幸村 精市〜ゆきむら せいいち〜



立海大付属中学テニス部部長。
原作で初めて見た時は、『フェミニンな顔立ち』というイメージ。
当時は手術が必要な程の病気を患ってたせいもあり、余計に繊細に見えた。

しかし、さすが常勝立海の部長を担うだけあって
青学の手塚も、氷帝の跡部も、立海副部長の真田も認める全国区プレイヤー。
残念ながら、まだプレイの様子は見れてないけども、非常に楽しみです。



特筆すべきは、青学の不二同様、

眉目秀麗 + いつも微笑み + その業界(この場合テニス)では上位ポジション = 腹黒

という方程式を見事に成立させてくれました。
一部では不二に勝る腹黒として腐女子が賑わっている模様。

まぁ、幸村がちゃんと出演するまでが遅すぎたから、腐女子の妄想が膨らみすぎてしまった結果、
幸村が腹黒にされてしまったのはしょうがないとして、
このゲームでは妄想とは違う幸村を見て、テニプリサイトさんで賛否両論が見れるかな〜とか思ってたんですが
見事に腐女子の妄想を超える腹黒さを見せ付けてくれた様子。



立海部長、侮りがたし・・・!



8月20日(土)

初日は他の立海大メンバーを攻略する時と同じでした。
運営委員となった主人公瑠華李央のことを、副部長の真田が紹介して
それから学園祭の説明、アトラクションの説明、スケジュールの説明。
おやおや、幸村の事は触れずに解散かい?と思ってたら

柳「まて、弦一郎。精市のことを忘れているぞ」

おお、ここで変化が。
「今は退院して自宅で療養中だから学園祭に参加は出来ないけど、準備の様子は見に来る」と真田の説明を聞いて
部員達は安心している模様。
ただ1人置いてけぼりの主人公が「幸村部長って?」と質問すると
ちょっとした説明をしてもらって「今度会った時に改めて紹介する」と言われて
特殊話題『幸村の病気の話題』をゲット。
しょっぱなから特殊話題かよ。



8月22日(月)

朝、模擬店ミーティングで、甘味処とゲームコーナーを出店することに決定。
それから本館にいる真田に早速『幸村の病気の話題』を投げかけて、
一体何の病気なのかを尋ねてみたら
「正式な病名はわからないけど、過去の同じ症例に従って治療したらしい」という
なんだそのグダグダな設定はと言いたくなる説明を受けました。

それから、幸村がいかに心の強い男なのかを熱く語るのを、ただただ聞いていました。

真田「手術を受ける時もそうだ。もう迷いは無いと、はっきりと俺たちに告げた。必ず戻ると約束し、そして約束を守ってくれた」




お前は「無敗で帰りを待つ」って約束破ったけどな。(←言うなよ)




8月23日(火)

お昼のアトラクション会議で、それぞれエントリーする演目が決定して
「委員会に報告に行って来まーす」と主人公が会議室を出ようとすると



幸村「やぁ、みんな。頑張ってるみたいだね」








奴だ!
奴が来たんだ!!









突然の部長登場に、さすがの部員たちもビックリした様子。


切原「部長!うわ、本物だ!」



偽者がいるのか。



最初は部員同士で再会を祝ってワイワイやっていたけど、
幸村が主人公の存在に気付いて、「運営委員やってますー」と挨拶。
それから幸村の体の現状とか、模擬店のことの話をして、
「短時間でも手伝いたい」と言い出す幸村。

幸村「そうだ、瑠華さん。キミは両方の模擬店の準備に関わるんだよね」
瑠華「はい」
幸村「じゃあ進行具合もキミに聞けばわかるね。キミの携帯の番号、教えてもらえるかな。教えてもらいたい事とかあるからね」
瑠華「あ、はい」
切原「教えてもらうって、何を聞くんスか?」
幸村「そりゃあ、赤也がさぼってないかとか、仁王がどこかで昼寝してないかとか、色々ね。弦一郎と蓮二の目の届かないトコとかもあるだろうし」
真田「うむ、そうだな」
柳「いい判断だ、精市。瑠華、出来るだけ客観的に伝えてやってくれ」
瑠華「はい、わかりました」
仁王「げ……」
切原「うぅ……マジかよ」
丸井「気、抜けねぇ……」
ジャッカル「ま、真面目にやらなきゃな」






・・・・・・







あなたに会ったその日から
恋の奴隷になりました







幸村・・・!!あまりにも、あまりにも、イメージとギャップが無さ過ぎてたまんないよ!!
とりあえず、この幸村の登場により特殊話題『幸村部長の話題』をゲット。



夕方になって幸村のことを跡部に伝えに行くと、跡部もビックリしてました。

跡部「……ほぅ。アイツか。来ているのか、ここに」
瑠華「はい、これからも時々顔を見せると、言っていました」
跡部「そうか。……とうとうアイツの復帰か。ククッ、面白くなりそうだ」

嬉しそうだなぁ、跡部。
うちだったらライバルが復帰したと聞いたら舌打ちしますよ。
まぁなんとか幸村の参加も認めてもらえたことだし、オッケーオッケー。



それからテニスコートに行って切原に『幸村部長の話題』を投げかけて、どんな人なのかを聞いてみました。

切原「一言で言えば化けモンかな」



ヒト科として認識してはいけないようです。



まぁ切原としては「テニスが化けモン並みに強い」と言いたかったらしいですが
絶対ヒトとしての何かを超越しちゃってると思うんですよ、彼は。
それから真田と同じように、幸村について熱く語り出す切原。
恐れおののいてしまう部分もあるけども、やっぱり幸村が戻ってきてくれたことは嬉しいようです。



8月25日(木)

日中は学園祭の準備で終えて、その日の夜に早速幸村から電話がありました。
みんなの様子が聞きたいと言うので、部員たちの作業状況を報告。
委員会に報告する必要もないのに、わざわざ自分が把握する為に一日のメモを取っている主人公に
「いい運営委員に来てもらったね」と嬉しそうな幸村。
もっと誉めてくれてもいいよ。(←何様ですか)
ついでに、「切原が戻ってきてくれて嬉しいって言ってた」と話すと

幸村「そうか……フフ、赤也は相変わらず可愛いね」
瑠華「か、かわいいですか?」
幸村「ああ、生意気盛りの弟を持ってる気分だよ」


まぁその生意気盛りの弟のしでかした被害は
高確率でジャッカルに降りかかってるわけですけどね。



8月26日(金)

お昼に甘味処のメニュー決めをし終えた頃に、幸村部長がご登場。
先にゲームコーナーの手伝いをして、こっちに来たらしいです。
早速、今決まったばかりの仮メニューのリストを幸村に見てもらい、
作り方は主人公に教わるんだ、と柳が説明。

幸村「そうか。瑠華さん、料理をしたことの無い連中ばかりだけど、我慢強く教えてやってくれ」



大丈夫ですとも!





私のバックには貴方がついている。(←虎の威を借る狐)





8月27日(土)

夜、再度幸村から電話が。
前と同じように模擬店の進行状況を伝えていると
幸村に「真田や柳が『頑張っている』と誉めていたよ」と主人公に言ってくるので、思わず謙遜する主人公。

幸村「謙遜しなくてもいいよ。自分を過小評価する必要はない。過大評価はいけないけどね」
瑠華「ふふ……はい、じゃあちょっとだけお役に立ててるって自信を持ちます」

初めて幸村相手に笑った主人公に「ちょっとは慣れてくれた?」と幸村が聞いてくるので
「みんなが『すごい人』って言ってたから・・・」と主人公は素直に自白。

幸村「フフ……すごくなんかないよ。俺だってただの中学生なんだから」
瑠華「そ、そうですね」
幸村「そんな困った声を出さなくてもいいんだ。ただ緊張する必要はないよって言いたかっただけ。その方が俺も嬉しいからね」



中学三年生にしてこの余裕。



さすが立海大の部長だぜ!!(←関係ない)



8月28日(日)

初めてデートの無い日だわ・・・。
さすがに毎日会えないし、帰りも一緒に帰ることのない幸村にデートに誘われるってことは無いんだろうか。



8月29日(月)

朝、ゲームコーナーの景品会議をしていると幸村が登場。
主人公からも仁王からも会議のことを聞いたので来てみたらしいです。
そうこうしてると、「景品のことで許可が欲しい」と幸村に頼む仁王に
「俺は聞いてない」と真田がブーイング。

仁王「だから、部長の許可って言ったじゃろ?で、幸村、許可もらえるんかのう?」
幸村「ああ、いいよ。面白そうだしね」
仁王「よっしゃ!」
幸村「調達の目星は付いてるのかい?」
仁王「付いてなかったら提案はせんよ」
幸村「さすがだね、仁王。期待してるよ」
仁王「まかせんしゃい」




こうして仁王の隠し撮りコレクションが始まるわけですね・・・。



現時点で集まった景品の中で、目ざとく主人公の作ったクッキーを発見する幸村。
「短時間で出来るやつだけど、初挑戦だから自信がない」と主人公が言うと
幸村が味見をして、好評を得ました。



本当にこの主人公は料理上手ですね。
中学2年生とは思えません。
べっこう飴が限界の犬山さんとは大違いですね。(←砂糖水を煮るだけ)



すると今度は切原の宿題の話題にうつって、
まだ英語のテキスト1冊分の宿題が残っている切原が「手伝ってくれー!」と主人公に縋りついてきました。
ええ!?幸村ルートなのに最後の夏休みデートは切原となの!?
別にいいけどさ!(←いいのかよ)


幸村「……赤也、テキスト一冊なら死に物狂いで頑張れば二日で終わる量だね」
切原「えーっ!無理ッスよ!」
幸村「いや、出来るよ。弦一郎もそう思わないか?」
真田「ああ、出来るな。見張る人間が必要になるが」
幸村「そうだね。明日は弦一郎、明後日は蓮二でいいかな」







最凶、且つ最恐のツートップ。







バカだな、切原。
このメンバーの前で「宿題が終わってない」なんて言ったばかりに・・・。
そこは嘘でも「終わってる」って言っとくもんだ。



成仏しろよ。(←殺すな)



8月30日(火)

いつものように学園祭の準備から帰ってくると、夜に幸村から電話が。
当然の如く作業の状況報告をしようとしたら、幸村にストップをかけられました。

幸村「キミ、明日時間あるかな?」
瑠華「はい、ありますよ」
幸村「じゃあ、俺とデートしない?」




唐突発言万歳☆




幸村「意外だったかな。俺がデートに誘うのは」
瑠華「は、はい」
幸村「俺と歩いているところを見られたら、困る人でもいるのかな」
瑠華「い、いえ、いないです」
幸村「じゃあ問題ないね




マイペース万歳☆




さすがに主人公は突然の誘いに驚いてしまって、「何故私を?」と質問を投げかけると
「2つ理由がある」と答える幸村。

まず1つ目の理由は、退院後に遊びに行くのは初めてだから、
リハビリも兼ねてゆっくりのペースで歩きたいらしい、とのこと。
確かに部員達と行くことになったら、ペースが早そうだもんなぁ。
その理由を聞いて、邪な期待(?)をしてしまった自分を恥じる主人公。
さて2つ目は?

幸村「んー、今は内緒にしておこうかな。俺自身はっきり言えない部分もあるし」




ズルイよ幸村、その期待の持たせ方はズルイよ悶えちゃうよ。(←勝手に悶えろ)



8月31日(水)

まずは駅前で幸村と合流。

幸村「……へぇ、可愛いね」
瑠華「?何がですか?」
幸村「キミがね。その服、似合ってるね」




・・・わかってない、わかってないよ幸村。
ここは「キミの服がね」と来るべきところなんだ。
そうすればこっちは心置きなく「服かよ!!」と突っ込めるんだ。
それをお前、ほら、なぁ、オイ、



この行き場の無いツッコミをどうすればいいんだ。





植物園でバラを愛でて、喫茶店で休憩しながら入院中の思いを切々と語る幸村。

幸村「人間、いつどうなるかわからないっていう事を実際体験するとね、毎日悔いのないように生きようって、思うようになるんだ」

うん、そうだよねぇ。
普通に生活してる健康な自分でもそう思うんだから、
死に直面してしまった人ならなおさらですよねぇ。
というわけで、「何がしたい?」と尋ねてみる主人公。

幸村「知りたい?」
瑠華「はい」
幸村「フフ、まぁそのうちにね」
瑠華「『毎日悔いのないように』なのに、そのうちなんですか?」
幸村「この場合はね。雰囲気とかが大事だから」
瑠華「……雰囲気、ですか?」
幸村「……フフ、そのうちわかるからね」






アンタほんといい男だったよ その分ズルイ男だね






なんですかこのアピールっぷりは。
なんで気付かないんですか主人公。
どれだけ悪女なんですか。
天然なんて認めませんよ。



ひたすら話して、夕方になって別れ際。
幸村が人混みに疲れていないかを気遣う主人公。

幸村「キミは、優しいね」








好意に値するよ。(←そうは言ってません)







9月1日(木)

いつものように始業式の後で部員達に「明日の慰労会に水着持って来いよ!」と伝える主人公。
ここで本来ならば主人公も慰労会に参加することになるんですが、
今回は「委員の仕事があるから」と不参加表明。
あー、なるほど。
みんながいない隙を狙って幸村とイチャイチャパラダイスなわけですね。(←何だそれは)



9月2日(金)

お昼に他の部員が慰労会に出ている中、主人公は本館で明日のための準備をしていると幸村が登場。
模擬店の掃除をしようとする主人公を手伝おうとする幸村。
さすがに最初は断るけども、最終的にはお言葉に甘えて手伝ってもらうことに。
いや〜だってね。

幸村「俺も思いついたことをしたいだけ。いいだろ?」



この言い方は卑怯ですよ。
断れるわけが無い。


まずは甘味処の掃除を2人でやって、次はゲームコーナーの掃除なんだが
さすがにそこまでやって貰うわけにはなぁ、と主人公が躊躇っていると

幸村「フフ……断るのは却下だよ?」


だから・・・その言い方は・・・卑怯だって・・・!!!



で、2人で掃除をしているところに屋内プールの方から歓声が。
切原からメールで知ったらしい幸村が「慰労会じゃなくて水泳大会なんだって」と主人公に教えて
それを聞いて「大丈夫かなぁ」と心配し始める主人公。

幸村「勿論大丈夫だよ。メールで激励しておいたしね」
瑠華「どんな激励したんですか?」
幸村「フフ……内緒だよ。さ、掃除を片付けてしまおう」


知らぬが仏って言葉もあるんだぞ主人公・・・ガタガタ。
とりあえず疑問を残したまま掃除を続行。


夕方になって幸村と広場にいると、真田たちがやって来ました。
見るからにボロボロに疲れた様子です。
幸村の激励のおかげで張り切っちゃったのかな?

幸村「お帰り、みんな」
真田「あ、ああ」
切原「た、ただいまっス」
瑠華「水泳大会どうでしたか?楽しかったですか?」
丸井「は、ははは……」
ジャッカル「ち、ちょっと疲れたかな、うん」



・・・ボロボロです。
もう心身共に疲れ果ててます。
聞くところによると、全ての競技で1位をとったようです。
それを聞いて暢気に「すごーい!」と喜ぶ主人公。

幸村「フフ……頑張ったね、みんな」
丸井「そ、そりゃ……あんなメールもらったらな」
幸村「やる気、出ただろ?」


なんかもう「頑張った」というか「必死だった」という感じの皆の様子を見て
「どんな激励メールだったの?」と聞いてみるが、ジャッカルに「気にするな」とはぐらかされました。
極めつけ、


切原「部長の怖い所……久し振りに思い出しちまったぜ……」







メールの内容超知りたい。







9月3日(土)

学園祭初日の朝、いつものように一人で・・・と思ったら幸村に声かけられました。
「今日と明日はほとんど仕事がない」と告げると、「今日一日付き合って欲しい」と幸村に誘われて
一緒に模擬店を回ることに決定。


自動的に六角の海の家へ到着。

佐伯「あれっ?キミは……幸村じゃないか!」
幸村「やあ、佐伯。久し振りだね」

やっぱり六角だと佐伯が対応かぁ。
いくら部長でも、葵だとあんまり面識ないだろうし当然と言えば当然だな。

幸村「オジィさんも元気なんだね」
佐伯「ああ、多分あと百年は長生きすると思うよ」





そこは人として死んどこうよ。





お昼はアトラクションコンテストを幸村と一緒に見学。
真田と切原が出る演劇『本能寺の変』を見て

幸村「すごいな、弦一郎……」



切原についても何か言ってあげて!



劇を見終わってからも、真田について「見事なキャスティングだね」と語り続ける幸村。



切原についても何か言ってあげて!




夕方からは幸村に連れられて氷帝ゴージャスカフェに到着。

跡部「……本当に来ていたとはな、幸村」

相変わらず喧嘩腰だけども、やっぱり本人を目の前にして安心した様子の跡部が出迎えてくれました。

跡部「俺たちも全国に出る事になったんでな。半病人を倒しても面白くねーだろうが」
幸村「フフ……キミらしい気遣いだね」
跡部「気遣い?そんなもんじゃねぇよ。王者立海の神話を、今年で完全に終わらせてやるには、最強といわれるお前がいないと物足りねーんだよ」


ほんとにもー、跡部ってば素直じゃないんだからー。
退院してくれて嬉しいって言っちゃえばいいのにもー。
そんな意地を張ったところでオイラには全部わかってるんだぜ。(←何でそんなニヒル)



そんなこんなで学園祭初日は終了して、会場前で幸村と別れ際に
「明日また一緒に回ってくれないか?」と誘われたので快く了解して別れました。



9月4日(日)

朝、広場で幸村と待ち合わせをして、2日目の一発目は不動峰のお化け屋敷へ。
当然、橘が出てくるだろうと思ったのに神尾が登場。ア、アレー?
もしかして・・・いや、まさかとは思ったけど・・・



日頃から神尾が某妖怪に似てるとは思ってたけど・・・






幸村が別次元から呼び出した妖怪だったのか!?










それなら納得だ!!(←マジか)










・・・とかやっているうちに、(実際そんなやり取りはやってない)


橘「ん?お前は……幸村か」
幸村「?キミは?」
橘「ああ、わからんか。まあ、この頭ではな……」
幸村「頭……ああ、橘か!でも、どうして獅子楽中のキミが?」


おお、やっぱり出てきたな橘さん。
さすがに坊主頭になっちゃった橘に気付かなかったらしい幸村は、それ以上に九州にいたはずの橘がここにいることにビックリした模様。
どうやら引っ越してきていたことを柳は教えてなかったようです。

「関東大会では手も足も出なかったけど、全国では!」と熱く語る橘に
「不動峰が変わったのはキミのおかげか」と納得する幸村。


橘「ああ、まだ若いチームだが……この神尾をはじめ、有望な二年が揃ってる」
神尾「橘さん……」






恋に落ちる瞬間を
初めて見てしまった。
(←映画のハチクロか)







いやでも、今のは間違いなく橘さんに恋してたよ、神尾。
キュンvって効果音が聞こえた気がしたよ。




お昼になって、立海の模擬店の様子を見に行こうと幸村が言うので、ゲームコーナーへ偵察にGO。
まずは真田に挨拶していたが
「蓮二の方(甘味処)に顔出してくるから待ってて」と幸村は行ってしまいました。
や、やめて!
真田と2人きりにしないで!
超気まずい!!


こっちの気持ちなんて知ってか知らずか、
「精市が元気になったのはお前のおかげだ」と真田に礼を言われて
「いやいや、心配なだけどすえ」と謙遜する主人公。


真田「フッ……それでいい。お前の存在そのものが、精市に力を与えているのだからな」
瑠華「え?私が……」
真田「ああ、精市はお前の事を……」
幸村「やあ、待たせたね」



うああああ貴様あああああ!!!
なんてタイミング良すぎるご帰還するんだ貴様あああああ!!!
しかし真田は、自分の時もモチロンのこと、切原の時も否定的(?)な態度してたのに
幸村の場合はいいんでしょうか。
まぁ、否定したところで自分の身が危ないので応援せざるを得ないでしょうけど。


帰ってきた幸村に「あっちはどうだった?」と真田が聞くと


幸村「ああ、少し売り上げが伸びないって言っていたから、注意しておいたよ」
真田「む……注意、したのか?」
幸村「ああ、いつものようにね
真田「そうか……蓮二も大変だな」



もう文字通り死に物狂いで頑張ってるでしょうよ。



とりあえず自分のところの模擬店は真田たちに任せて、青学の綿菓子屋に訪問。

手塚「……幸村、お前か」
幸村「やあ、手塚。キミだったのか」


手塚も手塚で病み上がりだからなぁ。
お互いに体のことを気遣いつつ、全国大会のこととか、リョーマのこととかを話して
和やかに店を去りました。


綿菓子屋を去ってから何気なく手塚について聞いてみると
「最大のライバルになると思う」と答える幸村に、「副部長と同じくらい威圧感があった」と話す主人公。

幸村「フフ……そうだね。弦一郎もそうだけど、手塚も年齢不詳だし」
瑠華「わ、私そこまで言ってませんよ」
幸村「でも、思ったよね?」
瑠華「そ、それは……その……」
幸村「フフ……」



誘導尋問とは卑怯なり。



夕方になって模擬店の結果発表。
甘味処が見事優勝して、立海が総合優勝をもぎ取りました。
それを聞いて無邪気に「すごいー!」とはしゃぐ主人公。


丸井「げっ!幸村!」
幸村「ああ、丸井。よくやったね。すごいじゃないか」
丸井「あ、あー……まぁその……部長に注意されたし……」
柳生「ああ、幸村くん。なんとか……やり遂げましたよ」
幸村「うん、よくやったよ、柳生」
柳生「……部長に注意された以上……やらないわけにはいきませんから……」



見事やり遂げました甘味処グループ。
しかし彼らの顔には達成感というよりも悲愴感が漂ってるのはどうしたことか。



閉会式の後の社交ダンスに出ようかどうか迷っていると、幸村に「頼みがある」と言われて一緒に広場へ。
しかし頼みを切り出す前に「確認したいことがある」と言って
主人公が帰宅部であることと、立海の高校に進学予定であることを聞いてきました。


幸村「頼みは三つ。一度に言うね」
瑠華「はい」
幸村「一つ目、テニス部のマネージャーになって欲しい。二つ目、キミの事、これから名前で呼ばせて欲しい。三つ目、俺、キミの事が好きだから付き合って欲しい」




キャアアアアアアアアアアア




さ、さすがだぜ・・・。
怒涛の勢いでマネージャー業と告白を一緒にやってしまうとは・・・。
主人公もビックリしちゃって「なんでやねーん!」ですよ。(←そんなツッコミは入れてない)



幸村「理由かい?三つ目のは好きだから。これ以外に理由はないね。二つ目は付き合うからにはやっぱり名前で呼びたい。一つ目はキミのマネージメント能力が高いことと、マネージャーになってくれれば、俺としても安心だから」
瑠華「あ、安心って?」
幸村「傍にいる機会も多いだろう?それに俺が卒業した後だって部の先輩としても会いに行けるし。テニス部にいれば、悪い虫も寄ってこないし、寄って来たとしても赤也に虫除けになってもらえばいいしね」
瑠華「あ、あの……」
幸村「この三つの頼み、聞いてくれるよね?



有無を言わせません。





選択の自由の剥奪です。






もうすっかり幸村ペースに巻き込まれた主人公は混乱するばかりですよ。
当たり前ですよ。


幸村「デートに行った時……言ったよね。自分の心に素直になろうって。悔いの無いようにってね。キミと俺は会って間もないし、一緒にいた時間も短い。でもね、そんなことは関係ないんだ。俺はキミが好きだ。だから傍にいて欲しい。ただそれだけなんだよ」
瑠華「せ、先輩……」
幸村「キミ自身が俺のこと、どう思ってるか分からないんだろうね。今はそれでもいいんだ。これから俺の傍にいて、俺の事を見ていてくれ。そして俺の事、好きになって欲しい」


そんな幸村の言葉にジーンときた主人公は
「先の事はわからないけど、先輩のそばにいたい」と気持ちを伝えて
見事恋人に昇格できました。


まぁでも、先の事を考えるなら幸村と付き合った方がいいと思いますよ。色々と。



エンディングは、桜並木を幸村と一緒に歩くシーンでした。
いや〜綺麗です。

幸村が。(←桜は?)

このスチルは見事の一言に尽きると思います。
幸村が本当に麗しく描かれてます。
薄幸の美男子って感じで。(←ダメじゃないか)
幸村が私服姿ってことは、春休みなのかな?
「やっと同じ学校に通える〜」と喜びまくりの幸村に、「そればっかり」と苦笑する主人公。

幸村「それだけ楽しみにしてたってこと。ずっと待っていたんだからね」


こんな事言われて、メロメロにならない人がいるのだろうか、いやいない。(←反語)


もちろん主人公は高校でもテニス部のマネージャーをやるらしく、
入部届けは始業式に切原と一緒に出しに行くらしいです。


幸村「そうか。そうだね、赤也もいたね」
瑠華「あ、可哀想な言い方」
幸村「いいんだよ。俺にとってはキミが最優先なんだから」
瑠華「……もう」
幸村「フフ……さ、そろそろ行こう。弦一郎達も待ってる」
瑠華「はい。……あ、あの、先輩?」
幸村「なんだい?」
瑠華「……あの、これからもよろしくお願いします。マネージャーとしても、その、彼女としても……」
幸村「……うん、こちらこそ。好きだよ、李央」
瑠華「私も、大好きです……」






私も大好きです!!(←永遠に伝わらない)









だからテレビ画面から出てきて!!(←無理)








いや〜楽しかった幸村ワールド。
本当に腹黒だった。
そのまさしく腹黒な笑みで部員を動かす様をきちんと見れなかったけども
見れない事がまた幸村の怖さを生み出すからいいね!
楽しかったー!!
これはプレイする価値ありですよ。
まだ見てない人は、是非とも立海メンバーを全員クリアして見るべきですな!



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