橘 桔平〜たちばな きっぺい〜



不動峰中3年生でテニス部部長。
2年生の頃に熊本の獅子楽中から転校。当時2年生エース。
今では部員に慕われすぎちゃって、部長というよりもアニキになっている。
1こ下にという妹がいるが、
その子を中心に微妙な三角関係が出来ているのを兄は知っているのだろうか。




自分を慕う弟分の1人が妹を狙っていると兄は知っているのだろうか。





今後が楽しみです。(←テニスは!?)






8月20日(土)

不動峰中のテニス部担当の運営委員となった主人公瑠華李央
ミーティングのため、合同学園祭の会場の会議室に到着。

部長の橘が、部員が全員集まったのを確認して、まずは運営委員の主人公を紹介。
さすがだ、橘。
主人公が部外者扱いされる前に、キチンと先手を打っている。
他の学校とは全然違うぜ。


学園祭に氷帝の跡部が関わっていると聞いて怪しむ神尾と伊武に
「跡部は姑息なマネはしない」とフォローも忘れない。
いい奴だなぁ、橘。


それから橘と主人公で、学園祭の模擬店とかアトラクションの説明をして、その日は終了。



8月22日(月)

朝はまず模擬店のミーティング。
伊武がお化け屋敷を提案すると、全員が賛同。
それを主人公が委員会に報告して、その後本館にいる橘に話しかけてみました。

橘「すまないが後でも構わないか。先に済ませたい用事があるんだ」

まぁ・・・いいか。最初だしな。


お昼にはお化け屋敷ブースの下見をして、必要な備品やら機材をリストアップ。
それからまた本館にいる橘に話しかけて、7人しかいない部員のことについて素朴な疑問をぶつける主人公。
どうやら主人公が去年起きたテニス部の騒動を知らない、と知った橘は急に表情が曇ってしまいました。
それに気付いて「敢えて今は聞かない」と言う主人公。

橘「そうか……そう言ってくれるとありがたい。いつか話せる時が来ると思う」


ほんとはね、今すぐ聞きたいけどね、
優しい子だって印象与えておけば後々チョロイじゃないですか。(←腹黒い!)



夕方、広場で学園祭の話題をふっかけてみたけど、やっぱり断られました。
今に見てろ。



8月23日(火)

朝、広場にてまた学園祭の話題。
今回はちゃんと相手になってくれて、備品の数の確認とかして終了。


昼にはアトラクションの会議。
神尾が「ロックバンド提案しちゃうぜ〜」とウキウキと提案。

橘「……和太鼓はどうだろう。深司、提案してくれないか?」


・・・どうだろうって。






和太鼓なんて提案しちゃうお前が中学生としてどうだろう。







それから本館にいる橘に宿題の話題をふっかけてみました。
部活のあるときは宿題どうしてるのか聞いてみると、「ちゃんとやってる」と返ってきました。

橘「お前は俺がサボるとでも思っていたのか?」
瑠華「いえ、そんな事は思ってませんよ」
橘「そうか。それならいいんだ」



なんか怖いよ橘さん。



夕方、倉庫にて暗幕とガムテープを探している橘。
どうやらトラブルがあって、足りなくなったらしい。
それを聞いて、備品が置いてある場所を案内する主人公。
まずは暗幕が何枚か必要か聞いてみると


橘「差し当たっては二枚で足りるだろう」










『差し当たって』なんて言葉を使う中学生いねぇよ!!!






帰ってきて!帰ってきて橘!
そりゃお前も歳相応に見えない面構えだけど
真田と手塚の世界に染まらないで!!



次に、ガムテープを渡そうとしたらコロコロと転がっていってしまい
2人で追いかけて追いかけてオデコとオデコがコッツンコ☆



・・・お、お約束〜ぅ。



8月24日(水)

朝、広場で和太鼓のメンバーと打ち合わせをしている橘を発見。
よくメンバー集まったな。
これを見てて特殊話題『和太鼓の話題』をゲット。


打ち合わせの後に話しかけて、その時は本の話題をば。
雑誌の夏の特集で載ってる怖い話とかを読むとか読まないとか、そんな話でした。



お昼はお化け屋敷の演出の会議。
とりあえず和風のお化け屋敷にするということに決定したけれども、いい案が浮かばないので
各自調べてくるということで解散。


その後、本館にいる橘に『和太鼓の話題』を持ちかけて、「和太鼓って似合いますねー」と言う主人公。

橘「はは……それは、ほめてもらってるのかな」
瑠華「はい。男らしくて素敵だと思います」
橘「うっ……そこまで言われるとさすがに照れるな」
瑠華「本当ですよ」
橘「そ、そうか」


でも本当に和太鼓が似合うよな、橘。
手塚とか真田とかとは、また違う日本男児だ。
男っていうかって感じだ。


その会話の後、橘に携帯番号を聞かれたので教えることに。



で、夕方は、暗幕を張るお手伝いをしてました。
特に特筆すべきイベントは起きなかったです。



8月25日(木)

朝、テニスコートにいる橘に話しかけると

橘「よう、瑠華。委員会からの連絡か?」
瑠華「いえ、違いますよ」
橘「そうか。急いでいないなら少し話していかないか」

おお、対応が変化した。
ここはいっちょ恋の話題でもしてみるか。
「橘先輩の好きなタイプを知りたいってよく聞かれるから教えやがれ」と言う主人公に
「どこの誰かわからん奴に教える気はない」と拒否する橘。

瑠華「……それじゃ、私が知りたいって事で教えて下さい」
橘「むっ……」
瑠華「先輩」
橘「その……健康的な人だ」





・・・プロレスラーみたいな?(←それは暴力的)





橘曰く、活動的とか明るいとか、そんな意味らしい。
最初からそう言ってくれないか。




お昼になって、お化け屋敷の会議の続き。
フェイントをかけて脅かすと効果アリだよねーと盛り上がる一同。

橘「人によっては反撃してくるヤツもいるかもしれんし、気を付けないとな」



お前やりそうだよな。




主人公も「廃墟になった病院のセットとかどうですかね?」と提案。
それがウケて、病院・墓場・普通の夜道の3セットを作ることに決定。



それからステージにいる橘と話して、手伝うことは無いようだから去ろうとすると、橘に呼び止められました。
テニス部の連中のことをどう思うか聞かれて
「最初は怖かったけどいい人たちだ」と話す主人公。
それを聞いて、部員が7人しかいない理由を話し出す橘。
以下、橘の思い出を箇条書きにてどうぞ。



〜橘クンノ若カリシ日ノ思ヒ出〜

・去年、橘が不動峰中に転校
・当時のテニス部は上級生によるイジメが多発
・実力関係なく、上級生だからレギュラー
・見込みありそうな一年生を橘がチョイスしてお持ち帰り
・ご一緒にポテトもお持ち帰り
(←マクドナルド?)
・上級生キレる
・橘たちはグッと我慢の子
・顧問は「橘たちがやったんだろ?ん?吐いちまえよ、楽になるぜ」
・橘「オラ怒ったぞーー!!!
・暴力沙汰で秋の新人戦に出られず
・その後、新テニス部申請





今の橘たちの姿を主人公に見て欲しかったから、敢えて以前は話さなかった、と言う橘。

橘「いきなりさっきの話をして、先入観を持たれたくなかった。みんな……いいヤツだからな」
瑠華「はい、そうですね。それに、橘先輩も……」
橘「俺が?……いや、俺はお前が思っている様な、いいヤツではないぞ」



・・・・・・





今の橘のセリフ。








金色のコルダのピアノの彼を彷彿とさせてしまうのは私だけですか。







どっちも男前だから許す。(←何様だ)





橘としては、今年は全国大会に出れるから来年の新入生確保は出来るだろうけども
どうせなら今いる生徒にも入ってきてほしいから
この学園祭でPRをしたい、ということらしい。
やっぱり、いいヤツだよ橘・・・。



夕方は本館にいる橘とテニスの話題をば。
橘以外は2年生ですね〜と言うと、出来て間もない部だから入りづらいんだろうとか、そんな話でした。



8月26日(金)

朝、ステージを見てみると和太鼓の練習をしているのを発見。
橘のアドバイスを聞かないで、自分勝手に力一杯に太鼓を叩く亜久津。

橘「ふんっ……悪い見本だな」
亜久津「なんだと?」
橘「亜久津、確かにお前の身体能力は高い。だが、太鼓は力ではないと言ったはずだがな」

太鼓の叩き方1つに、そんな威圧感出さなくてもいいじゃないかと思うんだが。

橘「わかったか?力任せに叩くだけが能ではない」

太鼓の叩き方1つに、そんな得意気にならんでもいいじゃないかと思うんだが。
とりあえずこれで特殊話題『和太鼓練習の話題』をゲット。

その後、食べ物の話題をふっかけてみて、橘が飲茶スキーだと判明。
和食でくると思ったんだがな・・・意外と中華好きだな。



そして昼はお化け屋敷作成にようやく取り掛かって、今日は薄暗い夜道のセットを作ることに。
その後、本館にいる橘に『和太鼓練習の話題』を持ちかけて、「揉めてたみたいですねー」と主人公が言うと
「個性の強いメンバーが多いからなー」と苦笑する橘。
お前も人のこと言えないけどな。
そんな橘に、「橘先輩がリーダーなら大丈夫!」と言う主人公。

瑠華「ウチのテニス部だって、個性の強い人が多いのに、先輩は見事にまとめていますから」
橘「ははは、だったらいいんだがな」
瑠華「はい、私が保証します」
橘「はは、頼りない保証だな」



ははは。







言ってみただけですよ。







夕方、本館にて、マネキンの首を赤外線のリモコンで動く仕掛けを作ろうとしている橘。
どうやら技術が得意科目らしい。
取り付け完了して首を動かすのに成功したので、今度はお化け屋敷の中で実際に動かしてみるが
どうやら赤外線が暗幕とかに吸収されてしまうようで動かないことが判明。
「倉庫に有線のものがありますよー」と主人公が思い出して、2人で取りに行くことに。
倉庫で探していると突然蛍光灯が点滅して、怯える主人公。

橘「しかし……全部の蛍光灯が一斉に点滅するとなると、蛍光灯が切れかけた訳でも……」
瑠華「せ……先輩……」
橘「ん?どうした?」
瑠華「何か……泣き声みたいなのが聞こえませんか?」
橘「泣き声?いや、俺には……む?」
瑠華「…………」
橘「かすかに……なにか聞こえるな」



おいおい勘弁してくれよ、こういう心霊現象とか無理だよー。 今何時だと思ってんだよー夜中の3時だぞ?(←寝ろよ)
こんな夜中に不動峰ルートをやるべきじゃなかった・・・。



主人公が寒気も感じてきたので、倉庫を出ることに。

橘「……そうだな。とりあえず有線式のリモコンは手に入ったし……出るか」


なんでこんなに余裕なの、この人。
でもいいなぁ、犬山自身が心霊現象にビビリだから、こういうの気にしない人はグッとくるなぁ。
橘に惚れちゃうかもしれん。
それはダメだ。(←何で)



8月27日(土)

朝、テニスコートにいる橘に恋の話題をふっかけてみました。

瑠華「先輩の目って……優しい目ですね」





何をトチ狂ったんだ主人公。





突拍子も無く「厳しい時の目もいいけど、優しい目の方がいい」と言い出す主人公に
特に慌てる様子が見えない橘。意外と大人だなぁ。慣れてんのか?

橘「俺は意識して変えてるわけじゃないぞ」
瑠華「分かってますよ。最近は私に対しても優しい目をしてくれて嬉しいです」
橘「それは……妹を見てる感じになってるだけだ」
瑠華「そうなんですか?」
橘「そうだ。だから気にするな」
瑠華「そうですか……」



そうか、妹持ちを落とす時は「妹のイメージからどう脱出するか」がポイントになるのか。
逆に言えば橘の中で妹から一人の女として見るようになってしまった時の反応が見所だよな。




お昼はまたお化け屋敷作りで、今回は病院のセット作り。
どこかの劇団が使っていたセットで不要になったものを引き取ってきた、という主人公。


橘「いい仕事をするな、瑠華は」





鑑定団か、貴様。







その後、広場にいる橘とラケッティングのミニゲームをやって、ジロー人形ゲット。
まさか橘からジローの人形もらえるとは思わなかった。
お前はむしろ宍戸だろう。



夕方、本館にいる橘に話しかけてみると

橘「お前か。最近、忙しそうだな」

お、対応が変化したな?
ちょっとフレンドリーになったところでテニスの話題。
自分の練習はどうしてるのかと聞くと、どうやら部員の練習を見終わってからやるらしい。

瑠華「大変そうですね」
橘「そんなこともないさ。皆の成長を間近で感じられるからな。いい刺激になるよ」





お前はみんなのお父さんか。





帰り一緒に帰ってる途中で、「伊武クンのことは名前呼びするなんて仲がいいんですねー」と言う主人公。

橘「ふむ……なるほど、わかった」
瑠華「はい?」
橘「なら、お前の事も名前で呼ぶことにしよう」








何故だ。







橘の思考回路はショート寸前。
橘のハートは万華鏡。



その日の夜、橘から電話があって、映画を観に行こうと誘われました。
その誘いにビックリして「2人で?」と思わず尋ねてしまう主人公。

橘「そのつもりだが……何か問題があるのか?」


さすが橘、なんだこの余裕は。
この時点ではまだ恋心を抱かれてないってことなのかな。
なんせこの前は妹扱いだったもんな。



8月28日(日)

お互いに待ち合わせ時間より早く来て、何の映画を観るのか尋ねる主人公。

橘「ファンタジー系だ」








タイトルを言え。









映画に誘った理由を聞くと、「普段世話になってるから感謝のしるし」とのこと。
映画を観てから喫茶店で映画の話で盛り上がってると
2人して「派手なCGばかりでストーリーをよく覚えてない」と言い出す始末。

橘「しかし、楽しめたから良しとするか」
瑠華「そうですね」




楽観的すぎないかお前ら。
映画製作者に謝れ。





ご飯を食べてると、橘が「この料理どう思う?」と言うので、「ちょっとクドイ」と答える主人公。

橘「ほぅ、お前もそう思うか。実は俺もそう思っていたんだ」



スポーツ選手は塩分が大量に減ってしまうから、少々クドイほうがいいんでないの?
しかも時期的に夏なんでしょう?
それでも味がクドイと言うのか橘。
お前も実は年齢詐称してるだろう。(←『も』って何だ)



どうやら橘は自分で料理をするから、味にはうるさいらしい。
しかも自分で言えるほどに上手いらしい。
こりゃいつか橘の料理を食べるイベントがあるかもしれんな。


その後、買い物に付き合って欲しいという橘に了承する主人公。

瑠華「それで、何を買うんですか」
橘「お前くらいの女子が喜びそうなアクセサリーだ」




主人公ショッキング。
もうこうなったらデスメタル的なアクセサリーを購入するしかない。(←やめれ)
まぁ、主人公はもちろんしませんでしたけど。
「自分のセンスだから喜ばれるか分からない」と言う主人公に、
「よくプレゼントって分かったなー」と答える橘。


橘「一応言っておくがな」
瑠華「あ、はい」
橘「これは妹へのプレゼントだ」



いきなりの言い訳に、安心して「彼女へのプレゼントだったらどうしようかと思った」と話す主人公。



橘「な……お、俺に彼女はいないぞ」
瑠華「そうなんですか?先輩、モテそうな気がするんですけど」
橘「いや、そんな事はない」
瑠華「ふふ……それじゃ、私にもチャンスはあるんですね?」
橘「な……なんば言うとっとね?」





訛った!!!





橘さん焦ったあまり訛っちゃった!!
とうとう橘を動揺させてやったぜザマァミロ!!
橘桔平討ち取ったりぃぃぃい!!!(←討ち取っちゃダメ)



それから突如、主人公のことを妹の杏ちゃんに雰囲気が似てるとか言い出す橘。
「兄弟仲が良くて羨ましいですわオホホホ」とのほほん主人公。

橘「……あのな」
瑠華「はい?」
橘「お前はその……あ〜……ああいうアクセサリーが好きなのか?」
瑠華「あ……そうですね。好きですよ」
橘「そうか……その、今度……」
瑠華「はい?」
橘「あ、いや……何でもない」




どうしちゃったのお兄ちゃん!!





な、なんだよいきなりそんな、いかにもなネタ振りするなよ!
思わずドキュンと来るじゃないか!!やめてくれよ!!
もっと心の準備させてくれよ!!
先日までの余裕はどこいったんだ!!



8月29日(月)

朝、テニスコートに行ったら橘に呼び止められました。

橘「改めて言わせてくれ。李央、感謝している。お前は偏見を持たずに本当の俺たちを見てくれた。ありがとう」

しっかりしてるよなぁ、さすが橘さんだ。
そんな橘に、主人公も「テニス部員じゃないのに仲間として受け入れてくれてありがとう」とお礼を言って
さらに「何でも一人で抱え込んでしまうから心配だ」と話すと

橘「お前に心配をかけさせるとは俺もまだまだだな」
瑠華「私はいいんです。心配したくてしてるだけなんですから」
橘「?どういう意味だ」
瑠華「え、えーっと……失礼します!」
橘「お、おい!…………ふむ」





『ふむ』て。







橘さん!「ふむ」はダメだって!
そんな立海の副部長みたいなのはダメだって!!
これで「よしんば」とか「若獅子合戦」とか言い出したら
もう目もあてられないよ!(←何てことを)



そんでお昼は、お化け屋敷の墓場のセット作り。
スモークマシンもセットして、リハーサルは明日やろうってことで解散。
その後で本館でおしゃれの話題をして、「アクセサリーを付けると気になるからしない」とかそんな話をしてました。



それから夕方。
本館にいる橘に話しかけると「ライトが足りないから倉庫まで一緒に取りに来てくれ」と言われて
この前の怪奇現象を思い出して躊躇う主人公。

橘「大丈夫だ。俺が付いてる」




・・・・・・






いかん。








最近本気で橘がカッコ良く思えてきた。(←ダメなの!?)







倉庫を探索中、またしても蛍光灯が点滅してビビる主人公。

橘「気にするな。ただの故障だ」



無理のあるポジティブシンキング。



しかしそんな言葉を無視するかの如く、完全に停電。

瑠華「せ、先輩……」
橘「大丈夫だ。俺はここにいる」
瑠華「あ……(先輩の手……)」
橘「しっかり握ってろ」






もう放さないぞコイツゥ☆






しばらくすると、今度は寒気がすると訴える主人公。

橘「少しだけ手を放すぞ」
瑠華「あ、はい」
橘「ほら、このシャツを羽織ってろ。無いよりはマシだろ」






ギャワワワワアアアア!!!






橘「もしまだ寒いようなら……俺が温めてやる」







ギャワワワワアアアア!!!







橘「どうだ?少しはマシになったか?」
瑠華「はい……暖かいです」
橘「そうか……俺もだ」





・・・・・・






・・・・・・








眼前で繰り広げられるイチャイチャぶりに屈したりするもんか・・・!!
「中学生の分際で!」とか思うもんか・・・!!









落ち込む時もあるけれど
私は元気です。












8月30日(火)

朝は本館にいた橘とスマッシュのミニゲームをやって、リョーマ人形をゲット。

お昼、ようやくリハーサルをすることになって
「効果を確かめるためにお前が客の役をやれ」と橘に指名されてしまった主人公。

瑠華「はぁ、私に……ええーっ!?、わ、私がですか!?」
橘「そうだが……何か不都合でもあるのか?」
瑠華「あー……いえ、その……私は遠慮します」
橘「なんだ?遠慮する必要はないぞ」
瑠華「そう言われましても……その……あ!私は仕掛けも知ってますし役に立たないですよ」
橘「そんな事はない
瑠華「ええと……あ、私、委員会の仕事があるので!」
伊武「何だよ……嫌なら嫌だってはっきり言えばいいのに」
瑠華「う……はい。嫌です。怖いです」
橘「そうか。そんな事だろうと思って実はすでに一人、用意してある」





早く言わんかい。





その用意してるってのが、妹の杏ちゃんかと思いきや、青学の大石でした。
大石はどうやら鉄の心臓の持ち主らしく、お化け屋敷とかは平気なクチらしい。

橘「よし、みんな、準備はいいな。これからお客さんが入ってくる。存分に歓迎してやってくれ」





お前が言うと『歓迎』の意味が違ってきそうで怖い。






しばらくして、大石は無傷で帰ってきました。
でもお化け屋敷の効果は抜群だったみたいで、なかなか怖かったらしい。
それに気を良くしたメンバーは「だーいせーいこーう!」と。


その後、本館で食べ物の話題をして、今度美味しい飲茶の店にみんなで食べに行こうとか、そんな話をして終了。



夕方は広場にいる橘と、音楽の話題で、お化け屋敷にかけるBGMや効果音の話をしただけでした。



そしてその夜、またもや橘からお誘いの電話。
話題のお化け屋敷を参考にするために、明日一緒に遊園地に行こう、とのこと。
主人公、オドオドしながらも承諾。



8月31日(水)

主人公が先に到着して待っていると、待ち合わせ時間の15分前に橘が到着。
「せっかく時間を決めたんだから、その時間丁度に来るようにしよう」と言い出す橘。

瑠華「あ……そうですね。別に競争してる訳じゃないですし」
橘「ああ、これからの為にもな」
瑠華「え?これから?」
橘「これからもお前と、こうしてどこかへ行きたいんだが……嫌か?」




くっそー・・・こういう微妙なツボ突いてくるの止めてくれよ・・・。
ムズムズしちゃうぜ。



とりあえず、遊園地へ到着してからは、まず乗りたい物に乗って、昼ごはんを食べて、それから例のお化け屋敷へ。
やはり主人公は怖かったらしく、ちょっと放心気味であるのを気遣う橘。

橘「あ〜すまん、やっぱり止めておけばよかったか」
瑠華「いえ!いいんです。怖かったけど……嬉しかったですから」
橘「嬉しかった?」
瑠華「あ、いえ……あの……」
橘「ふっ……ぬしゃあ、むぞらしかね」




・・・むぞ?





・・・マゾ?(←違)







主人公がマゾって言いたいのか橘コノヤロウ!!(←言ってない)










その可能性は否定できないけど!!(←できないの!?)








9月1日(木)

始業式の後に会場へ向かって、「明日の慰労会に水着持って来いよ野郎共!」と部員に伝えて
お化け屋敷の最後の飾り付けをしようとすると、セットの1部分がメチャクチャになってるのを発見。
主人公が壊れたセットのところに猫の爪あとを見つけて、
「ハハ〜ン、野良猫だな?」ということで、事の次第を委員会に報告。
「野良猫を捕まえないと根本的な解決にならない」と跡部に言われて、
小動物捕獲用の檻を倉庫で3つ確保。
「3つしかねぇよー」と跡部に文句つけると、電話で業者に1ダース頼んでくれました。
とりあえずお化け屋敷のセットを修理してから、夜10時までかけて野良猫捕獲に成功。



9月2日(金)

朝、本館にいる橘に話しかけて
「最近忙しかったから急にヒマになると何したらいいか分からない」と言う主人公。

橘「ふ……まるで定年退職したサラリーマンみたいな言い方だな」




お前に言われたくない。




お昼からは屋内プールで慰労会。
最下位の奴は乾特製イワシ水を飲まなければならないと聞いて、動揺する中

橘「なんだ?岩清水?実に爽やかじゃないか」




乾がそんなマトモな事するわけないだろう。




最終種目の八艘飛びで、主人公が橘を応援。

葵「橘さん、安定した走りで次々と板を渡っていく!これは見事だ!!」
樺地「橘さんは実力者……です」



これでもかと普通だった。



橘が優勝して、イワシ水の餌食は伊武に決定。

橘「ああ……やはり深司だったか。あいつ、かなり手を抜いていたから心配してたんだ」




深司・・・、ちゃんと飲むだけ素晴らしいよ。



9月3日(土)

朝、開会式で、ステージの上で得意気に開会の挨拶をする跡部。

橘「開会の挨拶は跡部か。目立ちたがり屋のアイツらしいな」


そっとしといてあげて。


その後は、ひとまず自分一人で模擬店を回ることに。


お昼はアトラクションコンテストの見学。
橘の似合いすぎる和太鼓の演奏を見てから、橘と一緒に回りました。
まずは六角の海の家へ行くと、天根が登場。

天根「どうですか、橘さん。タチバナシも何ですから中へ……プッ」
黒羽「ダビデッ!」
天根「ごわっ!?」




客、放置プレイ。




しょうがないので青学の綿菓子屋へ行くと、手塚が登場。
2つ買って、橘と手塚で他愛ない話をして終わったんだが・・・だが・・・



手塚のトーンが怖い。



ど、どうしたの手塚。
お疲れなの?そのテンションはどうしたの?
なんかいつもより声が低いし話が遅いよ、どうしたの!?
橘を威嚇してるの?綿菓子の甘い香りにウンザリきてるの?
人生に疲れたの?寂しさに負けたの?世間に負けたの?手塚は昭和枯れススキなの?(←誰が知ってるの)



夕方になってアトラクションの結果発表。
和太鼓が見事優勝を飾って、また2人で学園祭を回ることに。
そして立海の模擬店の前に来て、因縁の切原が登場。

切原「おんやぁ?橘さんじゃないですか。こいつはどうも」
橘「む……切原……」
切原「ケガはもう大丈夫なんスか?」
橘「……ああ」

うわ〜険悪なムードが漂ってる〜。

切原「ところで横の彼女はウワサの妹さん?可愛いじゃないっスか」

お、なんだ2人の関係をいじってくれるのか!
切原お前いいヤツだなぁ。(←どういう根拠で)


しかし「切原と話があるからしばらく散歩しててくれ」と言い出す橘に
「一緒にいます」と主人公。

切原「何だ、妹かと思ったら彼女っスか。やりますねぇ、橘さん」
橘「……切原」
切原「なんスか?」
橘「お前は……昔の俺に似ている」


え、橘って昔はワカメ頭だったん!?(←そっちじゃない)



橘曰く、テニスのプレイスタイルが本質的な部分で似ているらしい。
一年前、橘が熊本で2年生エースだった頃、ラフプレイでライバルを1人失ってしまったと語る橘に
「本気を出すのは橘のように強い相手だけだし、そういう人間は潰しても這い上がってくるから関係ない」と言い放つ切原。

橘「なるほどな……楽観的だよ、お前は」
切原「それが取り柄っスからね。そうじゃなきゃ、こんなバケモンだらけのテニス部にいられませんって」
真田「ほほぅ……バケモンとは誰の事かな?」



バケモン登場。



真田「橘……腕が落ちたな。こんなヒヨッコに負けるとは思っていなかったぞ」
切原「……ヒヨッコって俺の事っスか?ピヨ?」





『ピヨ?』って。






9月4日(日)

朝はまた1人で模擬店巡り。

お昼になってお化け屋敷の売り上げを聞いてみると、順調だけどお客の入りがイマイチらしい。
すると主人公がテレビでお化け屋敷特集をやってたのを思い出し
出てくる人の反応で期待感がかなり変わるというのを聞いて
「じゃあ入り口と出口を近づけよう」ということに。


近づけるって言うか



くっついてるぞ、それ。





売り上げが上がって忙しくなって、ちょっと落ち着いた頃に
石田の気遣いで2人で休憩がてら模擬店を回ることに。


まずは山吹のもんじゃ焼き屋へ。
もんじゃ焼きを知らない橘に、突然出てきた千石が説明してくれました。
意外にもナンパされませんでした。
え、どうしたの千石。病気?


次に氷帝のゴージャスカフェへ行って、女子生徒の行列に呆気に取られてると宍戸が登場。

宍戸「あ……アンタは……橘」
橘「ん?お前……宍戸か?髪を切ったのか」
宍戸「ああ、アンタに負けた後な」
橘「そうか……何かを決意したんだな」
宍戸「まぁな」
橘「その気持ち、大事にするんだな」


さ、爽やかだなぁ。
これだよ、中学生はこのくらい爽やかでないとなぁ。



夕方になって模擬店コンテストの結果発表を前に、不安な主人公。

橘「大丈夫だ。きっと勝てる。俺を信じろ」






お前を信じたところで数字がモノを言うんだよ。







でも見事優勝になって、部員一同大喜び。
その後、社交ダンスが行われていたけども、ダンスに自信のない主人公がウジウジしていると
橘がやってきて「俺も苦手だから」と2人で広場で話をすることに。


学園祭が終わったらどうするか聞かれて、「何か人の役に立つ事がしたい」と主人公が答えると
案の定、テニス部のマネージャーに誘ってきました。
魅力的だけど、橘がすぐに引退してしまうのが寂しいと言う主人公に
気持ちを考えてなくて申し訳ないと謝る橘。

橘「正直に言おう。俺は……少しでも長く、お前と一緒にいたかったんだ」


主人公がマネージャーになれば、全国大会の間も一緒にいられると思ったと白状する橘。
さらに「初めは主人公のことを妹のように思おうとした」と言い出す橘。


橘「だた、それはただの誤魔化しだった。俺は……お前の事が好きなんだよ」
瑠華「せ……先輩……」
橘「付き合ってくれ、李央」
瑠華「い、いいんですか?本当に……私で……」
橘「お前でないとダメだ」
瑠華「……嬉しい」
橘「好きだ……李央」
瑠華「私も……です」
橘「フッ……お前はまっこと……むぞらしか」
瑠華「あ……その言葉……」
橘「ああ……お前は本当に可愛い……そう言ったんだ」





む、むぞらしかー!!
まっことむぞらしかー!!





まっこと恥ずかしかーー!!






エンディングでは、主人公が風邪っぴきでした。
そんな風邪っぴきの主人公のために橘が料理を作ってくれるっておおおおおい王道だぞまっこと王道だぞー!



橘「熱はどうだ?」
瑠華「もう、平熱です」
橘「どれどれ……」
瑠華「あっ……せ、先輩……」



オデコか!?

オデコとオデコで計ったのか!?






恥ずかしかー!
まっこと恥ずかしかーー!!







っていうか、大学生とかの1人暮らしとかじゃないくせにどうして橘が料理作ってんだろうと思ったら
どうやら主人公の両親が法事で実家に帰っていたらしい。
なんて上手すぎる展開。
なんて素晴らしいタイミング。
同じ地球に生まれたミラクルロマンス。



そんなことを繰り広げつつ、じゃあ橘の料理を頂こうかということに。


橘「あー……待て」
瑠華「え?」
橘「その……食べさせてやろう」



は、はははは恥ずかしかーー!!!



橘「どうだ?」
瑠華「美味しいです」
橘「そうか、良かった」
瑠華「……でも、恥ずかしいです」
橘「俺も恥ずかしいよ」




じゃあ何でやったんだ。




瑠華「先輩が風邪引いた時は教えて下さいね」
橘「ん?なぜだ」
瑠華「さっきと同じ事……先輩にしてあげます。杏ちゃんが見ている前で」
橘「うっ……それは……いくらなんでも恥ずかし過ぎるだろう」
瑠華「ふふ、冗談ですよ」
橘「ふ……まったく」





まぁ冗談で済むお前らはいいけどな




目の前でイチャつかれる杏の気持ちも考えてやれよ。



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