伊武 深司〜いぶ しんじ〜



不動峰中テニス部2年生。
部長の橘も認めるテニスの実力の持ち主。
サラッサラの黒髪ストレートの持ち主で、顔もレベルは高いほうだと思います。



が、世の中そんな上手くいかないわけで。



性格に一癖あるというか、口調に一癖あるというか、被害妄想が激しいというか、ちょっとイタイというか、
とにかく常にボソボソとボヤくのが特徴。
つぶやきシロー以上につぶやいてきます。
オブラートに包むことなく失言暴言を吐いてくるので
伊武と付き合うならば、菩薩の心を持った女子でないと無理だと思います。
それかムダにポジティブな女子。


声が小さいので、常にボリューム大で挑んでます。
字幕がなければ絶対何言ってるか分からない。
そして突然出てくるリズム野郎の声がでかすぎてビビる。
お前ちょっと断りを入れてから出て来いよ。(←無理)


しかしある意味、コイツこそがツンデレの申し子だと思ってますから
その手の趣味がある人にとっては、こいつを落とすのは楽しいんじゃないかと。



8月20日(土)

学園祭の実行委員という立場でテニス部のミーティングに出た主人公瑠華李央
部長の橘による紹介で部員に挨拶をして
「学園祭に氷帝の跡部が関係している」と聞いて、反応する伊武。

伊武「……怪しいなぁ……あの跡部って奴、なんか信用できないんだよね……」

ああそのセリフも他の学校の奴らからも何度か聞いたけど
お前が言うとシャレにならんくらいだな。


模擬店コンテストで優勝sいたら、補助金が出ると聞いてやる気だす貧乏不動峰メンバー。(←貧乏言うな)
さらにアトラクションコンテストで優勝すると、ウィンブルドンのチケットが出ると聞いてどよめくメンバー。

伊武「……嫌味だなぁ。自分が金持ちだってことを見せびらかしたいだけじゃないの」

お前はヒガミ根性が浮き彫りになってるぞ。



8月22日(月)

朝は出店する模擬店を決めるミーティング。
伊武がお化け屋敷を提案すると、みんなも「いいんじゃないか」「夏だしね」と賛同。

神尾「深司がお化け屋敷を提案するなんて似合い過ぎだな」
伊武「……なんだよそれ。自分の方が妖怪と友達みたいな髪型してるくせに。嫌んなるよな、まったく……」
神尾「なっ!?」
橘「……神尾、深司」
神尾「くっ……すいません」
伊武「……すんまそん」




伊武、最高。





敢えてみんなが避けてきたNGワードを、臆すことなく言うその度胸がすげぇ!!
ヒー!笑える!
主人公どうしてここで笑わないんだ、こらえてるのか?


まぁとりあえず模擬店はお化け屋敷に決定したので、主人公は実行委員会に報告。
それから本館の食堂で昼飯中の伊武に話しかけて、
許可を貰って伊武と一緒にご飯を食べることに。
伊武に「何の定食?」と聞かれて選択肢が出るんだけど、ここは個人的な好みで『出し巻き定食』をチョイス。

すると「美味そうだな」と興味を示す伊武。
むしろ野沢菜に興味を示す伊武。
こいつのオフィシャル設定はあまり知らないんだけど、漬物フェチなんですかね?(←フェチは間違っている)
餌付けしたら親愛度アップしました。
なるほどね。

鯛はエビで釣れるけど伊武は漬物で釣れるわけね。



お昼はお化け屋敷のブースの下見。
今朝報告したのに、もうブースが決まってるってどんだけ仕事が早いんだ跡部。
委員会で借りるものをリストアップしたいところだったけども
演出次第で必要な物が変わるから、後日に延期。

それから、また本館にいる伊武に話しかけてみると

伊武「はぁー。運営委員だから仕方ないか。聞いてやらないと……」




ムカ。




夕方になって、今度はテニスコートにて学園祭の話題。
大掛かりな仕事って大丈夫?と純粋に心配する主人公。

伊武「大丈夫だけど。あれ?遅れてる?それ、俺のせい?」


誰もそこまで言ってない。



8月23日(火)

朝は本館でテニスの話題で、他愛ない話をして終了。
こいつの好き嫌いが掴めないから、変な話題を振ってしまわないか気を遣いまくりです。


お昼はアトラクションミーティング。
ロックバンドを提案する神尾に、「俺も参加しよう」と伊武。
どうせなら橘さんと一緒に和太鼓をすれば良かったのに。(←絶対無理)


ミーティングが終わってから、本館に行って
伊武に「手伝うことある?」と話しかけたけど、「別に」とスッパリ断られました。
しかし簡単に食い下がらない主人公。
「なんか元気ない?」と聞いてみると
「別に」と答えつつも「俺の喋り方のいか」と一人の世界に入ってブツブツ言い始めました。
それでも健気に「そんなことないよ」と言う主人公。

伊武「そんなこと言って、本当は嫌な奴だなぁとか思ってるんじゃないの?別にいいけど……」
瑠華「そんなことないよ」
伊武「本当にそう思ってるのかなぁ。疑わしいなぁ……嫌いなら嫌いではっきり言ってくれた方がいいのに」


これは一体どうしたものか。
埋めようとすればするほどに溝は深まる一方なんですが。
なんなんですか、彼の前に立ちはだかる壁は。



はっ・・・もしや、これはA.T.フィールド!!?






リリンもわかっているんだろう?
A.T.フィールドは誰もが持っている心の壁だということを











ママ!ママ!
わかったわ!!
A.T.フィールドの意味!!










どこまでも落ちていく伊武の言葉に、「別に嫌じゃない」と引き下がらない主人公。
しかも「自分でもたまに独り言言うし、余計な事を言っちゃったりするし」と
今度は主人公が一人の世界に陥りました。
なんだこの手に負えない2人。


伊武「別に……気にしなければいい……」



とうとう伊武に慰められる始末。



そして夕方は広場にて天気の話題で
なんか罵られつつも親愛度アップしました。
イマイチ伊武の心情が理解できん。



8月24日(水)

朝は広場にて学園祭の話題。
「カナヅチで指打ったりしない?」と純粋に心配してみたのに
「そんなにマヌケに見える?イヤんなっちゃうなぁ」と返されました。

お昼になって、お化け屋敷の会議。
和風にするか洋風にするかをまず考えて、和風に決定。
でも演出に関しては、定番ばかりでいいアイデアが出ず。
しょうがないので、各自調べたりしてまた会議を開こうということに。
しかし解散前に「お化け屋敷するなら御祓いとかしたほうがいいんじゃ・・・」と言い出す主人公。

伊武「お岩さんの祟りとか……」


伊武の一言で一気に暗くなる雰囲気。


ダメだよ伊武!
お前の言葉はこういう事に関しては絶大な威力を持ってるんだから!!



っつーことで、御祓いする事に決定して、それからステージに行くと
アトラクションのロックバンドメンバーが、何を担当するかで騒いでいるのを目撃。
そこへ無謀な主人公が入り込んで事情を聞いて、誰がボーカルをやるかで揉めていると判明。
桃城が一方的に「ドラムやれ」と言ってくるせいで、カチーンときた伊武。
そんなただならぬ雰囲気を察知した鳳が「くじ引きはどう?」と提案。

伊武「……俺、そういうの当たったことないんだよね……くじ引きだって公平とは限んないんだよ……世の中運のいい奴と悪い奴とが決まってるんだよな……全く不公平だ……」


それからジャンケンという案も出たけど、伊武がグチグチ言うので却下。
だったらどうしたらいいんじゃい!というところで、主人公の指名という案が通ってしまいました。バカな!
まぁ、今回のターゲットは伊武だしね。
もちろん伊武指名ですよ。


伊武「!」
桃城「うそだろーっ!?」
神尾「まさか……よりによって深司かよ」
伊武「……本気で言ってるの?後で冗談だったなんて言ったらひどいよ……」


その「ひどいよ」ってのは
お前が傷つくって意味なのか、はたまた主人公への報復を意味しているのか。(←後者有力)


まぁ担当が無事決まったんだから、よかよか。



伊武「……まさか俺を選ぶとは思わなかった……こういう時は礼を言った方がいいんだろうな……でもきっと何か裏があるんだろうなぁ……」



頼むから素直に喜んでくれないか。



それから普通に話しかけて音楽の話題。
ロックバンドに参加するくらいだから、音楽の話題は支障ないだろう。
しかしどんなのを聞くのか尋ねてみたら「アイリッシュミュージック」だと。
へー。(←興味ないのかよ)


その後で携帯番号を聞かれました。
おや、意外と早いな。
でも「面倒くさいけど」は余計だぞ、伊武。



そして夕方、広場にてテニスの話題。
「すごい技持ってるんだってね!」とツイストサーブの名前を挙げる主人公。

伊武「そのサーブ、他校の奴の技ね。俺の技じゃないんだよね……知ってて間違えてるのか?あー間違えられてヤナ感じだな。どうせ俺目立たないし……」



やっちまった。



慌てて「すごいのは知ってるよ!」とフォローする主人公。

伊武「俺がすごいの?それ本気で言ってる?嘘だったら……わかってるよね





奴は本気だ。






8月25日(木)

朝、テニスコートにて恋の話題!・・・といきたいところだが、親愛度下がるのは目に見えてるので食べ物の話題に。
というか漬物の話題でした。
ほんと漬物好きだなオイ。


お昼は再度お化け屋敷会議。
各自で調べてきたことを言い合って、セットは病院・墓場・薄暗い夜道の3つに決定。
最後の「薄暗い夜道」はテニス部メンバーだが攻略キャラではない石田による提案。

伊武「……そこにぽつんと人が立ってると怖くない?」



お前のほうが怖いわ。



それから「マネキンも欲しいねー」と演出の話題で盛り上がる一同。

伊武「あと日本人形……髪の伸びるヤツ
神尾「いや、髪は伸びなくていいって」


もう伊武が着物で立ってろと思う私は間違えてますか。
髪型も日本人形だし、髪も伸びるし、文句のつけようもないじゃないですか。

一応、日本人形の案は取り入れられて、委員会に頼んで手配することに決定。



伊武「……置いている間に髪が伸びたりして」




そういうのはせめて笑って言ってくれ。
頼むから。




それから、本館で出会った伊武に
「独り言を言うのは悩みがあるから?」と尋ねる主人公。
その質問に「その時思ったことが口から出てるだけ」と答える伊武に
主人公は「正直っつーか素直なんだ!」という答えを見出し、
さらに「自分は相手を傷つけるかもって考えちゃうから、それが羨ましい」と話してました。

いや、そりゃ言いたい事が言えるのは羨ましいかもしれないけど
その分、敵を作りやすいという諸刃の技ということを肝に銘じたほうがいいぞ。



夕方は本館で学園祭の話題で他愛ない話して終了。



8月26日(金)

朝、本館にて「御祓いが無事終わったねー」と伊武に話しかけると
最近、施設内で何かが起きるという話をされました。
その何かというのが「誰もいない部屋のモニターが勝手に点く」とか「無人のトイレに人影」とか
まぁありきたりな話なんですが、それを聞いて「ウソだー」と怯え出す主人公。
「じゃあ確認する?」と伊武に言われて、嫌々ながら「段の数が増える」という階段のところへ。


既に確認済みの伊武によると、「12段だった」とのこと。
しょうがなく、主人公も意を決して段の数を数え始めました。

瑠華「えーと……1、2、3、4、5、6、7、8、9……」
伊武「今、何時だっけ?」
瑠華「え?10時だけど」
伊武「ありがとう」
瑠華「えーと、11、12……えっ!?」




・・・・・・






パトラッシュ・・・
疲れたろう・・・?
ボクも疲れたよ・・・






どうしたらいいんでしょう。
こんなお約束に引っかかる主人公を一体どうしたらいいんでしょう。
というか、こんなお約束に引っかかる主人公がこれからどうしたらいいんでしょう。
将来が心配です。



オロオロと「13段あるうううう!!」とパニックに陥る主人公に
クールに「もう一度数えれば?」と伊武。
しかし次は伊武もトラップをかけなかったので、もちろん12段。
その事にさらに怯えてしまい「用事があるから!」と、主人公がその場から逃走。

伊武「あ、逃げた……本気で気付いてないのか……面白い奴」

いや、どっちかといえば伊武の方が面白い。
まぁとりあえずこれで特殊話題の『13階段の話題』をゲット。



お昼になってお化け屋敷作りを開始。
今日は「薄暗い夜道」を作って終了した模様。


お化け屋敷作りの後、本館にいる伊武に早速『13階段の話題』をふっかけて
「あの後もう1回やったら、何度やっても12段だった」と主人公が話し出しました。
え!?また行ったの!?
なかなか勇気あるなこの主人公・・・。

しかしその話を聞いて「当たり前だろ」と伊武。
「あの時のことを思い出してみろ」と言われて、午前中のことを思い返して
9段目まで数えた時に伊武が時間を聞いてきて・・・と思い出したところで
ようやく気付いた主人公。


・・・かと思ったら


瑠華「あの時、10時ちょうどだったから!?10時ちょうどに階段の数が増えるの!?」
伊武「おいおい、まだ気付かないのか?」


ごめんなさい、ちょっとイタイ子なんで・・・。



主人公を不憫に思った伊武が説明をしてやると
「騙したのねー!」と主人公ご立腹。


伊武「……まさか、気付かないとは思わなかった」
瑠華「うう……確かに。なんて初歩的な引っ掛け……」
伊武「面白いな、お前」



ほんとにな。



夕方になって、本館で音楽の話題で、これも他愛ない話で終了。



8月27日(土)

朝、本館で壁打ちのミニゲームをやって向日人形をゲット。
何故に向日・・・どうせなら不動峰メンバーでこいよ。



お昼からはお化け屋敷作り。
今日は病院の設定のところでした。

その後は本館で、また伊武の独り言について「ネガティブなのが多いね」と話す主人公。

伊武「最悪の事態や、悪いことをあらかじめ考えておかないと、いざそういう事態になった時に困るだろ」

いや、確かにそうなんだけど・・・何かが違うような気がしなくもないような・・・。
それに対して主人公は「上手くいってる時に悪い事を想定して、悪い時にいい事を考えるようにしてる」と返答。
うん、それも確かにそうだけど・・・それも何か違うような気が・・・。
しかし伊武はそれを聞いて「参考にしよう」と。

とりあえずこのイベントで特殊話題『楽観主義の話題』をゲット。



夕方から広場にて、さっきの『楽観主義の話題』を持ちかけて
「ポジティブだけだとダメだよね」と話す主人公。
え!?ダメなの!?(真顔)
しかし「良い時は素直に喜ぶことも必要だから、たまには笑おう」と続ける主人公。
そうだ、良く言った主人公!
笑え!伊武、笑え!スマイリー伊武になれ!!(←それはおかしい)

伊武「別に……いいけど」







え!?いいの!?(←スマイリーにはならんぞ)







そんで、その日の帰りは伊武と一緒に帰ることに。
急に呼び止められて「名前……」と言われて、思わず主人公はキョトン顔。

伊武「……苗字で呼び合うのもちょっと他人行儀すぎるよな。まぁ、俺はどうでもいいけど……」
瑠華「伊武くん?」
伊武「少しは気付けよな。俺が全部言わないと分からないのか?他の事は気付くくせに、こういうのは気付かないのか。あぁ〜あ、めんどくさい奴だな……ちょっと、むかついてきたな」

いや、そんなことでムカつくなよ!

瑠華「伊武くん、よく聞こえないんだけど」


もっと言葉に気をつけて主人公!!
ダメだよ!そんなストレートに言ったら!
ただでさえ面倒臭い性格なんだから、そんなこと言ったら余計にヘソ曲げちゃうよ!!


伊武「何で俺がこんな事で悩まなくちゃならないんだ」
瑠華「何か……怒ってない?私のせい?」
伊武「はぁ〜結局俺が言い出すのかよ。……名前で呼んだら許す」



なんじゃそら。





全く良く分からない解決案ですが、とりあえずそれで主人公も
伊武のことを「深司くん」と呼ぶようになったので、伊武も満足の様子。

そんでその日の夜、伊武から電話が。

伊武「……こんばんは。伊武だけど」





伊武が挨拶した・・・!!(←呪われるぞ)





しかも遊園地に誘われました。
あぁ、きっとお化け屋敷の参考ってやつだな。



8月28日(日)

遊園地に着くや否や、早速お化け屋敷に行こうと言い出す伊武。
案の定、自分達の出店するお化け屋敷の参考にする為に来たらしいです。
デートだと思ってた主人公は(早とちりしかけたな)と反省。

瑠華「く……暗いね?」
伊武「何言ってんdな。明るかったらお化け屋敷じゃないだろ」
瑠華「そ、それはそうなんだけど……何だか……いかにも何か出そうじゃない」
伊武「出るだろ。お化け屋敷なんだから」




どこまでもクール&ドライ。




なんだこいつ、氷の聖闘士か。




対する主人公は、お化け屋敷の演出にキャーキャー騒ぎまくって
無意識のうちに伊武の服をつかんでいたらしく
「伸びるから放してくれ」と注意されてしまいました。

伊武「別に……いいけど。服にしがみつかれたら、嫌だったけど」
瑠華「え?」
伊武「手、貸してやる。握るなら手の方がいい」






・・・やった・・・とうとうやってやった・・・。



伊武もとうとう自我を抑えられなくなったか。






不動峰のツンデレも地に落ちたものだな。








お化け屋敷を出てからは、2人で他に色々なアトラクションに乗って終わりました。
伊武だと寄り道なしかぁ・・・つまらんなぁ。



8月29日(月)

朝はテニスコートにてスマッシュのミニゲーム。
そして何故か大石の人形をゲット。


昼からはまたお化け屋敷の、最後の墓場のセットを作成。


それが終わってからステージに行って
また伊武の独り言について談義。

「ただの独り言じゃなくて、考えをまとめてるんだね」という主人公の分析に
「そうかも」と答える伊武。
そんな伊武と話してて「少しずつ分かってきた」と嬉しそうに話す主人公に
伊武も「そう言われたのは初めて」と、まんざらでもない様子。
どうやら橘や神尾には言われたことは無いらしいです。
それを聞いて「言わなくても分かってるからじゃないの?聞いてみたら?」と勧めてみる主人公。

伊武「それは別にいい。橘さんたちが分かってるか分かってないかは、今はどうでもいい。俺は……お前が分かっててくれるならそれで……」


んのあああああああ!!
ムズ痒い!ムズ痒いよ伊武!!
いつもの地の底から響くような罵声はどうした!!
お前のアイデンティティはそれだけだろ!?(←失礼な)



そんでもって夕方、テニスコートに行くと伊武に呼び止められました。
話したいことがあるというので聞いてみると
「俺の小言、正直ウザくない?」とのこと。
い、今更それを聞きますか貴様!
まぁ主人公は当然「気にしてない」と答えてましたけど。

伊武「……お前には悪い印象を与えたくないんだ」



い、今更それを言いますか貴様!!!



しかしさすがは主人公。
このいかにも意味深なセリフを「何で?」と返しました。
小悪魔め。

伊武「気付かないのか……なんて鈍い奴なんだ。こんな奴の為に、俺が悩んでたなんて、ちょっとバカらしく感じてきたな。あぁ〜あ、疲れるな」
瑠華「深司くん、何ブツブツ言ってるの?」
伊武「ん?悪い悪い。そうだね、俺が全部悪かったよ」
瑠華「え?そんな事はないと思うけど」
伊武「そりゃそうだよな。鈍い奴が悪いんだから……


ひ〜腹いてぇ〜伊武おもしれぇ〜!!



8月30日(火)

今日は朝から恋の話題に花を咲かせてみました。
「彼女になる人はどんな人だろう」と言う主人公。
どうやらその彼女が伊武のぼやきに耐えられるか心配らしいです。

伊武「耐えるってなんだよ、耐えるって。俺がいじめてるみたいじゃないか……」



立派な精神的暴力じゃないか。



主人公がPTSDになったらどうしてくれる。
いや主人公に限ってそれは無いだろうけど。


伊武のぼやきは癖みたいなものだから、聞き流せばいいという
正しい対応マニュアルを把握している主人公に
伊武も「分かってるじゃないか」と言うけども、「私がわかってても仕方ないじゃない!」と主人公反論。
それを聞いてちょっと考え込む伊武。

伊武「お前、歯並びが綺麗だな」


何をどうトチ狂ったんだ伊武。


主人公も突飛な話題に一応礼を言いつつも
すぐに「話しがズレてる!」とご立腹。


伊武「……なんだよ。鈍すぎじゃないか?こんな鈍感な奴を相手にするのか。ちょっと憂鬱だな……」




君の生まれの不幸を呪うがいい。




お昼からはお化け屋敷のリハーサル。
まぁセットだけ作っても演出練習しなかったら意味ないもんな。
しかし演出の練習をするにもお客の役がいないとどうにもならない。
ということで主人公に白羽の矢が刺さったのだが、これを丁重にお断りしました。怖いから。


が、そこは我らが部長橘さん。
抜かりなく客役の人を既に呼んでました。
そんなこんなで青学の大石が登場。
大石はお化け屋敷の類では驚くことは無いという、意外にもクールな奴らしいけども
いざお化け屋敷に入ってもらったら「驚いた」とのこと。
めでたし、めでたし。(←終わるな)



リハーサルの後、テニスコートで宿題の話題をば。
1つやり残している宿題があるという伊武に主人公がダメ出しをすると
案の定「俺はダメな奴だよ」と伊武はやさぐれた様子。

瑠華「はいはい。少し手伝ってあげるから早く終わらせようね」
伊武「今度は子供扱いか……はぁ〜」
瑠華「ふ〜ん。それじゃ、自分で頑張ってね。またね、深司くん」
伊武「……あ、手伝ってもらいそこねた……」


後悔先に立たずという言葉を見事体現してくれました。
そんなに体張らなくてもいいのに。
そういうの神尾に任せておけばいいんだよ。(←損な役回り決定)



夕方は広場にて食べ物の話題。
奈良漬けを食べるとすぐに顔が真っ赤になると話す主人公。

伊武「ぶっ……」
瑠華「あ、笑った。ひどいな……」
伊武「漬け物で酔っ払うなんて弱すぎじゃん」
瑠華「う……いいの、未成年なんだから」
伊武「ククッ……」
瑠華「もう!笑わないでったら!」
伊武「すんまそん……ククッ」


・・・・・・



伊武が笑ったことにも思わず動揺しちゃったけども
それよりも真顔で笑う伊武の姿に恐怖すら感じます。
どうしよう、せめてこれでスチルを用意して欲しかった。
怖い怖い、伊武怖い。



そんで、その日の夜、また伊武から電話があって
映画に誘われました。



8月31日(水)

主人公よりも先に待ち合わせ場所にいて「この前、先を越されたから」と言う伊武に
「競争じゃないのに」と主人公は呆れ顔。

伊武「……何だよ。単にお前を待たせたくなかっただけだっての……」




壊れるほど愛しても
(声が)3分の1じゃ伝わらない






声出していこう!!(←円陣を組みながら)





ホラー映画かと思いきや、意外にもアクション映画を鑑賞。
観終わった後は、いつもの喫茶店で各々の映画の感想やら批評やら。
この日観たのはシリーズものの3作品目らしいけども、アクションは1作品目がいいらしい。
ああ、ネバーエンディングストーリーみたいなもんだ。
でも主人公は2作品目のが好みらしい。
それを聞いて「うちにDVDあるから見直してみる」と言う伊武。

バッ・・・お前!バカ!
そういう時は「一緒に観る?」って言うんだバカ!



それから水族館に行って深海魚フェアやらサメの展示会やらを見て回って
楽しかったねーと話していると、突然
「俺のつぶやきにも答えるなんて珍しい、楽しいか?」と伊武が聞いてきました。
すると「伊武の考えてることがそのまま分かるからいい」とスッパリ答える主人公。

伊武「……お前さ、その……」
瑠華「え?」
伊武「い、いや……何でもない」



・・・・・・!!!




・・・・・・た・・・・・・








橘さああああん!!!(←呼ぶなよ)








9月1日(木)

始業式が終わってから学園祭会場前で集合。
「明日の慰労会に水着持って来いよ」と部員に伝えてから
お化け屋敷の最後の飾りつけに行くと、セットがボロボロになってて一同愕然。

そのボロボロになったセットの一部に猫の爪あとを見つけ
「そういえば最近ノラ猫を良く見かけるなぁ」と思い出す石田。
お、お前、そういうのはもっと早く言え!!

とりあえず現状を跡部に報告して、10時まで作業延長許可を貰い
なんとかセットの修復が終わらせてからは
跡部が手配した捕獲用のオリとマタタビでノラ猫捕獲作戦を開始。

伊武「ほらほら、こっちだ……なんで来ないんだよ……マタタビあげてるのに」

まぁ相手は動物ですから。
近づいたらいけない相手ってのは本能的に分かるんじゃないかと。


しばらく部員全員で格闘したおかげで、なんとか全部確保することに成功。
このネコ達はひとまず跡部が預かるらしいです。
いいもの食わせてもらえよ。



9月2日(金)

朝、広場にて「ゴロゴロじゃなくてゴロだ」と言い張る伊武と
一緒にゴロしてました。(←何だそりゃ)


お昼からは室内プールで慰労会。
唐突に「水泳大会だ!」と言い出す主催者跡部。

伊武「……なんだよ、水泳大会って。余計疲れるだろ。慰労になってないじゃないか」

文句をブー垂れながらも全員強制参加。
いくつか種目を終えて、最終種目は八艘飛び。
そこで主人公は伊武に向かって大声でエール。


葵「おや、伊武さんが何やら口の中でボソボソ呟いているようです。しかしここからでは全く聞こえません。おっと!伊武さんがいきなり速度を上げた!このまま渡りきるのか!?」
樺地「彼は本気になった模様……です」


うん、もう伊武専用にピンマイクとかつけてあげた方がいいよ。



そんなこんなで、結果として伊武が優勝。
橘さん!どうした橘さん!!
とりあえず伊武よ、優勝のコメントを一言!

伊武「……疲れた」



なんて祝い甲斐の無いセリフ。



そんでもって罰ゲームは神尾でした。

伊武「アキラか……リズムリズムってうるさいからああなるんだよな」

しょうがない。
あいつはもう病的なものだから。
末期だから。



9月3日(土)

やっと始まった学園祭。
初日の午前中は1人でさびしく回ることに。


お昼になってからはアトラクションコンテストの見学。
伊武が歌ってる!伊武が本当にボーカルやってる!
ステージの中心で伊武が叫ぶ!


でも伊武の大きな声を聞けるなんてすごい貴重だろうな・・・。


出演の終わった伊武に「良かったよ〜」と伝えて、それから一緒に学園祭を回ることに。
まずはルドルフの喫茶店へ。

観月「どうです、伊武くん。ボク達の喫茶店で憩いの一時を過ごしてみませんか?」
伊武「過ごさない。……アンタ、うさん臭いから」


お前どうしてそのダイレクトな発言を主人公へのアピールに使わないんだ。


観月のことだから絶句するかなぁとか思ったけど、特にそんなことなく
「おやおや」で流されました。
なんだ、意外と大人じゃないか、観月。


その次は青学の綿菓子屋へ。
ここではお化け屋敷の客役をやってくれた大石が対応。
さすが心が海よりも空よりも広い大石は、伊武のぼやきにも
「手厳しいなぁ」の苦笑で終わらせてくれました。
っていうかほんと伊武、嫌な客だな。
せめて買っていってやれよ。



夕方になって、アトラクションコンテストの結果発表。
伊武の出演したロックバンドが見事優勝して、共に祝った後は
また2人で一緒に模擬店巡りへ出発。


ブラブラしていると青学の喫茶店前へ来て、案の定リョーマが登場。
青学vs立海大の時にスポット使っただろ、と責める伊武に、リョーマはとぼけ顔。

伊武「ずるいんだよなぁ。人が苦労して編み出した技を勝手に使っちゃってさ。そういうの、盗作っていうんだよな」
リョーマ「簡単に真似されるような技を作るのが悪いんスよ」








黙れよ、パクプリの分際で。(パクプリ=パクリの王子様)







さすがにこれはリョーマが憎い。
お前なあ!人の技パクっといて涼しい顔してるくらいなら
もっとオリジナルの技だけで戦ってみろ!
ナルトを見習え!!
あいつは多重影分身と螺旋丸でここまでのし上ってきたんだぞ!!
途中、サスケの技パクってるけどな!
で、そのサスケはリーの技をパクってる、と。



あ、あれ・・・?
石田鉄とロック・リーの間に不思議な繋がりが・・・。




それはさておき、喫茶店に入るか否かで迷っていると

リョーマ「じゃ、入りなよ。おごるから」
伊武「じゃ、そうする」


年下に奢られるのをちょっとは躊躇ったらどうだ、伊武・・・。
見ていて悲しいぞ。


リョーマ「で、注文は?」
伊武「キミ、お客に対する態度、悪いよ」
リョーマ「気にしないでいいっスよ」


あ、あれ、おかしいな。



なんか今リョーマに某はばたき学園の美の申し子が乗り移ったぞ。(←ホラー)




とりあえずオレンジジュースを2つ注文。
注文の品を持ってきて早々、主人公に向かって「伊武さんの彼女?」と尋ねるリョーマに
あわててしまう主人公。

リョーマ「ふーん、そうなんだ。……わざわざ自分で苦労を背負い込むなんて……物好き」


いいじゃないか。
世の中には、いたぶられるのが好きという人間もいるのですよ。
それに比べれば可愛いもんだ。



喫茶店を出てから「そういえば彼女って言われて否定しなかったなぁ」と主人公がボンヤリ思っているところに
伊武から「お前も結構変だ」と酷い言葉を浴びせられましたが、「いい勝負でしょ」と主人公も反論。

伊武「ああ……そうかも。俺たち、もしかしてお似合い?」





それは無い。(真顔)






9月4日(日)

朝はまた1人で学園祭を回ってました。
せめて友達いないのか、主人公。


お昼になってから、不動峰のお化け屋敷の様子を見に行ってみると
一応お客は入っているようだが、他の店に比べると今ひとつといった感じらしい。
そこで主人公が「入り口と出口を近づけよう!」と提案すると
不思議なことに入り口と出口が1つになっちゃいました。
あれ、おかしいぞ、主人公は「近づけよう」と言っただけなのに、なぜ同化してるんだ。
みんな夏の暑さにやられたのか。


しかしこれが功を奏して、お客の入りが急上昇。
忙しくなってきたところで橘が「休憩行ってきていいぞ」と言うので
主人公と伊武で一緒に休憩がてら模擬店巡りへ。



まずは山吹のもんじゃ焼き屋にゴー。
てっきり千石が出てくると思いきや、南が登場。

伊武「……アンタ、誰?」
南「こら!忘れたのか!山吹の部長の南だ!」

そう言われて「あー」と思い出す伊武。
報われないなぁ、南・・・。


伊武「俺と戦った錦織って奴は覚えてるけど」
南「なんでアイツを覚えてて俺の方を忘れるんだ!」
伊武「アンタ……地味だから」



とどめを刺すのは忘れない。
さすがは伊武。
とことん潰す。
お前、立海大テニス部の方が合ってるんじゃないか、性格的に。



次は氷帝のたこ焼き屋に行ったけども
店の前で嫌がらせの如くブツブツ言うので忍足に「どっか行け」と言われました。
うん、それは忍足正しい。
まぁ忍足も基本的に大人なので、苦笑で流してくれましたけど。



ようやく夕方になって、模擬店の結果発表。
不動峰のお化け屋敷が見事優勝して、部員一同大喜び。


その後の社交ダンスで踊ろうか迷っているところに伊武がやってきました。
2人とも踊る気ゼロなので、「話したいことがある」と伊武に言われて広場へ。

伊武「お前……変な奴だよな」



学園祭最後になってケンカ売りに来たんかい。



さすがに今のはマズイと思った伊武が「面白い」と言い換えてみたものの
「悪口?」と主人公に言われてました。
どうやら主人公のことを褒めてたらしいです。
スズメの涙ほどにも伝わってません。

しかし伊武は挫けずに、「提案がある」と続けてきました。

伊武「俺と……付き合わないか?」




まさにラブストーリーは突然にであります。
前置きがグダグダだったせいか、今度はダイレクトにきました。
いや、変に遠まわしにされるよりは、そっちの方がいいけども。


そんな突然の告白に主人公も「いいの?」と思わず尋ねてしまいましたが
「そう思ったから言った」とキッパリ返されてしまい、主人公もOKを出しました。

伊武「……ホントか?」
瑠華「うん……だって私、深司くんの事……好きだから」
伊武「そ、そうか……ありがとう」
瑠華「一応聞くけど……深司くんも私の事、好きなんだよね?」
伊武「それは……そうだろ」
瑠華「……言葉にしてよ」
伊武「……好きだ」
瑠華「もう一度」
伊武「好きだ、李央」



お、意外とアッサリ風味。
この2人のことだから伊武の告白に主人公が「なんで?どうして?」ってオロオロして
その姿にまた伊武がボヤく・・・ってのを想像してたんだけど、違ったなぁ。
ていうか、この2人の場合どちらがイニシアチブを握るのかが皆目見当つきません。



エンディングは桜並木を歩く2人。
「もうじき4月」ってことは、橘さんは卒業しちゃったってことですかね。
しかも伊武がテニス部新部長だそうです。
橘さんが指名したようです。
橘さん、相当悩んだろうなぁ・・・。
どうせなら石田あたりを部長にしたら良かったんじゃないか。
頼りがいだけはありそうだ。(←「だけ」は余計)


伊武の話によると、最初は部長になるのを断るつもりだったらしいけど
主人公がマネージャーになったから受けたらしい。
なるほど、主人公>テニス部ってわけね。



伊武「お前が……俺の話を聞いてくれるから」
瑠華「え?」
伊武「俺の独り言ってさ、慣れない奴が聞くと落ち込むらしいんだよね。新入生をヘコましても意味ないだろ。お前が傍にいてくれると、お前がフォロー入れてくれるから、変な誤解を受けなくて済む」

なるほど、と主人公納得。


犬山さんも大いに納得。



伊武「それに……お前と話していると楽しいしな」
瑠華「うん……私も」
伊武「お前がいてくれて……本当に助かるよ、李央」
瑠華「これからも深司くんのサポートをさせてね」
伊武「ああ、頼むよ。……これからずっとな」






これはプロポーズだな!?







決めるとこ決めてくれるじゃないか伊武ううう!!
でも伊武ルートは確かにツンデレ要素があるんだけど、糖度は低かったなぁ。
もうちょっとデレの部分を見せてくれてもいいのに。
っていうか笑ってるスチルが欲しかった。



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