篠宮 紘司〜しのみや こうじ〜


ベルリバティスクール弓道部の部長さん。
弓道の腕を買われてこの学園に入学したくらい、弓道の腕は大したものらしいです。
その腕で啓太のハートも狙い撃ちってわけですな!?




もう!このムッツリスケベ!(←謝れ)



しかも学園の寮の寮長さんも務めてるらしいです。
ってことは全部屋使用可能のマスターキーも持ってるってことです。
その鍵で夜中に啓太のベッドに潜り込むって魂胆ですな!?




もう!このムッツリスケベ!(←謝れ)



主人公の啓太がムッツリスケベ篠宮と出会うのは、転校初日のクラブ見学です。
弓道場に入った途端に、弓を引いてるスチルがあるんですが
本来なら狙いたいのは啓太のハートですが、矢なんぞ撃ち込んだら死んでしまうので
狙ってるのは間違いなく遠藤。(←殺る気マンマン)

啓太(へぇっ・・・。なんだか、カッコイイ・・・)


そういえば、王様との出会い頭でも、成瀬との出会いでも、「カッコイイ」とか言ってた気がするんだけど
啓太ってもしかして天性のホモ(属性:受け)なんじゃ・・・。

遠藤情報では、篠宮は去年の全国大会で2位を取得したらしい。
尊敬の眼差しを向けているそばから、篠宮はまた的のド真ん中に命中。

啓太「すごい・・・。的まであんなに離れているのに」
篠宮「射距離は28メートルだ。遠的なら、この倍になる」


いきなり射距離説明をされました。
人と会った時はまず挨拶から、と教えられて来なかったのか貴様。




篠宮「入部希望か?」
遠藤「篠宮さん。こいつは・・・」
篠宮「俺は、彼に聞いているんだ」



テメェには聞いてねぇんだよ黙ってろよオーラがモロに出てます。
怖いですよ篠宮さん。


弓道は面白そうだと聞いて、嬉しそうに微笑む篠宮。

啓太(篠宮さんって、笑うとけっこう優しそう。いい人・・・なのかな?)






まだ疑いの余地ありらしい。



意外と手厳しいな、伊藤啓太。




その日の夜、王様が歓迎会を開いてくれるということなので、王様の部屋へ行ってみると
歓迎会用の食べ物を買出しに行く係を決めるためのポーカーをしていたらしく、
それに加わることに。
勿論、中嶋&篠宮チームを選択。





篠宮、満面の笑み。




遠藤よりも成瀬よりも、一番感情に正直なのは実は篠宮かもしれない・・・。



中嶋「大船に乗った気でいろ、伊藤。俺がいるチームだ。負けはしない」
丹羽「自信過剰なんだよ、お前はっ」
中嶋「お前には言われたくないな」



ハイ、みなさーん。



こういうのを目くそ鼻くそを笑うって言うんですよー。
勉強になりましたねー。



篠宮「心配しなくていい。いつものじゃれ合いだ。この2人のは、静かな方だ」




どちらかというと、これを「じゃれ合い」と表現するあなたの頭が心配です。





翌日、文化部案内をされていると、美術部に行く途中で篠宮に遭遇。
「お前のテリトリーは弓道場だろ!」とか思ってると、どうやら美術部の部長と仲が宜しいらしい。
その友情は決して一方的に押し付けてるものじゃないよな?


転校してきて最初の日曜日。
日曜だけど誰かいるかなーと弓道場に行ってみると、ドアを開ければそこに篠宮。
何しとんじゃいワレーと言われたので、学内探検中じゃボケーお邪魔ですか?と返すと

篠宮「そんなことはない。弓道に興味があるなら、いつでも歓迎すると言っただろう?」




俺が興味あるのはお前さ・・・。(←何)




弓道場に来た時は神棚に礼をするものだ、と言われたので素直に従ってみました。
さらに弓道を始めたきっかけを聞くと、もともと父が弓道をやっていて道場に通っていたらしい。
興味で始めて、さらに上達する喜びを教えてくれた父に感謝していて、父のように多くの人に弓道の素晴らしさを知ってもらいたいらしい
ってお前それって弓道じゃなくて宗教に目覚めたきっかけなんじゃ・・・。


そんな話をしていると、王様が登場。
嵐のようにガーッと来て、嵐のようにガーッと去っていきました。


突然「矢を討ってみないか」と言われて、素直に受け入れてみました。
手取り足取り腰取りで教わりました。
教えてる時の篠宮さんの笑みはそういう意味の笑みか!?(←どういう意味だ)



2週間目に入って、食堂のキッチンでエプロン姿の篠宮発見。
どうやら美術部の部長である岩井が倒れたらしく、彼の為におかゆを作成中らしい。
本当に心配している篠宮のお手伝いをしていると、篠宮が随分と手際がいいのを見て啓太くんビックリー。

篠宮「俺は、炊事洗濯は得意な方だ」




・・・・・・



そー


れー


はー





炊事洗濯が苦手な
俺に対するあてつけかー!!!






おかゆを作り終わって、一緒に岩井の部屋へ行って
病状を労わるどころか叱咤し始めました。
病人には心のケアが一番大事なんだぞ・・・。


食堂に戻ってきて、篠宮には身体の弱い弟がいるという話を聞きました。
どうやら心臓が悪いらしく、その為に医者になって心臓外科の分野に進みたいらしい。
大変だねー。(←他人事)




さーて、初めて大浴場に入る日。
早めに入ることにすると、王様・篠宮・岩井が既に大浴場にいたんですが









篠宮あああぁぁぁあ!!!





おいコラ!ちょっとここ座れ!!
お前自分が何したのかちゃんと分かってんのか!
王様も岩井も、あまつさえ最後に来たはずの啓太までもが湯船に浸かってるんだから
お前も一緒に湯船に浸かってればいいだろうが!
何でわざわざカメラ(?)の真ん前を陣取ってシャンプーしとんじゃい!!
オフェンスか!?お前はオフェンスなのか!?個人プレーもいいとこだ!
しかもそんなに前衛に来たいんだったらもっと前に来て、バストアップ、もしくはウエストアップで映れ!
中途半端に後ろに下がって全体像を見せんでもいいじゃないか!
分かってんのか!?
お前の身を守るのはタオル1枚とシャンプーの泡だけだということを!
しかもシャンプーは頭上にしつこく留まってるから、結局タオル1枚がお前の命綱だぞ!
ギリギリなんだぞ!ギリギリチョップなんだぞ!?
生ぬるい温泉はまだちょっとでいいってか!?ナメんな!!(←とりあえず落ち着け)



風呂の順番とか、岩井の健康のこととか、王様が柔道同好会とやり合ったとか
いろんなトークが風呂場を飛び交ってましたが、


篠宮のギリギリ加減が気になってそれどころじゃない。







そして篠宮シャンプー長すぎ。






しばらくして、副理事の久我沼に呼び出されて退学勧告を受けてしまいました。
ショックを隠しきれないまま篠宮に相談。
とりあえず隣にいる岩井にも声をかけろ。


とりあえず落ち着かせてもらって、これからどうするかを迷っていると
他の人がわらわら集まってきました。
啓太の事情を聞いて、王様と七条が理事長室に殴り込みに行ってしまい、
その2人の心配をしていると篠宮に「自分の判断を信じろ」と言われました。

啓太「でも、俺・・・。俺はそんなに、自信がないから・・・」
篠宮「それは誰でも同じだ」
啓太「誰でもって・・・篠宮さんもですか?」
篠宮「ああ。・・・俺にだって、迷いはあるさ」



そうだよな。

特に今後は男色に迷い込むことになるもんな。



篠宮「このあいだ一緒に卓人(←岩井のこと)を見舞ってくれただろう。そういう優しさは伊藤のいいところだな」




それは下心の賜物です。




翌日、憂鬱な気分で登校しようとすると寮のロビーで篠宮に遭遇。
突然頭を撫でられて、その優しさに思わずええいああキミからもらい泣きの啓太くん。
篠宮はそんな様子を慌てることなく、啓太を落ち着かせて、さらに啓太の手を握って一緒に登校・・・なんですが







篠宮、顔ごっつい険しいねん。





篠宮待って!篠宮、顔おかしいよ!
それ学校行く顔じゃないよ!
それは仇討ちに行く時の顔だよ!!
ほら、啓太も横でビックリしてるじゃん!!

啓太(嘘だろ?篠宮さんが俺と手をつないで・・・)



驚くポイントが間違ってるぞ啓太!!



手を繋いでることに驚くんじゃなくて篠宮の顔の険しさに驚け!!


啓太(なんだか、安心する・・・)






見ているコッチはスリルショックサスペンスですよ。




そのまま登校してると、篠宮に「学校を辞めるな」と言われました。
ええー、そんな事言われてもー。

篠宮「お前がいなくなると、俺も寂しい・・・」




おおっとー、この雰囲気ならこのまま告白突入かーー!?とか思ってたら 突然現れた滝にブチ壊されました。

滝「寮長さんと、仲良かってんなぁ」


まぁな。

これからもっと仲良くなる予定だぜ。




教室で遠藤に「理事長にメール送ってみやしゃんせ」とアドバイスを受けたので
早速送ろうと、中庭でメールを書いてると副理事が出現。


副理事がもう言いたい放題にイチャモンをつけてくるので
「どうせ退学ならアンタを殺してアタイも死んでやるー!」と殴りかかろうとしたところを
間一髪で篠宮に止められてしまいました。

優秀な篠宮くんに比べてコイツはもうダメダメちゃんで困っちゃうわー、と言う副理事に

篠宮「彼は俺の、大切な友人です。その彼が、どうかしましたか?」
久我沼「なにっ?」
篠宮「彼は俺の、大切な友人です」



え?友人?うっそだー、だってお前ら・・・あれ?ちょっと待てよ。

友人



お友達



おホモだち







なら良し!!(←何が)





副理事が去っていってから

啓太「誰にどんな嫌味を言われたって、俺は絶対くじけたりしませんから」






さっきヤケッパチで殴りかかろうと

した奴のセリフじゃないぞ。








その次の日、理事長から全校集会でMVP戦をすることを表明。
2人1組で出場して優勝した奴には1つだけ何でも言うこと聞いてやるぜよ、と
何とも魅力的な言葉に、早速篠宮さんをペアに誘ってみる。

まぁ他の奴らだってこっちが誘えば一発オーケーだったんだから、
篠宮だってチョロイもんよハハハハハ、とか思ってたら返事を渋られた。




前代未聞の事態にショックを隠しきれない啓太。
こりゃもしものことを考えて、他の誰かを探すべきかと唸っていると
篠宮さんに「次の日の日曜に、話したいことがあるから付き合え」と誘われました。


翌日、篠宮さんが部屋まで迎えに来てくれて出発。
こうやって一緒に出かけるイベントでは、他の人はみんなそれぞれ私服を披露してくれるんですが
篠宮さんは制服のままでした。
もしや私服も買えないくらいの生活苦・・・?

篠宮さんに連れて行って貰ったのは神社でした。

篠宮「・・・俺は、ここが好きなんだ」




ははぁ・・・






神社フェチですか。(←フェチ?)





篠宮「俺の実家は神社なんだよ」






早い話が

ホームシックということですか。


意外とおセンチなんですね、篠宮さん。



本題は、篠宮さんの弟の容態が悪くなったからMVP戦で勝った暁には
弟の手術のことを頼みたいんだ、とカミングアウトされました。
「俺はお前の退学取り消しは願わないぜ」と言う篠宮さんに「それでもいいから一緒に組んでおくんなましー」と啓太。
そんな啓太の気持ちにズキュンドキュンな篠宮さん。
結局一緒に組んでMVP戦参加することに。



1回戦目は特に何事もなくクリア。
2回戦目のパートナーも頼もうと弓道場へ。

篠宮「お前が退学になるならば、俺もこの学園をいっしょに辞めようと思っている」



誰かコイツの思考回路を止めてーー!!


もうお前が啓太のこと大切なのは分かったから、とりあえず落ち着け!
離れるのがイヤという理由で高校中退の烙印を一生背負う気か貴様!



啓太「俺はあなたが学園を辞めても、ちっともうれしくなんかありませんっ」



主人公、日本人独特の遠回しの拒否を披露。
意訳すると「ちょーウゼェ」ということでしょう。



そんなやりとりをしてたら、篠宮さん今度は土下座し始めました。








関東土下座組!?(←知っている人にしか分からない)




なんでそこまで弟の為にしてくれるんだー、と篠宮さんに聞かれて
あなたが好きだからさー、と言ってから自分の気持ちに気付いた啓太くん。



・・・普通、逆じゃないの・・・?
言ってから気付くなよ。





キャー告っちゃったーー!とドキドキしてる啓太をよそに
恋愛の好きだと気付いてない篠宮。



そんでもって、2回戦目もさっさとクリア。
最終戦を前に、弓道場で部活見学をしている啓太。
部活が終わった後、啓太に学園を去ってほしくないと言い始める篠宮さん。

篠宮「俺はお前のことを、2度と得ることのできない・・・かけがえのないホモ友だと思っているから」


そんな篠宮に「離れたって友達ですぜ」と返す啓太。
なのにウジウジと「離れたくないよー離れたくないよー」と言う篠宮に、啓太ブチ切れ。
あーもーチックショー、このまま恋愛の意味の好きだってことを言ってやるー!!と決意した途端に


篠宮「・・・・・・・・・俺は、お前が好き・・・なんだ」


先を越されました。
なんてこった、ガッデムシット!!と負けじと告白返し。

でも「お前は好きだけど弟を第一に考えてしまう俺を許してくれー」と篠宮さんが言うのを
まぁまぁそれはいいから、とりあえず俺のお願いを聞け、と宥める啓太。

啓太「もう1度・・・・・・・・・キスを・・・」










1度目はいつだ。





啓太、お前「もう1度」って言ったよな?確かに言ったよな?
ってことは既に1度しちゃったってことだよな?いつだ!
知らんぞ!うちは知らんぞ!1度目のシーンを見てないぞ!いつしたんだ貴様!


そんなことをやってるうちに、床に押し倒されました。


えーちょっと待ってお前弓道場を神聖な場所とか言ってなかったか!?
その神聖な場所でいたしちゃうのかよ!
侮辱もいいとこだよ!!このバチ当たりどもが!



最終戦の日、またしても険しい顔で手をつないで一緒に登校。
イヤなら無理するなよ、篠宮。



最終戦は運試しなので、これは啓太がラクラククリア。
理事長室に行って、俺の退学はどうでもいいから篠宮さんの弟を助けてくんろーと言う啓太。



理事長「美しい友情だ」




友情なんてあの日の弓道場を境に消失しましたがね。(←遠い目)



すると突然、「やっぱりダメだー!お前は残れー!」と言い出す篠宮さん。
お前またそれかよ!いい加減その発作なんとかならんのか!(←発作?)
どっちもどっちで譲り合おうとするので、もうこうなったらデスマッチでもやれよ、と思ったら
理事長が「篠宮の願いは、篠宮の出世払いでいいよ」とか言っちゃうもんだから2人大喜び。


エンディングで、篠宮の弟さんから手紙が来るんですが
まぁその内容が「兄貴はいい人なんだけどウザイんだよねー、いやいい人なんだけどさー」という意味でした。
とにかく何でもやってくれちゃうから気をつけろよ、と。



なんかすごいメチャクチャに書いたけど、実は2番目に好きキャラだったりするんですよ、篠宮。
1番は和樹です。




以上、篠宮レポでした。
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