シャサラザード 〜 エンディング

シャサラザードへ攻め込む前日の夜、色んな場所で色んな人たちのちょっとした会話のシーンが見れます。

まず、ハンフリーマッシュの2人。
マッシュは元々は帝国軍の軍師であり、今はもう滅んでしまったカレッカの町で起こった大虐殺の事件を
止めることが出来なかったのを悔やんで軍師を辞めたと話していると
ハンフリーが「実はカレッカを襲った帝国の部隊の一員でした」とカミングアウトしてきました。
しかもハンフリーは、カレッカを襲った後に怒りに任せて指揮官を斬って帝国軍から追われる身になってしまったらしい。





そんな2人きりの不幸自慢大会。(←違)






場面が変わって、地下にいるカマンドールがいるところにゲンがやってきて

ゲン「おいこら、死にぞこない。明日は決戦だってのに何してんだよ」
カマンドール「お前こそ何しに来たんだ青二才。わしの部屋に勝手に入るなと言ってるだろう」
ゲン「へっ、じじいが明日の戦で死ぬかもしれないから、最後に顔を見にきてやったんだよ」

相変わらずだよなぁ、この2人も。
傍から見ればすごいやり取りなのに、結局カマンドールも「とっておきの酒を出してやろう」とか言っちゃってるもんなぁ。
なんだかんだ言って仲いいよなぁ。
こういう悪友は大好きです。
ずっと仲良くしていって欲しいです。
ゆくゆくは家庭を築けばいいです。(←それは無理です)



場面展開してクレオパーン。 主人公がなんだか遠い存在になってしまったことを淋しがる2人。

クレオ「ちょっと淋しいね」
パーン「すごく淋しいぞ」


パーンは一言喋るたびにオツムの弱さが垣間見えます。さすが脳みそまで筋肉。
しかしこのシーン、もしもパーンがテオとの一騎打ちで死んでたらどうなってたんだろうか。



また場面展開。
今度は船着場でタイ・ホーヤム・クーキンバリーの3人が酒飲んでました。
明日の決戦のことを考えて酒が進まないタイ・ホー。

キンバリー「何だよ、あんたらしくない。今夜は二人で飲み明かそうじゃない」
タイ・ホー「二人?三人いるような気がするが」
ヤム・クー「そうですよ、アニキ。三人で飲み明かしましょうや。三人で」
キンバリー(ちっ気の利かない男だね)
ヤム・クー(アニキは美人に弱いからな。あっしがついていてやらなきゃ)


タイ・ホーってばモテモテじゃないか。
っていうか、キンバリーお前ってばフリックのことも「いい男」とか言ってたじゃないか。
それで今度はタイ・ホーかよ。
お前のストライクゾーンはどれだけ広いんだよ。






タイ・ホーはくれてやるからフリックはよこせ。



フリックに拒否権はありませんよ勿論。





またも場面展開で、月夜の下で焚き火をしているテンガアールヒックスの2人。
「月がキレイ」とロマンチック街道を走るテンガアールの言葉を綺麗に無視して「この魚美味しいよ」と言うヒックス。

テンガアール「もう、どうして君はそうなんだい」
ヒックス「な、何だよ。何で怒ってるんだよ」
テンガアール「怒ってなんかないよーーーだ」


この2人の進展は遅いだろうな。
頑張れテンガアール。



さらに場面展開して、窓から夜空を見上げるフリック
そこへサンチェスがやってきて、死んでしまったオデッサのことをちょい語り。
フリックのことを気遣って「部屋でワインでもいかがですか」と誘うサンチェス。



サンチェスめ。






部屋で2人きりで何を・・・!!(←ワイン飲むんだろ)



次は、地下で寝てるクリン






割愛。(←オイ)







そして次はリュウカンフッケンのジジイ2人組。
明日の決戦について深刻に話し合ってました。

フッケン「多くの若い命が失われる。それがわしには心苦しい」
リュウカン「そうですな、わしらのようなオイボレならば、先は見えてますが・・・」


うん。


あなたが言うとシャレにならんよ。



またも場面展開。
主人公が寝ている自室にやってくるビクトール。

ビクトール「入るぞ、ポチ」




主人公、貞操の危機!?(←違)




起き上がる主人公に、銅の斧を差し出すビクトール。

ビクトール「こいつはグレミオの斧だ。あのソニエール監獄から俺が持ってきた物だが、今まで隠していたんだ。お前を悲しませるだけだと思ってな」

あー、そういえばソニエール監獄を出る時に「ちょっと待て」とか言ってどっか行ってたよな。
それを取りに行ってたのか。
っていうかそんなデカイもの、よく隠し通せたな。


ビクトール「だが明日の戦い、俺も命を落とすかもしれない。だから、今夜のうちに渡しておこうと思ってな・・・」


なるほどね。
でも、今渡したことによって主人公がナイーブになって明日の戦に支障を出すってことは考えなかったのか。





ようやく夜が明けて船着場へ行くと、たくさん船っぽいものが湖に浮いてました。
どうやらこれがマッシュの用意した500もの船らしい。
しかも竜のブレスで湖面を凍らした氷の船ときたもんだ。
乗る身の意見は一切無視した設計。


それに乗って水上砦のシャサラザード攻略戦が開始。
ここを守るのは帝国五将軍の1人ソニア・シューレンです。
若くて美人なお姉さんです。

タイ・ホー「へっ、いい女じゃねえか」
ソニア「な、何を言う!無礼者!貴様から首をはねてやる!」




帝国五将軍の紅一点はツンデレ予備軍でした。




ソニアが魔法を使うタイプだからなのか、ほとんど弓を使って勝利しました。
弓系はそんなに育ててないから攻撃力無いんだよなぁ。
途中選択ミスして魔法相手にレパント一家で突撃してシーナを負傷させてしまいました。
シーナだからいいや。(←オイ)



しかし、ソニア・シューレンの負けた時の台詞。

ソニア・シューレン「申し訳ありません・・・テオ様・・・・」


なんでそこで主人公の父親の名前が?
え、ちょ、もしかして・・・そういう設定なの?ねぇ、そういう設定なの?


とりあえず砦に上陸して
「ちょっと砦焼き払っちゃうから、砦の奥にある水門閉めてきて」とサラリと言うマッシュ。
ここでビクトールが自動的にパーティに入ってきました。
お前がいたらアレンとグレンシールが入れなくて美青年攻撃が出来ないだろうがバカタレ!!!
でもフリックは当然入れ・・・

フリック「ポチ、俺とハンフリーは残った敵の追撃に行ってくるぜ!」



・・・・・・




行かれちゃったぜ。





しょうがないのでバレリア・ルビィ・カスミ・シーナを投入。
シーナってナンパ野郎のくせに剣もさることながら魔法もすごいんだよな。
父ちゃんと母ちゃんのいいところを見事に受け継いだよな。



で、砦に入る前にシーナのレベル上げも兼ねて一度モラビア城に行って、
牢屋に閉じ込められっぱなしのヴァンサン・ド・プールのところへ。

ヴァンサン「おお、ポチ、心の友、私の身を案じて助けに来てくれたのですね」


お前の惨めな姿を笑いに来たんだよ。



そして、主人公が解放軍のリーダーと知ったヴァンサンの突拍子も無い発言。

ヴァンサン「わかりました。このヴァンサン。友情の為、帝国貴族の身分を捨て貴方の為に一緒に戦いましょう」


何がわかったんだ貴様。
仲間になってくれとは1回も言ってないぞ、このとっちゃん坊やめが。



シャサラザードの砦に戻って、奥へズンズン進んでいくとバカでかい貝を発見。
シェルビーナスって名前のモンスターなんだけども、こいつがまたバカでかい真珠を吐き出してきやがる。
そしてこれまたみんな上手い具合に避けちゃってさぁ。
肉体を犠牲にしてでも受け止めて収集する価値あると思うよ。
受け止めて初めてわかる本物の気品と重み。(←そんな方法でわかりたくない)


で、サクッと倒して、これまたでかい水門の栓をビクトールが閉めて入り口に戻ろうとしたところで

ソニア・シューレン「お待ちなさいポチ。あなたに聞きたいことがあるわ」

ソニア登場。
「何故、帝国と父親を裏切ったんだ」と聞いてくるソニア。



ぶっちゃけ成り行きなんだけども。





ソニア「乱を起こし、戦いを行い、人々の命を・・・それが、あなたの正義なの?」
ポチ「あなたの言ってることは間違いだ」


そんなやり取りをしてると、いきなり爆発音。
砦の中に広がる炎。
え、ちょ、まだ俺たち中にいるんですけど!?

ソニア「全てを焼き尽くす炎・・・これがあなたの答えなの?それこそが、望みなの?」

いやまぁ、確かに砦を焼き尽くすことを望んだけど
自分まで焼き尽くすことを望んだ覚えは無い。

ソニア「テオ様をその手にかけたこと・・今この場であなたに償ってもらう。覚悟!」

いやいや覚悟も何もこのままだとアンタも焼け死にますよ。



ソニアは魔法を得意とするはずなんだけども、そんなに魔法攻撃を喰らうことなく
安心してサックリ倒すことが出来ました。

ソニア「やはり、勝てぬか・・・」




まぁ、冷静に考えればわかると思うけど
6対1だからな。
どちらかと言えば主人公たちの方が卑怯だろう。
相手は1人で、しかも女性。
それを男4人女2人で相手してるんだもんな。無理だっての。


「テオ様が敗れた相手だからな」とか、また主人公の父親の名前を出して
傷ついた体をズルズルと引きずって後ろに下がっていくソニア。

ソニア「この私は、帝国の・・・皇帝陛下の・・・そしてテオ様の・・・」

だからお前、主人公の父ちゃんの何なのさ。


身投げをしようとしたソニアをビクトールが止めて、ソニアを連れて砦の外へ脱出すると
そこでマッシュが倒れてるのを発見。おいおい何があった?

フリック「サンチェス!!貴様ぁぁ何故マッシュ殿を刺した?何故、油に勝手に火を放った?答えろぉ!サンチェス!!」

どうやらサンチェスがマッシュを刺したらしい。
そして自分が帝国のスパイであり、皆を騙し続けてきたことを白状するサンチェス。
それを聞いて悔しそうに肩を震わせながらサンチェスを罵るフリック。

フリック「では、アジトが襲われオデッサが・・・、オデッサが死んだのも貴様のせいなのか!」
サンチェス「結果的にはそうなりました。否定はしません」

7年前にこの帝国で起こった継承戦争とやらから、サンチェスは皇帝に仕えてきたらしいが
オデッサ達と一緒にいるうちに、何が正しいのか分からなくなってきた、とのこと。
でも最終的に皇帝陛下への忠誠を選んだらしい。

そんなこと聞いても怒りの収まるはずもなく、サンチェスに剣の切っ先を向けるフリック。

フリック「俺は、お前を許しはしない。我が剣オデッサにかけて・・・お前の首をもらう!」
サンチェス「はい。私には思い残すことはありません。ただ、覚えておいてkづあさい。私は皆さんが好きでした。フリックさん、あなたは未熟です」


最後の一言が意味不明なんですが。


でもその続きを聞くと「未熟だからこそ素直さがあって、それが羨ましかった」とのこと。


サンチェス「そして、多分オデッサさんも貴方のそんな所が・・・」
フリック「サンチェス!覚悟しろ!」
マッシュ「ま、待って下さい」


傷を負いながらもストップをかけるマッシュ。
今、サンチェスがスパイだと分かったことが広まれば、解放軍全体の士気が落ちてしまうから
その前に帝都グレッグミンスターを攻めてしまおう、ということらしい。

とりあえず一度、本拠地に帰還。



地下へ行ってみると、牢屋に入れられたソニア・シューレンと牢屋越しに話すクレオの姿を発見。
今までこの牢屋は何のためかと思ったけど、ここで利用する為だったのか。
「お前も裏切り者だ」と罵るソニアに向かって、「私はテオ様と一緒にいました」とクレオ。
なんだこれ、女の戦い勃発か?

クレオ「だから、ソニア様の気持ちがよくわかります。それに、テオ様とソニア様の関係のことも・・・・」
ソニア「無礼者!それ以上言うな!」
クレオ「ソニア様・・テオ様はポチ様を憎んでいるでしょうか?」
ソニア「・・・・・・・・・・・・」
クレオ「あなたはポチ様の母になったかもしれないお方です」




マジでか。




え、ちょっと待って、このゲームって戦争だけじゃなくて
複雑な家庭環境まで体験するゲームなの!?




クレオ「そのあなたが、ポチ様を憎む。それが私には耐えられません」
ソニア「しかし、私は帝国とテオ様に対する忠誠を捨てることは・・・・」
クレオ「テオ様の死に顔・・・・それは・・安らかなものでした。わが子の成長を喜んでいたのでしょう。そのことを知っておいて下さい」


そう言って消えたクレオ。
去っていったわけじゃありません。
クレオ、確実に消えました。


とにかく今度は主人公がソニアのもとへ行って「仲間になってくれ、憎んでてもいいから仲間になってくれ」と懇願。

ソニア「・・・・・・・・・・・・ふん、良かろう。仲間になってやる。しかし、手は貸さんぞ。お前と一緒にいてお前の死に様を見てやる」





・・・・・・






天国にいるお父さんへ。







こんな高圧的な継母は勘弁してください。







で、最後の仲間集めをする為に、北の関所を訪問。
中に入ると、後ろから騒がしい勇ましいジイさんがやってきました。

マクシミリアン「ついに横暴極まりない帝国軍に正義の鉄槌を下す時が来たぞ。我らも解放軍に助太刀するのだ。遅れるなよ、サンチョ」
サンチョ「はい!ご主人様」

前に立って主人公に向かって「解放軍がわしを待っておるのじゃ、どけー!」と言うマクシミリアン。

サンチョ「ご、ご主人様・・・」
マクシミリアン「なんじゃ」
サンチョ「こ、この人・・・」
マクシミリアン「だから何じゃサンチョ」
サンチョ「解放軍のリーダー、ポチ様ですよ」
マクシミリアン「な、なんと!!これは失礼を仕った。わしの名はマクシミリアン。今は無きマクシミリアン騎士団の元団長じゃ」

元気なジジイだなぁ。
とりあえず仲間にしておこう。

マクシミリアン「ありがたい。わしの最後の働き、どうか見届けて下され」


え、あの、それはこの戦争で引退って意味なんだろうけど
アンタが言うと人生の最期を意味しそうでシャレにならない。


で、最後の仲間を探しにリコンへ。
ここの宿屋に何分の1かの確率で会えるクライブという男がいるんだけど
こいつ絶対、攻略本見ないと仲間にできなかったよ、わからないよ。

宿に入って姿が見えないのを確認して町を出てまた入って宿屋に行って確認して・・・
それを数回繰り返したところで、黒マントに身を潜ませるクライブを発見。

クライブ「てめぇ、何をじろじろ見ている?俺の格好が珍しいのか?」



そりゃあまぁ、そんな長いマントとか長いコートとか着て身を覆ってる人って
露出狂か否か判断が難しいじゃないですか。




とりあえず仲間にして、ようやく仲間108人全員集合!!
全員揃ったところで本拠地の4階の会議室に行くと
「今こそ全軍でグレッグミンスターを攻めるべきです」とマッシュ。

リュウカン「医者として言わせてもらう。戦いにマッシュ殿を連れては行かせんぞ」




解放軍リーダーとして言わせてもらう。









マッシュは戦力にならないから連れて行く気は最初から無い。






そしてマッシュが全軍の士気を高めるために全メンバーを集合させてくれ、と。


フリック「ようし、全員揃ったぜ、軍師殿」




・・・全員か?











どう見てもこの場に20人しかいないんだが。













両手足で数え切れちゃう人数しか見当たりませんが。










うちが一生懸命集めた108星全員がいないなんて気にしないマッシュが演説を開始。
細かいことなんて気にしてたら軍師なんて務まらないよね!



マッシュ「解放軍の戦士たちよ!ついに時は満ちた!長き間、人々を苦しめてきた帝国の最期の時だ!」
レパント「友を思え、家族を思え、そして、彼らのため戦うのだ!」
ウォーレン「人々の怒りは地に溢れ、嘆きの声は天にこだましている。今こそ、それを止める時だ」



みんな詩人だなぁ。
次の衆議院選挙狙ってるな。(←狙ってない)




そこに突然レックナートが乱入。

レックナート「我が姉、ウィンディの望みはこの世界への復習です。我ら“門の一族”は数百年の昔、その力のために皆殺しにあいました」

しかしレックナートとウィンディだけが門の紋章の力で逃げ延びたらしい。
その門の紋章は表と裏の2つに分かれていて
ウィンディは“表”を、レックナートが“裏”の紋章をそれぞれ宿しているらしい。
そのレックナートの“裏の門の紋章”を手に入れようとして、ウィンディは妹であるレックナートも殺そうとしたとのこと。

レックナート「皆、聞くのです。天地宿命の108星がここに集いました」

その言葉にビクトールがちょっと待ったコール。
1人いないから108星揃ってないよ、とクレームを出してきました。

クレオ「・・・・・・・・・グレミオ・・・」
レックナート「・・・・・・ポチ、私の“門の紋章”の力を見せましょう。解放軍の戦士達よ、108星の者達よ、心静かにし、友のことを思うのです」




クリンあたりは絶対思わないだろうな。




レックナート「次元の門よ開け、ここにいる108星の心を繋ぎ、かの者をここへ・・」
グレミオ「・・ああ、こんなところで死にたくない、まだまだ、坊ちゃんのために・・」





生き返ったああああ!!!





グレミオ「そういえば洗濯物が溜まったままだったし・・・シチューの新しい・・・んっ、あれ、あれ・・・」
クレオ「グレミオ!」
パーン「グレミオーーーーー!!」
グレミオ「クレオさん、パーンさん。ぼ、坊ちゃん・・・わ、私は・・・」







もう、何も言うなよ・・・。









とりあえず溜まった洗濯物よろしく。(←他に何かないのか)








涙の再会もブチ壊しで、その後は主人公を筆頭に
『我らに勝利を!』と鬨の声で締めくくり。



その後、場面展開。
山賊たちに気合を入れるバルカスシドニアとか
船の修理に余念のないゲンとか
みんなすごいんだけども、特にすごいのがコボルト部隊を仕切る我らがクロミミたん

クロミミ「コボルトの力を見せる!みんな、クロミミについてこい!ワオーーーーン」



キャワユイ・・・。





で、一方、モンスターも含めて大軍を引き連れてきた帝国軍。
その中に、かつて過去の洞窟でウィンディと共にテッドの育った村を焼き尽くしたユーバー
ゲーム序盤で主人公の上司だったけども実力なんて無きに等しいカナンの2人が。
カナン、生きてたのか。とっとと死ねばいいのに。

その帝国軍のことを知らせに来たキルキス曰く、その数はおよそ10万らしい。多っ!!
でもレックナートが「ほとんどはウィンディの呼び出した怪物だから、元の世界に戻せばオッケーオッケー」と。

レックナート「“門の紋章”よ、お前の兄弟の呼び出した者たちを元の世界へと戻すのだ!」

レックナートの魔法によってボコボコ消えていくモンスター。
カナンは慌てるけども、ユーバーは余裕の面構え。
レックナート1人じゃウィンディには適うまいよ、ということらしい。

そのユーバーの考えは的中して、レックナートは疲れてました。
実際年齢はすごいからな・・・。
主人公が「ソウルイーターの力も使ってくれ」と申し出たら、拒否されました。
人の好意は素直に受け取れと母親に教わらなかったのでしょうか。
しかし、そこに竜洞騎士団の団長ヨシュアが登場。

ヨシュア「我が竜の紋章よ、人ならぬその力、空を裂くその力を、この者に貸さん」

ああ、そうか、この人も真の紋章持ってたんだっけか。
ヨシュアの竜の紋章のおかげで、帝国軍のモンスターは綺麗サッパリ消えました。
そこを狙って最後の戦いが開始。


ユーバー「ゴミ虫どもが!!俺さまにたてつくとは!!コロス!!」
クロミミ「そうはいかないワン」



キャワユイ・・・。




忍者チームを駆使して相手の手を先読みしたので、難なく勝利。
今回は誰も負傷することなく勝てたなぁ、良かった良かった。
クリンあたりはいつ死んでもいいんだけどなぁ。


勝ったところで、ドワーフの村の村長と、戦士の村の村長のゾラック
カスミの故郷であるロッカク村の忍び頭のハンゾウがやってきました。
え、お前ら・・・今更一体何の役に・・・?




そしてとうとう帝都グレッグミンスターに到着。
ビクトールとフリックは自動的にパーティに入ってきました。
フリックはいいけど・・・え、ビクトールも・・・?(←ダメなの!?)

せっかく美青年攻撃を使いたかったのになぁ。
意外とバカにできないんだぜ美青年攻撃。
でもフリック・アレン・グレンシールの3人が攻撃タイプがSだから、前列にいないと通常攻撃出来ないんだよなぁ。
ビクトールがいなけりゃなぁ・・・。
ちょっとビクトール死んできてくれない?(←サラリと何言ってんの)


しょうがないので最終メンバーは
主人公・ビクトール・フリック・バレリア・ルビィ・グレミオで行くことに決定。
ぶっちゃけグレミオは役に立つとか立たないとか関係ないです。
個人的な趣味です。


マッシュ「お気をつけ下さい、ポチ殿。帝国軍は敗れたとはいえ、皇帝は強敵です・・・グホッ・・・」



お前もう帰って寝ろよ。(←風邪扱いか)





城に行く前に、我が故郷をうろついてみたけど、我が家には入れませんでした。
競売にかけられたんでしょうか。
道具屋とか紋章師の店は入れたけども、宿屋も入れませんでした。
民家も入れるところはあったけど、人はいませんでした。
まぁ戦火の中にいるのは御免だもんな。逃げて正解。



城の入り口に行くとアイン・ジードと遭遇。

ビクトール「お前は・・・そうか、思い出したぞ。クワバの城塞で俺達のサル芝居を見逃してくれた・・・」
アイン・ジード「ああ、君は確かシュトルテハイム・ラインバッハ三世くんでしたかね」



それは言わないであげて!!
過去の恥をほじくり返さないで!!
そんな過去のことは忘れてあげて!




恩のある相手を倒したくないとビクトールは説得するけども、
帝国の敗北は変えられないけど自分まで裏切ったらバルバロッサが可哀想、と言うアイン・ジード。



えええええ同情されちゃってるのかよ皇帝!!!




アイン・ジード「ポチ様、ここを通りたければ、このアイン・ジードを!倒して下さい!!」




なんだこの礼儀正しさ。



一騎打ちかと思ったけど、普通に戦闘でした。
まぁ適当にやってれば倒せるだろうと油断してたら、なかなか強大な全体魔法を放たれてグレミオ死亡。



でもまぁなんとかアイン・ジードを倒しました。

アイン・ジード「バルバロッサ様・・・・・先に逝きますぞ・・・」
フリック「馬鹿な・・・こんなことは間違っている・・」
ビクトール「ああ、奴は間違っていた。だが、正しくたって価値の無い物があるように、間違っていても価値のある物は・・あるんじゃないか?」


アイン・ジードの屍を越えて城の中へ。
途中待ち伏せてる兵士をバッサバッサとなぎ倒して、最上階の空中庭園へ行くとバルバロッサを発見。

バルバロッサ「見るがいい、この庭を・・・花咲き乱れる美しい場所だ。私に残された最後の帝国領だ」


それはつまり、皇帝はこれからお花畑に住むということですかね。





そしてこれから就職先はメイド喫茶になるんですかね。





皇帝陛下が萌え萌えジャンケン〜♪とか言うんですかね。






別に止めないけど
とりあえず最後までお前に仕えたアイン・ジードに謝れよ。



バルバロッサ「ポチ、私はこの帝国を守る。この手で、この最後の帝国領を守ってみせるぞ!!」


バルバロッサが剣を掲げると、3つの頭の黄金竜が登場。
この3つの頭を倒さなきゃならないようで
1つずつ地道に攻撃してみるけども
「あと1つ!」と思った矢先に倒したはずの首が蘇ったり
首によって効かない属性があったり
さすがラスボスは一味違うぜ・・・。



命からがらで勝利。その間グレミオさん5回死亡。
竜が消えたところで、元・帝国五将軍の4人がやってきました。
どうせならもっと早く来て助太刀してくれよ!


カシム・ハジル「皇帝陛下!」
バルバロッサ「カシムか・・・」
カシム・ハジル「皇帝陛下、あなたは変わってしまった。何故です?我らの信じたあなたは・・・」
バルバロッサ「カシムか、懐かしいな。お前達と戦った日々が懐かしい」
カシム・ハジル「あなたはあの女に・・・ウィンディの・・・」


そこにウィンディ登場。
「あーら負けちゃったの?」といかにも悪女の口調。
それを聞いたカシム・ハジルが「皇帝を馬鹿にするなー!」と向かったけども、魔法で返り討ちにされてしまいました。

ウィンディがしつこく主人公のソウルイーターを奪おうとすると、突然ソウルイーターが発動。
ウィンディの周りに、ソウルイーターに魂を奪われたオデッサ、テオ、テッド、グレミオの姿が・・・。





・・・・・・








え!?グレミオ!何でそこに!!







その魂たちが主人公を守るようにウィンディを弾き飛ばしました。
ソウルイーターに拒まれたことに動揺するウィンディ。
「お前は私にこそふさわしいんだ!」とソウルイーターを説得するウィンディ。

ウィンディ「お前まで私を拒むのかソウルイーター!この世界で最も呪われた紋章よ!お前さえも私を受け入れようとしないのか!!!」
バルバロッサ「もういい、やめるんだウィンディ」

止めようとするバルバロッサを、ウィンディは魔法でぶっ飛ばそうとするが効果無し。

バルバロッサ「無駄だよウィンディ、私の持つ竜王剣、“覇王の紋章”はいかなる魔力も受け付けない。それが“門の紋章”の力であってもな」
ウィンディ「し、しかしお前はブラックルーンで・・・・・」
バルバロッサ「それもまた戯言に過ぎない」

そう言って、ウィンディを引き連れて空中庭園の端っこのほうへ。

バルバロッサ「私はお前を愛していた」
ウィンディ「嘘よ、お前の愛していたのは私の中に残るクラウディアの面影よ!」

あ、あれ?何か修羅場が・・・。
これってRGPゲームだよね?あれ?昼ドラ体験ゲーム?
ヒステリーなウィンディの罵声をバルバロッサはあっさり否定。
そして「お前を愛したのは間違いだった」とバルバロッサ。

バルバロッサ「私の犯した、ただ一つの過ちだ。そして、それは許されるものではない」
ウィンディ「やめて、止めてちょうだいバルバロッサ」
バルバロッサ「私は、私の帝国を自分の過ちによって失った。ポチ、きみが果たしてここにどんな国を作るのか・・・」
ソニア・シューレン「バルバロッサ様!」
ミルイヒ・オッペンハイマー「バルバロッサさまぁ」
クワンダ・ロスマン「皇帝陛下!!」
バルバロッサ「さらばだ!」


そう言って、ウィンディと共に空中庭園から飛び降りてしまったバルバロッサ。
すると突然爆発音がして、城が崩れ始めてしまい、急いで脱出することに。
そこで気付く。
この幻想水滸伝Tは基本的に『走る』ことが出来ないということに。
走るためには神行法の紋章を宿している誰かをパーティに連れてなければならないということに。
そして今は誰も宿していないということに。



今にも崩れかけてる城を悠然と歩いて脱出する主人公。
何だこの余裕は。




兵士「解放軍の奴らだ、生かして帰すな!」
ビクトール「ポチ、ここは俺が食い止める。お前は先に行け」
ポチ「急げよ」






アッサリこの場を任せる主人公。
潔いにも程がある。







ビクトール「さーて、死にたい奴は前に出な。この心臓が破裂するまで俺は戦いをやめんぞ!」



心臓が破裂しなくても
出血多量で死ぬこともあるってことを忘れるなよ。



引き続き歩いて脱出中。
突然飛んできた矢に気付いて、主人公をかばってフリックが負傷。







矢を放った奴・・・コロス・・・!!!(←落ち着けよ)





フリック「ポチ、お前はオデッサの見込んだ男だ、オデッサの望んだ国を作る男だ」


まぁな。
オデッサにナンパもされたからな。(←それはいいから)



フリック「そのお前をこんなところで殺させるわけにはいかない・・・・・あの世で、オデッサに怒られちまうからな・・」



そうだな、わざわざお前じゃなくて主人公をリーダーに選んだんだもんな・・・。(←言わないであげて)



フリック「行け、ポチ・・・・・みんなが待っている・・・オデッサの目指したものを・・・さあ、行け・・・」
ポチ「お前を置いて行けない」
フリック「大丈夫だ・・・ビクトールと一緒に後から行く・・・・・・」
ポチ「お前を置いて行けない」
フリック「早く行け、早くしないと、俺はここで自分の首を斬るぞ!!」
ポチ「お前を置いて行けない」
フリック「行け!ポチ!オデッサを悲しませるな」
ポチ「お前を置いて行けない」
フリック「大丈夫だ・・・ビクトールと一緒に後から行く・・・・・・」


最初に戻ってしまった。
ビクトールとの別れ際とは雲泥の差。



ポチ「死ぬなよ、フリック」
フリック「オデッサに会うのはちょっと早いからな。そいつは俺が彼女にふさわしい男になってからにしよう」


よし、じゃあふさわしい男になるために まずマッシュのことを『お兄さん』と呼ぶ練習しようか。



主人公が去っていくと、歩いてきた道からビクトール登場。

ビクトール「ポチはどうした」
フリック「先に行った・・」
ビクトール「これで思う存分戦えるな」
フリック「ああ、お前と一緒というのは気に入らないが・・・」
兵士「ポチはこっちへ逃げたぞ!皇帝陛下の仇を取るんだ!」
ビクトール「行くぞ!星辰剣」
星辰剣「人使いの荒い奴だな」
フリック「我が剣オデッサにかけて、ここは通さんぞ!」



カ〜ッコイイなぁフリック。(←ビクトールは!?)



場面展開。
城の外で喜ぶ解放軍メンバー。
キルキスとシルビナ、ヒックスとテンガアールは相変わらずラブラブ。

ゲン「おい、じじい!てめえが死ぬ前にこんなすげえことが出来て良かったな!」
カマンドール「じじいと呼ぶな!じじいと!」

この2人もラブラブ。(←違)



離れたところで休んでいるマッシュと、看ているリュウカン。
解放軍の声を聞いて、勝利したことを静かに喜ぶ2人。

マッシュ「リュウカン殿、私は戦いを嫌ってきました。いかなる理由があろうとも、人の命を殺める事は間違いだと思ってきました」



マッシュ「その私が戦争を指揮し、多くの命を奪った。私は本当に正しかったんでしょうか・・・やはり、あの村で一人釣りをしながら人生を終えた方が良かったのでは・・・・」
リュウカン「マッシュ殿・・・・・それは・・・その答えは・・」


リュウカン「お眠りになられましたかマッシュ殿。安らかにお眠りなさい。あなたは多くのことを成し遂げたのだから・・・」


寝ちゃったっていうか・・・死んじゃった・・・?
いやいや、そんなまさかなぁ。




EDでは、108星のそれぞれのその後のことを紹介してたけど
やはりマッシュは死んだらしい。
最後の最後でこの演出は・・・つらいなぁ・・・。



一番最後に、夜な夜なグレッグミンスターを抜け出す主人公とグレミオ。
やはりソウルイーターが、自分の近しい人の魂を盗むと知って
ずっとこの場にいるのはツライんだろうなぁ。
そしてグレミオは当然のように主人公に付き添って一緒に旅する模様。






これで幻想水滸伝Tは終了です。
このゲームやるまで、RPGはドラクエシリーズくらいしかやってなかったので
ラスボスは悪しか考えてない奴で倒して当然って感じだったんだけど
このゲームはその考えをガラリと考えさせられたと思う。
まさか父親と一騎打ちなんてなぁ。


とりあえず、どんなに人手不足だろうと、どんなに猫の手でも借りたくても
城の名前を言うだけのクロンは必要ないと思う。



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