柳 蓮二〜やなぎ れんじ〜



立海大付属中学校テニス部3年生。
部活内で『参謀』と言われているように、頭脳派プレーをする。
ちなみに青学の乾とは幼馴染のようで、互いに『教授』『博士』と呼ぶ仲。
もっと普通の少年らしいあだ名は無かったものか。


ちなみに柳のファーストインプレッションはバルゴのシャカ(聖闘士星矢)だった。





あの目を閉じっぱなしの姿といい、神がかり的なものといい、
「あいつが目を開いたらヤバイ」みたいな、なんかそんな雰囲気。
いや、目を閉じっぱなしなのは青学の不二にも言えることなんだけど。





もう自分がテニスプレイヤーだってことなんて忘れて
「私の顔こそ引導代わりだ、迷わずあの世へ行きたまえ」とか
「いくかね?ポトリと・・・」とか
「大地に頭をこすり付けてこの私を拝め!」とか言いそう。
むしろ言って欲しい。







しかし、残念なことに柳は双子座だった。
そうか、柳はジェミニのサガだったのか・・・。
じゃあせめて「見るがいい!星の砕ける様を!」とか言ってくれないかな。(←絶対言わない)






8月20日(土)

全国大会に出場するテニス部が合同で参加する文化祭の、テニス部担当運営委員に運悪くなってしまった
主人公の瑠華李央を、ミーティングで真田が紹介。
真田と主人公で学園祭の説明をして、最後の最後でようやく出てきた柳がスケジュール説明。
登場が遅すぎる。なんだお前、ラスボスか?



8月22日(月)

初日の朝はやっぱり模擬店ミーティング。
丸井が甘味処を提案して、続いて仁王がゲームコーナーを発案。
柳は甘味処メンバーに参加らしい。
出展する模擬店が決まったところで、主人公が報告に行って
その後テニスコートにいる柳に話しかけてみました。

柳「ああ、申し訳ないが今、忙しい」

断られてしまったけども、申し訳なさそうなので許そう。(←何でこんな尊大なんだ)



お昼はまずゲームコーナー改めスマッシュDEビンゴのブースの下見。
それから本館の会議室で何故か書道をやっている柳を発見。
どうやら真田に教わっているらしいです。
いや、教わってるのはいいけど、何でわざわざ今ここで書道!?


TPOって知ってるか柳!!


うん、まぁ・・・いいけどさ、似合ってるし。むしろ似合いすぎてるし。
主人公も主人公で「先輩は大人びてるから似合う」と発言。
『ジジくさい』という言葉を見事にオブラートに包む高等技術を使いこなしてます。



柳「フッ……そういう風に言われたのは初めてだな。だが、悪い気はしない」



ほら、柳にもバレてない。
日本語って素晴らしいですね。
このやり取りで特殊話題の『書道の話題』をゲット。



夕方は甘味処のブースの下見をして、委員会で用意するべき物のリストアップ。
それから本館にいる柳に話しかけてみたけど、また断られました。



8月23日(火)

朝、テニスコートにいる柳とミニゲームのラケッティングをして、桃城人形をゲット。
お前は乾人形を持ち歩くべきじゃないのか?



お昼はアトラクション会議。
不動峰の橘が和太鼓を提案してきたのを見て、まず仁王が参加表明。

柳「わかった、仁王は和太鼓だな。ふむ……俺も和太鼓にするか」


何故・・・。
お前の大好きな(?)幼馴染はハムレットに参加してるというのに。



その後、テニスコートにいる柳に昨日ゲットした『書道の話題』をふっかけてみました。
「家に帰って昔の書道道具を引っ張り出した」と言う主人公。


・・・・・・



え、ちょっと待て。
お前ら中学生だよね。
中学生って冬休みの宿題に絶対書き初めってやるんじゃないの?
違うの?最近の中学校は違うの?私立だから?

まぁ習字道具を引っ張り出したはいいものの、結局は何書いたらいいか分からなかったらしい。

柳「そういう時は、先人の言葉や座右の銘を書けばいい」


へぇ・・・。









ブルートゥス、お前もかとかでも良いんですかね。
立派に先人の言葉ですよ。





パンが無ければお菓子を食べればいいとかでも良いんですかね。
これも立派に先人の言葉ですよ。(←それはどうかと)



ただ、紙に書ききれるかどうかという問題がありますけども。


夕方になって、今度は本館で読書をしている柳。
何を読んでるのかと尋ねて見ると


柳「五輪書だ」




もう、時期も時期だしオリンピックの五輪しか浮かばないけども
どうやら宮本武蔵の剣術の教えを書いた書物らしい。
宮本武蔵の剣術の教えをテニスに活用しようとする柳。
こんな奴が多いから最近登場するキャラはテニスらしいテニスをしてくれないんですね!
なるほどね!超納得!!



8月24日(水)

朝、広場にて和太鼓の打ち合わせをしているのを見て、特殊話題の『和太鼓の話題』をゲット。
その後話しかけて、学園祭の話題にて、甘味のメニューのレシピを主人公が作るとかの話をしてました。
そんでもって携帯番号を聞かれました。
データ集めか?



お昼は甘味処の模擬店作り。
柳の作った配置図に従って、テーブルやら椅子やらを準備。
あとは和風の小物が欲しいと言うので、それも主人公が手配をすることに。


終わってから本館にいる柳に話しかけてみました。

瑠華「準備は進んでますか?お手伝いすることはありませんか?」
柳「ふむ、先に言われてしまったか……」
瑠華「やった!」


お、ちょっと対応が変化した感じ?
そして早速『和太鼓の話題』を持ちかけて、「先輩が和太鼓叩いてるのを早く見たい」と言う主人公。
何故かと聞かれて、「すごく似合うだろうから」と答えると

柳「そうか」









無表情であしらわれました。







ちょ・・・ここはもうちょっと、何かあってもいいんじゃないの!?
照れろとまでは言わないからさぁ・・・こう、なんていうの?はにかめよ!(←同じ意味だ)
せめて表情変えてみようよ!!
ミスターポーカーフェイスの名は忍足のものだぞ!?



夕方になって、本館にいる柳と甘味処の売り上げ予想をしてみました。
単価を上げるわけにいかないから、業者と如何に値引き交渉できるかが鍵だと発言する主人公を
「なかなか計算してるな」と誉めてくれました。



8月25日(木)

朝、ステージにいる柳と宿題の話題をしようかな〜と思った矢先に

柳「お前の宿題の残りは一教科と少し。87%の達成率というところか」




ズバリ言われてしまいました。




さらに主人公がプリントを失くすであろうことまで予測する柳。
怖い怖い、この人怖い。



お昼はスマッシュDEビンゴの模擬店作り。
その後本館にいる柳に、主人公が考えてきた利益の上げ方を提案しようとしたら先に言われてビックリ。
主人公の考えを先読みするとは・・・



お前、実は写輪眼の持ち主だな?






柳一族じゃなくて、うちは一族だな?





夕方は広場にいる柳とテニスの話題をば。
柳が『マスター』と呼ばれることについて語り合ってました。



8月26日(金)

朝はステージで柳たちが和太鼓の練習しているのを堂々と覗き見して
その後は本の話題で話しかけてみました。
漫画を自分で買うことはないが、勧められて読んだ事はあるという柳に、感想を聞いてみると

柳「玉石混淆だな」





こ・・・いつ・・・何かと難しい言葉とか四文字熟語とかミニ知識とか披露しやがって
お前はえなりかずきかぁぁぁぁ!!!





ちなみに意味としては、「物による」ということらしいです。
最初からそう言え。






お昼は甘味処のメニュー決め。
それからテニスコートで柳と空き缶当てのミニゲームやって、橘人形をゲット。



そして夕方、本館にいる柳から甘味処の食材の買出しに誘われて、ついて行くことに。
葛きりとかの『葛』を買いに行くらしいので、主人公の知ってる卸問屋で仕入れようと発案。
「色々と世話になってるな」とお礼を言われました。もっと言ってくれていいよ。



8月27日(土)

朝、広場に行くと山吹中の壇と話してる柳を発見。
どうやらデータ収集のコツを聞かれているらしい。
コツくらいなら、ということで「ノートを手放すな」とか「選手の一挙動を見逃すな」とか色々アドバイスする柳。
壇も一生懸命聞いていました。


が。


柳「……で、次の段階だが、お前は五桁の掛け算を暗算で出来るな?」
壇「え」
柳「ああ、愚問だったな。出来て当然だ。目測で距離、角度、速度を測り、割合を出す事を心がける。どんな場合でもだ。慣れれば簡単だ」
壇「あ、あの……」
柳「次に読唇術をマスターすることだ。そうすれば遠くからでも会話内容が聞き取れる。まぁ、お前は小柄なので隠れる場所も多いだろうが」
壇「あの、隠れる場所って?」
柳「他校にデータ収集に行った時の事だ。その時のコツだが……」





まぁ、アレだよ。





柳と乾を真似てまずは眼を見せないことから始めようか。



視覚を閉ざすことで小宇宙を高めてるんだよ。
そして座禅を組んで瞑想するんだよ。
そんでもって対戦相手になる選手全員に
「邪悪なる輩よ!迷わず死ね!」って言うといいよ。






亜久津もビックリだよ。(←そらそうだ)




壇との会話を終えてから、学園祭の話題で「甘味処だけど、磯辺巻きとか白玉団子の醤油だれ付きってどうよ!」と
提案したら受け入れてもらえました。


お昼、スマッシュDEビンゴの景品の会議。
それから本館にいる柳に初めて恋の話題をふっかけてみたら
「答える義務は無い」とバッサリ切り捨てられました。
手塚よりもストイックな振る舞いにちょっとビビった。


そんでもって夕方、テニスコートで食べ物の話題に花を咲かせて終了。



帰り際、柳に誘われたので一緒に帰って
「学園祭の準備もあと少しだけど、切原がサボらなきゃいいけどー」と冗談交じりで話していると
突然「お前は赤也と仲がいいのか」と聞かれたので、「普通です」と答える主人公。

柳「明日、赤也は弦一郎と作業だ。キミは俺を手伝ってくれ」
瑠華「はい、柳先輩」
柳「それと……」
瑠華「はい?」
柳「いや、いい。……確率が高いとわかってはいるが、言えない事もあるんだな」












やああぁぁぁなぎいいぃぃぃぃ!!!








あいつ!あいつ!
ストイックな振りをして只の臆病な子羊だった!!
なんだよもう、それならそうと言えよ!





壊れるほど愛しても3分の1じゃ伝わらないんだぞ!!!






さらにその夜、柳から電話があって、美術館に誘われました。
なんか書道展が開かれてるらしいです。
中学生のデートで書道展か・・・へぇ・・・古風だね。(←遠い目)



8月28日(日)

約束どおり書道展に行って、お互い感想を言い合いつつ食事へ。
レストランで何を頼むか選択肢が出たんですけど、思い切って『京風御膳』を頼んだら、どうやらベストチョイスだったらしい。
さらに柳も同じ物を注文。
「好き嫌いはあるのか」と尋ねてみると

柳「好き嫌いは特にないが、どんなものでも薄味が好きだな」




ジジイか貴様。




お前の嗜好がジジくさいのは結構だが、ただでさえ時期的に夏なんだし
しかもテニス部で汗ダクダクかくんだから、塩分取る為にちょっと濃いめの味付けにしたほうがいいぞ。



柳「……フッ、俺のデータをとられているみたいだな」
瑠華「あ、いえ……そんなつもりじゃ」
柳「いや。いつもデータを集める側なんでな。こういう体験は面白い。他にも聞きたいことはあるか?」
瑠華「も、もう……いじめないで下さい」
柳「フッフフ……」



笑ってる場合じゃない。




データを取られる側がどんなに居心地悪いか思い知れ。






その後、柳に付き合って本屋に行ってきました。
社会心理学の本を買ったらしい。
お前といい、観月といい、もっと中学生らしい本を買うつもりはないのか。
せめて学科試験の参考書とかにしなさい。
いっそエロ本でも構わないから。(←それもどうよ)



8月29日(月)

朝はスマッシュDEビンゴの景品を出し合って、
その後は柳のいるステージへ。

柳「ふむ、ほぼ時間通り」
瑠華「え?何の時間ですか?」
柳「お前が来る時間だ。7秒ほど予測からずれた」


いつストーカーで訴えられてもおかしくない域に達してきたが
まぁ対応が変化してきたので、ここらで一発恋の話題を持ちかけてみよう。
今度は大丈夫だろう。

「柳先輩の彼女は頭のいい人なんでしょうねー」と言い出す主人公に、柳の頭にハテナが浮かびました。
「何で彼女がいることが前提なんだ」と尋ねる柳に「勝手にそう思った」と答える主人公。
それを聞いて「予想外だ」と言う柳。

瑠華「そうですか?あ、じゃあ先輩の好みのタイプってどんな人ですか?」
柳「そういう事を聞かれるのも予想外だな」
瑠華「わ、なんだか柳先輩に勝てた気分」
柳「お前は、こういうことに関してはいつも勝っているよ」
瑠華「??こういうことってなんですか?」
柳「いや、今はいい。さっきの質問に関しても今はノーコメントだ」




悩める子羊っぷりを発揮したかと思えばこの余裕。
一体お前の本性はどっちだ。




お昼は甘味処の実習。
その後は広場で宿題の話題をば。

瑠華「先輩は……」
柳「ああ、数学なら得意だ。何処が分からないんだ?」




くそぅ、写輪眼め・・・!!




夕方、本館へ行くと

柳「そのまま歩いていくと前方の資材につまづいて倒れる確率95%だ」

と声をかけられました。
もっと普通に声かけられないのかお前。



もうすぐ準備期間が終わってしまうから寂しいと言う主人公。
それを聞いて「今、自分にも悩みがある」と言う柳。
おいおいそれはどんな悩みだ言ってみたまえ聞いてやらんこともないぞ。(←無駄に尊大)

柳「すまんが、これだけは言えない」






あれだけ期待させて終わりかよバカヤロウ。






柳「お前も俺も、早く悩みが解消されるといいな」
瑠華「はい。そうですね」
柳(出来たら……その悩みの解消法が同じであるといいな……)



いやだからお前一体どうしたいの。
セクシーなのキュートなのどっちが好きなの。(←あやや?)



8月30日(火)

朝、広場にて青学の乾と話をしている柳を発見。
柳が最近集めているデータに「珍しい」と感想を述べる乾。

柳「そうだな。自分でも驚いている」
乾「……気付いてないのか?」
柳「何をだ、貞治?」
乾「そのデータの人物に対し抱いている、お前の感情をだ」
柳「俺の感情?」
乾「その人物と一緒にいる時、いや、データをとる時にお前は何かを感じているはずだぞ、蓮二」




おおおおお乾に諭されているぞ、あの柳が!!
こんなところ真田に見られたら裏拳で殴られる!



その後、テニスの話題を持ちかけて、「柳、真田、幸村で誰が一番強い?」と聞いたら
「今のところは真田」と言われました。
まぁ、そうだな。幸村は病み上がりだもんな。
存在だけの圧力は凄まじいけどな。



お昼はまた甘味処のメニューの実習。
今回作るのは、ぜんざいとお汁粉、それと葛饅頭と葛きり。
これはいい葛だ!と絶賛する柳生。

柳「うむ。これならば素晴らしい葛饅頭が出来るはずだ」


お前一緒に買いに行ったくせに、今更それを言うか。



それから本館にいる柳に、本の話題で「どんなジャンルが好きですか?」と聞くと
「純文学」って言われました。
なんだ純文学って。純粋な文学?



で、夕方はテニスコートで柳に対しておしゃれの話題を挑戦。
「髪の毛サラサラで綺麗」と言う主人公に、「男が綺麗と言われても困る」と答える柳。

柳「それに俺は、お前の髪の方が綺麗だと思うぞ」
瑠華「え?」
柳「ではな」








何故そこで去るんだ柳!!!







そしてその夜、またも柳から電話が来て「明日図書館に行こう」と言われました。
美術館の次は図書館ですか。
まぁ、柳と遊園地って・・・うん、まぁ贅沢は言わないよ。
人には向き不向きってあるよね・・・。


8月31日(水)

昨日電話で「調べ物を手伝ってほしい」と言われていたので、
何を調べるのか尋ねると、社会心理学についての参考文献のリストを渡されました。
柳に言われたとおりの本を探してあげたのに、結局「調べても分からない」と言われてしもうた。
「むしろサンプルが少なすぎる」とかうんたらかんたら言う柳、おいおいお前は一体何を知りたいんだね。

柳「具体例を挙げていないから当然だな。もっとも、お前の前で挙げる訳にはいかないが……」





・・・・・・





・・・・・・







何言っちゃってんのこの人。






え、ちょ、待って、お前が調べたかったのって
人を好きになった時の心理学ですか?
マジですか。
マジで言っちゃってんですか柳。
マジで言っちゃってるよこの人。
うわああああどうしようどうしよう、乾に諭され、恋愛の心理学を本で調べ、
そんな参謀がいる立海大テニス部ってどうなの。
おーいお前らの参謀が恋愛で四苦八苦してるぞーぅ!!


それから昼食へ行って、「女性はこういった小物は好きか?」と根付け(ストラップみたいなもの)を見せてくれました。

柳「それで……どうだろう?あくまで一般論で構わない。女性は好むだろうか?」
瑠華「一般論はわかりませんけど、私は好きですよ、こういうの」
柳「そうか、ならば問題は解決した」



もう「一般論」とか言わないでさぁ、「お前が好きかどうか」って言っちゃえよ。
言っちゃえばいいじゃない。
言えよ!!(←命令かよ)




主人公が気に入ったのを聞いて、昼食後一緒に小物屋へ行くことに。
柳が持っていたのと似ている根付けを主人公が気に入ったと聞いて、柳はプレゼント作戦に出ました。
やっぱりね!物で釣るのが一番手っ取り早いよね!(←なんて事を)

その後は公園でおしゃべり。
柳にとって主人公は、色々と驚かされることが多く新鮮だ、と話す柳。

柳「だからだろうな。お前に興味を持ったのは……」
瑠華「あ……わ、私に、ですか?」
柳「ああ。……変な事を聞くが、お前は俺といて楽しいか?」




ぶっちゃけ微妙




とか主人公が言うわけもなく、「話していると視野が広がる」と答える主人公。
それを聞いて喜ぶ柳。
もうお前ら付き合っちゃえよ。




9月1日(木)

始業式の後、学園祭会場前に集合しているテニス部員達に「明日の慰労会に水着持参」と伝えると
仁王から「運営委員長が呼んでる」と聞いて、早々に跡部のところへ。
すると「甘味処のあんこを頼んだ業者が食中毒を出した」とサプライズ発言。
当然取引停止になってしまい、急いで部員達にそうだんして、
「質の落ちたあんこを使うくらいなら自分達で作ってみせる!燃えろ!俺の小宇宙よ!」と
自分達であんこ作りをやることに。

跡部も跡部で、既に察知していたように上等の小豆と砂糖と臨時コーチまで用意済みでした。
おかげで手作りあんこが完成。
みんなセブンセンシズに目覚めたんでしょう。



9月2日(金)

朝、本館にて模擬店最終チェックをする柳のお手伝い。


お昼は屋内プールで慰労会。
柳の幼馴染、乾の作った乾特製イワシ水を目の当たりにして、激戦が開始。
幼馴染として止めてあげるべきじゃないのか柳!

最終種目の水球で、主人公が柳に向かって精一杯応援。

葵「うまい!柳さん、相手の攻撃を完全に読んでいた!見事なインターセプトです!」
樺地「データ通り……です」



それは柳のデータなのか。
それとも樺地のデータなのか。
とても気になるところです。


とりあえず、優勝は柳の手に。
イワシ水の餌食はジャッカルになりました。



9月3日(土)

学園祭初日の朝、とりあえず一人で模擬店を回ってみました。


そしてお昼はアトラクションコンテストを観ることに。
柳の出る和太鼓の演目を見て、それから柳と一緒に学園祭を回って
まず最初はルドルフの喫茶店へ行くと、観月が出迎えてくれました。

観月「いかがですか?入りますか?」
柳「どうすると思うかね?」
観月「んーっ……入らないでしょうね。あなたの好みとはズレているでしょうから」
柳「いい読みだな。正解だ。行こうか、瑠華」




多分、大地に頭をこすりつけて拝まないと入ってくれないと思う。




そして不動峰のお化け屋敷へ。

神尾「あ、アンタは……」

意外にも神尾が出てきました。
まぁでもフレンドリーとはいかなかった様子。



夕方はアトラクションの結果発表。
柳の出ていた和太鼓が見事優勝を勝ち取ったのを喜んで、
その後も一緒に学園祭を回ってました。

柳が「寄りたい所がある」と言うのでついて行ったら、案の定、青学の喫茶店でした。

乾「来たな、蓮二」

案の定、乾が出迎えてくれました。




乾の勧める乾特製ドリンクを当然お断りしてオレンジジュースを頼むことに。

乾「さて、蓮二。うまくいっているんだな」
柳「……まだ未確定だ」
乾「ほぅ……意外だな」
柳「ここまでの計算はうまくいっている。だが最後の変数が問題なのだ」



計算て。



変数て。



お前らいい加減、理屈じゃないと認めてくれないだろうか。






っていうかお互いの目を見て話してくれないだろうか。




一方は謎の逆光で眼鏡が光ってるし、
もう一方は目を閉じっぱなしだし。
お前らコミュニケーションと何と心得るか。



主人公には結局何の会話か分からないまま店を出て、
「長い付き合いだから通じ合える」と言う柳に、「羨ましい」と呟く主人公。

柳「羨ましい?」
瑠華「はい。そうやって先輩と心が通じ合えるなんて……」
柳「……そうか」
瑠華「はい」
柳「俺たちも……そうなれるといいなと思う」
瑠華「え?」
柳「俺は……」
瑠華「はい?」
柳「い、いや……やめておこう」








クララのバカ!いくじなし!(←クララじゃない)








9月4日(日)

朝、昨日と同じで一人で模擬店巡り。


お昼になって、甘味処の様子を見に行くと、「抹茶の売り上げがイマイチ」と言われて
「店の表に置いてある長椅子で野点をやろう」と主人公のアイデアが閃いたところで
早速実践してみると、売り上げがグングン伸びてきました。

ジェントルマン柳生の気遣いで、柳と主人公の2人で休憩を取っていいと言うので
お言葉に甘えて2人で学園祭を回って、まずは六角の海の家へ。

樹「いらっしゃいなのね〜」



和む・・・。



お次は青学の綿菓子屋へ。

大石「おや、キミは……柳か」



和む・・・。




夕方、いよいよやってきた模擬店コンテストの結果発表。
「優勝する確率する100%」を叩き出した柳の言葉通り、甘味処が優勝。
その後に行われた社交ダンスに出ようか迷っていると、柳がやって来て「話がある」と言うので、2人で広場のほうへ。


広場に着いて、学園祭の準備期間中にテニスと無関係の人物のデータを集め出したと語り始める柳。
柳が気付かないことや発見出来なかったことを、その人物は発見していったと。
その上で柳のサポートをしていたと。
その人が何故そこまで出来るのか知りたくなったと。
データを集めるうちに、とある感情が芽生え始めたと。
それに気付いて苦しくなったが、解放される術は知っていても行動できなかったと。
しかし周りに心配かけないよう口に出さないでいたと。
夜中になると布団をかぶって一人でこっそり涙していたと。(←何があったの?)
それでも人前では笑顔を絶やさなかったと。(←何があったの!?)



ま、多少の脚色はありますが(←多少?)そんなことを長々と語られました。



それを聞いて、「もしや好きな人が・・・!」と予感的中な主人公。
でも「自分を見てくれる事なんてないんだ」と考え込む、ちょっとズレていく主人公。
さらに「断られるのはツライけど好きだと伝えなきゃダメだ!」と柳を応援する始末。

瑠華「私も、その、失恋して……でも告白してなくて勇気を出しておけば良かったって、今は思っているんです」
柳「瑠華……そうだったのか……」
瑠華「だから……先輩、頑張ってください」


お互い完璧に勘違いしてます。
素晴らしいすれ違い。
「主人公の言葉で心が決まった」と決心する柳に、「先輩なら大丈夫です!」とさらに応援。


柳「瑠華」
瑠華「はい」
柳「俺は……お前が好きだ」







柳、開眼。












ぶっちゃけ怖い。










失恋したところをつけ込んで悪いと謝る柳に、「自分も好きだ」と主人公が本心を告げると
柳は驚きのあまり目を閉じました。






普通、逆です。






柳「もう一度言ってくれないか?俺の事をどう思っているか……」
瑠華「はい。……大好きです、柳先輩」
柳「ああ。……俺も好きだ」




告白シーンなのに・・・ウットリする場面なのに・・・
何だろうこの心に残るモヤは・・・。



開眼がいけなかったのかな。




エンディングは、一緒にお祭りに行くという設定でした。

柳「はぐれないように気をつけろ、李央」

お、名前呼びになってる。
あれから名前で呼ぶことにしたんですかね。


浴衣姿の柳に、「よく似合ってます」と主人公が褒めると、まんざらでもない様子。

瑠華「……私の彼氏はやっぱりかっこいいなぁって改めて思ってました」
柳「お前も、浴衣がよく似合っている」
瑠華「そ、そうですか?」
柳「ああ。俺の彼女はやっぱり可愛いと、改めて思っているぞ」










最後の最後でやってくれたぜ柳・・・!







柳も大分余裕が持てるようになってきたなぁ。
せいぜい乾にデータを取られて遊ばれるがいいよ。



全体的に悶えるイベントが無かったなぁ。
主人公を好きだと気付いてからの自分の心境を如何に処理しようかと
社会心理学の本を漁っては読む姿は、萌えるのを通り越してこいつバカなんじゃないのかと思った。
柳にとって初恋だったのかなぁ。いや、それにしてもなぁ・・・。



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