束のズル行為ですね。
そこで真なる火の紋章をめぐって破壊者一行と戦闘になるのですが
さすがに火の紋章の化身の後に回復しないまま戦闘はキツイ。
ていうか、回復したところで勝てねぇよ!何こいつら強いよ!!
ボロ負けしてヘバってるヒューゴに仮面の男がにじり寄って来て、いよいよヤバイってところでヒューゴが「来るなーーー!!」と叫ぶと
突然ヒューゴと仮面の男の間に炎の壁が出現。
そしてその炎の中に、炎の英雄の影が。
さらに、残されてきたはずのジョー軍曹達や、ナッシュ達や、警備隊メンバーも出現。
さすがに分が悪いと思った仮面の男たちは、セラのワープ魔法で逃走。
仮面の男「どうして・・・どうして、思うようにならない?それが紋章の意思か・・・・・・・」
坊やだからさ。
しばらくして、眠ってしまっていたヒューゴが気付くと、いつの間にかチシャの村の宿にいました。
宿の外にはカラヤとリザードとゼクセンとハルモニアの傭兵がいて、騒がしい様子。
今までの一連の騒動は全てハルモニアが原因ってことで、カラヤとゼクセンの間では話は済んだけど
リザードクランとしては族長も殺されていることだし、そう簡単には納得いかないようです。
村の入り口辺りで主要キャラ達が論争してるところに、黙ったまま割って入り
右手を掲げて「炎の英雄の名と意志を引き継いだ」と語るヒューゴ。
ヒューゴ「俺は、英雄になりたいと思っていた。力を持つ英雄に!!そして・・・・・・あの夜を、ルルを失ったあの夜を繰り返さないと・・・」
だからここにクリスいるから!
当事者がいるから!!
もうそれ以上言わないであげて!!
でもクリスがチシャ村の為にハルモニア軍と戦ったのを見て、
ゼクセン人であるクリスが何故チシャの為に戦ってるのか分からなかったけど
今なら分かる気がする、と話すヒューゴ。
ヒューゴ「簡単なこと・・・・・・目の前で、人が殺される事を許す事が出来ない・・・・・・・・・誰かの命が無為に失われるのが悔しくてならない!!!!そういう簡単な気持ち。それが・・・あの時のクリスさんの気持ちで・・多分、炎の英雄“ひでお”さんの気持ちだったんだと思う」
・・・・・・
なんだろうな・・・
すごい真剣に語っててシリアスな場面なのに
『ひでお』の名で一気に雰囲気がブチ壊れてる気がするのは何故だろう。(←全国のひでおさんに腹切って詫びろ)
やっぱりもっと普通な名前にするべきだったか。
『まさお』とか。(←それもどうよ)
そんなヒューゴの1人舞台のところへ、ハルモニアの大軍がやってきたとの報告が入り、
まだこっちが全然まとまってもいないのに出撃するハメに。
村の中にいるシーザーと話すと「お前らも行くのか?」と聞かれたので、もちろん行く!と答えたら
シーザー「でも気をつけろよ・・・こいつは、勝てる戦いじゃない・・・・」
何言ってんだよ。
大丈夫さ、シーザー。
だって俺、主人公だもん。(←どんな根拠だ)
しかし、シーザーの言葉通りメッタクソにやられました。主人公なのに。
まさか敵の1部隊も倒せないとは思わなかった。主人公なのに。
なんとかダックの村まで逃げ込んで負傷者の手当て。
宿屋に行くと、まだ各族の重鎮たちが口論してました。
「協力しなけりゃハルモニアに対抗出来ない」と主張するサロメの言葉に
全く聞く耳持たないデュパとルシア。
そこへ再度ハルモニア軍来襲の報告が入り、クリス達の制止も聞かずに「上等じゃぁボケがあああ!!」と飛び出していくデュパとルシア。
ヒューゴ達も戦場に向かおうとすると、アップルに「やることがあるから行くんじゃねぇ」と止められました。
アップルが言うには、「ハルモニア軍が多いのは、きっと幻術のせい」とのこと。
術が大規模な分、術者(←セラ)はかなり集中しなきゃいけないからそこを叩くべきだ、と。
で、セラ探知機としてアイラを連れて一緒に行くことに。
一方、戦場に突撃していったルシアたちは立派に返り討ちにあってました。
さらにハルモニアの援軍としてルビーク兵まで出陣してきちゃってもう大変。
気付いたら自軍はルシアの隊だけになっちゃうし、なんとか逃げまくってたらようやくクリス率いるゼクセン軍が到着。
クリスたちが食い止めてる間に、悔しいながらもブラス城まで退却を始めるルシアたち。
一方、ハルモニア兵に四方を守らせて術をかけているセラを発見したヒューゴたち。
セラを守るハルモニア軍と2回戦闘になったけど、意外にアッサリ倒せました。
ってか、ほとんどフーバーが倒したようなもんだ。
ほんと強いよフーバー、いい子だなぁ。
ムーアのガードも結構使えると判明。
さすが筋肉モリモリなだけはある。
半裸だから守備力低いけどな。服着ろよ。
その後、ハルモニア兵+セラと戦闘に。
シーザーが「倒す必要はない」と言ってたから、セラの周りの雑魚共だけ倒したら戦闘終了。
幻術をかけてたせいで既にヘロヘロのセラを叩きのめそうとしたら、ユーバーが現れてセラを颯爽と連れ去ってしまいました。
ピンチのところを助けに来るだなんて、まるで王子様じゃねぇかユーバー・・・!!
金髪でオッドアイの王子様ですよ。なんてカッコイイ。
全身黒ずくめだけどな。
しょうがないのでヒューゴ達もブラス城へ戻り、サロンへ行くと
またカラヤ、リザード、ゼクセンの重鎮たちで話し合い。
あれだけ勢いのあったルシアとデュパも、さすがにここまでボロ負けすると意気消沈の様子。
そこでサロメが「次こそ協力し合えば・・・!」と言い出したところで
「そんなんじゃ次も負け戦だ」とシーザー乱入。
サロメの考えの甘さにダメ出しして
「ゼクセン、グラスランド、さらに北方の諸部族、周辺の国を“1つの力”としてまとめて対抗しなきゃムリ」と主張するシーザー。
その偉そうな口ぶりにムカッときたデュパが「貴様は何者だ!」と怒鳴ると
シーザー「俺の名は、シーザー・シルバーバーグ。かつての味噌煮込みうどん統一戦争では、王国軍の正軍師、門の紋章戦争では解放軍の正軍師を務めたシルバーバーグ家の血筋の者さ」
その戦争名は如何なものかと。
なんだよ味噌煮込みうどん統一戦争て。
味噌煮込みうどんを作る時は八丁味噌にするべきだ!とかで争ったのか。
どんな戦争だ。
門の紋章戦争の解放軍の正軍師ってマッシュのことですよね。
まぁマッシュは本当にいい軍師だし、人間も出来てるし、そんな人の血筋ってすごい自慢だし、周りの人も納得ですよね。
でも味噌煮・・・幻水2での王国軍の正軍師ってレオンのことですよね。
1で同じ解放軍にいたくせに、2ではちゃっかり敵側にいやがったあのオッサンのことですよね。
最終的にラスボス呼び出しやがった張本人ですよね。
でも最終的にラスボスも倒されたからぶっちゃけ負け軍師ですよね。
そんなん自慢にならねぇよシーザー・・・。
マッシュの名前だけ出しとけば良かったじゃない。
レオンの名前出したところで、マイナスイメージじゃん。
とか思ってたら自分がレオンの孫だとか言い出すシーザー。
だからダメだって!!
ますますマイナスイメージだって!!
でも幻水2で王国軍の援軍として戦ってたルシアはレオンを知ってるから
「その名前は信用できる」とか言ってくれました。
いや信用出来ないって!!
負け軍師だって!!
シルバーバーグの名は信用するけど、シーザーの案には2つ問題がある、と提示するルシア。
そのうちの1つが、『誰が“1つの力”を率いるか』ってことだけど
「そりゃ炎の英雄に決まってんじゃん」とサラっと返すシーザー。
一斉に注目を浴びるヒューゴ。
知ってるか。
期待は裏切ってナンボなんだぜ。(←なんてことを)
そしてルシアの言う問題の2つ目は
『さっきのハルモニアの大軍のせいで、皆もう満身創痍』とのこと。
さすがにそれはどうしようもなくて、黙ってしまうシーザー。
そこでまたヒューゴが部屋の外に放り出されてしまったので、しょうがなくブラス城を徘徊してると見張り中のジョー軍曹を発見。
「勝てると思ってるの?」と尋ねるヒューゴに
「必ず勝てる戦いなんてない」と答えるジョー軍曹。
ジョー軍曹「でも、負ければ次はないんだろう。なら、やれる事は何でもしとくんだよ。それを無駄だとでも言うのか?」
カ・・・ッコイイ・・・・・!!!
ジョー軍曹の言葉で黙って考え込むヒューゴに、
「真の火の紋章が宿ったのなら、炎の英雄の継承者ってことだ」と話を続けるジョー軍曹。
ジョー軍曹「俺が、今出来るのは・・・ここで見張りをするぐらいさ・・・だけど、ヒューゴ。お前には、出来ることがあるはずだ」
いや、ジョー軍曹。
お前には他にも出来ることはあるよ。
皆の血肉になることが出来るよ。(←食う気か)
「ルルの為にも英雄になるんだろ」と諭すジョー軍曹の言葉で
ようやく決意を固めたヒューゴは、皆の元に戻ると演説を開始。
すんごい長いので、演説内容を以下箇条書き。
・グラスランドで生まれ育った自分は、外の世界を知らなかった
・今はこの目でしっかり見たけど、ぶっちゃけ超ツライ
・グラスランド人とゼクセン人はお互いを蔑んでる
・でも真の火の紋章が、かつての“ひでお”の記憶を教えてくれた
・人の歴史は争いの歴史でしかない
・それでも彼はグラスランドを守るために戦った
・彼は守るべき愛しい人たちのために戦った
・俺は友達を守ることができなかった(←さり気なくクリスにダメージ)
・でも諦めたくはない!
・元気があればなんでもできる!
・お前たちは腐ったミカンじゃない!!
多少脚色はありましたが(←最後2つ)
とにかく皆を奮起させようと呼びかけるヒューゴ。
ヒューゴ「守りたい人は?守りたい物は?守りたい思い出は?それをここで、踏みにじられていいのか?」
守りたかったカラヤの村はもう踏みにじられて無くなってますけどもね。
ヒューゴ「俺は許せない!!そんな事を許す事は出来ない!!グラスランドも、ゼクセンもない!!!!!今は、守るべき物を守る為に戦う時だろう!!!」
守るべきだったカラヤの村はゼクセン人に踏みにじられましたけどね。
ヒューゴ「どうして立ち上がり武器を取らない???どうして!!」
疲れたからですよ。
ヒューゴ「グラスランドとゼクセンが手を結ぶ事が出来ない????今、一時の事だとしても!!!!!!!!」
この戦いが終われば
仲良くする気は一切ないということですね。
そんなヒューゴの訴えに、徐々に活気を取り戻すグラスランド&ゼクセンの兵たち。
何故だ。あんなにも突っ込むべきところがあったというのに。特にカラヤ。
と、ここで選択肢が。
『ひでおの名を引き継ぐ』
『炎の英雄の志を引き継ぐ』
もちろん後者でしょう。
ひでおの名なんて受け継いだら、ヒューゴがひでおに改名することになってしまう。
ヒューゴ「俺は、この右手の紋章に誓う!!!炎の英雄ひでおの志を受け継ぐ者として、炎の英雄ヒューゴとして、この地を守る為に戦うと!!!!!!!!!!!!!!!」
・・・・・・
炎の英雄ひでおの志を受け継ぐ
↓
ひでおの思いを引き継ぐ
↓
ひでおはサナが好き
・・・・・・
ヒューゴとサナが結婚!!?
愛があれば年の差なんて!!?
何はともあれヒューゴの演説に胸を打たれた兵達は、活気を取り戻して鬨の声を上げて
その様子を見ていたシーザー達は満足気。
デュパもやっと協力する気になってくれました。
やる気を取り戻したところで、早速戦争イベントへ。
早いなオイ。
もうちょっと準備させてくれたっていいんじゃないのか。
今回はササライ達も来てるなぁ。
何ターンか過ぎたところで、こっちは部隊としては1つもやられてないけど、人数としては何名かやられてて
こりゃちょっとヤバイかもしれないなーとか思ってたらヒューゴがユーバーを倒しました。おおお!ヒューゴ!!
しかもアルベルト隊も倒した!!
他にも2〜3隊倒してる!!
うひょおおおお!どうしたのヒューゴ!急激な成長だなオイ!!
自軍が盛り返してきたところで
ハルモニア軍の後方からムーア率いるカマロ自由騎士連合と、ハレック隊、さらに何故かトーマス隊が到着。
さすがに挟み撃ちはマズイと判断したのか、退却していくハルモニア軍。
アルベルト「シーザー!いるのだろう?これがお前の策か?」
シーザー「あぁそうさ、アルベルト。お前がハルモニアに力を貸すというのなら、俺はグラスランドの力を集めてお前に対抗する。その策が、やっとここで実を結んだのさ」
アルベルト「相変わらず・・・・・甘い事を・・・・・そんな事をしてどうなる?お前も祖父レオン・シルバーバーグの血を引く者なら分かるだろう。歴史は人の手で作り出していくものだと。違うか、我が弟よ」
シーザー「うるさい!お前とは縁を切ったんだ!!世界はお前の思い通りにならないと証明してみせる!!!」
アルベルト「好きにするといいさ」
あー、つまりアレですね。
シーザーとしては、無意味に混乱させられてるグラスランドとゼクセンを助ける為に軍師になってるわけじゃなくて
ただ単に兄ちゃんに対抗するいいチャンスだから軍師になったってわけですか。
反抗期か。
兄弟喧嘩はよそでやれよ。
そしてハルモニア軍が去った後の戦場に、突如リリィ達が登場。
ティントに戻った途端に炎の英雄が出たと聞いて文句を言いに帰ってきたらしい。帰ってこなくて良かったのに。
ブラス城内で、グラスランドもゼクセンも関係なく皆で喜びを分かち合って笑いあっていると
ヒューゴのところにリリィがズカズカとやって来て、「私のことを置いてくなんて!」と開口一番怒られました。
それに対してヒューゴ、素直に謝罪。
いい奴すぎて逆に不憫だよヒューゴ!!
そこは「お前なんか待ってられるか」くらい言ってやれよ!!
さらに「炎の英雄はどこよ?」と尋ねて来るリリィ。
ちょっとうろたえるヒューゴ。
ヒューゴを指差す周囲の皆。
リリィ「えええええーーーーーーーーーーあんたが、炎の英雄だったの?????どうして、黙っているのよぉーーーーーーーーーー」
だってお前文句言うじゃん
「炎の英雄に文句言いに来た」ってあれだけ言われといて名乗り出るわけにはいかんだろ。
こっちはなりたての英雄なんだから。
まだ年端のいかない少年なんだから。
クレーム処理はまだ不慣れですよ。
事情を話して、なんとか納得してくれたリリィは「私も協力してあげるわ」とか言い出す始末。
それを聞いて慌てるリードとサムス。
リリィ「じゃあ、今日から私も炎の運び手の一員よ。そうねぇ、副リーダーくらいでいいわ」
お前もうティント帰れ
サロンに行くと、また重鎮たちが集合してました。
カラヤクランのルシア、リザードクランのデュパ、ダッククラン村長、カマロ自由騎士連合代表のムーア、
よく分からない村代表のハレック、ビュッケヒュッデ城の城主トーマス、ティント代表リリィ、
そしてゼクセン騎士団団長クリス、さらに・・・・・・・あ、あれ、ゲドがいない・・・。
一応ハルモニアの傭兵だから立場がないんだろうか。
でも前・炎の英雄の友達なんだからいればいいのに。
まぁとにかく「ヒューゴを中心として、休戦と協力し合おう」ということに決定して
次に本拠地はどうするかという問題に。
ゼクセンだとグラスランドに目が届かないし、大空洞じゃ人間には不便だし・・・と悩んでいると
「ビュッケヒュッデはどうですかね?」と名乗り出るトーマス。
古いしバス・トイレ共同でいわくつきっていう点を除けば
広さはあるし、グラスランドとゼクセンの間にあって両方を見張るにもうってつけ、敷金・礼金ゼロという好条件揃い。
よって満場一致でビュッケヒュッデが本拠地になることに決定。
じゃあ本拠地に行くべ、ということでパーティメンバー選出タイム。
フーバーとジョー軍曹は強制的に一緒に行かなきゃいけないらしいです。
フーバーさえいればジョー軍曹は別にいらないんだけどな。
まぁ残り3人をピックアップしなきゃならないので、同行可能なメンバーを見ていると
この先滅多に同じパーティに入れられないクリスとゲドも入れられる様子。
そしてジンバも入れられるということで。
ヒューゴ、フーバー、ジョー軍曹、クリス、ゲド、ジンバというドリームチーム結成。
シーザーに「道草食うなよ」って言われたけど
こんなチャンスはないんだからバッチリ道草食うよ!!
ってことで、第4章前半はここで終了。
後半は出来る限りの仲間集めからスタート。