才谷 梅太郎〜さいたに うめたろう〜



正体は坂本竜馬。(←冒頭でバラすなよ)

全くの初期プレイの時は攻略不可能でしたが、何人か攻略するうちに攻略可能に。
いわゆる隠しキャラみたいなもんでしょうか。
まぁパッケージの裏面にメインキャラと共に名前が出てる時点でバレバレですが。

バリバリの土佐弁で、超絶自信家。
喋ってるところどころにカタコト英語を挟むあたり片桐さん(ときメモ)を彷彿とさせます。


声優は櫻井孝宏さん。
同じく新撰組をベースとしたアクションゲームの新撰組群狼伝の坂本竜馬役もやってます。
お前どんだけ坂本竜馬に固執してるんだ。

学園ヘブンの遠藤和希役もやってるんです。
こりゃもう名前だけじゃなくて年齢も詐称してますね。

それとBLEACHの吉良イヅル役とか金色のガッシュベル!!の高嶺清麿役もやっているようで。
しかしヒカルの碁の岸本と本田もやってたなんてなぁ・・・。
それを知っていたらもう少しあいつらに愛が持てたかもしれない。いや無理だな。





第一章は出現すらしてくれませんでした。


第二章に入って、近藤と同じく新撰組局長である芹沢鴨が、生糸商である大和屋を焼き討ちするという事態が。
芹沢曰く、「尊攘激派に賃金送ったから罰した」ということらしいです。
しかしこの1件で新撰組の評判はガタ落ち。
他にも島原遊郭の揚屋、角屋に一方的な営業停止を勧告したりして、さらに評判ガタ落ち。
そんなこんなで「こりゃもう殺すしかねぇ」と結論を出した近藤と土方。


文久三年の九月。
芹沢の右腕だった新見が切腹・・・というのは表向きで、新撰組によるもので
さらに芹沢を殺す為に、酒を飲ませてやろうということで突発的に宴会を開くことに。


宴会の日、土方の笑顔に怯えながら主人公なりに楽しんでいると

謎の男「おお〜!宴たけなわじゃ!」


序章で1度だけ会った謎の男が乱入してきました。
誰じゃ誰じゃと言われて「才谷梅太郎でっす☆」と自己紹介。
さらに芹沢をヨイショして、酌までする始末。な、何て社会の波に乗るのがうまいんだ・・・その腕前を分けて欲しい。

土方「あんた・・・いったい何者だ?」
才谷「さっきも言いよったぜ。わしは才谷梅太郎ぜよ」
土方「・・・・・・」
才谷「それより、おんし・・・」
土方「なんだ・・・?」
才谷「おんし・・・仕舞いの酒くらい気持ちよぉ飲ませたらんといかんぜよ」
土方「・・・・・・!」



土方さん「何でコイツ知ってんだ気持ち悪っ!!」という顔です。
才谷が主人公に気付いて、「才谷さん」と呼ぶ主人公に「梅さんと呼べ」と言って来ました。

才谷「げに、わしのことはどう思っちゅう?」


あ〜・・・この質問で、今までずっと不審人物って答えてたんだよな。
だって不審人物以外の何者でもない。



才谷「これから、もっとわしをよお知っとおせ。めろめろに惚れさせちゃるき!」




いやぁもうメロメロどころかベロンベロンですよ。(←それは酔っ払い)



時間が過ぎて、ほとんどの人が酔い潰れた頃
酔った芹沢が帰るのを見て主人公が「自分も帰ろうかなー」と思っていると
土方・山南・沖田・原田までもが後を追うように帰るのを目撃。
はて、酔い潰れてたはずなのに?と不思議に思ってついて行こうと思ったら、才谷に止められました。

才谷「大人の話じゃき・・・子供にゃまだ早いぜよ」
犬山「ま、まさか・・・!」
才谷「勘のいいおなごやき・・・」








もしや・・・






デュエル!!?(←有り得ない)





どうしよう、土方さんが
「俺のターン、ドロー!!」とか言ってたら・・・!(←言いません)


沖田までもが「マジックカード発動!!」とか言ってたら・・・






超強そう。





結局ついて行ったところで、見張りを頼まれて、土方たち4人が芹沢を暗殺しました。



第三章は特に絡みがなく、第四章は出現すらしてくれないので省略。



第五章になって、休み時間に甘いものを食べようと町に出ると、女の人の助けを呼ぶ声が。

浪士「な〜に、お高く止まってんだ。いい思いさせてやるって言ってるじゃねぇかよぉ」
浪士「さぁっ、こっち来いよ!」



うわぁ、典型的やられ役のセリフだ・・・。


すかさず助けに入る主人公。
女の人を逃がして、速やかに1人を倒して、さぁもう1人!ってところで

才谷「おぉっ!奇遇じゃのう!」


突然現れた才谷を見て、主人公が「うわぁ何か来た!」とビックリ。

才谷「こんなトコで会えるとは驚きじゃ。何しちょったぜよ?」
犬山「何してたって・・・あの、見て分かりませんでした?」
才谷「何のコトぜよ?」


テメェの目は節穴か、という遠まわしの嫌味も通じず
才谷と会話していると、いきなり無視をされた浪士がプッツンきてしまい
才谷のことを「田舎侍」呼ばわりすると、途端に才谷が銃を構えて目つきも鋭く声のトーンも低くして、浪士を脅し始めました。
その豹変ぶりに浪士が怯えて去って行ってしまい、助けてもらったことに礼を言う主人公。

才谷「本気でおまんが欲しくなっちゅう。今日からおまんは、わしの女じゃ!」



そんな突拍子の無いセリフに、脳内でエマージェンシー信号が発令した主人公。
その場は走り去って、何とか難を逃れました。
しかしその夜、主人公が寝ているところに戸を開けて入ってくるだけじゃなく主人公の上にかぶさる才谷。

才谷「今度は逃がしやーせん」


うわぁ夜這いしに来たよ才谷さん!
心が手に入らないなら体を手に入れようって魂胆か貴様!!


才谷「わしに一目惚れしなかった女はおまんが初めてぜよ。何が何でもわしのもんにしてみたくなっちゅう」
犬山「え、え、えっ!?」


主人公、パニくってパニくって、才谷を突き飛ばして、「いきなり押し倒すのはナシです!」と説教。
どうせなら土方さんの所に連行してしまえ。


才谷「ゆっくり口説いちゃるき、楽しみにしていやー」



うーん、その口説き文句は永倉のアニキとかぶってるのでアウト。


犬山「あの・・・そろそろ休みたいので、出てってもらえます?」
才谷「ほんなら、わしが添い寝しちゃる」
犬山「却下です。ほら、帰ってください」



主人公にとって部屋に入ってきた犬を追い出す如き扱いです。



その後、伊東甲子太郎とゆかいな仲間たちが入隊。
伊東の町案内ということで、山南、藤堂、主人公が同行することに。
山南と伊東で、日本の情勢について語り合っているところに才谷が乱入。

山南「彼は少し風変わりなところもあるが、とてもできた人物です」


褒めてるように聞こえますが、これは

「いい奴なんだけどぶっちゃけ変な奴

っていう山南流の毒なんだぜ!!



そして、才谷に向かって「神出鬼没ですねー」と言う主人公。

才谷「男は行動力で勝負やか」
犬山「ワケわかんないです」


才谷のアピール、全く届かず。


そんな風に話してると、伊東さんの問題発言。

伊東「もしかして、犬山くんは才谷さんと・・・」
犬山「ちっ、違いますっ。なんでもないんですってば!」





主人公、絶対的な拒否。




第六章に入ると、山南の開いてる塾の教え子である小六という少年が斬られるという事件が発覚。
「事件は会議室で起きてるんじゃない!道端で起きてるんだ!」と真実を知った山南が
小六を斬った犯人である土佐藩士に決闘を申し込みました。
帰る途中の山南の前に立ちはだかった才谷。
コトの全てを知っている才谷は、山南を助けたいと言って、決闘の立会人として見届けて土佐藩の方にも話はつけておくよ、と伝えて2人はお別れ。

決闘の日、主人公は沖田と一緒に山南の決闘を見学に行って、あっさりと勝負がついたのを見届けて屯所に帰ってきましたが
その次の日に山南が切腹してしまいました。
悲しみに暮れながら、特に目的もなく町を歩いていると、才谷と遭遇。

才谷「山南さんも罪作りぜよ。こがぁに可愛い女の子を泣かせよって・・・」
犬山「梅さん・・・それ、ちょっと違う・・・」



以外とツッコむ余裕はあるようです。




で、第七章に入って、松本良順が新撰組屯所を訪問。
この松本良順という男が有名な医者ということで、新撰組隊士全員の健康診断を行うことに。
主人公は最初、山崎と共にお手伝いをして、大体終わったなーと思った頃に才谷が突然の乱入。
「名医に診てもらうなんて滅多にないチャンスじゃー」とウキウキする才谷を見て
松本も呆れながら「診て欲しいなら着物を脱いで下帯だけになれ」と言うと
突然画面暗転。


んぁ?何事?


犬山「梅さんっ!人に着物を投げないでくださいっ!」
才谷「はっはっはっ」
松本「誰が全部脱げと言った!」
才谷「気にしちゃ負けぜよ!はっはっはっ!」



あー、なるほどね。
才谷が全部脱いじゃったから暗転ね。
R指定になっちゃうもんね。



健康診断が無事終了して、松本の帰り際。

松本「ちょいと聞いてみようかと思ったんだが・・・その・・・男の隊士に変なことされたりしてねぇか?」



隊士にはされてないけど
日本語のおかしい外ハネヘアーの男には、しょっちゅうセクハラされてますが。




さて、第九章に入って、出会い頭にていきなり「口を開けろ」と言う才谷。
当然「どうして?」と尋ねる主人公。

才谷「当ててみぃや」








何だそのミニクイズ形式は。




甘いものですかー?と聞くと、当たりでした。
それを聞いて喜んだ主人公の口に、その甘いものとやらを入れた才谷。
ほんとに甘くてとても喜ぶ主人公は「これ何ですか?」と聞くと

才谷「『ちょくらあと』じゃ」



ちょく・・・ちょ・・・あーチョコレートかぁ!!
そりゃ甘いものだね!いいね主人公!!
主人公に気に入ってもらったことを喜ぶ才谷。

才谷「なら、ほれ。ここに、ちゅっと・・・」


そう言って頬を差し出す才谷。

犬山「そんなコト言ってるともう遊んであげませんよ?」
才谷「なんと!わしとのコトはすべて遊びだったっちゅうんなが!?」
犬山「いいんですか?ホントにもう相手しませんよ」




才谷の扱い上手くなったな主人公・・・。





扱いというかあしらいか。




慶応二年師走五日。
一橋慶喜が十五代将軍に就任。

同月二十七日。
孝明天皇、死去。

同月二十九日。
大喪の令が発令。
大喪の令というのは「孝明天皇を悼んで、みんな喪に服せ」ということらしいです。

その頃、土方に「伊東の動向を探れ」と言われた斉藤が伊東とトーキングしてると、永倉が登場。
斉藤、伊東、篠原を誘い出してどこかに行こうとしてるのを見て、ストーキングする主人公。
隠れてたつもりが永倉にバレて、強制連行されて参加したわけだけども、
その場の話し合いのテーマが伊東一派が新撰組脱退するか否かでした。
あまりに重いテーマで主人公がオタオタしていたら、何故か才谷まで登場。
永倉が「隊を離脱したら才谷を頼れ」と言うが、伊東はキョトン顔。

才谷「おお、任せとけ。ゆあうぇるかむぜよ」
伊東「どういう意味ですか?」
才谷「歓迎するっちゅう意味じゃ」
伊東「あの・・・そうではなくて




多分伊東は内心
テメェ俺が攘夷派と知っての狼藉かとハラワタ煮えくり返ってますね。



そして何故か主人公には隠すように、伊東と篠原に耳打ちをする才谷。
才谷の言ったことを聞いて驚き喜ぶ伊東&篠原。
主人公にはワケも分からずキョトンとしてると、才谷は一旦退場。
しばらくして才谷が「親友を連れてきた」と石川誠之助という男と共に再来。



伊東「あ・・・!き、きみは・・・」
石川「しっ・・・今日の俺はあくまで石川誠之助ですよ」



あー・・・違うなぁ。
どうせなら今日の俺は一味違うぜ☆くらいのヒネリが欲しかった。(←ヒネってどうする)
とりあえず、謎な男石川。


そんで調子に乗っちゃった彼らは、大喪の令が出てるのにも関わらず宴会を始めちゃいました。
一人で「切腹が、切腹が〜!」と慌てる主人公。

才谷「ええ酒が飲めたら切腹も本望ぜよ」







こっちは死んでも死にきれんぜよ。










ナメたらいかんぜよ!!(←古)






飲めないのでヤケ食いをしていると、「知らなくていいことばっかり話しててメンゴメンゴ」と
主人公のために才谷がおしるこを注文しに行ってくれました。
その隙に石川がやってきて、主人公をナンパ。

石川「ああ。もしかしてきみが・・・才谷さんの恋人かな?」
犬山「ええっ!?」
石川「きみは話に加わってなかったからそう思ってたんだけど・・・。それに・・・きみみたいなはちきん(おてんばの意)の話を聞いたことがあるからさ」
犬山「はちきん・・・」
才谷「石川、何を話しちゅうぜよ!?」
石川「いやいや、何も?それじゃお邪魔したね。ははははは!」



石川がなかなかいいキャラだとか、それ以前に
石川に「才谷の恋人?」て聞かれて否定しなかったよ主人公!
認めた!?認めちゃった!?
むしろもっと言ってってか!?




第十章にて、結局伊東一派が離脱することを近藤が了承したと聞いて
なんだか落ち着かなくてため息をついているところに、才谷が登場。
「悩みを言ってみろ」と言われて、最初は「内輪のことだから言えない」と渋ってはみたものの、やはり相談してみることに。

才谷「放っちょいたらいいんじゃ」
犬山「でも・・・」
才谷「どうしても気分が滅入るならわしのような美男子のことを考えやー。ちっとは気分がようなる」






その理論は山崎とかぶってるのでアウトです。











才谷さん、今の時点で既にツーアウトです。






後日、町を歩いていると誰かを必死に探している見廻組の声が聞こえてきました。
「今は仕事中じゃないから関係ないや」とのほほんとしていたら才谷の姿を発見。

犬山「梅さんに、お団子ねだっちゃおうかな?」



主人公の中で才谷の扱いが




型破りな人 → ミツグ君




になった瞬間です。


とりあえず才谷を呼んでみたが、無視されました。
きっと何かを感じ取ったんじゃないかと。
しかしその行為にムカッときた主人公。

犬山「こうなったら意地よっ!もう、何が何でも梅さんにお団子おごってもらうんだから!」



ええええ、何でそんな怒るんですか、まだ1回失敗しただけじゃないですか!
もしかしたら聞こえなかっただけかもしれないじゃないですか。
たった1回のトライで諦めんなよ!!


追いかけて追いかけて追いかけて雪国探してると、突然誰かに口をふさがれて
どこかの部屋に引きずり込まれました。
その犯人は才谷であったわけで。
富良野にも春は来たわけで。(←いいから)

どうやら見廻組に追われていたのが才谷であったが
才谷曰く「人間違い」らしいです。
ところでここはどこですねん?と聞くと

才谷「出会い茶屋やか」

出会い茶屋というのは、まぁ今で言うラブホテルみたいなものですよ。
何でそんなとこにー!とオタオタする主人公だが
突然、主人公の出身地や新撰組に入る経緯について聞き始める才谷。
その後、才谷の出身である土佐の話をしてくれて「海がキレイ」とか「船はいい」とか語ってくれました。
ついでに才谷の持っていた六連発の最新型の銃も見せてもらい、一体どうやってこんな最新型のを手に入れたんだろうと不思議に思う主人公。

そういえば「坂本竜馬が同じの持ってたなぁ」と思い出した主人公は
もしかして梅さんが坂本竜馬!?そんなまさか!いやいやだって・・・ううん、そんなことない!と
脳内一人相撲を始めました。
突然黙ってしまった主人公を変に思った才谷。

才谷「出会い茶屋で男と女が二人きり・・・」



あ、なんかよからぬことを考えてる。


才谷「やっぱな〜んもせんちゅうのは、気がひけるっちゅうコトかのう!」
犬山「えぇぇっ!?」
才谷「それならそうとゆうてくれれば、ええんじゃ・・・ほれほれ」
犬山「ちっ、ちっ、違います〜っ!!」

バキッ(←右ストレート)




いやぁお約束だなぁ。
っていうか、この時のスチルがとてもナイスです。



それはともかく、才谷が本当に坂本竜馬ならば、新撰組隊士である主人公は坂本を捕まえなければならない立場だが、それはしたくないと葛藤していると
「もしかしたら自分にそんな葛藤させないために、今まで正体を明かさなかったのか」と気付いた主人公。

才谷「わしとは結ばれん運命にある女かもしれんのぅ・・・」


なかなか重いセリフですな才谷さん・・・。
まるでロミオとジュリエットじゃないですか。
才谷がロミオで、ジュリエットが主人公。
で、2人の乗った豪華客船が氷山にぶつかって沈むんでしたっけ?(←それはタイタニック)



第十一章に入って、新撰組が幕臣に取り立てられることに。
このことを、自分を捨てた父や母に言ってやりたい!と思う主人公。
そこで才谷がやって来て、船に乗せるという約束を果たしに来たと言い出しました。
有無を言わさず連れて行かれたものの、初めて船に乗って海を走った主人公は感動。
すると才谷が自分の理想を語りだし、その理想を聞いて『才谷梅太郎=坂本竜馬』だと確信しました。
才谷もとうとう正体をバラして、「一緒に朝廷も幕府もない平等の日本を作ろう!」と言われたが
照姫様や新撰組への恩を仇で返すわけにはいかない、と主人公は断ってしまいました。

才谷「ほんなら、このまま船を沖に向けて走らせるぜよ。わしは、おまんをさらってでも連れて行きたいからのぅ」
犬山「それなら・・・!」
才谷「ん〜?」
犬山「それなら、私はこの場で切腹します」


主人公のこの発言に、坂本は「想定の範囲内です」と。(←ホリえもん!?)
どうやら失恋は覚悟していたらしいです。
しかし、「この先も日本は荒れるけど2人とも生き延びたら・・・」と言い出して

才谷「そん時にゃ問答無用でかっさらいに行くぜよ」




くぅ〜!シビレル!!




その言葉に主人公もOKを出して、キスしてお別れしてしまいました。




第十二章にて、見廻組がよからぬ企てをしてると情報を得た山崎が近藤に報告すると
才谷の身が危ないと案じた近藤が隊士を集めて「才谷への手出し禁止令」を出しました。
その後、主人公・山崎・原田・大石が土方の部屋へ呼ばれ、
大石は見廻組の動向を探ること、あと3人は才谷の安否確認を命じられました。

同じ頃、高台寺月真院にて、新撰組を抜けて御陵衛士となった伊東甲子太郎一派と藤堂のところに
薩摩藩の大久保から手紙が来て、その内容が『新撰組が坂本竜馬暗殺を企ててる』とのこと。
動揺しつつも、確認の為に藤堂・服部・篠原で才谷の安否確認へ行くことに。

そしてさらに同じ頃、見廻組の方では、匿名の情報で「坂本竜馬が河原町の近江屋にいる」との情報を掴んで
まさに坂本竜馬殺しに出発するところでした。


一方、当の本人である才谷は、石川誠之助と今後の幕府の扱いについて討論していました。
「何事も荒っぽい手段ではダメ」という才谷。
「改革には一度根こそぎぶち壊す必要がある」と石川。
そんな熱い討論をしていると、1階から男の叫び声がして、場面展開。なんじゃそら!



主人公たちが近江屋に到着して、変な静けさに心配すぎてたまらなくなった主人公が単独で近江屋の中に。
1階で才谷の付き人が虫の息になってるのを発見。

才谷の付き人「さ・・・坂本先生を・・・たすけ・・・二階に・・・」


それだけ言って死んでしまった付き人さん。
主人公は急いで二階へ行って才谷のいる部屋を探していると、見廻組の声が。
すぐさま駆けつけて、既に負傷している才谷たちを守りつつ戦うものの
やはり人を守りながらじゃ戦えず、立場的に不利になってしまいました。
すると誰かが加勢にきてくれたヒーローが出現!!
原田か?山崎か?それとも土方さんの生き霊!?(←それは怖い)

大石「やぁ、危なかったねぇ」




お前かよ!!




お前、見廻組の動向を探るように言われてたくせに何しとんじゃい!サボってんなよ!


すると傷を負った才谷と石川も加勢に入って、一気に形勢逆転。

大石「このコトは口外したりしないでおいてあげるからさ・・・もう消えたら?」


うわぁ軽い口調の中に凄みが・・・!!
やはり自分たちの分が悪いことに気付いた見回組は退却していきました。
才谷たちも負傷したものの大丈夫らしく、ホッと安心していると

大石「ああ、そうだ才谷さん・・・」
才谷「うん?」

ズバッ

・・・バタ









殿中でござる!
殿中でござるぅぅ〜〜!!





ちょ、え、大石・・・ええええええええ!!?



才谷「ぐ・・・ぐぶっ・・・」
大石「才谷さん・・・いや、坂本さん。俺はあんたが大嫌いでねぇ・・・」
才谷「う・・・ぐぉ・・・」
大石「免許皆伝まで受けたのは何のため?短銃まで持ってるのは何のため?」







何のため?と聞かれたら
答えてあげるが世の情け!
世界の破壊を防ぐため
世界の平和を守るため
愛と真実の悪を貫く
ラブリーチャーミ
(←もういいから)










ホワイトホール白いあし(←もういいから)





大石「全部人を傷つけるためだよねぇ。なのに口をついて出てくる言葉は平和、平和、平和。ホント、むかつくよねぇ」



目の前の光景に主人公が呆然としていると、石川が大石に斬りかかるが、逆に斬られてしまいました。
石川が倒れて、大石が「アンタ中岡慎太郎でしょ?」と。
坂本竜馬同様、結構な大物らしいです。

大石「ふふん、ふん、ふん♪」

鼻歌交じりで中岡を何度も斬りつける大石。
とても惨いです。

大石「いやぁ、楽しいなぁ。もう少しで大願叶うかもってところで迎える死・・・人生の頂点で迎える突然の死・・・いやぁ、美しいねぇ」


もう自分の見ているものが信じられなくなっている主人公を見て、
「自分の立場のために口封じ」と、主人公まで殺そうとする大石。
うおおおいマジですか、まぁ坂本竜馬は史実でも暗殺されて終わってるんだから、
結局才谷のストーリーも死別エンドなんかなぁ、とか思った瞬間

男の声「新撰組・・・仲間割れか?」
大石「・・・・・・!」


なんと薩摩藩の中村半次郎が登場。
あれ?うちは才谷ストーリーだと思ってたんだけど才谷は実は前フリで、
これって中村に助けられて中村と恋が芽生えるストーリーだったのかしら!?


お互いに剣を構えて・・・


ズバッ



ドサッ








1回でケリが着いちゃった!!


早いよ!




中村「愚かな・・・我が初太刀を受けるとは」
大石「あぁ・・・目の前が暗くなって・・・。俺・・・もうすぐ死ぬんだねぇ」
中村「・・・・・・」
大石「戦って死ぬ・・・最高だね・・・」




無駄なしぶとさを発揮しつつ大石死亡。
我に返った主人公が才谷のもとにすがり付いて、才谷に呼びかけていると
中村が「坂本竜馬を殺したのは新撰組だからお前も連帯責任」と主人公を斬ろうと構えました。
すると才谷がちょっと待ったコール!
「主人公だけは助けてやってくれ」とだけ言って意識を失ってしまいました。
それを聞いた中村が「薩摩藩は坂本竜馬に恩があるから」と言って
主人公を気絶させて、そのうちに才谷と石川の死体を持って逃亡。


ど、どうしよう・・・






才谷が仮面ライダーになって帰ってくる・・・!!(←改造はしません)



その後、戊辰戦争にて新政府軍と戦う新撰組。

犬山「あなたたちなんかが、私の命を奪えると思ってるの?誰に助けてもらった命だと思ってるのよ・・・」







知らねぇよ!!(新政府軍心の叫び)




結局敗戦したが、なんとか生き延びた主人公。


エンディングにて、再び京都に戻ってきた主人公。
もう主人公以外は死んでしまったか消息不明になってしまって、
京都の町を歩きながら才谷のことを想って泣いていると

男の声「おまんに涙は似合わんぜよ」




あ、あなたは・・・!!










仮面ライダー!!(←改造されてません)





梅さんでした。
我らが梅さんが生きてました。
どうやらあの後、薩摩に幽閉されてたらしいです。
改造されてたわけじゃないそうです。(←いいから)
武力倒幕するのに才谷は邪魔だから幽閉していたらしいけども、隙を見て逃げてきたらしい。

才谷「約束通り、今度こそおまんをさらいに来ちゅう」


そう言ってお姫様だっこされました。
まぁこれだけなら別にいいんですけど、このうえ更に

「重いですから下ろしてくださいよ〜!」
「何言ってんだよ、軽すぎるぜ、ちゃんと飯食ってんのか?」

な〜んて会話が繰り広げられた日にゃぁ



テレビ画面割ってますね。


いろんな衝撃が走りすぎる。




とにかく、ちゃんとハッピーエンドになりました。
良かった〜、隠れキャラのくせに死別エンドとかだったらどうしようかと思った。



以上、才谷レポでした。




もどる