観月 はじめ〜みづき はじめ〜



聖ルドルフ学院テニス部3年生。
他校で見込みのある人間を見ては勧誘する、データテニス人間。
自分のシナリオ通りにいかないと気が済まない。
要所要所で「んふっ」と言ってるけども、どちらかと言うと「んっふ」って聞こえる。
魚座じゃないのが残念だが、いつ毒バラを投げてきてもおかしくない。



8月20日(土)

今回、テニス部合同学園祭の運営委員テニス部担当になった主人公、瑠華李央が会場の会議室に到着。
すると、真っ先に観月がキラキラキラキラしながら登場。

観月「んふっ……これで全員のようですね。それじゃあミーティングを始めますよ」






そこにいたの、カヲル君!?(←違)




祐太が主人公のことを「誰?」と質問して
ウッカリしてた観月が主人公の紹介をして、さらに合同学園祭等の説明。
よくよく考えれば、今回の合同学園祭は全国大会出場校が参加するはずなのに、何でルドルフが出れるんだろうと思ったら
緑山中が辞退して、繰り上げ参加らしい。
なんて都合の良すぎる展開。



8月22日(月)

朝はまず模擬店ミーティング。
食べ物屋がいいけど、種類がいっぱいあるからどうしようと悩んでいると、観月が喫茶店を提案。
「確か紅茶にうるさかったな」と言う赤澤。

観月「ええ、ですから紅茶をメインにした喫茶店を提案したんですよ」



紅茶はいいねぇ
紅茶は心を潤してくれる





ということですね。



とりあえず紅茶専門の喫茶店に決定したので、主人公が委員会に報告。
それから本館にまだ残ってのど飴を舐めている観月を発見。






のど飴はいいねぇ のど飴は喉を潤してくれる(←いいから)






どうやら普段から喉の具合に気をつけているらしい。
それを聞いて「去年のクリスマスの賛美歌は素敵でしたー」と話す主人公。

観月「んふっ……二年続けて独唱の栄誉を授かってますからね」
瑠華「天使の歌声って、ああいうのを言うんだろうなって思いました」
観月「んふっ、ありがとう。誉めてもらえて嬉しいですよ」





リリンが生んだ文化のきわみですもんね。







お昼には喫茶店ブースの下見。
テーブルや食器を、カタログを見て観月がチョイス。
お値段のはる物をホイホイと選ぶ観月に、主人公引きつり笑い。

観月「壊したら個人で持つことにしましょうか?緊張感があっていいと思うんですが」

勘弁してくれよ。
祐太は1度も持たないで終わるぞ。



それからテニスコートにいる観月に話しかけてみたけど

観月「他を当たってください。ボクは忙しいんです」

当然、断られました。ちくしょう。


夕方に本館で話しかけても断られました。ちくしょう。



8月23日(火)

朝、テニスコートで話しかけると、ようやくまともに会話してくれました。
この時は学園祭の話題で、紅茶にどのお菓子が合うかを観月に確認してもらって終了。


お昼はアトラクション会議。
候補に音楽系が多いので、観月が演劇を提案。
集まったメンバーを見て演目を決めるということで、この時は演目未定。


その後、広場にいた観月とテニスの話題で、データテニスについて語られて終わりました。


夕方は本館にいる観月と宿題の話題をば。
夏休みの宿題が終わったかどうか聞くと

観月「当然です。まだ終わっていない人間などいたら、見てみたいものですね」

この時ってまだ8月23日だろ?
普通終わってないと思うぞ?
っていうか宿題を最終日まで溜め込むのが夏休みの醍醐味じゃないの?(←あり得ない)



8月24日(水)

朝、ステージに行くと、演劇の打ち合わせをしている観月を発見。
演劇のメンバーは観月・赤澤・真田・切原・壇・日吉の6人。
メンバーを見て演目は『織田信長』と提案する観月。
それぞれ配役は

真田=織田信長
日吉=明智光秀
切原=豊臣秀吉
壇=森蘭丸
観月=黒田官兵衛
赤澤=蜂須賀正勝

に決定。
これをずっと覗き見していて、特殊話題の『信長劇の話題』をゲット。



打ち合わせの後、話しかけて学園祭の話題で内装の雰囲気について話して終了。



お昼は喫茶店の内装をある程度やってしまうことに。
壁にかける絵は倉庫にあるのを使うとして、観葉植物はレンタルで借りるらしい。

観月「では、手配をお願いします。種類は特に問いません。あなたが自由に決めてもらって結構です」




これは・・・試されているのか!?




それから本館にいる観月に話しかけて『信長劇の話題』を持ちかけて
観月の配役である黒田官兵衛について語られました。
豊臣秀吉の軍師であり、後に黒田如水と名乗ったらしい。

瑠華「あ、歴史ドラマによく出てますね」
観月「武将としても軍師としても超一流……んふっ、ボクの理想とする姿に近い人物です」


さらに黒田官兵衛が天下争いに加わろうとしていたことも語る観月。


観月「いつかボクにもチャンスが来るかもしれませんね。んふっ」



悪い顔になってるぞ観月。



夕方、テニスコートで物思いに耽ってる観月を発見。
何か出来ることがあるなら言ってください!と健気な主人公。

観月「まぁ、貴方には関係ないことです」




明らかな拒絶。









リリンにも分かっているんだろう?
A.T.フィールドは誰もが持つ心の壁だということを








そんな心の壁をこじ開けて「関係ないからこそ話せることってあるでしょう」と主人公。
ただでは転ばない。


しばらく黙って、テニス部のことを話し出す観月。
全国大会には行けないけども、引退するまでにやることはたくさんある、とのこと。
そんな観月に「引退する時は自分中心で考えるのに、後輩を最優先に考えるなんてスゴイ」と感動する主人公。

観月「んふっ……ほめていただくのは嬉しいですが、うちは部長以下みんなそういう考えですよ」






赤澤ぁ!!!








8月25日(木)

朝、本館にて

観月「おや、瑠華さん。お疲れ様です」

おお、対応が変化してるじゃないか。
ここで宿題の話題をして、「テニス部は自主トレもあるのに宿題大丈夫なんですかね?」と聞くと
木更津や野村、金田は既に宿題が終わっているとのこと。
じゃあ他のメンバーはどうなるんですかねぇ?

観月「んふっ、嫌でもやらなくてはいけない状況を作ってあげるのですよ」
瑠華「……そ、そうですか」
観月「楽しみです。んふふっ」




怖い。




お昼になって、紅茶の淹れ方の練習。
まずは違いを知るために観月と祐太で淹れ比べをして、観月の紅茶が明らかに香りが違うことに全員絶賛。

柳沢「へぇ……観月の紅茶は複雑な味がするだーね」



それは誉め言葉なのか?



さらに

柳沢「レモンはないだーね?」
観月「レモンティーは邪道です!


レモンは紅茶の香りも味も消してしまうからダメだー!と、紅茶のこだわりっぷりを発揮。
本物だ・・・こいつは本物だ・・・。


その後、ステージで演劇の打ち合わせをしているのをまた覗き見して、特殊話題の『シナリオの話題』をゲット。


それから話しかけて恋の話題を持ちかけてみました。
以前、観月が校内新聞で好みのタイプをインタビューされてた件で、
「人気があるから興味あるんですよー」と話す主人公。
それでも、どうしてそんなこと知りたがるか理解出来ない観月。

観月「んー女性心理というものはボクには理解できませんね」
瑠華「異性の心理を理解するのは難しいですよ」
観月「そうですね。……たった一人の女性の考え方もボクには予測不可能ですから」
瑠華「え?」
観月「いいえ、なんでも。失礼」






好きってことさ。






そんで夕方、広場に行ってみると観月と柳沢が話してるのを目撃。
どうやら柳沢が「自主トレばっかでつまらん!試合がしたい!」と文句たれてるらしい。

観月「……仕方ありません。試合は許可しましょう。ただし、時間は自分で作ってください」
柳沢「お、横暴だーね!基礎練習の時間が多いから頼んでるのに!」

柳沢の抗議をピシャリと拒む観月。
「じゃあ時間が出来たら誰と試合してもいいのか!?」と柳沢の提案も、これまた却下。

観月「……もし貴方が時間を作れたなら、ボクが相手をしてあげましょう。時間はなんとか都合をつけます」
柳沢「本当だーね?」
観月「ええ、嘘はつきませんよ。その代わり、全てを終わらせているのが条件です」
柳沢「うう……鬼だーね……でも、やるだーね」
観月「そうですか。では、頑張ってください」

その会話を聞いた主人公。
「きっと観月も試合をやりたいはず。私がやらなきゃ誰がやる!?」と言わんばかりの意味不明な使命感に駆られ
柳沢の分担を自分がやるように明日言ってみようと決意。



8月26日(金)

朝はステージで昨日ゲットした『シナリオの話題』で、歴史劇のシナリオまで書くなんてすごいですねーとヨイショする主人公。


そしてお昼は喫茶店のサイドメニュー決めの会議。
クッキー、ケーキ、スコーンが候補に上がって、
クッキーとケーキの実習指導は主人公がすることに。
そしてスコーンの実習指導は観月がすることに決定。


その後、柳沢を捕まえて昨日決意したことを話すと柳沢も大喜び。
ちなみに主人公が柳沢の仕事を手伝ったっていうのは内緒の方向で事を進めるらしい。


それから本館で観月と壁打ちのミニゲームをやって神尾人形をゲット。何故、神尾・・・?



夕方、柳沢の仕事をやっていたら自分の分担が終わらずに、仕事を持ち帰ることになってしまった主人公。
そろそろ帰るか、と思ったところに、なんと柳沢からメール。


『試合終了。楽しかっただーね♪観月もグチグチ言ってたが、楽しそうだったから、安心するだーね(^^)b』








顔文字!!?







お前、そういうキャラ・・・?あぁでもルドルフメンバーなら一番使いそうなキャラだよな・・・。



8月27日(土)

朝、会議室に行くと観月のノートパソコンが開いてるのを発見。
電源が付けっぱなしなのを見て、「ちょっとしたら帰ってくるだろう」と考えてそこで待ちぼうけをすることに。
しかし昨夜遅くまで自分の分担の仕事をしていて寝不足の主人公は
案の定、待っているうちに眠ってしまうことに。
そして案の定、起きたらそこに観月の姿が。
慌てて主人公が謝ると、「寝不足の理由は分かっている」と言い出す観月。


観月「ああ、そうだ。昨日、不思議な事が起きましてね。貴方は何か知りませんか?」
瑠華「不思議な事?」


観月の話を聞いていると、昨日は柳沢に一人では短時間で終わるはずのない作業量があったのに、柳沢が試合を申し込んできたから
変に思って今朝確認したらちゃんと終えてる、とのこと。


つまりアレか。


短時間で終わらないのを見越した上で、試合してやるって言ったのか観月。




もうバレバレなんだけども、何とかはぐらかそうとする主人公。
すると「寝てる間にケータイが鳴ってた」と観月に言われて、主人公が携帯を確認したら柳沢からメールが。


『観月に誘導尋問されて、ぽろっと頼まれた事、言っちゃっただーね。ごめんだーね〜<(_ _)>』







バカヤロウ。








お前のおかげで今こっちは危機的状況に陥ってるよ!







もう完全にバレたのを確信した主人公は、観月に平謝り。
「好きなテニスをすれば観月も気分転換になると思ったんでゲスー!」と言い訳も忘れない。


観月「好き?」
瑠華「はい。だって先輩、テニスが好きでしょう?あ、もしかしてそんな事ないですか……?」
観月「いいえ、好きですよ。自分でも時々忘れてしまいますけどね」
瑠華「え?」
観月「いえ、なんでも。それで柳沢の時間を作るために貴方はオーバーワークで寝不足ですか」
瑠華「いえ、寝不足って事は」
観月「隈が出来てますが、寝不足ではないと?」
瑠華「……いえ、寝不足です」


観月の誘導尋問にアッサリかかってお説教を喰らう主人公。
それを聞いて自分が情けないと思っていると


観月「でも、久しぶりの試合は楽しかったですよ」


なんだかそんなに怒ってない様子。
っていうか最初からそんなに怒ってなかったらしい。
さらにお礼まで言われて、「これからは一人で無理はするな」と注意までされました。


観月「それと……なぜ柳沢が貴方のアドレスを知っているんですか?」
瑠華「え?前に木更津先輩と柳沢先輩と3人で話をしている時に、聞かれて……」
観月「木更津もですか……」
瑠華「はい」
観月「……ボクは知りませんが」







☆∵〒#▲◎♀◆※†♭!!(←声にならない叫び)








拗ねられた・・・観月に拗ねられた・・・!!
しかも敢えて自分から「教えて」とか言わない観月・・・ひぃぃぃぃいいいい!!!!


最高じゃねーの?




観月「ですがボクはメールよりも話すほうが好きですね」
瑠華「そうなんですか?」
観月「ええ。ですのでボクに用があるときは、出来るだけ直接か、電話にしてください。いいですね」




じゃあアドレス教える必要ないんじゃないの?






その後、本館で学園祭の話題をふっかけて、メニューの価格設定のお話。



お昼は主人公を筆頭に、クッキーの作り方の演習。
それが終わってから、本館で本の話題を持ちかけて、観月は漫画を読まないことが判明。
読んでみたいとも思わない?と疑問をぶつける主人公。

観月「ええ、思いませんね。人の遺伝子や経済学の方が遥かに面白く感じます」


あり得ない。



夕方、広場に行くと観月と不二が話しているのを目撃。
「祐太が最近方に負担をかける練習をしてないって言ってた」と話す不二に
「1つの技に頼りすぎるのは良くない」と答える観月。

不二「クス、そうだね。……でも、安心したよ」
観月「何がですか?」
不二「祐太が無茶な練習をしていないようでね。もししてたら……ボクにも色々考えがあったんだけど」
観月「…………」






テニスの魔王様がいる。







その後、食べ物の話題を持ちかけて、「自分でビシソワーズを作って食べた」と話す主人公に
「料理の腕前がすごいのは素晴らしい」とベタ誉めの観月。
その言葉に主人公デレデレ。

観月「存分に照れてください。誉めているんですからね」




すいませーん、これ着ゴエにしたいんですけど!!(←無理)







観月と一緒に帰っていると、途中で「最近頑張っているからご褒美をあげましょう」と言われました。
やぁった〜、何かな〜希望としてはアナタが(自主規制)


観月「ご褒美として貴方の事を名前で呼んであげましょう」
瑠華「え?」
観月「ああ、ボクの事も名前で呼んでもらって構いませんよ。んふっ……」
瑠華「え、えっと……」
観月「なんですか?不服ですか?」
瑠華「いえ!そんな事ないです、観月先輩!」
観月「…………」
瑠華「じゃなくて、はじめ先輩……」
観月「んふふっ、よく出来ましたね。李央さん」



おかしい。





内容的には不服なのになんだろうこの充実感・・・。





その夜、観月から電話があって映画に誘われました。



8月28日(日)

まずは観月に誘われたフランス映画を観て、食事へGO。

瑠華「先輩はビシソワーズと冷製トマトのカッペリーニですか?」



何だその料理。






トマトしか分からねぇよ。







その後、ビシソワーズについて観月から細かく説明されました。
多分一生食べる機会ないから覚えてませんが。
あと語学についての知識も見せ付けられました。自慢か?自慢なのか?


昼食を済ませた後、観月が寄りたい所があると言うのでついて行くことに。
すると本屋に行って、それぞれ欲しい本を購入。
何を買ったんですかー?と主人公。

観月「ああ、これは経済の本です。単なる暇つぶしですけどね」





は?





観月「簡単な事ですよ。経済というのは欲望の学問です」
瑠華「欲望の?」
観月「要するに、人が何かを欲しがるから経済というのは成り立つんです」
瑠華「なるほど……」







目の前にいるのは本当に中学生ですか。






ちなみに主人公は科学の本を買ったらしい。
もっと中学生らしい買い物したらどうだね、君たち。



8月29日(月)

朝、広場に行くと

観月「ああ、李央さん。お待ちしてましたよ」

あらやだ、対応変化してるわ。
じゃあいっちょ恋の話題でもしてみましょうか。
付き合ってる人がいるのか聞いたら、NOと答えられました。
すると今度は観月に「好きな人がいるのか」と聞かれて、たじろぎながらNOと答える主人公。
さらに「お付き合いしたい人は?」と聞かれて、「先輩も答えてないから答えられましぇーん」と主人公。

観月「おや、残念」
瑠華「もう……からかわないで下さい」
観月「このボクがからかうなどと不毛な事をすると思っているのですか?」
瑠華「え、あの……」
観月「……まぁ、貴方の焦る姿を見るのは楽しいですけどね」
瑠華「せ、先輩っ!」
観月「……貴方は、本当に可愛いですね」
瑠華「しっ、失礼しますっ!」
観月「んふっ、最後は逃げられましたが概ねシナリオ通りでしたね。……んふふっ」






この時点で「貴方の焦る姿をみるのは楽しいですけどね」「貴方は本当に可愛いですね」
何度も何度もリロードしたのは私だけですかね。
絶対他にもいる。絶対いる。いなきゃおかしい。





とりあえず誰かティッシュヘルプお願いします。(←鼻血出したのか)





お昼は、また主人公の指導の下、ケーキ作りの実習。
それが終わってから本館にておしゃれの話題をしてみました。
制服のイメージが強いから私服も白シャツを着てそう、と主人公が言ったら
いつもじゃないけど着ることもあるらしい。
さらに「観察力がある」と主人公を誉める観月。

瑠華「ありがとうございます。先輩にそう言ってもらえるなんて嬉しいです」
観月「んふっ、素直なところがなかなか……」
瑠華「え?何ですか先輩」
観月「いえ、こちらの話です。気にしないように」


気になるよー気になるよーこの気なんの気、気になる気ー。(←字が違う)


そして夕方はステージで話していると夕立にあってしまって
観月の傘に入れてもらいました。
なんだろう・・・イベントのはずなのに、いまいち萌えどころが無かったぞ。



8月30日(火)

朝、広場にて宿題の話題で、第二外国語がフランス語とかそんな話で終わりました。


で、昼は観月の指導によるスコーン作りの実習を開始。
自分達で作って実際食べてみて、全員絶賛。これならイケるんじゃねーの!と。
その後は本館にいる観月とスマッシュのミニゲームをやって丸井人形をゲット。
お前、丸井と接点ないだろうに。



そんで夕方、広場にて学園祭の話題をして、主人公が紅茶の淹れ方を図も入れて書いたのを観月がチェックして終了。



さらに夜、また観月から電話があって、明日図書館に行こうと誘われました。



8月31日(水)

図書館で待ち合わせして、今日は一体何のつもりだと問うと
「2人でゆっくり本を読みたかった」と言われました。何じゃそらー!

観月は利己的遺伝子に関する本をチョイス。
よく知らない主人公は、思ったとおり観月に「利己的遺伝子て何ですか」と質問してしまいました。



ハッキリ言って愚行。



ほら見ろ、観月が活き活きとして説明し始めた!止まらない!止まらない!
観月は止まらない!なんだかとってもエネルギッシュ!
もう何度『利己的遺伝子』って言ったか分からない!
もう止められない観月は例まで挙げてまだ話し続けてる!
主人公間違いなく質問したことを後悔してる!!


そんな観月の凄さは留まる事を知らない。


お昼は公園で主人公の作ってきたお弁当を食べることに。

観月「では遠慮無く……うん、このおにぎりは、いいお米を使っていますね……もしやこれは?」
瑠華「え?」
観月「山形産の米ではないですか?」






米の産地を言い当てやがったこの男。






何コイツ!何コイツ!
「山形出身だから」で全て片を付けようとしている!!
そんなバカな!!
そんでもって山形産のさくらんぼにも大喜び。



で、食べてるうちに「貴方は自然に人を喜ばせる才能がある」と誉め出す観月の言葉を
「んな事ぁない」と否定する主人公。


観月「ありますよ。貴方がいると自然に心が安らぎます。飾らない気遣い……とでも言いましょうか」
瑠華「そ、そうでそうか?」
観月「ええ、少なくともボクにとっては非常に心地よい時間を過ごせます」
瑠華「あ……ありがとうございます」





もうここは好意に値するよとか言っちゃえばいいんじゃないの?
言っちゃえよ、言っちゃえばいいよ。





この際キャラ設定とか無視しちゃえよ。(←無茶言うな)








9月1日(木)

始業式が終わって、学校から学園祭会場まで向かって、
テニス部員に「慰労会に水着持って来たまえよ」と伝えてから、喫茶店の最後の飾りつけへ。
大体終わったーと思ったところで、突然の地震。
そんなに揺れは大きくないねーと安心したところで、厨房の方からガラガラと音が聞こえて
急いで行ってみると、食器棚の脚が不良品だったみたいで食器類半分が崩壊。
慌てて跡部に報告しに行って、事情を知った跡部からレンタル業者のリストを貰ってきて
テニス部員で分担して当たっていると、1件だけ貸してくれるところを発見。
でも長野の倉庫まで取りに来いと言われてしまいました。長野て!!
しょうがないので、また跡部に報告。


跡部「……ったく、こうなりゃ奥の手を使うしかねーか」
瑠華「え?え?」
跡部「……輸送用のヘリを飛ばす」



マジすか。



もう何でもアリの跡部のおかげで、無事に準備が終わりました。




9月2日(金)

朝、本館で喫茶店のインテリアの最終チェックをしている観月。
特に特筆すべきことは言ってくれなかったので割愛。


お昼は屋内プールで慰労会。
罰ゲームの乾特製イワシ水をかけて、無駄に白熱する個人戦の水泳大会。
最終戦の八艘飛びで、観月にエールを送る主人公。

葵「観月さん、慎重に板を……っと!観月さんが徐々に加速していく!見事渡りきりました!」
樺地「シナリオ通り……です」




お前のシナリオなのか、それは!




ってか、それは絶対観月とセリフかぶるからダメだって!
あとで絶対観月が言うってそのセリフ!!



見事、優勝を勝ち取った観月。

観月「んふっ、シナリオ通りです」





ほら、かぶっちゃった。







ちなみにイワシ水は柳沢が飲んでました。よかったね。




9月3日(土)

朝は1人で寂しく学園祭を回ってみました。

そんでお昼はアトラクションコンテストの見学。
観月の迫真の演技っぷりを堪能してから、一緒に模擬店巡りへ出発。
まずは不動峰のお化け屋敷へ。

神尾「いらっしゃい!」

おー意外とフレンドリーだなぁ神尾。

観月「それより神尾くん、貴方のスピード……あれは大したものですね」
神尾「そ、そうっスか?」
観月「トレーニング施設の整った我がルドルフに来れば、その力をもっと引き出せますよ」
神尾「……アンタ、何しに来たの?」




ごめん、彼の持病が出ちゃって。(←勧誘は病気か)





次に山吹のもんじゃ焼き屋へ。

亜久津「なんだ、客か?入るんならさっさと入んな」

「入らねーなら消えやがれー!」と言われて、結局入らずに帰ってきました。



夕方、アトラクションの結果発表で、見事に観月の書いた『本能寺の変』が優勝。
共に喜んだ後、また一緒に学園祭を回りました。


氷帝のゴージャスカフェの前を通りかかると、跡部が登場。
「奢ってやるから入りやがれ」と言われて渋々入ることに。

観月「では冷製カッペリーニのキャビア乗せを」




お前中学生やめちまえ。




瑠華「私は……フォアグラのテリーヌを」





お前も中学生やめちまえ。





っていうかもう喫茶店に置くメニューじゃないよ。


しばらくして跡部が料理を持ってきて、満足そうに見る観月。

観月「んーっ……いいシェフですね。もしや……樺地くんですか?」
跡部「ほぅ、よくわかったな」
観月「おや、本当にそうだったんですか。確かに彼は器用でしたが……こんな事まで出来るとは……」
跡部「そこだな。お前の悪い所は」
観月「え?」
跡部「可能性を決め付けるな。人は成長する」
観月「……なるほど。肝に銘じておきましょう」



それだけ告げて去っていく跡部。
あの立ち振る舞い、言葉の重み、ここには歳相応のキャラはいないんですか。



9月4日(日)

朝はまた1人で模擬店巡りへ。


お昼になって喫茶店の調子を伺ってみると、売り上げはまあまあいいけども客の回転率が悪いとのこと。
そこで主人公が「テイクアウト用のやつにアイスティーを入れて売り歩こう」と提案。

観月「……アイスティーを?まさか、レモンティーにするつもりじゃないでしょうね?」

こだわりを捨てきれない観月を黙らせて主人公の案を実行。

観月「ふぅ……外での売り子は日に焼けるので好きではないんですが」






じゃあ赤澤に任せればいいよ。(←酷)





しばらくして2人で休憩を取っていいと言われたので、まずは青学の綿菓子屋へ。

手塚「いらっしゃい、観月」

とりあえず他愛ない話をしていた気がするんだけど、なんだか手塚が怖かったのは気のせいですかね。


そして今度は六角の海の家へ。

黒羽「いらっしゃい!……何だ、観月か」

明らかに変な顔する黒羽。

観月「……不機嫌な様ですね、黒羽くん」
黒羽「あのな、ウチの淳をたぶらかして連れてっといて何言ってんだよ」
観月「ああ、あれは不幸な勘違いでした」


「本当は亮を連れて行きたかった」と不満を言う観月に、大笑いの黒羽。
淳の立場は・・・?



夕方、模擬店コンテストの結果発表で、もちろんルドルフの喫茶店が優勝を掻っ攫いました。
その後の社交ダンスで踊ろうかどうか迷っているところに観月が現れて、お話しようと誘われました。
学園祭の後もテニス部のことでやることが山積みだと言う観月を感心しながらも、体調管理を気遣う主人公。
すると「自分のことは指摘されるまで気付かないから貴方もいないと不安です」と言う観月。

観月「どうしました、李央さん。何か言いたそうですね」
瑠華「あ、あの……」
観月「……と、こういう言い方は、我ながら卑怯ですね」
瑠華「え?」
観月「李央さん、ボクを助けてくれませんか。ボクを手伝ってくれませんか?貴方がいれば、ボクは大丈夫です」
瑠華「あ……」
観月「傍にいて欲しいのは貴方だけです。ボクが好きになった、貴方だけ……」








ボクはキミに逢うために生まれてきたのかもしれない。







もう、満足です・・・。
この声でこんなセリフを聞けただけで満足です。
心の補完です。




そしてエンディングでは、観月の淹れた紅茶を一緒に飲むシーンでした。
差し出された紅茶を飲んで、美味しいと喜ぶ主人公。

観月「ボクが貴方のために淹れたんです。当然ですよ」
瑠華「は、はい」
観月「今更照れる事もないでしょう。貴方らしいですが。んふっ」






ぶふっ。(←何か吐いた)




えーと・・・気を取り直して、
今度は主人公が作ったスコーンを差し出すと、満足そうに食べる観月。


瑠華「私がはじめ先輩の為に心を込めて作ったんです。当然ですよ」
観月「…………」
瑠華「ふふ。いつもいきなり言われてるから、仕返しです」
観月「そういう仕返しなら、いつでも大歓迎ですよ。それに貴方がそういうつもりなら、ボクも頑張らないと」
瑠華「え、えっと……」
観月「覚悟してくださいね。んふっ」








ごふっ(←また吐いた!)





やばいよなー・・・何がやばいって、この声だよな・・・。
でもこの世界のどこに利己的遺伝子について語り合えるような中学生カップルがいるんだろう。
いや、探せばいそうだけど・・・怖いよ。



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