ハイランド 〜 エンディング


ハイランドへの出陣の途中、フリックからの知らせで
前方にいる王国軍の大将はレオン・シルバーバーグで、シードクルガンもいる、とのこと。
それを聞いて「この場で決着をつけてやる」と張り切りモードのシュウ。

各部隊に「合図まで伏せとけよ破ったものは死をもって償え」(←言ってない)と指示をするシュウに
アップルも納得いかない様子で渋々と主人公について行きました。
それを見届けてから、他者には聞こえないようにビクトールに「手はず通りに頼む」と話すシュウ。


シュウ「さて、最期の仕事だ」







なんだその不吉極まりないセリフ。








やめろよ!
冗談でもそんな事言うなよバカ!
泣くぞ!(←勝手に泣け)



さて、同盟軍の姿が見えなくなったことを不審に思いつつも
シュウの軍を狙うように指示するレオン・シルバーバーグ。
そこへ「囮なんじゃないの?」と冷静につっこむクルガン。

レオン「自らの命を危うくさせるような下策をとる男ではない」



でもさっき自分で死亡フラグ立たせてたよ。



ジワジワと近づいてくる王国軍に対して、ずっと待機するシュウとビクトールの軍。
シュウ達がいる森に王国軍がほぼ全員入ったところで、ビクトールが火を放って森が炎上。
コ、コラー!こんな時に焼畑かよ!
環境破壊で訴えるぞ!!


レオン「な!!!!なんだと!!!!!!ば、ばかな!!!!!!自らを火の海に投じるとは!!相打ちなど下らぬ!!!!シュウめ!!!!何を考えている!!!」
シード「くそっ!!!!!なんてことだ!!!!!!!!!」
クルガン「退け!!!退け!!!!!!!」


慌てて退却しようとする王国軍を包囲するように
左右に隠れていた同盟軍に合図を出すシュウ。
どうやら自分を囮にして一網打尽、という策だったんですね。


さながらこれは

レオン「もう二度と地球には来ん!」
ビクトール「覚悟はいいか!?」
シュウ「やれーーー!!!」
ビクトール「うおおおおお!!魔貫光殺砲!!!





・・・みたいな感じですね。
レオンとシュウは某戦闘種族の兄弟だった、と。(←違)


しばらくして、ばったばったと倒れている王国兵の中、向かい合って立つシュウとレオン・シルバーバーグ。


レオン「小僧が・・・・・貴様のような男が何故このような下策を。自らの命をかけるなど・・・・・」
シュウ「まともな方法では、あんたに全て読まれるからな」
レオン「それだけでは・・・あるまい・・・・・・」
シュウ「まぁな・・・・・・・・・命をかけるなんて、くだらぬことにも価値を見出せる場合もある。それを教えてくれた娘がいる・・・そういうことだ」


そ、それはナナミのことなのかシュウ・・・!
ナナミが主人公を庇うために体を張った行為が、シュウの考えさえも動かしたってことなんでしょうか。
しかしそれを聞いて「良い歴史を作る為に小さな不幸を恐れるのは、くだらないことだ」と
自分の意見は断じて曲げないレオン・シルバーバーグ。


シュウ「その為に、赤月帝国が滅びるのに手を貸し・・・・今、ハイランドに手を貸しているというのか?」
レオン「この地にはハイランドの強力な支配こそが必要なのだ。全く・・・・・・・貴様もそうだ!!才がありながら、くだらぬことに情を動かされる。わしから見ればクズそのものだ!!」
シュウ「俺は神になどなる気はない!!!!!ましてや、それを気取るなど!!!!!!!!!」



そんな感じでどっちが新世界の神になるかを争っている頃、
アップルが焼き尽くされた一面を見てショックを受けてました。


アップル「う・・・・うそ・・・でしょ・・・・・兄さん・・・・シュウ兄さん・・・・・・・・・」
フリック「アップル・・・・・・」
アップル「う・・うそ・・・・・まさか・・・・・あの時のカード・・・・・・・兄さん!!!!シュウ兄さん!!!!!」

ショックのあまり火の海に入ろうとするアップル!
それを体を張って止めるフリック!!
ちょっとそこ代われアップルーーー!!!(←場を考えろ)




シュウ「アップル、軍師がむやみに感情を露にすべきではないな」




アップルがその場で泣き崩れてしまったところに、
ビクトールに支えられてシュウ兄さん登場。
どうやらビクトールが火の海の中を助けに行ったようです。
「俺の役目は終わったのに」とブチブチ文句を言いつつも、ハウザーに伝令出してるあたりシュウらしいですなぁ。


シュウ「アップル、後は任せたぞ。俺は疲れた、少し休ませてもらう」


だ・・・・・っからお前は!!!


どうしてさっきから死亡フラグ立ちまくりのセリフを言うんだ!!!




しかもそんなTのマッシュ先生を彷彿させるようなことを言うな!!
もしも眠るように死んだとか言われたら、うちは・・・うちは・・・!!!ボロ泣くぞ!!(←勝手に泣けよ)



しばらくして、ミューズ市とハイランドの関所に到着。
こんな場所に駆り出された可哀想なヒルダのところで休息して、出陣。



クラウスによると、王国軍の部隊にはいつものお決まりメンバーであるシード、クルガン、ユーバーがいて
さらにしつこいルシアと、王国軍第二軍のハーン・カニンガムがいるらしいです。



・・・・・・







ハーン・カニンガムって誰だっけ?(真顔)







なんかすごい重要人物的ポジションにいるみたいだけど、
ここしばらくその名前を聞いてないので、全く記憶にございませんが・・・?

と思って調べてみたところ
主人公とナナミの育ての親であるゲンカクと共に英雄扱いされてた人らしいです。
あーなるほど!思い出した!

わざわざゲンカクが汚名を着て、都市同盟を追い出されたというのに
全てを知ってもなお、ゲンカクが謝罪を要求しないのをいいことに素知らぬ顔でハイランドの英雄を気取ってた奴だね!





・・・間違ってないと思うんですが何か?




シード「これ以上、このハイランドの地をお前らに荒らされてたまるか!!!!!」
クルガン「この戦いに、引き分けはない・・・・・勝つか・・・負けるか・・・それだけだ・・・・」

この2人は気合充分ですねー。
そしてルシアもやる気マンマンですよ。


ルシア「皇王どの・・・」




こいつ絶対ジョウイにホの字だよね。




もうこの際どうでしょう。幻水Uの番外編として、
ジョウイとジルとルシアでドロッドロの三角関係のノベルゲームでも出したら。
ジョウイをめぐって争われるジルとルシアの女ならではの身の凍るような闘争の結果
怒りに任せてルシアがジルを殺そうとして誤ってジョウイが死んでしまって
最終的には何故かジルとルシアが和解して「2人で仲良く生きていきましょうね」みたいな。
そんな昼ドラテキストノベル。






買わないけど。(←買わないのかよ)






最後の戦争は、別に敵部隊を殲滅させろとかそういうわけじゃなくて
ただ同盟軍のどれか1部隊でも皇都ルルノイエに入ればいいらしいです。
しかも


ユーバー「そろそろ潮時か・・・・案外早かったな・・・・」


ユーバーが早々と退散してくれました。
どうせなら一度でもペシュメルガと戦わせたかったなぁ。
あの2人はほんと、どんな因縁の仲なんだろう。すごい気になってしょうがないんだけど。
クライブのサブイベントもだけど、
どうせならペシュメルガのサブイベントも欲しいところです。


ザコ隊を1つ倒したら穴ができるので
そこを突っ切ってルルノイエに進入するのは可能なんだけど
どうせだからシード隊に戦いを仕掛けてみたところ、リドリーがやけに頑張ってくれて
シード隊を倒してくれました。
シードの赤い髪に闘争心が滾ってしまったんでしょうか。(←リドリーは牛に非ず)


それから無事にハイランドに乗り込んで、最後のメンバー選出。

ビクトール「これで、最後だ・・・・・・・誰を連れて行くか・・・よく考えてくれ・・・・・・・」


任せろよジョニー。(←誰)
とりあえず確実に言えることは
ビクトールは最初から念頭にない。(←考えてあげて!)





いつものお決まりメンバー、フリック、カミュー、マイクロトフ、クライブを選出。
いつもならここにナナミがいるんだけど、今はもういないので空きです。
その状態で選出をストップ。
「がんばれよ!」という皆の心からの声援を背中に受けてルルノイエを出る主人公。
寄り道する癖をなおす気は全くありません。
というよりも、どうして誰も引きとめようとしないんだろう。
誰か「ここまで来てどこ行くねんお前ー!」とか言ってもいいんじゃなかろうか。
なぁおい。誰か言えよ。寂しいじゃないか。(←寂しがりやか)



ルルノイエの近くにあるサジャの村というところに行ってみました。
皇都に一番近いところにあるというのに、とんでもなく小さい村です。
東京都にあるのに廃れてる東村山みたいです。(←東村山市民に謝れ)


しかし村人に話を聞いて回ると、ジョウイが悪者扱いされてました。
なんか皇王が次々と死んだ原因みたいになってるようです。
ジョウイ・ブライト=ノロウイルスみたいな感じです。(←菌扱いか)


ジョウイの陰口に花を咲かせたところで、本拠地に戻ってトラン共和国へ行って
幻水Tの主人公であるポチを連行してルルノイエに戻ってきました。
ナナミの穴埋めはポチにしてもらってます。

城内に突入した途端に、いきなりルシアと遭遇。

ルシア「ここから先には通さぬ・・・死んでいった戦士達の為に!!!!我らカラヤの為!!!!そして、皇王殿の為!!!



あ、やっぱりそうなのね。



だったらもうその怒りをジルに向けろよ、というこっちの気持ちも分かってくれぬままに
もう何度目かのルシアとの対戦です。
美青年攻撃で地にひれ伏せさせてやりました。


しかも今回は、ミニゲームで獲得した無敵スマイルも装備してます。
この無敵スマイルというアイテムは、美青年攻撃の威力が増加という素晴らしい逸品であります。
アイテム自体は1つしかないので、美青年チームの誰かが装備すればいいわけです。


もちろんフリックが装備してます。



フリックのスマイルが無敵になるんですよ!
無敵スマイルを装備してない頃からフリックに骨抜きにされているというのに
さらにフリックの威力(?)がアップしちゃうんですよ!!





俺のスマイルが引導代わりだ
迷わずあの世に逝きたまえ








しかしほんと、無敵スマイルつけたら美青年攻撃の攻撃力が増大してましたよ。
結構簡単に勝てましたよ。
そしてオイラもやられましたよ。



ルシア「何故・・・・・何故・・・勝てぬ・・・・・我らに正義が無いというのか・・・・・」




坊やだからさ。(←女です)





そこへルシアとは因縁の仲であるテレーズが登場。
もちろんシンも一緒です。
どこでも一緒。
シン、もういっそのこと『トロ』に改名してしまえ。



美青年攻撃にメロメロにやられたはずなのに、テレーズの顔を見て再び牙をむくルシア。
「私を笑いにきたのか!」と言うルシアに対して
「私は約束を守ろうとしてるのに、あなたは約束を守らずに死ぬつもり?」とテレーズが言い放ち
そのまま背を向けたところを、ルシアが襲い掛かろうとしてきました。

シン「貴様!!!」
テレーズ「いいのよ、シン」
シン「何故、逃げようとしない!」
テレーズ「貴女が、そんな事をしないと・・・・武器も持たぬ相手を傷つけたりしないと知っているから」
ルシア「・・・・・・・・・テレーズ・・・お前は、人を信じられるというのか?」
テレーズ「私は、貴女を信じている。それだけよ」



・・・・・



やばい。
2人に恋が芽生えてしまう。(←芽生えません)



とりあえずルシアもテレーズの意思を理解して、
「今はこの戦いを見守ろう」と道をゆずってくれました。



先に進んで、途中で出会う王国兵をなぎ倒していくと、ハーン・カニンガムと遭遇。

ハーン「我らは・・・わしとゲンカクは・・・・ただ、時を少しばかり引き伸ばしたにすぎなかったようだ」
ぽち「そこをどいてくれ!!」
ハーン「そうはいかぬ。我が務めは、この皇都を守ることだ。武将として、それは譲れぬこと」


そんなハーンとは、主人公と一騎打ちでした。







2撃で倒しました。








英雄・・・か・・・。(←遠い目)




倒れたままのハーンが「お前たちに謝らねばならない」と言って
25年前にゲンカクと一緒に2つの紋章を封印したことや、2つで1つ“始まりの紋章”であることを話してくれて
「でもそれを発動させるには・・・」で倒れました。
おい、いいトコまで引っ張って倒れんな!
CMか!続きはCMの後か!?(←何の番組だ)


ハーン「ぽちよ・・・・・強い少年よ・・・お前達を苦しめてしまった事を・・・・我らの弱さを・・・・許してくれ・・・・・」


そんなハーンの側に寄って無言で見下して先に進みました。



ハーン「ゲンカク・・・・・やっと、わしも休めそうだぞ・・・・・」




さらに先に進んでいくと、今度はシードクルガンが待ち構えてました。

クルガン「ぽち殿、ここから先はブライト王家の居室・・・・賊の入り込む場所ではありません」
シード「ここが、最後に残った俺達の国。最後に残った俺達の誇り。それを汚させはしない!!!!」
ぽち「力ずくでも通させてもらう」
シード「ならば、俺達を倒してみろ!!!!あのルカ・ブライトがしたように全てのものを斬り捨てて進むがいいさ!!!!」




あいつと一緒にしないで頂きたい!(←無駄に紳士な否定)



しかしねー、シードがほんと曲者でねー。
主人公の輝く盾の紋章が、仲間全員のHPを回復できるもんだから
誰か1人が半分以上はHP減らないと滅多に使わないんだけど


いざ回復しようとした時に『静かなる湖』を使うのは卑怯でしょうよ。
(静かなる湖 → 3ターンの間、敵味方全員の魔法詠唱が不可能になる)








ルックを連れて来なくて本当に良かった。(←実は結構悩んだ)








どっちかと言えば厄介なのはシードなので
シードを先に倒してしまえば、ラクに勝てました。
でもマイクロトフが死にました。
瀕死のマイクロトフが瀕死のカミューを庇って死にました。



お前のどこに他人を庇う余裕があったのか。




とりあえず、ぶっ倒れたシードとクルガンに主人公がポツリと零した一言。


ぽち「勝敗は既についているのに・・・・・」




容赦なく叩きつける嫌味。






肉体だけでなく精神さえも攻撃するその鬼畜っぷり。





素敵ですね。





倒れた2人から「ジョウイはハイランドにとって、希望だったんだ」というのを聞いて
そのまま先に行くように促されて、素直に先に進ませてもらいました。


シード「クルガン・・・・俺は楽しかったぜ・・・・この国の事を想い・・・未来を想い・・・・存分に戦った・・・・・・・」
クルガン「そうだな・・・・・・・・この国と命運を共にするのも・・・・・・・・・よかろう・・・・」



この2人もなぁ、ただただハイランドが好きなだけだったんだよなぁ。
別に都市同盟を滅ぼそうとかは思ってないはずなんだよね。
自分の信念を貫いて、ハイランドを守ってただけだったんだよね。
このまま死んで欲しくないなぁ。
戦争イベントとかだと「死ねコラアアア!!」と全力で戦ってしまうんだけど
こういう事情とか本音を聞いてしまうと、一気に愛着が湧いてしまう。


そして場面展開。
「ここでお別れだ」と言うジョウイに、「また会えるよね」と答えるピリカ。
でもそれを否定して「もう2度と会うことはない」とジョウイに言われて
今年も海へ行くって いっぱい映画も観るって 約束したじゃない あなた約束したじゃないと納得できないピリカ。

ピリカ「ウソだよ、やだ!そんなのやだ!ジョウイお兄ちゃんと会えなくなるのやだ!」
ジョウイ「ピリカ・・・・・・・よく聞くんだ・・・・キミはこれから大きくなり、多くの人と出会うだろう。そして、多くの人と別れることとなる。だからピリカ。忘れるんじゃない。別れを嫌がるのではなく・・・・共に過ごせる時を大切にするんだ。わかったね」


静かに説得するジョウイの言葉に、時間をかけて「わかった」と頷きながら
最後に1つだけお願いをするピリカ。

ピリカ「ピリカを抱っこして。お父さんみたいに抱っこして。1回だけでいいから」





その役目、是非私に(←黙れ)






ジョウイに抱っこされながら、お父さんとの思い出を話すピリカに
「ありがとう」と囁くジョウイ。


そこへ、ジョウイに呼ばれてたらしいジルが部屋に入って来て
ジルに「ピリカを連れて逃げてくれ」と頼むジョウイ。
どうやらハルモニアに既に家を用意済みで、ブライト王家としてではなく、新しい名前で生きて欲しいとのこと。
「それで終わりですか?」と静かに問うジルに、ジョウイも「そうだ」とだけ答えて
そのまま先に部屋を出たピリカに続いてジルも出ようとすると、突然ジルに謝るジョウイ。


ジョウイ「すまない・・・・ジル」
ジル「何故、詫びるのですか?・・・・・・・・どうして、そのまま!!」
ジョウイ「ジル・・・・?」
ジル「貴方が私を利用していた事、貴方が父と兄に何をしたのか、貴方が何を手に入れようとしているのか、全てを私は知っていました。それでも、それでも私は貴方の心を、貴方の想いを、貴方の目指すものを知っていたから全てに目を伏せて、私は貴方を愛したのに、何故貴方は私に詫びるのですか?貴方は、貴方の想うことを行い、それを詫びる必要はありません。それが、私の夫・・・・・私の愛した人なのだから」
ジョウイ「・・・・・・・・・・・・」
ジル「もし、私が死んだら貴方は涙を流してくれますか?」
ジョウイ「・・・・・・・・・生きてくれ。・・ジル」



そのままジルが部屋を出る素振りをしたと思ったら
急に振り返ってジョウイのもとに駆け寄って・・・・・・・・・・・・・・そこで暗転。



ジル「これが・・・・・・最後の・・・・・・」
ジョウイ「ジル・・・・・・・・」
ジル「さよなら・・・・ジョウイ」
ジョウイ「さよなら・・・・・ジル」









さよなら
レイ・ペンパー
(←それは全然違う)








ジ、ジルーーーーーー!!!
なんだよあんた!
夫婦という肩書きはあれど、心の中はジョウイに全く愛なんて無いと思いきや
ちゃんとジョウイの事を愛してたんだね・・・!!



場面が主人公たちのところに戻って、先へ進んで行くと今度はレオン・シルバーバーグに遭遇。
いや、こいつは軍師だしなぁ・・・まさか戦闘にはならんだろうよ。
とか思ったら、床にある獣の紋章を示して「ハイランドを倒す為の最後の試練を乗り越えて見せろ」とか言って
自分の腕を切って、獣の紋章に血を垂らして獣の紋章復活!!
て、てめええええええええ!!!



具現化した獣の紋章の攻撃対象は
『左頭』『左足』『右頭』『右足』『紋章』の5つ。
言わずもがな『紋章』が重要なので、まずは美青年攻撃を中心にして紋章を倒すことに専念してたんですが
一体どいつの攻撃なのか分からないんだけど
こっちのメンバーを何かしらのステータス異常にする攻撃しやがる奴がいてさぁ。頭か?足か?どっちの足だ!?
別に毒にされようが気にしないから
主人公を眠らせるのだけは勘弁してくれませんか。
ゆ、唯一の回復役・・・!!!



苦難を強いられつつも、何とか紋章を撃破して
それからはとにかく頭を狙い撃ち。
もうカミューの火の魔法や、ポチのソウルイーターが大活躍です。
もちろんフリックの雷の紋章も大活躍です。


えっちらおっちら頑張っているというのに、どちらかの足が紋章を復活させやがったりして
また紋章を狙い撃ちして頭を叩いて足が紋章を復活させて紋章を狙い撃ち。弓をキリキリ心臓めがけ逃がさないパッと狙い撃ち。(←わかる人いるんだろうか)



なんとオイラの愛するフリックが瀕死というピンチに陥りつつも
なんとか獣の紋章を倒すことができました。
そして王座の間へ。
あれ?誰もいないぞ?と思ってたら、突然城が崩れ出しました。またこのパターンかよ!!


マイクロトフ「ここで死ぬわけにはいきません、ぽち殿。逃げましょう!!!!」
フリック「行くぞ!!ぽち!!グズグズするなよ!!」
ぽち「いやだ、ジョウイを探す」
カミュー「命を粗末にするなど、味噌煮込みうどん軍のリーダーの態度ではありませんよ」


思春期のささやかな反抗さえも通じず、
カミューに引き摺られて外に出ました。
物腰柔らかな割りに手荒いな、カミュー・・・。



とにかく走る主人公。
ひたすら走る主人公。
急がないと城が崩れてしまうぞ!
息を切らせて走りながら、主人公(プレイヤー)はこう思ったのです。






『すり抜けの札』使えば一発で出れるのに。
(『すり抜けの札』 → ダンジョン等から脱出できる)






城の外で不安そうに待つ同盟軍の元へ戻って来た主人公たちを
みんなで取り囲んで「良かった良かった!」と祝って自動的に本拠地へ。
自室で眠ってたところをアイリに起こされて、大広間へ行くと


シュウ「お待ちしておりました、ぽち殿」


あれ?どうしたの態度を改めちゃって気持ち悪い。(←何て事を)



最初はハイランドを倒した事への祝辞だったけど、
「これからの事でお願いがある」と話すシュウ。

すると、今度はテレーズが
「ハイランドを倒しても北のハイランド神聖国に対抗する為に、より1つの大きな国が必要だ」と話しだしました。


テレーズ「ぽち様、この地に味噌煮込みうどん国を打ち立て、その国のリーダーとなて下さい」




せめて国名は再検討しましょうよ。





マカイ「我らトゥーリバー市は三院会議そろってこの案に賛成致しております」
グスタフ「より強い国が出来上がるのなら、俺達にも文句は無い」
マイクロトフ「マチルダ騎士団は失われましたが、我らこぞってぽち殿に従うつもりです」
カミュー「私もマイクロトフと同じ気持ちです」
ジェス「ミューズ市は、その力の殆どをルカ・ブライトにより奪われましたが、かつての盟主としての誇りは失っておりません。そしてミューズ市市長代行としてぽち殿に従う気持ちです」



唐突に押し寄せられる熱い期待。
戦争のリーダーだけでなく、これからの国主までもティーンのボーイに頼るなんて
お前らの大人としてのプライドはそれでいいのか。



ここで主人公は3つの選択肢があります。

@「わかりました」
A「・・・・・・・・・」
B「それは、出来ません」




ここで了解して国主として味噌煮込みうどん国に骨を埋めるのも1つのハッピーエンドかもしれないけど
ここはやっぱり真のベストエンドを目指すべく、心を鬼にして皆の期待を拒否。



ボク、普通の男の子に戻ります!!(←古過ぎます)



アップルに止められても構わず広間を出ると
フリックとビクトールが待ち構えてました。

フリック「よぉ、ぽち。何処に行く気だい?ぽち・・・・・お前には、大きな力がある。その右手に宿っている紋章のことなんかじゃない。多くの人間の想いをその身に受けている。だから、お前は務めを果たさなくちゃいけないんだ。この戦いで死んでいった多くの人々の為にも・・・・・・」





じゃあここに残る!!(←早すぎる心変わり)





だって、だって、フリックが「ここに残れ」って言ってくれるのに!
「ここに残って俺の側にいろ」って言ってくれてるのに!(←言ってません)
「ここに残って俺と家庭を築こう」って言ってくれてるのに!!(←言ってません)





フリックのプロポーズ(違)を受けてたってのに
ビクトールが「行かせてやんな」とか余計な事を言うもんだから
フリックが潔く身を引いちゃったよ!潔すぎだよ!!もっと踏ん張れよ!!



思わぬ形のハートブレイクで身をボロボロにしながら
ビッキーにテレポートを頼んで、主人公の出身地であるキャロの街に飛ばしてもらいました。
そのままゲームの序盤でジョウイと誓い合った天山の峠へ。


ジョウイとの誓いの印をつけた岩のところへ行くと、案の定ジョウイがいました。
皇王の服装じゃなくて、主人公たちと一緒にいた頃の服装に戻ってました。
ごめんごめん、待ったー?(←何だその軽さ)

ジョウイ「ぽち・・・・・・来たね。約束通りだね・・・この場所で再び・・・・」


おいおい重いぞジョウイ!
そこは「ううん、今来たとこ☆」とか言うのがセオリーだろ!?(←デートかよ)



重い雰囲気のまま、ジョウイは
何でもないようなことが幸せだったと思うと、今までのありったけの思いをブチ撒け始めました。

ジョウイ「ハイランドのキャンプで君達を逃がした後、僕は捕まり、そこで再びルカ・ブライトと会った。僕はルカの凶行を憎悪しながらも、その強さに、心惹かれたのかもしれない・・・・。その強さがあれば、全てを守れると思った。誰をも傷つける事の無い優しい世界が手に入ると思った・・・・」


ジョウイの言った『その強さがあれば、全てを守れると思った』てのは、幻水Uのテーマでしたよね。
やっぱりジョウイは主人公を裏切ったというわけじゃなくて
ただ皆を守りたいが為に、その道を選んだんですよね。
うぅ・・・泣かせるじゃないかジョウイ・・・。


味噌煮込みうどん軍のリーダーと、ハイランド王国の皇王の最後の戦いだ、と言うジョウイに
主人公は「戦う必要はない」と言うけれども、ジョウイは聞く耳を持たず一騎打ちに突入。

でも主人公は防御に徹します。
「何故戦わない!」と責められつつも、防御に徹します。
ジョウイに何度攻撃を喰らっても防御に徹します。
別にマゾ気質があるわけじゃありません。(←誰も思わない)



3ターンして一騎打ちはひとまず終了。
「戦う理由はもう無い」と主張する主人公に、「戦う理由はある」と否定するジョウイ。

ジョウイ「戦う理由はあるんだ・・・・・この地からハイランドという国を消す為に・・・・・・・・ブライト王家に連なる者・・・・アガレス・ブライト、ルカ・ブライトは既に無く、ジルはボクがこの手にかけた・・・・ブライト王家の最後の人間がこの僕だ・・・・そして、その最後の王をキミが倒す。ブライト王家の全ての血を絶やさなければ再びハイランドを再生させようと夢見る者が現れる。希望は、時に人々を狂わせる」


戦いを終わらせるんだ、とまた一騎打ちに突入。
ここでも主人公は防御に徹します。
別に痛みが快感に変わってるわけじゃありませんよ?(←誰も思いません)



また数ターンして一騎打ちが終了。
「その優しさが羨ましい」と言って倒れたジョウイに駆け寄る主人公。
今までも何回か場面展開してジョウイの様子を見た時に、よく苦しんでるなぁと思ってたけど
どうやらルカ・ブライトが復活させようとした獣の紋章を抑える為に
ジョウイ自身の真の紋章“黒き刃の紋章”の力を使ってたらしいです。

ジョウイ「二つの紋章は・・・・・一つで真の紋章となる・・・・・・しかし・・・・・一つ限りで・・・・力を使うことは・・・・・・命を・・・削ることに・・・・なるんだ・・・・・このままじゃ、僕らの命は・・・・共に尽きる・・・・・・・・だから・・・この紋章を・・・一つの姿に・・・・キミに・・・・僕の命を・・・渡す・・・右手を・・・・・ぽち」
ぽち「そんなこと、できない・・・・」
ジョウイ「ぽち・・・僕は・・・・・もう・・・耐えることが出来ない・・・・・・・多くの人々の命を・・・・奪ったこと・・・・多くの人々の心を傷つけたこと・・・・・」
ぽち「そんなこと、できない・・・・」
ジョウイ「お願いだ・・・・・僕らの・・・・・僕らの・・・目指したものを・・・・・・・・・無駄にしちゃ・・・・いけない・・・・」
ぽち「そんなこと、できない・・・・」
ジョウイ「・・・・ぽち・・・・時間が・・・無い・・・・お願いだ・・・僕は・・・・・・もう・・・」



それでも頑なに拒否し続けると、突然2人の紋章が光り出して、レックナートさんが登場。
2人の紋章を合わせた“始まりの紋章”の力は、それぞれの紋章を持つ者が争った果てに現れるものだけども
主人公の想いが“始まりの紋章”の力を上回ったのだと説明。


レックナート「ぽち・・・・・・やはり・・・あなたは強い人なのですね・・・」





惚れるなよ。(←ニヒル!)




レックナートに「世界を見てきなさい」と促されるけども
自分の今までの罪を振り返って、自分だけ生きることは出来ないと言うジョウイ。
それを「罪を背負っても生きる強さがあるはず」と優しく説得して、レックナートは消えてしまいました。
つまりポジティブに考えればモウマンタイということですね。
意外と軽い考えの持ち主だな、レックナート。(←軽いのはお前の解釈だ)



ジョウイ「・・・・・ジョウイ・ブライトという人間は、もうこの世にいちゃいけない・・・・・でも・・・・・・この地を捨て、ジョウイという名を捨てても・・・僕は・・・僕でいられるのだろうか・・・」
ぽち「もちろん!」
ジョウイ「ぽち・・・・・ここは、僕らが旅に出た最初の場所だったね・・・・あれから、どれだけの時間が経ったのだろうか・・・・・・行こう・・・・ぽち・・・・再び、この地を僕らの旅の始まりにしよう・・・・・・」




そうして2人手と手を取り合ってと
意気揚々と山を降りようとしたら、シュウが登場。
本当はこの地に残って欲しかったけども、この戦いを終わらせるまでに充分な代償を払ってもらったから
これ以上は求めない、と話すシュウ。

シュウ「この世界を・・・その目で見て下さい。その肌で感じて下さい。貴方達にとって世界は広い。そして、いつかはこの国に戻ってくる事を願っております」


ありがとう、ありがとうシュウ。

僕たち幸せになります!(←結婚すんのか)


シュウ「最後に一つだけ、報告しなければならない事があります。口止めされていたとはいえ、軍師として罰を受けても仕方ない事ですが。マチルダ騎士団領でナナミが倒れたあの時・・・・」


そこまで言って、回想シーンの始まり。
ナナミが矢傷を負って本拠地の医務室の前で、ホウアンに「やっぱりダメでした」の報告を受けて
何故かシュウ1人だけ医務室に呼び込まれた時のこと。


ナナミ「シュウさん・・・・・・」
シュウ「これは・・・・・ホウアン殿?」
ナナミ「ごめんなさい・・・ホウアン先生に頼んで・・・」
シュウ「考えがあってのことか?」
ナナミ「はい・・・・・・私・・私・・・・しばらくぽちの元を離れようと思っています・・・・・」
シュウ「・・・・・・ぽちが悲しむぞ」
ナナミ「分かっています・・・分かっているけど・・・・でも、でも、辛いんです。ぽちとジョウイが戦うのが・・・そして、ぽちが辛そうなのが、辛いんです・・・・。矢が放たれたあの時、ぽちは私を庇おうとしました。でも、その時思ったんです。ぽちは、そんなことしちゃダメだって・・・」


「しばらくの間、ぽちを貸してあげる」という、ある意味問題発言のナナミに
シュウが「お前はこれからどうするんだ」と尋ねると
こっそりとキャロの街に戻って暮らす、とのこと。
だから、戦いが終わったらこの事を話して欲しいと頼むナナミ。

シュウ「何故、それを俺に頼むのだ?」
ナナミ「だって、貴方なら必要になるまで“絶対に”この話をしないと思ったから・・・」
シュウ「そうだな・・・・・・分かった」


そこで回想シーンは終了。
全てはナナミが主人公の事を思ってのことだったんですね。
あぁもう本当に弟思いなんだもんなぁ、ナナミ。
なのに決して男女の恋愛感情を思わせないのは何故だろう。
血の繋がりが無いんだから、感じてもおかしくないのに。
ジョウイの主人公に対する感情からはヒシヒシと感じてしまうというのに。



・・・これはオイラの脳が腐ってるからですか。
そうですか。
反論の余地無しです。



シュウ「これで・・・話は終わりです・・・・・そして・・・これは貴方の軍師としての私の最後の言葉です。お気をつけ下さい、ぽち殿」



それからは自動的にキャロの街の主人公の家でもある道場へ。
そこでナナミと再会して、ゲンカクの墓参りをして、3人揃って荷物を持って旅に出ることに。
ジョウイは家にも寄ってません。まぁ戻りにくい・・・よな。
戻ったところであのチビマルコ(弟)がいるしな。
戻りたくないよな。



場面が変わって、いつの間にやらハルモニアに来たのか
ジルとピリカがちゃんと暮らしているのを塀の外から見守って、何も言わずに去るジョウイ。
切ないなぁ。



それからエンディングで108星のその後。
フリックは結局またビクトールとあての無い旅へ出た模様です。
まぁ本拠地に留まってるような性格じゃないよな、フリック。
というかニナの魔の手から逃れたかったんだろうな。




しかしキバだけ“戦死した”の表記があるのは悲しい・・・。
必ず誰か死んでしまうんだよなぁ。
108星全員生存っていうことは、この後も無いんだろうな。


そんでもってスタッフロールが流れて、
主人公とジョウイとナナミで大きな木の下で佇むカラーイラストで終了。




以上で幻想水滸伝Uは終了!いや〜頑張った!
普通にゲームだけすれば、ちゃっちゃと進めることは出来たんだろうけども
やはりメモを取りながら、となるとスピードが遅くなってしまうんだなぁ。



フリックの一言一句をメモしてるからだろとか言うツッコミは受け付けませんよ。
いいんです。フリックだから。(←何だその根拠)






でもこれでフリックは見納めなんだよな・・・。
くそー、どうして出てくれないんだよフリック!
やっぱり前作出場となるには、ビッキーのような特殊能力やジーンさんのような化け物じみた何かを持ってないとダメなのか。
無念でござる。




あと、ここのゲームレポには書いてないけども
途中にある料理対決のミニゲームも結構お気に入りでした。
108星のうち4人が審査員として出てきてくれるんだけども
何故かフリックは出てきてくれないんだよなぁ。
そして何故かザムザがよく出てくるんだよなぁ。
ナルシストはお呼びでないよ。




あと、思い立ったが吉日のモットーで
暇さえあればフリックと2人きりで風呂に入ってたのはいい思い出です。(←馬鹿じゃないの)



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