千石 清純〜せんごく きよすみ〜



山吹中学テニス部3年。
おちゃらけた性格で、可愛い女の子を見るとすぐに声をかける天性のナンパ師。
女にだらしのない様を「鼻の下がのびる」と言うけども
千石は本当に鼻の下が伸びきってしまったために、
惜しくも『カッコ良い』と堂々と言いにくいビジュアルになってしまいました。



この残念っぷりはナインティナインの岡村に匹敵すると思われます。
鼻の下さえ長くなければいい男だと思うんですよ、岡村は。
あの人、自分でもそう言ってましたから。テレビで。




8月20日(土)

テニス部合同学園祭の運営委員となった主人公・瑠華李央が会議室へ向かって、メンバー全員揃ったところで
まずはテニス部部長の南の紹介で挨拶をすることに。

千石「おっ!ラッキー♪こちらこそよろしく。仲良くしようね〜」

相変わらずの軽いノリで千石がやってきました。
これから主人公に翻弄されるとは知らずに。

そして、何故か主人公と千石で学園祭の説明をすることに。
説明してる傍から「関係ねぇ」と帰ろうとする亜久津。

千石「キミはそう思っていても、回りはそうは思わないよ。それとも……戦わずして逃げるのかい?」
亜久津「なんだと、てめぇっ!」

千石の挑発で亜久津も参加決定。扱いやすいなぁ、アイツ・・・。
それから千石が学園祭までのスケジュールの説明をして、その日は解散。



8月22日(月)

朝はまず模擬店のミーティング。
「食べ物屋!」と元気良く壇が発言するが、種類が豊富で具体的な案が決まらない状態。

千石「わかったわかった。じゃ、もんじゃ焼き屋にしよう。これで決まり」


そんな跡部みたいな決定の仕方ってどうなの。


でもまぁ誰も反対しなかったので、結局もんじゃ焼き屋で決定。
模擬店が決定したところで主人公が委員会に報告。


その後、本館にいる千石に早速話しかけてみました。

千石「やぁ、瑠華さん。キミって可愛いよね」
瑠華「えっ!?な、何ですかいきなり……」
千石「うーん、キミみたいな可愛い子に出会えて、本当ラッキーだなぁ」
瑠華「そ、そんな……」
千石「そうだ、今夜の日曜デートしようよ」

早速きたなぁ天然タラシの誘いが。
突然のことに最初は主人公も戸惑ってたけども、冷静になって「あ、からかってんな」と思い始めた様子。
「あんまり女の子をからかっちゃダメですよー」と釘を刺してその場を去っていきました。
まぁこれも計算だけどね。

千石「……強敵だなぁ。でも、こういう反応は結構新鮮。もう少し押してみようかな」





ほらね。






お昼はもんじゃ焼きブースの下見をして、委員会に借りる物のリストアップ。
それから模擬店スペースにいる千石に話しかけてみました。

千石「キミと話したいんだけど急いで行くところがあるんだ。ごめんね」





コイツ千石の姿をした別人なんじゃないの?






千石が女の子よりも用事を優先するなんて・・・!
そんなミステリーを抱えたまま夕方になって、今度はテニスコートにいる千石のもとへ。今度こそ!


千石「キミと話したいんだけど急いで行くところがあるんだ。ごめんね」




また断られた・・・。
千石のタラシっぷりが発揮されてない・・・。






千石のアイデンティティ崩壊の危機だ!!





大袈裟だって!?バカな!!
あいつからタラシを取ったら何が残るってんだよ!(←テニスは!?)




8月23日(火)

朝、テニスコートにいる千石に学園祭の話題をふっかけたらちゃんと返答してくれた。
良かった。自分を取り戻してくれたいみたいだ。



お昼はアトラクション会議。
六角の佐伯が提案したボーカルユニットにウキウキと参加する千石。

それから広場にてボーカルユニットの選曲をしているのを目撃。
佐伯が「バラード系がいい」と言えば千石が「明るいのがいい」と言って、宍戸は「派手にシャウトしたい」と言えば不二が「特に希望はない」と。
何だこの協調性の無さは。
結局、それぞれの要望の曲をメドレー形式にしようってことで決定。

終わってから話しかけると

千石「ああ、瑠華さん。キミに呼び止められるなんて俺ってラッキーだな。それじゃ、お茶でもいこうか」

ああ、これだ、これこそ千石だ・・・。
テニスの話題を持ちかけたつもりだったんだけど、気がつけば伴爺の話になってました。おかしいなぁ。



夕方、またも広場にいる千石を発見。

瑠華「千石先輩、何してるんですか?」
千石「決まってるじゃないか。キミを待ってたんだ」


ここぞとばかりにタラシっぷりを発揮して主人公をデートに誘う千石。
でもそんな千石に「さっき別の女の子に同じセリフ言ってましたね」と冷たくあしらう主人公。


千石「えっ?見てたの?」
瑠華「……やっぱり」


うわーーーカマかけてたよ主人公!!
すげぇ!他の奴を落としてる時は翻弄されっぱなしの主人公がカマかけてる!!
今回の主人公は強いなぁ。



8月24日(水)

朝、本館でゲームの話題で他愛ない話して終わり。

お昼はもんじゃ焼き屋の組み立てをして、それから広場にて占いの本を読む千石を発見。
せっかくだから主人公も占ってもらうことに。

千石「うん、いいね。今日はキミの運勢最高だよ」
瑠華「本当ですか!」
千石「ついでに言うと俺との相性も抜群だよ」


その占い当たってないんじゃないですか?(真顔)



とりあえずこれで特殊話題の『占いの話題』をゲット。



夕方は模擬店スペースにいる千石のところへ。

千石「やぁ、瑠華さん。俺に会いに来てくれたの?」

あ、対応変化してる。
せっかくだから恋の話題でもしたいところだが、さっきの特殊話題『占いの話題』をすることに。
主人公も「朝の番組で星占いを見てる」と言うと、悪い結果の時とかどうするかって話になりました。

千石「悪い結果が出ても、ラッキーアイテムやカラーで挽回できるから大丈夫」


そんなんで挽回できると思ったら大間違いだぞ。
うちなんか以前何かの占いで『ラッキーアイテム:腹巻 ラッキーカラー:ゴールド』って書いてあったんだぞ。




ゴールデン腹巻なんて何処で手に入れろっちゅーんじゃ。





あと、他にも『レバーを食べれば運気回復』とか書いてあった時もあったけど
うちはレバーが嫌いなんだぞ・・・どうしろと・・・!!!




とりあえず、占いのお話をしてから千石に携帯番号を聞かれて教えることに。

千石「よし、これで登録完了。それじゃ、今度デートのお誘いするね〜」







着拒だな。








8月25日(木)

朝、広場にいる千石に恋の話題をふっかけてみました。
好みのタイプを聞かれて「女の子なら全員タイプ」と予想通りの返答をする千石。
それを聞いて主人公が「女であればいいの?それとも女性らしい心が必要?」と突っ込み、「りょ、両方かな〜」と千石タジタジ。

瑠華「もしかして先輩、女らしい男の子でもOKなんですか?」
千石「ええっ!!!」
瑠華「……そうだったんですか」
千石「わー待って待って!!……はぁ、いじめないでよ」







主人公、軽いサディストへの目覚め。







お昼はもんじゃ焼きの実習。
千石の見本を見るつもりが、何故か亜久津との対決に。
亜久津のもんじゃ焼きは、味はまぁまぁだけど形がデロデロに。
一方、形もある程度まとまってる千石のもんじゃ焼きに全員絶賛。

千石「壇くん、食べてごらん」
太一「あ、はいです。ん〜と……」
千石「ああ、そのままじゃダメだよ。取り付けた分をはがしで鉄板に軽く押し付けて」
太一「あ、はい。こうですか?」
千石「そうそう。そして食べる」


なんか・・・ほのぼのした兄弟みたいな光景だな・・・。
意外と面倒見がいいかもしれない、千石。



その後、本館にいる千石に話しかけると物凄い驚かれました。
どうやら青学の女子を見て鼻の下を伸ばしてたらしい。
それ以上伸びたら取り返しがつかないぞ。

瑠華「先輩……あんまりじろじろ見てると、不審者に思われますよ?」
千石「大丈夫。今はキミだけを見ているから」


懲りずにデートに誘う千石に、主人公も段々と呆れてきた様子。


瑠華「今まで先輩みたいに誘ってくる人いなかったし、何度も言われると私……本気にしちゃいますよ。そうなると先輩も困るでしょう?」
千石「そんな事ないよ」
瑠華「あ、あそこにいる女の子可愛くないですか?」
千石「え?どこどこ?」
瑠華「先輩、それじゃまたあとで」
千石「あ……かわされた……う〜ん……手強いなぁ」





ガラスのように繊細なんだよ。
特に主人公の心は。







夕方、広場にいる千石とおしゃれの話題をしてみました。
山吹の制服は似合う人と似合わない人が極端だという話で盛り上がってると

千石「キミは似合ってるじゃない。可愛いよ」
瑠華「も、もう。またそういう事を……」
千石「んー、照れてるともっと可愛い」
瑠華「〜〜〜っ」
千石「ははは、ホントに可愛いよ」





ぶふーーーーーー!!!




お、お前・・・いやお前に限らずお茶飲んでる時にそういう不意打ちやめてくれない・・・かな・・・。
お鼻がね、痛いんですよ。
お鼻からお茶を出すわけにはいかんのですよ。



8月26日(金)

朝、本館にて手塚と話してる千石を発見。
手塚との組み合わせなんて珍しいな。

瑠華(あ!千石先輩!どこの先生と話してるんだろう……)



相変わらず手塚は生徒に見られてないしね。



手塚が「お前のテニスの実力は努力によるものだ」とか色々誉めていると、千石はタジタジ。
どうにも努力してることを言われるのが苦手っぽい。照れてんのか?


その後話しかけて、テニスの話題をして、主人公も「Jr選抜に選ばれたことがあるなんてすごい!」と誉めると
やっぱり謙遜されました。照れてんのか?



お昼はもんじゃ焼きのメニュー会議。
主人公もお好み焼きを提案をして、見事意見が通って万々歳。


それから広場にて、アトラクションのボーカルユニットで歌の練習をする千石たちを発見。

千石「ほらほら、まだ固いよ〜。リラックス、リラックス」



お前は軽すぎるんじゃないのか。



それにしても、ほんとに仲良さげだなぁボーカルユニットは。
まぁこれを見てたおかげで特殊話題の『ユニットの話題』をゲット。



その後、ゲームの話題で話しかけると、「テレビゲームより可愛い女の子を見てる方が楽しい」と言う千石。
青学の女子を見に行ったこともあると聞いて、冷たい視線を送る主人公。

千石「あれ?意外と冷たい反応だね。キミは俺に興味無して事か。残念だなぁ〜」
瑠華「え!?そ、そういう事は……」
千石「じゃ、俺の事が好きなんだね。いや〜良かった。嫌われたかと思ったよ」



せ、千石にカマかけられた!?
なんか悔しい!なんか悔しい!何この敗北感!!
お前は主人公に振り回されてナンボだろう!?(←いつからそんな設定に)



夕方は模擬店スペースにいる千石に「買出しに行くから一緒に行こう」と誘われて、もちろんOK。
はがしと具材を買いに行く予定だったんだけど、主人公の提案でいつもと別のウスターソースも買いに行くことに。
買って帰って早速試食してみました。

千石「うん、いいよ、このソース。色んな味が混じり合って複雑な味に仕上がってるよ」


それは誉め言葉なのか?



8月27日(土)

朝は広場で壁打ちのミニゲームをやって宍戸人形ゲット。


お昼はお好み焼き実習。
今回は亜久津を見本にすることに。もんじゃと違ってお好み焼きは結構上手でした。


そしてまた広場にいる千石に『ユニットの話題』を持ちかけて、
「皆さんカッコイイですねー」と誉める主人公に、「誰が一番?」と聞いてくる千石。

瑠華「一番軽くてカッコ良かったのは千石先輩です」
千石「『軽くて』はいらないんだけどなぁ」



お前は軽さがあってナンボだろう!?(←いつからそんな設定に)



夕方になって、またしても広場にいる千石を発見。
しかも別の女の子をデートに誘ってる場面を目撃ドキュン。




浮気なんてする奴は月に代わってお仕置きよ!!




「やっぱり誰でも誘うんだなー。あんなに何度も誘われたのも本気じゃなかったんだなー」と意気消沈して
早く立ち去ろうとしたところを気付かれて、一気に気まずい雰囲気に。
でも「何も見てない」とシラをきろうとする主人公。

千石「嘘だね。キミの顔を見ればわかるよ。今のはね、その……」
瑠華「よ……良かったですね、先輩。デートする相手が見つかって」
千石「い、いや!そうじゃなくて今のは……」
瑠華「明日、楽しんできてくださいね。それじゃ、失礼します」
千石「……参った。アンラッキーなんてもんじゃないな」








そりゃそうだ。
主人公の心はヒビ割れたビー玉ですよ。







覗き込めばキミが逆さまに映るんだぞ。








その夜、千石から電話があって「明日ヒマ?」とか聞いてきました。
おいおいお前、さっきの子はどうしたんだと問い詰めたら、「謝ってから断った」とのこと。

千石「俺は、キミとデートしたいんだ。だから……」



そうだな、じゃあとりあえず
走行中のトラックの前に飛び出して「僕は死にません」と叫んでもらおうか。






8月28日(日)

結局あの後OKしたので、待ち合わせ場所へ。
どうにも機嫌が宜しくない主人公に戸惑いながらも、まずはウィンドウショッピングへ。
気まずい雰囲気の中、昨日のことで「軽率な事をしてゴメン」と謝る千石。

千石「俺ってバカだからヤケになって昨日の子に声を掛けてしまったんだ」
瑠華「ヤケに?私が何度も断ったから……」
千石「わかってほしいんだ。昨日の事は本当に俺が悪いんだから」
瑠華「…………」
千石「一緒に過ごしたい相手はキミなんだ」





すいませんすいません、もうトラックの前に飛び込めとか言いませんから
とりあえず今まだ真昼間でしかも街中なんでやめて貰えますか。




その後は、「傷つけたお詫び」と言ってアクセサリーを買ったり、喫茶店でトークを盛り上げたり
あの手この手で主人公を気遣う千石に「優しいんですね」と言う主人公。

千石「うん。キミにはね」
瑠華「もう……その口の上手さがどうしても信用できない原因なんですけど」
千石「そう?うーん、厳しいなぁ……」
瑠華「でも……先輩が本気で私を心配してくれたのは、わかりました」
千石「そ、そう?いやぁ、俺の真心が通じたなぁ」
瑠華「……今のセリフは、あんまり心がこもってない気がします」
千石「はは。厳しいね、キミは」







わかっているんだろう?
A.T.フィールドは誰もが持つ心の壁だということを。








8月29日(月)

朝、広場でテニスボールを打つ音が聞こえたので、そっちの方へ行くと練習中の千石を発見。
普段見ることの無い厳しい顔をしている千石に惹かれて見守っていると、案の定気付かれました。
「弱音を吐いてるカッコ悪いところなんて見られたくなかった」と言う千石。

千石「でもキミにはありのままの俺を知って欲しいから……幻滅したかもしれないけど」
瑠華「そんな事……絶対にありません。……先輩。いつもの先輩もいいですけど、さっきの先輩の方が……素敵でした」
千石「……ありがとう」



あら、なんかグッと距離が縮まったって感じ?
千石としては、いつも軽く振舞ってるから人間が弱いところを見せるのはカッコ悪いと思っているらしい。
だからこの前手塚に努力をしてることを誉められてたのに、微妙な反応してたんだろうなぁ。



その後、改めて話しかけてみると

千石「あ、瑠華さん!会いたかったよ〜!!」

対応変化しやがった。こりゃもう落ちたも当然だな。
変化したついでに恋の話題をふっかけてみました。
「好きなタイプは可愛い子?」と聞くと「それだけじゃなくて、ほんとの自分を理解してくれる子」と答える千石。
主人公から見てどんな人間に見えるか聞かれて
「あまり自分を見せないけども、周りの人の気持ちに敏感な人」と答える主人公。

瑠華「でも先輩、あんまり自分を隠していると、彼女さんできませんよ?」
千石「え?なんで?」
瑠華「だってほんとの自分を見てくれる人って言ったじゃないですか。隠しすぎると気付かれないですよ?」
千石「あーえっと、そうだねぇ。ははは……」


それだけ言って先にその場を去る主人公。


千石「あれくらい分かってくれてたら充分……っていうか気付いてくれても良さそうなんだけどなぁ〜」





甘いぞ千石。
ネオロマの主人公は時に鋭く肝心なとこで鈍いものなんだ。






お昼にステージを覗いてみたら、珍しく南がいた。
気になって見てみたら、立海のジャッカルとお互いの苦労を慰めあってました。


ジャッカル「俺たち……」
南「いい友達になれそうだな!」




なんか意外な友情が芽生えた。
そしてゆくゆくは恋愛に(なったら怖い)




その後、模擬店スペースにいる千石とスマッシュのミニゲームをやって、柳人形をゲット。




夕方、ステージに行くと千石に呼び止められました。
自分で呼び止めたくせに、妙に歯切れの悪い千石。
「こんな緊張、試合以外でない」という言葉に、“試合”で反応した主人公が「全国大会観に行っていいですか?」と聞くと千石大喜び。

瑠華「応援してます!あ、日程は……」
千石「後でメールするよ!何回でもするから!」



いや1回でいいから。




そんな話で盛り上がった後、「委員会の集まりがあるからー」と去っていく主人公。




千石「本題、言えなかったじゃん俺。……うぅ、アンラッキー……」




頑張れ。




8月30日(火)

朝、模擬店スペースにいる千石に音楽の話題を持ちかけて、店にかけるBGMの話をしていたのに
いつの間にか亜久津の話題になってました。何故だ。
亜久津のことを「特に怖くないし、いい人ですね」と話す主人公。

千石「そうなんだ……亜久津か。ノーマークだったな……気をつけないと……」





亜久津にとっちゃいい迷惑。





お昼に、本館で女子生徒の集団が走っていくのを見て不思議に思っていると千石を発見。
どうやら女子に追っかけられてた跡部をかくまっていたらしい。
「逃げることないのにー」と言う千石に、「お前と違って誰でもいいわけじゃない」と言い返す跡部。

千石「ダメだよ。女の子には優しくしなきゃ」
跡部「フン。あちこちに優しくしすぎて肝心な一人に気付いてもらえねぇ奴に言われたかねぇなぁ」
千石「…………」
跡部「図星か?ま、盗られないように気をつけるんだな。じゃあな」




そうやってカッコ良く去って行く跡部様。
せっかく跡部が意味深なことを言ってくれたというのに、何故主人公は強くつっこんでいかないんだろう。


結局その後、学園祭の他愛ない話をして終わりました。



夕方はテニスコートでしつこく恋の話題をしたら断られました。千石のくせに。(←何)



帰りを一緒に歩いている途中、「これから名前で呼んでいい?」と言い出す千石。
それに対して「女の子はすぐに名前で呼びそうだったから意外」と主人公。

千石「あ、それって俺がナンパっぽいって事?」
瑠華「う〜ん、そうかも」
千石「うわ、傷つくな〜。慣れてるけど、キミに言われると傷つくよ〜」
瑠華「ふふ。すみません、千石先輩」
千石「あれ?名前で呼んでくれないの?」
瑠華「え、だって、先輩ですし」
千石「あ、うん。まぁ、そうだね……ちぇっ、アンラッキー」



・・・なんだか最近千石が可愛いと思うようになってきてしまった。
ふ、不覚・・・!!




その夜、千石から電話があって、「明日遊園地に行こう」と誘われました。
あー・・・デートの定番だよね。



8月31日(水)

時間通りに集合して遊園地へ行って、ひとしきり遊んで最後に観覧車に乗ることに。
「観覧車の秘密がある」と言う千石。
興味津々の主人公に、「頂上で教える」と歯切れ悪く答える千石。
ま、まさか・・・するのか?しちゃうのか?
エンディング待たずにフライングしちゃうのか?


千石「え、ええとね……その……キミはさ、その……」
瑠華「はい?」
千石「キ、キミは……す……」
瑠華「す?」
千石「す……素敵な瞳をしているね。じっと見ていると吸い込まれてしまいそうだよ」






いっそブラックホールに吸い込まれてこい。(←死ぬ)







仕切りなおし。



千石「あ、いやいや。キミは……あー……その……キミの……キミが……」
瑠華「私がどうかしましたか?」
千石「キミは……その、俺の事……」
瑠華「あ、先輩。もうすぐ頂上に着きますよ」
千石「えっ?もう?は、早いよー」



結局何も言えずに頂上へ到着。



千石「うう……ダメじゃん、俺」








かっ・・・・・・わいいじゃないかコイツ・・・!!!
このダメっぷりが可愛いんじゃねーの?
最高じゃねーの?
って亜久津も言ってたよ。(←言ってない)




結局、観覧車の秘密ってのも言えずに終了。



9月1日(木)

今日から学校が始まるので、始業式の後に会場の方へ。
会場前にはなぜか千石と壇の2人しかいなくて、とりあえず2人に「明日の慰労会に水着持参」と伝えていると
そこに慌ててやってきた南が「伴爺が入院した」と言い出して、呆然。
とりあえず他のメンバーは病院に付き添って行ったので、千石と壇だけで飾りつけ。
主人公も亜久津を呼びに行ってなんだかんだ言いくるめて手伝いに参加させてました。強いな。
しばらくして、メンバーが「伴爺は大丈夫」との報告と一緒に帰ってきたので
なんとか8時までに準備を終わらせることが出来ました。



9月2日(金)

朝、広場にいると元気がない千石を発見。
「野郎ばっかでむさ苦しい」と、予想通りのことを呟く千石。

瑠華「一応私がいますよ」
千石「あ、そうか!そうだった!うん、掃き溜めに鶴とはこの事だよ!」






お前も掃き溜めの中の1人だってことを忘れるな。







お昼になって慰労会が開催。
乾特製イワシ水の罰ゲームをかけた個人戦の水泳大会の、最後の種目は八艘飛び。
もちろん主人公は千石を応援。

葵「こ、これはっ!千石さん、応援に対して手を振り返す余裕を見せている!大丈夫なのかぁっ!」
樺地「千石さんは、女性が見ていると……強いです」
葵「す、するどい解説です!」



千石がヘラヘラして手を振り返す様子が容易に想像できる。



結果、千石が優勝。

千石「はは、キミの為に頑張ったよ」
瑠華「もう、そればっかり」
千石「本気だってば」
瑠華「はいはい。優勝おめでとうございます」
千石「う〜ん……難しいなぁ」



主人公クールだなぁ。
あ、ちなみにイワシ水は予想通り南でした。



9月3日(土)

朝は一人で学園祭を回ってました。

で、お昼はアトラクションコンテストの見学。
しかし歌の演目の途中に「がんばれ」の声援は絶対おかしい。


演目が終わった後、千石と一緒に模擬店巡りをして、まずはルドルフの喫茶店へ。
ここでは観月と他愛ない話をして終わりました。
次は不動峰のお化け屋敷。

神尾「千石さんじゃないっスか」
千石「やあ、神尾くん。ここは不動産の模擬店かい?」
神尾「……不動産じゃなくて不動峰っスよ」


うん、訂正は諦めた方がいいと思うぞ。



夕方、アトラクションコンテストの結果発表で、ボーカルユニットが見事優勝。
一緒に喜んだ後、また2人で学園祭を回りました。
青学の金魚すくい屋のところまで来て、桃城と遭遇。

桃城「おっ、千石さんじゃないっスか」
千石「やあ、オモシロくん」
桃城「……桃城っス」


うん、お前も諦めた方がいいと思うぞ。



せっかくなので金魚すくいをやって、あっという間に10匹すくう千石。

桃城「へぇ……やりますね。そこの出目金は狙わないんっスか?」
千石「おっと、その誘いにはのらないよ。出目金は危険だからね」
桃城「へぇ……けど、彼女の前でいいところ見せなくていいんスか?」
千石「う……痛い所突いてくるね、桃城くんは」



もっと突け!もっと突け桃城!!
千石ルートは誰もいじくってくれなくて寂しいんだよ。



結局、出目金もゲットしたところで、「お持ち帰りは5匹まで」ということらしいので
出目金入りで5匹もらいました。

瑠華「ありがとうございます。先輩だと思って大事にしますね」




主人公には、千石の目が飛び出て見えるようですよ。









鼻の下が長くて目が飛び出てるなんて
ちょっと救いようがないビジュアルですよ。









9月4日(日)

朝、またも一人で模擬店巡り。

お昼は大忙しのもんじゃ焼きを、主人公もお手伝い。
でも、どうにも客の回転率が悪くて売り上げが伸び悩んでいると
「もんじゃ煎餅を作ってお持ち帰り用を作ろう」と主人公が提案。
そのアイデアが大ヒットして、売り上げが伸びてきたところで、南の気遣いで千石と2人で休憩をとることに。


まずは青学の綿菓子屋へ行くと手塚が険しい顔でお出迎え。

千石「手塚クン、表情硬いよ。客商売なんだからもっとスマイル、スマイル」
手塚「……綿菓子二つで300円だ」
千石「スマイルはゼロ円だよね。注文したいんだけど」
手塚「品切れだ。すまないな」






手塚最高・・・!!!!







手塚のユーモアセンスを見出したところで、次は氷帝のゴージャスカフェへ。
跡部が出てきて「入るならサービスで席を空けてやる」と言ってくれたけど、
長蛇の列を作って待ってる女子生徒に悪いから、と去りました。





夕方、模擬店コンテストの結果発表。
主人公のアイデアが功を奏したようで、もんじゃ焼きやが優勝。

その後、学園祭のフィナーレを飾る社交ダンスが行われたけれども、
「話がある」と言う千石と共に広場の方へ。


千石「あ、あのね……俺……き、キミ……キミの……」
瑠華「…………」
千石「……だ、ダメだ。おかしいな……何で……言葉が上手く出ないんだろう」


おおおお頑張れ頑張れ千石!
いや〜なんかすごい応援したくなってきたぞ。リラックス、リラックス。



千石「キミの心の片隅に、俺が住んでも構わないかな?」







だから何でそっち方面に走るんだ。







主人公も主人公で「口説き文句の練習ですか?」とお約束な勘違い炸裂。





千石「その……本気なんだけど」
瑠華「……え?」
千石「俺……本気でキミの事がその……好き……なんだ」
瑠華「……信用してしまいそうです」
千石「信用して!






リリンにも判っているんだろう?
A.T.フィールドは誰もが持つ心の壁だということを。








どうして自分を?と問う主人公に
「練習中のカッコ悪い姿を見られて、それでも素敵だって言って貰えて、ちゃんと自分を見てくれてるのが嬉しくて好きになった」らしい。
その話を聞いて、突然泣き出す主人公。


千石「言葉だけじゃ……ウソに聞こえるかもしれない……だから」




だ・・・




だ・・・






抱きしめられちゃ・・・!!!








千石「こうして……俺の全てでキミに語り掛けるよ」
瑠華「あ……」
千石「俺の本気は……わかってくれたかい?」
瑠華「は……はい……」
千石「俺はキミだけをずっと……見つめていきたい。キミも俺だけを見つめてくれ……」
瑠華「はい……」
千石「俺はキミが好きだ……大好きだよ……」






うひょぉぉぉぉうう!!!






よし、わかった!
うちも千石に見合う女性になるために整形して鼻の下伸ばしてくるよ!(←何で)





そしてエンディング。
また観覧車に2人で乗って、今度こそ秘密を教えてあげる、と。
そしてやってきた頂上。

千石「この観覧車が頂上に着いた時に告白すると……幸せになれるって伝説があるんだ」


伝説ですか。



伝説の観覧車ですか。
告白するのは卒業式じゃなくてもいいんですか。
告白は女の子からじゃなくていいんですか。



その伝説の為に、今からもう一度告白すると言い出す千石。



千石「俺は……キミのことが好きだ」
瑠華「はい……私も」
千石「俺はキミだけを見続ける。キミだけのことを想い続ける」
瑠華「ありがと……先輩」
千石「好きだよ……李央」
瑠華「私も……好きです」



うっぷぷぷぷぷぷ恥ずかしぃぃぃぃぃ!!
ってか、結局主人公は千石のことを名前で呼ばなかったなぁ。
何だろう。意地ですか。


そしてそんな恥ずかしいやりとりの中、雪が降ってきました。

千石「ホワイトクリスマス……神様からの贈り物だね」





あぁ、そういえば今気がついた。
千石の制服が長袖ということに。
そっかー冬だもんね。雪が降るくらいだもんね。半袖だと寒いもんね。






ところでお前はいつまでデートに制服で来るつもりなんだ。





いい加減、私服でデートに来い。



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