不二 周助〜ふじ しゅうすけ〜



青春学園中等部テニス部3年生。
常に穏やかな笑みを浮かべているが、一方で腐女子の期待を裏切らない腹黒さも持ち合わせている。

「青学の天才」とも呼ばれていて、『つばめ返し』『羆落とし』『白鯨』というトリプルカウンターを使いこなす。
その技の凄さもさることながら、どちらかと言うとそのネーミングセンスに脱帽。
つばめ返しはいいとして、羆や鯨のアイデアは一体どうやって浮かんだのか。
天才の考えてることは庶民には分からない。


そして特筆すべきは弟・祐太への執心。
祐太が大好きで大好きで、その愛情の重さは祐太本人に迷惑がられるほど。
でも本人はいたって気にしない。
それが余計にタチが悪い。
祐太をいじめる奴は誰であろうと許しません。
普段は内側に隠した腹黒さを惜しみなく発揮して相手を叩きのめします。





8月20日(土)

会議室にて、学園祭の運営委員テニス部担当になった主人公・瑠華李央
部長の手塚から紹介すると、副部長の大石が学園祭について「氷帝の跡部、榊の両グループの出資による」と説明。

不二「跡部と榊って……氷帝の?」


それ以外にいるわけがない。



で、そのまま学園祭の説明をして、主人公もアトラクションコンテストの説明をして
その日はとりあえず解散。



8月22日(月)

朝、昨日と同じ会議室で、出展する模擬店を決定する会議。
リョーマが「ありきたりだけど」と、喫茶店を提案。

不二「面白そうだね。軽食だったらボクも作れるし……」



この時点で何故誰も止めてあげないのか。



放任主義もいいですが、人道を外れそうな時はちゃんと注意するべきですよ!お父さん(手塚)!お母さん(大石)!



その後、金魚すくいと綿菓子の提案も出て、
結局喫茶店は乾・不二・リョーマのトリオで出すことに決定。
それを主人公が委員会に報告。

その後、テニスコートにいる不二に早速話しかけてみると

不二「悪いんだけど、今ちょっと手が離せないんだ。また今度でもいいかい?」


穏やかに断られました。
弟の祐太を捜し歩いてたのかな?
そりゃ邪魔出来ないよね。



お昼は金魚すくいのブースの下見をして、それから広場に行くと、花の写真を撮ってる不二に遭遇。
どうやら写真を撮るのが趣味なようで、カメラを持ち歩いているらしい。



写真はいいねぇ
写真は心を潤してくれる





ということらしいです。(←何かが違う)
普段はどうだか知りませんが今回は主に弟の盗撮に大活用されると思います。

で、主人公の写真も撮ってくれると言うので、言葉に甘えて撮ってもらうことに。

不二「それじゃ撮るよ」
瑠華「…………」
不二「あのね、無理にポーズを作らなくていいよ。普通にしていてくれれば」



・・・・・・




主人公はきっと頑張って笑顔を作っていたと思うんです。







主人公の作り笑顔はダメ出しが入るほどブサイクだったのですか。





不二に言われて、花を見ているポーズで撮影。
カメラはデジカメだったので、撮ったその場で見せてもらって
ソフトフォーカスとかいう撮影方法をしたらしく、「自分じゃないみたい」と感動する主人公。
そんなこんなで特殊話題『写真の話題』をゲット。



夕方は喫茶店のブースの下見をして、本館にいる不二に話しかけてみたけど再度断られました。



8月23日(火)

朝はまず綿菓子屋のブースの下見。
それから本館にいる不二に昨日の『写真の話題』を持ちかけて、
昨日撮った写真をプリントアウトしたのを見せてもらいました。
またしても「私じゃないみたい」と言う主人公。

不二「そんな事ないよ。写真は『真実を写す』っていうからね。キミは可愛いと思うよ」








ソフトフォーカスなんて小細工をしたくせに
真実も何もあったもんじゃないと思うが。









不二「その写真、結構気に入っちゃってね。パネルにして部屋に飾ってあるんだ」
瑠華「え?えーっ!?」
不二「良かったらキミにもパネルあげようか?」



この時、不二は冗談を言っているんだなと思ってました。
しかし奴は本気でした。
恐ろしい男だ。




お昼はアトラクションの会議。
乾が「六角の佐伯がボーカルユニットを提案してきた」と言うと、不二は喜んで参加。

その後ステージを見ると、早速ボーカルユニットのメンバーが選曲をしているのを目撃。
佐伯は「バラードがいい」と言い、千石が「明るいのがいい」と言い、宍戸が「シャウト系がいい」と言う始末。
なんだみんな、協調性がないぞ。


不二「ん〜……ボクは特になんでもいいかな」



こいつ一番やる気ないぞ!




結局、みんながやりたいのをメドレーで、ということに決定。


それが終わってから「学園祭の話題」で話しかけて、材料のリストの確認とかして終了。



夕方になって本館にて、「よく当たる占いの本があるんですー」と主人公が不二に見せると
「それボクの姉さん」と不二に言われてビックリ。
サインねだったらOKしてくれました。いいなぁ。



8月24日(水)

朝、本館にいる不二とテニスの話題で、トリプルカウンターの話をしてました。


お昼は喫茶店のメニュー決め。
乾の試作品のドリンクを、何も知らない主人公が味見をして「辛い!!」と大騒ぎ。

不二「そう?結構いけるよ」




正気の沙汰じゃない。




その後、テニスコートでラケッティングのミニゲームをやって、ジロー人形ゲット。
ジローか・・・うん、まぁ、対戦したことあるしね。
でもどうせなら祐太人形を・・・・・・・・・・・あ、そうか!
不二が祐太人形を手放すわけないもんね!そりゃそうだ!



夕方、また広場で写真を撮る不二を発見。
今回はデジカメじゃないらしい。
「撮ってその場で確認できないけど、思いがけずいい写真が撮れたりする」と話す不二。
本当に写真が好きな様子。



8月25日(木)

朝、テニスコートで本の話題、というか通販の話題をして、それから携帯番号を聞かれました。


お昼はまた喫茶店のメニュー決め。
今回は軽食メニューということで、不二の作ってきた軽食を味見。

不二「これなんかけっこう自信作だよ。激辛サンドイッチ」
瑠華「激辛……?あの、他には?」
不二「唐辛子たっぷりのペペロンチーノにハラペーニョをいっぱい使ったピザ。それにハバネロ入りケーキがあるよ」






不二は主人公を痔にしたいらしい。






不安を残したままメニュー会議は終了。
その後、リョーマが食器を割ったらしく、代わりの物を倉庫で探す不二。
それを手伝って、主人公が押さえている箱を踏み台にして、棚の上に飛び乗って目的の物を見つけて、また飛び降りてきました。

不二「ただいま」

ワォ!カッコイイ!
そのまま話していると、不二の頭上にある荷物がズレ落ちてくるのを見て
咄嗟に不二を助けようとして気絶してしまう主人公。

名前を呼ばれて気がつくと、目の前に開眼してる不二。





コロサレル!!!!(←何で)





不二の話を聞いてみると、主人公は不二の代わりに荷物の下敷きになって気絶したわけじゃなく
不二を助けようとして転んで気絶したらしい。
転んで気絶って・・・。




夕方、本館にて恋の話題をふっかけて、「女子に人気ありますよねー」と言うと
「今はそういう事に興味ない」と返されてしまいました。
ですよね!
今は祐太のことで頭いっぱいだもんね!!



8月26日(金)

朝はテニスコートでおしゃれの話題をして、不二の髪の色素のことを話してました。


お昼は綿菓子屋のメンバーと綿菓子作りの実習。
それからステージにて歌の練習をしているボーカルユニットを見て、特殊話題の『ユニットの話題』をゲット。
その後に学園祭の話題を持ちかけて、発注する食材の確認をしてもらいました。

瑠華「このタバスコなんですが、二本の間違いですよね?」
不二「いや、二十本だよ」



そんなにカプサイシンを摂取させてどうしようと言うのか。
そんなに発汗作用を高めて一体どうしようと言うのか。


体がナツになる!過激に最高!とシャウトさせたいのか。





夕方、本館に行くと「買い出しについてきてくれ」と不二に言われて、快く承諾。
「軽食で使う香辛料を買う」と話す不二に、「もう少し辛さを控えませんか?」と提案。
しかし「乾のドリンクと組み合わせれば健康にいい」と主張する不二に、「そうですね」としか言えない主人公。

不二「良かった。キミも賛成してくれるんだね。越前が文句ばっかり言うから」





その文句こそが正論なんだと何故気付かない。




買出しを終えて、喫茶店で一休み。
甘いジュースも美味しいと言う不二に、「味覚の許容範囲が広いだけなのか?」とマジマジと不二の顔を見てしまう主人公。


不二「ボクの顔で良かったらずっと見てくれてていいよ」





ごふっ




・・・・・・




ふ・・・






不意打ちとは卑怯なり・・・!(←鼻からココアを垂れ流しながら)






最近ずっとそんなに萌えポインツがなかったので安心してたら
こんなところで唐突に能力発揮してきやがりました。
やるな、天才。(←天才の意味を履き違えている)



学校に戻って、家に帰ろうとすると不二に誘われて一緒に帰ることに。
帰り道で弟の祐太の話をして「『不二弟』って呼ばれるのを嫌がってたみたいだ」と話す不二。
それを聞いて「自分の名前があるんだから、そう呼んでもらいたいのは当たり前だ」と同意する主人公。

不二「そうだね。名前を呼ぶって事はとても意味があることだよね」
瑠華「はい!」
不二「その意味がある事をボクもしたいんだけど……いいかな?」
瑠華「は?」
不二「名前で呼ぶって事。いいよね?呼んでも
瑠華「え……あの……」
不二「キミはまだ呼びにくいかな?いつかは呼んでくれると嬉しいけどね」
瑠華「ええ!!??」





やるな、天才。





8月27日(土)

朝は広場にいる不二に『ユニットの話題』を持ちかけて、「カッコイイですね〜」と言うと

不二「もしかして、ボクもその中に入れてくれてる?」



とりあえず。(←とりあえずて)



お昼には喫茶店メニュー決め三戦目。
とうとう決意を固めた主人公、乾のドリンクに異議を申し立てました。
「味は問題あるが効果バツグン」と主張する乾に、喫茶店は薬局じゃねぇ!と理にかなった反論。

不二「今日の彼女……はっきり言うね」



ここではっきり言わないと学園祭当日に死者が出かねないしな。






跡部への嫌がらせにはなるけどな。(←やめれ)






とにかく、乾のドリンクと不二の激辛メニューをセットにして『チャレンジメニュー』として出すことを提案する!と啖呵をきった主人公。



しばらくして冷静になったのか、本館にいる不二に「さっきのことを謝ろう」と話しかけたら
「喫茶店を成功させたくて言ってくれたんだから気にするな」と言われてしまいました。
どうやら主人公の熱意が伝わったようです。
良かったですね。
死者が出なくて。



夕方、広場にて不二に話しかけると

不二「ん?ああ、キミか。最近よく来てくれるけどボクの事が気になるのかい?」


おお、対応が変化した・・・!
ほんとこっ恥ずかしいセリフをよく素で言えるよなぁ。


とりあえず学園祭の話題をふっかけてみて、「準備も大詰めに入ってきましたね〜」と話す主人公。

不二「そうだね。キミとこうして準備をする事がもう終わると思うと……」
瑠華「お、思うと?」
不二「……辛いものが無性に食べたくなるんだ」






なんっっじゃそりゃああぁぁぁ!!!






どう解釈すべきか分からない返答を受けたその日の夜、不二から電話があって映画に誘われました。



8月28日(日)

昨夜の電話で不二に誘われた映画は、どうやらラブロマンス映画だった模様。
映画を観てから喫茶店へ行って、クライマックスの言葉を思い出せなくて悩む主人公。

瑠華「先輩、覚えてません?」
不二「クスッ。なかなか考えたね」
瑠華「えっ?」
不二「ボクにあのセリフを言わせたいのかな?」
瑠華「あー……わかっちゃいました?」
不二「クスッ……そんな簡単な手じゃあ乗ってあげないよ」


どうやら忘れて悩んだのは主人公の作戦だったらしいです。
でもそれは不二にはお見通しだった様子。
そうですよね、そんな見え見えの作戦に不二は簡単に乗ったりしませんよね。



不二「ボクがキミに覚えていて欲しい事はたったひとつだけ……ボクがどれだけキミを好きなのかを……」






しっかり言っちゃってるよこの人。






8月29日(月)

朝は喫茶店のメニュー会議最終戦。
主人公の心意気を認めた不二達が「キミの作戦でいこう」と言ってくれました。
その後、テニスコートにて素振りの練習をしている不二を発見。
ただの素振りじゃなくて、鉛を貼り付けたラケット(8kg弱)を1000回振り続けていたらしい。
えええええそんなマッチョな不二なんて嫌だよ!!



お昼はステージにいる不二とスマッシュのミニゲームをやって、リョーマ人形をゲット。



夕方になって本館に行くと、不二に呼び止められました。
「悩んでいるの?」と不二に聞かれて、「そんなにしかめ面してました?」と逆に問う主人公。

不二「うん。まるで手塚みたいだったよ」
瑠華「えええっ」


気持ちは分かるが手塚に謝れ。



とりあえず、主人公の悩みとは学園祭2日目の社交ダンスについてらしい。
運営委員はなるべくダンスに参加するように言われているらしいが、自信もないし相手もいないと話す主人公。
そこにすかさず「ボクと踊らない?」と不二に誘われて、慌てる主人公。
しかしマイペースに押してくる不二。

不二「じゃあOKだね。あ、ボクと組むなら練習はいいよ。ちゃんとリードしてあげるから」
瑠華「え、あの……」
不二「委員会にも相手がいるって言っておくんだよ。いいね。それじゃ」



主人公おいてけぼり。



結局、何も言えないうちにほぼ強制的に約束させられ、去って行かれました。
ミスターマイペース。



8月30日(火)

朝、広場にて、また不二に呼び止められました。
「働き者だって評判だよ」と誉めつつも「でもあんまり無理しないで」と主人公の体を心配する不二。

不二「キミに倒れられたらボクはすごく悲しいから」
瑠華「え?あの……」
不二「だって、キミをからかえなくなるからね」





とりあえず1発殴るくらいは許されるんじゃないかと。







お昼は金魚すくい屋の組み立てをやって、それから広場に行くと、弟の祐太と話している不二を発見。
お互いの模擬店について話していて、「こっちは喫茶店で食べ物担当だよ」と言う不二。
その言葉で既に身の危険を感じ取った祐太。

祐太「あ、兄貴が……食べ物……?」
不二「祐太、来てくれるよね?」
祐太「へっ!?あ、お、俺も喫茶店でさ。ちょっと忙しいんだっ!」


祐太は逃げ出した!




不二「じゃあ、祐太には家で食べさせてあげるよ。来週の日曜は帰ってくるんだろ?」




しかし回り込まれてしまった!




不二「まさか、ボクの料理が嫌だって訳じゃないよね?」
祐太(そんなもん怖くて食えるか)





祐太は逃げられない!!





結局家で食べさせられる方向になってしまった様子。
なんてったって相手はあの天才・不二。
前門の虎、後門の狼を一人二役やれる男である。





祐太との会話が終わってから、恋の話題を持ちかけてみました。
好みのタイプを聞き出そうとしたけども、「個人的なことを聞いてスイマセン」と謝る主人公。

不二「キミの指……綺麗だね」

話が噛み合ってない。

そんなことに気付かず、「短いし何も塗ってないですし!」と慌てふためく主人公。

不二「クスッ。そういう指が綺麗だと、ボクは思うよ。これがさっきの質問の答え」


だったら最初から『指の綺麗な人』と言ってほしい。




夕方は本館にてテニスの話題をば。
豆だらけの不二の手を見て「一生懸命やってる証拠ですよね」と言う主人公。

不二「そう。良かった。じゃあ手をつないでも平気だね」
瑠華「え……ええっ!?」
不二「今度手をつないで帰ろうか?」






ぶふーーーー!!!





ちょっと・・・もう、気をつけないと鼻血がスプラッシュしちゃうぜ・・・。



そんでもってその日の夜、また不二から電話が来て「明日遊ぼう」と誘われました。
もうどこまでも着いて行く所存です。



8月31日(水)

不二と待ち合わせして連れて行かれた場所は、植物園。
サボテンの話で盛り上がって、その後は不二につきあって写真館へ。
どうやら写真の現像を頼んでいたらしく、それを受け取った後は、今度は公園でお喋り。

不二が天才だと言われてることについて話してたら
不二は「自分ではそう思ってない」と語り、天才と呼ばれるのは自分の努力の結果の賜物だということらしい。
まぁ・・・そうだよな、天才だって努力してるもんだよな。



9月1日(木)

始業式が終わってからそのまま学園祭会場へ。
テニス部員たちに「明日の慰労会は水着持参ですぜ」と伝えてから、それぞれの模擬店の方へ。
すると喫茶店の食材が届いていないと不二に言われて、急いで運営委員長の跡部に確認をしてもらったら
「食材を運んでたトラックが事故った」とのこと。
結局、部員達で問屋を回って食材を集めることに。
チクショウ、学園祭が終わったら肝心な時に役に立たない業者って言いまわってやる。(←名誉毀損で訴えられる)



9月2日(金)

慰労会の前にテニスコートにいる不二に話しかけて「水着持ってきましたか?」と確認したら
クラシックパンツを持ってきた」と答える不二。

不二「ふんどしの事だよ」




・・・・・・





・・・・・・





いや、いいよ、別にこっちは構わないよ。
ただ他の人にとって、9月2日は
不二周助がになった日と伝えられるだろうけどな。





まぁ、冗談でしたが。





お昼は屋内プールで慰労会。
跡部が発案する個人戦の水泳大会の内容を聞いて不二が一言。

不二「騎馬戦といい、八艘飛びといい、どっちかっていうとアイドルの水泳大会のノリだね」




・・・・・・




アイドルの水泳大会ってさぁ・・・今まだやってたっけ?
数年前に20歳を越えた犬山でさえ、幼少時代にしか見てない番組の気がするんだけど。
何で中学三年生の不二が知ってるんだろう。





誰がポロリ要員になるんだろう。(←そこか)






さらに葵と樺地の司会っぷりを見て



不二「観客もいないのに、葵くんはノリノリだね」



アイドルの水泳大会といい、ノリノリ発言といい
不二の実際年齢に疑念が生まれるのを抑えられない。



っていうか、観客もいないって言ってたくせに
水泳大会が始まってからの黄色い歓声は一体誰のものなんだろう。




謎がいっぱいの水泳大会。
とりあえず種目は順調に進み、最終戦の水中騎馬戦が開始。
主人公は声を張り上げて不二を応援。

葵「おおっと!不二さんの動きが加速したっ!普段は閉じられている目が開かれているーっ!」
樺地「彼は……本気を出しています」




本気を出すときに開眼するんですか不二は。
じゃあ映画を観た後で喫茶店で開眼した彼は一体何に本気を出していたんでしょう。



優勝は不二が掻っ攫いました。
罰ゲームのイワシ水は作った本人である乾が犠牲になってました。



9月3日(土)

朝は不二が喫茶店の切り盛りで忙しいので一人で学園祭を回ってました。


お昼はアトラクションコンテストの観賞。
不二の歌う姿に声援を送って、その後は一緒に学園祭を回ることに。
まずは氷帝のたこ焼き屋へ推参すると、日吉が出迎えました。
ぬぬ・・・同じ天才同士、忍足が出迎えてくれるかと思っていたのに。

次は隣のゴージャスカフェへ。

跡部「よぅ。不二か。よく来たな」


案の定、跡部様が満を持してご登場。


不二「跡部、この喫茶店はキミの趣味かい?」
跡部「ああ、そうだ。どーだ、なかなかのもんだろう」
不二「うん、すごいよ」


明らかに棒読みの不二なんだけども、跡部は「見る目があるな、奢ってやるぜ」とご満悦。
でも並んで待ってる女子生徒に悪いということで辞退申し上げました。



夕方はアトラクションコンテストの結果発表。
ボーカルユニットが見事に優勝を飾って、また一緒に学園祭を回りました。
向かう先は勿論、ルドルフの喫茶店へ。

祐太「いらっしゃい……あっ!兄貴!」



あからさまな渋い顔。



不二「入っていいかな?」
祐太「……勝手にすれば?」


弟の心中なんて知らず、いそいそと入店。
店に入ってからは観月が接客するが、特に重い雰囲気になることもなく、観月のお勧めセットを注文。
あと、「ひとつだけ注文」と不二。

不二「ウェイターは祐太にやってもらえないかな?」
観月「……いいでしょう。わかりました」

観月が去ってから、思わず「兄弟仲良くないんですか?」と聞く主人公。
どうやら祐太がずっと、そっぽを向いてるからそう思ったらしい。
その質問に対して「照れ屋なんだよ」とサラリと返す不二。
そんなことを話していると祐太が注文の品を持ってきて、強引に一緒にお茶をすることに。


祐太「ったく……兄貴はいつも自分勝手だな」
不二「そうかい?ボクはいつも祐太の事を気にしてるんだけど」
祐太「だっ……だからそういう言い方はやめろって言ってんだろ」


このやり取りを見て、「あぁからかわれてるんだな」と納得する主人公。
からかわれ続けて去って行く祐太を見て、「他人とは思えなくなった」と話す主人公。

不二「クスッ。じゃ、祐太のお姉さんになってくれるかい?」






色んなプロセスすっ飛ばして嫁に来いってか!?







喫茶店を出ると、祐太がお見送りしてくれました。

祐太「もう来なくていいからな」
不二「ダメだよ、お客にそんな事言っちゃ」
祐太「兄貴は客じゃねぇ」
不二「おやおや」

もう何も聞き入れる様子のない兄貴に呆れて、今度は主人公に
「よくこんなのと付き合ってられるな」と話し始める祐太。

瑠華「あー……付き合ってるって言うより、遊ばれてる感じかな?」
祐太「な……なにっ!?」
瑠華「あ、違った。からかわれてる感じ」
祐太「そっか……。同情するぜ」




祐太に同情されてしまった。








なんかもう救いようがないみたいじゃないか。







9月4日(日)

学園祭2日目の朝、またもや一人で模擬店巡り。


お昼になって喫茶店の様子を見に行って、「チャレンジメニューの挑戦者が減っている」という現状を聞いて
主人公が乾のスタミナドリンクのレシピを改造して、常人でも飲めるようにして売り出すと
みるみるうちに売り上げが伸びていきました。
一息つけたところで、不二と一緒に休憩を取ることに。

まず、山吹のもんじゃ焼き屋へ。

千石「やあ、不二クン。彼女連れかい?」
不二「うん、そうだよ」



微塵も動揺しない。
さすが不二だ。



次は六角の海の家へ。
佐伯が出迎えてくれて、かき氷を注文。
「シロップは何がいい?」と聞かれて、イチゴを頼む主人公。

不二「タバスコはある?」
瑠華「ええっ!?」
佐伯「おいおい、無茶を言うなよ」
不二「クスッ。冗談だよ。ボクもイチゴで」




本当にやりそうで怖い。






夕方になって、模擬店コンテストの結果発表。
青学の喫茶店が優勝を掻っ攫って部員一同大喜び。
その後の社交ダンスで不二と一緒にしばらく踊って、それから広場へ。

「何で私に優しくするんですか?」と不二に質問する主人公。
すると不二は「前に『ボクは天才であり続けたい』って話したよね」と言って、さらに主人公のことを
『頑張る天才』と言い出しました。
それを聞いて「他に取り柄がないから」と答える主人公。

不二「ひとつあれば充分じゃないかな。少なくとも、ボクはそれで充分だよ。キミの最大の魅力なんだから」
瑠華「えっ?」
不二「最初の質問に答えてあげる」
瑠華「最初の……あ、どうして私に優しくしてくれるのか……」
不二「それはね、ボクが……キミを好きだからさ」








ラッセーラー!ラッセーラー!(←何故ねぶた祭り)






不二「ボクは本気だよ。本気で……キミの事が好きなんだ」








祭りじゃあああ!!
今宵は祭りじゃああああ!!









鼻血祭りじゃああああ!!!(←汚い)








不二「でもね……ボクはどうしても好きな子をからかいたくなるクセがあるから……」
瑠華「じゃあ……いいです。これからずっと、私をからかっても」
不二「本当?」
瑠華「はい」
不二「それじゃ、心置きなくこれからも、からかわせてもらうよ」







主人公、ポツダム宣言受諾。




これも若気の至りってやつでしょうか。
その場の勢いに身を任せすぎです、もっと慎重になったほうがいいぞ主人公。





エンディングでは、不二と一緒にスキーをしてました。
滑るのが上手い不二を見て、「私も努力すれば上手くなるのかなー」と呟く主人公に
「じゃあボクがコーチしてあげる」と不二。

瑠華「いきなり上級者コースに連れていくのは、もうなしですよ?」
不二「残念だなぁ。あれが一番早く上達する方法なのに」


どうやら上級者コースに連れられた際に、転んで林の中に突っ込んで雪に埋まったらしい。


不二「ちゃんと発掘してあげたよ」






主人公は化石か。






キビしいのか優しいのか分からない!と不満を言う主人公に キミにはいつも優しいよ、と飄々とした不二。
そんな不二を見て「その笑顔が怖い」ととうとう核を突いた主人公。

不二「そういえば祐太もそんな事言ってたなぁ」
瑠華「不二くんの苦労……今なら何となくわかるなぁ)


とうとう祐太と同じ悩みを共有するハメに。
それでこそ未来の義姉だ!!



吹雪いてきたので帰ろうということになり
「帰りは競争で勝った方が晩御飯を作ろう」と言い出す不二。
それを聞いて「普通、負けた方が作るんじゃ?」と尋ねる主人公。


不二「今回は勝った方」
瑠華「もしかして先輩はアレを作るつもりなんですか?」
不二「さすが、よくわかったね。クスッ」
瑠華「た……大変だぁ……」



食わされる・・・!







激辛サンドイッチと唐辛子たっぷりのペペロンチーノと
ハラペーニョをいっぱい使ったピザとハバネロ入りケーキを食わされる!








せっかく吹雪いた雪の日にロッジで2人なのに
そんなんどーだっていいから冬のせいにして暖め合おう
とか言えなくなる!!








体がナツになる!!!




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