ノースウィンドゥ 〜 レイクウェスト


リィナに捕まったフリックに後ろ髪を引かれつつ、ノースウィンドゥに向かう主人公御一行。
リィナ、帰ってきたらトラ狩りにしてやるぞ貴様。(←落ち着けよ)



とりあえず、ビクトールの故郷であるノースウィンドゥに到着。
見事に荒廃していて、そこら中に雑草とお墓がありました。

ビクトール「奴は慰みに皆を殺し、その血をすすり、そして立ち去った。俺はその時たまたま村を出ていて助かった。そして、ただ一人生き残った俺はこの墓を立てて回ったんだ・・・・・」

どうやらネクロードに殺された人たちの墓をビクトールが作ってあげたそうです。
でもまぁネクロードは前作で倒したからオーケーオーケー、とか話してたら






ネクロード「さてさて、それはどうでしょうね?」









ギャオワー!出たーー!!
っていうかゾンビもいっぱい出てきたーー!!キモイ!
なんだここは、ラクーンシティか!?
オイラ幻水をプレイしてるつもりだったんだけど、間違ってバイオハザードをやってたのかな?




ネクロード「おや、顔色が変わりましたねぇ。どうしました?もしかしてこいつらは、あなたの顔見知りですか?くっくっくっくっく・・・・」
ビクトール「き、貴様!!!!!!」
ネクロード「ふはははは、我が身体に傷をつけた、あなたへの罰です。復讐・・・・・・ですよ」


相変わらず卑怯な手口を使うなぁ。
復讐じゃなくて復習しろよ。 そんなネクロードにアイリも激怒ですよ。そりゃ怒りますよ。
一緒にナナミも激怒ですよ。


ナナミ「そうよ!あんたなんか、やっつけてやる!ぽちがね!!!」







俺かよ!!







自分でケンカ売っといて人に振るなよ!
お前はブン太か!じゃあ俺はジャッカルか!!
俺は肺を4つ持ってるってか、コラァ!!
鉄壁のディフェンスなめんなよ!!




そこで、ネクロードと戦闘になるんだけど、分かっちゃいたけど一太刀も浴びせられません。
あれ?そういえばビクトール、星辰剣はどうした?(←今更)
こっちが歯痒い思いをしていると、「じゃ、しばらく引き篭もるからヨロシコ」と城に入って行ってしまったネクロード。


そしてビクトールに星辰剣の話を聞いて、星辰剣を取りに行くことに決定。

ビクトール「まあ、眠っているというか・・・封印されているというか・・・隠されているというか・・・・」
アイリ「なんだよ、隠し事は無しだよ」
ビクトール「と、とりあえず風の洞窟へ行こう」



・・・・・・





ビクトールの野郎・・・






星辰剣を置き去りにしてきたな?




とりあえず、星辰剣を求めて風の洞窟へ突入。
途中で強風に煽られて吹っ飛ばされたり、謎のジイさんに出会ったりして
ドンドコ進んでいると、岩陰にいる、というかむしろ岩と一体化してる男に遭遇。

カーン「あなたを待っていたんですよ。ビクトールさん」



しかもビクトールへのストーキング行為。







よりによってビクトールへのストーキング行為。








お前には真の変態の称号を与えてやろう。








よくよく話を聞いてみると、このカーンという男もネクロードに恨みを持っているらしいです。
カーンの家は代々バンパイアハンターで、祖父の代からネクロードを追い続けているらしいけど
祖父も父も返り討ちにあってしまったらしい。
そんな話を聞いておきながら「で、俺に何?」とクールすぎる切り返しのビクトール。

カーン「貴方に・・・というよりも星辰剣、夜の紋章に用があります。ネクロードは“現し身の秘法”を用いて身代わりを作っています。貴方が以前に倒したのはネクロードの本体ではありません」



要約するに





俺が会いたいのは星辰剣であってテメェじゃねぇよ、自惚れてんじゃねぇよハゲが。





ということらしいです。(←口が悪くなってる)



夜の紋章の力でネクロードの魂をはじき出して結界に封じれば、魂を捕らえることが出来ると話すカーン。
その為にビクトールが星辰剣を取りに来るのを待っていたらしい。
っていうか、そんな面倒なことしなくても自分で取ればいいんじゃね?

カーン「いえいえ、私の手におえる剣ではないですから。何しろ、あの様子では・・・・・」
ビクトール「や、やっぱり・・・・」

怒ってる。
絶対、星辰剣は怒ってる。

とりあえずカーンが同行することになりました。
そうか、フリックが抜けた穴はこの為か・・・!!
お前のせいでフリックはリィナに捕まって今頃はイヤよヤメてアハンウフンか・・・!!!(←超・勘違い)
悔しい思いを抑えながらカーンの武器を拝見。

『暗器・百式』


な、なんか響きがカッコイイぞ・・・!



で、そのままズカズカと最奥まで行くと、地面にぶっ刺さってる星辰剣を発見。

ビクトール「よぉ、元気にしてたか相棒」
星辰剣「・・・・・・・・・・」
ビクトール「ん?どうした?死んだかな?まさか・・・・怒って・・・・・・・・」
アイリ「しかし、あんた何だって剣相手に『奴』だの『野郎』だのと、挙句の果てに話しかけちゃって・・・・」
星辰剣「ビクトール、貴様・・・・・私をこんな場所に置き去りにしておいてよく戻ってこれたな」



おおおお怒ってらっしゃるぅぅぅぅ!!




しかも戦闘態勢に入ってらっしゃるぅぅぅぅ!!









っていうか星辰剣でかっ!!
全長がビクトールの3倍近くあるよ!でかっ!!
成長期かお前は!!









しかもビクトールのいる列のみ集中攻撃しやがるから、ビクトールの後ろにいるカーンが常にとばっちりを受けてました。
すまん、カーン。ビクトールの後ろに配置したばっかりに。


でも勝ったら大人しくなって小さくなってくれました。
何とか許しを請うて、ネクロードが生きてることを話すと

星辰剣「ふん、こしゃくなマネを。そういうことなら、行ってやらんこともないが」
ビクトール「おう、頼むぜ」
星辰剣「・・・・・・・・・・」
ビクトール「あ、いや・・・・お願いします」
星辰剣「よかろう」




仲良くしろよ。(←他人事)




星辰剣をゲットできたので、再度ノースウィンドゥへ。
もうねー、城に入るなりバイプオルガンミュージックは止めて欲しいね、怖いから。
雰囲気出まくりだから。
もっとこうノリノリな曲でいこうよ。
夜というのに派手なレコードかけて朝まで騒ごうワンマンショーで。


で、ようやくネクロードのいる場所まで辿り着くと、やっぱりパイプオルガンを弾いてました。
ネクロードが弾くのを止めると共にBGMも止まる・・・って、えええええ今までお前が延々と弾いてたん!?
本当にワンマンショーだったよ!どんなサービス精神だよ!!



今度こそメッタ斬りにしたらぁー!と、颯爽とビクトールが戦おうとすると、ネクロードが一人の女を呼び出して
それを見て動揺するビクトール。

ネクロード「どうですか?懐かしいでしょう?確か名前は・・・・ディジーですよね?」
ビクトール「て、てめぇ・・・・・」
ネクロード「どうです?取引しませんか?その星辰剣を渡したらこの女を助けてあげますよ?」
ディジー「ビ・・・ビクトール・・・・・・」
ビクトール「くっ・・・」






人の弱みに付け込もうとする奴は
月に代わってお仕置きよ!!









ビクトール「もうあれから何年経ったのか・・・・顔さえ、ぼんやりとか思い出せないほど古い記憶だ・・・・・」




ビクトール「いいか・・・・・・・よく聞けよ、このクサレ???野郎が!!!!一度死んだ人間を助けられるもんか!!!!!」




ビクトール「くだらねぇ感傷に騙されるほどこのビクトール様は青臭くないんだよ!!!!」






カッコイイぞビクトール!!!
途中『???』って入ったのはもしや放送コードに引っかかるワードなのか!?
そんな発言しちゃったのか!?
ダメだよ、そこにはナナミとアイリもいるんだから!
卑猥な言葉はダメだよ!!
18禁な幻水なんてイヤだよ!!



さーて、ようやくネクロードをメッタ斬りだぜ!!と思った矢先に逃げられました。ガッデムシット!!ジーザスクライスト!!
代わりに現れたのが、5つの首のあるクモみたいなゾンビ。
一言で言えばキモイ。
その一言で全て丸く収まるくらいキモイ。
そんな奴に上からドーン!と乗っかられた日にゃあアンタ、触るんじゃねぇキモ野郎!!(←鬼の形相)



でも、カーンの破魔の紋章がアンデッド系に効くので大活躍でした。
それで何とか勝ったんだけど、さすがにネクロードを逃がしてしまったビクトールの悔しがる様は
見ていて切ないものがありました。


とりあえずサウスウィンドゥに戻って報告しようじゃないか、と外に出ると
カーンが「ネクロードを追いかけるから、情報が入ったら連絡する」とパーティを外れました。
じゃ、うちらだけでサウスウィンドゥへ・・・と思ったら





フリック自らこっちへやって来るじゃありませんか!!





え?他の人間?
ああ、いるね。いるけどフリック以外は視界に入れる価値ないもの。(←酷)



フリック「・・・・・・・サウスウィンドゥがハイランドの手に落ちた・・・・・・・・・・」






マジすか。






フリード・Y「なんですって!!ほ、本当ですか?それで、グランマイヤー様は?」
フリック「ソロン・ジーの手によって・・・・・・・」
フリード・Y「そんな・・・・そんなバカな・・・・・・・・グランマイヤー様が・・・・・」



ネクロードを逃がしたビクトールと同じ落胆ぶりです。
ごめん、フリード。
あの変態吸血鬼のせいで・・・。



とりあえずノースウィンドゥの城の広間に戻って、フリックの話を聞くと
主人公達がノースウィンドゥに向かった後、ソロン・ジーが率いるハイランド軍が急襲してきて
勝ち目がないと悟ったグランマイヤー市長は全面降伏したらしい。
そして次の日には、グランマイヤー市長の首が城門に吊るされて・・・・






うわああああああ
トウジーーーーー!!!!!
(←グランマイヤーです)







フリックはというと、女子供と一緒だったので、なんとか正体がバレずに済んで逃げ出せたらしいです。

リィナ「ふふふ・・・・・逃げ出せたのは誰のおかげ?」
フリック「わーーー、言うなーーーーー」




・・・・・・





・・・・・・





拙者は今一度人斬りに戻るでござるよ。(←リィナ逃げて!)








で、ノースウィンドゥに向かう途中で、アップル、ツァイ、レオナ達と合流出来たらしい。
でもこれからどうしよう、勝ち目ねぇよ、無理だよ、と悩んでいると
アップルが「小勢で大軍を撤退させる策を立てられる人を知っています!」と発言。
お、お前が策を練るんじゃねぇのかよ!!

どうやらその人物は、アップルと同じくマッシュ(←幻水Tの軍師)の弟子で、
破門された身ではあるけども軍師としては一流、とのこと。
そんなアップル推薦のラダトの町に住むシュウという男を訪ねに
アップルを同行して行くことに決定。

ナナミは自動的についてくるし、ビクトールとフリックはサウスウィンドゥの兵を集めに行くらしいので無理だし、
連れて行く人間限られてくるじゃーん、リィナは連れて行きたくないよ(←私情丸出し)
とか思ってたけど、レオナさんがいるから、今まで集めた仲間を連れて行くのが可能!ヤッホゥ!
ということで、主人公、ナナミ、フリード・Y、ハンナ、シロ、キニスンでラダトに向かうことに。


それにしても、このノースウィンドゥが
既に内装も穏やかなBGMもあって、既に本拠地っぽくなってるぞ・・・。
しかも外には洗濯物まで干してある。
だ、誰か住んでんの!?



ラダトの町に到着して、至る所でシュウの凄腕っぷりの噂を聞いたり
町中で走り回るスタリオンを発見したり
酒場でフリード・Yの嫁の話を聞いたりして
ようやくシュウの家を発見。



使用人に案内されて部屋で待っていると、満を持してシュウが登場。
やっぱり兄弟弟子だからなのか、アップルはシュウのことを『シュウ兄さん』て呼んでました。
もういっそ、『ネジ兄さん』て呼んでくれたらいいのに。(←名前が違う)


アップル「ハイランド王国が覇権を握れば、多くの人々が苦しむ事になります。お願いです。兄さんの力を貸して下さい」
シュウ「まあ、そうだろうな。ルカという男はこの世の全てを呪ってやがる。都市同盟をズタズタにするつもりだな」
アップル「だから、ルカ・ブライトを止めなくてはならないと思います。お願いします。力を貸して下さい」
シュウ「力を貸すことはできんな」


「もう俺はしがない交易商だから関係ナッスィング」と言い放つシュウ。
なんでマッシュといい、シュウといい、軍師役はこんなに最初は非協力的なんだ。
どうせ巻き込まれるんだから最初から素直に仲間になれよ!


「見損なったわ!」とアップルの悲痛の叫びも虚しく
「俺は破門された身だから」と、問答無用で帰されてしまいました。






心にダムがないよ兄ちゃん!!






アップルによると、昔、共にマッシュの下で軍師の教えを受けている時は
本当の妹のように可愛がってくれたらしいけども
その才能を間違った方向に使ってしまった為に、破門されてしまったらしいです。


しかしシュウの力じゃないとルカ・ブライトに勝てる見込みが無いみたいなので
「とりあえず情報を集めよう」と言うアップル。





え・・・何の情報を・・・?





まぁいいや、RPGの情報集めは酒場が基本!!
ということで酒場にやって来たものの、特にいい情報は無し。
得た情報といえばここの鍋料理は美味いということだけ。


しょうがなく酒場を出ようとしたら、シュウが部下を引き連れてやって来ました。
「まだいたのか」と言うシュウに、「兄さんが力を貸してくれるまで帰れない」と答えるアップル。
その決意の固さを表すかの如く、土下座までしてました。あ、アップル・・・!


アップル「お願いします。私たちに力を貸して下さい。お願いします」
シュウ「アップル・・・・お前・・・・・・・・」
アップル「お願いします。お願いします。シュウ兄さんの力が必要なんです」
シュウ「くっ・・・・・・・帰るぞ、飲む気が失せた」


そりゃまぁ、こんな大勢の前で土下座されたら、みんなアップルに同情するよな。
そこにいるお客さん達の目には、シュウが悪役に映るでしょうよ。
シュウも居た堪れないでしょうよ。




・・・・・・





もしや、アップル・・・これを狙って・・・?







シュウ「アップル・・・・・・お前、マッシュ先生に教えを受けたというプライドは無いのか?そんなマネまでして・・・・」
アップル「こんな大勢の観てる前でこんなマネして見せて恥ずかしいに決まってるし、服だって汚れて嫌に決まってます。でも必要なら私のちっぽけなプライドなんか捨てられます。それが私がマッシュ先生から受けた教えです」
シュウ「・・・・・・・・・・・・・・帰るぞ」



カッコイイなぁ、アップル・・・。
幻水Tでは「マッシュ先生を戦場に戻すなんて!」と思い切り嫌われたからいい思い出が無いんだけど
こんなに成長したんだなぁ・・・。立派になったなぁ。


でもまた振り出しに戻っちゃったよ、こうなったら力でモノを言わせるしかねぇよとか思ってたら
さっきまでは全く話を聞いてくれなかったリッチモンドというゴリラ男が
いきなり主人公たちのことを「アンタらの事知ってるぜ」とか言い出してきました。
どうやら、自称凄腕の探偵らしいです。
そんでもって「シュウの情報を仕入れてやるから1500ポッチ払いやがれ」ということらしいです。

ぽち「ちょっと高いです」
リッチモンド「そう言うと思った。でもな、絶対に俺を必要とする時がくるぜ」





チョット飼育係さーん!
ゴリラが1頭逃げ出してますよー!
しかも金をせびってますよー!







でも、このゴリラ男に頼まないと話が進まないので、しょうがなく1500ポッチ払って雇うことに決定。
「あとは宿にいてくれや」とか言うので、素直に宿へ。
ちなみにこの宿の名前。

『なごや亭』



な、名古屋!!?



そしてその夜。





カツ、カツ、カツ、カツ、カツ(←足音)





ガチャ





ボシュ・・・(←ライターの火をつける音)








リッチモンド「成功だぜ・・・・」








普通に入って来いゴリラ!!







寝ている所にいきなり入ってきた為に、「何もしてないでしょうね?」と疑りまくりのナナミ。


リッチモンド「このハードボイルドダンディ、リッチモンドさんがそんな事するわけないじゃないか。そうだろ、お嬢さん」




いや知らねぇよ。






とにかく、リッチモンドの情報によると、シュウは明日大事な取引をする為に
夕方、町の東の船着場に来るらしい。
そこへ行けば必ず会えるぜ、と言い残して去っていきました。


次の日、東の船着場の橋で待ち伏せをしていると、本当にシュウがやって来ました。
チャンスは逃さんとばかりに、しつこく願い出るアップル。

シュウ「アップル・・・・よく聞け。お前の関わろうとしているのは戦争だ。お前の学んだ事、戦いの方法。その戦い、傭兵のビクトールの砦がお前の失策で落ちた時、何人の人が死んだ?それが分かっているのか?」
アップル「・・・・・・・・分かっています。私は余りにも無力だった・・・・だから、シュウ兄さんの力が必要なんです」
シュウ「では、もし先の戦いでお前の策が成っていたとしたら、それもまた多くの人の命を奪う、その重さにお前は耐えられるのか?」
アップル「・・・・・・・・・・」


シビアな世界について淡々と語りつつ、突然銀貨を取り出して川へ投げて
「あれを拾ってこれたら仲間になってやる」と言い残して去っていきました。
「あんなの見つからないよー」と言うナナミとは反対に
「絶対に見つけてやる!」とやる気満々のアップル。


とりあえず川の水の流れを止めねばならんので
漁師に水門を閉じてくれるよう頼んでも聞いてもらえず。
そこへアマダという男がやってきて説得すると

アマダ「そうだなぁ、うーーーーん、その真剣な目、俺っち、そういうのに弱いんだよね」


呼吸を止めて1秒あなた真剣な目をしたからっつーことで
「一騎打ちで勝てたら水門を閉じてやる」というので、
お望み通りボコボコにしてやりました。





そっと涙は見ないふり




一晩だけ水門を閉めてもらえたので、水位が低くなってから探し始めて、既に夜。
1人で探し続けるアップル。

ナナミ「ねぇ、ねぇーー大丈夫ーーーー寒くなってるよーーーーー」
アップル「大丈夫です。貴方達は宿に戻っていても構いません」
ぽち「僕も手伝うよ」


ここで「手伝う」なんて選択肢が出るということは
今までずっと見てるだけだったってことか。
それはそれでスゴイな、主人公。


結局ナナミも含んで3人で川を探し続けるけども見つからず。
するとナナミが「シュウは銀貨を投げる時に、途中で小石にすり替えたのを見たから探しても無駄だよ!」と言い出しました。
もっと早く言えよ!!!


それでも「そんなことない!」と黙々と探し続けるアップル。
いや認めろよ!!!


アップル「・・・・・・・・・・いいのよ」
ナナミ「・・・・・・・?」
アップル「貴方達はもう帰ってもいいわよ・・・・・私も・・・・・・知ってた・・・・・シュウ兄さんが私に僅かなチャンスさえくれなかったこと・・・・」


それでも信じたくなかったから探し続けてみたらしいけど、
アップル自身も、もう諦めてしまったらしい。
すると、アップルとナナミが話してるのも聞かず黙々と探し続けてた主人公が、とうとう銀貨を発見。
3人で喜んでいると、いつの間にか川辺に立っていたシュウが、川の中に入ってきました。


シュウ「こんなに冷たくなって・・・・・・何故そこまで・・・・・・・・」
アップル「必要だからです・・・・・・」
シュウ「・・・・・・・・強い娘だ。俺はマッシュ先生の才を継いだが、志はお前が継いだようだな・・・・・・・・」
アップル「じゃ・・・・・じゃあ・・・」
シュウ「ああ、任せておけ。お前には百万の軍勢に値する才を持つこの俺がついてる」
アップル「あ・・・ありがとう・・・・」



ついでに付き合っちゃえよお前ら。(←何故)



「銀貨を見せてくれ」と言ったシュウが、主人公の右手に宿った真の紋章に気付いて
しかも主人公たちの親でもあるゲンカクのことも知ってました。
昔はゲンカクの名前は都市同盟にとって特別の意味があったらしいが、その話は戦いが終わったら、と言って話してくれませんでした。

そして銀貨に疑問を持つシュウ。
そりゃそうだ、銀貨じゃなくて小石を投げたはずなのに銀貨が落ちてるわけがないもんな。
と思ったら、橋の上にリッチモンドの姿が。


リッチモンド「ふ・・・・・・仕事はパーフェクトに・・・・・だ」







ハードボイルドォォォォ!!!







どうやらリッチモンドが投げ込んだらしい。
あいつ・・・いい仕事しやがるぜ・・・顔の割りに。(←顔は関係ない)



翌日、シュウはまだやる事があるから、と主人公たちだけで本拠地へ帰還。
ビクトール達に報告をして、「破門されたような奴を信じられるのか?」とか疑われているとシュウが登場。

シュウ「よく聞け、俺に従い俺の策に従えば王国軍を破るなど容易いことだ。だが、俺の事を信じなければお前らは敗れ去るだろう。勝ちたければ、以降俺に対し疑いを持つような言葉を発するな。それが出来ないなら戦いの邪魔だ。出て行ってもらおう」
ビクトール「・・・・・・・・・アップル、こいつが破門になった理由がなんとなくわかるぜ・・・・・」



そんなビクトールの嫌味も軽くスルーして、さっさと現状を把握して策を練り出すシュウ。
王国軍の3分の1は元サウスウィンドゥの兵士だと知って、フリード・Yに
「敵軍に潜り込んで元サウスウィンドゥの兵に『この戦いが終わったら降伏した兵は全員殺される』とガセネタを流せ」と
指図して、あとは王国軍が本拠地を包囲するように布陣したところを、少数部隊で回り込んで大将を叩けばOK、とのこと。


背後に回りこむ為の手回しも既にしてあって、シュウの手際の良さに皆もやる気を出してきました。
早速サウスウィンドゥの兵に垂れ流す噂の内容を書くシュウ。

フリード・Y「はい!!亡きグランマイヤー様の為にも!サウスウィンドゥ市民の為にも!!!わたくし!!全力を持って当たらせて貰います!!!!」
シュウ「あ・・・・・ああ、頼む」




シュウがフリードに押されてる・・・!?
フリード、実はすごい奴かもしれん・・・。





翌朝、王国軍がやってきたのが見えて、作戦開始。

ソロン・ジー「ようし、これで奴らは袋のネズミだ。いいか、一匹残らず駆り立てろ。逃がすなよ!!」
クルガン「少々、陣を薄くしすぎです。このままでは、背後を突かれた時に・・・・」
ソロン・ジー「背後だと?俺たちの背後にあるのはしょぼくれたサウスウィンドゥの荒野だけだ!!それよりも気合を入れていけ!!!!」
シード「腕がなるぜ。サウスウィンドゥの弱虫ジジイが降伏なんかしやがるから、こっちは退屈だったんだ」



超やる気満々の王国軍の将軍を務めるソロン・ジーの背後に主人公が回るまで
オートで進んでくれるからラクチ〜ン。
それにしても、見事に王国軍にフリード・Yが紛れ込んでます。
しばらくすると背後に主人公の軍が出現。
1コマずつ着実に進んでソロン・ジー本隊を叩こうとすると
クルガン隊の弓矢攻撃を受けました。イテテテテ気付かれてるよ!!


ソロン・ジー「な・・・何事だ!!!」
王国軍「て、敵が・・・背後から・・・・」
ソロン・ジー「ば、ばかな・・・・・どこから奴らは・・・・・・」
王国軍「ひ・・ひぃ・・・は、挟み撃ちだ・・・・」
ソロン・ジー「ちっ、つまらんマネをしおって。前線の部隊を戻させろ。後ろのネズミを始末させるんだ」
元同盟軍「お・・・おい、あれを見ろよ」
元同盟軍「王国軍が・・・やられている??」
フリード・Y「皆さん!見て下さい!!!!ソロン・ジーの部隊がぽち殿の部隊に攻撃されています!!!」
元同盟軍「ほ・・本当か?ソロン・ジーの部隊が・・・・・」
フリード・Y「ぽち殿が、あの少年こそが我らを勝利に導いてくれます。今こそ、我らの戦う時です」
元同盟軍「勝利・・・・・・・」
フリード・Y「そうです!サウスウィンドゥ市民の為、今は亡きグランマイヤー様の為、立ち上がるんです!」
元同盟軍「そうだ!今こそ戦う時だ!!!」
元同盟軍「王国軍を倒すんだ!!!」



フリードの素晴らしき演説で元サウスウィンドゥ軍の寝返りに成功するわけなんだけども
フリード隊がメチャンコ強いのはどういうわけか。
あいつシード隊を倒しやがったよ・・・さすがシュウを押しただけあるよ・・・。


しばらくして、王国軍が撤退して勝利。


城に戻ると、すっかり英雄になっている主人公。
もっと誉め讃えてくれたまえよ。


でも今のままではルカ・ブライトには勝てない為、ここを本拠地にして力を集めよう、とシュウ。

シュウ「ぽち。いや、ぽち殿。あなたが新しい同盟軍のリーダーとなるべきです。どうか我々に勝利への道を示してください」
ナナミ「ちょ、ちょっと、ちょっと待ってよ。なんで?なんでぽちなの?なんかおかしいよ。どうして?説明してよ」
ビクトール「ゲンカクの名前・・・か?シュウ」



ゲンカクは30年前に同盟を負われた英雄で、そして主人公の右手に宿ってる“輝く盾の紋章”も、かつてゲンカクが宿してたものらしい。
とりあえず、いきなりリーダーと言われてもアレだから、考える時間を与えてもらって
それと「アナベルが出来なかった話をしてやる」とビクトールに言われました。



その夜、ビクトールに言われた通りに酒場に行って、ゲンカクの話を聞くことに。
以下、過去の話は箇条書きでお送りします。

・30年ぐらい前に、ハイランドと都市同盟の大きな戦いがあった
・当時の同盟軍を率いたのはアナベルの父・ダレル
・そして王国軍を率いたのは王国第一軍の将軍、ハーン・カニンガム
・王国軍の勝利かと思ったところに、ゲンカクさん登場
・ゲンカクは手勢を率いて王国軍の食糧庫を叩いて反撃
・元々、ゲンカクとハーンは同郷の親友
・戦いの合間に酒を飲み交わしたりなんかしちゃったり
・「この戦いは全く意味が無い」と2人とも合意
・協力して休戦協定を取り決めた
・両国民は喜んだけども、ダレルだけが納得いかず
・ダレルは「キャロの街は都市同盟のもの」と断固主張
・ハイランドの王、アガレス・ブライト「一騎打ちで勝敗決めちゃえばいいじゃん」
・渋々と決闘するハーンとゲンカク
・皇王アガレスの剣をハーンが、ミューズ市長ダレルの剣をゲンカクがそれぞれ使用
・ゲンカク構えないまま時間だけが流れた
・「勝負を汚した!」とゲンカクを非難する人々
・仕方なくハーンがゲンカクの剣を叩き落して試合終了
・キャロはハイランドのものに決定
“裏切り者”の名を受けて全てを捨てて戦う男ゲンカクは都市同盟を追放
・数年後、ダレルが市長の座を去ってから、ゲンカクが試合を放棄した理由が判明
・ゲンカクがダレルから受け取った剣に猛毒が塗られていたらしい
・ダレルとしては「ゲンカクが負けたらそれはそれで、勝っても『汚い手を使った』と罪を負わせて追放するつもりだった






まぁ、そんなこんなでビクトールの話を聞いてわかったのは
ゲンカクはデビルマンだったと。





翌朝、広間に集まっている仲間たちに「リーダーになる!」と宣告する主人公。

ビクトール「ぽち、お前が決めたのならそれで良いさ。俺の持つ力を全て貸そう。あのルカの野郎を倒す、そのために」
フリック「頼むぜぽち。お前の力が必要だ」







任せて、フリック!!(←ビクトールは?)






するとそこへホウアン先生もやってきて、仲間になってくれました。
そんでもって、本拠地の名前をつけようってことになり、主人公が名付け親に決定。
幻水Tでは名古屋城にしたからなぁ・・・。
じゃあここは犬山城でいこうかな☆な〜んて


ビクトール「お、犬山城か!!いい名前じゃねぇか!!!!」
アイリ「うん、あたしも気に入ったよ」




お前ら本気か。




もう「やっぱ違うのにしたい」とは言い出せない。
その場全員で怒涛の『犬山城』コール。
ちょ、みんな落ち着いて!クールなヘッドでもっとよく考えて!!



そして、やっぱり来ましたレックナートさん。

レックナート「私の名はレックナート。門の紋章を受け継ぐ者。バランスの執行者」

そんなお決まり文句を聞いて、“約束の石版”を渡されました。
・・・ってことは・・・


ルック「僕はレックナート様の弟子のルック。そしてこれが“約束の石版”だ。有難いことにレックナート様がこれをあんたにあげるってさ」


うわーキター!
相変わらず子憎たらしいぜ。


ルック「あと僕も仲間になってあげるよ。気は進まないけどね。レックナート様の言いつけだから仕方ないよなぁ」



相変わらず毒々しいぜ。



ジョウイも運命の中にいるとか、辛い事もあるけど前へ進めとか、
なんか色々と一方的に話してレックナートさんは去ってしまいました。


ルック「やぁ、ビクトールとフリックじゃない。生きてたの?
ビクトール「て、てめぇ・・・・・・」
ナナミ「こ、こちらの方もお知り合い?」
フリック「まぁね。昔、一緒に戦ったことがある」



まぁ、そんな感じで翌朝。
城の中を徘徊して主人公の部屋の隣はシュウの部屋だと分かったり
目安箱なんてものがあったり
早速読んでみるとフリード・Yからの手紙が前置きで全面埋まっていたり
ウロウロウロウロウロウロウロウロしていると、城の入り口で見知らぬ男を発見。
見知らぬ・・・じゃないな、ミューズで1回会ったフィッチャーがいました。
話しかけた途端、「ここに英雄がいるって聞いたけど、どんな人?」とか聞いてくるフィッチャー。

ぽち「ムチャクチャ格好良かった」



・・・・・・




嘘は言ってないよ、嘘は。





美的感覚は個人で違うじゃないか。





それを聞いて「すぐ面会しなくちゃー」と去って行くフィッチャー。
おいテメェ!目の前にいるだろうが!ムチャクチャ格好良い英雄が!!


まぁ広間に行ったのは明白だから、のそのそと広間に行くと既に集まってました。

シュウ「これは良いところに来られた。彼が味噌煮込みうどん軍のリーダー、ぽち殿です」
フィッチャー「え???この少年が??????こ、これは失礼しました。いやぁ、見抜けないとはこのフィッチャーの不覚です。はははははは」



ははははははは。







出直して来いや。





自己紹介の後、「前はアナベルの下で働いてたが、今はトゥーリバー市にいる」ってことや、
ソロン軍を退却させたことを聞いてやって来たことも話すフィッチャー。
そんで、「トゥーリバー市と協力関係になる為に、トゥーリバー市へ来て欲しい」と言われました。
どうやらトゥーリバー市の市長が言ったわけじゃなく、フィッチャーの独断らしいけども
まぁ仲間を増やすのはこっちも願い出たいところだから、オッケーを出しておきました。

しかしサウスウィンドゥとトゥーリバーを結ぶ橋が、王国軍に壊されてしまった為に
船で行かねばならないらしい。
それを聞いて、「船はあるけど、腕のいい船頭が必要」と言うシュウ。




船頭・・・







タイ・ホーーーーーー!!!!







あいつはきっとクスクスの町にいる。きっといる。なんかそんな気がする!(←何だそれ)
インスピレーションをバシバシ感じながらクスクスの町へ向かうと・・・いたああああああ!!
おいタイ・ホー!仲間になりやがれ!ついでにヤム・クーも!(←ついで?)

でも「ツイてない奴とは組まない」とか言い出して、また賭け事勝負に。
うん・・・いや、分かってたけどさ・・・。
しかも今回はタイ・ホーに5000ポッチ勝たなきゃいけないらしい。
ハン、俺に勝とうなんて千年早ぇ・・・って勝てねぇええええ!!



・・・なんか、あっという間に30000ポッチ巻き上げられたんですけど・・・。



何度かリセットアンドロードを繰り返して、ようやく勝って
タイ・ホーとヤム・クーを仲間に出来ました。


本拠地に戻ってタイ・ホーをパーティに入れて広間へ戻ると
ビクトールと再会の挨拶(?)をして、タイ・ホーとフィッチャーが同行者としてパーティ参加。
さぁ、向かうはトゥーリバーです。
間違えた。
とりあえずはレイクウェストという町へ向かいます。



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