海野 聡〜うみの さとし〜

ベルリバティスクールの生物教師。
「トノサマ」という不気味な笑みを浮かべるネコを連れています。
トノサマと海野はとっても仲良しなので、トノサマも海野に特別な思いを抱いていて
そんな時に横からしゃしゃり出てきた啓太に嫉妬して嫌がらせしたり引っ掻いたりなんてことは全くありません。
チッ、使えねぇ。(←何を期待してたんだ)


しかしこの海野。
先生というからには若くても23、4辺りでしょう。
うちはこの海野という人物が恐ろしくてたまらない。
さすがメインキャラの中の唯一の先生。
無敵です。誰一人、海野には敵わない。そう、あの中嶋でさえも敵わない。うちはそう思います。



だって考えても見ろよ!!
あの海野先生がいかに無敵か、彼の特徴を挙げればすぐに分かるはず!!




そう、海野とは・・・






童顔&メガネ&ドジっ子





という萌えの三種の神器を兼ね備えた奴なんだ!!
おおおおおお恐ろしい・・・・!!!
しかし「先生」というポジションでまだ良かった・・・。
これで「マネージャー」とか言ったら・・・(←もう落ち着けよ)



っつーことで、萌えキング海野との出会いは転校2日目。
主人公が寝坊して急いでいるところに、同じく急いでいるらしき白衣の少年を発見。
発見しただけです。ただ挨拶して、一緒に学校に走ることになっただけです。
食パンくわえた彼とぶつかったわけじゃありません。
もういっそ、そこまでベタベタにしてくれたほうが逆に清々しい。

啓太(ちっちゃくて可愛い子だな)


思わずマジマジと顔を見る主人公。
軽く変質者行為です。


??「どうしたの?急がないと、間に合わないよっ」
啓太「童顔で、すっごく可愛い・・・)
??「あの・・・ねぇ?」





不審がられました。
言わんこっちゃない。


一緒に急いで同じ教室に入って、ようやくその少年が生物の先生であることに気付きます。

生徒「伊藤ーっ!その人、先生だって」
生徒「海野センセー、可愛いからぁっ!!」
海野「可愛いって言わないでくださいって、何度も言ったじゃないですかぁっ!!」
生徒「だってセンセー、可愛いもんなぁっ!」
生徒「そうそうーっ!!」




すでにこのクラスの生徒はやられていました。(頭が)



恐るべし、萌えキング。




さすがに授業開始すると、みんな真面目に授業を聞いてました。
このベルリバティスクールには、頭の出来次第でレギュラークラス・ハードクラス・アルティメットクラスと別れるらしいのですが
主人公のクラスは当然のようにレギュラーです。普通のクラスですね。

で、授業の内容は遺伝子についてなんですが

生徒「突然変異ってのは、遺伝子情報の塩基配列がずれた時に起こると思ってたんですけど、これって間違いじゃないんですか〜?」
海野「そういえばね、聞いて聞いてっ。こないだ、すごいことがあったんだよっ!!」







質問に答えてやれよ。




お昼休みに遠藤と食堂へ。
料理を持って座ろうとしたところ

??「プニャ〜オ〜」
啓太「プニャ?」

変な顔したネコが出現。
遠藤曰く、海野のネコらしい。
とあることわざが頭をよぎる。


将を射んとせば先ずネコを射よ(←馬です)


ここは唐揚げを提供して、手なずけておこう。(←腹黒)



その後、遠藤に文化部の案内をしてもらい、美術部を案内してもらってさぁ次は・・・ってところで海野先生とネコに遭遇。

海野「さっきトノサマに、カラアゲ分けてくれたんだってね?ありがとう」

そのネコってトノサマって名前なんですねぇ、ってか何でカラアゲの事知ってんですかい?と聞くと

海野「そりゃあ、トノサマに聞いたからだよ」


どうやらネコと会話が出来るようです。
良く見たらトノサマも案外可愛いかもしれない、と思ったら、人の心を読み取ったかのように鳴くトノサマ。
海野曰く、「トノサマは伊藤君のことが大好きだって」らしいです。

遠藤「海野先生。ネコ語がわかるんですか?」
海野「普通わかるよね〜。トノサマ〜」




童顔&メガネ&ドジっ子不思議っ子属性が追加


もう誰も敵わない。



転校してきて初めての日曜日に、学内探検と称して生物室へ。
生物室へ向かう廊下を歩いていると、水の流れる音がして、海野とトノサマに出会いました。
休みの日も仕事ですか?と尋ねると、実験結果をまとめていたと答える海野。
この学園を経営している鈴菱グループの、研究所から依頼されていた仕事らしい。
あまり研究内容に触れない程度に説明を始める海野から、また遺伝子の話が出ました。

海野「その遺伝子の中には、生殖や分裂についての情報もあるでしょ?」
啓太「生殖・・・ですか」
啓太(海野先生の口から生殖なんて言葉が出ると、ちょっとドキッとしてしまうな)










拙者は今一度、人斬りに戻るでござるよ。(←斬るなよ)



研究所から最近の分裂情報を持つ遺伝子の研究を頼まれたらしいです。
その後は、海野が以前研究所で働いていたとか、学園の経営の仕組みのこととか、色々話してました。

しかしその依頼された研究の締め切りがギリギリで間に合わないかも〜と焦る海野に
「手伝います」と言うと、大喜びされました。

さらに話は進んで、海野の好きな研究の話。
海野は絶滅危惧種を増やすと共に、絶滅してしまった動物を復活させたいとも思っているらしい。

海野「モアでしょ。リョコウバトでしょ。ステラー大海牛とか、スミロドンとか・・・」



えーと・・・うん、知ってる知ってる。


この前ウルトラマンと戦ってたよね!(←怪獣か)



ただでさえ手際が悪いから時間がかかるけどねーと言う海野に
絶対うまくいきますよーと勇気付ける主人公。
それを聞いて大喜びする海野。

啓太(なんでもがんばってて、ちょっと・・・可愛いかな?)


新しい言葉を覚えたタラちゃんの如く可愛い可愛いを連発してます。
なんなんだコイツは。

啓太(って、先生相手に、可愛いはないよな)
海野「それでね、今の研究を発展させるためにね・・・」
啓太(・・・・・・やっぱり、可愛いかも・・・)




・・・・・・





ごめんなさい。こういうときどんな顔をすればいいかわからないの。



笑うこともできない・・よ・・・。痛すぎて。


で、やってきました初めての大浴場の日。
家と同じく、ご飯を食べたあとにお風呂に入りに行くと、
浴場には成瀬(2年生)、滝(2年生)、七条(2年生)、海野(生物教師)がいました。何でいるんだお前。


っつーか細いよ!!何アレ!ほんとに成人男子か貴様!!!
しかもホラ、あれがない!!腕上げてるのにアレがない!アレが見えない!元来あるべきものが無い!!
男性ホルモンが少ないとかそういう問題じゃない!!




ムダ毛処理してんのかお前!!





・・・いや、別に他のキャラもあったらあったでウワーだけどさぁ・・・。
あそこまでツルッツルだとさぁ美ーしーく なーりーまーしょ ブルブルンのキュッのボンって感じでさぁ。
叶姉妹もビックリですやん、あのツルツルさ。



それはさておき、メガネをかけたまま入浴してる海野に「なんでかけたままやねーん」と啓太。

海野「眼鏡・・・かけたまま?」
啓太「はい・・・」
海野「あっ、ホントだっ。外すの忘れてたよ」
啓太「海野先生・・・」
滝「海野ちゃん。あいかわらず、ボケ炸裂やな」
海野「どうりで、見えにくいな〜って思ってたんだよね〜。そっかぁ。眼鏡がくもってたからなんだぁ」


・・・・・・



そっか、そっかぁ、アハハハハー。







星に帰れ。




数日後、成瀬を適当にあしらってるところに海野が登場。

海野「また成瀬くんといっしょなんだ。2人とも、ホントに仲がいいんだねぇ」
成瀬「ありがとうございます。なにしろ啓太は僕の大事な子ですから」
啓太「成瀬さんっ!?」
海野「そうなんだぁ」
啓太(ああっ。海野先生も、そんなさらりと認めないで・・・)


啓太、報われず。



理事会の人がお呼びだよーと言われたので、理事会室に行ってみると、副理事である久我沼から突然の退学勧告。
ウソやーん!!とショックを受けた主人公、ここは先生である海野に相談。
退学勧告の事を聞いた海野は「抗議してくる!」と職員室へ殴りこみ。おお、頼もしい!
で、しばらくして帰ってきた海野。

海野「・・・・・・ごめん・・・」



ダメだったようです。
まぁ期待してなかったけどな。(←オイ)
その点、主人公は

啓太(やっぱり、ダメだったんだ・・・)







自分から相談しておいて全く期待してなかったご様子。


うちより歪んだ神経の持ち主だ、コイツ。




役に立てなくてヘコむ海野に、気遣ってくれて嬉しいと言う主人公。
ここで悩んでてもしょうがないので、他の人に相談しようと食堂へ。
王様を見つけて声をかけると、続々と他の人も集まってきました。

主人公が退学勧告を受けたことを知るや否や、理事長室にストを起こしに行く王様。
王様のヘルパーとして七条がついて行き、主人公は残留組。

普段ならここで、狙ってるキャラと会話になるんだけど
何故か女王様にお怒りの言葉を受けて終了しました。あれ?海野は?

「理事長は出張だってよー」と愚痴りながら帰ってきた王様と七条。

七条「ところで伊藤くん。郁は、どうしました?」
啓太「あの・・・」
中嶋「女王様なら、ご機嫌斜めでご帰還あそばされたよ」
七条「そうですか。それはわざわざ教えていただいて、ありがとうございます」
中嶋「いいや。これくらいなら、おやすいご用だ」
王様「お前ら・・・こんな時までやめろよ」
七条「丹羽会長。僕たちは、普通に会話しているだけですよ」
王様「どこが普通だよ・・・」
七条「普通ですよ」
啓太(俺も、王様と同感・・・)



うちも王様と同感・・・。
すごい冷気が漂ってるよ、この2人の会話。


とりあえず、他のみんなが力になってくれると言うので、心強く感じて嬉しくなる主人公。

海野「伊藤くん。僕も力になるからね」







いたんかい。







そんでもって次の日。
遠藤に「理事長にメール送っちゃえよ〜」と軽いノリで言われたので、軽いノリで送ってみた主人公。
休み時間を使って中庭でメール送信してると、副理事の久我沼が登場。
グダグダネチネチ嫌味を言われ続け、ついにプッツーンときた主人公が反論しようとしたところに

ガリッ
久我沼「うわっ!?」
トノサマ「うにゃおぅっ・・・」


どうやらトノサマが久我沼の足をかじった模様。グッジョブ!トノサマ!!
すると怒った久我沼がトノサマを蹴り飛ばし、そこに海野先生が登場。

海野「ひどいじゃないですかっ!こんな可愛い猫を蹴るなんてっ!!」
久我沼「フンッ。なんのことだ?」
海野「とぼけないでくださいっ!僕はちゃんと見ていたんですよっ!!」


いや多分、久我沼はトノサマを蹴ったことについてとぼけたんじゃなくて
トノサマが可愛いか否かについて疑問に思ったんじゃなかろうか。



だったら久我沼が正論だよな。(←コラ)



教育者のくせに生徒の目の前でこんな虐待していいのかー!ついでに伊藤君の退学も撤回しろー!と
関連性が全く無い2つの論点について抗議する海野。
しかし久我沼は聞く耳持たず、さらに海野について「ラボ上がりのくせに」とか「学内で猫を飼うなんて」と
これでもかと嫌味を垂れ流して立ち去っていきました。


が。


久我沼「うわぁっ!なんだ、これはっ・・・」
啓太「えっ・・・?」
久我沼「ね・・・猫のフンっ・・・!?」



トノサマが仕掛けたフンを思い切り踏んだ模様。








ウンがついて縁起がいいじゃないか。(←他人事)





久我沼が慌ててるうちに走って逃げたところで、トノサマとも再会。

海野「もうっ・・・。ダメじゃない、トノサマ。人が歩きそうな所で、おそそうしちゃダメだって、わかってるくせに」
トノサマ「ニャ〜ンッ」
啓太「・・・わざとやったな」
トノサマ「ニャンッ」





トノサマって過去に人工頭脳でも移植されたんじゃないの?という
妙なミステリーを残しつつ、その夜、理事長からのメールを読むと「明日をお楽しみに☆」とのこと。


そしてやってきた翌日。
突然の全校集会が行われ、学内MVP戦が告知されました。
MVPを勝ち取れば何でも願いを叶えてくれると聞いて、退学勧告を取り消してもらおうと思った主人公は MVP戦に出る為のパートナーに王様や女王様を選ばすに、海野をチョイス。

主人公は気が狂っている。



生物室にて海野にMVP戦のことを願い出ると、あっさりOK貰えました。
MVPは2人1組で出場が義務だけど、叶えて貰える願いは1つだけなので
「先生の願いをオレの為に潰しちゃっていいの?」と尋ねたところ、「生徒に頼ってもらったことの方が嬉しいからモウマンタイ」とのこと。
ついでに日曜日に動物園に行こうと誘われました。



で、日曜に約束していた場所で待ちぼうけ。




1時間待ちぼうけ。







待ち人来ず。




しょうがないので探しに行こう、とまずは生物室を訪問。
するとそこに沈んだ顔の海野と散乱した書類が。
「どうしたんですか?使徒襲来ですか!?」と聞くと
今朝来たら既にこうなっていて、前に女王様たちと手伝ったデータを入れたDVD−RAMが無くなっていたらしい。
「でも別に気にしな〜い、誰かが発表して世の中の役に立てばEじゃんEじゃんEEJUMP!!」と、のほほんとする海野。
「みんなが頑張って作ったものを盗むなんて許すまじ!死をもって償ってもらおう」とエキサイトする主人公。
とりあえず盗まれたデータには、七条のかけたプロテクトがあるから安心して
動物園はキャンセルして生物室の片付けをすることに。


そしてMVP1回戦の日。
学園に放たれたハムスターを捕まえるという項目なんだけども、いくらここが島とはいえ、ハムスター探しはキツイなぁと愚痴っていると

海野「どうせなら、50000匹ぐらい放してくれたらいいのに・・・」





それは恐い。




トノサマが捕まえてくれたらラクなのにな〜と主人公が言うと、それにノリノリで同意した海野。

海野「トノサマだって、猫だもんっ。ネズミだったら素早いから無理かもしれないけど・・・」
トノサマ「ぶにゃあっ!!」
海野「トノサマ、ネズミでもヘーキだって。だったら、ハムスターくらい、もっと簡単に捕まえられるよねっ」
トノサマ「ぶにゃにゃあっ!」
海野「トノサマ、すご〜いっ!!」
啓太「あの、海野先生。俺にもわかるように、話をしてもらえませんか・・・?」




啓太、主人公なのに置いてけぼり。



とにかく、トノサマならハムスターを見つけて捕まえられる、と思ってトノサマを放したところ
すごい勢いで走って行きました。
その素早い行動に感心していると、トノサマが捕まえてもトノサマと遭遇できなきゃ意味ないんじゃね?と気付いた2人。



ハムスター探しをするはずが、トノサマ探しへ。



タイムロスもいいとこです。


そこに偶然通りかかった王様&中嶋ペア。
自分達を見て、何だか妙に落ち着きがない王様を変に思う主人公。
「なんでハムスター探しなのに猫探ししてるんですかい?」と中嶋が尋ねると

海野「トノサマがハムスターをさがしてあげるって、言ってくれたんだ」
中嶋「はぁ・・・」
王様「猫が、ンなこと言うかよっ」



珍しく王様がツッコミ役に回っています。
逃げるように去っていく王様と中嶋の2人と別れたところで、王様の悲鳴が。
なんじゃなんじゃと行ってみると、頭にトノサマを乗せた王様の姿を発見。

啓太「・・・・・・・・・王様?」
トノサマ「ぶにゃあ・・・」
海野「丹羽・・・・・・くん?」
中嶋「はぁ・・・」
トノサマ「ぅにゃ〜ん、にゃ〜んっ」
海野「トノサマ、楽しそう・・・」
トノサマ「ぅにゃおぉぅっ・・・」
丹羽「・・・・・・」
中嶋「こいつは、それどころではないと思うが・・・」
啓太「はぁ・・・」



問いかけても反応しない王様を不思議に思っていると、
中嶋から王様は猫が苦手という情報をゲット。









しばらくの金銭的問題は解消されるね!(←情報を売る気か)



このことは内密に、と中嶋にクギを刺されて、王様たちとお別れ。
王様が猫が苦手だということに驚きつつも、
「今まで丹羽君に避けられてたのは嫌われてたわけじゃなかったんだ」と安心する海野。

トノサマ「ぐにゃ〜ん・・・」
海野「そうだねぇ。トノサマ」
啓太「あの、海野先生?トノサマなんて・・・」
海野「こんなに可愛い俺のことが苦手なんて、えっと・・・あいつも情けない奴だなって。これ、トノサマが言ってるんだからね」
啓太「は・・・ははっ・・・。そうですか・・・」
啓太(トノサマ・・・きびしい・・・)
海野「だけどホントだよね。トノサマって、こんなに可愛いのに」
啓太(・・・・・・ノーコメント・・・)




猫と対話する海野の不思議ちゃん思考に
主人公が見事に順応してます。
慣れって怖いですね。



その後、1回戦はサクッとクリアしました。



トノサマはハムスターを捕まえるどころか邪魔キャラでした。
このバカ猫めが!!!




2回戦のペアも頼もうと生物室に行って、海野にココアを入れてもらって談話。
海野が「西園寺くんがティーカップをくれた」とか「七条くんは紅茶を入れるのが上手」とか言うので
女王様たちは海野先生とよく会うのかなーと思う主人公。

啓太(あれっ?なんだろ。この感じ・・・ちょっと変な・・・なんだか胸の中がもやもやするみたいな・・・)







乳ガンだな。(←それはモヤモヤじゃなくてシコリ)




2回戦のことをOKもらって、ついでに盗まれたデータについて聞いてみると
どうやらまだ、どこからも未発表だと判明。
そっかぁまだデータを見られたわけじゃないんだなぁと安心していると



海野「パスワードはね、猫の名前なんだって」









言っちゃったーーー!!!




おっ前、盗聴とかされてたらどうすんだこのバカチンが!!と慌てる主人公に
相変わらずのほほんとして宥める海野。


啓太「海野先生らしい・・・ですね」








お前そこはもっと怒ってもいいところだぞ。




相手が先生だから遠慮してんのか。
遠慮すんなよ。もっとぶつかっていけよ。
メガネ割れとまでは言わないからさ。


そして何故か感極まった主人公は、海野に気持ちをぶつけてしまいました。

啓太「俺・・・海野先生のそういうところって、好き・・・ですよ」
海野「好き?」
啓太「俺・・・海野先生の海野先生らしいとこって、すごくいいって思います。俺・・・海野先生のこと、好きだし・・・」
海野「そうなの?」





微塵も伝わってくれません。


頑張れワカゾー。




2回戦の知力勝負は、ジャンル選択自由という特権を使って
生物関連のクイズを選択。
全て海野に解答してもらってクリア。
主人公、1問も答えてません。



その後は、「テストの採点があるからー」と海野が言うのでお別れ。
そろそろ終わったんじゃないかと、夕方頃に生物室を訪問してみると、電気もついてないしカーテンも引いてあり
おっかしいなーと思って海野を呼んでみるが返答ナシ。
すると奥から物音がして、何じゃ何じゃと思っていると、突然光を当てられて目が眩んでしまい、殴られて気絶してしまいました。
海野の声がして目を覚まし、そこで自分の手が後ろで縛られてることに気付きます。

??「チッ。まさかじゃまが入るとはな」

知らない男の声がして「誰やねん」と思っていると、その男と海野の会話で
そいつが『木田』という名前の生物教師だと判明。

啓太「木田ってまさか・・・」
木田「黙っていろと言っただろうがっ!!そんなことより、海野っ!早くパスワードを言うんだっ!」


なるほど、こいつがデータを盗んだ犯人か。

木田が殴ろうとするので、主人公は海野をかばいながら「パスワードは言ってはいけません!ダメ!絶対!(←違法ドラッグ扱いか)」と言っていると
主人公が殴られてしまって、さらに農薬に使われているような有害の薬までかけようとする木田。
「お前のせいで研究所から依頼が来なくて金が稼げんのじゃー!」と叫ぶ木田にボコられ、主人公は意識が朦朧に。

海野「やっ・・・あぁっ!!」
啓太「海野先生っ!!」
海野「くっ・・・うぁっ・・・」
啓太「このっ・・海野先生になにする気だっ!?」
木田「さぁな。ナニをしてやろうかねぇ・・・」


何故、敢えてカタカナ表記なんでしょうか。
しかもここで、木田が海野を机に押さえつけてるスチルになるんですが。
ねぇ、あの、木田の右手がさぁ・・・。お前、人を押さえつけるのに必要ない部分に触れてないか。
ってか明らかに脱がそうとするポジションですよ。


木田「どうだ?お前の恥ずかしいトコロを、可愛い教え子の前でさらしてみるか?」
海野「やっ・・・いやだぁっ!!」



・・・・・・





ヘイ、木田ティーチャージャストモウメントプリーズ。
普通は男相手に脅しをかける時って殴る蹴るの暴力行為だと思うんですよ。
あなたのとろうとしてる行動は、明らかに女性に対する暴力行為だと思うんですよ。
いくつもある選択肢の中から、わざわざそれをピックアップ、且つアクションってどういうことですか。
しょっぱなからエンジンふかしすぎじゃないですか。
もしかして最初から海野をそういう目で見てたんじゃないの。
海野タン萌え〜vvとか言ってたんじゃないの。
パスワードを聞き出す前に、そっちの方を詳しく知りたいぞ個人的に!



必死に抵抗して「パスワード言うもんかー!」と海野が押さえつけられてる机に
主人公が体当たりしてバランスを崩させ、海野を何とか救出。
怒り心頭の木田が、さっきの薬をぶち撒けるのも必死にかわしてはみたが、椅子で殴られそうになり
主人公大ピンチ!!ってとこで、海野がとうとうパスワードを言ってしまいました。

海野「パスワードは猫の名前ですっ!だから彼にはなにもしないでくださいっ!!」


それを聞いた木田が、これまたナイスタイミングで出てきたトノサマを捕まえて、
首輪についてるネームタグでトノサマの名前を確認して去っていきました。
迷惑をかけてゴメンと泣く海野を慰めつつ、トノサマに持ってきてもらったカッターナイフで手のロープを解き
泣き続ける海野に対して「俺のせいでパスワード言わせちゃって足手まといでスンマソン」と謝る主人公。

しばらくの間「ごめんなさい」「こちらこそごめんなさい」「いやでも僕が迷惑かけて・・・」「いやいやこっちが・・・」と
どっちが会計を支払うか揉めるオバちゃんみたいな問答をしつつ
とりあえずは、MVP戦の3回戦を頑張ろう!ということで終着。



そしてやってきたMVP3回戦目。
言わずもがな楽勝でクリア。
退学勧告も無事に取り消してもらえました。



その後しばらくして、海野に盗まれたデータのその後を聞いてみると
どうやら木田にはデータを見られずに済んだとのこと。
パスワード言っちゃったのにどうして?と主人公が疑問に思っていると

海野「んっとねぇ・・・パスワードなんだけど、たぶん木田先生は、正しいパスワードを入力できなかったと思うんだ」
啓太「えっ?」

はて?
だってパスワードである猫の名前がバレちゃってるのに、何言っちゃってるのかしら。
これだから不思議っ子キャラは困っちゃうよね。

海野「だってね、あの時木田先生には、パスワードが猫の名前だって僕は言ったよね」
啓太「そうですよ。俺だって、そう聞いて・・・あれっ・・・嘘だったんですかぁっ!?」
海野「嘘なんかじゃないよ。僕は、嘘なんかつかない。特に伊藤くんにはね」



別にノロケはいらねぇから早く真相を言わねぇとメガネ叩き割るぞこの萌え属性が!!(←落ち着け)



頭の中がハテナで埋まってる主人公に、海野が辺りを見回して耳打ち。

海野「あのね、あのデータのパスワードはね、僕の飼ってる猫じゃなくて・・・ネコノナマエっていう言葉が、データのパスワードだったんだよ」



あ〜・・・なるほどね。
それを知って、データが見られなくて良かったと大喜びする主人公。

海野「伊藤くん?」
啓太「海野先生。俺・・・」
海野「んっ・・・」


主人公、嬉しさのあまりに海野先生にキスしてしまいました。







主人公もエンジンふかしすぎです。



しかしこれで驚いてはいけない。
次の文章で私は衝撃的瞬間を目にします。



とにかく、何かよけいなことを考えてしまうよりも先に、海野先生は俺の背中に腕を回してくれていた。










ブルータス、お前もか。




いきなりの展開にちょっとは驚いてはいたが、順応早すぎないか。
これが、大人の風格ってやつですか・・・?(←違)


しかもその後、トノサマを部屋から追い出しました。







わざわざ鍵までかけて。





そしてトノサマはこの日を堺に人間への復讐を心に誓うのです。
そんな展開だったら続きを期待してたのに。

以上、海野レポでした。
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